JP2007082872A - Bed whose posture can be changed to chair mode - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、背上げ可能なベッドに関するものである。 The present invention relates to a bed that can be raised up.
従来、一般的に使用されている背上げ可能なベッドとして、第16図に示したような動作をするものがある。このベッドは、図示のようにベッドの床部を屈曲可能に接続された背側背床部、腰側背床部、腰床部、上腿床部、下腿床部とからなっている。そして、図示しない背上げ機構を用いて背側背床部及び腰側背床部を上方に押し上げることにより、床部が起伏するようになっている。なお、この図に示すベッドでは、背上げ機構に連動して膝上げ機構も駆動され、上腿床部及び下腿床部が起伏するようにもなっている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、上記と異なる第二の形態をとったものもある。これは、第17図に示すものである。この形態のベッドでは、背上げを行うとともに、脚部パネルが大腿部パネルに回動自在に枢着されており、大腿部パネルが水平状態から垂下した状態に変更可能なものであり、ベッドの状態と椅子の状態とに形態を変更することができるものである(例えば、特許文献2参照。)。
Conventionally, there is a bed which can be operated as shown in FIG. As shown in the figure, this bed is composed of a back side floor portion, a waist side back floor portion, a waist floor portion, an upper thigh floor portion, and a lower thigh floor portion, which are connected to bend the floor portion of the bed. And a floor part is raised and lowered by pushing up a back side back floor part and a waist side back floor part upward using the back raising mechanism which is not illustrated. In the bed shown in this figure, the knee raising mechanism is also driven in conjunction with the back raising mechanism so that the upper thigh floor portion and the lower thigh floor portion are raised and lowered (see, for example, Patent Document 1).
In addition, there is a second form different from the above. This is shown in FIG. In this form of bed, while raising the back, the leg panel is pivotally attached to the thigh panel, and the thigh panel can be changed from a horizontal state to a suspended state, The form can be changed between a bed state and a chair state (for example, see Patent Document 2).
これらのように、背上げ可能なベッドとしては様々な形態が提案されている。しかしながら、第一の形態における背上げ可能なベッドでは、ベッドから離床する際に身体の向きを90度回転させて、ベッドサイドで端座位をとった姿勢から立ち上がらなければならない。また、第二の形態では、椅子状態で着座した姿勢を楽なものとするためには、臀部から膝までの長さと略々同等の大きさの大腿部パネルとする必要があり、この大腿部パネルの大きさになると、脚部パネルは膝下の長さ以上の長さを有していないとベッド上で仰臥する際にベッドから脚がはみ出してしまう欠点がある。そのため、大きな脚部パネルとなり、座った状態では使用者の脚が床に届かない状態となる場合もあり、実際の使用上においては、立ち上がり易さにかけるものである。
このように、従来の背上げ可能なベッドでは療養者のベッド上での療養に際しては好適であるが、療養者がベッドから離床するにはあまり適していなかった。
As described above, various types of beds that can be raised up are proposed. However, in the bed in which the back can be raised in the first form, the body must be rotated 90 degrees when getting out of the bed, and must stand up from the posture in the end-sitting position at the bedside. Moreover, in the second form, in order to make the sitting posture in a chair state easy, it is necessary to make the thigh panel approximately the same size as the length from the hip to the knee. When the size of the thigh panel is reached, the leg panel has a disadvantage that the leg protrudes from the bed when lying on the bed unless the leg panel is longer than the length below the knee. Therefore, it becomes a large leg panel, and the leg of the user may not reach the floor in the sitting state.
As described above, the conventional back-upable bed is suitable for the medical treatment on the caregiver's bed, but is not very suitable for the medical caregiver to get out of the bed.
そこで、これらの問題点を解消するために提案されたベッドとして次のようなものがある。このベッドは背受と腰受がベッドフレームに対して摺動する摺動フレーム上に配置され、この摺動フレームが頭部側に摺動することによって背受と腰受が頭部側に接近しながら屈曲されるものである。さらに、このときに摺動フレームに四節リンクを介して支持された脚受が後方に移動しながら下方回動され、腰受の下方に収納され椅子状の状態に姿勢変更可能に構成されたものである(例えば、特許文献3参照。)。 Therefore, there are the following beds proposed to solve these problems. This bed is placed on a sliding frame where the back and waist supports slide relative to the bed frame, and the back and waist supports approach the head side by sliding the sliding frame toward the head side. While being bent. Furthermore, at this time, the leg support supported by the sliding frame via the four-bar link is rotated downward while moving backward, and is stored under the waist support so that the posture can be changed to a chair-like state. (For example, see Patent Document 3).
上記のような椅子状に姿勢変更可能なベッドは、歩行能力の低下された方にとって身体の向きを換えることなく着座姿勢になることができるので離床し易く、ベッドからの離床に対しての抵抗感がなくなるものである。そのため、この種のベッドを広く普及させるためにも、構成をより簡素化し、重量の低減を計るとともにベッドを使用する際の快適性を向上させることが望まれている。
そこで本発明では、従来の背上げ可能なベッドと同等に床部を屈曲自在に構成するとともに、背上げに伴って脚受ボトムが腰受ボトムの下方に収納され椅子状の状態に姿勢変更可能な構成としたうえで、構成をより簡素化して重量の低減等を計ることを課題としている。
A bed that can be repositioned into a chair shape as described above is easy to get out of bed because it can be in a sitting position without changing the direction of the body for people with reduced walking ability, and resistance to getting out of bed. The feeling disappears. Therefore, in order to widely disseminate this type of bed, it is desired to further simplify the configuration, reduce the weight, and improve the comfort when using the bed.
