JP2007107699A - シフトレンジ選択装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シフトバイワイヤ方式の車両制御装置を備える車両において車室内のデザイン自由度が向上するシフトレンジ選択装置を提供する。
【解決手段】マイクから入力された音声を音声認識部で認識してシフトレンジを特定する(S205〜S215)。シフトレンジの特定に成功すると、シフトレンジを音声入力した音声から特徴データを生成し(S220)、記憶媒体に記憶されている特徴データと比較して運転者の音声であるか否かを音声判定部で判定する(S225)。運転者の音声であると判定されると、出力制御部は音声認識部で特定されたシフトレンジに応じたシフトレンジ切替信号を車両制御装置に出力する(S230)。シフトレンジを音声入力するので、シフトレバーが不要になる。マイクはシフトレバーに比べて体格を小さくできるので目立たないようにでき、車室内のデザイン自由度を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】マイクから入力された音声を音声認識部で認識してシフトレンジを特定する(S205〜S215)。シフトレンジの特定に成功すると、シフトレンジを音声入力した音声から特徴データを生成し(S220)、記憶媒体に記憶されている特徴データと比較して運転者の音声であるか否かを音声判定部で判定する(S225)。運転者の音声であると判定されると、出力制御部は音声認識部で特定されたシフトレンジに応じたシフトレンジ切替信号を車両制御装置に出力する(S230)。シフトレンジを音声入力するので、シフトレバーが不要になる。マイクはシフトレバーに比べて体格を小さくできるので目立たないようにでき、車室内のデザイン自由度を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、シフトレンジを音声で切り替え可能なシフトレンジ選択装置に関する。
従来、車両に搭載されている自動変速機のシフトレンジを運転者が選択するためのシフトレンジ選択装置として、運転席と助手席との間に配置されているシフトレバー、ステアリングコラムから延びるコラム式のシフトレバー(コラム式レバー)などが知られている。シフトレバーは運転者によって操作されるものであるため、運転者が操作し易いようある程度の大きさが必要であり、且つ運転者が操作し易い位置に配置されている必要がある。このため従来はシフトレバーによって車室内のデザイン自由度が制約されるという問題がある。
また、従来、車両の盗難を防止するための手段として、必要な時にはスイッチ操作部を外して持ち、知らないうちに変速機が走行レンジに変速されないようにするオートチェンジ(シフトレンジ選択装置)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に記載のオートチェンジでは運転者がスイッチ操作部を持ち歩かなければならないという煩わしさがある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、シフトバイワイヤ方式の車両制御装置を備える車両において車室内のデザイン自由度が向上するシフトレンジ選択装置を提供することを目的とする。
請求項1〜6に記載の発明によると、シフトレンジを音声入力するので、シフトレバーが不要になる。請求項1〜6に記載の発明では音声入力手段が必要になるが、音声入力手段はシフトレバーに比べて体格を小さくできるので目立たないようにできる。従って、車室内のデザイン自由度が向上する。更に、請求項1〜6に記載の発明によると、運転者の音声以外ではシフトレンジを切り替えられないので、二人以上が乗車可能な車両であっても安全性を損なうことなくシフトレンジを音声で切り替えることができる。
請求項2に記載の発明によると、運転者は操作手段を操作して意図的に音声入力可能状態にしないとシフトレンジを音声入力できないので、他の乗員との会話の中でシフトレンジを切り替える意図とは無関係にシフトレンジの名称を発声してしまったときに運転者の意図に反してシフトレンジが切り替わってしまうことを防止できる。
請求項3に記載の発明によると、運転者が特徴を記憶させることができるので、特徴が固定で記憶されている場合に比べてより柔軟に運転者を交代できる。
請求項4に記載の発明によると、運転を許可されていない運転者によって車両が不正に運転されてしまうことを防止できる。更に、認証された運転者の音声以外ではシフトレンジを切り替えられないので、従来のオートチェンジのように運転者はスイッチ操作部を持ち歩く必要がなく、スイッチ操作部を持ち歩く煩わしさを解消できる。
請求項4に記載の発明によると、運転を許可されていない運転者によって車両が不正に運転されてしまうことを防止できる。更に、認証された運転者の音声以外ではシフトレンジを切り替えられないので、従来のオートチェンジのように運転者はスイッチ操作部を持ち歩く必要がなく、スイッチ操作部を持ち歩く煩わしさを解消できる。
