Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2007265956A - 燃料電池の加湿状態判定装置 - Google Patents

燃料電池の加湿状態判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007265956A
JP2007265956A JP2006218151A JP2006218151A JP2007265956A JP 2007265956 A JP2007265956 A JP 2007265956A JP 2006218151 A JP2006218151 A JP 2006218151A JP 2006218151 A JP2006218151 A JP 2006218151A JP 2007265956 A JP2007265956 A JP 2007265956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
voltage
humidification
fuel cell
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006218151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4973060B2 (ja
Inventor
Susumu Maejima
晋 前嶋
Hisashi Aoyama
尚志 青山
Yuki Ogawa
祐輝 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006218151A priority Critical patent/JP4973060B2/ja
Priority to CA2657802A priority patent/CA2657802C/en
Priority to PCT/IB2007/002311 priority patent/WO2008017946A2/en
Priority to EP07804747A priority patent/EP2052429B1/en
Priority to US12/304,652 priority patent/US8563189B2/en
Publication of JP2007265956A publication Critical patent/JP2007265956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4973060B2 publication Critical patent/JP4973060B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】電圧低下を起こした単セルの加湿不足の判断、および加湿過剰の判断を単セルの積層位置によらず正確できる燃料電池の加湿状態判定装置を提供する。
【解決手段】燃料電池1を構成する単電池ユニット30の電圧を測定する電圧センサ22と、燃料電池1の加湿状態を判断する加湿状態判定部21とを備え、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットが存在する場合、加湿状態判定部21は、その単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧以下の時、燃料電池1を加湿不足と判断し、加湿過剰判定電圧以上の時、燃料電池1を加湿過剰と判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池を構成する単電池ユニットの電圧変化から燃料電池の加湿状態を判断する装置に関する。
燃料電池の加湿状態を判断する方法として、特許文献1の技術が開示されている。すなわち、燃料電池を構成する単セルの電圧を測定し、電圧が所定値以下となった場合に、電圧低下が発生した単セルの積層位置を判断し、積層位置がスタックの端部付近であればスタックの加湿状態を加湿過剰と判断し、中央部付近であれば、加湿不足であると判断する。
さらに、単セルの電圧が所定値以下となったとき電圧を経時的に記憶し、電圧が経時的に低下している場合に加湿不足と判断し、経時的な電圧低下が計測されない場合、加湿過剰と判断するという技術が公開されている。
特開2002−184438号公報
しかしながら、実際には単セルの積層位置が中央部であっても加湿過剰で単セルの電圧低下が発生することがあるし、積層位置が端部付近であっても、加湿不足で単セルの電圧低下が発生することがある。従って、特許文献1の技術では燃料電池の加湿状態の判断を正確にできない。
また、燃料電池運転中は電圧が経時に変化する為、特許文献1の技術では、加湿状態を判断するまでに時間がかかり、過失不足により単セルを構成する電解質膜が破れてしまう問題がある。
本発明は、燃料電池の加湿状態判定装置であって、燃料電池を構成する単電池ユニットの電圧を測定する電圧測定手段と、制御部とを備え、制御部は、所定電圧以下となる単電池ユニットが存在する場合、その単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧から燃料電池の加湿状態を判断する加湿状態判定部を備える。
本発明によれば、簡単な構成で燃料電池の加湿状態を正確かつ迅速に判断できる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似の部分には同一あるいは類似な符号を付している。
(第1実施形態)
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る燃料電池の加湿状態判定装置を説明する。
図1は、第1実施形態に係る燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの全体の構成を表す。
第1実施形態に係る燃料電池システムは、水素を含有する燃料ガスと酸素を含有する酸化剤ガスの反応により発電する燃料電池1と、燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置2と、酸化剤ガス(例えば、空気)を供給する酸化剤ガス供給装置3と、冷却水を循環する冷却水循環部11、電圧測定装置(電圧センサ)22と、燃料電池システムを構成する各部材の動作を制御することで燃料電池1の発電をコントロールする制御部(コントロールユニット)20を備える。
燃料ガス供給装置2としては、例えば水素を含有する燃料ガスを高圧で貯蔵する貯蔵タンクでもよい。また、酸化剤ガス供給装置3としては、例えば空気を供給するコンプレッサーでもよい。
燃料電池1の燃料ガス入口と燃料ガス供給装置2は、燃料ガス供給配管4で接続され、燃料電池1の酸化剤ガス入口と酸化剤ガス供給装置3は、酸化剤ガス供給配管5で接続される。また、燃料電池1の燃料ガス出口に接続された燃料ガス排出配管6からアノード排ガスが排出され、燃料電池1の酸化剤ガス出口に接続された酸化剤ガス排出配管7からカソード排ガスが排出される。
燃料ガス配管4には、燃料ガス圧力調整弁8が配置され燃料電池1に供給する燃料ガスの圧力を調整する。燃料ガス排出配管6には、パージ弁9が配置される。パージ弁9は、通常閉じられているが、燃料電池1が一定電力または一定時間発電した場合、パージ弁9が開き、燃料ガスとともに水分及び窒素ガスが排出する。また、酸化剤ガス排出配管7には、酸化剤ガス圧力調整弁10が配置され酸化剤ガスの圧力を調整する。
冷却水循環部11は、燃料電池1の冷却水の出入り口に接続される冷却水供給配管13と、冷却水供給配管13に配置され、冷却水を循環させる循環ポンプ12とから構成される。
制御部20は、燃料電池1の加湿状態を判断する加湿状態判定部21を備える。
燃料電池1は、単セルから成る単電池ユニット30が、図2のように複数積層された構造を持つ。
すなわち、燃料電池1には、燃料電池1を構成する全ての単電池ユニット30(1)〜30(n)のそれぞれに、各単電池ユニット30の端部aの電圧V(a1)〜V(an)を検出する電圧センサ22(a1)〜22(an)と、各単電池ユニット30の端部bの電圧V(b1)〜V(bn)を検出する電圧センサ22(b1)〜22(bn)とが設けられている(図2)。ここで、定数nの値は、単電池ユニットの積層組数に相当し、本実施形態では例えばn=100とする。
