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JP2007259808A - 魚貝類受精卵の孵化率向上方法 - Google Patents

魚貝類受精卵の孵化率向上方法 Download PDF

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一浩 久保田
Norihiko Kamei
紀彦 亀井
Masahiro Otsuka
雅広 大塚
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Abstract

【課題】養殖用使用水による効果的な防疫を可能として、魚貝類受精卵の孵化率を可及的に向上させる。
【解決手段】亜塩素酸ナトリウム又は及び二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させる。亜塩素酸ナトリウム又は及び二酸化塩素を含む水に魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵に悪影響を与えることなく、受精卵に付着した病原菌等を死滅させることができる。したがって、受精卵の孵化率を可及的に向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
【選択図】図1

Description

この出願の発明は、魚貝類の養殖施設等において、魚貝類受精卵の孵化率を向上させる魚貝類受精卵の孵化率向上方法に関するものである。
一般に、魚貝類の受精卵を採取して、これを孵化し、孵化した稚魚や稚貝を成長させる魚貝類の養殖方法は広く行なわれている。しかし、近年、水域の汚染が拡大するにつれて、水域から採取した水にはウイルス、細菌、原生動物などが含まれるようになり、この水域から採取した水をそのまま使用して魚貝類を養殖すると、上記病原菌や原生動物による感染症が発生し、死滅する恐れがあった。
そのため、従来から養殖用水槽等で使用する水に対して薬剤、塩素剤を投与したり、紫外線を照射して養殖用水槽内の水を殺菌することにより、感染症を予防していた。
しかし、そのような養殖用水槽の水の殺菌方法の内、薬剤投与による殺菌方法は、薬剤が高価であるためにコストがかかりすぎ、また紫外線による殺菌方法では十分な殺菌効果が得られない。
そのため、現状では、コストが低く、かつ優れた殺菌効果のある塩素剤(例えば、液体塩素、サラシ粉、次亜塩素酸カルシウムなど)を投与する殺菌方法が広く行なわれている。
しかし、該塩素剤投与による殺菌方法は大きくなった稚魚や成魚等の飼育時における感染対策には有効であるが、魚貝類の受精卵が病原菌等に感染することに対する対策としては適当ではない。その理由として、従来の稚魚または成魚の感染予防に使用する塩素剤を含んだ水に対して魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵に悪影響を及ぼし、受精卵の孵化率が低下する。その結果、漁獲量が減少するという結果をもたらしていた。
そこで、最近では、塩水または海水を電気分解すると、塩水または海水中に次亜塩素酸ナトリウムが生成することに着目し、この電気分解により生成した次亜塩素酸ナトリウムを含む水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにした魚貝類受精卵の孵化率向上方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平8−33441号公報(明細書1−3頁、図1)
しかし、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は、濃度調整範囲が狭く、魚貝類の受精卵に対する安全な濃度設定が難しい。また、使用水中での性状の安定性が悪く、約1ケ月程度で半減してしまい、殺菌効果が低下する。しかも、アンモニア性窒素が存在すると、同アンモニア性窒素と反応して、クロラミンを生成する問題がある。そして、同アンモニア性窒素濃度の約8倍の次亜塩素酸ナトリウムを消費する。
さらに、次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は、水中の有機基質に対して塩素が付加反応することにより、トリハロメタン等の発がん性物質を生成する恐れもある。
他方、魚や貝の生育環境の設定コントロールによる防疫方法は、水族館などの観賞魚の世界でこそ15年程度の実績があるものの、経済効果が求められる養殖漁業の世界では、いまだ実績は不明である。
本願発明は、このような事情に鑑み、濃度の調整範囲が広く、長期に亘って有効な殺菌効果を有する亜塩素酸ナトリウム又は二酸化塩素を消毒剤又は殺菌剤として使用し、同亜塩素酸ナトリウム又は二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することによって、魚貝類の受精卵に対する効果的な防疫を可能にした魚貝類受精卵の孵化率向上方法を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記従来の問題を確実に解決し、その目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明
この発明の課題解決手段は、亜塩素酸ナトリウムを含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)は、濃度調整範囲が広く、安全性が高い消毒薬である。
したがって、魚介類の養殖に使用する水産系使用水中に、消毒剤として亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加すると、ウィルス等に対して有効な殺菌作用が生じ、当該水産系使用水の適切な処理を図ることができる。
しかも、添加された亜塩素酸ナトリウムは、同使用水中で安定した性状を有し、短期間では分解せず、長期に亘って有効な殺菌効果を発揮させることができる。
また、次亜塩素酸ナトリウムなどと異なって有害なトリハロメタンを生成せず、使用水中のアンモニア性窒素とも反応しない。したがって、クロラミン生成の問題もない。
また、アンモニア性窒素と反応しないため、使用水中にアンモニア性窒素が含有しているような場合にも、過剰注入の必要がない。
そこで、このような亜塩素酸ナトリウムを含む使用水中に魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵自体に悪影響を与えることなく、受精卵に付着した病原菌等を死滅させることができる。