請求項5に記載の発明によると、車両の運転を許可されている運転者であるか否かを音声認証する認証手段をシフトレンジ選択装置の一部として利用するので、認証手段を備える車両の場合はシフトレンジ選択装置のコストを低減できる。
請求項6に記載の発明によると、地震などで車両を放置しなければならない場合、認証不要モードを選択して放置することにより、任意の運転者が車両を移動できる。また、認証不要モードの選択は認証された運転者だけが可能なので、認証されることのない運転者によって認証不要モードが選択されて不正に運転されることを防止できる。
請求項6に記載の発明によると、地震などで車両を放置しなければならない場合、認証不要モードを選択して放置することにより、任意の運転者が車両を移動できる。また、認証不要モードの選択は認証された運転者だけが可能なので、認証されることのない運転者によって認証不要モードが選択されて不正に運転されることを防止できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の実施の形態を説明する。各実施形態において同一の符号が付された構成要素は、その符号が付されたほかの実施形態の構成要素と対応する。尚、以下の説明では「電子制御ユニット」を「ECU」と略記する。
(第1実施形態)
図2は、車両制御装置としてのシフトバイワイヤシステム10を示す模式図である。シフトバイワイヤシステム10は図示しない自動変速機のシフトレンジをアクチュエータ13で切り替える所謂シフトバイワイヤ方式の車両制御装置であり、車内LAN回線を介して図示しない自動変速機制御ECU、エンジン制御ECU、ブレーキ制御ECUなどに電気的又は光学的に接続されている。また、シフトバイワイヤシステム10は、アクチュエータ13が自動変速機制御装置17のコントロールシャフト15に接続されることによって自動変速機制御装置17に機械的に接続されている。
(第1実施形態)
図2は、車両制御装置としてのシフトバイワイヤシステム10を示す模式図である。シフトバイワイヤシステム10は図示しない自動変速機のシフトレンジをアクチュエータ13で切り替える所謂シフトバイワイヤ方式の車両制御装置であり、車内LAN回線を介して図示しない自動変速機制御ECU、エンジン制御ECU、ブレーキ制御ECUなどに電気的又は光学的に接続されている。また、シフトバイワイヤシステム10は、アクチュエータ13が自動変速機制御装置17のコントロールシャフト15に接続されることによって自動変速機制御装置17に機械的に接続されている。
自動変速機制御装置17は自動変速機を制御する装置であって、ハウジング19、自動変速機制御ECU、ハウジング19に収容されている複数の電磁弁、ハウジング19に収容されているマニュアル弁、アクチュエータ13の回動駆動力をスプール18に伝達するディテント機構14、パーキングロック機構22などを有している。マニュアル弁にはスプール18が軸方向に往復移動可能に設けられている。自動変速機には例えば前進(D)レンジ、後進(R)レンジ、駐車(P)レンジ、および中立(N)レンジが用意されており、スプール18が軸方向に移動するとスプール18の移動位置(レンジ位置)に応じて自動変速機内の油路に加わる油圧が切り替わり、シフトレンジが切り替わる。自動変速機制御ECUは各電磁弁を電気的に制御することにより自動変速機の各摩擦要素に加わる油圧を増減し、摩擦要素の締結および開放を切り替える。摩擦要素の締結および開放が切り替わることにより、自動変速機の変速段が切り替わる。
ディテント機構14は、コントロールシャフト15、ディテントプレート16、ディテントプレート16の回動を規制するローラ21、ローラ21を片持ち支持する板ばね20などで構成されている。コントロールシャフト15はスプール18の軸に直交する姿勢で配置されている。コントロールシャフト15にはディテントプレート16が一体となって回動するように固定されている。ディテントプレート16は扇形をなす板状に形成されている。図示するようにディテントプレート16には盤面に対して垂直に突出する円柱状の出力軸16aが設けられている。出力軸16aはスプール18に係合されており、ディテントプレート16が回動するとスプール18が出力軸16aに駆動されて軸方向に往復移動する。また、図示するようにディテントプレート16にはその円弧状の外周部に複数の凹部16bが形成されている。これら複数の凹部16bはそれぞれ特定のレンジ位置に対応して形成されている。これら複数の凹部16bにはローラ21が選択的に係合し、ディテントプレート16に回動駆動力が作用していないとき、ローラ21がいずれかの凹部16bに係合することによってディテントプレート16の回動が規制される。