電圧センサ22は、単電池ユニット30の加湿過剰および加湿不足になる可能性の高い部位に設置することが望ましく、測定部位として酸化剤ガスまたは燃料ガスの出口に設置することが好ましい。なぜならば、例えば、酸化剤ガス側では発電に伴う水の生成により、一般に入口から出口にかけて湿度が上昇していくため、出口側では加湿過剰に陥る可能性が高いからである。また、燃料ガス側では、燃料ガスが消費されることにより入口から出口に向かって相対湿度が高くなること、および、酸化剤ガスから燃料ガス側に水が拡散することによって出口側では加湿過剰に陥る可能性が高くなる。
従って、図2に示すように燃料ガスと酸化剤ガスの流れが相反する向きに供給されているならば、燃料ガスの出口(酸化剤ガスの入口)、及び酸化剤ガスの出口(燃料ガスの入口)の両側に電圧センサ22を設置することで、酸化剤ガス側が加湿過剰であるか、燃料ガス側が加湿過剰であるかを判断することが出来る。
図3は、図2の燃料電池1のA−A’断面を示す図である。単電池ユニット30は、プロトン伝導性を有する固体電解質膜31と、酸化剤電極層(カソード)32と、燃料電極層(アノード)33と、酸化剤ガスセパレータ34と、燃料ガスセパレータ35とを備える。固体電解質膜31は、カソード32とアノード33との間に挟まれる。酸化剤ガスセパレータ34は、カソード32の固体電解質膜31に対して反対側に配置され、燃料ガスセパレータ35は、アノード33の固体電解質膜31に対して反対側に配置される。
カソード32とアノード33は、カーボン繊維などの多孔質体から構成した酸化剤ガス拡散層32aおよび燃料ガス拡散層33aと、触媒として白金を担持したカーボン担体から構成したカソード触媒層32bとアノード触媒層33bを備える。
また、酸化剤セパレータ34は、カソード32側に酸化剤ガス流路36を、燃料ガスセパレータ35は、アノード側に燃料ガス流路37を、隣り合うカソード32とアノード33の間には冷却水流路38が設けられている。
次に第1実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
(イ)先ず、S100で単電池ユニット30(1)〜30(n)の電圧V(a1)〜V(an)およびV(b1)〜V(bn)を測定する。
(ロ)S101では、S100で測定した単電池ユニット30の電圧V(a1)〜V(an)およびV(b1)〜V(bn)のうち、所定電圧以下となる単電池ユニット30が存在するかを検出する。所定電圧以下となる単電池ユニット30(第1の単電池ユニット)が存在する場合(S101にてYES)、S102へ進む。所定電圧以下となる単電池ユニット30が存在したい場合(S101にてNO)、S100に戻り運転を継続する。なお、「所定電圧」は、加湿不足或いは過剰を判断するための条件の一部であるが、本発明の実施形式により変化するパラメータであるため、その設定範囲を明確に特定することは難しい。
(ハ)S102では、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニット(第2の単電池ユニット)の電圧を加湿不足判定電圧と比較する。第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧以下の場合(S102にてYES)、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿不足であると判断し(S103)、S104に進み制御部20が、冷却水の流量を増加させる。一方、第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧より大きい場合(S102にてNO)、S105へ進む。なお、「近傍」とは、第1の単電池ユニットに隣接する単電池ユニットのみならず、第1の単電池ユニットから複数個離れた単電池ユニットまでをも含む概念である。つまり、第1の単電池ユニットの近傍にある第2の単電池ユニットには、複数個の単電池ユニットが含まれる。ただし、複数個の単電池ユニットの総てが上記条件(S102)を満たしている必要は無く、少なくとも何れか1つの単電池ユニットが満たしていればよい。
(ニ)S105では、第2の単電池ユニットの電圧を加湿過剰判定電圧と比較する。第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧以上の場合(S105にてYES)、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿過剰であると判断し(S106)、S107に進み制御部20が、冷却水の流量を減少させる。一方、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧より小さい場合(S105にてNO)、S100に戻り運転を継続する。
S104において、第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧以下の場合、燃料電池1が加湿不足であると判断するが、理由を以下に説明する。
すなわち、単電池ユニット30が加湿不足なると固体電解質膜が乾燥し、固体電解質膜の抵抗が増大する。一方、単電池ユニット30の電圧Vは、単電池ユニット30の起電力をE、電流をI、単電池ユニット30の抵抗をRとすると、式(1)で表せる。
V=E−I×R・・・(1)
従って、加湿不足の単電池ユニット30は抵抗Rが増加することで電圧が低下する。さらに抵抗Rが増加した分の熱が放出される。そのため、加湿不足により電圧低下し、第1の単電池ユニットの近傍では温度が上昇するため、第2の単電池ユニットも乾燥方向へと移行する。結果、第1の単電池ユニットの近傍も加湿不足となり第2の単電池ユニットの電圧低下を招くことになるからである。
さらに、S106において、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧より大きい場合、燃料電池1が加湿過剰であると判断するが、理由を以下に説明する。
単電池ユニット30が、加湿過剰になると凝縮した水によって供給ガス流路が閉塞される。従って、燃料ガスと酸化剤ガスの反応が阻害される為、発電が起こらず電圧低下を招く。しかし、発電していない部分に関係なく電流は一定の値を示すためには電流は発電していない部分を迂回して通る必要があり、電流密度分布が出来てしまう。図5にその概念図を示す。矢印は電流の流れを示している。例えば単電池ユニット30で1(A/cm2)の電流密度であったとしても、加湿過剰で発電してない部分60ができると、61に示す部分では0.6(A/cm2)、62に示す部分では1.1(A/cm2)のように、電流密度に分布が生じる。一方、単電池ユニット30の電流密度と電圧の関係は一般的に図6で示す性能曲線となる。図6より電流密度が小さくなると電圧が高くなる。
従って、第1の単電池ユニットに加湿過剰で発電していない部分60が存在すると、第2の単電池ユニットのうち61に示す部分では電流密度が小さくなり、電圧が高くなる。
一方、本実施形態では、加湿不足判定電圧および加湿過剰判定電圧を以下のように設定する。燃料電池では配流バラツキ等により電圧にバラツキがみられる。そのため、正常に運転されている場合であっても平均電圧よりも低い単電池ユニットや高い単電池ユニットが存在する。そのため図7で示すように、加湿不足判定電圧を平均電圧よりも低い値に設定し、図8に示すように加湿過剰判定電圧を平均電圧よりも高い値に設定する。
以上のことから、第1実施形態では、第2の単電池ユニットの電圧を測定することで、燃料電池の加湿状態を判断することが出来るので、加湿状態の判断を瞬時にできる。
また、燃料電池1の加湿不足を判断する所定値と、加湿過剰を判断する所定値を別の値とすることで、電圧にバラツキがある場合にも加湿状態の判断をより正確に行うことができる。
さらに、単電池ユニット30が単セルからなり、全単セルの電圧を計測しているので、電圧の測定精度が良く加湿状態を正確に判断できる。
また、S103で燃料電池1が加湿不足であると判断した後、S104で冷却水の流量を増加させることで、燃料電池の発電に伴う熱を冷却水で吸収し、燃料電池内の温度を下げることにより湿度を上げることができるので、燃料電池1を適切な運転状態にすることができる。同様に、S106で燃料電池1が加湿過剰であると判断した後に、S107で冷却水の流量を減少させることで、燃料電池1を適切な運転状態にすることができる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態では、単電池ユニット30は単セルとし、各単セルごとに電圧を測定したが、図9のように単電池ユニット30を複数の単セル40から構成しても良い。これにより、燃料電池の加湿状態判定装置を簡易にすることができる。
