JP2007136717A - プリント方法およびプリンタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長尺な記録媒体を巻回してなるロール紙から、記録媒体を引き出して切断して所定サイズのシート紙を生成して、このシート紙を所定の装填部に収容しておき、装填部から画像記録部にシート紙を供給して、画像記録を行なってプリントを作成することにより、前記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
他方、ロール紙による記録媒体の供給は、同サイズのプリントを大量生産するのに向いており、かつ、記録媒体のコストも易い。その反面、1枚のプリント毎に記録媒体の切断を行なう必要があるので、シート紙からのプリント作成に比して、迅速なプリント作成ができない。
しかしながら、このようなシート紙とロール紙との両方からのプリント作成が可能なプリンタ装置であっても、やはり、シート紙からのプリント作成はコストが高く、ロール紙からのプリント作成は効率が悪いという点は同様である。
また、前記記録媒体の処理を行なう処理手段を有するのが好ましく、この際において、前記処理手段が、プリントの表面に光沢性を付与する処理を行うのが好ましく、この際において、前記処理手段がロール紙装填部と切断手段との間に配置され、前記シート紙の生成のためのロール紙装填部から切断手段までの記録媒体の搬送の際に、必要に応じて、前記処理手段によって記録媒体の処理を行なうのが好ましく、さらに、この際において、前記シート紙供給部から記録手段にシート紙を供給して、このシート紙に画像を記録して、プリントとして出力する際に、必要に応じて、前記処理手段によって記録媒体の処理を行なうのが好ましい。
また、前記ロール紙装填部と切断手段との間に、前記記録媒体の処理手段を有し、前記シート紙の生成のためのロール紙装填部から切断手段までの記録媒体の搬送の際に、必要に応じて前記処理手段によって記録媒体の処理を行なうのが好ましく、
また、前記シート紙供給部が、複数のシート紙収容部、および、前記各シート紙収容部にシート紙を振り分ける振分手段を有するのが好ましい。
また、前記切断手段が、前記長尺な記録媒体の長手方向と直交するX方向に記録媒体を切断する切断部、および、前記長尺な記録媒体の長手方向であるY方向に記録媒体を切断する切断部を有するX−Yカッタであるのが好ましく、また、前記切断手段による切断に先立ち、ロール紙から引き出された記録媒体を前記長尺な記録媒体の長手方向と直交するX方向に切断して長尺なシート状の記録媒体とする、プレカッタを有するのが好ましい。
また、前記ロール紙装填部からプリントの排出位置に至る第1搬送経路と、分岐部で前記第1搬送経路から分岐して、前記シート紙供給部に至る第2搬送経路とを有し、前記第1搬送経路の分岐部と排出位置との間に前記記録手段が配置され、かつ、前記第1搬送経路の記録手段と排出位置との間に前記切断手段が配置され、前記ロール紙装填部から記録媒体を引き出して、前記切断手段でシート紙を生成して、前記シート紙供給部に収容する際に、前記第1搬送経路によって記録媒体を前記切断手段まで搬送し、前記切断手段による切断を経てシート紙とした後に、前記第1搬送経路を先と逆方向にシート紙を搬送して、第2搬送経路からシート紙供給部に収容するのが好ましく、さらに、前記記録媒体の搬送経路に、表裏反転手段を有するのが好ましい。
また、好ましくは、ロール紙を切断する切断手段として、ロール紙の長手方向と幅方向とに記録媒体を切断可能なX−Yカッタを用いることにより、1つのロール紙から、様々なサイズのシート紙を生成することが可能となり、非常に自由度の高いプリント作成を行なうことが可能になる。
さらに、好ましくは、表面処理手段を有することにより、必要に応じて、ロール紙からシート紙を作成する際に、あるいは、プリントの作成時に、ロール紙もしくはシート紙に下地層や光沢層を形成することにより、1つのロール紙から、異なる記録媒体を用いたプリントを作成することができる。