パーキングロック機構22は、パーキングギヤ23の外周部に形成されている凹部にパーキングロックポール24の爪24aを係合させて自動変速機の出力軸の回転を止めるように構成されている。L字状に形成されているパークロッド25の一端はディテントプレート16に固定されており、他端にはテーパーコーン状のカム27が嵌合している。カム27はスプリング26により他端側に押圧された状態でパークロッド25に嵌合しており、パークロッド25に沿って往復移動自在である。ディテントプレート16の回転に伴いパークロッド25が往復移動することにより、カム27がパーキングロックポール24を上下動させる。スプリング26を介する理由はパーキングロックポール24とパーキングギヤ23との同期がとれたときに速やかに係合させるためである。ディテントプレート16においてPレンジ位置に対応する凹部16cがローラ21に係合する角度までディテントプレート16が回動すると、スプール18がPレンジ位置に移動するとともに、パーキングロックポール24の爪24aがパーキングギヤ23に係合し、自動変速機の出力軸の回転が機械的に禁止される。これによりPレンジが達成される。
次に、シフトバイワイヤシステム10について説明する。
シフトバイワイヤシステム10は、シフトバイワイヤ制御ECU(以下「SBW制御ECU」)12、アクチュエータ13などで構成されている。
SBW制御ECU12は、マイクロコンピュータを主体に構成されている電子回路である。SBW制御ECU12には、シフトレンジ選択装置11およびアクチュエータ13が電気的に接続されている。SBW制御ECU12はシフトレンジ選択装置11から受信するシフトレンジ切替信号に基づいてアクチュエータ13を制御する。
シフトバイワイヤシステム10は、シフトバイワイヤ制御ECU(以下「SBW制御ECU」)12、アクチュエータ13などで構成されている。
SBW制御ECU12は、マイクロコンピュータを主体に構成されている電子回路である。SBW制御ECU12には、シフトレンジ選択装置11およびアクチュエータ13が電気的に接続されている。SBW制御ECU12はシフトレンジ選択装置11から受信するシフトレンジ切替信号に基づいてアクチュエータ13を制御する。
アクチュエータ13は、電動モータ、減速機構などを備えている。電動モータはSBW制御ECU12に制御されて回動し、その回動駆動力が減速機構で増大されてディテント機構14のコントロールシャフト15に伝達される。
シフトバイワイヤ方式の車両制御装置では運転者によるシフトレンジ選択装置の操作力を機械的に自動変速機に伝達する必要がないので、シフトレンジを音声で入力するシフトレンジ選択装置の採用が可能である。
シフトバイワイヤ方式の車両制御装置では運転者によるシフトレンジ選択装置の操作力を機械的に自動変速機に伝達する必要がないので、シフトレンジを音声で入力するシフトレンジ選択装置の採用が可能である。
次に、音声認証装置50およびシフトレンジ選択装置11について説明する。
図3は、音声認証装置50およびシフトレンジ選択装置11のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態では運転者を音声認証するための音声認証装置50をシフトレンジ選択装置11の一部として利用する場合を例に説明する。
図3は、音声認証装置50およびシフトレンジ選択装置11のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施形態では運転者を音声認証するための音声認証装置50をシフトレンジ選択装置11の一部として利用する場合を例に説明する。
音声認証装置50は、フラッシュメモリ等の記憶媒体51、マイク52、A/D変換部53、特徴データ生成部54、音声認証部55、車両制御部56、音声認証ボタン57、およびインタフェース(I/F)部58を備えている。
フラッシュメモリ等の記憶媒体51には認証用として一人以上の運転者の音声の特徴が電子化されて記憶されている。以降の説明では音声の特徴を電子化したデータのことを特徴データという。音声の特徴としては具体的には例えば声紋あるいは声紋と等価の情報を用いることができる。フラッシュメモリ等の記憶媒体51への特徴データの記憶は、マイク52から音声を入力して特徴データ生成部54で特徴データを生成し、生成された特徴データを記憶させてもよいし、他の電子機器に記憶されている特徴データを通信ケーブルや脱着可能な記憶媒体経由で転送することによって記憶させてもよい。
フラッシュメモリ等の記憶媒体51には認証用として一人以上の運転者の音声の特徴が電子化されて記憶されている。以降の説明では音声の特徴を電子化したデータのことを特徴データという。音声の特徴としては具体的には例えば声紋あるいは声紋と等価の情報を用いることができる。フラッシュメモリ等の記憶媒体51への特徴データの記憶は、マイク52から音声を入力して特徴データ生成部54で特徴データを生成し、生成された特徴データを記憶させてもよいし、他の電子機器に記憶されている特徴データを通信ケーブルや脱着可能な記憶媒体経由で転送することによって記憶させてもよい。
