JP2007259143A - 音声データ処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノイズ音の発生量を低減させた新たなソフトミュートの手法を提供する。
【解決手段】ExOR回路15は、レジスタ11に格納される所定時刻の音声データとレジスタ14に格納される当該所定時刻の1サンプル前の音声データとで符号が反転しているか否かを検出することで、音声データで表されている音のレベルとゼロレベルとの大小比較を行う。音声データをシフトさせるシフトレジスタ14は、ExOR回路15による当該符号の反転が検出される度にそのシフト量を変化させて、音声データで表されている音のレベルを変化させる。
【選択図】図1
【解決手段】ExOR回路15は、レジスタ11に格納される所定時刻の音声データとレジスタ14に格納される当該所定時刻の1サンプル前の音声データとで符号が反転しているか否かを検出することで、音声データで表されている音のレベルとゼロレベルとの大小比較を行う。音声データをシフトさせるシフトレジスタ14は、ExOR回路15による当該符号の反転が検出される度にそのシフト量を変化させて、音声データで表されている音のレベルを変化させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、音声信号の処理技術に関し、特に、音声信号の信号レベルを急激に変化させたときに生じる異音を制限する技術に関する。
近年、音声信号処理システムチップの市場は、DVDプレーヤ、デジタルカムコーダ、ポータブルオーディオプレーヤ等を筆頭に拡大し続けている。これらの機器に組み込まれているデジタルオーディオ出力システムにおいて、デコード処理等の処理停止時や、チャンネル切り替え時、あるいは、エラーの発生により正常に処理した音を発生させることができないとき等の場合におけるノイズ音等の異音の出力を防止するために、ミュート処理がしばしば行われている。
ミュート処理は、まず、音声信号の出力を停止してミュート状態に移行し、その後に所望の各処理を行い、処理終了後にはミュート状態を解除して音声信号の出力を再開するというものである。例えば特許文献1には、デジタルオーディオ放送の受信機において、誤り検出回数が所定の閾値を超えた場合には、オーディオ出力をミュートするという技術が開示されている。
しかし、このミュート処理において、音声信号の信号レベル(以後、音のレベルと表現する)を急激に0レベル(無音レベル)にまで変化させるとノイズ音が発生してしまう。また、逆に、ミュート処理を終了して音のレベルを元に戻す場合でも、0レベルから急激に音のレベルを変化させると同様のノイズ音が発生してしまう。
このような音のレベルの急激な変化によって生じるノイズ音を除去するため、音のレベルの上げ下げを徐々に行うソフトミュート処理が提案されている。
例えば特許文献2には、音声放送モードの変化の検出を検出したときには、ソフトミュートによってフェードアウトを行い、データ処理を当該変化後の音声放送モードに応じたものへと切り換えた後に、そのソフトミュートを解除(フェードイン)するという技術が開示されている。
例えば特許文献2には、音声放送モードの変化の検出を検出したときには、ソフトミュートによってフェードアウトを行い、データ処理を当該変化後の音声放送モードに応じたものへと切り換えた後に、そのソフトミュートを解除(フェードイン)するという技術が開示されている。
また、特許文献3には、回路規模の大きな掛算回路を用いることなく、音声信号の最下位ビットから順に入力したシリアルデータと減衰用係数であるパラレルデータとをアンドする複数のアンド回路と、この出力を下位方向にシフトしつつ累積加算する加算回路及びレジスタとにより構成したソフトミュート回路の技術が開示されている。
特開平10−126386号公報
特許第3125516号公報
特許第2841973号公報
ソフトミュート回路は乗算回路を用い、段階的に減少若しくは増加する係数を音声データに順次乗じることによって実現することが多い、しかし、乗算回路を使用した場合には回路規模が大きくなってしまう。この点において、上掲した特許文献3では乗算回路を用いないソフトミュート回路を開示しているが、この開示による回路規模の削減でも、十分なものとはいえない場合もある。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、ノイズ音の発生量を低減させた新たなソフトミュートの手法を提供することである。
本発明の態様のひとつである音声データ処理装置は、音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行う比較手段と、前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる変化手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題が解決される。
この構成によれば、音のレベルが十分に小さいときに、当該音のレベルを変化させることができるので、ノイズ音の発生量を減らすことができる。
なお、上述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記所定の閾値はゼロレベルとして構成することもできる。
なお、上述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記所定の閾値はゼロレベルとして構成することもできる。
なお、このとき、前記音声データは2の補数形式で表現されており、前記比較手段は、前記音声データの符号変化点を検出する検出手段であり、前記変化手段は、前記音声データで表されている音のレベルを、前記符号変化点で変化させるように構成することもできる。
この構成によれば、音のレベルがゼロレベルであるときに、当該音のレベルを変化させることができる。
