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JP2007194834A - 端末装置 - Google Patents

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JP2007194834A
JP2007194834A JP2006010005A JP2006010005A JP2007194834A JP 2007194834 A JP2007194834 A JP 2007194834A JP 2006010005 A JP2006010005 A JP 2006010005A JP 2006010005 A JP2006010005 A JP 2006010005A JP 2007194834 A JP2007194834 A JP 2007194834A
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Isao Tanaka
勲 田中
Shigefumi Kirino
成史 桐野
Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Osamu Iwata
收 岩田
Toshio Kitahara
俊夫 北原
Kentaro Koga
健太郎 古賀
Masahiko Kubo
雅彦 久保
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】課金情報の扱いをシンプルにでき、セキュリティの面で優れているとともに、データのダウンロードに要する時間を短縮することができる端末装置を提供する。
【解決手段】楽曲データのダウンロードを行う場合、車載端末装置1は、移動電話機により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、楽曲リストを取得する。そして、ユーザがいずれかの楽曲を指定すると、車車間通信が可能な他の車両2が指定された楽曲のデータを有しているか否かを判別し、他の車両2が指定された楽曲のデータを有している場合、車車間通信装置により当該車両から楽曲データの99%をダウンロードする。この後、再び移動電話機により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、指定された楽曲の残りの1%のデータをダウンロードする。
【選択図】図1

Description

本発明は、音楽や映像のコンテンツ情報等の各種のデータを受信するための端末装置に関する。
従来、自動車等の車両に配設されるラジオ受信器、テレビ受像器等の機能を有する車載装置においては、ラジオ放送局、テレビ放送局等の放送する音楽や映像を受信して、再生することができるようになっている。
また、自分の好みの楽曲や映像だけを視聴したい場合には、自分の好みの楽曲や映像が記録されている音楽CD、MD、ビデオDVD等を準備し、車両に搭載されたDVDプレーヤや情報端末としての機能を備えたカーナビ装置を利用することにより、車内で映像や音楽を鑑賞できるようになっている。
一方、最近、インターネットを経由して、極めて多数の楽曲や動画像の中から、自分の好みのものを選択してダウンロードすることができるようなデータ配信システムが提供されており、携帯用パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯用音楽再生装置等を車両内に持ち込み、携帯電話機等に接続して、インターネット上に開設されたサイトにアクセスして、楽曲や動画像をダウンロードし、車載装置のオーディオ機能やDVD機能を利用して再生することも可能になっている。
また、最近、車載の情報システムにおいて無線通信を介してデータをダウンロードする技術として、車載ナビゲーション装置において、インターネット上に配置された情報センターに移動電話機を用いた無線通信を介してアクセスし、ユーザの走行案内に必要な地図データをダウンロードすることが行われており、このような車載ナビゲーション装置を利用して音楽等をダウンロードすることも考えられる。
しかしながら、移動電話網のような広域の公衆移動体通信網による通信は、一般に、使用可能な周波数帯域の問題や多数利用者の同時使用を可能としなければならないという制約上、車車間通信などのローカルな通信に比べ、その伝送速度は小さく設定されているので、選択した楽曲や動画像をダウンロードするのには時間がかかるという問題がある。例えば、1曲当たりの楽曲データは、通常、数メガバイトであり、ダウンロードするのに数分間必要である。
