JP2007175839A - 打撃工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】打撃子の駆動による振動を効果的に吸収することができる打撃工具を提供する。
【解決手段】ギヤハウジング30は、運動変換ハウジング31と、制振ハウジング32と、打撃ハウジング33とを備えている。制振ハウジング32は、打撃ハウジング33とモータハウジング20との間に位置している。制振ハウジング32のサブシリンダ32B内には、カウンタウェイト50と、第2バネ51及び第3バネ52とからなるカウンタウェイトユニット53が配置されている。また、カウンタウェイトユニット53は、打撃工具1の重心Gに対し、シリンダ40側に配置されている。カウンタウェイト50は、制振ハウジング32の連通孔32a内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト50の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ギヤハウジング30は、運動変換ハウジング31と、制振ハウジング32と、打撃ハウジング33とを備えている。制振ハウジング32は、打撃ハウジング33とモータハウジング20との間に位置している。制振ハウジング32のサブシリンダ32B内には、カウンタウェイト50と、第2バネ51及び第3バネ52とからなるカウンタウェイトユニット53が配置されている。また、カウンタウェイトユニット53は、打撃工具1の重心Gに対し、シリンダ40側に配置されている。カウンタウェイト50は、制振ハウジング32の連通孔32a内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト50の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、打撃工具に関し、特に、制振機構を有する打撃工具に関する。
従来から制振機構を有する打撃工具が提案されている。例えば、互いに接続されたハンドル部、モータハウジング、及びギヤハウジングからなるケーシングを備える打撃工具では、モータハウジングに電動モータが収納され、ギヤハウジングは、運動変換ハウジングと、制振ハウジングと、打撃ハウジングとを備えている。運動変換ハウジング内には、電動モータの回転運動を往復運動に変換する運動変換機構が設けられている。打撃ハウジング内には、電動モータの回転軸と直交する方向に延びるシリンダが設けられている。シリンダの先端側には工具保持部が設けられ、先端工具が着脱自在に取付けられる。
また、シリンダには、その内周に摺動可能にピストンが設けられている。ピストンは、運動変換機構により、シリンダの内周に沿って往復運動される。シリンダ内の先端側には打撃子が、シリンダの内周に摺動可能に設けられている。シリンダ内であってピストンと打撃子との間には空気室が画成されている。打撃子の先端側には、中間子がシリンダ内に前後方向に摺動可能に設けられている。上述の先端工具は、中間子の先端側に位置している。
制振ハウジングは、打撃ハウジングの側方に設けられ、空気通路を介して打撃ハウジングと連通している。また、制振ハウジング、カウンタウェイト、打撃ハウジング、シリンダ、及びピストンにより画成される空間は、密閉空間となるように構成されている。制振ハウジングには、ピストンの往復方向と平行に往復運動可能なカウンタウェイトと、カウンタウェイトの両端にそれぞれ設けられた2本のバネが配置されている。
そして、電動モータの回転駆動力は、運動変換機構に伝達され、運動変換機構により、ピストンは、シリンダ内において往復運動される。ピストンの往復運動により空気室中の空気の圧力は上昇及び低下を繰り返し、打撃子に打撃力を付与する。打撃子が前進して中間子の後端に衝突し、中間子を介して打撃力が先端工具に伝達される。これにより、被削材は破砕される。
また、打撃工具の動作中に、ピストンが、先端側に移動すると、制振ハウジング、カウンタウェイト、打撃ハウジング、シリンダ、及びピストンにより画成される空間は、密閉空間であるので、カウンタウェイトは、後端側に移動する。逆に、ピストンが後端側に移動すると、カウンタウェイトは先端側に移動する。このように、ピストンの往復運動に連動して、カウンタウェイトが往復運動するように構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−299036号公報