なお、このとき、前記検出手段は、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出するように構成することもできる。
なお、このとき、前記検出手段は、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出するように構成することもできる。
この構成によれば、検出手段で音声データの符号変化点を検出することができる。
なお、このとき、前記音声データを格納する第一のレジスタと、
前記第一のレジスタに格納されているものの1サンプル前の音声データを格納する第二のレジスタと、を更に有しており、前記検出手段は、前記第一のレジスタに格納されている音声データの符号ビットと、前記第二のレジスタに格納されている音声データにおける符号ビットとの排他的論理和を取るエクスクルーシブオア回路として構成することもできる。
なお、このとき、前記音声データを格納する第一のレジスタと、
前記第一のレジスタに格納されているものの1サンプル前の音声データを格納する第二のレジスタと、を更に有しており、前記検出手段は、前記第一のレジスタに格納されている音声データの符号ビットと、前記第二のレジスタに格納されている音声データにおける符号ビットとの排他的論理和を取るエクスクルーシブオア回路として構成することもできる。
この構成によれば、音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出手段で検出することができる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記変化手段は、前記音声データをシフトさせるシフトレジスタとして構成することもできる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記変化手段は、前記音声データをシフトさせるシフトレジスタとして構成することもできる。
この構成によれば、小さな回路規模で変化手段を構成することができる。
なお、このとき、前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が検出する度に前記音声データのシフト量を変化させるように構成することもできる。
なお、このとき、前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が検出する度に前記音声データのシフト量を変化させるように構成することもできる。
この構成によれば、音のレベルがゼロレベルであるときに、当該音のレベルをシフトレジスタで変化させることができる。
あるいは、このとき、前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が所定回数検出する度に前記音声データのシフト量を変化させるように構成することもできる。
あるいは、このとき、前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が所定回数検出する度に前記音声データのシフト量を変化させるように構成することもできる。
この構成によれば、ミュート処理による音のレベルの変化の割合を、緩やかにすることができる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記音声データは2の補数形式で表現されており、前記比較手段は、前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記比較の結果とするように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記音声データは2の補数形式で表現されており、前記比較手段は、前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記比較の結果とするように構成することもできる。
この構成によれば、音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較の結果を得ることができる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させる閾値変化手段を更に有するように構成することもできる。
また、前述した本発明に係る音声データ処理装置において、前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させる閾値変化手段を更に有するように構成することもできる。
この構成によれば、ミュート処理に要する時間の短縮化を図ることができる。
なお、上述した本発明に係る音声データ処理装置において行われている音声データ処理方法も本発明に係るものであり、このような方法によっても上述した装置と同様の作用・効果を奏するので、前述した課題が解決される。
なお、上述した本発明に係る音声データ処理装置において行われている音声データ処理方法も本発明に係るものであり、このような方法によっても上述した装置と同様の作用・効果を奏するので、前述した課題が解決される。
本発明によれば、以上のようにすることにより、ノイズ音の発生量を低減させたソフトミュートが実現されるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下で説明する実施形態において、音声データは、2の補数形式で表現されているPCM(Pulse Code Modulation :パルス符号変調)音声データを用いるものとする。
なお、以下で説明する実施形態において、音声データは、2の補数形式で表現されているPCM(Pulse Code Modulation :パルス符号変調)音声データを用いるものとする。
まず、図1について説明する。同図は本発明を実施する音声データ処理装置の構成を示している。
同図に示す音声データ処理装置10に入力された音声データ(サンプルデータ)は、まず、レジスタ11に格納される。格納された音声データは、ワードクロックに基づいて1ワード毎に読み出されてシフトレジスタ12に送られる。