一方、各車両に車車間で通信を行う車車間通信装置を設け、各車の車載情報システム間で、車車間通信装置を用いて、自車の状態情報を送受する技術があるので、この技術を利用し、無線基地局との無線通信によってダウロードした動画情報や音楽情報を車車間通信を利用して他の車両に配信することにより、データのダウンロードに要する時間を短縮することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、サイトからダウンロードするためには対価を支払う必要があるので、配信先情報をダウンロード元に課金情報として送信したり、データのダウンロード元に対する登録情報を有する場合のみデータを配信することにより有料のコンテンツ情報が任意に配信されることを防止するようにしている。
特開2004−297147号公報
上記のように、従来、無線通信によってダウンロードした動画情報や音楽情報を車車間通信を利用して他の車両に配信し、有料のコンテンツ情報が任意に配信されることを防止するため、配信先情報をダウンロード元に課金情報として送信したり、データのダウンロード元に対する登録情報を有する場合のみデータを配信することが提案されているが、このような形態の場合、他の車両へのコンテンツ配信を行う車のシステムに何らかのトラブルが発生した場合に、配信先の車に配信していない曲に対する架空の課金情報が配信元の車からサーバへと送信され、それを基にサーバから配信先の車に架空の請求が送信され、トラブルの原因となることが考えられる。したがって、配信先の課金情報について配信元の車からサーバへ送信することはセキュリティの問題で非常に問題がある。
また、配信先情報をダウンロード元に課金情報として送信したり、データのダウンロード元に対する登録情報を有する場合のみデータを配信するようにすると、データの送受信を行う車載装置の機能が複雑化し、コストアップになるという問題も生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、課金情報の扱いをシンプルにでき、セキュリティの面で優れているとともに、データのダウンロードに要する時間を短縮することができる端末装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る端末装置(1)は、
通信回線を利用した通信を行う第1通信手段と、他端末装置と通信を行う第2通信手段とを用いてデータをダウンロードする端末装置であって、
目的とするデータをダウンロードする際に、第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が存在し、かつ、当該他端末装置が目的とするデータを有している場合、データの一部分を第2通信手段によりダウンロードし、データの残りを第1通信手段によりデータ配信サーバからダウンロードすることを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置(2)は端末装置(1)において、
第1通信手段によりデータ配信サーバにアクセスし、データ配信サーバからダウンロード可能なデータリストを取得することを特徴とする。
さらに、本発明に係る端末装置(3)は端末装置(1)において、
第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が周りに存在しない場合、または、第2通信手段によるダウンロード中に、通信が切断された場合、第2通信手段による他端末装置との通信が可能になるまで待機するか否かが、ユーザによって選択可能であるか、または、予め設定されていることを特徴とし、
本発明に係る端末装置(4)は端末装置(3)において、
第2通信手段による他端末装置との通信が可能になるまで待機しない場合、第1通信手段によりデータ配信サーバからデータをダウンロードすることを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置(5)は端末装置(1)において、
第2通信手段により他端末装置と通信し、他端末装置からダウンロード可能なデータリストを取得することを特徴とし、
本発明に係る端末装置(6)は端末装置(1)において、
前記データが楽曲データであり、楽曲そのものをあらわすデータの他に、楽曲の再生に必要となるデータを含み、端末装置は、楽曲の再生に必要となるデータの全部又は一部を第1通信手段によりデータ配信サーバからダウンロードすることを特徴とする。
さらに、本発明に係る端末装置(7)は端末装置(3)において、
ダウンロード中通信が切断された場合、通信が切断された他端末装置以外に、通信が可能であり、かつ、目的とするデータを有する他端末装置が存在する場合には、当該他端末装置からデータをダウンロードするように切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係る端末装置(8)は端末装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、
