JP2007039370A - 殺菌効果の向上した農園芸用水性懸濁状農薬製剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】殺菌効果が高く、また高温域における製剤の懸濁安定性および水希釈時の分散性に優れた水性懸濁状農薬製剤を提供する。
【解決手段】殺菌活性成分、クラフトリグニンおよび植物油もしくは植物油由来の高級脂肪酸を含むことを特徴とする、水性懸濁状農薬製剤を使用する。殺菌活性成分としてはフサライドがあげられる。また、植物油としてはひまし油、大豆油、菜種油などが、物油由来の高級脂肪酸としてはオレイン酸などが、それぞれあげられる。この水性懸濁状農薬製剤はイネいもち病に対して優れた防除効果を示した。
【選択図】なし
【解決手段】殺菌活性成分、クラフトリグニンおよび植物油もしくは植物油由来の高級脂肪酸を含むことを特徴とする、水性懸濁状農薬製剤を使用する。殺菌活性成分としてはフサライドがあげられる。また、植物油としてはひまし油、大豆油、菜種油などが、物油由来の高級脂肪酸としてはオレイン酸などが、それぞれあげられる。この水性懸濁状農薬製剤はイネいもち病に対して優れた防除効果を示した。
【選択図】なし
Description
本発明は、殺菌効果の向上した農園芸用水性懸濁状農薬製剤に関する。
水性懸濁状農薬製剤(フロアブル)については、従来より、貯蔵中に分散質が沈降したり、分離することのない安定な、また病害虫防除効果の向上された水性懸濁状農薬製剤を得るために、製剤に含有させる種々の界面活性剤、増粘剤、有機溶剤などについて多くの研究が行われてきている。
その水性懸濁状農薬製剤に含有させる成分のひとつとして、アルカリリグニンの一種であるクラフトリグニンがあり、従来より分散剤として知られている。その使用例としては、次のものがある。
(1)農薬の作物に対する毒性緩和剤として使用することで、農薬の散布に起因する害から作物を効果的に保護できる(特許文献1参照)。
(2)不水溶性のアルカリリグニンと、農薬活性成分とを、農薬活性成分の融点以下に加熱して剪断力を加えて混合することにより、解離持続性を有する農薬混合物が得られる(特許文献2参照)。
(3)農薬製剤に、分散剤であるクラフトリグニンとともに、固体有機酸を配合すると、アルカリ性で分解する農薬有効成分が安定化されるとともに、クラフトリグニンの分散性が十分に発揮される(特許文献3参照)。
(4)従来のアルキルフェノールエトキシレート(APE)の特性が改善された界面活性剤として、(a)アルコキシル化ポリアリール化フェノールリン酸エステルと、(b)アルコキシル化リグノスルホン酸塩(すなわちアルコキシル化したクラフトリグニン)との組み合わせての使用が、農薬の水性懸濁濃縮物において優れた性能を与える(特許文献4参照)。
(1)農薬の作物に対する毒性緩和剤として使用することで、農薬の散布に起因する害から作物を効果的に保護できる(特許文献1参照)。
(2)不水溶性のアルカリリグニンと、農薬活性成分とを、農薬活性成分の融点以下に加熱して剪断力を加えて混合することにより、解離持続性を有する農薬混合物が得られる(特許文献2参照)。
(3)農薬製剤に、分散剤であるクラフトリグニンとともに、固体有機酸を配合すると、アルカリ性で分解する農薬有効成分が安定化されるとともに、クラフトリグニンの分散性が十分に発揮される(特許文献3参照)。
(4)従来のアルキルフェノールエトキシレート(APE)の特性が改善された界面活性剤として、(a)アルコキシル化ポリアリール化フェノールリン酸エステルと、(b)アルコキシル化リグノスルホン酸塩(すなわちアルコキシル化したクラフトリグニン)との組み合わせての使用が、農薬の水性懸濁濃縮物において優れた性能を与える(特許文献4参照)。
しかしながら、これらの文献中に記載の方法によっては、まだ十分な生物効果が得られないなど、満足のいく水性懸濁状農薬製剤が得られていないのが現状である。
一方、植物油、高級脂肪酸あるいはその誘導体を液状農薬製剤に用いた技術としては、油に可溶性の酸(例えばオレイン酸)と水に可溶性の酸(例えばクエン酸)を含む緩衝剤を使った殺菌剤組成物(フロアブル)に関するもの(特許文献5参照)、植物系油と8−オキシキノリン銅を用いた、油系フロアブルを含む殺菌剤組成物に関するもの(特許文献6参照)、植物油脂肪酸エステルを懸濁安定化剤として用いた水性懸濁状農薬に関するもの(特許文献7参照)、プロピレングリコールメチルエーテル等のアルキレングリコールアルキルエーテルと高級脂肪酸を効果増強剤として用いた液状殺虫製剤に関するもの(特許文献8参照)などがあげられる。
しかしながら、これらの技術で水性懸濁状農薬製剤を調製した場合、高温域における製剤の懸濁安定性および水希釈時の分散性が十分ではなく、得られる生物効果も十分ではない。
本発明は、上記した従来の水性懸濁状農薬製剤が有していた問題点のない、殺菌効果が高く、また、高温域における製剤の懸濁安定性および水希釈時の分散性に優れた水性懸濁状農薬製剤を提供することを目的とする。
発明者らは、このような目的を達成するために鋭意研究した。その結果、殺菌性農薬活性成分、クラフトリグニンおよび植物油もしくは植物油由来の高級脂肪酸を含む水性懸濁状農薬製剤が、極めて優れた殺菌効果、製剤懸濁安定性および水希釈時の分散性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の水性懸濁状農薬製剤は、優れた殺菌作用を示す。また、製剤の懸濁安定性がよく、長期にわたる保存が可能であると同時に、水希釈時の分散性にも優れる。
以下、本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用できる殺菌性農薬成分は特に限定されるものではなく、例えば以下のものが用いられる。