同図に示す音声データ処理装置10に入力された音声データ(サンプルデータ)は、まず、レジスタ11に格納される。格納された音声データは、ワードクロックに基づいて1ワード毎に読み出されてシフトレジスタ12に送られる。
シフトレジスタ12は、入力されたワード毎の音声データを、カウンタ13のカウント値に相当するビット数だけ下位ビット方向へシフトしてレジスタ14へ出力する。つまり、シフトレジスタ12は、音声データに対して2のべき乗の乗算をする回路であり、音声データで表されている音のレベルを変化させるものである。
レジスタ14は、シフトレジスタ12から出力された音声データを格納する。格納された音声データは、ワードクロックに基づいて1ワード毎に読み出され、音声データ処理装置10から出力される。ここで、シフトレジスタ12とシフトレジスタ14とは直列に接続されており、そのどちらからも同一のワードクロックによって読み出される。従って、シフトレジスタ14には、レジスタ12に格納されている音声データの1サンプル前の音声データが格納されることになる。
エクスクルーシブオア回路(以下、「ExOR」と略す)15は、レジスタ11に格納されている音声データの最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)とレジスタ14に格納されている音声データの最上位ビットとの排他的論理和を出力する。
本実施形態において音声データは2の補数形式で表現されているので、音声データの最上位ビットは符号を表している。従って、ExOR15は、レジスタ11に格納されている音声データとレジスタ14に格納されている音声データとで符号が反転しているか否かの検出を行い、符号が反転している場合には「H」レベルを出力し、符号が一致している場合には「L」レベルを出力する。つまり、ExOR15は、音声データの符号変化点を検出する回路である。これはすなわち、音声データで表されている音のレベルとゼロレベルとの大小比較を行ってその大小比較の結果が変化したことを検出する回路と見ることもできる。
カウンタ13は、ExOR15の出力が「1」となった回数をカウントする。なお、カウンタ13には、音声データ処理装置10の外部よりミュート信号が入力されている。このミュート信号は音声データ処理装置10の動作を指示する信号であり、本実施形態においては、「H」レベルのときはミュート指示(フェードアウト指示)を表し、「L」レベルのときはミュート解除指示(フェードイン指示)を表すものとする。
カウンタ13は、ミュート信号が「H」レベルのときはアップカウンタとして機能し、ミュート信号が「L」レベルのときはダウンカウンタとして機能する。なお、カウンタ13は、音声データの1ワードのビット数に相当する値のカウントが可能であるとする(例えば音声データが16ビット/ワードである場合には、0〜15の16カウントが可能とする)。また、アップカウンタとして機能する場合における「15」以降のカウント値は全て「15」とし、ダウンカウンタとして機能する場合における「0」以降のカウント値は全て「0」とする。
カウンタ13によるカウント値がkのとき、シフトレジスタ12は、入力されたワード毎の音声データを、下位ビット方向へkビット分シフトして出力する。これにより、出力される音声データは、入力音声データ対し2-kを乗算したものとなる。つまり、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、ExOR15によってなされる前述した大小比較の結果が変化する度に、音声データのシフト量を変化させるのである。
図1に示した音声データ処理装置10は、以上のように構成されているので、ミュート指示若しくはミュート解除指示がなされると、音声データで表されている音のレベルを、当該音声データの符号変化点で変化させる。音声データ処理装置10によるこの動作を図2A及び図2Bに示したフローチャートに沿って更に説明する。
図2Aに示されている処理は、音声データ処理装置10の動作を制御している制御装置による処理が示されている。
まず、図2AのS101においては、通常状態での出力を音声データ処理装置10に行わせている。すなわち、音声データ処理装置10に入力された音声データを、シフトレジスタ12でシフトさせることなく出力させている。
まず、図2AのS101においては、通常状態での出力を音声データ処理装置10に行わせている。すなわち、音声データ処理装置10に入力された音声データを、シフトレジスタ12でシフトさせることなく出力させている。
S102では、音声データ処理装置10へ音声データを送り出している外部の音声処理装置に対して行われる、ポーズや停止、あるいはパラメータ変更などといった、音声処理の内容を変更する要求を取得する。そして、この要求を取得したときには、S103において、ミュート信号を音声データ処理装置10へ与えてフェードアウトのミュート処理を行わせる。すると、音声データ処理装置10がミュート処理を開始する。
その後、音声データ処理装置10がミュート処理を完了すると、S104において、前述した要求に係る変更を音声処理装置に行わせる。この変更が完了すると、S105において、ミュート信号を音声データ処理装置10へ与えて今度はフェードインのミュート処理を行わせる。すると、音声データ処理装置10がミュート処理を開始する。
その後、音声データ処理装置10がミュート処理を完了すると、S106において、通常状態での出力が音声データ処理装置10で行われるようになる。
次に図2Bについて説明する。同図に示されている処理は、音声データ処理装置10で行われるミュート処理の処理内容が示されており、図2AのS103及びS105の処理の実行に応じて開始される。
次に図2Bについて説明する。同図に示されている処理は、音声データ処理装置10で行われるミュート処理の処理内容が示されており、図2AのS103及びS105の処理の実行に応じて開始される。
