JP2007006818A - コーヒーバッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のコーヒーバッグは、焙煎コーヒー豆粉砕物と乾燥コーヒーエキスとを充填したコーヒーバッグであって、前記粉砕物と前記エキスとの重量比が9:1〜8:2であり、前記バッグ内の空隙率が40〜70%であることを特徴とする。前記において、コーヒーバッグの形状が、四面体構造であることが好ましい。
【選択図】なし
Description
また、従来の乾燥コーヒーエキス(インスタントコーヒー)は、器具、労力、時間を要することなく、簡単にコーヒーをいれ、飲用することができるが、コーヒーに最も望まれる香り等の風味がレギュラーコーヒーと比較して劣るという欠点がある。
これらを解決する手段として、粉砕焙煎コーヒーにコーヒーエキスを混合して乾燥し、その混合物をコーヒーバッグとして提供する方法や乾燥コーヒーエキス5〜95重量部と焙煎コーヒー粉末95〜5重量部からなるコーヒー飲料組成物が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
さらに、従来より手軽とされるコーヒーバッグの形態としては、袋型のドリップ式コーヒーバッグが知られているが、抽出に時間を要することや、適度な濃度が得られないなどの問題がある。
そこで、本発明の目的は、香り高く風味豊かなコーヒーをより短時間に、手軽にいれることができる、インスタント性に優れたコーヒーバッグを提供することにある。
45〜65%である。前記空隙率が40%未満であっても70%を超えても、十分な濃度のコーヒーが抽出されず、香りよく濃厚感のあるコーヒーが得られない。なお、前記バッグ内の空隙率とは、バッグ内全体積に対する、バッグ内の内容物未充填領域の体積比率を表し、下記式によって算出される。
空隙率(%)=(内容物未充填領域の体積)/(内容物未充填領域の体積+内容物充填体積)×100
また、上記空隙率を所定範囲内に安定かつ容易に確保するため、密比重が0.35〜0.45g/mL、より好ましくは0.40g/mLの焙煎コーヒー豆粉砕物と密比重が0.25〜0.30g/mL、より好ましくは0.27g/mLの乾燥コーヒーエキスを使用することが好ましい。
(1)官能評価
実施例で得られたコーヒー抽出液を専門パネラー8名による官能試験によって評価した。評価基準は1:弱い、3:普通、5:強いとして、総合評価基準は1:悪い、3:普通、5:良いとして数値評価し、その平均値を算出して官能評価値とした。また、表中「香り(R/C)」とはレギュラーコーヒー特有の良好な香りを指し、「香り(I/C)」とは、インスタントコーヒーのイモ様の好ましくない香りを指す。
(2)ブリックス、収率
ブリックス(Brix)は屈折率計(AIAGO社製RX−500)にて20℃で測定した。また、下記式により収率を算出した。
収率=(抽出液量(g)×Brix)/コーヒー豆粉砕物と乾燥コーヒーエキスの総重量(g)
(3)コーヒーバッグ内の空隙率
コーヒーバッグに内容物を充填した後、これを静置した状態で、ノギスを用いて内容物充填領域と未充填領域の寸法を測定し、下記式によりバッグ内の空隙率を算出した。
空隙率(%)=(内容物未充填領域の体積)/(内容物未充填領域の体積+内容物充填領域の体積)×100
焙煎コーヒー豆2.5kgをコーヒー・グラインダー(ラッキーコーヒーマシン社製BM−570)で、28メッシュになるように粉砕し、焙煎豆粉砕物2.5kgを得た。これをコーヒー抽出機(イズミフードマシナリー製バッテリー型抽出機)に充填し、2段階で抽出を行った。1段階目は加水温度98℃でコーヒー抽出液7.5L(Brix:7.41)を得た。2段階目は加水温度140℃でコーヒー抽出液7.5L得て、続いて加水温度170℃でコーヒー抽出液22.5L得て、合計30L(Brix:1.98)を得た。1段階目で得られた抽出液と2段階目で得られた抽出液を混合し、減圧濃縮機(日阪製作所製REV−T2型)にて濃縮を行い、コーヒー濃縮液3.6L(Brix:32.0)得た。得られたコーヒー濃縮液3.6Lを凍結真空乾燥装置(大川原製作所製フリーズキャビン)にて、乾燥コーヒーエキス970g(密比重:0.27g/ml)を得た。
この焙煎コーヒー豆粉砕物と前記コーヒー乾燥コーヒーエキスをそれぞれ表1のように計量し、1辺が7cmの四面体コーヒーバッグ(大紀商事製 オキロン)に充填して封入し、コーヒー充填バッグを得た。これを静置してノギスで内容物充填領域と未充填領域の寸法を計測した。ついで得られたコーヒーバッグをそれぞれカップに入れ、98℃の熱水140mLを注湯し、上下に10回振盪しながら、30秒間浸漬してコーヒーをいれた。直後のコーヒーのBrixを測定するとともに、専門パネラー8名により官能評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1と同様にして得られた焙煎コーヒー豆粉砕物と乾燥コーヒーエキスを表2のような割合でコーヒーバッグに充填して封入し、コーヒー充填バッグを得た。得られたバッグから実施例1と同様にしてコーヒーをいれ、Brixの測定および官能評価を行った。その結果を表2に示す。
実施例1と同様にして得られた焙煎コーヒー豆粉砕物(RC)6.8gと乾燥コーヒーエキス(IC)1.2gを、1辺が6.3cm、7.0cmおよび9.0cmのコーヒーバッグにそれぞれ充填して封入し、空隙率の異なるコーヒー充填バッグ(空隙率:30.9%、47.6%、75.1%)を作製した。得られたバッグから実施例1と同様にしてコーヒーをいれ、Brixの測定および官能評価を行った。その結果を表3に示す。
2 摘み糸
Claims (2)
- 焙煎コーヒー豆粉砕物と乾燥コーヒーエキスとを充填したコーヒーバッグであって、前記粉砕物と前記エキスとの重量比が9:1〜8:2であり、前記バッグ内の空隙率が40〜70%であることを特徴とするコーヒーバッグ。
- 前記コーヒーバッグの形状が、四面体構造である請求項1記載のコーヒーバッグ。
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Cited By (2)
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2005
- 2005-07-01 JP JP2005193635A patent/JP2007006818A/ja active Pending
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