カスガマイシン、ベノミル、チアベンダゾール、チオファネートメチル、チウラム、プロクロラズ、トリフミゾール、イプコナゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、水酸化第二銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、DBEDC、テレフタル酸銅、無機硫黄、ジネブ、マンネブ、マンゼブ、アンバム、ポリカーバメイト、有機ニッケル、プロピネブ、ジラム、チアジアジン、キャプタン、スルフェン酸系、TPN、フサライド、IBP、EDDP、トルクロホスメチル、ピラゾホス、ホセチル、カルベンダゾール、ジエトフェンカルブ、イプロジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイミド、オキシカルボキシン、メプロニル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジメホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、フェナリモル、ピリフェノックス、トリホリン、ブラストサイジンS、ポリオキシン、バリダマイシン、ストレプトマイシン、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、エクロメゾール、クロロネブ、メタスルホカルブ、メチルイソチオシアネート、有機ひ素、硫酸亜鉛、ジチアノン、ベンゾチアゾール、キノキサリン系、CNA、ジメチリモール、ジクロメジン、トリアジン、フェリムゾン、フルアジナム、プロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラゾール、ピロキロン、オキソリニック酸、イミノクダジン酢酸塩、アルギン酸、対抗菌、シイタケ菌糸体抽出物、こうじ菌産生物、アグロバクテリウムラジオバクター、イミベンコナゾール、など。
カスガマイシン、ベノミル、チアベンダゾール、チオファネートメチル、チウラム、プロクロラズ、トリフミゾール、イプコナゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、水酸化第二銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、DBEDC、テレフタル酸銅、無機硫黄、ジネブ、マンネブ、マンゼブ、アンバム、ポリカーバメイト、有機ニッケル、プロピネブ、ジラム、チアジアジン、キャプタン、スルフェン酸系、TPN、フサライド、IBP、EDDP、トルクロホスメチル、ピラゾホス、ホセチル、カルベンダゾール、ジエトフェンカルブ、イプロジオン、ビンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイミド、オキシカルボキシン、メプロニル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジメホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、フェナリモル、ピリフェノックス、トリホリン、ブラストサイジンS、ポリオキシン、バリダマイシン、ストレプトマイシン、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、エクロメゾール、クロロネブ、メタスルホカルブ、メチルイソチオシアネート、有機ひ素、硫酸亜鉛、ジチアノン、ベンゾチアゾール、キノキサリン系、CNA、ジメチリモール、ジクロメジン、トリアジン、フェリムゾン、フルアジナム、プロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラゾール、ピロキロン、オキソリニック酸、イミノクダジン酢酸塩、アルギン酸、対抗菌、シイタケ菌糸体抽出物、こうじ菌産生物、アグロバクテリウムラジオバクター、イミベンコナゾール、など。
なお、上記の殺菌性農薬活性成分は単独で、あるいは2種類以上用いてもよく、水性懸濁状農薬製剤への添加量は、0.1〜60重量%、好ましくは2〜50重量%の範囲である。上記の農薬活性成分名は、「農薬ハンドブック2001年度版」(社団法人 日本植物防疫協会 平成13年11月1日発行)などに記載の一般名である。
本発明で用いるクラフトリグニンとは、針葉樹のみを使ったクラフトパルプ液から分離、精製されるものであり、一般的なリグニン化合物、たとえば、広葉樹(ハードウッド)と針葉樹(ソフトウッド)の両方を含むサルファイトリグニンなどとは異なる特徴を持つ。すなわち、クラフトリグニンは分散性に優れた界面活性剤であり、水性懸濁状農薬製剤の懸濁安定性や水希釈時の分散性の向上に寄与している。本発明のクラフトリグニンは陰イオン界面活性剤として、アルカリ金属(リチウム、ナトリウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(マグネシウム、カルシウム)などの塩の形で用いられる。また、使用前に公知の方法にしたがつて調製したものや、市販品のものをそのまま用いることもできる。市販品の例としてその一部をあげると、POLYFON H、POLYFON O、POLYFON F、POLYFON T、KRAFTSPERSE DD−5、KRAFTSPERSE DD−8、KRAFTSPERSE DW−5、KRAFTSPERSE DW−8、REAX 100M、REAX 45A、REAX 45DA(以上、Westvaco社製の商品名)などがあるが、これらだけに限定されるものではない。クラフトリグニンは、スルホン酸化度すなわちリグニン中のスルホン酸の割合によって性質が異なっており、これらは使用する原体の種類などに応じて適宜選択して使用すればよく、これらの1種または2種以上を使用しても何ら問題ない。クラフトリグニンの農薬製剤への添加量は、0.1〜30重量部、好ましくは1〜10重量部である。
本発明において、クラフトリグニンと共に、通常用いられる界面活性剤を併用しても何ら問題ない。使用できる界面活性剤としては、例えば以下の非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤があげられる。
非イオン性界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ−テル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレンアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、フッ素系界面活性剤(パーフルオロアルキルカルボン酸など)、シリコーン系界面活性剤(ポリオキシアルキレンジメチルポリシロキサンコポリマーなど)、アセチレングリコール系界面活性剤(2,4,7,9−テトラメチル−デシン−4,7−ジオールなど)などがあるが、これらの例示のみに限定されるものではない。
陰イオン性界面活性剤の例としては、ポリカルボン酸型界面活性剤、リグニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルサルフェート、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩などがあるが、これらの例示のみに限定されるものではない。
なお、これらの界面活性剤のうち、1種または2種類以上を使用してもよく、そして水性懸濁状農薬製剤への添加量は、0.2〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部である。
本発明で用いられる植物油または植物油由来の高級脂肪酸は、水性懸濁状農薬製剤に添加した場合、水性懸濁状農薬製剤中の農薬活性成分や他の補助成分の沈降を防止する作用がある。
これらの植物油として例えば以下のものをあげることができる。
あまに油、えの油、麻実油、桐油、大豆油、綿実油、ごま油、菜種油、落花生油、つばき油、オリーブ油、コーン油、米ぬか油、ヒマワリ油、やし油、ヒマシ油などがあげられる。
あまに油、えの油、麻実油、桐油、大豆油、綿実油、ごま油、菜種油、落花生油、つばき油、オリーブ油、コーン油、米ぬか油、ヒマワリ油、やし油、ヒマシ油などがあげられる。
また、植物油由来の高級脂肪酸の例としては、例えば、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、リノレイン酸、カプリン酸、カプリル酸、エレオステアリン酸などがあげられる。これらは1種類または2種類以上を組み合わせてもよく、農薬製剤への添加量は有効成分1重量部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜10重量部の範囲である。
水性懸濁状農薬製剤中の農薬活性成分やその他分散質の沈降を防止するため、植物油または植物油由来の高級脂肪酸を添加し、界面活性剤として、クラフトリグニンを併用することで水中分散が良好で製剤懸濁安定性に優れた水性懸濁製剤が得られると同時に、植物体への農薬活性成分の付着性が改善され、病害防除に極めて優れた活性を示す。また、高い殺菌効果が長期にわたって持続する。
本発明の水性懸濁状農薬製剤は、必要に応じて、水溶性高分子、天然あるいは合成の鉱物質系増粘剤、凍結防止剤、消泡剤、防バイ剤、酸化防止剤、紫外線防止剤などの補助剤を添加してもよい。
具体的には以下の例があげられるが、本発明において使用できる補助剤はそれらの例に限定されるものではない。
水溶性高分子:デンプン、デキストリン、アルギン酸ナトリウム、カラナーギン、ローカストビーンガム、グアーガム、タラガム、タマリンドガム、アラビアガム、トラガントガム、カラヤガム、ペクチン、キサンタンガム、プルラン、アラビノガラクタン、セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、カゼイン、ゼラチン、など。
鉱物質系増粘剤:コロイド性含水ケイ酸アルミニウム、コロイド性含水ケイ酸マグネシウム、コロイド性含水ケイ酸アルミニウム・マグネシウム、など。
凍結防止剤:エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、など。
消泡剤:シリコーン系消泡剤(例えばジメチルポリシロキサンなど)、脂肪族系化合物、など。
防バイ剤:ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、p−クロロ-メタキシレノール、p−オキシ安息香酸ブチル、など。
鉱物質系増粘剤:コロイド性含水ケイ酸アルミニウム、コロイド性含水ケイ酸マグネシウム、コロイド性含水ケイ酸アルミニウム・マグネシウム、など。
凍結防止剤:エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、など。
消泡剤:シリコーン系消泡剤(例えばジメチルポリシロキサンなど)、脂肪族系化合物、など。
防バイ剤:ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、p−クロロ-メタキシレノール、p−オキシ安息香酸ブチル、など。
本発明の殺菌性水性懸濁状農薬製剤の調製方法は特に限定されず、以下のような方法で調製すればよい。すなわち、具体的には、水に殺菌性農薬活性成分、クラフトリグニン、植物油または植物油由来の高級脂肪酸、必要に応じて界面活性剤、増粘剤、凍結防止剤、溶剤、防バイ剤、消泡剤、酸化防止剤、紫外線防止剤などの補助剤を加え、混合攪拌(ホモミキサーなど)する。必要であれば、さらに増粘剤および/または水を加え、製剤粘度を調整し、本発明の水性懸濁状農薬製剤とする。
本発明の殺菌性水性懸濁状農薬製剤は、そのままの形で、あるいは水に希釈して用いることができる。また、処理方法については特に限定されず、農薬活性成分に応じて適当な公知の方法で処理できる。具体的には、植物体への直接散布、土壌中への灌注処理、水田への水面施用、種籾への浸種または吹きつけ、空中散布、地上液剤少量散布(パンフルスプレー、ブームスプレーヤーなど)などがあげられる。また、いずれの処理方法、希釈形態においても、本発明の水性懸濁状農薬製剤は、水希釈時の分散性に優れ、高い殺菌効果を有する。