しかし、上記の打撃工具では、制振ハウジングと打撃ハウジングとを空気通路で連通し、制振ハウジング、カウンタウェイト、打撃ハウジング、シリンダ、及びピストンにより画成される空間を密閉空間とする必要があるため、打撃工具の構造が複雑となり、高価となっていた。また、打撃工具のシリンダ周辺及びピストン周辺には、潤滑性を保持するための潤滑材が封入されている。打撃工具の使用と共に、この潤滑材が空気通路に移動するなどしてカウンタウェイトの動作に影響をきたす恐れがある。更に、制振ハウジングを打撃ハウジングの側方に設けているため、壁際等の作業の低下あるいはハウジングを把持して作業を行う作業性の低下を招いていた。
そこで、本発明は、上記問題点を解決すると共に、打撃子の駆動による振動を効果的に吸収することができる打撃工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、回転駆動力を発生する電動モータと、前記ハウジングに収容され、前記電動モータに対向し、前記電動モータの回転軸と直交する方向に延びるシリンダと、前記シリンダ内周に摺動可能に設けられたピストンと、前記電動モータの回転駆動力を前記ピストンの往復運動に変換する運動変換部と、前記ピストンよりも先端側に位置し、前記ピストンの往復運動により駆動される打撃子とを備えた打撃工具において、前記ハウジングに設けられたカウンタウェイトと、前記カウンタウェイトを往復運動させるカウンタウェイト駆動機構とからなるカウンタウェイトユニットを備え、前記カウンタイウェイトユニットの少なくとも一部は、前記電動モータと前記シリンダとの間に位置する打撃工具を提供している。
ここで、前記カウンタウェイト駆動機構は、前記ピストンの往復運動に対し前記カウンタウェイトを平行に往復運動させることが好ましい。
更に、前記カウンタウェイト駆動機構は、前記打撃子の駆動による振動の発生を低減させるように前記カウンタウェイトを往復運動させることが好ましい。
また、前記カウンタウェイトユニットは、前記打撃工具の重心位置付近又は前記重心位置に対し前記シリンダ側に位置することが好ましい。
また、前記シリンダの中心軸と、前記カウンタウェイトの重心の往復運動方向と、前記電動モータの回転軸は、同一平面上に位置することが好ましい。
また、前記電動モータの回転駆動力を出力する出力軸と、前記出力軸の回転による回転駆動力を前記運動変換部に伝達し、前記出力軸に対し前記打撃子から離間する側に位置する伝達軸とを更に有し、前記カウンタウェイト及び前記カウンタウェイト駆動機構からなるカウンタウェイトユニットは、前記伝達軸よりも打撃子側に位置することが好ましい。
請求項1から3に記載の打撃工具によれば、ハウジングに設けられたカウンタウェイトと、カウンタウェイトを往復運動させるカウンタウェイト駆動機構とからなるカウンタウェイトユニットを備え、カウンタイウェイトユニットの少なくとも一部は、電動モータとシリンダとの間に位置し、カウンタウェイト駆動機構は、ピストンの往復運動に対しカウンタウェイトを平行に往復運動させ、カウンタウェイト駆動機構は、打撃子の駆動による振動の発生を低減させるようにカウンタウェイトを往復運動させる。よって、打撃子の駆動による打撃工具の振動を低減することができる。また、従来の打撃工具のように密閉空間を必要としないので、構造を単純化することができ、安価に製造することができる。更に、従来の打撃工具と比較して、縦、横及び高さにおける打撃工具のサイズが変化しない。従って、カウンタウェイトユニットを新たに設けたことによる、壁際等の作業の低下あるいはハウジングを把持して作業を行う作業性の低下を抑制することができる。
請求項4に記載の打撃工具によれば、カウンタウェイトユニットは、打撃工具の重心位置付近又は重心位置に対し前記シリンダ側に位置するので、ピストンの往復運動による重心を中心とする回転モーメントを低減することができ、打撃工具の操作性を向上させることができる。
請求項5に記載の打撃工具によれば、シリンダの中心軸と、カウンタウェイトの重心の往復運動方向と、電動モータの回転軸は、同一平面上に位置するので、当該平面と直交する方向における打撃工具のバランスを良くし、打撃工具の操作性を向上させることができる。
請求項6に記載の打撃工具によれば、出力軸に対し打撃子から離間する側に位置する伝達軸とを更に有し、カウンタウェイト及びカウンタウェイト駆動機構からなるカウンタウェイトユニットは、伝達軸よりも打撃子側に位置する。よって、伝達軸よりも打撃子側のスペースを有効に活用することができ、カウンタウェイトの往復運動に必要な軸方向長さを保ちつつ、当該スペースから突出するカウンタウェイトの長さを抑制することができる。また、カウンタウェイト及びカウンタウェイト駆動機構からなるカウンタウェイトユニットは、伝達軸よりも打撃子側に位置するので、打撃工具の小型化を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態による打撃工具について図1から図3に基づき説明する。図1における左側を打撃工具1の先端側、右側を打撃工具1の後端側として以下説明する。打撃工具1は、互いに接続されたハンドル部10、モータハウジング20、及びギヤハウジング30からなるケーシングを備えている。
