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JP2007132566A - 加熱調理器 - Google Patents

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Koichiro Ochiai
浩一郎 落合
Yoshio Ikeda
義雄 池田
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Toshiba Consumer Marketing Corp
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Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】焼網又は調理皿を扉に連動させて出し入れのためのガイド部でマイクロ波のリークやスパークを発生させることなく使用できるようにする。
【解決手段】焼網16又は調理皿を扉21に連繋部材25で連動させて出し入れさせる。そして、その焼網16又は調理皿の出し入れのためのガイド部を、調理室4に別部材(レール15)の取付け又は調理室壁の成形によって設け、このガイド部の少なくとも焼網16又は調理皿と接触する部分、並びに焼網16又は調理皿の少なくともガイド部と接触する部分、の一方もしくは双方を、電気絶縁材で形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、被調理物のマイクロ波加熱ができるものであって、そのマイクロ波加熱時に使用する焼網又は調理皿を扉に連動させて出し入れさせるようにした加熱調理器に関する。
従来より、被調理物のマイクロ波加熱ができる加熱調理器が供されている。このものでは、そのマイクロ波加熱時に使用する焼網又は調理皿が具えられ、それらが、調理前、扉を開けた後に使用者の手で調理室に入れられ、調理後、再び扉を開けた後に使用者の手で着脱式の取手やミトンなどを使って出されるようになっている。
しかしながら、そのものでは、調理後、調理室から焼網又は調理皿を出すのに、着脱式の取手やミトンなどが必要であり、しかも、それらを使用者が使って焼網又は調理皿を出すのは、安定性が悪く、焼網又は調理皿に載った被調理物を落としてしまうなど、使い勝手が良くない。
一方、オーブントースターなどでは、上記焼網又は調理皿を扉の開閉に連動させて出し入れさせるようにしたものが供されている。このものでは、上記焼網又は調理皿を出し入れさせるためのガイド部が、調理室壁に長孔で設けられ、この長孔に焼網又は調理皿の側端部が挿入されて、焼網又は調理皿が扉の開閉に連動しガイドされて出し入れされるようになっている(例えば特許文献1、2参照)。
特開平5−211948号公報 特開2002−31352号公報
上述の焼網又は調理皿を扉の開閉に連動させて出し入れさせるようにしたものでは、調理室から焼網又は調理皿を出すのに、着脱式の取手やミトンなどが必要なく、安定性も良いので、使い勝手が良い。
しかしながら、その焼網又は調理皿を出し入れさせるためのガイド部は調理室壁に長孔で設けた構成であり、それをマイクロ波加熱をする加熱調理器で採用すると、マイクロ波加熱時に、マイクロ波が長孔を通ってリークするとか、長孔の周縁部と焼網又は調理皿の側端部との間隙でスパークが発生するという危険性がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、焼網又は調理皿を扉に連動させて出し入れさせるもので、その焼網又は調理皿の出し入れのためのガイド部でマイクロ波のリークやスパークを発生させることなく使用できる加熱調理器を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器においては、被調理物を収容する調理室と、前記被調理物をマイクロ波加熱する加熱手段と、前記マイクロ波加熱時に使用する焼網又は調理皿とを具備するものにおいて、前記焼網又は調理皿を前記調理室の被調理物出入口を開閉する扉に連動させて出し入れさせる連繋部材を設けると共に、前記焼網又は調理皿を出し入れさせるためのガイド部を、前記調理室に別部材の取付け又は調理室壁の成形によって設け、このガイド部の少なくとも前記焼網又は調理皿と接触する部分、並びに焼網又は調理皿の少なくともガイド部と接触する部分、の一方もしくは双方を、電気絶縁材で形成したことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、焼網又は調理皿を調理室の被調理物出入口を開閉する扉に連繋部材で連動させて出し入れさせることができる。