次に本発明の水性懸濁状農薬製剤について、実施例により更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例、比較例において「部」とはすべて「重量部」の意味である。
水47.9部に、フサライド20部、POLYFON H(クラフトリグニンスルホン酸のナトリウム塩、Westvaco社製の商品名)2部およびプロピレングリコール 5部を加えて混合し、あらかじめ溶解させておいたポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル(エチレンオキサイド付加数18)5部とオレイン酸20部(有効成分1重量部に対して1重量部)の混合液を加え、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社の商品名)にて5000r.p.mで10分間攪拌混合した。その後、得られた攪拌混合物にキサンタンガム0.1部を加え、スターラーにて30分間攪拌混合し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON H 2部を、REAX 45DA(クラフトリグニンスルホン酸のナトリウム塩、Westvaco社製の商品名)2部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸20部を、菜種油20部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON Hの添加量を2部から5部に増量し、水の添加量を47.9部から44.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON Hの添加量を2部から0.5部に減量し、オレイン酸20部をひまし油20部におきかえ、水の添加量を47.9部から49.4部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、フサライドの添加量を20部から10部に減量し、POLYFON Hの添加量を2部から10部に増量し、オレイン酸20部を、大豆油10部(有効成分1重量部に対して1重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から59.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例6において、POLYFON Hの添加量を10部から20部に増量し、大豆油10部を、オレイン酸10部におきかえ、水の添加量を59.9部から49.9部とした。それ以外は、実施例6と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、フサライドの添加量を20部から5部に減量し、オレイン酸の添加量を20部から30部(有効成分1重量部に対して6重量部)に増量し、水の添加量を47.9部から52.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸の添加量を20部から5部(有効成分1重量部に対して0.25重量部)に減量し、水の添加量を47.9部から62.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例8において、フサライドの添加量を5部から2部(オレイン酸の添加量は有効成分1重量部に対して15重量部)に減量し、水の添加量を52.9部から55.9部とした以外は、実施例8と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON H 2部を、REAX 100M(クラフトリグニンスルホン酸のナトリウム塩、Westvaco社製の商品名)2部におきかえ、オレイン酸20部を、菜種油20部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON H 2部を、POLYFON O(クラフトリグニンスルホン酸のナトリウム塩、Westvaco社製の商品名)5部におきかえ、オレイン酸20部を、ひまし油20部におきかえ、水の添加量を47.9部から44.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル5部を、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル5部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸の添加量を20部から15部(有効成分1重量部に対して0.75重量部)に減量し、水の添加量を47.9部から52.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸20部を、大豆油20部におきかえ、キサンタンガム0.1部を、グアーガム0.1部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、本発明の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例1
実施例1において、POLYFON Hおよびオレイン酸を添加せず、水の添加量を47.9部から69.9部とした以外は実施例1と同様に調製し、比較例1の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON Hおよびオレイン酸を添加せず、水の添加量を47.9部から69.9部とした以外は実施例1と同様に調製し、比較例1の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例2