まず、S111において、音声データの現サンプルの符号が正であるか否かが判定される。ここで、現サンプルの符号が正であると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S112からS113へと処理を進める。
S113では、音声データの次サンプルの符号が正であるか否かが判定される。この判定処理は、次サンプルの符号が負となるまで(判定結果がNoとなるまで)繰り返される。ここで、次サンプルの符号が負となったとき(判定結果がNoとなったとき)には、音声データの符号が反転したので、S114へと処理を進め、音声データで表されている音のレベルを1段階上下させる。すなわち、音声データの符号の反転をExOR15が検出したときに、カウンタ13がカウント値を1更新(フェードアウト時の処理であれば1増加、フェードイン時の処理であれば1減少)し、更新後のカウント値に相当する桁数だけ、シフトレジスタ12が音声データを下位ビット方向にシフトする。
S114の処理後、S115では、S114による変更後の音声データで表されている音のレベルが、最大(フェードイン時)若しくは最小(フェードアウト時)となったか否かが判定される。この判定の結果がYesであれば、ミュート処理が完了する。
ところで、S111において現サンプルの符号が負であると判定されたとき(判定結果がNoのとき)、若しくはS115の判定結果がNoのときには、S116からS117へと処理を進める。
S117では、音声データの次サンプルの符号が負であるか否かが判定される。この判定処理は、次サンプルの符号が正となるまで(判定結果がNoとなるまで)繰り返される。ここで、次サンプルの符号が正であるとき(判定結果がNoのとき)には、音声データの符号が反転したので、S118へと処理を進め、音声データで表されている音のレベルを1段階上下させる。すなわち、音声データの符号の反転をExOR15が検出したときに、カウンタ13がカウント値を1更新(フェードアウト時の処理であれば1増加、フェードイン時の処理であれば1減少)し、更新後のカウント値に相当する桁数だけ、シフトレジスタ12が音声データを下位ビット方向にシフトする。つまり、シフトレジスタ12での音声データのシフト量は、ExOR15によって検出される比較結果が変化する度に変化するのである。
S119では、S118による変更後の音声データで表されている音のレベルが、最大(フェードイン時)若しくは最小(フェードアウト時)となったか否かが判定される。この判定の結果がYesであればミュート処理が完了する。一方、この判定の結果がNoのときには、S112からS113へと処理を進める。
音声データ処理装置10で以上のミュート処理が行われることにより、ミュート指示若しくはミュート解除指示に応じて、音声データで表されている音のレベルが、当該音声データの符号変化点で変化する。
次に、音声データ処理装置10が上述したミュート処理を行うことによる効果を説明する。
図3A、図3B、及び図3Cは、いずれも音声データで表されている音のレベルの時間変化をグラフで示したものである。
図3A、図3B、及び図3Cは、いずれも音声データで表されている音のレベルの時間変化をグラフで示したものである。
図3Aは、シフトレジスタによるデータのシフトを用いてフェードアウトのミュート処理を行った場合の音のレベル変化を示している。但し、この図3Aの場合では、シフトレジスタでのシフト量の変化のタイミングに対し、上述した実施形態のような配慮はなされていない。
図3Aのグラフには数箇所で著しい乱れが現れている。これはノイズ音の発生を示している。
図3Bは、上述した音声データ処理装置10において音声データをシフトするシフトレジスタ12がシフト量を変化させるタイミングを示している。このように、シフトレジスタ12は、音声データの符号が正から負へと変化するタイミング、及び当該符号が負から正へと変化するタイミングでシフト量を変化させるのである。
図3Bは、上述した音声データ処理装置10において音声データをシフトするシフトレジスタ12がシフト量を変化させるタイミングを示している。このように、シフトレジスタ12は、音声データの符号が正から負へと変化するタイミング、及び当該符号が負から正へと変化するタイミングでシフト量を変化させるのである。
図3Cは、上述した音声データ処理装置10でフェードアウトのミュート処理を行った場合の音のレベル変化を示している。なお、同図に付されている矢印は、シフトレジスタ12がシフト量を変化させるタイミングを示している。
この図3Cのグラフでは、図3Aグラフに現れているような乱れは見られない。これは、音のレベルがゼロレベルに近い微小なレベルのときにシフト量の変化を行うからである。音声データ処理装置10は、このように動作するので、シフトレジスタ12でのシフトによる変化量の大きなレベル変化を行っても、ノイズ音の発生が防止されるのである。
なお、図1に示した音声データ処理装置10の構成において、ExOR15の出力とカウンタ13との間に、図4Aに示すように、別のカウンタ13aを設けるようにしてもよい。このカウンタ13aは、ExOR15の出力が「1」となった回数をカウントし、このカウント値が所定数となる度に「1」をカウンタ13に出力する。また、このとき、カウンタ13は、カウンタ13aの出力が「1」となった回数をカウントする。
このように構成することにより、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、ExOR15によってなされる音声データの符号変化点の検出回数が上記の所定数に達する度に、音声データのシフト量を変化させるようになる。こうすることにより、ミュート処理による音のレベルの変化の割合を、緩やかにすることができる。
また、図1の構成におけるExOR15を、図4Bに示す、NOT回路16とAND回路17とからなる回路に置換してもよい。音声データ処理装置10をこのような構成とすると、音声データの符号の変化のうち負から正への変化のみを検出し、このときにのみシフトレジスタ12による音声データのシフト量が変化して音のレベルが変化するようになる。もちろん、この場合でも、ノイズ音の発生は防止される。