又、その焼網又は調理皿の出し入れのためのガイド部においては、それを調理室に別部材の取付け又は調理室壁の成形によって設けているから、マイクロ波をリークさせることがなく、そして、そのガイド部の少なくとも焼網又は調理皿と接触する部分、並びに焼網又は調理皿の少なくともガイド部と接触する部分、の一方もしくは双方を、電気絶縁材で形成しているから、スパークを発生させることもなく使用することができる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図3を参照して説明する。
まず、図1には、加熱調理器の本体1を示しており、この本体1は、図3にも示すように、外箱2と、この外箱2の内部に配設した内箱3とから成っており、その内箱3の内部が調理室4として機能するようになっている。なお、外箱2及び内箱3は、ともに例えばステンレスや亜鉛メッキ鋼板などの金属板(導電材)から成っている。
調理室4外(内箱3と外箱2との間)中、図3で右側の広いスペースは機械室5となっており、この機械室5に、マイクロ波発振器であるマグネトロン6を初め、それを冷却するファンなど(図示省略)を配設している。又、マグネトロン6から調理室4にかけては導波管7を配設しており、この導波管7の先端部が臨む調理室4の底部ほゞ中央には励振口8を形成し、この構成で、マグネトロン6から発せられるマイクロ波が導波管7を通じて励振口8から調理室4に供給されるようにしている。
このほか、調理室4の外上面には例えば面状ヒータから成る電熱ヒータである上ヒータ9を添設しており、一方、調理室4の底部上に配設した底板10と調理室4の底部との間のスペース11には、例えばシーズヒータから成る電熱ヒータである下ヒータ12を配設している。更にスペース11には、反射板13を配設し、これがスペース11外下方のモータ14により回転されることで、前記マイクロ波を反射撹拌して調理室4に広く照射供給されるようにしている。なお、底板10はセラミックスや耐熱樹脂などの電気絶縁材でマイクロ波を透過する材料から成っている。
調理室4には、左右の両側面にレール15を取付け、この両レール15に焼網16の左右の両端部を掛けて、両レール15間に焼網16を架設している。このうち、焼網16は、全部が金属(導電材)製で、詳細には図1に示すように、金属線材を折曲及び接合することにより構成したものであり、その外縁部は四角形の枠状で、それの前後の縁部間に多数の直線状線材を横並びで平行に架設したものとしている。
又、この焼網16の左右両側部の前側には、それぞれ係合部17,18を形成しており、これらの係合部17,18は、焼網16の外縁部中の左右の各縁部の前側とそれにそれぞれ隣る直線状線材の前側との間に、短い直線状線材を2本ずつ前後の並びに架設することにより形成したものであり、従って、これらの係合部17,18は図2にも示すように前後に並んでいる。
これに対して、レール15は調理室4とは非一体の別部材にて、この場合、その全部がセラミックスや耐熱樹脂などの電気絶縁材から成っている。又、このレール15は調理室4の奥行方向に長く、同方向に延びる溝19を有していて、その溝19に焼網16の左右の両端部を収容し、この溝19に沿って焼網16の左右の両端部が前後にスライドする構成にて、焼網16を出し入れさせるようにしている。従って、レール15は焼網16を出し入れさせるためのガイド部として機能するようになっている。
図1及び図2には又、調理室4の被調理物出入口である前面の開口部20を開閉する扉21を示している。この扉21は、中央部一帯に耐熱ガラス製の透視部22を有し、表面部の一辺部に取手23を有するもので、更に、取手23とは反対側の他辺部の裏面部の左右両側部にヒンジピース24を有し、このヒンジピース24によって本体1の左右両側部の下部に枢着しており、この構成で、下方に開く縦開き式に開放されるようになっている。