実施例1において、POLYFON Hを添加せず、水の添加量を47.9部から49.9部とした以外は実施例1と同様に調製し、比較例2の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON Hを添加せず、水の添加量を47.9部から49.9部とした以外は実施例1と同様に調製し、比較例2の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例3
比較例2において、オレイン酸20部を、ひまし油30部(有効成分1重量部に対して1.5重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から39.9部とした以外は、比較例2と同様に調製し、比較例3の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例2において、オレイン酸20部を、ひまし油30部(有効成分1重量部に対して1.5重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から39.9部とした以外は、比較例2と同様に調製し、比較例3の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例4
実施例1において、POLYFON H 2部を、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙(株)製の商品名 サンエキスP−252)2部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、比較例4の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON H 2部を、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙(株)製の商品名 サンエキスP−252)2部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、比較例4の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例5
実施例1において、POLYFON H 2部を、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙(株)製の商品名 サンエキスP−201)2部におきかえ、オレイン酸20部を、大豆油20部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、比較例5の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON H 2部を、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙(株)製の商品名 サンエキスP−201)2部におきかえ、オレイン酸20部を、大豆油20部におきかえた以外は、実施例1と同様に調製し、比較例5の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例6
実施例1において、オレイン酸を添加せず、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル5部を、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル5部におきかえ、水の添加量を47.9部から67.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例6の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸を添加せず、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル5部を、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル5部におきかえ、水の添加量を47.9部から67.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例6の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例7
実施例1において、オレイン酸20部を、大豆油1部(有効成分1重量部に対して0.05重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から66.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例7の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、オレイン酸20部を、大豆油1部(有効成分1重量部に対して0.05重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から66.9部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例7の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例8
実施例1において、フサライドの添加量を20部から2部に減量し、オレイン酸20部を、菜種油50部(有効成分1重量部に対して25重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から35.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、比較例8の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、フサライドの添加量を20部から2部に減量し、オレイン酸20部を、菜種油50部(有効成分1重量部に対して25重量部)におきかえ、水の添加量を47.9部から35.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、比較例8の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例9
