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JP2007260316A - アイアンゴルフクラブ - Google Patents

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JP2007260316A
JP2007260316A JP2006092738A JP2006092738A JP2007260316A JP 2007260316 A JP2007260316 A JP 2007260316A JP 2006092738 A JP2006092738 A JP 2006092738A JP 2006092738 A JP2006092738 A JP 2006092738A JP 2007260316 A JP2007260316 A JP 2007260316A
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Japan
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holding
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golf club
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JP2006092738A
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Atsushi Iijima
淳 飯嶋
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】重心がフェ−ス面からバック側方向に可及的に離れた深い位置になるアイアンゴルフクラブを提供する。
【解決手段】他の何れの材料よりも比重の大きな材料による重量部材をバック側に保持させており、重量部材の上方部分20WUがフェース壁部20FBの上側保持部20USによって保持されており、下方部分20WSが下側保持部20SSによって保持されており、前記上側保持部によって前記上方部分を保持している保持境界の最下端P1を通ると共にフェース面20Fに垂直なラインL1を超えて下方に延伸した延伸部を前記上方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域BUを有しており、前記下側保持部によって前記下方部分を保持している保持境界の最上端P2を通ると共にフェース面に垂直なラインL2を超えて上方に延伸した延伸部を前記下方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域BSを有するよう構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、アイアンゴルフクラブに関する。
アイアンゴルフクラブにおいても、周辺部に環状の重量部材を配置してその慣性モーメントを増大させ、スィートエリアの拡大、即ち、打撃を安定させることが行われている。例えば、下記特許文献1と2にそうした例が見られる。
特開平8−294552号公報 特開平10−155946号公報
然しながら、上記文献1では、環状に配置した重量部材の上方部分はフェース壁部の裏面に接触しており、また、重量部材の下方部分は厚肉化された突部(保持部)によって保持されているが、この重量部材による重心深さに関しては、十分とは言えず、より深くするためには改善の余地があり、その意味でのスィートスポットの拡大は十分ではない。また、文献2では、環状重量部材の上方部分も下方部分もフェース壁部の裏面からはバック側に離れているが、重量部材の上下方向では、保持しているヘッド本体(保持部)との保持境界までしか重量部材が設けられていなく、フェース面に垂直な方向の幅寸法を大きく設定している。従って、重心深度を深める工夫には改善の余地が有る。
依って解決しようとする課題は、重心がフェ−ス面からバック側方向に可及的に離れた深い位置になるアイアンゴルフクラブを提供する。
第1の発明では、ヘッドを構成している材料中、他の何れの材料よりも比重の大きな材料による重量部材をバック側に保持させたアイアンゴルフクラブであって、前記重量部材の上方部分がフェース壁部の上側に続いた上側保持部によって保持されており、該重量部材の下方部分がフェース壁部の下側に続いた下側保持部によって保持されており、前記上側保持部によって前記上方部分を保持している保持境界の最下端を通ると共にフェース面に垂直なラインを超えて下方に延伸した延伸部を前記上方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域を有しており、前記下側保持部によって前記下方部分を保持している保持境界の最上端を通ると共にフェース面に垂直なラインを超えて上方に延伸した延伸部を前記下方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域を有しており、前記重量部材は、前記フェース壁部の裏面から離隔したバック位置に位置していることを特徴とするアイアンゴルフクラブを提供する。