Therefore, in the present invention, the floor portion is configured to be bent in the same manner as a conventional bed that can be raised up, and the posture can be changed to a chair-like state by storing the leg receiving bottom below the waist receiving bottom as the back is raised. It is an object to further reduce the weight and the like by further simplifying the configuration.
まず、請求項1の発明では、ベッドの床部を少なくとも背受ボトムと腰受ボトムと脚受ボトムとに分割し、前記背受ボトムは基部フレームに回動自在に枢着された背上げリンクと基部フレームに具備された摺動筒に沿って前後摺動する摺動フレームに軸承することにより水平状態から後方上部にせり上がるように背上げする構成とし、前記腰受ボトムは基部フレームに上下回動自在に軸承するとともに前記摺動フレームに設けた山型状のカムによって上下揺動するよう構成し、前記脚受ボトムは基部フレームに対して後下方に移動自在なレールフレーム上に枢支されるとともに該レールフレームはフック部材を介して前記摺動フレームに軸承された連動リンクに掛止され、さらに該連動リンクは背受ボトムの回動により増幅回動するよう構成され前記摺動フレームの後方移動に連動して前記レールフレームが後下方に引き込まれることによって前記腰受ボトムの後下方に収納されるよう構成し、背受ボトムと腰受ボトム上に載置される頭部側マットレスと脚受ボトム上に載置される脚部側マットレスが略々同一平面を形成する状態から前記摺動フレームを基部フレームと摺動フレーム間に具備される駆動手段により後方移動させることで椅子状の状態に姿勢変更可能に構成されたことを特徴とする。
そして、請求項2の発明では、前記連動リンクに掛止可能なフック部材をレールフレームに回動自在に軸着し、このフック部材を連動リンクに掛止した状態と、掛止状態を解除するとともにレールフレームを保持した状態とに適宜操作可能に切替手段を設けたことを特徴とする。
さらに、請求項3の発明では、背受ボトムが上方にせり上がるように背上げする構成とするとともに、背受ボトムは背受ボトムが形成する平面から中央下部が窪んだ空間が形成されるよう構成された背受ボトムを備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明では、背受ボトムと腰受ボトム上に具備される頭部側マットレスと、脚受ボトム上に具備される脚部側マットレスの対向面を後方下がりの傾斜状に構成したことを特徴とする。
そして、請求項5の発明では、摺動フレームの前方移動に連動してレールフレームが前上方に移動し、このレールフレームに支持される脚受ボトムを背受ボトムと腰受ボトムよりも高い位置に配置することにより、背受ボトムと腰受ボトム上に具備される頭部側マットレスよりも脚受ボトム上に具備される脚部側マットレスを薄くしたことを特徴とする。
According to the first aspect of the present invention, the floor portion of the bed is divided into at least a back support bottom, a waist support bottom, and a leg support bottom, and the back support link is pivotally attached to a base frame. And a back frame that slides back and forth from a horizontal state by bearing on a sliding frame that slides back and forth along a sliding cylinder provided in the base frame, and the waist support bottom is vertically moved to the base frame. The leg support bottom is pivotally supported on a rail frame that is movable rearward and downward with respect to the base frame. The rail frame is hooked to an interlocking link supported by the sliding frame via a hook member, and the interlocking link is amplified and rotated by the rotation of the back support bottom. The rail frame is retracted rearward and downward in conjunction with the rearward movement of the sliding frame so that it is housed in the lower back of the waist support bottom, and is placed on the back support bottom and the waist support bottom. The sliding frame is moved backward by the driving means provided between the base frame and the sliding frame from the state in which the mattress on the head side and the leg mattress placed on the leg support bottom form substantially the same plane. This is characterized in that the posture can be changed to a chair-like state.