また、図4Bの回路において、NOT回路16を削除し、レジスタ11に格納されている音声データの最上位ビットを直接AND回路17に入力すると共に、レジスタ14に格納されている音声データの最上位ビットについてはNOT回路を通した上でAND回路17に入力するように構成してもよい。音声データ処理装置10をこのような構成とすると、今度は音声データの符号の変化のうち正から負への変化のみを検出し、このときにのみシフトレジスタ12による音声データのシフト量が変化して音のレベルが変化するようになる。もちろん、この場合でも、ノイズ音の発生は防止される。
また、図1の構成におけるExOR15を、図5Aに示すNOR回路21、若しくは図5Bに示すAND回路22と置換して音声データ処理装置10を構成することもできる。
図5AのNOR回路21は、レジスタ11に格納されている音声データのうち、符号ビットを含む所定の上位L+1桁の各ビットの論理和を反転した値を出力する。つまり、NOR回路21は、レジスタ11に格納されている音声データの所定の上位L+1桁の各ビットが当該音声データの符号ビットの値と同じ「0」である場合のみ、すなわち、当該音声データの符号が正であって、且つ所定の値よりも小さい音のレベルを表している場合にのみ、「H」レベルをカウンタ13へ出力する。従って、この場合には、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、入力される音声データが、符号が正であって所定の閾値以下の小さな音のレベルを表しているものになる度に音声データのシフト量を変化させることになる。
図5AのNOR回路21は、レジスタ11に格納されている音声データのうち、符号ビットを含む所定の上位L+1桁の各ビットの論理和を反転した値を出力する。つまり、NOR回路21は、レジスタ11に格納されている音声データの所定の上位L+1桁の各ビットが当該音声データの符号ビットの値と同じ「0」である場合のみ、すなわち、当該音声データの符号が正であって、且つ所定の値よりも小さい音のレベルを表している場合にのみ、「H」レベルをカウンタ13へ出力する。従って、この場合には、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、入力される音声データが、符号が正であって所定の閾値以下の小さな音のレベルを表しているものになる度に音声データのシフト量を変化させることになる。
音声データ処理装置10は、以上のように動作することにより、音のレベルの絶対値が小さいときに音のレベルを変化させるので、発生するノイズ音のレベルが少なくなる。
また、図5BのAND回路22は、レジスタ11に格納されている音声データのうち、符号ビットを含む所定の上位L+1桁の各ビットの論理積を出力する。つまり、AND回路22は、レジスタ11に格納されている音声データの符号が負であって、且つ音のレベルの絶対値が所定の値よりも小さいものを表している場合にのみ「H」レベルをカウンタ13へ出力する。従って、この場合、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、入力される音声データが、符号が負であって音のレベルの絶対値が所定の閾値以下の小さなものになる度に音声データのシフト量を変化させることになる。
また、図5BのAND回路22は、レジスタ11に格納されている音声データのうち、符号ビットを含む所定の上位L+1桁の各ビットの論理積を出力する。つまり、AND回路22は、レジスタ11に格納されている音声データの符号が負であって、且つ音のレベルの絶対値が所定の値よりも小さいものを表している場合にのみ「H」レベルをカウンタ13へ出力する。従って、この場合、シフトレジスタ12は、カウンタ13によるカウント値が変化する度、すなわち、入力される音声データが、符号が負であって音のレベルの絶対値が所定の閾値以下の小さなものになる度に音声データのシフト量を変化させることになる。
音声データ処理装置10は、以上のように動作することにより、音のレベルの絶対値が小さいときに音のレベルを変化させるので、発生するノイズ音のレベルが少なくなる。
音声データ処理装置10によるこの動作を図6に示したフローチャートに沿って更に説明する。なお、音声データ処理装置10の動作を制御している制御装置は、図2Aに示した処理を行うものとする。
音声データ処理装置10によるこの動作を図6に示したフローチャートに沿って更に説明する。なお、音声データ処理装置10の動作を制御している制御装置は、図2Aに示した処理を行うものとする。
図6に示されている処理は、音声データ処理装置10で行われるミュート処理の処理内容が示されており、図2AのS103及びS105の処理の実行に応じて開始される。
まず、S121において、音声データの現サンプルについての検出ビット(NOR回路21の出力若しくはAND回路22の出力)が「1」(「H」レベル)である否かが判定される。ここで、現サンプルについての検出ビットが「1」であると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S122からS123へと処理を進める。一方、S121において、現サンプルについての検出ビットが「0」(「L」レベル)であると判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S124からS125へと処理を進める。
まず、S121において、音声データの現サンプルについての検出ビット(NOR回路21の出力若しくはAND回路22の出力)が「1」(「H」レベル)である否かが判定される。ここで、現サンプルについての検出ビットが「1」であると判定されたとき(判定結果がYesのとき)には、S122からS123へと処理を進める。一方、S121において、現サンプルについての検出ビットが「0」(「L」レベル)であると判定されたとき(判定結果がNoのとき)には、S124からS125へと処理を進める。