しかして、扉21の裏面部の左右両側部の下部には、それぞれ連繋部材25を取付けている。この連繋部材25は、先端部が鉤部26となったフック状のもので、セラミックスや耐熱樹脂などの電気絶縁材から成っており、その鉤部26を前記焼網16の係合部17,18間に挿通してそれらに前後に係合させるようにしている。
なお、調理室4の開口部20に隣る本体1前面の右側部には、複数の操作キー27と例えば液晶ディスプレイから成る表示部28とを有する操作パネル29を設けており、この操作パネル29の裏側に、前記マグネトロン6やファン、上ヒータ9、下ヒータ12、及びモータ14などを駆動制御する制御装置(図示省略)を設けている。
そのほか、図1には、油受皿30を示しており、この油受皿30は、調理室4の底面部とほゞ同じ大きさの四角形状を成しており、上記焼網16を連繋部材25から外して取り出した上で、調理室4の底面部上にセットし、この状態で、次に述べる加熱調理を行うのに伴い被調理物から滴下する油等を受けるようになっている。又、この油受皿30をセットした後に、焼網16を前記レール15の溝19に通して調理室4にセットすると共に、焼網16の係合部17,18間を連繋部材25の鉤部26に嵌挿する。
さて、上述のごとく構成したものの場合、加熱調理を行うには、まず、図1に示すように、扉21を開けた状態で、焼網16の上に被調理物(図示省略)を載せ、次いで、扉21を閉じる。すると、焼網16が後側の係合部18を連繋部材25の鉤部26に押されて調理室4に押し入れられ、それに伴って被調理物も調理室4に収容される。
この後、操作パネル29の操作キー27にて、加熱調理を行うように操作すれば、上記被調理物の加熱調理が開始される。本構成のもので行う加熱調理には、被調理物をマイクロ波加熱する調理と、ヒータ加熱する調理とがあり、そのうちのマイクロ波加熱は、マグネトロン6が発したマイクロ波を導波管7を通じて励振口8から調理室4に供給し被調理物に照射することで行われる。従って、マグネトロン6は被調理物をマイクロ波加熱する加熱手段(第1の加熱手段)として機能するものである。
一方、ヒータ加熱は、上ヒータ9と下ヒータ12の一方又は両方が発する熱を被調理物に与えて焼くことで行われる。従って、上ヒータ9及び下ヒータ12は被調理物をヒータ加熱する加熱手段(第2の加熱手段)として機能するものである。
このように加熱調理を行った後、被調理物を取り出すには、扉21を開ける。すると、図2に示すように、焼網16が前側の係合部17を連繋部材25の鉤部26に引かれて調理室4から引き出され、それに伴って被調理物も調理室4から出される。
このように本構成のものでは、焼網16を扉21の開閉に連動させて出し入れさせることができるもので、調理室4から焼網16を出すのに、着脱式の取手やミトンなどが必要なく、安定性も良いので、使い勝手を良くすることができる。
又、その焼網16の出し入れのためのガイド部であるレール15においては、それを調理室4に別部材の取付けによって設けているから、調理室4の室壁に孔で設けたものとは異なり、マイクロ波加熱をするときに、マイクロ波をリークさせることがなく、しかも、そのレール15を電気絶縁材で形成しているから、スパークを発生させることもなく使用することができる。
なお、レール15(ガイド部)は、その全部ではなく、少なくとも焼網16と接触する部分を電気絶縁材で形成していれば良い。又、焼網16の少なくともレール15と接触する部分を電気絶縁材で形成すれば、レール15は導電材から成るものであっても良い。更に、レール15の少なくとも焼網16と接触する部分、及び焼網16の少なくともレール15と接触する部分は、その一方だけでなく、双方を電気絶縁材で形成しても良い。
加えて、本構成のものの場合、焼網16は連繋部材25から外して取り出すことができるもので、要するに連繋部材25から脱離可能なものであり、それによって、焼網16を洗浄するときには、焼網16を連繋部材25から脱離させて取り出すことにより、焼網16のみを単独に扱って水洗いするなど所望に洗浄することができる。