また、第1実施形態では、燃料電池1が加湿不足であると判断した場合、(1)冷却水の流量を増加させているが、(2)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を減少させる、(3)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を上げる、または、(4)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を上げても良い。または、(1)、(2)、(3)および(4)の動作を組み合わせても良い。
以上の効果として、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を減少させることにより、単電池ユニット30から持ち出される水分を押さえ加湿状態を湿潤方向にすることがでる。燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を上昇させることにより、圧力を上昇させたガスにおいてスタック内部に持ち込める水分量が増えるので、加湿状態を湿潤方向にすることができるる。また当然、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を高くすることで、水蒸気が凝縮しやすくなるため加湿状態を湿潤方向にすることができるる。よって、燃料電池を適切な運転状態にすることができる。
また、燃料電池1が加湿過剰であると判断した場合も、第1実施形態では、(1)冷却水の流量を減少させているが、(2)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を増加させる、(3)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を下げる、または、(4)燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を下げても良いし、または、(1)、(2)、(3)および(4)の動作を組み合わせても良い。効果としては、加湿不足の場合の動作と逆である為説明を省略する。
第1の実施形態では、加湿不足判定電圧と加湿過剰判定電圧を違う値としたが、同じ値にしても良い。例えば、第2の単電池ユニットの電圧は、加湿不足の場合は平均電圧よりも低くなり、加湿過剰の場合は平均電圧よりも高くなる。従って、加湿不足判定電圧および加湿過剰判定電圧を、燃料電池1を構成する単電池ユニット30の平均電圧とし、同じ値にしても良い。平均電圧は、容易に演算できるので、燃料電池の加湿状態判定装置を簡易にすることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、加湿不足の判断において(図4のS102)、第2の単電池ユニットの電圧を加湿不足判定電圧と比較するのみであったが、第2実施形態では、第2の単電池ユニットの電圧に対して、時間の経過に対しての変化を測定し加湿不足の判断をする。
第2実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の構成は、図1と同じであるので、説明は省略する。
次に第2実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
S200からS202までは、図4におけるS100からS102と同じである。
S203において、第2の単電池ユニットの電圧が、時間の経過に伴い低下しているかの判断をする。時間の経過に伴い低下している場合(S203にてYES)、S204に進み、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿不足であると判断する。時間の経過に伴い低下していない場合(S203にてNO)、S200に戻り運転を継続する。
S205からS208は、図4におけるS104からS107と同じ動作であるので、説明は省略する。
以上より、第2実施形態では、単電池ユニット30が加湿不足の場合は、運転を継続すると乾燥が進むので電圧は低下し続けるので、電圧の経時変化をみることでさらに精度よく加湿不足を判断することが出来る。
(第3実施形態)
第1実施形態では、加湿過剰の判断において(図4のS105)、第2の単電池ユニットの電圧を加湿過剰判定電圧と比較するのみであったが、第3実施形態では、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧を2回以上超えた場合に加湿過剰の判断をする。
第3実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の構成は、図1と同じであるので、説明は省略する。
次に第3実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を図11のフローチャートを用いて説明する。
S300からS305までは、図4におけるS100からS105と同じである。
S306において、第2の単電池ユニットの電圧が、2回以上、加湿過剰判定電圧を超えるか判断をする。2回以上、加湿過剰判定電圧を超える場合(S306にてYES)、S307に進み、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿過剰であると判断する。そして、S308にて、冷却水の流量を減少させる。一方、2回以上、加湿過剰判定電圧を超えない場合(S306にてNO)、S300に戻り運転を継続する。
以上より、第3実施形態では、単電池ユニット30が加湿過剰の場合は、水つまりの場所が変化する為、電圧を測定している位置でガス流路の水詰まりと水詰まり解消により電圧低下と電圧回復とが起こることがあり、それに伴って第2の単電池ユニットの電圧も上昇と通常電圧値に戻ることがあるので、電圧の変化を複数回みることで、さらに精度よく加湿過剰を判断することが出来る。
また、本実施形態において、第2実施形態における加湿不足の判断の動作を組み合わせてもよい。これにより、加湿過剰の判断のみならず、加湿不足の判断もより精度良く判断できる。
(第4実施形態)
第1実施形態では、加湿不足の判断(図4のS102)後、加湿不足を解消する動作に移ったが、第4実施形態では、さらに加湿不足の要因が冷却水流路38の詰まりであるかの判断をする。
第4実施形態に係る燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの全体の構成を図12に示す。第4の実施形態では、さらに、制御部20が、水詰まり判定部23を備える。水詰まり判定部23は、燃料電池の加湿不足の要因が冷却水流路38の詰まりであるかの判断をする。
次に第4実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。
S400からS403までは、図4におけるS100からS103と同じである。
(い)S404で、制御部20が、冷却水循環ポンプ12の噴出圧力を上げる。
(ろ)次に、S405において、第1の単電池ユニットの電圧を所定電圧と比較する。電圧が所定電圧以下のままである場合(S405にてYES)、S406に進み、制御部20が、冷却水の流量を増加させる。一方、電圧が所定電圧より大きくなる場合(S405にてNO)、水詰まり判定部23は、加湿不足の要因が冷却水流路38の詰まりであると判断する(S410)。
S407からS409は、図4におけるS105からS107と同じ動作である為、説明は省略する。
S405において、冷却水循環ポンプ12の噴出圧力を上げることで、第1の単電池ユニットの電圧が所定電圧より大きくなる場合、加湿不足の要因が冷却水流路38の詰まりであると判断をするが、以下に理由を説明する。
冷却水流路38に詰っていた空気等が冷却水の圧力を上げることにより強制的に排除される。よって、冷却水が流れていなかったために放熱できなかった熱を冷却水に放出できるため、単電池ユニット30の温度が下がることで、燃料電池内の湿度が上昇し、固体電解質膜の抵抗Rが小さくなる為、式(1)より単電池ユニット30の電圧が上昇するからである。