ハンドル部10には、電源ケーブル11が取付けられると共に、スイッチ機構12が内蔵されている。スイッチ機構12には、使用者により操作可能なトリガ13が機械的に接続されている。電源ケーブル11は、スイッチ機構を図示せぬ外部電源に接続し、トリガ13を操作することにより、後述の電動モータ21と外部電源との接続と断続とを切換えることができるようになっている。
モータハウジング20は、ハンドル部10の先端側下部に設けられている。電動モータ21は、モータハウジング20内に収納されている。電動モータ21は、その回転駆動力を出力する出力軸22を備えている。出力軸22の先端には、ピニオンギヤ23が設けられており、ギヤハウジング30内に位置している。
ギヤハウジング30は、運動変換ハウジング31と、制振ハウジング32と、打撃ハウジング33とを備えている。運動変換ハウジング31は、モータハウジング20の上部に位置し、その後端は、ハンドル部10と接続されている。打撃ハウジング33は、モータハウジング20の上部に位置し、制振ハウジング32は、打撃ハウジング33とモータハウジング20との間に位置している(図3も参照)。
運動変換ハウジング31内には、出力軸22と平行に延びるクランク軸34が回転可能に支承されている。クランク軸34の下端には、ピニオンギヤ23と噛合するギヤ35が同軸固定されている。クランク軸34の上端部には、運動変換機構36が設けられている。運動変換機構36について、図1のII−II線に沿った水平断面図である図2に基づき説明する。運動変換機構36は、クランクウェイト37、クランクピン38、及びコンロッド39を有している。クランクウェイト37は、クランク軸34の上端に固定されている(図1)。クランクピン38は、クランクウェイト37の端部に固定されている。コンロッド39の後端には、クランクピン38が挿入されている。
図1に示すように、打撃ハウジング33内には、出力軸22と直交する方向に延びるシリンダ40が設けられている。シリンダ40の中心軸と、出力軸22の回転軸は、同一平面上に位置している。また、シリンダ40の後端部は、電動モータ21と対向している。シリンダ40には、複数の吸気孔40aが形成されている。シリンダ40の先端側には工具保持部60が設けられ、先端工具61が着脱自在に取付けられる。シリンダ40の外周には、前後方向に摺動可能なスライドスリーブ41が、複数の吸気孔40aを開閉可能に設けられている。スライドスリーブ41は、第1バネ42により前方向へ付勢されている。
また、シリンダ40内には、その内周に摺動可能にピストン43が設けられている。ピストン43は、ピストンピン43Aを有し、コンロッド39の先端には、ピストンピン43Aが挿入されている。シリンダ40内の先端側には打撃子44が、シリンダ40の内周に摺動可能に設けられている。シリンダ40内であってピストン43と打撃子44との間には空気室45が画成されている。
打撃子44の先端側には、中間子46がシリンダ40内に前後方向に摺動可能に設けられている。中間子46の後端側の外周にはスリーブ47が設けられている。スリーブ47の後端部は、スライドスリーブ41に当接している。また、中間子46の後端側の外周には、ダンパ48及びダンパホルダ49が配置されている。上述の先端工具61は、中間子46の先端側に位置している。
制振ハウジング32には、シリンダ40と平行に延び、外気と運動変換ハウジング31とに連通する連通孔32aが形成されている。連通孔32a内には、サブシリンダ32Bが設けられている。サブシリンダ32B内には、カウンタウェイト50と、第2バネ51及び第3バネ52とからなるカウンタウェイトユニット53が配置されている。また、カウンタウェイトユニット53は、打撃工具1の重心Gに対し、シリンダ40側に配置されている。
カウンタウェイト50は、サブシリンダ32B内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト50の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。第2バネ51は、カウンタウェイト50の前側において、カウンタウェイト50と及び制振ハウジング32との間に介装され、第3バネ52は、カウンタウェイト50の後側において、カウンタウェイト50と制振ハウジング32との間に介装されている。また、第3バネ52は、電動モータ21の出力軸22と交差する方向に配置されている。