S123では、音声データの次サンプルについての検出ビットが「1」であるか否かが判定される。この判定処理は、次サンプルについての検出ビットが「0」となるまで(判定結果がNoとなるまで)繰り返される。ここで、次サンプルについての検出ビットが「0」となったとき(判定結果がNoとなったとき)には、音声データで表されている音のレベルが所定の閾値よりも大きくなったので、S124からS125へと処理を進める。
S125では、音声データの次サンプルについての検出ビットが「0」であるか否かが判定される。この判定処理は、次サンプルについての検出ビットが「1」となるまで(判定結果がNoとなるまで)繰り返される。ここで、次サンプルについての検出ビットが「1」となったとき(判定結果がNoとなったとき)には、音声データで表されている音のレベルの絶対値が所定の閾値よりも小さくなったので、S126へと処理を進める。
S126では、音声データで表されている音のレベルを1段階上下させる。すなわち、カウンタ13がカウント値を1更新(フェードアウト時の処理であれば1増加、フェードイン時の処理であれば1減少)し、更新後のカウント値に相当する桁数だけ、シフトレジスタ12が音声データを下位ビット方向にシフトする。
S127では、S126による変更後の音声データで表されている音のレベルが、最大(フェードイン時)若しくは最小(フェードアウト時)となったか否かが判定される。この判定の結果がYesであれば、ミュート処理が完了する。一方、この判定の結果がNoのときには、S122からS123へと処理を進める。
以上のミュート処理が行われることにより、この音声データ処理装置10は、ミュート指示若しくはミュート解除指示に応じ、音声データで表されている音のレベルの絶対値が所定の閾値以下となったときに当該音のレベルを変化させる。この結果、発生するノイズ音のレベルが少なくなる。
また、図5Aに示したNOR回路21を用いて音声データ処理装置10を構成するときに、シフトレジスタ23を図7に示すように更に加えて構成することもできる。
このシフトレジスタ23には、NOR回路21に入力される音声データの上位L+1桁の各ビットのうち、最上位の桁である符号ビットを除くL桁のビットデータが入力される。そして、カウンタ13でのカウント値に相当する桁数だけ、このビットデータを下位ビット方向へシフトする。なお、シフト後の上位桁のビットには「0」データを挿入する。
このシフトレジスタ23には、NOR回路21に入力される音声データの上位L+1桁の各ビットのうち、最上位の桁である符号ビットを除くL桁のビットデータが入力される。そして、カウンタ13でのカウント値に相当する桁数だけ、このビットデータを下位ビット方向へシフトする。なお、シフト後の上位桁のビットには「0」データを挿入する。
このシフトレジスタ23を更に加えた音声データ処理装置10では、入力される音声データが、符号が正であって所定の閾値以下の小さな音のレベルを表しているものになる度に、当該閾値が変化する(フェードアウト時には次第に大きくなり、フェードイン時には次第に小さくなる)ようになる。
ソフトミュートの実行途中であって音のレベルを小さくしている状態であれば、当該閾値を大きくしても発生するノイズ音は小さい状態を維持することができる。一方、当該閾値を大きくすれば、カウンタ13のカウント値が更新される頻度は高くなることが期待できる。従って、このような構成とすることにより、ミュート処理に要する時間の短縮化を図ることができる。
なお、図7においては、図5Aに示したNOR回路21の入力側にシフトレジスタ23を配置する構成としたが、図5Bに示したAND回路22の入力側にシフトレジスタ23を配置する構成としても音声データ処理装置に同様の動作を行わせることは可能である。但し、この場合には、シフトレジスタ23におけるシフト後の上位桁のビットには「1」データを挿入するようにする。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
なお、上記した実施の形態から次のような構成の技術的思想が導かれる。
なお、上記した実施の形態から次のような構成の技術的思想が導かれる。
(付記1)
音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行う比較手段と、
前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる変化手段と、
を有することを特徴とする音声データ処理装置。
音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行う比較手段と、
前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる変化手段と、
を有することを特徴とする音声データ処理装置。
(付記2)
前記所定の閾値はゼロレベルであることを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
前記所定の閾値はゼロレベルであることを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
(付記3)
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データの符号変化点を検出する検出手段であり、
前記変化手段は、前記音声データで表されている音のレベルを、前記符号変化点で変化させる、
ことを特徴とする付記2に記載の音声データ処理装置。
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データの符号変化点を検出する検出手段であり、
前記変化手段は、前記音声データで表されている音のレベルを、前記符号変化点で変化させる、
ことを特徴とする付記2に記載の音声データ処理装置。
(付記4)