図1に示すプリンタ10は、装填部に装填したロール紙Prから長尺な記録媒体Pを引き出して、切断手段で切断してシート紙Pcを生成して、多数のシート紙Pcを所定の供給部に収容しておき、この供給部からシート紙Pcを供給して、一例としてインクジェットによって画像を記録してプリントとするものである。
また、プリンタ10には、ロール紙装填部12から排出部26に至る記録媒体Pの搬送経路である第1搬送経路32、および、分岐部34で第1搬送経路32から分岐してシート紙供給部14に至る記録媒体Pの搬送経路である第2搬送経路36が形成される。表面処理部16、画像記録部18、プレカッタ20、X−Yカッタ22、および表裏反転部24は、第1搬送経路32に配置される。
操作手段には、特に限定はなく、タッチパネルを利用する操作手段、ボタン等による操作手段、これらを併用する操作手段等、各種のプリンタや複写機等で利用されている公知の操作手段が全て利用可能である。
なお、以下の説明では、長尺な記録媒体Pの長手方向すなわち記録媒体Pの搬送方向をY方向、このY方向と直交する方向すなわち長尺な記録媒体Pの幅方向をX方向とする。
一例として、所定の装填位置において、ロール紙Prの巻回軸の両端(X方向の両端)を回転自在に軸支する方法、X方向の両端でロール紙Prを大径のフランジで挟持し、所定の装填位置においてX方向に延在してY方向に配列される、回転自在な2本のローラに前記フランジを載置する方法等が例示される。
これにより、ロール紙Prが回転して、長尺な記録媒体Pがロール紙Prから引き出され、下流(以下、第1搬送経路32および第2搬送経路36共に、排出部26に向かう方向を下流、逆方向を上流とする)に搬送される。
プレカッタ20は、ロール紙装填部12(ロール紙Pr)から引き出した記録媒体PをX方向に切断するXカッタであり、例えば公知のギロチンカッタである。
後述するが、図示例において、プレカッタ20は、シート紙Pc(プリント)1枚毎に記録媒体Pを切断するのではなく、シート紙Pcを生成する際に、シート紙Pcの生成枚数等の所定の長さの記録媒体Pをロール装填部12から引き出した後に、記録媒体Pを切断する。
表裏反転部24は、第1搬送経路32を搬送される記録媒体Pの表裏反転を行なう部位で、反転搬送経路42とガイド部材44とを有して構成される。反転搬送経路42は、Y字の上端部を第1搬送経路32に接続して、第1搬送経路32から分岐する略Y字状の搬送経路である。他方、ガイド部材44は、第1搬送経路32および反転搬送経路42に作用する搬送ガイドである。
表裏反転部24で記録媒体Pの表裏反転を行なう際には、まず、ガイド部材44を第1搬送経路32に作用させて、第1搬送経路32を搬送される記録媒体Pを反転搬送経路42(Y字の分岐部よりも先まで)に搬入する。次いで、搬入時の第1搬送経路32における記録媒体Pの搬送方向に向かうように、ガイド部材44を反転搬送経路42および第1搬送経路32に作用させて、反転搬送経路42に搬入した記録媒体Pを逆送(排出)することにより、第1搬送経路32を搬送される記録媒体Pの表裏反転を行なう。
表面処理部16は、後述するシート紙Pcの生成のために長尺な記録媒体Pをロール紙装填部12からX−Yカッタ22に搬送する際に、および/または、このシート紙Pcを用いたプリントの作成の際に、必要に応じて、記録媒体Pの画像記録面の表面処理を行なうものである。なお、表面処理部16の位置は、此処に限定はされず、例えば、画像記録部18の下流等の各種の位置が利用可能であるが、好ましくは、第1搬送経路32(ロール紙装填部から切断手段までの間)に配置され、より好ましくは表裏反転手段よりも下流側に配置される。
このような表面処理部16を有することにより、例えば、ロール紙Prが普通紙であっても、表面処理によって、異なる種類の記録媒体Pとすることができ、多様なプリント作成に対応可能となる。