第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が存在する場合、ダウンロード可能なデータを自動でダウンロードし、記憶手段に記憶することを特徴とする。
本発明に係る端末装置(1)によれば、第2通信手段による通信、例えば、車車間通信を行うことが可能な他端末装置が存在し、かつ、当該他端末装置が目的とするデータを有している場合、データの一部分を車車間通信によりダウンロードし、データの残りを第1通信手段によりデータ配信サーバからダウンロードするので、端末装置とデータ配信サーバとの間での課金処理が可能となり、課金情報の扱いがシンプルになって、セキュリティの面で優れているとともに、データのダウンロードに要する時間を短縮することができ、通信料を安くすることができる。
また、本発明に係る端末装置(2)によれば、ダウンロードしたいデータ、例えば、楽曲を選ぶ際、楽曲配信サイトのリストから選ぶことができるため、多数の楽曲から好みの曲を選択することが可能となる。
さらに、本発明に係る端末装置(3)、(4)によれば、車車間通信が可能な車両が周りに存在しない場合、または、通信中の車両との距離が離れて車車間通信が切断されたエラー時には、車車間通信が可能になるまで待機するか否かが、ユーザによって選択可能、または、予め設定されるので、ユーザがダウンロード方法について選択することができるようにすれば、そのときのユーザの意思を反映することが可能となり、また、予め優先する方法を設定するようにすれば、エラー時の操作数が減り、ユーザの負担を減らすことが可能となる。
また、本発明に係る端末装置(5)によれば、ダウンロードしたいデータ、例えば、楽曲を選ぶ際、車車間通信が可能な車両が有するリストから選ぶことができるため、素早く、通信料が安くダウンロードすることができる曲のみから選択することが可能となる。
さらに、本発明に係る端末装置(6)によれば、データが楽曲データであり、楽曲そのものをあらわすデータの他に、楽曲の再生に必要となるデータ、例えば、楽曲を再生するための再生ソフトウェア、暗号化された楽曲データを復号する復号鍵、圧縮されたものである場合には解凍ソフトウェア、再生する権利の正当性を検証するための情報や音響品質をより高くすることのできる差分データが含まれており、これらのデータをデータ配信サーバからダウンロードするようにすれば、課金をまぬがれようとする不正利用を防止することが可能となる。
また、本発明に係る端末装置(7)によれば、車車間通信切断時(エラー時)には、自動で車車間通信の回線を切り替えることができるので、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
さらに、本発明に係る端末装置(8)よれば、ユーザの感知していない状態で自動で様々な楽曲データの大半部分がダウンロードされるので、その後ダウンロードする際に、ダウンロードにかかる時間を短縮できる可能性がある。
以下、本発明の端末装置の実施例について説明する。図1は本発明の端末装置を使用するデータ受信システムのシステム構成例を示す概略ブロック図であり、図に示すように、車載端末装置1を備えた複数の車両2と、楽曲配信サーバ3、通信ネットワーク4、携帯電話の基地局5により構成されている。
車載端末装置1は、携帯電話等により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3に情報伝送可能に接続され、停車状態だけでなく走行状態においても楽曲配信サーバ3と交信を行うことができる。また、車載端末装置1は、車車間通信装置により自車両の近くの他の車両2と近距離無線通信により交信を行うこともできる。
なお、この車載端末装置1は、単独で構成することもできるが、車載ナビゲーション装置、車載用オーディオ装置、車載用ビデオ装置等の機能の一部として構成することも可能である。
また、楽曲配信サーバ3は、音楽情報等のコンテンツ情報を配信する配信元となる配信業者のサーバであって、インターネット等の通信ネットワーク4、基地局5、車両に備えられた移動電話機を介して、音楽等のコンテンツ情報の配信を行う。この楽曲配信サーバ3の楽曲データベース(DB)31には、車載端末装置1がダウンロード可能な楽曲ファイル等が格納されている。
図2は車載端末装置1の具体的構成を示すブロック図であり、車載端末装置1は、CPU11、記憶部12、表示制御部13、再生制御部14等から構成され、各部はバスにより接続されている。また、この車載端末装置1には、外部装置として、入力操作部15、ディスプレイ16、スピーカ17、車車間通信装置18、移動電話機19が接続されている。
CPU11は、車載端末装置1のハードウェア各部を制御し、記憶部12は、ROMやRAM及びHDD(ハードディスクドライブ)等から構成されており、音楽受信プログラムを始め各種処理を実行するためのプログラム等が格納されるとともに、配信を受けた楽曲データも記憶される。
