JP2007081892A - 画像データ管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮影したときの情報を画像ファイル名とリンクさせて、PCやPDA等の管理端末装置に送信し、必要なときにのみ画像本体を管理端末装置へ送信することにより、管理端末装置の保存領域を効率的に使用するとともに、画像転送に費やされる時間も軽減し、使用効率の良い、画像データ管理システムを実現する。
【解決手段】 画像管理端末2とデジタルカメラ3から構成され、通信媒体5を介して互いに接続される画像データ管理システムにおいて、前記デジタルカメラ3と前記画像管理端末2との間のデータ通信により、前記デジタルメラ3から画像データにリンクされた付加情報のみを前記画像管理端末2に送信し、前記画像管理端末2では、必要な画像データのみを、任意のタイミングで前記デジタルカメラ3から取得する画像データ管理システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像管理端末2とデジタルカメラ3から構成され、通信媒体5を介して互いに接続される画像データ管理システムにおいて、前記デジタルカメラ3と前記画像管理端末2との間のデータ通信により、前記デジタルメラ3から画像データにリンクされた付加情報のみを前記画像管理端末2に送信し、前記画像管理端末2では、必要な画像データのみを、任意のタイミングで前記デジタルカメラ3から取得する画像データ管理システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラにおいて撮影した画像を、携帯端末装置やPC(パーソナルコンピュータ)等で管理・検索する画像データ管理システムに関するものである。
近年、デジタルカメラが広く普及しており、撮影した画像ファイルをPCやPDA(携帯情報端末)等で管理する技術も様々な方式がある。これらの方式の中でEXIFマーカに含まれる情報(以下、EXIF情報)を利用して管理する方式も近年ではよく見られる。しかしながら、EXIF情報を用いて画像ファイルを管理する場合、全ての画像ファイルを管理する端末側に転送しなければならない。これは、例えば、外出先で撮影した画像を、その場でPDA等の比較的保存領域の少ない携帯情報端末で管理したい場合には不向きである。
例えば、出先で多数の撮影を行い、これら画像をその場でPDAにおいて撮影時間でソートを行い、10分おきの画像を取り出すことを仮定する。この場合、全ての画像の撮影時間情報は必要だが、画像本体は10分おきの画像だけで良いにも拘わらず、PDAには全ての画像を転送しなければならない。
また、他の例として、GPS受信機から取得した位置情報をGPS受信機からデジタルカメラへ送信し、デジタルカメラにおいて、写真撮影時にこの位置情報をEXIF情報に書き込むシステムを考える。このシステムで撮影した画像には全て、撮影した場所の位置情報がEXIF情報に含まれる。これら画像の位置情報を、PDAにおいて、地図情報と連携して表示し、或る特定の領域内の画像のみを取り出すことを仮定する。この場合も、撮影した全ての画像の位置情報は必要だが、画像本体は特定領域内で撮影された画像だけでよい。それにも拘わらず、PDAには全ての画像を転送しなければならない。
例えば、出先で多数の撮影を行い、これら画像をその場でPDAにおいて撮影時間でソートを行い、10分おきの画像を取り出すことを仮定する。この場合、全ての画像の撮影時間情報は必要だが、画像本体は10分おきの画像だけで良いにも拘わらず、PDAには全ての画像を転送しなければならない。
また、他の例として、GPS受信機から取得した位置情報をGPS受信機からデジタルカメラへ送信し、デジタルカメラにおいて、写真撮影時にこの位置情報をEXIF情報に書き込むシステムを考える。このシステムで撮影した画像には全て、撮影した場所の位置情報がEXIF情報に含まれる。これら画像の位置情報を、PDAにおいて、地図情報と連携して表示し、或る特定の領域内の画像のみを取り出すことを仮定する。この場合も、撮影した全ての画像の位置情報は必要だが、画像本体は特定領域内で撮影された画像だけでよい。それにも拘わらず、PDAには全ての画像を転送しなければならない。
しかしながら、PDAの画像保存領域が少ないことを考慮すると、必要な画像だけを転送するべきである。また、デジタルカメラからPDAへの画像転送を無線通信等で行う場合に転送時間が長いことを考慮しても、同様なことがいえる。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、撮影したときの情報を画像ファイル名とリンクさせて、PCやPDA等の管理端末装置に送信し、必要なときにのみ画像本体を管理端末装置へ送信することにより、管理端末装置の保存領域を効率的に使用するとともに、画像転送に費やされる時間も軽減し、使用効率の良い、画像データ管理システムを提供することにある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、撮影したときの情報を画像ファイル名とリンクさせて、PCやPDA等の管理端末装置に送信し、必要なときにのみ画像本体を管理端末装置へ送信することにより、管理端末装置の保存領域を効率的に使用するとともに、画像転送に費やされる時間も軽減し、使用効率の良い、画像データ管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像管理端末とデジタルカメラから構成され、通信媒体を介して互いに接続される画像データ管理システムにおいて、前記デジタルカメラは画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端に送信する付加情報送信手段を備え、前記画像管理端末は必要な画像データを任意のタイミングにより前記デジタルカメラから取得する画像データ取得手段を備え、前記デジタルメラは前記付加情報送信手段により画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信することにより、前記画像管理端末は、前記画像データ取得手段により必要な画像データを任意のタイミングにより前記デジタルカメラから取得することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、画像を撮影した日時情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力されたテキスト文字列を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力された音声データを用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、GPS機器より入力された位置情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、バーコードスキャナより入力されたバーコード情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラでの撮影時である