一例として、より高画質な画像記録を可能とする受像層(インク受容層)の形成、プリントに光沢性を付与して写真画質プリントとするための光沢性の受像層の形成、色付けなどの下地層の形成等が例示される。
なお、写真画質プリントとするための光沢性の受像層としては、一例として、親インク性の熱可塑性樹脂からなるインク受像層や特開2005−35050号公報等に開示されるの熱可塑性樹脂粒子からなるインク受像層等が例示される。
これらの表面処理は、いずれも、各種の記録媒体(受像媒体)の製造や各種のプリンタ等で行なわれている公知の方法で行なえばよい。また、本発明において、表面処理部16が複数種の表面処理を行なってもよく、また、画像記録部18を挟んで2つの表面処理部16を有する等、複数の表面処理部を有してもよい。
従って、画像記録部18は、記録を行なう可能性の有るX方向の全領域にノズルを有するラインヘッドを用い、ラインヘッドをノズル列とX方向とを一致して配置/固定して、記録媒体Pを連続的に搬送(走査搬送)しつつ画像記録を行なう、いわゆるFWA(Full Width Array)方式の画像記録を行なうものでも、ノズル列をY方向に一致して記録ヘッドをキャリッジ(走査手段)に搭載し、記録媒体PをY方向に断続的に搬送しつつ、記録媒体Pの搬送を停止した状態でX方向に記録ヘッドを走査して画像記録を行う、いわゆるPWA(Partial Width Array)方式の画像記録を行なうものでもよい。
図示例において、X−Yカッタ22は、搬送される記録媒体Pをロータリカッタ等によってY方向に切断する、Y方向の切断部としてのスリッタ22aと、記録媒体PをX方向に切断する、X方向の切断部としてのギロチンカッタ22bとから構成される。
また、X−Yカッタ22では、スリッタ22aによって、X方向に複数のシート紙Pcを切り出してもよい。この際には、X方向の複数のシート紙Pcは、同じ幅でも異なる幅でもよい。
従って、プリンタ10は、例えば、シート紙Pcよりも小さい画像を記録して、最後にX−Yカッタ22でプリントサイズに切断する、シート紙Pcとは異なるサイズのプリントの作成や、1枚のシート紙Pcに複数枚のプリントに対応する複数の画像を記録して、最後にX方向および/またはY方向にシート紙Pcを切断することによって個々のプリントとする、いわゆる多面付けによるプリント作成にも対応可能である。
ここで、プリンタ10が多面付けに対応する場合には、X−Yカッタ22の下流にも、後述する単列化機構を設けるのが好ましい。
あるいは、排出部26にプリントを積層/収容する多数の棚を有する公知のソータを配置して、1件毎に仕分けをするようにしてもよい。
また、第2搬送経路36の最上流部(排出部26と逆側端)には、シート紙供給部14が設けられる。
また、X−Yカッタ22による切断で生成したシート紙Pcをシート紙供給部14に収容する際には、分岐部34は、上流に向かって第1搬送経路34から第2搬送経路36に搬送するように、記録媒体Pの搬送経路を切り換える。
さらに、プリントを作成する際には、分岐部34は、下流に向かって第2搬送経路34から第1搬送経路34に搬送するように、記録媒体Pの搬送経路を切り換える。
図示例のプリンタ10において、シート紙供給部14は、シート紙を積層して収容する2つの収容部50および収容部52を有する。なお、本発明において、シート紙Pcの収容部は2つに限定されず、1つであってもよく、あるいは、3以上であってもよい。
この分岐部54は、前記分岐部34と同様の公知のシート状物の搬送経路の切換/案内手段である。生成したシート紙Pcをシート紙供給部14に収容する際には、分岐部54は、サイズや種類に応じてシート紙Pcの搬送経路を切り換えて、シート紙Pcを収容部50もしくは収容部52(搬送経路36aもしくは搬送経路36b)の対応する側に案内する。また、プリントを作成する際には、分岐部54はプリントの作成に使用するシート紙Pcに応じて搬送経路を切り換えて、シート紙Pcを搬送経路36aもしくは搬送経路36bから下流の所定経路に案内する。