また、表示制御部13は、ディスプレイ16への表示情報、例えば、音楽リスト等の表示情報を作成し、再生制御部14は、記憶部12に記憶された音楽情報にデコード等の再生処理を施し、再生した音楽をスピーカ17に出力する。
一方、入力操作部15は、表示部としてのディスプレイ16の左右や上下に取り付けられたスイッチ類やディスプレイ16に設けられたタッチパネルによって構成され、ユーザはこの入力操作部15を介して、音楽のダウンロード指示や各種選択を行うことができる。
また、ディスプレイ16は、音楽をダウンロードする場合の楽曲リストやダウンロードの確認画面等を表示するためのものであり、例えば、カーナビ装置の表示部を使用することができる。
車車間通信装置18は、車車間通信を行うための通信装置であり、この車車間通信装置18による無線通信によって他車の車載端末装置と相互通信を行うことができる。また、移動電話機19は、携帯電話等の通信装置であり、基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3と相互通信を行うことができ、楽曲DB31から所望の楽曲データをダウンロードすることができる。
なお、他車との車車間通信や楽曲配信サーバ3との通信における通信方式や通信設備は、本実施形態に記載のものに限らず、有線、無線その他の電磁的方式により楽曲データ等を伝送できるものであれば何でもよい。
次に、このデータ受信システムにより楽曲データをダウンロードする場合の作用を図3のフローチャートにより説明する。
ユーザが入力操作部15により、楽曲データのダウンロードを指示すると、車載端末装置1のCPU11は、図3のフローチャートに示すダウンロードプログラムを開始し、このプログラムを開始すると、まず、移動電話機19により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし(ステップ101)、アクセスに成功すると、楽曲配信サーバ3からダウンロード可能な楽曲リストを取得し、図4に示すように、取得した楽曲リストをディスプレイ16に表示する(ステップ102)。
次に、CPU11は、表示された楽曲リストの中から楽曲が指定されたか否かを判定し(ステップ103)、ユーザが図4の表示画面での任意の楽曲の表示部分を押下、あるいは、番号入力等によって楽曲を指定すると、車車間通信装置18により車車間通信が可能な車両が有るか否かを判定する(ステップ104)。
付近に車車間通信可能な車両が有った場合、CPU11は、車車間通信装置18により当該車両と交信し、当該車両から当該車両が所有する楽曲リストを取得した(ステップ105)後、取得した楽曲リストの中にステップ103で指定された楽曲が含まれているか否かを判定する(ステップ106)。
車車間通信可能な車両が指定された楽曲のデータを有している場合、CPU11は、車車間通信装置18により当該車両から指定された楽曲のデータのダウンロード開始した(ステップ107)後、楽曲データのダウンロードが99%完了したか否かを判定する(ステップ108)。99%完了していないと判定した場合、CPU11は、車車間通信可能な車両が離れて通信が切断されたか否かを判定し(ステップ109)、通信が切断されていないと判定した場合、ステップ108に戻って再び楽曲データのダウンロードが99%完了したか否かを判定する。
そして、ステップ108で楽曲データのダウンロードが99%完了したと判定すると、CPU11は、移動電話機19により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、楽曲配信サーバ3から指定された楽曲の残りの1%のデータをダウンロードする(ステップ110)。
これにより、ダウンロードされた楽曲データが記憶部12に保存されるので、車載端末装置1に再生を指示することにより、再生制御部14から音楽がスピーカ17に出力され、ユーザは音楽を鑑賞することができる。また、楽曲配信サーバ3では、上記のステップ110のダウンロード処理により車載端末装置1による楽曲のダウンロードの事実を認知できるので、その認知を基に車載端末装置1のユーザに対して課金処理を実行することができ、ダウンロードの対価を得ることができる。
ダウンロードの事実を認知できるのは、以下の理由による。すなわち、楽曲配信サーバ3側がステップ110の処理によって車載端末装置1またはそのユーザを他の車載端末装置やユーザと区別して特定することのできる情報と、ダウンロードにかかる楽曲データを特定することのできる情報とを取得するからである。