以上より、第4実施形態では、冷却水の圧力を上げることにより、電圧が低下していた第1の単電池ユニットの電圧が上昇する場合、加湿不足の要因は、冷却水流路38の詰りと判断することができる。
(第4実施形態の変形例)
第4の実施形態の変形例に係る燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの全体の構成を図14に示す。本実施形態では、図1の燃料電池の加湿状態判定装置において、冷却水循環部11に第1バルブ40と、第2バルブ41と、第1バイパス流路42、第2バイパス流路43を更に備える。
第1バルブ40は、循環ポンプ12と燃料電池1の間で冷却水供給配管13に配置され、第2バルブ41は、循環ポンプ12と燃料電池1の間で冷却水供給配管13に配置される。
第1バイパス流路42は、循環ポンプ12と第2バルブ41の間から分岐し、第1バルブ40と燃料電池1の間で冷却水供給配管13に接続される。第2バイパス流路43は、循環ポンプ12と第1バルブ40の間から分岐し、第2バルブ41と燃料電池1の間で冷却水供給配管13に接続される。
第4の実施形態では、S405において、冷却水循環ポンプ12の噴出圧力を上げたが、第1バルブ40および第2バルブ41を閉じることにより、冷却水の循環方向を逆にしても良い。これにより、異物フィルタ等で回収しきれず冷却水流路につまっていた異物等を取り除くことができる。従って、冷却水が流れていなかったために放熱できなかった熱を冷却水に放出できるため、単電池ユニット30の温度が下がるので、第4の実施形態と同じ効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、各単電池ユニット30の2以上の部位(例えば、図2の端部a及び端部b)にそれぞれ電圧センサ22を配置し、加湿状態判定部が、各部位で測定される単電池ユニット30の電圧分布から燃料電池1の加湿状態を判断する方法について説明する。
第5実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの全体の構成は、図1と同様である。また、図2に示したように、燃料電池1を構成する全ての単電池ユニット30(1)〜30(n)のそれぞれに、各単電池ユニット30の端部aの電圧V(a1)〜V(an)を検出する電圧センサ22(a1)〜22(an)と、各単電池ユニット30の端部bの電圧V(b1)〜V(bn)を検出する電圧センサ22(b1)〜22(bn)とが設けられている。燃料ガスと酸化剤ガスの流れが相反する向きに供給されているため、端部a及び端部bは、単電池ユニットの酸化剤ガスの入口側の部位及び出口側の部位であると同時に、燃料ガスの出口側の部位及び入口側の部位でもあることになる。また、これらの端部aおよび端部bは、単電池ユニットの構造上、このユニットの長手方向における両端部位に相当する。
次に第5実施形態における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を図15のフローチャートを用いて説明する。
(イ)先ず、S500において、単電池ユニット30(1)〜30(n)の電圧V(a1)〜V(an)およびV(b1)〜V(bn)を測定する。
(ロ)S501では、S500で測定した単電池ユニット30の電圧V(a1)〜V(an)およびV(b1)〜V(bn)のうち、所定電圧以下となる単電池ユニット30が存在するかを検出する。所定電圧以下となる単電池ユニット30(第1の単電池ユニット)が存在する場合(S501にてYES)、S502へ進む。所定電圧以下となる単電池ユニット30が存在したい場合(S501にてNO)、S500に戻り運転を継続する。
(ハ)S502では、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニット(第2の単電池ユニット)の電圧を加湿不足判定電圧と比較する。第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧以下の場合(S502にてYES)、S503に進み、第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧よりも大きい場合(S502にてNO)、S506に進む。
(ニ)S503において、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットの面内最遠部の電圧を測定する。つまり、所定電圧以下となる電圧を測定した電圧センサ22(a)が端部aに設置されている場合、同じ単電池ユニット面内の最遠部に位置する端部bに配置された電圧センサ22(b)を用いて、面内最遠部の電圧を測定する。
(ホ)S504に進み、面内最遠部の電圧が所定電圧以下となるか否かを判断する。所定電圧以下となる場合(S504にてYES)S505に進み、所定電圧以下とならない場合(S504にてNO)S509に進む。
(へ)S505にて、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニット(第2の単電池ユニット)の面内最遠部の電圧を加湿過剰判定電圧と比較する。第2の単電池ユニットの面内最遠部の電圧が加湿過剰判定電圧以上の場合(S505にてYES)、S507に進み、第2の単電池ユニットの面内最遠部の電圧が加湿過剰判定電圧未満の場合(S505にてNO)、S509に進む。
(ト)S509にて、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿不足であると判断し、S510に進み、制御部20が、冷却水の流量を増加させる。
(チ)一方、S502において第2の単電池ユニットの電圧が加湿不足判定電圧より大きい場合(S502にてNO)、S506へ進み、第2の単電池ユニットの電圧を加湿過剰判定電圧と比較する。第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧以上の場合(S506にてYES)、加湿状態判定部21は、燃料電池1は加湿過剰であると判断し(S507)、S508に進み制御部20が、冷却水の流量を減少させる。一方、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧より小さい場合(S506にてNO)、S500に戻り運転を継続する。
このように、単電池ユニット30の一方の部位(端部a又は端部b)において、所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニット(第2の単電池ユニット)の電圧が加湿不足判定電圧以下であり(S502にてYES)、且つ、単電池ユニットの他方の部位(端部b又は端部a)において、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧より大きい(S505にてYES)場合、加湿状態判定部21は、燃料電池1が加湿過剰であると判断する。つまり、単電池ユニット30の一方の部位が加湿不足の挙動(図7)を示している場合であっても、他方の部位が加湿過剰の挙動(図8)を示していれば、加湿過剰であると判断することにより、誤った判定を回避して電解質膜の穴あきや車両がフェールに落ちることを回避できる。
単電池ユニット30の一方の部位(端部a又は端部b)において、所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニット(第2の単電池ユニット)の電圧が加湿不足判定電圧以下であり(S502にてYES)、且つ、単電池ユニットの他方の部位(端部b又は端部a)において、第2の単電池ユニットの電圧が加湿過剰判定電圧以下の場合(S505にてNO)場合、加湿状態判定部は、燃料電池1が加湿不足であると判断する。つまり、単電池ユニット30の一方の部位が加湿不足の挙動を示している場合であり、他方の部位が加湿過剰の挙動を示していなければ、加湿不足であると判断することにより、誤った判定を回避して、電解質膜の穴あきや車両がフェールに落ちることを回避できる。
酸化剤ガスの入口側部位及び出口側部位に電圧センサを設置することにより、酸化剤ガスに起因するフラッディングを検知することができる。
燃料ガスの入口側部位及び出口側部位に電圧センサを設置することにより、燃料ガスに起因するフラッディングを検知することができる。