したがって、受精卵の孵化率を向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
(2) 請求項2の発明
この発明の課題解決手段は、二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
二酸化塩素(ClO2)は、例えば上水の消毒にも使用が認められているように、非常に安全性が高い消毒薬である。そして、非常に水に溶けやすい性質を有している。
したがって、魚貝類の養殖に使用される水に消毒剤として二酸化塩素(ClO2)を添加すると、容易に溶け込んで均一に分布し、ウィルス等の病原菌または一般細菌に対して、極めて有効な殺菌作用を生じ、当該使用水の適正な処理を図ることができる。
また、すでに説明した従来の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)などと異なって、発がん性のあるトリハロメタンなどを生成せず、使用水中のアンモニア性の窒素とも反応しにくい。したがって、クロラミン生成の問題もない。
また、アンモニア性窒素と反応しないため、使用水中にアンモニア性窒素が含有しているような場合にも、過剰注入の必要がない。
そこで、このような二酸化塩素を含む水に魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵に悪影響を与えることなく受精卵に付着した病原菌等を死滅させることができる。
したがって、受精卵の孵化率を向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
(3) 請求項3の発明
この発明の課題解決手段は、亜塩素酸ナトリウム及び二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
上記同様の処理は、亜塩素酸ナトリウムと二酸化塩素を併用して行うこともでき、単独使用の場合に比べて同等以上の効果が実現される。
以上の結果、本願発明によれば、受精卵に悪影響を与えることなく、受精卵に付着した病原菌等を確実に死滅させることができ、効果的に受精卵の孵化率を向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
(最良の実施の形態1)
以下、本願発明の最良の実施の形態1に係る、例えば魚貝類養殖漁場における魚貝類受精卵の孵化率向上方法について説明する。
この発明の最良の実施の形態1に係る魚貝類受精卵の孵化率向上方法は、例えば図1に示すように、魚貝類の養殖に適した養殖用使用水1aを貯留した魚貝類養殖用水槽1中の使用水1a中に消毒剤又は殺菌剤として所定量の亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加して防疫(殺菌、減菌、不活化)処理するようにしている。
この亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)の添加は、所定の添加装置2を用いてなされ、同添加装置2により亜塩素酸ナトリウム貯留部3に貯留されている亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)の原液を必要な時に必要な量だけ添加する。
この亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)の添加タイミングおよび添加量は、例えば所定のマイコンユニット8によって制御される。
亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)は、濃度調整範囲が広く、安全性が高い消毒薬である。
したがって、使用水1a中に消毒剤又は殺菌剤として亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加すると、ウィルス等の病原菌または一般細菌に対して、有効な防疫(殺菌、減菌、不活化)作用が生じ、当該使用水1aの適切な処理を図ることができる。
しかも、添加された亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)は、使用水1a中で安定した性状を有し、短期間では分解せず、長期に亘って有効な殺菌効果を発揮させることができる。
また、すでに説明した従来の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)などと異なって、発がん性のあるトリハロメタンなどを生成せず、使用水1a中のアンモニア性の窒素とも反応しない。したがって、クロラミン生成の問題もない。
また、アンモニア性窒素と反応しないため、使用水中にアンモニア性窒素が含有しているような場合にも、過剰注入の必要がない。
そして、本実施の形態における魚貝類受精卵の孵化率向上方法では、このような亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を含有する使用水1a中に魚貝類の受精卵を所定時間内浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
このように、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を含む使用水1a中に魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵に悪影響を与えることなく、受精卵に付着した病原菌等を死滅させることができる。
したがって、受精卵の孵化率を向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
以上の構成において、さらに上記亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加した養殖水槽1中の使用水1aに対して、図示のように、例えばハロゲンランプ等の光源4を用いて所定の時間ハロゲン光を照射するようにしても良い。
そして、その場合、上記ハロゲンランプ等の光源4は、所定の照度調節装置5を介して電源(AC電源)6に接続されるようにし、マイコンユニット8により、所定の時間内所定の照度(光量)に調節制御されるようにすることが好ましい。
このように、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加した使用水1aに対して、所定の時間、所定の照度のハロゲン光を照射すると、当該ハロゲン光による活性化作用によって上記亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)の殺菌力が向上する。