又、連繋部材25も電気絶縁材で形成しており、それによって、焼網16の連繋部材25と係合する部分と連繋部材25との間でのスパークの発生も避けることができる。なお、連繋部材25も、その全部ではなく、少なくとも焼網16と係合する部分(鉤部26)を電気絶縁材で形成していれば良い。又、焼網16の少なくとも連繋部材25と係合する部分(係合部17,18)を電気絶縁材で形成すれば、連繋部材25は導電材から成るものであっても良い。更に、連繋部材25の少なくとも焼網16と係合する部分、及び焼網16の少なくとも連繋部材25と係合する部分は、その一方だけでなく、双方を電気絶縁材で形成しても良い。
以上に対して、図4ないし図13は本発明の第2ないし第6実施例(第2ないし第6の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図4に示す第2実施例においては、上述の焼網16に代えて調理皿41を使用している。この調理皿41は、セラミックスや耐熱樹脂などの電気絶縁材から成っており、左右両側部の前側(前記焼網16の係合部17,18を形成した部分と同一の箇所)にそれぞれ孔42を有する以外無孔状のもので、焼網16と同じ四角形状を成している。この調理皿41をレール15の溝19に通した上で、調理皿41の上記孔42を連繋部材25の鉤部26に嵌挿することにより、連繋部材25が孔42と前後に係合するようにしている。
従って、このものでも、扉21を閉じれば、調理皿41が孔42の後縁部を連繋部材25の鉤部26に押されて調理室4に押し入れられ、その状態から、扉21を開ければ、調理皿41が孔42の前縁部を連繋部材25の鉤部26に引かれて調理室4から引き出される。
又、このものの場合、調理皿41は連繋部材25から外して取り出すことができるもので、要するに連繋部材25から脱離可能なものである。
そして、調理皿41は上述のように電気絶縁材で形成しており、それによって、レール15及び連繋部材25を導電材で形成しても、それらとの間でスパークを発生することのないようにできる。
なお、調理皿41も、その全部ではなく、少なくともレール15と接触する部分及び連繋部材25と係合する部分(孔42の周縁部)を、電気絶縁材で形成していれば良い。又、レール15の少なくとも調理皿41と接触する部分、及び連繋部材25の少なくとも調理皿41と係合する部分を電気絶縁材で形成すれば、調理皿41は導電材から成るものであっても良い。更に、調理皿41の少なくともレール15と接触する部分及び連繋部材25と係合する部分、並びにレール15の少なくとも調理皿41と接触する部分及び連繋部材25の少なくとも調理皿41と係合する部分は、それらの一方だけでなく、双方を電気絶縁材で形成しても良い。
[第3実施例]
図5に示す第3実施例においては、焼網16の連繋部材25と係合する部分(係合部17,18)にローラ51を装着している。このローラ51は、扉21の開閉に連動して焼網16を出し入れさせるときに連繋部材25により回転される回転部材であり、これによって、扉21の開閉に連動しての焼網16の出し入れがよりスムーズにできるようになる。
なお、この場合も、連繋部材25の少なくともローラ51が接する部分と、ローラ51の連繋部材25が接する部分との、一方もしくは双方を電気絶縁材で形成することにより、それらの間でのスパークの発生が生じないようにすると良い。
[第4実施例]
図6及び図7に示す第4実施例においては、扉61を、前述の扉21に代えて、本体1に左方又は右方(図示例は左方)に開く横開き式に枢着し、この扉61の裏側下部の枢着部近傍に連繋部材62を設けている。この連繋部材62は、水平状のベース部63の先端部に突起64を立設したもので、その全部がセラミックスや耐熱樹脂などの電気絶縁材から成っており、組立てでは、突起64に焼網65の係合部66,67間を嵌挿して前後に係合させるようにしている。
なお、焼網65は、大概的には焼網16と同様であるものの、外縁部中の前縁部と、これより少し離間させて左右の両側縁部間に架設した直線状部材とによって、上記係合部66,67を形成し、そして、そのうちの後側の係合部67を構成した直線状部材と後縁部との間に、多数の直線状線材を横並びで平行に架設している。
しかして、このものでも、扉61を閉じれば、焼網65が後側の係合部67を連繋部材62の突起64に押されて調理室4に押し入れられ、その状態から、扉61を開ければ、焼網65が前側の係合部66を連繋部材62の突起64に引かれて調理室4から引き出される。