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた画像付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部からの送信命令を入力した時である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部で予め設定した時間周期毎である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、画像を撮影した日時情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力されたテキスト文字列を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力された音声データを用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、GPS機器より入力された位置情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、バーコードスキャナより入力されたバーコード情報を用いる請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラでの撮影時である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた画像付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部からの送信命令を入力した時である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部で予め設定した時間周期毎である請求項1記載の画像データ管理システムを特徴とする。
本発明によれば、デジタルカメラを画像管理端末で管理する際、デジタルカメラから画像管理端末へ転送する情報量を軽減することが可能であり、また多様な状況に対して効率的な画像データ管理システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像データ管理システムの全体構成を示す概略図である。画像データ管理システム1において、例えば、PDAやPC等に該当する画像管理端末2、デジタルカメラ3が示される。
撮影時に付加する画像の付加情報の情報元(画像データ管理用情報機器)4には、例えば、バーコードスキャナ、GPS受信機等がある。符号5は画像管理端末2とデジタルカメラ3、またはデジタルカメラ3と情報元4を結ぶ通信媒体であり、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)規格に準拠した無線通信等が該当する。
図2はデジタルカメラの外観を示す上面図である。図3はデジタルカメラの外観を示す正面図である。図4はデジタルカメラの外観を示す裏面図である。図5はデジタルカメラの機能ブロック図である。
先ず、図2乃至図4を参照して、操作部キーユニット(SW1〜SW13)について説明する。デジタルカメラ3の操作部キーユニットは、SW1でレリーズシャッタ、SW2でモードダイアル、SW3でズームスイッチ(WIDE)、SW4でズームスイッチ(TELE)、SW5でセルフタイマ/削除スイッチ、SW6でメニュースイッチ、SW7で上/ストロボスイッチ、SW8で右スイッチ、SW9でディスプレイスイッチ、SW10で下/マクロスイッチ、SW11で左/画像確認スイッチ、SW12でOKスイッチ、そしてSW13で電源スイッチを示している。
図2乃至図4には、さらに、SDカード/電池蓋50、光学ファインダ52、測距ユニット11、後述するリモコン受光部6、鏡筒ユニット7、サブLCD9、ストロボ発光部10、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、LCDモニタ28が示されている。
撮影時に付加する画像の付加情報の情報元(画像データ管理用情報機器)4には、例えば、バーコードスキャナ、GPS受信機等がある。符号5は画像管理端末2とデジタルカメラ3、またはデジタルカメラ3と情報元4を結ぶ通信媒体であり、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)規格に準拠した無線通信等が該当する。
図2はデジタルカメラの外観を示す上面図である。図3はデジタルカメラの外観を示す正面図である。図4はデジタルカメラの外観を示す裏面図である。図5はデジタルカメラの機能ブロック図である。
先ず、図2乃至図4を参照して、操作部キーユニット(SW1〜SW13)について説明する。デジタルカメラ3の操作部キーユニットは、SW1でレリーズシャッタ、SW2でモードダイアル、SW3でズームスイッチ(WIDE)、SW4でズームスイッチ(TELE)、SW5でセルフタイマ/削除スイッチ、SW6でメニュースイッチ、SW7で上/ストロボスイッチ、SW8で右スイッチ、SW9でディスプレイスイッチ、SW10で下/マクロスイッチ、SW11で左/画像確認スイッチ、SW12でOKスイッチ、そしてSW13で電源スイッチを示している。
図2乃至図4には、さらに、SDカード/電池蓋50、光学ファインダ52、測距ユニット11、後述するリモコン受光部6、鏡筒ユニット7、サブLCD9、ストロボ発光部10、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、LCDモニタ28が示されている。
図2乃至図5を参照して、鏡胴ユニット7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ7−1a、ズーム駆動モータ7−1bからなるズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2a、フォーカス駆動モータ7−2bからなるフォーカス光学系7−2、絞り7−3a、絞りモータ7−3bからなる絞りユニット7−3、メカシャッタ7−4a、メカシャッタモータ7−4bからなるメカシャッタユニット7−4、各モータを駆動するモータドライバ7−5を有している。
そして、モータドライバ7−5は、リモコン受光部6入力や操作部キーユニット(SW1〜SW13)の操作入力に基づく、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるCPUブロック16−3からの駆動指令により駆動制御される。
ROM18には、CPUブロック16−3にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは図示してないメインメモリにロードされる。
CPUブロック16−3はそのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を、一時的にRAM17、及び後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるローカルSRAM16−4に保存する。