一方、ステップ104で付近に車車間通信可能な車両がいないと判定した場合、ステップ106で車車間通信可能な車両が指定された楽曲データを所有していないと判定した場合、あるいは、ステップ109で通信が切断されたと判定した場合、CPU11は、図5に示すように、ディスプレイ16に車車間通信によるダウンロードを待機するか否かの確認画面を表示した(ステップ110)後、ユーザが待機を指示したか否かを判定する(ステップ111)。
図5の確認画面でユーザが「YES」の表示ボタンを押下した場合、CPU11は、ボタンが押下されてから所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ112)、ボタンが押下されてから所定時間が経過すると、ステップ104に戻って、再び、車車間通信装置18により車車間通信が可能な車両が有るか否かを判定する。
なお、上記のステップ109で通信が切断されたと判定し、ステップ111でユーザが待機を指示したと判定し、さらにステップ112で所定時間が経過したと判定した後、ステップ104〜106を介してステップ107に至った場合、ステップ109での切断までにダウンロード済のものを除く残りのデータをダウンロードするように構成してもよい。
また、図5の確認画面でユーザが「NO」の表示ボタンを押下した場合、CPU11は、移動電話機19により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、楽曲配信サーバ3から指定された楽曲の全てまたは残りのデータをダウンロードする(ステップ113)。
これにより、指定された楽曲のデータを記憶部12に保存することができるとともに、楽曲配信サーバ3では、課金処理を実行することができる。
以上のように、楽曲データの大半部分を車車間通信を用いてダウンロードし、残りのデータは配信元サーバへアクセスしてダウンロードするので、課金情報の扱いがシンプルになり、セキュリティを強化することができるとともに、データのダウンロードに要する時間を短縮することができるので、通信料を安くすることができる。
また、ダウンロードしたい楽曲を楽曲配信サイトのリストから選ぶことができるため、多数の楽曲から好みの曲を選択することが可能となり、さらに、車車間通信可能な車両がいない場合や車車間通信切断時には、ユーザがダウンロード方法について選択することができるので、ユーザの意思を反映することができる。
上記の実施例では、車車間通信の切断時に、ユーザにダウンロード方法について選択させるようにしたが、通信切断時に車車間通信可能な他の車両が有る場合には、その車両から楽曲データをダウンロードするようにすることもでき、以下、通信切断時に車車間通信可能な他の車両から楽曲データをダウンロードする場合の作用を、図6のフローチャートにより説明する。
なお、システムの構成は図1、図2と同じであり、また、図6のフローチャートのステップ209、ステップ210以外のステップの作用は図3のフローチャートの作用と同じであるので、説明を省略する。
ステップ209で通信が切断されたと判定した場合、CPU11は、車車間通信装置18により車車間通信が可能な他の車両が有るか否かを判定し(ステップ210)、付近に車車間通信可能な他の車両が有った場合、ステップ205に戻り、当該他の車両から当該他の車両が所有する楽曲リストを取得し、取得した楽曲リストの中にステップ103で指定された楽曲が含まれているか否かを判定する(ステップ206)。
一方、ステップ210で付近に車車間通信可能な他の車両がないと判定した場合、CPU11は、ディスプレイ16に車車間通信によるダウンロードを待機するか否かの確認画面を表示する(ステップ212)。
以上のように、通信切断時に車車間通信可能な他の車両が有る場合には、自動で車車間通信の回線を切り替えることにより、他の車両から楽曲データをダウンロードすることができるので、ユーザの負担を軽減することができる。
以上の実施例では、ダウンロードしたい楽曲を選ぶ際、楽曲配信サイトのリストから選んだが、車車間通信可能な車両が有する楽曲リストから選ぶこともでき、以下、車車間通信可能な車両が有する楽曲リストからダウンロードしたい楽曲を選ぶ場合の作用について、図7のフローチャートにより説明する。
なお、システム構成は図1、図2と同じであるので、説明は省略する。
ユーザが入力操作部15により、楽曲データのダウンロードを指示すると、車載端末装置1のCPU11は、図7のフローチャートに示すダウンロードプログラムを開始し、このプログラムを開始すると、まず、車車間通信装置18により楽曲リストを所有する車両が有るか否かを判定し(ステップ301)、楽曲リストを所有する車両が有ると判定した場合、その車両からダウンロード可能な楽曲リストを取得し、図4に示すように、取得した楽曲リストをディスプレイ16に表示する(ステップ302)。