フェース壁部とは、フェース裏面がフェース面に対して20度以内の角度の範囲で形成されている領域を言う。残り周辺部領域は上側保持部、下側保持部に属する。
第1の発明では、上側と下側の各保持部によって重量部材を保持している各保持境界の最下端位置又は最上端位置を通ると共に、フェース面に垂直なラインを超えて、該重量部材の上方部分は下方に延伸しており、下方部分は上方に延伸しており、所定重量を有する重量体の前記フェース面に垂直な方向の幅は、そうした延伸部の存在に対応してその分薄くなり、延伸部のバック側面がヘッドのバック面に沿う領域を有するように重量体はバック面側に寄せて配設しているため、結局は重心深度が可及的に深くなる。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るアイアンゴルフクラブをライ角θの通りに水平面上に載置した状態の正面図であり、図2はそのヘッドの分解図、図3はヘッド付近の正面図、図4は背面図、図5はソール部側から見た下面図、図6は図3の矢視線F−Fによる断面図、図7は図3の矢視線G−Gによる断面図である。ホーゼル部20HZを介してシャフト10を装着させたヘッド20は、ホーゼル部を有するヘッド本体20HHと、その前面部に装着されるフェースプレート20FPと、バック側に装着される環状の重量部材20Wとを有している。ヘッドはソール部20S、トウ部20TU、トップ部20C、ヒール部20Hを有している。
この重量部材20Wは、ヘッド本体20HHよりも、また、フェースプレート20FPよりも比重の大きな材料によって形成されている。例えば、タングステン合金製等である。これら3個の部品は溶接によって一体化される。この例の重量部材20Wは、その下部中央領域WCが図2に示すように窪んでおり、これに対応してヘッド本体20HHは、その対応領域HCが図2のように膨出している。重量部材20Wは、下面図である図5におけるヒール側の肉厚tAとトウ側の肉厚tBとは、その中央領域の肉厚tCよりも厚い。また、背面図である図4において、重量部材20Wの下部のうち、ヒール側WAとトウ側WBは、中央領域WCよりも重量部材が多く配設形成されている。従って、より周辺部に重量を配設しているため、慣性モーメントがより増大し、スィートスポットを外した場合でも打撃が安定する。
図6を参照すると、一定肉厚のフェースプレート20FPはその上端部と下端部をヘッド本体20HHによって保持されている。そのフェースプレートの保持部分を除いた領域20FBがこの例でのフェース壁部である。また、フェースプレート20FPの上端部とこれを保持しているヘッド本体20の領域とをフェース壁部の上側保持部20US、下端部とこれを保持しているヘッド本体領域とをフェース壁部の下側保持部20SSという。
環状の重量部材20Wは上側保持部20USと下側保持部20SSのバック側に保持されていると共に、重量部材のバック側の面は、ヘッドのバック面輪郭に沿った領域を有している。上側保持部20USと、これが保持している重量部材の上方部分20WUとの保持境界の最下端P1を通ると共に、フェース面20Fに垂直なラインL1に対し、上方部分20WUは下方にΔL1だけ延伸した延伸部を有している。この延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域BUを有している。また、下側保持部20SSと、これが保持している重量部材の下方部分20WSとの保持境界の最上端P2を通ると共に、フェース面20Fに垂直なラインL2に対し、下方部分20WSは上方にΔL2だけ延伸した延伸部を有している。この延伸部のバック側の面はヘッドのバック面に沿う領域BSを有している。
このように、重量部材の上方部分20WUも下方部分20WSもバック面輪郭に沿う領域を有する輪郭ぎりぎりの位置に配設されており、上側と下側の各保持部に対して下方又は上方に延伸するほど上下方向に長く形成しており、その分図6の左右方向幅を狭くできるため、重心深度を可級的に深くできる。こうしたことから、重量部材の上方部分20WUの延伸部と、フェース壁部20FBの裏面20F’との間は離隔しており、ここに空間K1が存在する。また、重量部材の下方部分20WSの延伸部と、フェース壁部20FBの裏面20F’との間は離隔しており、ここに空間K2が存在する。