次に、第1の実施の形態による打撃工具1の動作について説明する。ハンドル部10を手で把持した状態で、先端工具61を図示せぬ被削材に押し当てる。これにより、先端工具61及び中間子46は後端側へ押され、スリーブ47の後端部47Aは、スライドスリーブ41を第1バネ42の付勢力に抗して後端側へ押す。スライドスリーブ41の後退によって、吸気孔40aは閉じられ、空気室45は密閉空間となる。
次に、トリガ12を引き、電動モータ21に電力を供給し回転駆動させる。この回転駆動力は、ピニオンギヤ23及びギヤ35を介してクランク軸34に伝達される。クランク軸34の回転は、運動変換機構36(クランクウェイト37、クランクピン38、及びコンロッド39)によって、シリンダ40内におけるピストン43の往復運動に変換される。ピストン43の往復運動により空気室45中の空気の圧力は上昇及び低下を繰り返し、打撃子44に打撃力を付与する。打撃子44が前進して中間子46の後端に衝突し、中間子46を介して打撃力が先端工具61に伝達される。これにより、被削材は破砕される。
打撃工具1の動作時、カウンタウェイト50は、打撃子44の駆動による打撃工具1の振動の発生を抑制するように駆動する。即ち、打撃子44の駆動により、打撃工具1を後端部側へ動かそうとする力が働いたときは、カウンタウェイト50は、慣性及び第3バネ52の付勢力により先端側へ移動する。このとき、カウンタウェイト50の移動により、第2バネ51は圧縮される。打撃子44の駆動により、打撃工具1を先端部側へ動かそうとする力が働いたときは、カウンタウェイト50は、慣性及び圧縮された第2バネ51の付勢力により後端側へ移動する。このように、慣性と、第2バネ51又は第3バネ52の付勢力とにより、カウンタウェイト50を往復運動させることができるので、打撃子44の駆動による打撃工具1の振動を低減することができる。
また、カウンタウェイトユニット53をクランク軸34の先端側に配置し、カウンタウェイトユニット53の一部を電動モータ21とシリンダ40との間に配置している。よって、図1及び図3に示すように、従来の打撃工具と比較して、縦、横及び高さにおける打撃工具1のサイズが変化しない。従って、カウンタウェイトユニット53を新たに設けたことによる、壁際等の作業の低下あるいはハウジングを把持して作業を行う作業性の低下を抑制することができる。更に、クランク軸34よりも先端側のスペースを有効に活用することができ、カウンタウェイト50の往復運動に必要な軸方向長さを保ちつつ、当該スペースから突出するカウンタウェイト50の長さを抑制することができる。また、本発明の実施の形態による打撃工具1によれば、従来の打撃工具のように密閉空間を必要としないので、構造を単純化することができ、安価に製造することができる。
また、カウンタウェイトユニット53を、打撃工具1の重心Gに対しシリンダ40側に配置したので、ピストン43の往復運動よる重心を中心とする回転モーメントを低減することができる。よって、打撃工具1の操作性を向上させることができる。また、カウンタウェイト50の重心の往復運動方向、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸は、同一平面上に位置するので、当該平面と直交する方向における打撃工具1のバランスを良くし、打撃工具1の操作性を向上させることができる。また、上記のような打撃工具1の構成にすることにより、従来の打撃工具のように空気通路を形成する必要がないので、シリンダ40周辺及びピストン43周辺に塗布された潤滑材によるカウンタウェイト50の動作への影響を抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態における打撃工具101について、図4から図9に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図5(b)に示すように、カウンタウェイトユニット153は、カウンタウェイト150、第2バネ151、第3バネ152、及び磁力発生体154を有している。カウンタウェイト150は、磁性体からなり、サブハウジング32B内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト150の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。第2バネ151は、非磁性体からなり、カウンタウェイト150の前側において、カウンタウェイト150と制振ハウジング32との間に介装され、第3バネ152は、非磁性体からなり、カウンタウェイト150の後側において、カウンタウェイト150と制振ハウジング32との間に介装されている。