第5実施形態における加湿過剰時の判定方法について更に詳細に説明する。加湿過剰時において電圧測定部位近辺での積層方向の電圧分布の挙動がどうなるのかをまず説明する。図5に示したように、ある特定のセル(単電池ユニット)で加湿過剰状態が発生すると、その単電池ユニットの加湿過剰部位60は発電をしなくなる。正確には加湿過剰により発電面にガスが届かない、もしくは届きにくいということが起こり、発電が阻害され電圧低下する。そのため、スタック内部の負荷電流は、未発電及び発電性能低下部位60を回避するように流れるが、未発電部位のみをさけて流れることが出来ない。なぜならば面方向(図5の-X方向)に流れる電流はセパレータを介して流れるため、数A程度しか面方向に流れない。よって、発電性能低下部位60よりも数セル離れたセルから電流が減少し始める。そして、発電性能低下部位60の隣のセルは発電可能であるにもかかわらず、負荷電流量が低下するため、図6に示したIV特性より、電圧が上昇する。したがって、加湿過剰部位60側の電圧センサが測定する電圧の分布は、図8に示したように、加湿過剰部位60の電圧が低下すると、その周辺のセルの電圧は上昇する。
しかしながら、このとき、同一セル面内の特に反対側、即ち、同一セルの面内最遠部は、加湿過剰部位を含まないため、電流が集中している。よって、加湿過剰部位60の反対側では電流が増加して電圧が低下してしまう。加湿過剰部位60の反対側における電圧分布は、図7に示すように、加湿不足に似た挙動を示す。
このように、加湿過剰時においては、単電池ユニット30内の加湿過剰部位(フラッディング発生部位)60以外の部位(特に、面内最遠部)では、電流密度が上昇して電圧が低下するため、図7に示す加湿不足時と同様な電圧の分布を示す。このため、加湿過剰部位60以外の部位の電圧分布だけに基づいて加湿状態を判断すると、実際にはフラッディングしているのに、加湿不足(ドライアウト)であると誤判断してしまうおそれがある。
特に、電流分布の影響を受けやすい長手方向に短いスタック(単電池ユニット)や激しいフラッディングを起きている時には誤判断を起こす可能性が高くなる。以下に、誤判断を起こす可能性の有る場合を示す。
(1)1つの単電池ユニット30面内に一箇所しか電圧測定部位を設けていない場合に加湿不足であるような挙動を見せたとき、実は電圧測定部位の反対面で加湿過剰であるおそれがある。
(2)1つの単電池ユニット30面内に複数個所電圧測定部位を取り付けているが、それぞれが独立して判断する場合、複数箇所を見比べて判断するという機能をつけていないため、各部位ごとに相反する判断をしてしまい、結果的に誤判断を起こす。もしくは判定不能になる可能性がある。
(3)スタックが長手方向に短い場合、つまり、図2のY方向に短い場合、フラッディング部位に対して面内の反対方向にまで電流分布の影響が出やすくなるため、フラッディング部位の反対側部位での電圧分布が加湿不足の挙動を示しやすくなる。
(4)著しく激しいフラッディングの場合、(3)と同じように、発電不良部位の面積が増大するため、電流分布がついたときに電流が流れられる面積が減少しているので、長手方向に短いスタックと同様の挙動を示す。
これに対して、加湿不足(ドライアウト)時の判定方法について説明する。
ドライアウト時には固体電解質膜が乾燥し、固体電解質膜の抵抗が増大し、加湿不足の単電池はIRロス分の電圧低下を招き、さらにIRロス分の熱が放出される。そのため、加湿不足により電圧低下した単電池ユニット30の周辺の温度が上昇し、周辺の単電池ユニット30も乾燥方向へと移行していく。よって、周辺の単電池ユニット30も加湿不足となり電圧低下を招くことになる。そのため加湿不足部位のみならず近辺の電圧も低下する。そのため、加湿過剰時のような近辺の単電池ユニット30の電圧が上昇するような挙動を示さない。また、加湿不足時の面内の他の電圧測定部位の積層方向の電位分布はフラットかもしくは発熱による乾燥に起因して電圧低下傾向にある。これは加湿過剰時と異なり電流分布による影響を受けないからである。このように、ドライアウト時には電圧低下したときに電流分布の影響を受けてどこかの電圧が上昇するということはない。
したがって、電圧低下した単電池ユニット30を検知したときに電圧低下部位に近接する単電池ユニット30の電圧挙動をみて図8のように電圧上昇が確認されれば(S506にてYES)、面内に複数取り付けた他の電圧測定部位の電圧挙動をみなくとも(比較しなくとも)、フラッディングと判定する(S507)。一方、電圧低下した単電池ユニット30を検知したときに電圧低下部位に近接する単電池ユニット30の電圧挙動をみて図7のように電圧低下しているようであれば(S502にてYES)、面内に複数取り付けた他の電圧測定部位の電圧挙動をみてドライアウトかフラッディングかを判断する。具体的には、他の電圧測定部位の電圧挙動が加湿過剰を示すものであれば、フラッディングと判定し、他の電圧測定部位の電圧挙動が加湿過剰を示すものでなければ、ドライアウトと判定する。
以上説明したように、第5実施形態によれば、同一の単電池ユニット30内の2箇所以上に電圧測定部位を設けて、発電中の電圧分布を積層方向のみならず、面内方向の分布をも考慮して乾燥湿潤判定を行なう。これにより、判定制度が向上し、加湿不足による電解質膜の穴あき・出力低下を回避できる。
なお、3カ所以上(例えば、単電池ユニットの長手方向における両端部位に加えて中央部位)の電圧測定部位が設置されている場合、3カ所のうち1カ所でもフラッディング時の挙動を示した場合、フラッディングと判断し、3カ所総てでドライアウト時の挙動を示した場合、ドライアウトと判断すればよい。
また、制御部20は、冷却水流路の水詰まりを判断する水詰まり判定部23を更に備えていていも構わない。加湿状態判定部21が、燃料電池1が加湿不足であると判断した場合、冷却水の圧力を上昇させる処理と、冷却水の流れる方向を逆にする処理の少なくとも一方を実行する。そして、これらの処理の後、電圧が所定電圧以下となる単電池ユニットの電圧が上昇する場合、水詰まり判定部23は、冷却水流路に水が詰まっていると判断する。
また、加湿状態判定部21が、燃料電池1が加湿不足であると判断した場合、制御部20は、単電池ユニット30を冷却する冷却水の流量を増加させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を減少させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を加圧する処理、及び、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を上げる処理、のうち少なくとも何れか一つの処理を実行してもよい。
また、加湿状態判定部21が、燃料電池1が加湿過剰であると判断した場合、制御部20は、単電池ユニット30を冷却する冷却水の流量を減少させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を増加させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を減圧する処理、及び、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を下げる処理、のうち少なくとも何れか一つの処理を実行してもよい。
なお、第1から第5の実施の形態及びその変形例において、加湿状態判定部21は、所定電圧以下となる単電池ユニットにおける電圧の測定部位が、酸化剤ガスの出口側部位である場合には、カソード側において燃料電池は加湿過剰であると判断してもよい。かかる構成によれば、酸化剤ガスに起因するフラッディングを検知することができる。
また、加湿状態判定部21は、所定電圧以下となる単電池ユニットにおける電圧の測定部位が、燃料ガスの出口側部位である場合には、アノード側において燃料電池は加湿過剰であると判断してもよい。かかる構成によれば、酸化剤ガスに起因するフラッディングおを検知することができる。
さらに、加湿状態判定部21は、加湿過剰判定電圧より大きい第2の加湿過剰判定電圧を設定し、所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧がこの第2の加湿過剰判定電圧より大きい場合、前記燃料電池は加湿過剰であり、かつ、その程度が激しいと判断してもよい。かかる構成によれば、加湿過剰時の過剰度合いを判断することができる。また、この場合には、制御部20は、単電池ユニット30を冷却する冷却水の流量を減少させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を増加させる処理、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を減圧する処理、及び、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を下げる処理、のうち少なくとも何れか一つの処理を通常時よりも増加させて実行してもよい。