実施例1において、フサライドの添加量を20部から10部に減量し、POLYFON Hの添加量を2部から40部に増量し、オレイン酸の添加量を20部から10部(有効成分1重量部に対して1重量部)に減量し、水の添加量を47.9部から29.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、比較例9の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、フサライドの添加量を20部から10部に減量し、POLYFON Hの添加量を2部から40部に増量し、オレイン酸の添加量を20部から10部(有効成分1重量部に対して1重量部)に減量し、水の添加量を47.9部から29.9部とした。それ以外は、実施例1と同様に調製し、比較例9の水性懸濁状農薬製剤を得た。
比較例10
実施例1において、POLYFON Hの添加量を2部から0.05部に減量し、水の添加量を47.9部から49.85部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例10の水性懸濁状農薬製剤を得た。
実施例1において、POLYFON Hの添加量を2部から0.05部に減量し、水の添加量を47.9部から49.85部とした以外は、実施例1と同様に調製し、比較例10の水性懸濁状農薬製剤を得た。
試験例1 イネいもち病に対する防除効果
温室内で直径6cmの大きさのプラスチックポットで栽培した水稲(品種:朝日)の3葉期苗(5苗/ポット)に、実施例1〜15および比較例1〜10に準じて調製した水性懸濁状農薬製剤の希釈液を1ポットあたり10ml散布(茎葉散布)した。薬剤処理の翌日、あらかじめ、別の水稲葉上で形成させたイネいもち病菌(Pyricularia grisea)の分生胞子を薬剤散布した水稲に接種し、24℃の接種箱内(相対湿度100%)に24時間静置した後、24℃の人工気象室内において、発病を促した。接種の7日後に、第3葉のイネいもち病の病斑数を調査し、平均病斑数を求め、下記の式1により防除価(%)を算出した。本試験は、1試験区当り、1ポットの3連制で行った。
また、下記の基準により、水稲に対する薬害程度を調査した。
薬害程度の調査指数(6段階で評価)
5:激甚 4:甚 3:重 2:軽 1:わずか 0:なし
温室内で直径6cmの大きさのプラスチックポットで栽培した水稲(品種:朝日)の3葉期苗(5苗/ポット)に、実施例1〜15および比較例1〜10に準じて調製した水性懸濁状農薬製剤の希釈液を1ポットあたり10ml散布(茎葉散布)した。薬剤処理の翌日、あらかじめ、別の水稲葉上で形成させたイネいもち病菌(Pyricularia grisea)の分生胞子を薬剤散布した水稲に接種し、24℃の接種箱内(相対湿度100%)に24時間静置した後、24℃の人工気象室内において、発病を促した。接種の7日後に、第3葉のイネいもち病の病斑数を調査し、平均病斑数を求め、下記の式1により防除価(%)を算出した。本試験は、1試験区当り、1ポットの3連制で行った。
薬害程度の調査指数(6段階で評価)
5:激甚 4:甚 3:重 2:軽 1:わずか 0:なし
試験例2 製剤懸濁安定性試験
実施例1〜15および比較例1〜10で調製した水性懸濁状農薬製剤を、容量30ml(φ17mm×長さ180mm)の試験管に30ml入れ、密栓をし、50℃の恒温器中に静置した。そして、1か月後に、試験管中に該製剤が下層に沈降し、上層に生じた水層(上スキ層)と全層の高さ(cm)を測定して、下記式により算出した。
実施例1〜15および比較例1〜10で調製した水性懸濁状農薬製剤を、容量30ml(φ17mm×長さ180mm)の試験管に30ml入れ、密栓をし、50℃の恒温器中に静置した。そして、1か月後に、試験管中に該製剤が下層に沈降し、上層に生じた水層(上スキ層)と全層の高さ(cm)を測定して、下記式により算出した。
試験例3 水中分散性試験
3度硬水を99ml入れた100ml容有栓シリンダー(高さ25cmのもの)に実施例1〜15および比較例1〜10で調製した水性懸濁状農薬製剤1gを加えた後、20回倒立させ、分散直後の薬液の凝集および未分散粒子の有無を次の評価基準で確認した。
3度硬水を99ml入れた100ml容有栓シリンダー(高さ25cmのもの)に実施例1〜15および比較例1〜10で調製した水性懸濁状農薬製剤1gを加えた後、20回倒立させ、分散直後の薬液の凝集および未分散粒子の有無を次の評価基準で確認した。
なお、倒立とは、有栓シリンダーを180°回転し、次いで元の状態に戻す操作を約2秒間で1回の割合で行うことを意味する。
評価基準
○:凝集および未分散粒子なし
△:凝集および未分散粒子が若干認められる
×:凝集および未分散粒子が認められる
○:凝集および未分散粒子なし
△:凝集および未分散粒子が若干認められる
×:凝集および未分散粒子が認められる
試験例1〜3の試験結果を表1に示す。
Claims (1)
- 殺菌性農薬活性成分、クラフトリグニンおよび植物油もしくは植物油由来の高級脂肪酸を含むことを特徴とする、水性懸濁状農薬製剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224947A JP2007039370A (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 殺菌効果の向上した農園芸用水性懸濁状農薬製剤 |
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- 2005-08-03 JP JP2005224947A patent/JP2007039370A/ja active Pending
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