すなわち、図示例において、分岐部54は、生成したシート紙Pcのサイズや種類に応じて、シート紙供給部14におけるシート紙Pcの収容先を収容部50もしくは収容部52に振り分ける、振分機構となっている。
なお、検出手段56は、収容するシート紙Pcの枚数を常に検出できるものに限定はされない。例えば、収容部50および収容部52に収容するシート紙Pcの枚数が所定枚数以下になった時点のみにシート紙Pcの生成を行なう等、プリンタ10に設定されたシート紙Pc生成のタイミングによっては、収容部50および収容部52に収容するシート紙Pcが所定枚数以下になったことのみを検出できるものであればよい。
収容部50および収容部52に収容されたシート紙Pcは、共に、シート紙Pcに押圧して摩擦力によって収容部からシート紙Pcを排出する排出ローラ、吸盤等の吸着手段を利用して収容部からシート紙Pcを排出する手段等、各種のプリンタや複写機で利用されている公知の枚葉手段(図示省略)で、収容部50や収容部52から排出されて、搬送ローラ対58や搬送ローラ対60に供給されて、下流の分岐部54に搬送される。
これにより、ロール紙Prの幅やシート紙供給部14の収容部50および収容部52に対するシート紙Pcのサイズなどの自由度を向上できる。
ここで、X方向に複数列のままでは、収容部50や収容部52に適正にシート紙Pcを収容することができない。そのため、プリンタ10が、このようにX方向に複数のシート紙Pcの生成に対応する場合には、同じく分岐部54よりも下流側に、X方向に複数列のシート紙Pcを1列に単列化する、単列化機構を配置する。
一例として、X方向の各列で独立してシート紙Pcを搬送可能な分割搬送手段と、その下流に配置される、X方向に移動可能な搬送ローラ対やベルトコンベアなどの単列化搬送手段とを組み合わせた単列化機構が例示される。この単列化機構では、他の列は分割搬送手段で停止して、X方向の1列を分割搬送手段および単列化搬送手段で搬送し、次いで、他の1列を分割搬送手段から単列化搬送手段に搬送して停止し、必要に応じて他の搬送ローラ対などの挟持を解除した後、単列化搬送搬送手段をX方向に移動して先の列と同じ位置にして、単列化搬送搬送手段による搬送を再開することにより、X方向の複数列を単列にする。
一例として、前記操作手段によってシート紙Pcの生成が入力指示された時点、収容部50や収容部52から所定枚数のシート紙Pcを排出した時点、収容部50や収容部52が収容するシート紙Pcが所定枚数以下になったことが検出手段56によって検出された時点、電源offなどプリンタ10の可動を停止した時点、午後0時など予め設定(固定的または選択設定)された時刻毎、これらのタイミングの2以上の併用等が例示される。また、これらのタイミングの2以上が設定され、前記操作手段を用いて選択できるようにしてもよい。
なお、プリンタ10においては、操作手段を用いたシート紙Pcの生成の入力指示以外は、所定のタイミングとなった時点で自動的にシート紙Pcの生成を行なう。
なお、シート紙Pcの生成枚数の設定は、適宜、変更/選択可能であってもよい。さらに、シート紙Pcの生成枚数は、前述のそれぞれの生成タイミングによって、互いに異なる枚数が設定されていてもよい。
この引出ローラ対40による記録媒体Pの搬送は、プレカッタ20よりも下流に至った記録媒体Pが所定長さになった時点で、停止する。
引出ローラ対40による記録媒体Pの搬送が停止すると、プレカッタ40が作動して、ロール紙Prから記録媒体Pを切断し、長尺なシート状の記録媒体Pとする。
このようにシート紙Pcではなく、長尺なシート状の記録媒体Pの状態(すなわち、個々のシート紙Pcを切り出す前)で表面処理を行なうことにより、シート紙Pcに表面処理を行なう場合に比して、容易に、かつ簡易な制御で表面処理を行なうことができる。
なお、記録媒体Pが、受像層等を有する表裏の決定している物である場合には、表裏反転部24で表裏反転を行なった後に、画像記録部18で画像を記録する。また、画像記録部18での画像記録は、記録媒体Pを切断してシート紙Pcを生成して、上流に向けてシート紙Pcを搬送する際に行なってもよい。