マイク52は車両を運転しようとする運転者が当該車両の運転を許可されているか否かを音声認証するための音声を入力するために用いられる。本実施形態では音声認証ボタン57を押している間のみ認証のための音声を入力できる。
また、マイク52はシフトレンジ選択装置11の音声入力手段としても用いられる。運転者は具体的には例えば「Dレンジ」、「Pレンジ」などのように目的のシフトレンジの名称をマイク52に向かって発声することによってシフトレンジを音声入力する。本実施形態では音声入力ボタン67を押している間のみシフトレンジを音声入力できる。音声入力ボタン67を押している間のみシフトレンジを音声入力できるようにしている理由は、他の乗員との会話の中でシフトレンジを切り替える意図とは無関係にシフトレンジの名称を発声してしまったときに運転者の意図に反してシフトレンジが切り替わってしまうことを防止するためである。
また、マイク52はシフトレンジ選択装置11の音声入力手段としても用いられる。運転者は具体的には例えば「Dレンジ」、「Pレンジ」などのように目的のシフトレンジの名称をマイク52に向かって発声することによってシフトレンジを音声入力する。本実施形態では音声入力ボタン67を押している間のみシフトレンジを音声入力できる。音声入力ボタン67を押している間のみシフトレンジを音声入力できるようにしている理由は、他の乗員との会話の中でシフトレンジを切り替える意図とは無関係にシフトレンジの名称を発声してしまったときに運転者の意図に反してシフトレンジが切り替わってしまうことを防止するためである。
A/D変換部53は、アナログ音声信号をディジタル表現の音声データに変換する回路である。
特徴データ生成部54は、A/D変換部53から出力された音声データを解析してその特徴データを生成する電子回路である。
音声認証部55は、車両の運転を許可されている運転者であるか否かを音声認証する電子回路である。音声認証部55による認証は音声認証ボタン57を押した状態でマイク52から何等かの所定の音声が入力されると行われる。音声認証部55は入力された音声の特徴データをフラッシュメモリ等の記憶媒体51に記憶されている認証用の特徴データと比較し、類似する特徴データが存在するか否かを判定する。音声認証部55は類似する特徴データが存在すれば認証成功と判定し、存在しなければ認証失敗と判定する。音声認証部55での認証結果は車両制御部56に出力される。
特徴データ生成部54は、A/D変換部53から出力された音声データを解析してその特徴データを生成する電子回路である。
音声認証部55は、車両の運転を許可されている運転者であるか否かを音声認証する電子回路である。音声認証部55による認証は音声認証ボタン57を押した状態でマイク52から何等かの所定の音声が入力されると行われる。音声認証部55は入力された音声の特徴データをフラッシュメモリ等の記憶媒体51に記憶されている認証用の特徴データと比較し、類似する特徴データが存在するか否かを判定する。音声認証部55は類似する特徴データが存在すれば認証成功と判定し、存在しなければ認証失敗と判定する。音声認証部55での認証結果は車両制御部56に出力される。
また、音声認証部55は、認証に成功した場合は当該運転者の音声の特徴データを「有効な特徴データ」としてシフトレンジ選択装置11に出力する。出力された「有効な特徴データ」はシフトレンジ選択装置11のRAM等の記憶媒体61に記憶される。有効な特徴データとして設定された特徴データは、シフトレンジを音声入力した音声が現在認証されている運転者の音声であるか否かの判定を行うために用いられる。有効な特徴データは同時に一つしか設定できず、従ってシフトレンジを音声で切り替え可能な運転者は同時に一人に限定される。有効な特徴データの有効期間はエンジンが停止するまでであり、一端エンジンを停止した後は再度音声認証を行う必要がある。音声認証は音声認証ボタン57を押すことにより随時可能であり、従って必要なときにいつでも運転者の交代を行える。
車両制御部56は、音声認証部55による認証結果に基づいて車両を運転可能な状態または運転不可能な状態に制御する電子回路である。車両制御部56は例えば音声認証部55による認証に成功した場合はイグニッションスイッチがエンジン始動位置に回動されたときエンジンを始動するようエンジン制御ECUを制御し、逆に認証に失敗した場合はイグニッションスイッチがエンジン始動位置に回動されてもエンジンを始動しないようエンジン制御ECUを制御する。従って音声認証に失敗した運転者はエンジンを始動させることができず、車両の盗難をより確実に防止することができる。
