JP2007081220A - 半導体集積回路およびそのレイアウト設計方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体集積回路のレイアウト設計方法に関し、特にレイアウト設計工程において斜め配線を用い、ハードマクロの周辺における配線リソースを有効に活用することで、配線混雑を緩和する半導体集積回路およびそのレイアウト設計方法を提供する。
【解決手段】本発明の半導体集積回路は、ハードマクロ1辺において最小間隔aで、互いに斜めにずれて位置するように配置された最小線幅cの複数のピンPを有するハードマクロ10と、ハードマクロにおけるピンに対して接続された斜め配線Nとを備える。ハードマクロの内側にピンが斜めに配置されている。最小間隔で並んだ縦横配線から直接にアクセスが可能で、最小間隔で並んだ斜め配線からも直接にアクセスを可能にする。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の半導体集積回路は、ハードマクロ1辺において最小間隔aで、互いに斜めにずれて位置するように配置された最小線幅cの複数のピンPを有するハードマクロ10と、ハードマクロにおけるピンに対して接続された斜め配線Nとを備える。ハードマクロの内側にピンが斜めに配置されている。最小間隔で並んだ縦横配線から直接にアクセスが可能で、最小間隔で並んだ斜め配線からも直接にアクセスを可能にする。
【選択図】図4
Description
本発明は、半導体集積回路のレイアウト設計方法に関し、特にレイアウト設計工程において斜め配線を用いてマクロセルのピンに対してアクセスする際に配線混雑を緩和するレイアウト設計方法と、配線混雑を緩和するピン構造を持った半導体集積回路に関するものである。
従来の半導体集積回路のレイアウト設計方法は、縦横配線が用いられるのみであった。近年、ヴィア数の減少・配線長の減少・チップ面積の縮小などにメリットがあるとの観点から、斜め配線を用いたレイアウト設計方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図13は従来の半導体集積回路のレイアウト設計方法を示すフローチャートである。この従来のレイアウト設計方法では、ネットリスト読込み工程T1においてネットリストを自動配置配線ツール内に読み込んだ後、フロアプラン工程T2においてハードマクロやI/Oセル等の論理セル以外のセルの固定配置を行い、次の配置工程T3にて論理セルの配置処理を行い、最後に配線工程T4を行う。
図14は、ハードマクロ10において、最小間隔a[μm](aは任意の正数)で並んでいるピンP1に対して45度傾斜の斜め配線N1を接続しようとしたところである。なお、最小間隔とはデザインルール上、確保しなければいけない配線間の最小距離のことである。図14からも分かるように、ピンP1に対して直接に斜め配線N1を接続しようとすると、アクセスしようとしたピンP1の隣のピンP2と斜め配線N1との間隔がb[μm](bは任意の正数)となり、b<aで、最小間隔aを満たすことができず、デザインルールエラーとなってしまう。
この不都合を避けるために、現状の配線手法では、図15(a)のように最小間隔aで並んだ斜め配線N1〜N3から一度、縦横配線H1〜H3に乗り換え、最小間隔aで並んでいるハードマクロ10のピンP1〜P3へアクセスしている。ここで、ピンP1〜P3は複数の配線層により構成されており、複数の配線からのピンへのアクセスを可能としている。斜め配線N1〜N3の配線層と縦横配線H1〜H3の配線層が異なる場合、斜め方向から縦横配線に乗り換える際に、ヴィアVを生成する必要が出てくる。斜め方向の配線層と横方向の配線層が2層以上離れている場合、ヴィアVはスタックドヴィアとなり、斜め方向から縦横方向の乗り換えに2層以上の配線層を使用することとなる。なお、スタックドヴィアとは第1の配線層のヴィアとそれとは異なる第2の配線層のヴィアとが重なることにより柱状に形成されたヴィアのことである。
特開2005−19604号公報
上記の従来の技術において、複数の配線層を有するスタックドヴィアが存在すると、そのスタックドヴィアを避けて配線を引く必要があるため、配線リソースを十分に活用できない。図15(a)のような場合、ハードマクロ10の周辺においてスタックドヴィアが複数個形成されることにより配線リソースを使ってしまうため、配線混雑の原因となる。また、図15(b)のように、斜め配線N1〜N3の配線層と縦横配線H1〜H3の配線層が同じ場合、ハードマクロ10においてピンP1〜P3を縦横配線H1〜H3により引き伸ばしたことと同様となり、見かけ上、ハードマクロ10の面積が大きくなり、多数のハードマクロを搭載するようなチップではチップ面積増大につながることになる。
本発明は、半導体集積回路のレイアウト設計方法に関し、特にレイアウト設計工程における斜め配線を用いてハードマクロのピンに対してアクセスする際に、配線混雑を緩和するレイアウト設計方法と、配線混雑を緩和するピン構造を持った半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明においては、ハードマクロの周辺において配線混雑を回避可能なピン形状を持つハードマクロとする。そのハードマクロは、ハードマクロの1辺と平行方向に最小間隔でハードマクロのピンが並んでおり、かつハードマクロの1辺と垂直方向に対してピン位置が内部にずれている。最小間隔で並走する斜め配線に対して、最小間隔を確保したままピンに対して直接にアクセスすることを可能とし、ハードマクロの1辺と垂直方向からの配線に対しても最小間隔でのピンへのアクセスを可能にする。
本発明による半導体集積回路のレイアウト設計方法は、
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。
この構成において、タイミングクリティカルパス評価工程では、ハードマクロのピンの形状を確認し、各信号の配線経路の予測を行い、その予測の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出し、算出された配線長が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する。そして、優先配線工程は、抽出したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する。
これによれば、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能なタイミングクリティカルパスが長距離配線となると予想されるパスを他の信号のパスに対して優先的に配線して、配線長を削減する。その結果として、タイミング到達時間を削減し、セットアップタイミングマージンを増加させることが可能となる。
また、本発明による半導体集積回路のレイアウト設計方法は、
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。