And in invention of
Furthermore, in the invention of
Further, in the invention of
In the invention of
請求項1の発明によれば、ベッドの床部を背受ボトムと腰受ボトムと脚受ボトムとに分割している。そして、背受ボトムは基部フレームに回動自在に枢着された背上げリンクと、基部フレームに具備された摺動筒内を前後に摺動する摺動フレームに取り付けられている。このように摺動筒内を前後に摺動するように構成されているので、レール部材等を用いた摺動フレームと異なり埃や異物の進入を防止できる。そのため、使用期間が長くなった場合においても故障などのトラブルを最小限に押さえることができる。そして、腰受ボトムは基部フレームに上下回動自在に軸承されるとともに摺動フレームに設けられた山型状のカムにより摺動フレームが前後移動するに伴い前記カムが作用し腰受ボトムが揺動する。また、脚受ボトムは基部フレームに対して後下方に移動自在なレールフレームに枢着されている。このレールフレームはフック部材を介して摺動フレームに軸着された連動リンクに掛止されている。なお、連動リンクは背受ボトムの回動により増幅回動するように構成されている。したがって摺動フレームの移動量以上に脚受ボトムを後方に引き込むことができる。このように構成されたベッドは、背受ボトムと腰受ボトム上に載置される頭部側マットレスと、脚受ボトム上に載置される脚部側マットレスが略々同一平面を形成する状態と、摺動フレームを後方移動させることで椅子状の状態とに姿勢変更することができる。したがって、使用者は一般的なベッドとしても使用できるとともに、身体を反転させることなく自動的に着座した姿勢をとることができ、立ち上がり易いベッドとなっている。さらに、構成部材が簡素化されており重量の軽減がなされている。
請求項2の発明によれば、切替手段を適宜操作することで連動リンクとフック部材とが掛止した状態とこれを解除した状態でレールフレームを保持拘束することができるように構成されている。したがって、ベッドの床面が略々水平な状態と椅子状の状態、さらに背上げした状態で脚受ボトムが腰受ボトムの前方に位置するギャッチ状態とすることができる。そのため、使用者の使用状況に合わせてベッドの状態を変更することができ、ベッド上での療養及び離床などが快適に行われる。
請求項3の発明では、せり上がるように背上げされた背受ボトムの下方部が背受ボトムの形成する平面から中央下部が窪んだ状態となるように構成されている。したがって、背上げ下状態で深く腰掛けると、腰部を両側部で保持されより安定した状態を維持することができる。
請求項4の発明では、頭部側マットレスと脚部側マットレスの対向面を後方下がりの傾斜状に構成している。したがって、脚受ボトムが後下方に移動する際に滑らかに移動がなされる。また、両マットレスを略々同一平面に位置させた状態では、マットレスのすき間に異物等が挟まりこむことを防止できる効果もある。
請求項5の発明では、脚受ボトムを背受ボトムと腰受ボトムよりも高い位置に配置するよう構成し、脚部側マットレスを頭部側マットレスよりも薄く構成している。脚受ボトム側にかかる負荷は小さく、薄いマットレスであっても底突感はなく使用できる。薄いマットレスを使用することで腰受ボトムの下方へ収納する高さ方向のスペースを少なくすることができ、より低床化することができる。
According to invention of
According to the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention of
ベッドの床面を背受ボトムと腰受ボトムと脚受ボトムに分割する。基部フレームには前後方向の摺動筒を備え、この摺動筒内を前後摺動する摺動フレームを設ける。背受ボトムは基部フレームに回動自在に枢着された背上げリンクと前記摺動フレームに軸承する。腰受ボトムは基部フレームに上下回動自在に軸承するとともに、摺動フレームに具備された山型状のカムにより揺動するよう構成する。さらに、基部フレームに対して後下方に移動自在にレールフレームを具備する。このレールフレーム上に脚受ボトムを軸承する。そして、レールフレームはフック部材を介して摺動フレームに軸承された連動リンクに掛止可能に構成する。なお、フック部材は切替手段により連動リンクに掛止される状態と掛止状態を解除した状態かつレールフレームを保持拘束した状態に設定可能に構成する。また、前記連動リンクは背受ボトムの背上げ回動により回動角度が増幅されるよう構成され、床面が略々同一平面を形成する状態と、脚受ボトムが腰受ボトム下方に収納される椅子状の状態及び背上げした状態で腰受ボトムの前方に脚受ボトムが位置するギャッチ状態とに姿勢変更可能なベッドとする。 The bed floor is divided into a back support bottom, a waist support bottom and a leg support bottom. The base frame is provided with a sliding cylinder in the front-rear direction, and a sliding frame that slides back and forth within the sliding cylinder is provided. The back support bottom is supported by the back raising link pivotally attached to the base frame and the sliding frame. The waist support bottom is supported by a base frame so as to be rotatable up and down, and is configured to swing by a mountain-shaped cam provided on the sliding frame. Furthermore, a rail frame is provided so as to be movable rearward and downward relative to the base frame. The footrest bottom is supported on the rail frame. The rail frame is configured to be able to be hooked to an interlocking link supported by the sliding frame via a hook member. The hook member is configured to be able to be set in a state where it is hooked to the interlocking link by the switching means, a state where the hooking state is released, and a state where the rail frame is held and restrained. Further, the interlocking link is configured such that the rotation angle is amplified by the back-up rotation of the back support bottom, and the floor surface forms a substantially same plane, and the leg support bottom is stored below the waist support bottom. A bed whose posture can be changed to a gatch state where the leg rest bottom is located in front of the waist rest bottom in a chair-like state and a back-up state.
次に本発明に係る椅子状の状態に姿勢変更可能なベッドの一実施例について図面に基づいて説明する。まず、第1図は本発明に係る椅子状の状態に姿勢変更可能なベッドの作動状態を示す状態説明図である。図示したように本願発明は、背上げとともに脚部が腰部の下方に収納される姿勢変更形態と、背上げを行っても脚部がその状態を保持したままである従来のベッドと同様な背上げを行う姿勢変更形態とが行えるものである。使用者はこの姿勢変更形態を適宜選択して操作することが可能に構成されたものである。 Next, an embodiment of a bed whose posture can be changed to a chair-like state according to the present invention will be described with reference to the drawings. First, FIG. 1 is a state explanatory view showing an operating state of a bed whose posture can be changed to a chair-like state according to the present invention. As shown in the figure, the present invention has a posture change mode in which the legs are housed below the waist as the back is raised, and a back similar to a conventional bed in which the legs remain in the state even when the back is raised. It is possible to perform a posture change mode for raising. The user can select and operate the posture changing mode as appropriate.
まず、本発明に係る椅子状の状態に姿勢変更可能なベッド1は、床上に設置される基部フレーム2と、この基部フレーム2に対して相対的に前後に移動自在となるよう駆動手段3を介して取り付けられる摺動フレーム4と、基部フレーム2に取り付けられた背上げリンク5を介して摺動フレーム4に取り付けられる背受ボトム6と、基部フレーム2に支承された腰受ボトム7と、基部フレーム2に対して相対的に前後に移動自在となるよう構成されたレールフレーム8と、このレールフレーム8に支承された脚受ボトム9と、脚受ボトム9の収納動作に作用する連動リンク10とから主に構成される。
以下、各部について詳述する。
First, a
Hereinafter, each part is explained in full detail.