ROM18に書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD8は光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。F/E(フロントエンド)−IC14は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS14−1、利得調整を行うAGC14−2、デジタル信号変換を行うA/D14−3を有している。
また、F/E(フロントエンド)−IC14は、CCD1制御(信号処理)ブロック16−1から、垂直同期信号(以下、VDと記す)、水平同期信号(以下、HDと記す)の供給を受け、CPUブロック16−3によって制御されるCCD8、及びF/E−IC14の駆動タイミング信号を発生するTG14−4を有している。
そして、モータドライバ7−5は、リモコン受光部6入力や操作部キーユニット(SW1〜SW13)の操作入力に基づく、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるCPUブロック16−3からの駆動指令により駆動制御される。
ROM18には、CPUブロック16−3にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは図示してないメインメモリにロードされる。
CPUブロック16−3はそのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を、一時的にRAM17、及び後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるローカルSRAM16−4に保存する。
ROM18に書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD8は光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。F/E(フロントエンド)−IC14は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS14−1、利得調整を行うAGC14−2、デジタル信号変換を行うA/D14−3を有している。
また、F/E(フロントエンド)−IC14は、CCD1制御(信号処理)ブロック16−1から、垂直同期信号(以下、VDと記す)、水平同期信号(以下、HDと記す)の供給を受け、CPUブロック16−3によって制御されるCCD8、及びF/E−IC14の駆動タイミング信号を発生するTG14−4を有している。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、CCD8よりF/E−IC14の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、また、前述したように、VD信号、HD信号を供給するCCD1制御ブロック16−1、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2制御(信号処理)ブロック16−2、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック16−3、前述した制御に必要なデータ等を、一時的に、保存するローカルSRAM16−4を含んでいる。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、また、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック16−5、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック16−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック16−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック16−9、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードコントローラブロック16−10を有している。
SDRAM15は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ16で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD8から、F/E−IC14を経由して取り込んで、CCD1制御ブロック16−1でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2制御ブロック16−2で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG CODECブロック16−7で、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、また、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック16−5、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック16−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック16−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック16−9、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードコントローラブロック16−10を有している。
SDRAM15は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ16で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD8から、F/E−IC14を経由して取り込んで、CCD1制御ブロック16−1でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2制御ブロック16−2で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG CODECブロック16−7で、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
メモリカードスロット30は着脱可能なメモリカードを装着するためのスロットである。メモリカードスロット30は、メモリカード以外に、着脱可能なLANカードや、無線LANカードや、ブルートゥースカードなどのIOカードも装着可能とする。撮影された画像は、IOカード経由で外部機器に転送することを可能とする。
ブルートゥース回路33は外部機器と無線通信を行うための無線通信回路である。撮影された画像、及びその他の情報は、ブルートゥース回路33経由で、外部機器と送受信することが可能となる。
ブルートゥース回路33はGPS機器やバーコードスキャナ等の機器とも通信が可能であり、これらの機器から取得した情報を画像付加情報としてSDRAM15へ一時的に保存し、画像撮影時に画像データへ付加して保存することを可能とする。