シフトレンジ選択装置11は、RAM等の記憶媒体61、フラッシュメモリ等の記憶媒体62、インタフェース(I/F)部63、音声認識部64、音声判定部65、出力制御部66、音声入力ボタン67、およびモード選択スイッチ68を備えている。
フラッシュメモリ等の記憶媒体62は、電源を遮断しても記憶内容が失われない不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ等の記憶媒体62には具体的には例えば「Pレンジ」、「Nレンジ」、「Rレンジ」および「Dレンジ」という各言葉についてその言葉を発声したときの標準的な波形データと、各波形データに対応するシフトレンジとが記憶されている。
フラッシュメモリ等の記憶媒体62は、電源を遮断しても記憶内容が失われない不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ等の記憶媒体62には具体的には例えば「Pレンジ」、「Nレンジ」、「Rレンジ」および「Dレンジ」という各言葉についてその言葉を発声したときの標準的な波形データと、各波形データに対応するシフトレンジとが記憶されている。
音声認識部64は、音声入力ボタン67が押された状態で入力された音声を音声認識してシフトレンジを特定する電子回路である。運転者がマイク52からシフトレンジを音声入力すると、音声認識部64は入力された音声から変換された音声データの波形をフラッシュメモリ62に記憶されている一つ以上の波形データの波形と比較し、類似している程度が最も高い波形データに対応するシフトレンジを音声入力されたシフトレンジとして特定する。音声認識部64によってシフトレンジが特定されると当該シフトレンジを表すシフトレンジ情報が出力制御部66に出力される。
音声判定部65は、音声入力ボタン67が押された状態で入力された音声が現在認証されている運転者の音声であるか否かを判定する電子回路である。音声判定部65はシフトレンジを音声入力した音声の特徴データを有効な特徴データと比較し、両者が類似していれば現在認証されている運転者の音声であると判定する。音声判定部65での判定結果も出力制御部66に出力される。
出力制御部66は、SBW制御ECU12にシフトレンジ切替信号を出力する処理を制御する電子回路である。出力制御部66は音声認識部64からシフトレンジ情報が出力されると、音声判定部65から出力された判定結果を参照し、運転者の音声であるという判定結果であればシフトレンジ情報で特定されるシフトレンジへの切り替えを指示するシフトレンジ切替信号をI/F部63を介してSBW制御ECU12に出力する。このように出力制御部66は運転者の音声であるときのみシフトレンジ切替信号をSBW制御ECU12に出力するので、同乗者の音声によってシフトレンジが切り替わってしまうことを防止できる。これにより、シフトレンジを音声で切り替え可能にしつつ車両の安全性を確保できる。
ただし、出力制御部66は、モード選択スイッチ68によって認証不要モードが選択されているときは、音声判定部65での判定結果の如何によらずシフトレンジ切替信号をSBW制御ECU12に出力する。また、同様に車両制御部56も認証不要モードが選択されているときは音声認証部55での認証結果の如何によらず車両を運転可能な状態に制御する。例えば地震などの非常時に車両が放置された場合、任意の運転者が当該車両を移動させる状況も想定され得る。この場合、認証が必要であると、音声の特徴データがフラッシュメモリ等の記憶媒体51に記憶されていない当該任意の運転者はエンジンの始動およびシフトレンジの切り替えを行うことができず、車両を移動できない。認証不要モードを選択すると、認証に成功したか否かによらずエンジンを始動でき、且つシフトレンジを切り替えることができる。これにより任意の運転者が車両を移動できる。
ただし、認証不要モードの選択は、認証されている運転者のみ可能である。例えばエンジンが停止しているときは運転者が認証されていない状態であり、この状態のときは認証不要モードを選択することはできない。従って、認証されている運転者は、車両を放置するときエンジンを停止する前に認証不要モードを選択し、その後にエンジンを停止して車両を放置するようにしなければならない。認証されている運転者のみ認証不要モードの選択を可能にする理由は、平常時において運転を許可されていない運転者によって認証不要モードが選択されて車両が不正に運転されてしまうことを防止するためである。
次に、音声認証装置50の作動について説明する。
図4は、音声認証装置50の処理の流れを示すフローチャートである。
S105では、運転者は音声認証ボタン57を押してマイク52に向かって所定の音声を発声する。
S110では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換して特徴データ生成部54に出力する。
図4は、音声認証装置50の処理の流れを示すフローチャートである。
S105では、運転者は音声認証ボタン57を押してマイク52に向かって所定の音声を発声する。