ここで、ギロチンカッタ22bでの切断時には、搬送を停止する必要があるので、Xカッタによる切断が終了するまで、記録媒体Pの搬送は断続的となる。
また、本発明においては、スリッタ22aによる切断によって、X方向に複数枚のシート紙Pcを生成してもよく、この際において、X方向に複数枚のシート紙Pcは、同じ幅でも異なる幅でもよい。
なお、収容部50および収容部52へのシート紙Pcの収容は、枚葉動作の反対による収容、上方からの落下による収容等の公知の方法によればよい。
さらに、X方向に複数のシート紙Pcを生成した場合には、単列化機構によって、X方向に複数列のシート紙Pcを単列化した後に、収容部50もしくは収容部52にシート紙Pcを収容する。
ここで、この際において、必要に応じて、X−Yカッタ22で画像を記録したシート紙Pcを切断して、目的とするプリントサイズとして排出部26のトレイ48に排出してもよい。また、一枚のシート紙Pcに複数の画像を記録する多面付けを行なった場合には、X−Yカッタ22によってシート紙Pcを切断して、個々のプリントを切り出して、排出部26のトレイ48に排出する。
また、好ましい態様として、プリンタ10はX−Yカッタ22を有するので、1つのロール紙Prから、様々なサイズのシート紙Pc生成することが可能となり、非常に自由度の高いプリント作成を行なうこことが可能になり、また、必要に応じて、多面付けや1サイズのシート紙Pcからの各種サイズのプリント作成にも対応可能となる。さらに、Xカッタであるプレカッタ20を有することにより、X−Yカッタ22まで搬送した余分な記録媒体Pの巻き戻し等を不要にし、また、X−Yカッタ22に供給する長尺な記録媒体Pの長さを調整可能にできるので、より作業性を向上できる。
しかも、図示例のプリンタ10は、好ましい態様として、表面処理部16を有するので、普通紙に下地層や光沢層を形成する等により、1つのロール紙Prから、異なる記録媒体Pを用いたプリントを作成することもできる。
例えば、余分な記録媒体の巻き戻しが必要となる等の不都合は生じるが、プレカッタ20を有さず、切断手段であるX−Yカッタ22のみを有するものであってもよい。
また、幅がシート紙Pcを等しいロール紙Prのみを用いる場合には、切断手段としてX方向に記録媒体を切断するXカッタのみを有する構成であってもよい。この際においても、プレカッタ20を有してもよい。
また、表面処理等は大変になるが、図示例におけるプレカッタ20の位置に、長尺な記録媒体Pからシート紙Pcを切り出す切断手段を配置した構成でもよい。
従って、この構成の場合には、第1搬送経路32のロール紙供給部12から分岐部34に至る搬送経路、および、分岐部34は不要であり、前記ロール紙装填部12から、直接的にシート紙供給部14に至る搬送経路に加え、シート紙供給部14から排出部26に至る搬送経路のみを有すればよい。
さらに、ロール紙装填部12から直接的にシート紙供給部14に至る搬送経路の途中に、表面処理手段や表裏反転手段を設けてもよい。
例えば、図示例のプリンタ10において、表裏反転部24と排出部との間に、プリントの裏面にいわゆるバックプリントを記録する、裏印字部を設けてもよい。また、表面処理部16は、画像記録部18の上流ではなく、下流に設けてもよい。
12 ロール紙装填部
14 シート紙供給部
16 表面処理部
18 画像記録部
20 プレカッタ
22 X−Yカッタ
24 表裏反転部
26 排出部
28 制御部
32 第1搬送経路
34,54 分岐部
36 第2搬送経路
40 引出ローラ対
42 反転搬送経路
44 ガイド部材
48 トレイ
50,52 収容部
56 検出手段
58,60 搬送ローラ対
Claims (14)
- 所定の位置に装填された長尺な記録媒体を巻回してなるロール紙から、記録媒体を引き出して、目的とするサイズに切断したシート紙を生成して、このシート紙を所定の装填部に収容しておき、前記装填部から画像記録部にシート紙を供給して、画像記録を行なってプリントを作成することを特徴とするプリント方法。