初めに、基部フレーム2について説明する。第2図に示すように、この基部フレーム2は、四隅にベッド脚11,11,・・・を備えている。このベッド脚11は接地部材12にパイプ13を止着してなるものである。そして、基部フレーム2の四隅に配されたアシパイプ14,14,・・・内に挿通され、ボルト(図示省略)等で適宜高さの設定が可能に構成されている。
そして、後側のアシパイプ14,14間には連結パイプ15が固着され、この連結パイプ15の下面に縦パイプ16,16が固着されている。さらに、この縦パイプ16,16下面から前側のアシパイプ14,14間に固着された連結パイプ17の背面間に支持パイプ18,18が固着されている。また、この支持パイプ18,18の中央部には前後に離間した状態で支柱パイプ19,20がそれぞれ固着されており、この支柱パイプ19,20の上部に補強パイプ21がそれぞれ固着されるとともに、左右の支柱パイプ19,19間にも補強パイプ22が固着されている。そして、この補強パイプ22上には端部が連結パイプ15に固着された摺動筒23,23が一定間隔離間した状態で固着されている。なお、24は摺動筒23,23に固着された背受ボトム7の支持部材である。
また、前記後側の連結パイプ15の中間部前面には駆動手段3の取付ブラケット25が固着されている。また、左右の支持パイプ18,18の中間部にはそれぞれ背上げリンク5,5が取り付けられるボス部材26,26が固着されている。さらに、支柱パイプ20,20の中間部にはそれぞれ摺動フレーム4を支持するローラー27,27が支承されており、この上部には腰受ボトム7の取付部となる空孔部20a,20aが穿たれている。
さらに、左右の支持パイプ18,18の前方部にはレールフレーム8を支持する支持プレート28,28が固着されており、この支持プレート28にはそれぞれローラー29,29が支承されている。また、この支持プレート28,28の左右方向外側にはブラケット30,30が配されており、ローラー31,31が支承されている。
First, the
A connecting
A mounting
Further,
このように、構成された基部フレーム2の摺動筒23,23には摺動フレーム4が挿通されている。この摺動フレーム4は摺動筒23,23内に挿通される摺動パイプ32,32を備えている。この摺動パイプ32,32の後端部にはそれぞれローラー33,33が支承されている。左右の摺動パイプ32,32間には連結パイプ34が固着されており、この連結パイプ34の中間部には駆動手段3を取り付けるブラケット35が固着されている。そして、摺動パイプ32,32の前方には後述する腰受ボトム7の上下揺動のためにそれぞれ山型カム36,36が固着されるとともに、背受ボトム6の取付部となるプレート37,37がそれぞれ固着されている。このプレート37,37には背受ボトム6を支承するための空孔部37a,37aと連動リンク10を支承するための空孔部37b,37bがそれぞれ穿たれている。
このように構成された摺動フレーム4は、前記基部フレーム2の摺動筒23,23に摺動パイプ32,32を挿通して取り付けられている。このとき、摺動パイプ32,32の前部は支柱パイプ20,20に支承されているローラー27,27に支持されている。
この摺動フレーム4は、上述の通り基部フレーム2の摺動筒23,23内に挿通された状態で前後に摺動する。したがって、レール部材を用いその内部に沿って移動するもののように長期間の使用により埃や異物がレール内にはまり込むといったトラブルが発生しない構成となっている。また、背上げされた状態では基部フレーム2と摺動フレーム4は、上方から見える状態となってしまうが摺動筒23,23と摺動パイプ32,32が入れ子状となっていることで挟み込み等を防止できるという効果もある。
そして、前記基部フレーム2と摺動フレーム4のブラケット25,35間には適宜伸縮駆動可能な駆動手段3が取り付けられている。本実施例では駆動手段3として電動アクチュエータを使用しているが、この駆動手段3は伸縮自在なものであればよく、例えば液圧シリンダ等を用いても良く、本実施例に限定するものではない。
In this way, the sliding
The sliding
The sliding
A driving means 3 that can be appropriately extended and retracted is attached between the
続いて背受ボトム6について説明する。この背受ボトム6は第3図に示すように矩形状の枠パイプ38を備えている。この枠パイプ38には支持パイプ39,39が固着されている。この支持パイプ39,39は側面視において枠パイプ38と略々同一平面を形成するとともに、枠パイプ38からの突出部分は前方下方へ屈曲されている。そして、支持パイプ39,39の前端部には連結パイプ40が固着され、この連結パイプ40の両端には取付プレート41,41が固着されている。この取付プレート41,41にはそれぞれボス部材42,42が固着されるとともに、長孔部41a,41aが穿設されている。
さらに、前記枠パイプ38の前方角部近傍にはそれぞれブラケット43,43が固着されている。このブラケット43,43は側面視において枠パイプ38と略々同一平面を形成するように固着されている。
Next, the
Further,
次に背上げリンク5について説明する。この背上げリンク5,5は第3図示すように左右一対で使用されるもので、左右対称状に構成される。この背上げリンク5は側面視において逆く字状に曲折されたパイプ44の一端部にL字プレート45を固着し、他端部にはボス部材46が固着されてなるものである。
これら背上げリンク5,5は、基部フレーム2の支持パイプ18,18のボス部材26,26にL字プレート45,45がそれぞれ取り付けられ、ボス部材46,46は背受ボトム6のブラケット43,43に軸承されている。
そして、背受ボトム6の取付プレート41,41に固着されたボス部材42,42が、摺動フレーム4のプレート37,37の空孔部37a,37aに軸承されることにより背受ボトム6は取り付けられている。
Next, the
The back-up
The
なお、前記取付プレート41,41とプレート37,37間には連動リンク10が配されている。この連動リンク10は第3図に示すように左右のプレート47,47間に連結棒48が固着されており、この連結棒48の両端部近傍にコ字状のフック49,49が固着されてなるものである。なお、プレート47,47にはそれぞれ空孔部47a,47bが穿たれている。