また、画像付加情報及び画像データのファイル名と組み合わせた情報をブルートゥース回路33経由で外部機器に転送することも可能である。また、外部機器から、特定の画像データの送信要求をブルートゥース回路33経由で受信することも可能である。この要求を受信したときは、対応する画像データをブルートゥース回路33経由で要求された外部機器へ送信することができる。
内蔵メモリ29は、前述したメモリカードスロット30にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
ブルートゥース回路33は外部機器と無線通信を行うための無線通信回路である。撮影された画像、及びその他の情報は、ブルートゥース回路33経由で、外部機器と送受信することが可能となる。
ブルートゥース回路33はGPS機器やバーコードスキャナ等の機器とも通信が可能であり、これらの機器から取得した情報を画像付加情報としてSDRAM15へ一時的に保存し、画像撮影時に画像データへ付加して保存することを可能とする。
また、画像付加情報及び画像データのファイル名と組み合わせた情報をブルートゥース回路33経由で外部機器に転送することも可能である。また、外部機器から、特定の画像データの送信要求をブルートゥース回路33経由で受信することも可能である。この要求を受信したときは、対応する画像データをブルートゥース回路33経由で要求された外部機器へ送信することができる。
内蔵メモリ29は、前述したメモリカードスロット30にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
LCDドライバ20は後述するLCDモニタ28を駆動するドライブ回路であり、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、LCDモニタ28に表示するための信号に変換する機能も有している。
LCDモニタ28は、撮影前に被写体の状態を監視・撮影した画像を確認し、メモリカードや前述した内蔵メモリ29に記録した画像データを表示するなどの役割を実施するためのモニタである。
ビデオAMP26は、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプであり、ビデオジャック27はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ31はパソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
シリアルドライバ回路32−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアルブロック16−6の出力信号を電圧変換するための回路であり、また、RS−232Cコネクタ32−2はパソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU19はROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUであり、操作キーユニット(SW1〜SW13)やリモコン受光部6の出力信号をユーザの操作情報として、前述したCPUブロック16−3に出力する。また、このCPUブロック16−3から出力されるカメラの状態を、後述するサブLCD9、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、ブザー21の制御信号に変換して、出力する。
サブLCD9は、例えば、撮影可能枚数など表示するための表示部である。LCDドライバ20は、前述したサブCPU19の出力信号により、前述したサブLCD9を駆動するためのドライブ回路である。
LCDモニタ28は、撮影前に被写体の状態を監視・撮影した画像を確認し、メモリカードや前述した内蔵メモリ29に記録した画像データを表示するなどの役割を実施するためのモニタである。
ビデオAMP26は、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプであり、ビデオジャック27はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ31はパソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
シリアルドライバ回路32−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアルブロック16−6の出力信号を電圧変換するための回路であり、また、RS−232Cコネクタ32−2はパソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU19はROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUであり、操作キーユニット(SW1〜SW13)やリモコン受光部6の出力信号をユーザの操作情報として、前述したCPUブロック16−3に出力する。また、このCPUブロック16−3から出力されるカメラの状態を、後述するサブLCD9、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、ブザー21の制御信号に変換して、出力する。
サブLCD9は、例えば、撮影可能枚数など表示するための表示部である。LCDドライバ20は、前述したサブCPU19の出力信号により、前述したサブLCD9を駆動するためのドライブ回路である。
AF LED12は撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、また、ストロボLED13はストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、このAF LED12とストロボLED13を、メモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。操作キーユニット(SW1〜SW13)は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
音声記録ユニット23は、ユーザが音声信号を入力するマイク23−3、入力された音声信号を増幅するマイクAMP23−2、増幅された音声信号を記録する音声記録回路23−3からなる。
音声再生ユニット24は、記録された音声信号をスピーカから出力できる信号に変換する音声再生回路24−1、変換された音声信号を増幅し、スピーカを駆動するためのオーディオAMP24−2、音声信号を出力するスピーカ24−3からなる。
図6は画像管理端末の機能ブロック図である。画像管理端末としては、例えばPDA情報端末装置などが挙げられる。図6を参照して、PDA情報端末装置の動作を説明する。
図6に示すPDA情報端末装置は、システムバス34、CPU35、プログラムを格納するPROM36、プログラムやデータのワーク領域のRAM37、システムファイル、データファイルなどを格納する内蔵メモリ38、ハードキー40を検出するキーI/F制御部39、LCD部41、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))制御部42、CFI/F43、このCFI/F43に挿入される通信カード44、SD制御部45、SDI/F46、このSDI/F46に挿入されるSD(セキュアデジタル)メモリカード47、マイク49、このマイク49からのアナログ音声信号をデジタル変換するA/D変換部48から構成されている。