前記検出手段は、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出することを特徴とする付記3に記載の音声データ処理装置。
前記検出手段は、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出することを特徴とする付記3に記載の音声データ処理装置。
(付記5)
前記音声データを格納する第一のレジスタと、
前記第一のレジスタに格納されているものの1サンプル前の音声データを格納する第二のレジスタと、
を更に有しており、
前記検出手段は、前記第一のレジスタに格納されている音声データの符号ビットと、前記第二のレジスタに格納されている音声データにおける符号ビットとの排他的論理和を取るエクスクルーシブオア回路である、
ことを特徴とする付記4に記載の音声データ処理装置。
前記音声データを格納する第一のレジスタと、
前記第一のレジスタに格納されているものの1サンプル前の音声データを格納する第二のレジスタと、
を更に有しており、
前記検出手段は、前記第一のレジスタに格納されている音声データの符号ビットと、前記第二のレジスタに格納されている音声データにおける符号ビットとの排他的論理和を取るエクスクルーシブオア回路である、
ことを特徴とする付記4に記載の音声データ処理装置。
(付記6)
前記変化手段は、前記音声データをシフトさせるシフトレジスタであることを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
前記変化手段は、前記音声データをシフトさせるシフトレジスタであることを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
(付記7)
前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が検出する度に前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記6に記載の音声データ処理装置。
前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が検出する度に前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記6に記載の音声データ処理装置。
(付記8)
前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が所定回数検出する度に前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記6に記載の音声データ処理装置。
前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が所定回数検出する度に前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記6に記載の音声データ処理装置。
(付記9)
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記比較の結果とする、
ことを特徴とする付記1に記載の音声テータ処理装置。
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記比較の結果とする、
ことを特徴とする付記1に記載の音声テータ処理装置。
(付記10)
前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させる閾値変化手段を更に有することを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させる閾値変化手段を更に有することを特徴とする付記1に記載の音声データ処理装置。
(付記11)
音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行い、
前記比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる、
ことを特徴とする音声データ処理方法。
音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行い、
前記比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる、
ことを特徴とする音声データ処理方法。
(付記12)
前記所定の閾値はゼロレベルであることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
前記所定の閾値はゼロレベルであることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
(付記13)
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記音声データの符号変化点の検出を行うことで前記大小比較を行い、当該検出がされたときに、当該音声データで表されている音のレベルを、当該符号変化点で変化させる、
ことを特徴とする付記12に記載の音声データ処理方法。
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記音声データの符号変化点の検出を行うことで前記大小比較を行い、当該検出がされたときに、当該音声データで表されている音のレベルを、当該符号変化点で変化させる、
ことを特徴とする付記12に記載の音声データ処理方法。
(付記14)
前記符号変化点の検出では、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かの検出を行うことを特徴とする付記13に記載の音声データ処理方法。
前記符号変化点の検出では、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かの検出を行うことを特徴とする付記13に記載の音声データ処理方法。
(付記15)