S110では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換して特徴データ生成部54に出力する。
S115では、特徴データ生成部54はA/D変換部53から出力された音声データの特徴データを生成する。
S120では、音声認証部55は生成された特徴データに類似する特徴データがフラッシュメモリ等の記憶媒体51に記憶されているか否かを判定することによって音声認証を行う。音声認証に成功した場合はS125に進み、音声認証に失敗した場合は処理を終了する。
S120では、音声認証部55は生成された特徴データに類似する特徴データがフラッシュメモリ等の記憶媒体51に記憶されているか否かを判定することによって音声認証を行う。音声認証に成功した場合はS125に進み、音声認証に失敗した場合は処理を終了する。
S125では、音声認証部55は類似する特徴データを「有効な特徴データ」としてシフトレンジ選択装置11に出力する。
以上により運転者の認証が完了する。車両制御部56は前述したように音声認証に成功した場合のみエンジンを始動できるようエンジン制御ECUを制御する。
以上により運転者の認証が完了する。車両制御部56は前述したように音声認証に成功した場合のみエンジンを始動できるようエンジン制御ECUを制御する。
次に、シフトレンジ選択装置11の処理について、認証モードが選択されている場合および認証不要モードが選択されている場合のそれぞれについて説明する。
図1は、認証モードが選択されている場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図1は、認証モードが選択されている場合の処理の流れを示すフローチャートである。
S205では、認証されている運転者は音声入力ボタン67を押した状態でマイク52に向かってシフトレンジを音声入力する。
S210では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換する。
S215では、音声認識部64はS210で生成された音声データの波形をフラッシュメモリ62に記憶されている波形データの波形と比較し、波形が最も類似している波形データを特定する。これによりシフトレンジが特定される。運転者は当然ながらシフトレンジ以外の言葉も発するので、類似している波形データが存在しない場合もある。類似している波形データが存在しない場合はシフトレンジ以外の言葉が発せられたものとして処理を終了する。
S210では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換する。
S215では、音声認識部64はS210で生成された音声データの波形をフラッシュメモリ62に記憶されている波形データの波形と比較し、波形が最も類似している波形データを特定する。これによりシフトレンジが特定される。運転者は当然ながらシフトレンジ以外の言葉も発するので、類似している波形データが存在しない場合もある。類似している波形データが存在しない場合はシフトレンジ以外の言葉が発せられたものとして処理を終了する。
S220では、特徴データ生成部54はS210で生成された音声データの特徴データを生成する。
S225では、音声判定部65はS220で生成された特徴データと有効な特徴データとを比較することにより、認証されている運転者の音声であるか否かを判定する。認証されている運転者の音声であると判定した場合はS230に進み、そうでなければ処理を終了する。
S225では、音声判定部65はS220で生成された特徴データと有効な特徴データとを比較することにより、認証されている運転者の音声であるか否かを判定する。認証されている運転者の音声であると判定した場合はS230に進み、そうでなければ処理を終了する。
S230では、出力制御部66はS215で特定されたシフトレンジへの切り替えを指示するシフトレンジ切替信号をSBW制御ECU12に出力する。
シフトレンジ切替信号が出力されると、SBW制御ECU12はアクチュエータ13を制御してスプール18をシフトレンジ切替信号に応じたレンジ位置に移動させる。これにより自動変速機のシフトレンジが切り替わる。
シフトレンジ切替信号が出力されると、SBW制御ECU12はアクチュエータ13を制御してスプール18をシフトレンジ切替信号に応じたレンジ位置に移動させる。これにより自動変速機のシフトレンジが切り替わる。
図5は、認証不要モードが選択されている場合の処理の流れを示すフローチャートである。
S305では、認証されている運転者は音声入力ボタン67を押した状態でマイク52に向かってシフトレンジを音声入力する。
S310では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換する。