磁力発生体154は、クランク軸34のカウンタウェイト150に対向する位置に同軸固定され、クランク軸34の回転と共に回転する。磁力発生体154は、図5(b)に示すように円板状をなし、永久磁石154Aと非磁性体154Bとを備えている。
本実施の形態における打撃工具101の動作は、第1の実施の形態における打撃工具1の動作とほぼ同様であるが、カウンタウェイトユニット153の動きが異なる。そこで、カウンタウェイトユニット153の動作について、図5(a)から図9(b)に基づき説明する。図6は、クランク軸34(クランクウェイト37)の回転角度(横軸)と、ピストン43、打撃子44及びカウンタウェイト150の位置(縦軸)との関係を示している。横軸は、クランク軸34の反時計回り方向を正方向として規定され、図5(a)、(b)に示すクランク軸34の状態を0°としている。縦軸は、後端側を増加する方向として規定されている。また、曲線Aはピストン43の位置を示し、曲線Bは打撃子44の位置を示し、曲線Cは、カウンタウェイト150の位置を示している。尚、図5(a)、図5(b)は0°、360°の状態に相当し、図7(a)、図7(b)は90°の状態に相当し、図8(a)、図8(b)は180°(−180°)の状態に相当し、図9(a)、図9(b)は270°(−90°)の状態に相当する。
クランク軸34が、図8(a)、図8(b)の−180°にある状態を始点として説明する。図8(a)、図8(b)において、ピストン43及び打撃子44(図8(a)には不図示)は、共に最も先端側に位置している。次に、図9(a)に示すようにクランク軸34の回転により、ピストン43は、後端側に移動する。これにより、空気室45内の空気の圧力は低下し、圧力の低下により打撃子44は後端側へ引っ張られ引っ張られると共に、後述する中間子46への衝突による反発力によって後端側へ移動する。この時、カウンタウェイト150には、磁力発生体154の非磁性体154Bが近接対向している。
次に、クランク軸34の回転により、ピストン43は最も後端側へ移動し(図5(a))、更にクランク軸34の回転により、先端側へ移動する(図7(a))。この時、打撃子44は、上述の空気の引っ張りの慣性により及び後述する中間子46への衝突による反発力によって後端側へ移動する。ピストン43の先端側への移動、及び打撃子44の後端側への移動によって、クランク軸34の回転角度が約110°の時に、ピストン43と打撃子44とが互いに最も接近し、空気室45内の空気の圧力は最も上昇する。この空気の圧力の上昇により、打撃子44は、勢いよく先端側へ移動する。
そして、クランク軸34の回転角度が約170°の時に、打撃子44は、最も先端側に位置し、かつ中間子46の後端に衝突し、中間子46を介して打撃子44の打撃力が先端工具61に伝達される。また、これと同時に、永久磁石154Aが、カウンタウェイト150に対向する位置まで回転し、磁性体であるカウンタウェイト150は、永久磁石154Aの磁力により、最も後端側へ引っ張られる。この時、第3バネ152は圧縮される。
次に、クランク軸34の回転により、永久磁石154Aは、カウンタウェイト150に対向する位置から外れる。これにより、カウンタウェイト150は、永久磁石154Aの磁力から開放され、圧縮された第3バネ152の付勢力により、先端側へ移動する(図9(b))。この時、打撃子44は、上述のように後端側に移動する。
このように、本実施の形態の打撃工具101によれば、打撃子44が先端側へ移動するときは、カウンタウェイト150を後端側へ移動させ、打撃子44が後端側へ移動するときは、カウンタウェイト150を先端側へ移動させることができる。これにより、打撃子44の駆動による振動の発生を低減させることができ、打撃工具101の操作性を向上させることができる。また、本実施の形態では、カウンタウェイト150の駆動を永久磁石154Aにより行っているため、第1の実施の形態の打撃工具1と比較して、カウンタウェイト150をより適切に駆動させることができる。また、打撃工具101の他の効果については、第1の実施の形態の打撃工具1の効果と同様である。
次に、本発明の第3の実施の形態における打撃工具201について、図4、及び図10から図14に基づき説明する。尚、第2の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