上記のように、本発明は、第1から第5の実施の形態及びその変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
第1実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの概略を表す構成図である。 図1の燃料電池を構成する単電池ユニットの電圧を測定する電圧センサの配置を表す。 図1の燃料電池を構成する単電池ユニットの構成を表す断面図である。 図1の燃料電池の加湿状態判定装置の動作を表すフローチャートである。 燃料電池が加湿過剰であるときの燃料電池を流れる電流の密度分布を表す概念図である。 燃料電池を流れる電流の電流密度と燃料電池の電圧の関係を表すグラフである。 第1実施形態に係わる加湿過剰判定電圧と平均電圧の関係を表すグラフである。 第1実施形態に係わる加湿過剰判定電圧と平均電圧の関係を表すグラフである。 第1実施形態の変形例に係わる単電池ユニットの電圧を測定する電圧センサの配置を表す。 第2実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置の動作を表すフローチャートである。 第3実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置の動作を表すフローチャートである。 第4実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの概略を表す構成図である。 図12における燃料電池の加湿状態判定装置の動作を表すフローチャートである。 第4実施形態の変形例に係わる燃料電池の加湿状態判定装置を含む燃料電池システムの概略を表す構成図である。 第5実施形態に係わる燃料電池の加湿状態判定装置の動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1 燃料電池
2 燃料ガス供給装置
3 酸化剤ガス供給装置
4 燃料ガス供給配管
5 酸化剤ガス供給配管
6 燃料ガス排出配管
7 酸化剤ガス排出配管
8 燃料ガス圧力調整弁
9 パージ弁
10 酸化剤ガス圧力調整弁
11 冷却水循環部
12 循環ポンプ
13 冷却水供給配管
20 制御部
21 加湿状態判定部
22 電圧センサ(電圧測定手段)
23 水詰まり判定部
30 単電池ユニット
31 固体電解質膜
32 酸化剤電極層(カソード)
32a 酸化剤ガス拡散層
32b 酸化剤触媒層
33 燃料電極層(アノード)
33a 燃料ガス拡散層
33b 燃料剤触媒層
34 酸化剤ガスセパレータ
35 燃料ガスセパレータ
36 酸化剤ガス流路
37 燃料ガス流路
38 冷却水流路

Claims (22)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスが反応し発電する単電池ユニットが複数積層された燃料電池の加湿状態判定装置であって、
    前記単電池ユニットの電圧を測定する電圧測定手段と、
    制御部を備え、
    前記制御部は、前記電圧測定手段が、複数の前記単電池ユニットの中に所定電圧以下となる電圧を検出した場合、前記所定電圧以下となった単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧から前記燃料電池の加湿状態を判断する加湿状態判定部を備えること
    を特徴とする燃料電池の加湿状態判定装置。
  2. 前記加湿状態判定部は、
    前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記所定電圧より大きい加湿不足判定電圧以下の場合、前記燃料電池は加湿不足であると判断し、
    前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿不足判定電圧以上である加湿過剰判定電圧より大きい場合、前記燃料電池は加湿過剰であると判断すること
    を特徴とする請求項1記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  3. 前記加湿不足判定電圧と前記加湿過剰判定電圧は、等しいこと
    を特徴とする請求項2記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  4. 前記制御部は、平均電圧演算手段をさらに備え、前記平均電圧演算手段は、複数の前記単電池ユニットの平均電圧を演算し、
    前記加湿不足判定電圧は、前記平均電圧以下であり、
    前記加湿過剰判定電圧は、前記平均電圧以上あること
    を特徴とする請求項2又は請求項3記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  5. 前記加湿状態判定部は、電圧が前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が時間の経過と共に低下する場合は、前記燃料電池は加湿不足であると判断することを特徴とする請求項1から4何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  6. 前記加湿状態判定部は、電圧が前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿過剰判定電圧を複数回超える場合は、前記燃料電池は加湿過剰であると判断することを特徴とする請求項2から5何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  7. 前記制御部は、前記冷却水流路の水詰まりを判断する水詰まり判定部を更に備え、
    前記加湿状態判定部が、前記燃料電池が加湿不足であると判断した場合、
    前記冷却水の圧力を上昇させる処理と、
    前記冷却水の流れる方向を逆にする処理の少なくとも一方を実行し、
    前記処理の後、前記電圧が前記所定電圧以下となる単電池ユニットの電圧が上昇する場合、
    前記水詰まり判定部は、前記冷却水流路に水が詰まっていると判断すること
    を特徴とする請求項2から6何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  8. 前記加湿状態判定部が、前記燃料電池が加湿不足であると判断した場合、
    前記制御部は、前記単電池ユニットを冷却する冷却水の流量を増加させる処理、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を減少させる処理、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を加圧する処理、及び、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を上げる処理、のうち少なくとも何れか一つの処理を実行すること
    を特徴とする請求項2から7何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  9. 前記加湿状態判定部が、前記燃料電池が加湿過剰であると判断した場合、
    前記制御部は、前記単電池ユニットを冷却する冷却水の流量を減少させる処理、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の流量を増加させる処理、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の圧力を減圧する処理、及び、
    前記燃料ガスと前記酸化剤ガスの少なくとも一方の湿度を下げる処理、のうち少なくとも何れか一つの処理を実行すること