次に、CPU11は、表示された楽曲リストの中から楽曲が指定されたか否かを判定し(ステップ303)、ユーザが図4の表示画面で任意の楽曲を指定すると、当該車両から指定された楽曲のデータのダウンロードを開始する(ステップ304)。次に、CPU11は、楽曲データのダウンロードが99%完了したか否かを判定し(ステップ305)、99%完了していないと判定した場合、車車間通信可能な車両が離れて通信が切断されたか否かを判定する(ステップ306)。
通信が切断されていないと判定した場合、CPU11は、ステップ305に戻って再び楽曲データのダウンロードが99%完了したか否かを判定し、楽曲データのダウンロードが99%完了したと判定すると、移動電話機19により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、楽曲配信サーバ3から指定された楽曲の残りの1%のデータをダウンロードする(ステップ307)。
一方、ステップ301で付近に楽曲リストを所有する車両がいないと判定した場合、または、ステップ306で通信が切断されたと判定した場合、図5に示すように、ディスプレイ16に車車間通信によるダウンロードを待機するか否かの確認画面を表示した(ステップ308)後、ユーザが待機を指示したか否かを判定する(ステップ309)。
図5の確認画面でユーザが「YES」の表示ボタンを押下した場合、CPU11は、ボタンが押下されてから所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ310)、ボタンが押下されてから所定時間が経過すると、ステップ301に戻って、再び、車車間通信装置18により楽曲リストを所有する車両が有るか否かを判定する。
また、図5の確認画面でユーザが「NO」の表示ボタンを押下した場合、CPU11は、移動電話機19により基地局5、通信ネットワーク4を介して楽曲配信サーバ3にアクセスし、楽曲データのダウンロードを実行する(ステップ311)。なお、このステップ311において、楽曲データを全て楽曲配信サーバ3からダウンロードしてもよく、あるいは、図3、図6に示すフローチャートのプログラムにより、楽曲配信サーバ3から楽曲リストを取得した後、楽曲データの大半部分を車車間通信可能な車両からダウンロードするようにしてもよい。
以上のように、ダウンロードしたい楽曲を選ぶ際、車車間通信が可能な車両が有するリストから選ぶことにより、素早く、通信料が安くダウンロードすることができる曲のみから選択することができる。
なお、この実施例においても図6のフローチャートと同様に、通信切断時に車車間通信可能な他の車両が有る場合には、その車両から楽曲データをダウンロードするようにすることも可能である。
以上の実施例では、ダウンロードしたい楽曲の99%を車車間通信によりダウンロードしたが、車車間通信によりダウンロードする量は任意に設定することができ、また、移動通信機として携帯電話以外の様々な通信装置を使用することが可能である。
また、以上の実施例では、車車間通信が可能な車両がいない場合、または、車車間通信の切断時には、車車間通信が可能になるまで待機するか、移動電話機によりダウンロードするかをユーザに選択させたが、このような場合に、優先する方法を予め車載端末装置に設定できるようにしてもよく、このようにすれば、エラー時の操作数が減るので、ユーザの負担を減らすことが可能となる。
さらに、楽曲のダウンロードの指示がないときに、車車間通信が可能な他車がいる場合には、車載端末装置により当該車両からダウンロード可能な楽曲データを自動でダウンロードさせてその大半部分を記憶部に保存するようにすることもでき、このようにすれば、ユーザの感知していない状況で自動で様々な楽曲データの大半部分をダウンロードすることができるので、その後データ保存した楽曲をダウンロードする際には、ダウンロードにかかる時間を短縮することが可能となる。
また、以上の実施例では楽曲データをダウンロードする場合の例について説明したが、この楽曲データは、楽曲そのものをあらわすデータの他に、その楽曲を再生するための再生ソフトウェア、暗号化された楽曲データを復号する復号鍵、圧縮されたものである場合には解凍ソフトウェア、再生する権利の正当性を検証するための情報等、楽曲の再生に必要とされる情報を含んでもよい。
このようにすれば、例えば、他車から楽曲そのものをあらわすデータを取得し、楽曲配信サーバ3からはそのデータの復号鍵を取得するという方法を実現できる。
さらに、楽曲データは、音響品質の低いデータとそのデータとあわせて用いることで音響品質をより高くすることのできる差分データとを含んでもよい。
このようにすれば、他車から品質の低いデータ、楽曲配信サーバ3から差分データを取得する、というダウンロード方法を実現できる。
なお、上記の復号鍵や差分データを楽曲配信サーバ3から取得する方法は、課金をまぬがれようとする不正利用を防止する効果がある。