カウンタウェイトユニット253は、カウンタウェイト250、第2バネ151、第3バネ152、及び磁力発生体254を有している。カウンタウェイト250は、永久磁石部250Aを有し、N極が後端側に位置するように配置されている。また、カウンタウェイト250は、サブシリンダ32B内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト250の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。
磁力発生体254は、クランク軸34のカウンタウェイト250に対向する位置に同軸固定され、クランク軸34の回転と共に回転する。磁力発生体254は、図11(b)に示すように円板状をなし、第1永久磁石254A、第2永久磁石254B、及び非磁性体254Cを備えている。第1永久磁石254Aは、N極が磁力発生体254の外周側に位置するように配置され、第2永久磁石254Bは、S極が磁力発生体254の外周側に位置するように配置されている。
本実施の形態における打撃工具201の動作は、第2の実施の形態における打撃工具101の動作とほぼ同様であるが、カウンタウェイトユニット253の動きが異なる。そこで、カウンタウェイトユニット253の動作について、図10から図14(b)に基づき説明する。図10は、第2の実施の形態の図6に相当する図である。また、図11(a)から図14(b)は、それぞれ第2の実施の形態の図5(a)、図5(b)、図7(a)から図9(b)に相当する図である。
クランク軸34が、図13(a)、図13(b)の−180°にある状態を始点として説明する。図13(a)、図13(b)において、ピストン43及び打撃子44(図13(a)には不図示)は、共に最も先端側に位置している。次に、図14(a)に示すようにクランク軸34の回転により、ピストン43は、後端側に移動する。これにより、空気室45内の空気の圧力は低下し、空気の圧力の低下により打撃子44は後端側へ引っ張られると共に、後述する中間子46への衝突による反発力によって後端側へ移動する。この時、カウンタウェイト250には、磁力発生体254の非磁性体254Cが対向している。
次に、クランク軸34の回転により、ピストン43は最も後端側へ移動し(図11(a))、更にクランク軸34の回転により、先端側へ移動する(図12(a))。この時、打撃子44は、上述の空気の引っ張りの慣性及び後述する中間子46への衝突による反発力によって、後端側へ移動する。そして、図12(b)に示すように、第1永久磁石254Aは、カウンタウェイト250に対向する。第1永久磁石254Aは、N極が磁力発生体254の外周側に位置し、永久磁石部250AのN極は後端側に位置するので、第1永久磁石254Aとカウンタウェイト250とは、互いに反発しあう。これにより、カウンタウェイト250は、先端側に移動し、第2バネ151は圧縮される。
また、ピストン43の先端側への移動、及び打撃子44の後端側への移動によって、クランク軸34の回転角度が約110°の時に、ピストン43及び打撃子44が最も接近し、空気室45内の空気の圧力は最も上昇する。空気の圧力の上昇により、打撃子44は、勢いよく先端側へ移動する。そして、クランク軸34の回転角度が約170°の時に、打撃子44は、最も先端側に位置し、かつ中間子46の後端に衝突し、中間子46を介して打撃子44の打撃力が先端工具61に伝達される。
この時、第2永久磁石254Bは、カウンタウェイト250に対向する。第2永久磁石254Bは、S極が磁力発生体254の外周側に位置し、永久磁石部250AのN極は後端側に位置するので、第2永久磁石254Bとカウンタウェイト250とは、互いに引き合う。この引き合う力と、第2バネ151の付勢力により、カウンタウェイト250は、勢いよく後端側に移動する。これにより、第3バネ152は圧縮される。
次に、クランク軸34の回転により、第2永久磁石254Bは、カウンタウェイト250に対向する位置から外れる。これにより、カウンタウェイト150は、第2永久磁石254Bの磁力から開放され、圧縮された第3バネ152の付勢力により、先端側へ移動する(図14(b))。この時、打撃子44は、上述のように後端側に移動する。このように、本実施の形態においては、打撃子44が先端側へ移動するときは、カウンタウェイト250を後端側へ移動させ、打撃子44が後端側へ移動するときは、カウンタウェイト250を先端側へ移動させることができる。これにより、打撃子44の駆動による振動の発生を低減させることができ、打撃工具201の操作性を向上させることができる。また、本実施の形態では、カウンタウェイト250の駆動を第1永久磁石254A及び第2永久磁石254Bにより行っているため、第1の実施の形態の打撃工具1と比較して、カウンタウェイト250をより適切に駆動させることができる。また、打撃工具201の他の効果については、第1の実施の形態の打撃工具1の効果と同様である。