又、このものの場合、焼網65は連繋部材62から外して取り出すことができるもので、要するに連繋部材62から脱離可能なものである。
そして、連繋部材62は電気絶縁材で形成しており、それによって、焼網65の連繋部材62と係合する部分と連繋部材62との間でスパークを発生することのないようにできる。
なお、連繋部材62も、その全部ではなく、少なくとも焼網65と係合する部分(突起64)を電気絶縁材で形成していれば良い。又、焼網65の少なくとも連繋部材62と係合する部分(係合部66,67)を電気絶縁材で形成すれば、連繋部材62は導電材から成るものであっても良い。更に、連繋部材62の少なくとも焼網65と係合する部分、及び焼網65の少なくとも連繋部材62と係合する部分は、その一方だけでなく、双方を電気絶縁材で形成しても良い。
又、この場合も、レール15(ガイド部)は、その全部ではなく、少なくとも焼網65と接触する部分を電気絶縁材で形成していれば良い。又、焼網65の少なくともレール15と接触する部分を電気絶縁材で形成すれば、レール15は導電材から成るものであっても良い。更に、レール15の少なくとも焼網65と接触する部分、及び焼網65の少なくともレール15と接触する部分は、その一方だけでなく、双方を電気絶縁材で形成しても良い。
[第5実施例]
図8に示す第5実施例においては、上記連繋部材62の焼網65と係合する部分(突起64)にローラ71を装着している。このローラ71は、前記第3実施例のローラ51と同様に、扉61の開閉に連動して焼網65を出し入れさせるときに連繋部材62により回転される回転部材であり、これによって、扉61の開閉に連動しての焼網65の出し入れがよりスムーズにできるようになる。
なお、この場合も、連繋部材62の少なくともローラ71が接する部分と、ローラ71の連繋部材62が接する部分との、一方もしくは両方を電気絶縁材で形成することにより、それらの間でのスパークの発生が生じないようにすると良い。
[第6実施例]
図9ないし図13に示す第6実施例においては、調理室4の底面部に油受皿81を複数枚、それぞれ出し入れ可能に設けている。この油受皿81は、その全部で前述の油受皿30の1枚に相当するものであり、詳細には、この場合、図9に示すように、油受皿30の左右半分ずつの大きさに形成していて、それを調理室4の底面部に並べ置くようにしている。
又、この油受皿81の1枚においては、図10ないし図12に示すように、一方側の縁部である左側の縁部81aを他方側の縁部である右側の縁部81bより板厚相当分高く形成しており、それによって、図13に示すように、複数枚(図示例は2枚)の油受皿81が並んで接する部分においては、一方側の油受皿である右側の油受皿81の左側の縁部81aが、他方側の油受皿である左側の油受皿81の右側の縁部81bの上に重なるようになっている。
そして更に、油受皿81の左側の縁部81aの先端には、垂下リブ状の油切部82を形成している。
扉21の裏面部に連繋部材25を設けた関係上、第1実施例における調理室4の底面部とほゞ同じ大きさの油受皿30では、前述のように、焼網16(調理皿41)を連繋部材25から外して取り出した上で、調理室4の底面部上に油受皿30をセットするしかなく、それでなければ、連繋部材25に邪魔されて油受皿30をセットすることができない。又、それは油受皿30を洗浄などために調理室4から取り出す場合も同じで、焼網16を連繋部材25から外して取り出した上でなければ、調理室4から油受皿30を取り出すことができない。
これに対して、上述のように油受皿81を複数枚に分けて設けたものでは、その一枚ずつが小さいことにより、連繋部材25に邪魔されることなく油受皿81を調理室4の底面部にセットすることができる。従って、その収納セットをする前に、焼網16を連繋部材25から外して取り出すという必要がなくなり、又、油受皿81を調理室4から取り出すときにも、その前に焼網16を連繋部材25から外して取り出すという必要がなくなる。かくして、使い勝手を良くすることができる。