所定の時刻における前記音声データの符号ビットと、当該音声データの1サンプル前の音声データの符号ビットとの排他的論理和を取ることによって前記符号変化点の検出を行うことを特徴とする付記14に記載の音声データ処理方法。
所定の時刻における前記音声データの符号ビットと、当該音声データの1サンプル前の音声データの符号ビットとの排他的論理和を取ることによって前記符号変化点の検出を行うことを特徴とする付記14に記載の音声データ処理方法。
(付記16)
前記音声データをシフトさせるシフトレジスタを用いて当該音声データで表されている音のレベルを変化させることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
前記音声データをシフトさせるシフトレジスタを用いて当該音声データで表されている音のレベルを変化させることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
(付記17)
前記符号変化点の検出がされる度に前記シフトレジスタによる前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記16に記載の音声データ処理方法。
前記符号変化点の検出がされる度に前記シフトレジスタによる前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記16に記載の音声データ処理方法。
(付記18)
前記符号変化点の検出が所定回数される度に前記シフトレジスタによる前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記16に記載の音声データ処理方法。
前記符号変化点の検出が所定回数される度に前記シフトレジスタによる前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする付記16に記載の音声データ処理方法。
(付記19)
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記大小比較の結果とする、
ことを特徴とする付記11に記載の音声テータ処理方法。
前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記大小比較の結果とする、
ことを特徴とする付記11に記載の音声テータ処理方法。
(付記20)
前記大小比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
前記大小比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させることを特徴とする付記11に記載の音声データ処理方法。
10 音声データ処理装置
11、14 レジスタ
13、13a カウンタ
12、23 シフトレジスタ
15 ExOR回路
16 NOT回路
17、22 AND回路
21 NOR回路
11、14 レジスタ
13、13a カウンタ
12、23 シフトレジスタ
15 ExOR回路
16 NOT回路
17、22 AND回路
21 NOR回路
Claims (10)
- 音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行う比較手段と、
前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる変化手段と、
を有することを特徴とする音声データ処理装置。 - 前記所定の閾値はゼロレベルであることを特徴とする請求項1に記載の音声データ処理装置。
- 前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データの符号変化点を検出する検出手段であり、
前記変化手段は、前記音声データで表されている音のレベルを、前記符号変化点で変化させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の音声データ処理装置。 - 前記検出手段は、前記音声データのうち所定時刻におけるデータと当該所定時刻の1サンプル前のデータとで符号が反転しているか否かを検出することを特徴とする請求項3に記載の音声データ処理装置。
- 前記音声データを格納する第一のレジスタと、
前記第一のレジスタに格納されているものの1サンプル前の音声データを格納する第二のレジスタと、
を更に有しており、
前記検出手段は、前記第一のレジスタに格納されている音声データの符号ビットと、前記第二のレジスタに格納されている音声データにおける符号ビットとの排他的論理和を取るエクスクルーシブオア回路である、
ことを特徴とする請求項4に記載の音声データ処理装置。 - 前記変化手段は、前記音声データをシフトさせるシフトレジスタであることを特徴とする請求項1に記載の音声データ処理装置。
- 前記シフトレジスタは、前記符号変化点を前記検出手段が所定回数検出する度に前記音声データのシフト量を変化させることを特徴とする請求項6に記載の音声データ処理装置。
- 前記音声データは2の補数形式で表現されており、
前記比較手段は、前記音声データにおける所定の桁数の上位ビットの値が、当該音声データの符号ビットの値と全て一致しているか否かを以って前記比較の結果とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の音声テータ処理装置。 - 前記比較手段による比較の結果が変化したときに、前記所定の閾値を変化させる閾値変化手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の音声データ処理装置。
- 音声データで表されている音のレベルと所定の閾値との大小比較を行い、
前記比較の結果が変化したときに、前記音声データで表されている音のレベルを変化させる、
ことを特徴とする音声データ処理方法。
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