次に、本発明の第4の実施の形態における打撃工具301について、図15から図20に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図17(b)に示すように、カウンタウェイトユニット353は、カウンタウェイト350、第2バネ351、サブピストン352、及びカム354を有している。カウンタウェイト350は、サブシリンダ32B内で前後方向に摺動可能に配置されている。カウンタウェイト350の重心の摺動方向は、シリンダ40の中心軸及び出力軸22の回転軸と同一平面上に位置するように構成されている。第2バネ351は、カウンタウェイト350の前側において、カウンタウェイト350と制振ハウジング32との間に介装されている。
サブピストン352は、カウンタウェイト350の後側において、サブシリンダ32B内で前後方向に摺動可能に配置され、カウンタウェイト350と共に空気室355を画成している。サブピストン352の後端部352Aは、サブシリンダ32Bから突出し、運動変換ハウジング31内に位置している。カム354は、クランク軸34のサブピストン352に対向する位置に同軸固定され、クランク軸34の回転と共に回転する。また、カム354は、肉厚部354Aと肉薄部354Bとを備え、肉厚部354Aには、開口部354cが形成されている。カム354の重心は、クランク軸34の中心軸上に位置している。また、サブピストン352は、第2バネ351の付勢力、カウンタウェイト350、及び空気室355内の空気により、常に後端側へ付勢されカム354に当接するように構成されている。
本実施の形態における打撃工具301の動作は、第1の実施の形態における打撃工具1の動作とほぼ同様であるが、カウンタウェイトユニット353の動きが異なる。そこで、カウンタウェイトユニット353の動作について、図16から図20(b)に基づき説明する。図16は、第2の実施の形態の図6に相当する図である。また、図17(a)から図20(b)は、それぞれ第2の実施の形態の図5(a)、図5(b)、図7(a)から図9(b)に相当する図である。
クランク軸34が、図19(a)、図19(b)の−180°にある状態を始点として説明する。図19(a)、図19(b)において、ピストン43及び打撃子44は、共に最も先端側に位置している。次に、図20(a)に示すようにクランク軸34の回転により、ピストン43は、後端側に移動する。これにより、空気室45内の空気の圧力は低下し、圧力の低下により打撃子44は後端側へ引っ張られ引っ張られると共に、後述する中間子46への衝突による反発力によって後端側へ移動する。この時、サブピストン352の後端部352Aは、肉薄部354Bに当接し、サブピストン352は最も後端側に位置している。
次に、クランク軸34の回転により、ピストン43は最も後端側へ移動し(図17(a))、更にクランク軸34の回転により、先端側へ移動する(図18(a))。この時、打撃子44は、上述の空気の引っ張りの慣性及び後述する中間子46への衝突による反発力によって、後端側へ移動する。また、図17(b)、図18(b)に示すように、クランク軸34の回転により、サブピストン352の後端部352Aは、肉厚部354Aに当接するので、サブピストン352は先端側へ移動する。これにより、空気室355内の空気の圧力は上昇し、カウンタウェイト350は、先端側へ移動する。この時、第2バネ351は圧縮される。
また、ピストン43の先端側への移動、及び打撃子44の後端側への移動によって、クランク軸34の回転角度が約110°の時に、ピストン43及び打撃子44が最も接近し、空気室45内の空気の圧力は最も上昇する。空気の圧力の上昇により、打撃子44は、勢いよく先端側へ移動する。そして、クランク軸34の回転角度が約170°の時に、打撃子44は、最も先端側に位置し、かつ中間子46の後端に衝突し、中間子46を介して打撃子44の打撃力が先端工具61に伝達される。
この時、サブピストン352のサブピストン352は、肉薄部354Bに当接するので、サブピストン352は後端側へ移動する。同時に、空気室355内の空気の圧力は低下し、空気の圧力の低下及び第2バネ351の付勢力によりカウンタウェイト350は後端側へ移動する。このように、本実施の形態の打撃工具301によれば、打撃子44が先端側へ移動するときは、カウンタウェイト350を後端側へ移動させ、打撃子44が後端側へ移動するときは、カウンタウェイト350を先端側へ移動させることができる。これにより、打撃子44の駆動による振動の発生を低減させることができ、打撃工具301の操作性を向上させることができる。また、本実施の形態では、カウンタウェイト350の駆動をカム354及びサブピストン352により行っているため、第1の実施の形態の打撃工具1と比較して、カウンタウェイト350をより適切に駆動させることができる。また、打撃工具301の他の効果については、第1の実施の形態の打撃工具1の効果と同様である。