    を特徴とする請求項2から7何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  10. 前記単電池ユニットは、単セルであることを特徴とする請求項1から9の何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  11. 前記単電池ユニットは、複数の単セルから構成されることを特徴とする請求項1から9の何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  12. 前記電圧測定手段は、前記単電池ユニットの2以上の部位にそれぞれ配置され、
    前記加湿状態判定部は、各部位で測定される前記単電池ユニットの電圧分布から前記燃料電池の加湿状態を判断することを特徴とする請求項1記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  13. 前記加湿状態判定部は、
    前記単電池ユニットの一方の部位において、前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記所定電圧より大きい加湿不足判定電圧以下であり、且つ、前記単電池ユニットの他方の部位において、前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿不足判定電圧以上である加湿過剰判定電圧より大きい場合、前記燃料電池は加湿過剰であると判断する
    ことを特徴とする請求項12記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  14. 前記加湿状態判定部は、
    前記単電池ユニットの一方の部位において、前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記所定電圧より大きい加湿不足判定電圧以下であり、且つ、前記単電池ユニットの他方の部位において、前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿不足判定電圧以上である加湿過剰判定電圧以下の場合、前記燃料電池は加湿不足であると判断する
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  15. 前記単電池ユニットの2以上の部位は、前記酸化剤ガスの入口側部位及び出口側部位を含むことを特徴とする請求項12から14の何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  16. 前記単電池ユニットの2以上の部位は、前記燃料ガスの入口側部位及び出口側部位を含むことを特徴とする請求項12から14の何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  17. 前記単電池ユニットの2以上の部位は、当該ユニットの長手方向における両端部位を含むことを特徴とする請求項12から14の何れか一項記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  18. 前記単電池ユニットの2以上の部位は、当該ユニットの長手方向における中央部位をさらに含むことを特徴とする請求項17記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  19. 前記加湿状態判定部は、
    前記所定電圧以下となる単電池ユニットにおける電圧の測定部位が、前記酸化剤ガスの出口側部位である場合には、カソード側において前記燃料電池は加湿過剰であると判断する
    ことを特徴とする請求項2または13記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  20. 前記加湿状態判定部は、
    前記所定電圧以下となる単電池ユニットにおける電圧の測定部位が、前記燃料ガスの出口側部位である場合には、アノード側において前記燃料電池は加湿過剰であると判断する
    ことを特徴とする請求項2または13記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  21. 前記加湿状態判定部は、
    前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿過剰判定電圧より大きい第2の加湿過剰判定電圧より大きい場合、前記燃料電池は加湿過剰であり、かつ、その程度が激しいと判断する
    ことを特徴とする請求項2記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
  22. 前記加湿状態判定部は、
    前記単電池ユニットの他方の部位において、前記所定電圧以下となる単電池ユニットの近傍にある単電池ユニットの電圧が前記加湿過剰判定電圧より大きい第2の加湿過剰判定電圧より大きい場合、前記燃料電池は加湿過剰であり、かつ、その程度が激しいと判断する
    ことを特徴とする請求項13記載の燃料電池の加湿状態判定装置。
JP2006218151A 2006-02-28 2006-08-10 燃料電池の加湿状態判定装置 Active JP4973060B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006218151A JP4973060B2 (ja) 2006-02-28 2006-08-10 燃料電池の加湿状態判定装置
CA2657802A CA2657802C (en) 2006-08-10 2007-08-09 Fuel cell system
PCT/IB2007/002311 WO2008017946A2 (en) 2006-08-10 2007-08-09 Fuel cell system
EP07804747A EP2052429B1 (en) 2006-08-10 2007-08-09 Fuel cell system
US12/304,652 US8563189B2 (en) 2006-08-10 2007-08-09 Fuel cell system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006053145 2006-02-28
JP2006053145 2006-02-28
JP2006218151A JP4973060B2 (ja) 2006-02-28 2006-08-10 燃料電池の加湿状態判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007265956A true JP2007265956A (ja) 2007-10-11
JP4973060B2 JP4973060B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=38638729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006218151A Active JP4973060B2 (ja) 2006-02-28 2006-08-10 燃料電池の加湿状態判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4973060B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029158A (ja) * 2009-06-23 2011-02-10 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
WO2011018856A1 (ja) * 2009-08-14 2011-02-17 トヨタ自動車株式会社 燃料電池の含水量制御方法及び燃料電池システム
JP2011113647A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
WO2011132044A1 (en) * 2010-04-19 2011-10-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system and control method for the same