その結果、上記ウィルス等に対する殺菌作用が高くなり、当該使用水1aによる殺菌効果を、さらに向上させることができる。
また、使用水1aに対する亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)自体の添加量も少なくてすみ、その濃度も低濃度で足りるようになる。したがって、魚貝類の受精卵に対する安全性もより向上する。
もちろん、この亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)の光による活性化は、紫外光成分による所が大きい。
したがって、上記のハロゲンランプに比べて強い紫外光成分を有する紫外線ランプを用いて活性化させることもでき、そのようにすると、より効率良く使用水中の亜塩素酸ナトリウムを活性化させることができる。
(最良の実施の形態2)
次に、本願発明の最良の実施の形態2に係る、例えば魚貝類養殖漁場における魚貝類受精卵の孵化率向上方法について説明する。
この発明の実施の形態の魚貝類受精卵の孵化率向上方法は、二酸化塩素(ClO2)を含有する使用水1aに、魚貝類の受精卵を所定時間内浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
ところで、この場合における使用水1aに貯留した養殖用水槽1中への二酸化塩素(ClO2)の添加は、例えば図2のような添加装置2を用いてなされ、同添加装置2により二酸化塩素貯留部3Bに貯留されている二酸化塩素(ClO2)の原液を必要な時に必要な量だけ添加する。
この二酸化塩素(ClO2)の添加タイミングおよび添加量は、例えば所定のマイコンユニット8によって適切に制御されて、養殖用水槽1内の使用水1a中の二酸化塩素濃度が適切な濃度に維持される。
二酸化塩素(ClO2)は、例えば上水の消毒にも使用が認められているように、非常に安全性が高い消毒薬である。そして、非常に水に溶けやすい性質を有している。
したがって、魚貝類の養殖に使用される養殖用使用水1a中に消毒剤又は殺菌剤として二酸化塩素(ClO2)を添加すると、容易に溶け込んで均一に分布し、ウィルス等の魚の病原菌または一般細菌に対して、極めて有効な防疫(殺菌、減菌、不活化)作用を生じ、当該使用水の適正な再生を図ることができる。
また、すでに説明した従来の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)などと異なって、発がん性のあるトリハロメタンなどを生成せず、使用水1a中のアンモニア性の窒素とも反応しにくい。したがって、クロラミン生成の問題もない。
そして、上記使用水水槽1中の使用水1a中に添加される二酸化塩素(ClO2)の濃度は、例えば0.01mg/l〜1.00mg/lの低い範囲に設定して実施される。
最適な使用水中の二酸化塩素(ClO2)の濃度は、魚や貝の種類、またウィルス等病原菌の種類によって異なるが、上記殺菌効果の高さを考えると、一般的に見て、0.02mg/l〜0.20mg/lの極めて低い濃度範囲で十分に有効であり、有効な殺菌効果を得ながら、しかも魚貝類の受精卵や稚魚、稚貝の生存には全く影響を与えない。
したがって、二酸化塩素を含む養殖用使用水1a中に所定時間内魚貝類の受精卵を浸漬すると、受精卵に悪影響を与えることなく、受精卵に付着した病原菌等を死滅させることができる。
したがって、受精卵の孵化率を向上させて、養殖魚貝類の漁獲量を増やすことができるようになる。
上記消毒剤又は殺菌剤としての二酸化塩素(ClO2)は、例えば電解法、化学法又は紫外線照射法等のいずれかの方法により生成される。
先ず電気分解による方法は、例えば亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を原料とし、同亜塩素酸ナトリウムを電気分解することにより生成させることができ、アンモニア性窒素と反応せず、使用水1aに均一に溶け込むため、所望の濃度への調整が可能である。
したがって、例えば飼育水循環飼育方式や底面濾過方式では実現できないほどの高いレベルの水質を必要とする魚貝類の種苗生産場水槽、特に稚仔魚期の養殖用水槽などにおける使用水(減菌水)などにも適している。
また、化学反応を利用する方法には、例えば塩素酸ナトリウム(NaClO3)を硫酸(H2SO4)酸性下で還元する方法、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)に酸を作用させる方法等の各種の方法があり、いずれも高い生成効率が得られる。
さらに、紫外線照射法の場合、例えば亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を添加した使用水に対して、紫外線ランプ等により紫外光を照射する。
すると、当該紫外光の自然分解作用によって二酸化塩素(ClO2)が発生し、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)自体の殺菌効果も相乗して、ウィルス等に対する殺菌効果が大きく向上する。
(最良の実施の形態3)
この実施の形態では、さらに亜塩素酸ナトリウム及び二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴としている。
上記各実施の形態と同様の処理は、例えば亜塩素酸ナトリウムと二酸化塩素を併用して行うこともでき、そのようにすると、単独使用の場合に比べて同等以上の効果が実現される。
本願発明の最良の実施の形態1に係る魚貝類受精卵の孵化率向上方法を実施する装置の構成を示すブロック図である。 本願発明の最良の実施の形態2に係る魚貝類受精卵の孵化率向上方法を実施する装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1は養殖用水槽、1aは養殖用使用水、2は添加装置、3Aは亜塩素酸ナトリウム貯留部、3Bは二酸化塩素貯留部、4は光源、5は照度調節装置、8はマイコンユニットである。

Claims (3)

  1. 亜塩素酸ナトリウムを含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴とする魚貝類受精卵の孵化率向上方法。
  2. 二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴とする魚貝類受精卵の孵化率向上方法。
  3. 亜塩素酸ナトリウム及び二酸化塩素を含有する水に魚貝類の受精卵を浸漬することにより、魚貝類の受精卵に付着した病原菌等を死滅させるようにしたことを特徴とする魚貝類受精卵の孵化率向上方法。
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