尚、本発明の打撃工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第4の実施の形態の打撃工具301において、図21に示すように、カウンタウェイト350と、サブピストン352との間に、第3バネ356を介装させても良い。また、電動モータ21の出力軸22方向の寸法の小型化を図りながら振動を低下させるために、カウンタウェイト50を打撃工具1の側方に延びる長方形状にしても良いし、又はカウンタウェイト50を打撃工具1の側方に沿って2個設けても良い。
1、101、201、301 打撃工具、 21 電動モータ、 22 出力軸、
30 ギヤハウジング、 31 運動変換ハウジング、 32 制振ハウジング、
33 打撃ハウジング、 34 クランク軸、 36 運動変換機構、37 クランクウェイト、 38 クランクピン、 39 コンロッド、 40 シリンダ、
43 ピストン、 44 打撃子、 50、150、250、350 カウンタウェイト、 51、151、351 第2バネ、 52、152、第3バネ、 53、153、253、353 カウンタウェイトユニット、 154、254 磁力発生体、 352 サブピストン、 354 カム
30 ギヤハウジング、 31 運動変換ハウジング、 32 制振ハウジング、
33 打撃ハウジング、 34 クランク軸、 36 運動変換機構、37 クランクウェイト、 38 クランクピン、 39 コンロッド、 40 シリンダ、
43 ピストン、 44 打撃子、 50、150、250、350 カウンタウェイト、 51、151、351 第2バネ、 52、152、第3バネ、 53、153、253、353 カウンタウェイトユニット、 154、254 磁力発生体、 352 サブピストン、 354 カム
Claims (6)
- ハウジングと、
前記ハウジングに収容され、回転駆動力を発生する電動モータと、
前記ハウジングに収容され、前記電動モータに対向し、前記電動モータの回転軸と直交する方向に延びるシリンダと、
前記シリンダ内周に摺動可能に設けられたピストンと、
前記電動モータの回転駆動力を前記ピストンの往復運動に変換する運動変換部と、
前記ピストンよりも先端側に位置し、前記ピストンの往復運動により駆動される打撃子と、を備えた打撃工具において、
前記ハウジングに設けられたカウンタウェイトと、前記カウンタウェイトを往復運動させるカウンタウェイト駆動機構と、からなるカウンタウェイトユニットを備え、前記カウンタイウェイトユニットの少なくとも一部は、前記電動モータと前記シリンダとの間に位置することを特徴とする打撃工具。 - 前記カウンタウェイト駆動機構は、前記ピストンの往復運動に対し前記カウンタウェイトを平行に往復運動させることを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
- 前記カウンタウェイト駆動機構は、前記打撃子の駆動による振動の発生を低減させるように前記カウンタウェイトを往復運動させることを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
- 前記カウンタウェイトユニットは、前記打撃工具の重心位置付近又は前記重心位置に対し前記シリンダ側に位置することを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
- 前記シリンダの中心軸と、前記カウンタウェイトの重心の往復運動方向と、前記電動モータの回転軸は、同一平面上に位置することを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
- 前記電動モータの回転駆動力を出力する出力軸と、
前記出力軸の回転による回転駆動力を前記運動変換部に伝達し、前記出力軸に対し前記打撃子から離間する側に位置する伝達軸と、を更に有し、
前記カウンタウェイト及び前記カウンタウェイト駆動機構からなるカウンタウェイトユニットは、前記伝達軸よりも打撃子側に位置することを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
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