このように構成された連動リンク10は第8図(a)に示すように、連動リンク10の空孔部47a,47aは摺動フレーム4のプレート37,37の空孔部37b,37bに軸承されるとともに、背受ボトム6の取付プレート41,41の長孔部41a,41aとプレート47,47の空孔部47b,47b内に規制ピン50が挿通されるよう取り付けられている。
An interlocking
As shown in FIG. 8 (a), the interlocking
そして、基部フレーム2の前方部にはレールフレーム8が配される。このレールフレーム8は第4図に示すように左右のレール部材51,51を一定間隔離間した状態で連結パイプ52,53を固着しており、後側の連結パイプ52には後方に突出するようにブラケット54,54が固着され、前方の連結パイプ53には上方向きにブラケット55,55が固着されている。
なお、前記レール部材51,51は中間部で僅かに上方向きとなるように湾曲されている。また、ブラケット54,54には、段付支軸56,56(第9図参照)がそれぞれ同一方向を向く状態で固着されている。
A
The
前記ブラケット54,54には、上記連動リンク10に掛止可能なフック部材57が取り付けられる。このフック部材57は、先端側に下方向きのフック溝58a,58aが設けられたフックプレート58,58を備えている。このフックプレート58,58を一定間隔離間して連結棒59を固着して構成されている。なお、前記フックプレート58,58の後方部にはそれぞれ空孔部58b,58bが穿たれており、前記段付支軸56,56に軸承されている。
このように構成されたレールフレーム8は、基部フレーム2の支持プレート28,28に支承されたローラー29,29,・・・がレール部材51,51内を転動するように取り付けられている。
A
The
また、前記レールフレーム8のブラケット55,55には脚受ボトム9が取り付けられる。この脚受ボトム9は、第5図に示すように平面視において矩形状の枠パイプ60を備えている。この枠パイプ60の周りには屈曲された枠部材61が固着されている。そして、枠パイプ60の前部には取付プレート62,62が固着されている。また、枠パイプ60内部には支持パイプ63,63が固着されている。また、枠パイプ60の下面後方には下方水平部64aと前方上方向きの斜辺部64bをそれぞれ備えた揺動カム64,64が固着されている。これら揺動カム64,64と支持パイプ63,63には後部パイプ65が固着されている。
Further, a
このように構成された脚受ボトム9は前記レールフレーム8のブラケット55,55に脚受ボトム9の取付プレート62,62を軸承して取り付けられている。なお、揺動カム64,64は基部フレーム2に設けられているローラー31,31上をスライドすることによって作用する。
The leg receiving bottom 9 configured as described above is attached to the
次に腰受ボトム7について説明する。この腰受ボトム7は、第6図に示すようにコ字状の枠パイプ66を備えている。そしてこの枠パイプ66の内部には補強パイプ67,67,・・・及び支持パイプ68,68が固着されている。そして、この支持パイプ68,68後端部には取付プレート69,69が固着されている。この取付プレート69,69の前部にはそれぞれローラー70,70が軸承されており、後部には空孔部69a,69aが設けられている。さらに、この取付プレート69,69には、空孔部69a,69aの前方に配置されるように支持プレート71,71が固着されている。この支持プレート71,71には前記枠パイプ66が形成する平面に直交するように平面部71aが設けられている。
Next, the
このように構成された腰受ボトム7は、基部フレーム2に取り付けられている。詳述すると基部フレーム2の支柱パイプ20,20に設けられた空孔部20a,20aに腰受ボトム7の取付プレート69,69の空孔部69a,69aを軸承している。このとき、前記取付プレート69,69のローラー70,70は摺動フレーム4の山型カム37,37上を転動する状態あるいは支持プレート71の平面部71a,71aが支柱20,20前面に接当した状態にあるものである。
The waist receiving bottom 7 configured in this manner is attached to the
そして、第7図に示すように構成されたベッド1の背受ボトム6と腰受ボトム7上には頭部側マットレス72が、脚受ボトム9には脚部側マットレス73がそれぞれずれ止めされた状態で取り付けられている(第9図参照)。
なお、頭部側マットレス72と脚部側マットレス73の対向面は斜め方向にカットされて形成されている。これにより、脚受ボトム9の収納動作の際にマットレス72,73の引っ掛かりが軽減されるとともに、マットレス72,73がフラットな状態の時にすき間に物が挟みこまれることが大幅に防止できる効果を奏するものである。
さらに、脚部側マットレス73は頭部側マットレス72に対して厚みを薄くして構成している。これは、腰受ボトム7の下方に収納するためのスペース確保のためであるが、この脚部側マットレス73上にかかる負荷は背受ボトム6や腰受ボトム7に比べて極めて少なくマットレスを薄くしても底突き感等は発生せず、体感的には一般的なマットレスと同等となっている。また、脚部側マットレス73を薄くしたことでレールフレーム8と脚受ボトム9の下方向への移動量を少なくすることができ、ベッド1をより低床化することができる。
The head-
The facing surfaces of the head-
Further, the leg-
上記のように構成されたベッド1は、駆動手段3の伸縮作用により背受ボトム6の起伏動作と腰受ボトム7の上下揺動及び脚受ボトム9の引き込み収納が行われるよう構成されている。以下各部の作用について説明する。
まず、背受ボトム6と腰受ボトム7及び脚受ボトム9が略々同一平面を形成する状態について説明する。
この状態では、第9図に示すように駆動手段3(図示省略)が伸びた状態であり、摺動フレーム4は前方に移動した状態となっている。このとき、背受ボトム6の頭部近傍は支持部材24により支持されて水平な状態で保持されている。そして、腰受ボトム7はローラー70,70がそれぞれ山型カム36,36の後端部から摺動パイプ32,32上に位置し、この状態では支持プレート71,71の水平部71a,71aが左右の支柱パイプ20,20に接当した状態となっており、これにより腰受ボトム7が水平状態で保持されるように構成されている。次に、脚受ボトム9は背受ボトム6が倒伏していることにより、連動リンク10が前方に振り出された状態となっており、連動リンク10のフック49,49に掛止されているフック部材57によってレールフレーム8が前方に移動した状態で支持されている。このとき、脚受ボトム9の揺動カム64,64の水平部64aが基部フレーム2のローラー31,31上にあり、脚受ボトム9を水平な状態で保持している。