又、複数枚の油受皿81が並んで接する部分においては、一方側の油受皿81の縁部81aが他方側の油受皿81の縁部81bの上に重なるようにしており、これによって、図13に示すように、複数枚の油受皿81が接する部分に滴下した油Oは、両方の油受皿81に分かれて溜まるようになり(矢印参照)、油受皿81の間に落ちることがない。かくして、加熱調理中の被調理物から滴下した油を確実に油受皿81で受けることができ、調理室4の底面部をその油で汚すことの確実にないようにできる。
なお、油受皿81の縁部81aの先端には油切部82を形成していることにより、上述の複数枚の油受皿81が接する部分に滴下して縁部81bが下となった他方側の油受皿81に向かい流れた油を、その他方側の油受皿81に、より確実に落とすことができる。
但し、その油切部82などは必要に応じて設けるようにしても良く、又、加熱調理器全体としての加熱手段も、マイクロ波加熱する加熱手段を具えていれば良く、ヒータ加熱する加熱手段は具えられていなくても良い。
更に、レール15で例示したガイド部は、調理室4の室壁の凹凸状の成形によって設けるようにしても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す開扉状態の斜視図 開扉途中状態の縦断側面図 縦断正面図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す焼網の部分拡大縦断側面図 本発明の第4実施例を示す図1相当図 開扉状態の横断面図 本発明の第5実施例を示す連繋部材部分の拡大平面図 本発明の第6実施例を示す図1相当図 油受皿単体の拡大平面図 油受皿単体の正面図 図10のX−X線に沿う断面図 調理室の油受皿をセットした部分の拡大縦断正面図
符号の説明
図面中、4は調理室、6はマグネトロン(加熱手段)、15はレール(ガイド部)、16は焼網、17,18は係合部、20は開口部(被調理物出入口)、21は扉、25は連繋部材、41は調理皿、42は孔、51はローラ(回転部材)、61は扉、62は連繋部材、65は焼網、66,67は係合部、71はローラ(回転部材)、81は油受皿、81a,81bは縁部を示す。

Claims (6)

  1. 被調理物を収容する調理室と、
    前記被調理物をマイクロ波加熱する加熱手段と、
    前記マイクロ波加熱時に使用する焼網又は調理皿とを具備するものにおいて、
    前記焼網又は調理皿を前記調理室の被調理物出入口を開閉する扉に連動させて出し入れさせる連繋部材を設けると共に、
    前記焼網又は調理皿を出し入れさせるためのガイド部を、前記調理室に別部材の取付け又は調理室壁の成形によって設け、このガイド部の少なくとも前記焼網又は調理皿と接触する部分、並びに焼網又は調理皿の少なくともガイド部と接触する部分、の一方もしくは双方を、電気絶縁材で形成したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 焼網又は調理皿が連繋部材から脱離可能であることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 連繋部材の少なくとも焼網又は調理皿と係合する部分、並びに焼網又は調理皿の少なくとも連繋部材と係合する部分、の一方もしくは双方を、電気絶縁材で形成したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  4. 焼網又は調理皿の連繋部材と係合する部分又は連繋部材の焼網又は調理皿と係合する部分に、扉の開閉に連動して焼網又は調理皿を出し入れさせるときに回転する回転部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  5. 調理室の底面部に油受皿を複数枚、それぞれ出し入れ可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  6. 複数枚の油受皿が接する部分において、一方側の油受皿の縁部が他方側の油受皿の縁部の上に重なることを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。

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