音声記録ユニット23は、ユーザが音声信号を入力するマイク23−3、入力された音声信号を増幅するマイクAMP23−2、増幅された音声信号を記録する音声記録回路23−3からなる。
音声再生ユニット24は、記録された音声信号をスピーカから出力できる信号に変換する音声再生回路24−1、変換された音声信号を増幅し、スピーカを駆動するためのオーディオAMP24−2、音声信号を出力するスピーカ24−3からなる。
図6は画像管理端末の機能ブロック図である。画像管理端末としては、例えばPDA情報端末装置などが挙げられる。図6を参照して、PDA情報端末装置の動作を説明する。
図6に示すPDA情報端末装置は、システムバス34、CPU35、プログラムを格納するPROM36、プログラムやデータのワーク領域のRAM37、システムファイル、データファイルなどを格納する内蔵メモリ38、ハードキー40を検出するキーI/F制御部39、LCD部41、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))制御部42、CFI/F43、このCFI/F43に挿入される通信カード44、SD制御部45、SDI/F46、このSDI/F46に挿入されるSD(セキュアデジタル)メモリカード47、マイク49、このマイク49からのアナログ音声信号をデジタル変換するA/D変換部48から構成されている。
図7はGPS機器とデジタルカメラの通信概念を示す概略図である。本発明を説明するための1つのシナリオとして、或る市街の落書き状況を調査するために、調査員が市街の落書き個所を撮影するとともに、その場で落書きの分布状況を調査し、必要な地域に関しては落書き写真も含めて、その場から調査会社のサーバへ電子メールで送信するというシナリオを挙げる。このシナリオを実施の形態として下記に本発明の詳細を説明する。
調査員は市街へ出向き落書きされている個所を探す。調査員が携帯装備する機器は、ブルートゥース通信機能を備えた、図1に示すような、デジタルカメラ3、PDA2、GPS機器4の3点である。またPDA2には外出先からでもインターネットへ接続可能な機能、及び地図アプリケーションを備えている。地図アプリケーションの詳細機能に関しては後述する。
デジタルカメラ3、PDA(図7には図示せず)、GPS機器(GPS受信機)4は、調査前に予めブルートゥース接続をし、調査中は常に接続状態にあるようにする。GPS機器4については、調査中は電源を入れておき、位置情報をGPS衛星から受信可能な状態にしておく。
また、GPS機器4は、デジタルカメラ3とブルートゥース接続がされているときは、周期的に位置情報がGPS機器4からデジタルカメラ3へ送信される機能を有している。
一方、デジタルカメラ3では、ブルートゥース回路(通信媒体)5を経由して受信した位置情報はSDRAM(図5の15)へ一時的に保存され、位置情報を受信する毎に上書き保存される。
調査員は市街へ出向き落書きされている個所を探す。調査員が携帯装備する機器は、ブルートゥース通信機能を備えた、図1に示すような、デジタルカメラ3、PDA2、GPS機器4の3点である。またPDA2には外出先からでもインターネットへ接続可能な機能、及び地図アプリケーションを備えている。地図アプリケーションの詳細機能に関しては後述する。
デジタルカメラ3、PDA(図7には図示せず)、GPS機器(GPS受信機)4は、調査前に予めブルートゥース接続をし、調査中は常に接続状態にあるようにする。GPS機器4については、調査中は電源を入れておき、位置情報をGPS衛星から受信可能な状態にしておく。
また、GPS機器4は、デジタルカメラ3とブルートゥース接続がされているときは、周期的に位置情報がGPS機器4からデジタルカメラ3へ送信される機能を有している。
一方、デジタルカメラ3では、ブルートゥース回路(通信媒体)5を経由して受信した位置情報はSDRAM(図5の15)へ一時的に保存され、位置情報を受信する毎に上書き保存される。
図8はデジタルカメラの動作フローを示すフローチャートである。図8を参照して、デジタルカメラの動作フローを説明する。まず、GPS機器及びPDAとブルートゥース接続を開始する(S1)。次に、GPS機器から位置情報を受信したかどうかを判断する(S2)。
位置情報を受信したならば、RAMにおける位置情報保存領域に位置情報を上書き保存する(S3)。撮影を実行し(S4)、位置情報が有るかどうか判断する(S5)。位置情報が有るならば、画像ファイルに位置情報を含めて保存する(S6)。次いで、PDAに画像管理用情報(ファイル名+位置情報)を送信する(S7)。
ステップ(S2)で位置情報を受信していないならば、シャッタボタンが押下されたかどうか判断し(S8)、PDAからの画像データの送信要求を受信したかどうか判断する(S9)。受信したならば、要求された画像をPDAへ送信する(S10)。ステップ(S5)で位置情報がないならば、画像ファイルに位置情報を含めずに保存する。
図9はPDAの動作の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、PDAの動作フローを説明する。まず、GPS機器及びPDAとブルートゥース接続を開始する(S20)。次に、デジタルカメラから画像管理用情報を受信したかどうかを判断する(S21)。受信したならば、受信した画像管理用情報を画像情報リストに追加する。
図10はEXIF画像におけるGPS情報保存領域を示す概念図である。調査員が市街にて落書きを見つけると、落書き個所の写真を撮影する。デジタルカメラ3(図7参照)では、撮影時に取得した位置情報を、画像ファイルにおけるEXIFヘッダ中のGPS情報保存領域に保存する。
その後、デジタルカメラ3はこの位置情報と画像データのファイル名を組み合わせた情報を画像管理用情報としてSDRAMへ保存するとともに、保存した画像管理用情報をブルートゥース回路(図5の33)経由でPDAへ送信する。
さらに述べれば、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをPDAに送信し、このPDAでは、付加情報を用いて画像を管理し、必要な画像データのみを、任意のタイミングでデジタルカメラから取得する。この場合に、画像を管理するための付加情報としてGPS機器より入力された位置情報を用いる。
位置情報を受信したならば、RAMにおける位置情報保存領域に位置情報を上書き保存する(S3)。撮影を実行し(S4)、位置情報が有るかどうか判断する(S5)。位置情報が有るならば、画像ファイルに位置情報を含めて保存する(S6)。次いで、PDAに画像管理用情報(ファイル名+位置情報)を送信する(S7)。
ステップ(S2)で位置情報を受信していないならば、シャッタボタンが押下されたかどうか判断し(S8)、PDAからの画像データの送信要求を受信したかどうか判断する(S9)。受信したならば、要求された画像をPDAへ送信する(S10)。ステップ(S5)で位置情報がないならば、画像ファイルに位置情報を含めずに保存する。