また、以上の実施例では楽曲データをダウンロードする場合の例について説明したが、楽曲データの他に、映画、ビデオ等の動画情報やその他の様々なコンテンツ情報を保有しているサーバから楽曲以外の様々なデータをダウンロードする場合にも、本発明を適用することが可能である。
本発明の端末装置を使用するデータ配信システムのシステム構成例を示す概略ブロック図である。 車載端末装置の具体的構成を示すブロック図である。 楽曲データをダウンロードする場合の作用を示すフローチャートである。 取得した楽曲リストの表示画面の一例を示す図である。 車車間通信によるダウンロードを待機するか否かの確認画面の一例を示す図である。 通信切断時に車車間通信可能な他の車両から楽曲データをダウンロードする場合の作用を示すフローチャートである。 車車間通信可能な車両が有する楽曲リストからダウンロードしたい楽曲を選ぶ場合の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車載端末装置
11 CPU
12 記憶部
13 表示制御部
14 再生制御部
15 入力操作部
16 ディスプレイ
17 スピーカ
18 車車間通信装置
19 移動電話機
2 車両
3 楽曲配信サーバ
4 通信ネットワーク
5 基地局

Claims (8)

  1. 通信回線を利用した通信を行う第1通信手段と、他端末装置と通信を行う第2通信手段とを用いてデータをダウンロードする端末装置であって、
    目的とするデータをダウンロードする際に、第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が存在し、かつ、当該他端末装置が目的とするデータを有している場合、データの一部分を第2通信手段によりダウンロードし、データの残りを第1通信手段によりデータ配信サーバからダウンロードすることを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1に記載された端末装置において、
    第1通信手段によりデータ配信サーバにアクセスし、データ配信サーバからダウンロード可能なデータリストを取得することを特徴とする端末装置。
  3. 請求項1に記載された端末装置において、
    第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が周りに存在しない場合、または、第2通信手段によるダウンロード中に、通信が切断された場合、第2通信手段による他端末装置との通信が可能になるまで待機するか否かが、ユーザによって選択可能であるか、または、予め設定されていることを特徴とする端末装置。
  4. 請求項3に記載された端末装置において、
    第2通信手段による他端末装置との通信が可能になるまで待機しない場合、第1通信手段によりデータ配信サーバからデータをダウンロードすることを特徴とする端末装置。
  5. 請求項1に記載された端末装置において、
    第2通信手段により他端末装置と通信し、他端末装置からダウンロード可能なデータリストを取得することを特徴とする端末装置。
  6. 請求項1に記載された端末装置において、
    前記データが楽曲データであり、楽曲そのものをあらわすデータの他に、楽曲の再生に必要となるデータを含み、端末装置は、楽曲の再生に必要となるデータの全部又は一部を第1通信手段によりデータ配信サーバからダウンロードすることを特徴とする端末装置。
  7. 請求項3に記載された端末装置において、
    ダウンロード中通信が切断された場合、通信が切断された他端末装置以外に、通信が可能であり、かつ、目的とするデータを有する他端末装置が存在する場合には、当該他端末装置からデータをダウンロードするように切り替えることを特徴とする端末装置。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載された端末装置において、
    第2通信手段による通信を行うことが可能な他端末装置が存在する場合、ダウンロード可能なデータを自動でダウンロードし、記憶手段に記憶することを特徴とする端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017221436A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 住友電気工業株式会社 中継装置、中継方法及びコンピュータプログラム

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WO2017221436A1 (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 住友電気工業株式会社 中継装置、中継方法及びコンピュータプログラム

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