JP2013196764A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2013196765A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2014026941A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Honda Motor Co Ltd 燃料電池及び燃料電池の運転方法
JP2015185406A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム及び燃料電池の水分量制御方法
JP2015220140A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 日本特殊陶業株式会社 燃料電池システムの制御装置及び燃料電池システムの制御方法
JP2016033849A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
US10756360B2 (en) 2018-01-23 2020-08-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127915A (ja) * 2002-07-30 2004-04-22 Denso Corp 燃料電池システム
JP2005209456A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2005228688A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toyota Motor Corp 固体高分子型燃料電池の湿潤状態判定装置
JP2006024494A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Toyota Motor Corp 燃料電池システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004127915A (ja) * 2002-07-30 2004-04-22 Denso Corp 燃料電池システム
JP2005209456A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2005228688A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toyota Motor Corp 固体高分子型燃料電池の湿潤状態判定装置
JP2006024494A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Toyota Motor Corp 燃料電池システム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029158A (ja) * 2009-06-23 2011-02-10 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
WO2011018856A1 (ja) * 2009-08-14 2011-02-17 トヨタ自動車株式会社 燃料電池の含水量制御方法及び燃料電池システム
JP5273251B2 (ja) * 2009-08-14 2013-08-28 トヨタ自動車株式会社 燃料電池の含水量制御方法及び燃料電池システム
US9070914B2 (en) 2009-08-14 2015-06-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of controlling water content of fuel cell and fuel cell system
JP2011113647A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
US8580447B2 (en) 2010-04-19 2013-11-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system and control method for the same
WO2011132044A1 (en) * 2010-04-19 2011-10-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system and control method for the same
JP2011228105A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Toyota Motor Corp 燃料電池システム及び制御方法
JP2013196764A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2013196765A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2014026941A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Honda Motor Co Ltd 燃料電池及び燃料電池の運転方法
JP2015185406A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム及び燃料電池の水分量制御方法
JP2015220140A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 日本特殊陶業株式会社 燃料電池システムの制御装置及び燃料電池システムの制御方法
JP2016033849A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
US10756360B2 (en) 2018-01-23 2020-08-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel cell system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4973060B2 (ja) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4973060B2 (ja) 燃料電池の加湿状態判定装置
EP2052429B1 (en) Fuel cell system
JP5168848B2 (ja) 燃料電池システム
JP5156797B2 (ja) 燃料電池システム
JP4273781B2 (ja) 燃料電池の運転状態判定装置及びその方法
US8580447B2 (en) Fuel cell system and control method for the same
JP2007172971A (ja) 燃料電池システム
JP2006351506A (ja) 燃料電池システム
JP2013258111A (ja) 燃料電池システム
JP2008288148A (ja) 燃料電池システムの制御装置
EP1869722B1 (en) Fuel cell system
JP5214906B2 (ja) 燃料電池システム
JP5310738B2 (ja) 燃料電池の水分量推定装置及び燃料電池システム
JP4967381B2 (ja) 燃料電池システム、燃料電池の湿潤度合計測方法、燃料電池のパージ制御方法
JP5168859B2 (ja) 燃料電池システム
JP4826144B2 (ja) 燃料電池スタック
JP4946087B2 (ja) 燃料電池システム
JP4730023B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007220322A (ja) 燃料電池システム
JP5109284B2 (ja) 燃料電池システム
JP5310739B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008277089A (ja) 燃料電池システム
JP5011670B2 (ja) 燃料電池の電圧調整装置
JP2006339103A (ja) 燃料電池システム
JP2007220527A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4973060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3