図9はPDAの動作の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、PDAの動作フローを説明する。まず、GPS機器及びPDAとブルートゥース接続を開始する(S20)。次に、デジタルカメラから画像管理用情報を受信したかどうかを判断する(S21)。受信したならば、受信した画像管理用情報を画像情報リストに追加する。
図10はEXIF画像におけるGPS情報保存領域を示す概念図である。調査員が市街にて落書きを見つけると、落書き個所の写真を撮影する。デジタルカメラ3(図7参照)では、撮影時に取得した位置情報を、画像ファイルにおけるEXIFヘッダ中のGPS情報保存領域に保存する。
その後、デジタルカメラ3はこの位置情報と画像データのファイル名を組み合わせた情報を画像管理用情報としてSDRAMへ保存するとともに、保存した画像管理用情報をブルートゥース回路(図5の33)経由でPDAへ送信する。
さらに述べれば、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをPDAに送信し、このPDAでは、付加情報を用いて画像を管理し、必要な画像データのみを、任意のタイミングでデジタルカメラから取得する。この場合に、画像を管理するための付加情報としてGPS機器より入力された位置情報を用いる。
図11は画像管理用情報を示す概念図である。図12は画像情報リストの例を示す図である。図11の画像管理用情報はデジタルカメラからPDAへ送信される。図12の画像情報リストはPDA内に保存される。
画像管理用情報をPDAへ送信するタイミングは、デジタルカメラのプロセッサ(図5の16)がSDRAM内の未送信管理用情報の有無を確認して、未送信管理用情報が存在したときが考えられる。
PDAへの送信は、管理用情報がSDRAM(図5の15)に保存された直後、あるいは、ユーザがデジタルカメラのUI(ユーザインターフェース)を介して管理用情報送信の命令を入力したとき、あるいは、予め送信する周期を決めておき、一定時間が経過してから、実施される。
さらに述べれば、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラで撮影毎に送信する。したがって、付加情報の送信トリガは撮影時である。また、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラのユーザインターフェース(UI)を介して、ユーザが送信命令を入力したときに送信する。したがって、付加情報の送信トリガはユーザ(外部)からの送信命令時である。
さらに、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラのユーザインターフェース(UI)を介して、ユーザ側(外部)で予め設定した時間周期毎に送信する。したがって、付加情報の送信トリガはタイマ設定である。
図13は地図アプリケーションを示す機能ブロック図である。図14は地図アプリケーションの画面例を示す概略図である。図15は全体の撮影時のデータの流れを示す概念図である。
図13において、地図アプリケーションの機能ブロックには、電子メールによる画像送信53、地図データ54、地図表示エンジン55、入出力インターフェース56、画像データキャッシュ領域57、画像情報リスト58、画像検索エンジン59の各ブロックが示されている。
画像管理用情報をPDAへ送信するタイミングは、デジタルカメラのプロセッサ(図5の16)がSDRAM内の未送信管理用情報の有無を確認して、未送信管理用情報が存在したときが考えられる。
PDAへの送信は、管理用情報がSDRAM(図5の15)に保存された直後、あるいは、ユーザがデジタルカメラのUI(ユーザインターフェース)を介して管理用情報送信の命令を入力したとき、あるいは、予め送信する周期を決めておき、一定時間が経過してから、実施される。
さらに述べれば、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラで撮影毎に送信する。したがって、付加情報の送信トリガは撮影時である。また、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラのユーザインターフェース(UI)を介して、ユーザが送信命令を入力したときに送信する。したがって、付加情報の送信トリガはユーザ(外部)からの送信命令時である。
さらに、PDAに送信するタイミングとしては、デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報のみをデジタルカメラのユーザインターフェース(UI)を介して、ユーザ側(外部)で予め設定した時間周期毎に送信する。したがって、付加情報の送信トリガはタイマ設定である。
図13は地図アプリケーションを示す機能ブロック図である。図14は地図アプリケーションの画面例を示す概略図である。図15は全体の撮影時のデータの流れを示す概念図である。
図13において、地図アプリケーションの機能ブロックには、電子メールによる画像送信53、地図データ54、地図表示エンジン55、入出力インターフェース56、画像データキャッシュ領域57、画像情報リスト58、画像検索エンジン59の各ブロックが示されている。
図15を参照して、調査員はある程度の数(数十箇所程度)の落書き個所の撮影を行ったら、PDA2上で落書き個所の分布を調べる。図14に示すように、PDA2における地図アプリケーションは、PDA2の画面上に地図を表示し、GPS受信機4からの位置情報を、通信媒体5を介して入力すれば、その位置を地図上に表示することができる機能を有する。
また、PDA2の画面上に表示されている地図の特定領域を選択する(タッチペン等で領域指定)と、画像情報リスト58を利用して、その領域内で撮影された画像について検索することができる。これら地図アプリケーション機能を用いて調査員は落書きの分布情報をPDA2によって一目で調査である。
また、地図アプリケーションは画像情報リスト58を用いて検索を実施し、実際の画像が必要になったときのみ、デジタルカメラ3に対して該当する画像の送信要求を行うことによって画像データ本体をデジタルカメラ3から取得する。取得した画像は画像キャッシュ領域(図13)に一時的に保存しておき、取得画像がある程度の量に達したら、古い順に上書き消去する。
調査員は、PDA2上で分布状況を調べたら、特定の地域の画像データをPDA2からインターネットを経由して調査会社のサーバへ送信する。以上が本発明における画像管理用の付加情報としてGPS情報を用いた場合の実施の形態である。
本発明においては、画像管理用の付加情報として、GPS情報のほかに、撮影日時、カメラメモ情報、バーコード情報を用いることも可能である。画像管理用の付加情報として撮影日時を用いた場合は、GPS機器のような、外部から付加情報を取得する機器は不要であり、カメラ内部の時計から得られる撮影日時情報を用いればよい。