S305では、認証されている運転者は音声入力ボタン67を押した状態でマイク52に向かってシフトレンジを音声入力する。
S310では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換する。
S315では、音声認証部55はS310で生成された音声データの波形をフラッシュメモリ62に記憶されている波形データの波形と比較し、波形が最も類似している波形データを特定する。
S325では、出力制御部66はS315で特定されたシフトレンジへの切り替えを指示するシフトレンジ切替信号をSBW制御ECU12に出力する。
S325では、出力制御部66はS315で特定されたシフトレンジへの切り替えを指示するシフトレンジ切替信号をSBW制御ECU12に出力する。
第1実施形態に係るシフトレンジ選択装置11によると、運転者の音声以外ではシフトレンジを切り替えられないので、従来のオートチェンジのようにスイッチ操作部を持ち歩く必要がなく、スイッチ操作部を持ち歩く煩わしさを解消できる。
更に、シフトレンジ選択装置11によると、音声認証装置50をシフトレンジ選択装置11の一部として利用するので、シフトレンジを音声入力するためのコストを低減できる。
更に、シフトレンジ選択装置11によると、音声認証装置50をシフトレンジ選択装置11の一部として利用するので、シフトレンジを音声入力するためのコストを低減できる。
(他の実施形態)
図6は、運転者を音声認証しない場合のシフトレンジ選択装置70のブロック図である。シフトレンジ選択装置70は、第1実施形態のシフトレンジ選択装置11のモード選択スイッチ68を除く構成に加え、第1実施形態の音声認証装置50の一部および特徴データ記憶部71および特徴データ記憶ボタン72を備えている。特徴データ記憶部71は運転者が自身の音声の特徴データをRAM等の記憶媒体61に記憶させるための電子回路である。
図6は、運転者を音声認証しない場合のシフトレンジ選択装置70のブロック図である。シフトレンジ選択装置70は、第1実施形態のシフトレンジ選択装置11のモード選択スイッチ68を除く構成に加え、第1実施形態の音声認証装置50の一部および特徴データ記憶部71および特徴データ記憶ボタン72を備えている。特徴データ記憶部71は運転者が自身の音声の特徴データをRAM等の記憶媒体61に記憶させるための電子回路である。
図7は、運転者が自身の音声の特徴データをRAM等の記憶媒体61に記憶させる処理の流れを示すフローチャートである。
S405では、車両を運転する運転者は特徴データ記憶ボタン72を押した状態でマイク52に向かって所定の音声を発声する。
S410では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換して制御部に出力する。
S405では、車両を運転する運転者は特徴データ記憶ボタン72を押した状態でマイク52に向かって所定の音声を発声する。
S410では、A/D変換部53はマイク52から入力された音声信号を音声データに変換して制御部に出力する。
S415では、特徴データ生成部54はA/D変換部53から出力された音声データの特徴データを生成し、特徴データ記憶部71は生成された特徴データをRAM等の記憶媒体61に記憶する。
以上により特徴データを記憶させる。記憶された特徴データは第1実施形態の「有効な特徴データ」と同じ意味で用いられる。他の実施形態はその他の点において第1実施形態と実質的に同一である。
以上により特徴データを記憶させる。記憶された特徴データは第1実施形態の「有効な特徴データ」と同じ意味で用いられる。他の実施形態はその他の点において第1実施形態と実質的に同一である。
シフトレンジ選択装置70によると、車両を運転しようとする運転者が特徴データを記憶させることができるので、特徴データが固定で記憶されている場合に比べてより柔軟に運転者を交代できる。
ただし、上述した他の実施形態では運転者の音声認証を行うことはできない。逆にいうと、パスワード認証や指紋認証などのように音声認証以外の方法で認証を行う車両の場合については上述した他の実施形態の構成を採用すればよい。また、運転者の認証が不要である場合についても上述した他の実施形態の構成を採用すればよい。
ただし、上述した他の実施形態では運転者の音声認証を行うことはできない。逆にいうと、パスワード認証や指紋認証などのように音声認証以外の方法で認証を行う車両の場合については上述した他の実施形態の構成を採用すればよい。また、運転者の認証が不要である場合についても上述した他の実施形態の構成を採用すればよい。
以上説明した本発明の一実施形態に係るシフトレンジ選択装置11および70によると3、シフトレンジを音声入力するのでシフトレバーが不要になる。シフトレンジ選択装置11および70ではマイク52が必要になるが、一般にマイク52はシフトレバーに比べて体格を小さくできるので、ステアリングホイールに埋め込むなどによって目立たないようにできる。従って、車室内のデザイン自由度が向上する。更に、シフトレンジ選択装置11および70によると、運転者の音声以外ではシフトレンジを切り替えられないので、二人以上が乗車可能な車両であっても安全性を損なうことなくシフトレンジを音声で切り替えることができる。