図3の矢視線G−Gによる図7は、基本的には図6と同様であり、異なるのは、重量部材の上方部分20WUでは、保持境界の最下端P1’を通るラインL1’を超える延伸部の延伸量がΔL1’に変化し、下方部分20WSでは、保持境界の最上端P2’を通るラインL2’を超える延伸部の延伸量が大きなΔL2’に変化していることである。
図8以降は第2実施形態例を示す図である。図8はヘッドを分解した図、図9はヘッドの背面図であり、図4に対応する。図10はソール部側から見た下面図であり、図5に対応し、図11は図9の矢視線K−Kによる断面図であり、図6に対応する。第1の実施形態例と異なる事項を主に説明する。ヘッドは、フェース部とホーゼル部20HZとを一体的に有するヘッド本体20HHと、このバック側に装着される環状の重量部材20Wとを有している。重量部材20Wの下部の中央領域WC’は、該下部のヒール側やトウ側よりも下方に突出させている。これに対応する位置のヘッド本体20HHには凹部HC’が形成されている。従って、これらが一体化されたヘッドでは、ヒール・トウ間の中央部がヒール側やトウ側よりも重いため、慣性モーメントは第1の実施形態例のように大きくならず、スィートスポットを外した打撃では必ずしも安定しないが、ヒール・トウ間の中央部に位置し、打撃位置に重量感があって打感がよく、打点の近くに重量物が集中しているため、打球時のエネルギーロスが少なく、飛距離の向上が図れる。
図11を参照すると、フェース面20Fに対してフェース裏面20F’の傾斜角度θ1が20度以下の場合は、そのフェース裏面を有する領域はフェース壁部20FBに属する。しかし、傾斜角度θ2のように20度を上回る部分はフェース壁部20FBに属しない。この厚肉部はフェース壁部の上側保持部20USであり、一方、ヘッド本体20HHのソール部側の厚肉部20SSはフェース壁部の下側保持部20SSである。こうして規定されたフェース壁部20FBの裏面20F’と、重量部材20Wの上方部分20WU及び下方部分20WSとは離隔しており、ここに夫々空間が存在する。その他の事項は第1形態例と同様である。
本発明は、アイアンゴルフクラブに利用できる。
図1は本発明に係るアイアンゴルフクラブの正面図である。 図2は図1のヘッドの分解図である。 図3は図1のヘッド付近の拡大正面図である。 図4は図1のヘッド付近の背面図である。 図5はソール部側から見た下面図である。 図6は図3の矢視線F−Fによる断面図である。 図7は図3の矢視線G−Gによる断面図である。 図8は第2形態例のヘッドを分解した図である。 図9はヘッドの背面図であり、図4に対応する。 図10はソール部側から見た下面図であり、図5に対応する。 図11は図9の矢視線K−Kによる断面図であり、図6に対応する。
符号の説明
20F フェース面
20F’ フェース壁部の裏面
20FB フェース壁部
20SS 下側保持部
20US 上側保持部
20W 重量部材
20WS 重量部材の下方部分
20WU 重量部材の上方部分
L1,L2 フェース面に垂直なライン

Claims (1)

  1. ヘッドを構成している材料中、他の何れの材料よりも比重の大きな材料による重量部材(20WS)をバック側に保持させたアイアンゴルフクラブであって、
    前記重量部材の上方部分(20WU)がフェース壁部(20FB)の上側に続いた上側保持部(20US)によって保持されており、
    該重量部材の下方部分(20WS)がフェース壁部の下側に続いた下側保持部(20SS)によって保持されており、
    前記上側保持部によって前記上方部分を保持している保持境界の最下端(P1)を通ると共にフェース面に垂直なライン(L1)を超えて下方に延伸した延伸部を前記上方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面(BU)はヘッドのバック面に沿う領域を有しており、
    前記下側保持部によって前記下方部分を保持している保持境界の最上端(P2)を通ると共にフェース面に垂直なライン(L2)を超えて上方に延伸した延伸部を前記下方部分が有すると共に、該延伸部のバック側の面(BS)はヘッドのバック面に沿う領域を有しており、
    前記重量部材は、前記フェース壁部の裏面(20F’)から離隔したバック位置に位置している
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブ。
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