また、画像管理用の付加情報としてカメラメモを用いた場合は、デジタルカメラにカメラメモ機能を持たせ、この機能によって得られた情報が画像管理用の付加情報となる。以下にカメラメモ機能について説明する。
カメラメモ機能とは、図5に示した内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードにカメラメモデータを格納することである。カメラメモデータとは、撮影画像に添付するテキスト情報、音声データ、他情報等である。
デジタルカメラは、電源オンのシステム起動時に、内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに事前に格納されているカメラメモデータを、RAM17にロードしてシステム内に取り込む。取り込まれたカメラメモデータは、ユーザの操作によって選択可能とする。
選択されたカメラメモデータは、撮影時に、カメラメモデータとして、取り込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに記録される。
また、PDA2の画面上に表示されている地図の特定領域を選択する(タッチペン等で領域指定)と、画像情報リスト58を利用して、その領域内で撮影された画像について検索することができる。これら地図アプリケーション機能を用いて調査員は落書きの分布情報をPDA2によって一目で調査である。
また、地図アプリケーションは画像情報リスト58を用いて検索を実施し、実際の画像が必要になったときのみ、デジタルカメラ3に対して該当する画像の送信要求を行うことによって画像データ本体をデジタルカメラ3から取得する。取得した画像は画像キャッシュ領域(図13)に一時的に保存しておき、取得画像がある程度の量に達したら、古い順に上書き消去する。
調査員は、PDA2上で分布状況を調べたら、特定の地域の画像データをPDA2からインターネットを経由して調査会社のサーバへ送信する。以上が本発明における画像管理用の付加情報としてGPS情報を用いた場合の実施の形態である。
本発明においては、画像管理用の付加情報として、GPS情報のほかに、撮影日時、カメラメモ情報、バーコード情報を用いることも可能である。画像管理用の付加情報として撮影日時を用いた場合は、GPS機器のような、外部から付加情報を取得する機器は不要であり、カメラ内部の時計から得られる撮影日時情報を用いればよい。
また、画像管理用の付加情報としてカメラメモを用いた場合は、デジタルカメラにカメラメモ機能を持たせ、この機能によって得られた情報が画像管理用の付加情報となる。以下にカメラメモ機能について説明する。
カメラメモ機能とは、図5に示した内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードにカメラメモデータを格納することである。カメラメモデータとは、撮影画像に添付するテキスト情報、音声データ、他情報等である。
デジタルカメラは、電源オンのシステム起動時に、内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに事前に格納されているカメラメモデータを、RAM17にロードしてシステム内に取り込む。取り込まれたカメラメモデータは、ユーザの操作によって選択可能とする。
選択されたカメラメモデータは、撮影時に、カメラメモデータとして、取り込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ29、もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに記録される。
図16は本発明の実施の形態であるカメラメモデータの表示方式を示す図である。図16のカメラメモOSDサンプルにおいて、カメラメモデータは、データ中項目と、小項目とに別れる。図16のカテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4、カテゴリ5は中項目に該当する。中項目の下には小項目がリンクされる。
例えば、図16のカメラメモ01、カメラメモ23、カメラメモ32、カメラメモ33、カメラメモ14は小項目に該当する。図16の左画面に表示されたカテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4、カテゴリ5の中項目データと、カメラメモ01、カメラメモ23、カメラメモ32、カメラメモ33、カメラメモ14の小項目データは、撮影時にカメラメモデータとして、取り込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ29もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに記録される。
また、図16の右画面は、カテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4、カテゴリ5の中項目にリンクされる小項目を選択可能とする。各カテゴリには、カメラメモ01〜カメラメモ50まで事前にシステムに登録されている。
テンポラリは、システムに事前に登録されているデータ以外に、図5の操作キーユニット(SW1〜SW13)を使って情報を一時的に入力する。レコードは、カメラメモ01〜カメラメモ50、テンポラリ情報以外に、マイク23−3、マイクAMP23−2、音声記録回路23−1を使って、音声データなどの大容量データを登録し選択可能にする。
図17は本発明の実施の形態であるカメラメモデータのデータ構造を示す図である。図17に示したカメラメモデータ構造は、図16に示した表示方式に対応している。例えば、カテゴリデータの登録件数は最大5件で、最大データ長を32バイトとする。カメラメモデータの登録件数は最大50件で、最大データ長を32バイトとする。
サウンドメモデータの登録件数は最大5件で、最大データ長を64Kバイトとする。カテゴリデータ、カメラメモデータ、テンポラリデータは、テキスト形式の情報とし、サウンドメモデータはPCM形式のデータとする。
図16及び図17で示したカメラメモデータの形式は、あくまでも1つの実施の形態であり、テキスト形式、PCM形式などの情報フォーマット、登録最大件数、データ最大長は本発明にて制限するものでは無い。
例えば、図16のカメラメモ01、カメラメモ23、カメラメモ32、カメラメモ33、カメラメモ14は小項目に該当する。図16の左画面に表示されたカテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4、カテゴリ5の中項目データと、カメラメモ01、カメラメモ23、カメラメモ32、カメラメモ33、カメラメモ14の小項目データは、撮影時にカメラメモデータとして、取り込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ29もしくはメモリカードスロット30経由で装着されたメモリカードに記録される。
また、図16の右画面は、カテゴリ1、カテゴリ2、カテゴリ3、カテゴリ4、カテゴリ5の中項目にリンクされる小項目を選択可能とする。各カテゴリには、カメラメモ01〜カメラメモ50まで事前にシステムに登録されている。