なお、本発明は上記複数の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
10 シフトバイワイヤシステム(車両制御装置)、11 シフトレンジ選択装置、50 音声認証装置(シフトレンジ選択装置、認証手段)、51 フラッシュメモリ(記憶媒体)、52 マイク(音声入力手段、認証手段)、53 A/D変換部(音声認識手段、認証手段)、54 特徴データ生成部(音声認識手段、認証手段)、55 音声認証部(認証手段)、57 音声認証ボタン(認証手段)、58 インタフェース部(認証手段)、61 RAM(記憶媒体)、62 フラッシュメモリ(記憶媒体)、63 インタフェース部(出力手段)、64 音声認識部(音声認識手段)、65 音声判定部(判定手段)、66 出力制御部(出力手段)、67 音声入力ボタン(操作手段)、68 モード選択スイッチ(モード選択手段)、70 シフトレンジ選択装置、71 特徴データ記憶部(特徴記憶手段)、72 特徴データ記憶ボタン(特徴記憶手段)
Claims (6)
- シフトレンジ切替信号に応答して自動変速機のシフトレンジを切り替える車両制御装置を備える車両の運転者が前記自動変速機のシフトレンジを選択するためのシフトレンジ選択装置であって、
前記運転者の音声の特徴を記憶している記憶媒体と、
前記運転者が目的のシフトレンジを音声入力するための音声入力手段と、
前記音声入力手段から入力された音声を認識してシフトレンジを特定する音声認識手段と、
シフトレンジを音声入力した前記音声の特徴を前記記憶媒体に記憶されている特徴と比較して前記運転者の音声であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で前記運転者の音声であると判定されると、前記音声認識手段で特定されたシフトレンジへの切り替えを指示するシフトレンジ切替信号を前記車両制御装置に出力する出力手段と、
を備えるシフトレンジ選択装置。 - 前記音声入力手段は、音声入力可能状態と音声入力不可能状態とを前記運転者が切り替え操作するための操作手段を有し、音声入力可能状態のときのみ音声入力を受け付ける請求項1に記載のシフトレンジ選択装置。
- 前記運転者が自身の音声の特徴を前記記憶媒体に記憶させるための特徴記憶手段を更に備える請求項1又は2に記載のシフトレンジ選択装置。
- 運転者の認証を行う認証手段を更に備え、
前記判定手段は、シフトレンジを音声入力した前記音声の特徴を、前記記憶媒体に記憶されている特徴のうち前記認証手段によって認証された運転者の音声の特徴と比較する請求項1、2又は3に記載のシフトレンジ選択装置。 - 前記認証手段は、前記音声入力手段から入力された音声の特徴を前記記憶媒体に記憶されている特徴と比較する音声認証を行う請求項4に記載のシフトレンジ選択装置。
- 前記認証手段による認証が必要な認証モードまたは認証が不要な認証不要モードのいずれか一方を運転者が選択するためのモード選択手段であって、前記認証手段で認証された運転者だけが各前記モードを選択可能なモード選択手段を更に備え、
前記認証不要モードが選択されると、前記出力手段は前記判定手段での判定結果によらず前記シフトレンジ切替信号を前記車両制御装置に出力する請求項4又は5に記載のシフトレンジ選択装置。
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---|---|---|---|
JP2005301964A JP2007107699A (ja) | 2005-10-17 | 2005-10-17 | シフトレンジ選択装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018172028A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム |
CN110709625A (zh) * | 2017-06-07 | 2020-01-17 | Zf腓德烈斯哈芬股份公司 | 语音换挡 |
CN111022627A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-17 | 汉喜龙汽车零部件(上海)有限公司 | 一种语音控制的汽车换挡系统 |
-
2005
- 2005-10-17 JP JP2005301964A patent/JP2007107699A/ja active Pending
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