The
First, a state in which the
In this state, as shown in FIG. 9, the driving means 3 (not shown) is extended, and the sliding
前述の状態から駆動手段3を縮めることによって摺動フレーム4を後方に移動させると第10図から第11図のように作用する。
まず、背受ボトム6は摺動フレーム4の後方移動に伴い後方移動し始める。このとき、背上げリンク5,5と背受ボトム6の取付部が背上げリンク5,5と基部フレーム2の取付部よりも前方上方に位置しているので背上げリンク5,5は背受ボトム6を押し上げるように作用する。そのため、背受ボトム6は摺動フレーム4とともに後方に移動しながら上方にせり上がるように背上げされる。
そして、腰受ボトム7は摺動フレーム4が後方移動するに伴い、腰受ボトム7のローラー70,70が摺動フレーム4の山型カム36,36上を転動するようになる。そのため、基部フレーム2に取り付けられた腰受ボトム7は、取付部である空孔部69a,69aを基端として上方回動される。この上方回動は摺動フレーム4の後方移動によりローラー70,70が山型カム36,36の斜辺部を通過する間上方回動し、山型カム36,36の水平部を通過する間はその上方回動された状態が維持されるものである。なお、このカム形状を変えることにより腰受ボトム7の揺動角度は変更可能であるので、この山型カム36,36は取り替え可能に構成しても良い。これを変更することによって背受ボトム6の背上げ角度と腰受ボトム7の揺動角度を好みに応じて設定できるようになる。
次に、脚受ボトム9について説明する。前述のように摺動フレーム4が後方移動すると、レールフレーム8も連動リンク10に追従して引き込まれ、基部フレーム2に対して相対的に脚受ボトム9も後方に移動する。このとき、レール部材51,51内を転動する前後のローラー29,29,・・・は後方下がりとなる状態で取り付けてあるのでレールフレーム8及び脚受ボトム9は相対的に下方移動しながら後方に移動する。さらに、レール部材51,51は中間部で上方に曲折されているので、この屈曲部から前方をローラー29,29,・・・が移動するときには下方への移動量が増す。また、基部フレーム2のローラー31,31は脚受ボトム9の揺動カム64,64の水平部64a,64aから斜辺部64b,64bを転動するので脚受ボトム9は後方に傾斜した状態となる。さらに摺動フレーム4が後方に移動するとローラー31,31は揺動カム64,64から離れるとともに、脚受ボトム9の後部パイプ65がレール部材51,51上に乗った状態となる。これらが同時に進行することによって脚受ボトム9は腰受ボトム7を避けながら腰受ボトム7下方に収納されることが可能となっている。
If the sliding
First, the
As the
Next, the leg receiving bottom 9 will be described. As described above, when the sliding
続いて、前述のレールフレーム8を引き込むときに作用する連動リンク10の作用について説明する。本実施例では、脚受ボトム9が腰受ボトム7の下方に収納されるために必要な移動量が、摺動フレーム4の移動量よりも多く必要である。そのために、背受ボトム6の起伏回動に伴う回動作用を連動リンク10で増幅して脚受ボトム9の移動量を確保する構成となっている。
これは、第8図(b)に示す通りであって、摺動フレーム4に取り付けられた連動リンク10を背受ボトム6の取付プレート41,41に穿設された長孔部41a,41aが規制ピン50,50を回動させることにより作用するものである。このとき、背受ボトム6の回動中心と規制ピン50,50の間隔よりも連動リンク10の回動中心である空孔部47a,47aと規制ピン50,50の間隔が狭いために背上げに伴う回動角度よりも大きく連動リンク10が回動するように作用するものである。したがって、この連動リンク10の移動量と摺動フレーム4の移動量によりレールフレーム8を大きく後方に引き込むことができるように構成されている。
なお、上述のように連動リンク10を構成することによって比較的短い連動リンク10を用いることが可能となり、ベッド1の床面を低く構成することができるという効果もある。
Next, the operation of the interlocking
This is as shown in FIG. 8 (b), and there are
In addition, it becomes possible to use the comparatively
そして、駆動手段3を最短状態としたときは第12図に示す状態となる。
このとき、背受ボトム6は背上げとともに上方にせり上がりながら最大角度まで起立した状態となっている。この背上げに伴い背受ボトム6と腰受ボトム7上に載置されるマットレス72は屈曲されている。マットレス72が屈曲する場合には屈曲部の外側面では大きな伸びが発生する。このマットレス72の伸びが背受ボトム6や腰受ボトム7との摩擦等により拘束された状態にあるときには使用者は腹部に圧迫感や背中にずれ等の不快感を感じる構成となっている。しかしながら、本実施例にあるこのベッド1では、背受ボトム6が後方に移動しつつ、上方にせり上がるように背上げされるので、このマットレス72の伸びに追従した背受ボトム6の背上げが可能となっている。したがって、マットレス72と背受ボトム6間にずれが生じることがない。そのため、使用者は腹部に圧迫感や背中にずれを感じることなく背上げされるので快適に姿勢変更できるものとなっている。
また、この背受ボトム6では、ブラケット43,43と背上げリンク5,5の上部及び枠パイプ38が形成する平面から下がった位置に支持パイプ40,40による平面が形成されるように構成されている。これにより、背上げした状態では腰を支持する後方部分が窪んだ状態となるのでバケットタイプのシートのように使用者の身体を十分に保持することが可能なものとなっている。
And when the drive means 3 is made into the shortest state, it will be in the state shown in FIG.