- 長尺な記録媒体を巻回してなるロール紙を装填するロール紙装填部と、前記記録ロール紙から引き出された長尺な記録媒体を切断して、目的とするサイズのシート紙とする切断手段と、前記シート紙を収容するシート紙供給部と、前記記録媒体に画像を記録する記録手段とを有し、
前記ロール紙装填部から記録媒体を引き出し、前記切断手段によってシート紙を生成して、前記シート紙供給部に収容しておき、プリントの出力を行なう際には、前記シート紙供給部から記録手段にシート紙を供給して、このシート紙に画像を記録して、プリントとして出力することを特徴とするプリンタ装置。 - 前記シート紙供給部が、収容するシート紙の数を検出する検出手段を有する請求項2に記載のプリンタ装置。
- 前記検出手段によって収容するシート紙の枚数が所定以下になったことが検出されたら、自動的に、前記ロール紙装填部から記録媒体を引き出し、前記切断手段によって予め設定された所定枚数のシート紙を生成して、前記シート紙供給部に収容する請求項3に記載のプリンタ装置。
- シート紙の生成あるいはさらにシート紙生成枚数の入力指示機能を有する入力指示手段を有し、
この入力指示手段からの入力指示に応じて、前記ロール紙装填部から記録媒体を引き出し、前記切断手段によって予め設定された所定枚数もしくは入力指示された枚数のシート紙を生成して、前記シート紙供給部に収容する請求項2〜4のいずれかに記載のプリンタ装置。 - 前記記録媒体の処理を行なう処理手段を有する請求項2〜5のいずれかに記載のプリンタ装置。
- 前記処理手段が、プリントの表面に光沢性を付与する処理を行う請求項6に記載のプリンタ装置。
- 前記処理手段がロール紙装填部と切断手段との間に配置され、
前記シート紙の生成のためのロール紙装填部から切断手段までの記録媒体の搬送の際に、必要に応じて、前記処理手段によって記録媒体の処理を行なう請求項6または7に記載のプリンタ装置。 - 前記シート紙供給部から記録手段にシート紙を供給して、このシート紙に画像を記録して、プリントとして出力する際に、必要に応じて、前記処理手段によって記録媒体の処理を行なう請求項6〜8のいずれかに記載のプリンタ装置。
- 前記シート紙供給部が、複数のシート紙収容部、および、前記各シート紙収容部にシート紙を振り分ける振分手段を有する請求項2〜9のいずれかに記載のプリント装置。
- 前記切断手段が、前記長尺な記録媒体の長手方向と直交するX方向に記録媒体を切断する切断部、および、前記長尺な記録媒体の長手方向であるY方向に記録媒体を切断する切断部を有するX−Yカッタである請求項2〜10のいずれかに記載のプリンタ装置。
- 前記切断手段による切断に先立ち、ロール紙から引き出された記録媒体を前記長尺な記録媒体の長手方向と直交するX方向に切断して長尺なシート状の記録媒体とする、プレカッタを有する請求項2〜11のいずれかに記載のプリンタ装置。
- 前記ロール紙装填部からプリントの排出位置に至る第1搬送経路と、分岐部で前記第1搬送経路から分岐して、前記シート紙供給部に至る第2搬送経路とを有し、
前記第1搬送経路の分岐部と排出位置との間に前記記録手段が配置され、かつ、前記第1搬送経路の記録手段と排出位置との間に前記切断手段が配置され、
前記ロール紙装填部から記録媒体を引き出して、前記切断手段でシート紙を生成して、前記シート紙供給部に収容する際に、前記第1搬送経路によって記録媒体を前記切断手段まで搬送し、前記切断手段による切断を経てシート紙とした後に、前記第1搬送経路を先と逆方向にシート紙を搬送して、第2搬送経路からシート紙供給部に収容する請求項2〜12のいずれかに記載のプリンタ装置。 - 前記記録媒体の搬送経路に、表裏反転手段を有する請求項2〜13のいずれかに記載のプリンタ装置。
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