テンポラリは、システムに事前に登録されているデータ以外に、図5の操作キーユニット(SW1〜SW13)を使って情報を一時的に入力する。レコードは、カメラメモ01〜カメラメモ50、テンポラリ情報以外に、マイク23−3、マイクAMP23−2、音声記録回路23−1を使って、音声データなどの大容量データを登録し選択可能にする。
図17は本発明の実施の形態であるカメラメモデータのデータ構造を示す図である。図17に示したカメラメモデータ構造は、図16に示した表示方式に対応している。例えば、カテゴリデータの登録件数は最大5件で、最大データ長を32バイトとする。カメラメモデータの登録件数は最大50件で、最大データ長を32バイトとする。
サウンドメモデータの登録件数は最大5件で、最大データ長を64Kバイトとする。カテゴリデータ、カメラメモデータ、テンポラリデータは、テキスト形式の情報とし、サウンドメモデータはPCM形式のデータとする。
図16及び図17で示したカメラメモデータの形式は、あくまでも1つの実施の形態であり、テキスト形式、PCM形式などの情報フォーマット、登録最大件数、データ最大長は本発明にて制限するものでは無い。
1 画像データ管理システム、2 画像管理端末(PDA)、 3 デジタルカメラ、4 画像管理用情報機器(GPS機器)、5 通信媒体
Claims (9)
- 画像管理端末とデジタルカメラから構成され、通信媒体を介して互いに接続される画像データ管理システムにおいて、
前記デジタルカメラは画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端に送信する付加情報送信手段を備え、前記画像管理端末は必要な画像データを任意のタイミングにより前記デジタルカメラから取得する画像データ取得手段を備え、
前記デジタルメラは前記付加情報送信手段により画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信することにより、前記画像管理端末は、前記画像データ取得手段により必要な画像データを任意のタイミングにより前記デジタルカメラから取得することを特徴とする画像データ管理システム。 - 前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、画像を撮影した日時情報を用いることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力されたテキスト文字列を用いることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して入力された音声データを用いることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、GPS機器より入力された位置情報を用いることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記画像管理端末で画像を管理するための付加情報として、バーコードスキャナより入力されたバーコード情報を用いることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラでの撮影時であることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部からの送信命令を入力した時であることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
- 前記デジタルメラから画像データにリンクされた付加情報を前記画像管理端末に送信するタイミングとしての送信トリガは、前記デジタルカメラのユーザインターフェースを介して、外部で予め設定した時間周期毎であることを特徴とする請求項1記載の画像データ管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005267701A JP2007081892A (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 画像データ管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (1)
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ID=37941707
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007081892A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010041334A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Canon Inc | 通信装置及びその制御方法 |
JP2016054389A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム |
JP2016054390A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム |
CN112735144A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-30 | 浙江大华技术股份有限公司 | 套牌识别方法、装置、计算机设备和存储介质 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005267701A patent/JP2007081892A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010041334A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Canon Inc | 通信装置及びその制御方法 |
US8369783B2 (en) | 2008-08-04 | 2013-02-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method for controlling the communication apparatus |
US9106306B2 (en) | 2008-08-04 | 2015-08-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus and method for controlling the communication apparatus |
JP2016054389A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム |
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CN112735144A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-30 | 浙江大华技术股份有限公司 | 套牌识别方法、装置、计算机设备和存储介质 |
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