At this time, the
The
次に腰受ボトム7について説明する。摺動フレーム4が後端まで移動すると、ローラー70,70は山型カム36,36の前部傾斜部を通り過ぎた状態となり、支持プレート71,71の平面部71a,71aが支柱パイプ20,20に接当し、腰受ボトム7は水平状態で保持されている。
また、脚受ボトム9は連動リンク10の作用により十分引き込まれ、腰受ボトム7の下方に収納された状態となっている。
なお、このように十分脚受ボトム9が引き込まれた状態では、第12図の斜線部に示すように腰受ボトム7の下方に空間が形成されている。この空間Sすなわち蹴込みが形成されることによって、立ち上がる際に脚を引き込むことができ、さらに立ち上がり易くなっている。
Next, the
Further, the
When the
これまで、摺動フレーム4の後方移動に伴う一連の動作について説明したが、逆に摺動フレーム4が前方移動する場合は、上記説明の逆の動作となっている。
Up to now, a series of operations accompanying the backward movement of the sliding
これまで説明したように本発明にかかるベッドは、次のような効果を有している。
まず、第9図及び第12図を見ると良くわかるように基部フレーム2に固着された摺動筒23,23に沿って摺動するように摺動フレーム4は構成されている。すなわち、摺動フレーム4は、摺動パイプ32,32が前記摺動筒23,23内を摺動するので、摺動フレームが前端位置にあるとき(第9図参照)は腰受ボトム7下方に摺動フレーム4は位置している。しかしながら、摺動フレーム4を後端位置に移動させると(第12図参照)、摺動フレーム4は腰受ボトム7の後方まで移動しており、腰受ボトム7に下方に空間を設ける構成となっている。したがって、脚受ボトム9を上下方向に大きく移動させることなく、腰受ボトム7下方に収納することができる。そのため、収納に伴う構成をより簡素化したもので構成できるという効果がある。
さらに、駆動手段3の伸縮動作により、背受ボトム6の起伏動作と腰受ボトム7の揺動動作、及び脚受ボトム8の収納動作が連動して行われる。しかしながら、背受ボトム6の起伏動作は背上げリンク5,5と摺動フレーム4の前後移動により行われ、腰受ボトム7の揺動動作は、摺動フレーム4の前後移動により山型カム36,36が腰受ボトムのローラー70,70に接当することで行われ、脚受ボトム9の収納動作はレールフレームを摺動フレーム4の前後移動及び連動リンク10の増幅作用によって行われるよう構成されたものであるので、簡素化された構成となっている。したがって、重量も軽減されており、結果として安価に提供することもできる。
また、背受ボトム6の起伏動作がマットレス72の屈曲部外面の伸びや縮みに追従するように行われるので、使用者の腹部に感じる圧迫感や背中で感じるズレがない起伏動作となっている。
さらに、椅子状の状態としたときには、腰受ボトム7の下方に脚を引き込むことができる蹴込みの空間Sが形成されているので、より立ち上がり易いベッド1となっている。
As described above, the bed according to the present invention has the following effects.
First, as can be seen from FIG. 9 and FIG. 12, the sliding
Furthermore, the raising / lowering operation of the
Moreover, since the raising / lowering movement of the
Furthermore, when the chair-like state is set, the
続いて実施例1で説明したベッドにおいて、図1に示す仰臥可能な状態から椅子状態あるいはギャッチ状態へ姿勢変更する際の切替手段74について説明する。
この切替手段74は、レールフレーム8に軸承されているフック部材57を上方に回動させることによって、連動リンク10との掛止状態を解除するとともに、フック部材57と掛止することによってレールフレーム8が基部フレーム2に対して保持された状態とするものであり、第13図及び第14図に示すように構成されている。
Next, the switching means 74 for changing the posture from the supine state shown in FIG. 1 to the chair state or the gatch state in the bed described in the first embodiment will be described.
The switching means 74 releases the hooked state with the interlocking
まず、この切替手段74を取り付けるために、基部フレーム2の支持プレート28,28には空孔部28a,28a及び長孔部28b,28bが穿設される。さらに、支持プレート28,28の内側面には、プレート75,75がそれぞれ止着されている。このプレート75には空孔部28aと合うように空孔部75aが穿設されるとともに、プレート75の後部に空孔部75bが穿設される。
そして、プレート75,75の空孔部75a,75a間には支持パイプ77が軸止されている。この支持パイプ77の両端部近傍にはそれぞれ規制プレート78,78が固着されており、端部近傍にはそれぞれボールプランジャ79,79が螺合されている。また、規制プレート78,78の端部には空孔部78a,78aが設けられており、この空孔部78a,78aに正面視において略々L字状となるレバー部材80,80が止着される。なお、レバー部材80,80は支持プレート28に穿設した長孔部28b,28b内を通してある。
そして、支持パイプ77には解除プレート81,81が固着されている。この解除プレート81,81は、フック部材57のフックプレート58,58間隔よりも狭い間隔で固着されており、先端部には連結棒59に掛止可能となるフック溝81a,81aが設けられている。
First, in order to attach the switching means 74,
A
上述のように構成された切替手段は第14図に示すように作用する。
まず、実施例1で説明したように摺動フレーム4の前後摺動に連動して脚受ボトム9が移動する場合は(b)図のようになる。このとき、レバー部材80,80を後方回動させた状態とし、解除プレート81,81が下方に位置した状態としている。この状態では、フック部材と連動リンクとが互いに掛止した状態となっているので、摺動フレーム4と連動リンク10の移動に連動してレールフレーム8が移動する状態にある。
次に、第1図に示すギャッチ状態とする場合には、左右何れかのレバー部材80を前方回動させる。このとき、解除プレート81,81は上方回動し、フック溝81a,81aの中に連結棒59がはまりフック部材57を上方回動させる。これにより、連動リンク10とフック部材57の掛止状態が解除される。さらに、この解除された状態で、規制プレート78,78に螺合されたボールプランジャ79,79がプレート75,75の空孔部75b,75bにはまりこの状態で押止され、(a)図に示す状態で保持される。
この状態では、連動リンク10とフック部材57の掛止状態が解除されているので、摺動フレーム4の前後移動に関係なく、解除プレート81,81によってレールフレーム8が保持され、脚受ボトム9は前方上方に位置した状態で拘束されている。したがって、背受ボトム6の起伏動作及び腰受ボトム7の上下揺動に関わらず、脚受ボトム9は停止した状態である。
The switching means configured as described above operates as shown in FIG.
First, as described in the first embodiment, the case where the
Next, when the gatch state shown in FIG. 1 is set, either the left or
In this state, since the interlocking state of the interlocking
このように構成されたベッド1は、ベッド1上で療養する際には、切替手段74により脚受ボトム9の連動動作を解除した状態で使用することが可能であり、一般的な背上げ可能なベッドと同様に使用することができる。また、ベッド1からの離床を行う場合には、切替手段74により脚受ボトム9が連動動作するように連動リンク10とフック部材57を掛止させれば、脚受ボトム9は腰受ボトム7の下方に収納され、椅子状の状態へと姿勢変更可能となっている。
したがって、ベッド上での療養や離床に際して、非常に適したベッドとなっている。
The
Therefore, the bed is very suitable for medical treatment and getting out of bed.
また、実施例1でも説明したように摺動フレーム4に固着された山型カム36,36を前方に延長できるように構成したものを用いると、第1図に示すギャッチ状態で腰受ボトム7が上方回動した状態とすることも可能となり、より療養し易いベッド1とすることができる。
この実施例としては、摺動フレーム4に固着された山型カム36,36に沿って前後にスライド自在なカム部材を互いに連結し、さらに前後移動のためのレバーを固着すればよい。
あるいは、腰受ボトム7に支承されたローラー70,70を腰受ボトム7の回動の基端となる空孔部69a,69aに接近させた位置に変更可能に設け、揺動し始めるタイミングを遅らせ、背上げが完了したときでも山型カム36,36の上部水平部をローラー70,70が転動するように構成してもよい。
Further, as described in the first embodiment, when the
In this embodiment, cam members that are slidable back and forth along the mountain-shaped
Alternatively, the
上述してきたように、実施例2のベッド1では、ベッド1上で療養する際に、ギャッチ状態とすることも可能となり、一般的な背上げ可能なベッドとしても使用できる。
そして、離床する際には切替手段74を適宜操作することで脚受ボトム9を収納することができるので、ベッド上で身体を90度反転させることなく、椅子掛け状態に姿勢変更され、立ち上がり易くなっている。
As described above, in the
And when leaving the floor, the
1 ベッド
2 基部フレーム
3 駆動手段
4 摺動フレーム
5 背上げリンク
6 背受ボトム
7 腰受ボトム
8 レールフレーム
9 脚受ボトム
10 連動リンク
36 山型カム
57 フック部材
72 頭部側マットレス
73 脚部側マットレス
74 切替手段
DESCRIPTION OF
Claims (5)
The rail frame moves forward and upward in conjunction with the forward movement of the sliding frame, and the footrest bottom supported by the rail frame is placed at a position higher than the backrest bottom and the waistrest bottom, thereby 5. The chair-like state according to claim 1, wherein the leg-side mattress provided on the leg support bottom is thinner than the head-side mattress provided on the waist support bottom. A bed with a changeable posture.
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