この構成において、タイミングクリティカルパス評価工程では、ハードマクロのピンの形状を確認し、各信号の配線経路の予測を行い、その予測の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出し、算出された配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する。そして、優先配線工程は、抽出したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する。
これによれば、配線負荷容量値が大きくなると予想されるハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能なタイミングクリティカルパスを他の信号のパスに対して優先的に配線して、配線負荷容量値を削減する。その結果として、タイミングクリティカルパスにおける信号の鈍りを抑制することが可能となる。
また、本発明による半導体集積回路のレイアウト設計方法は、上記の2つのレイアウト設計方法を合成したものに相当し、
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となりかつ前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。ここで、配線長解析工程と配線負荷容量解析工程の順序は任意である。
実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となりかつ前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含むものである。ここで、配線長解析工程と配線負荷容量解析工程の順序は任意である。
これによれば、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能なタイミングクリティカルパスが長距離配線でかつ配線負荷容量値が大きくなると予想されるパスを他の信号のパスに対して優先的に配線して、配線長および配線負荷容量値を削減する。その結果として、タイミング到達時間を充分に削減し、セットアップタイミングマージンを充分に増加させることが可能になるとともに、タイミングクリティカルパスにおける信号の鈍りを抑制することが可能となる。
また、本発明による半導体集積回路は、ハードマクロ1辺において最小間隔aで、互いに斜めにずれて位置するように配置された最小線幅cの複数のピンを有するハードマクロと、前記ハードマクロにおける前記ピンに対して接続された斜め配線とを備えたものである(a,cは任意の正数)。
そして、上記において、前記ハードマクロのピンは、最も近いピンどうしの斜め方向のピッチが{(a+c)2 +a2 /2}1/2 であるのが好ましい。
これによれば、ピンの相互間隔および斜め配線の相互間隔をともに最小にしながら、斜め配線を最もコンパクトに配置することができる。
また、上記において、前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対してV字型に配置されているという態様がある。これによれば、I/Oセルを背にして配置されたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要がなく、配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
また、上記において、前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対して平行四辺形型に配置されているという態様がある。これにによれば、I/Oセルから離れたセル配置領域に囲まれたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要がなく、ハードマクロの対角方向の配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
また、上記において、前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対してダイヤ型に配置されているという態様がある。これによれば、I/Oセルから離れたセル配置領域に囲まれたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要がなく、ハードマクロの斜め四方方向の配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
また、上記において、前記ハードマクロのピンは、そのすべてが前記斜め配線で接続されているという態様がある。
また、上記において、前記ハードマクロのピンは、その一部が前記斜め配線で接続されているという態様がある。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
第1に、従来の縦または横方向からの配線に対し、ハードマクロのピンの最小間隔配置を確保しつつ、最小間隔で並走する斜め配線についても、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスを可能とすることから、従来に比べ、配線の乗り換えが発生せず、スタックドヴィアを形成する必要がない。その結果、配線の引き回しなどが発生せず、配線リソースを有効に活用することができ、配線混雑の緩和が可能となる。
第2に、縦または横方向からのアクセスに比べ、最小間隔で並走する斜め配線について、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能になることから、ハードマクロのピンに対する信号の配線長を短くすることができる。その結果、ハードマクロに対する信号の伝達を速めることができ、タイミングクリティカルパスに関して縦横配線よりも有利に展開することができる。
第3に、斜め配線についてハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能となることにより、従来行われていたハードマクロのピンの引き伸ばしをする必要がなく、チップ面積の縮小にも効果がある。
第4に、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能であることにより、配線層を乗り換えてピンへアクセスする場合に比べ、ヴィアを打つ必要がない分、歩留まりの向上にもつながる。
以下、本発明にかかわる半導体集積回路のレイアウト設計方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体集積回路のレイアウト設計方法の処理を示すフローチャートである。
図1は本発明の実施の形態1における半導体集積回路のレイアウト設計方法の処理を示すフローチャートである。
まず、ネットリスト読込み工程S1において、実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込む。
次に、フロアプラン工程S2において、事前にハードマクロやI/Oセル等の論理セル以外のセルの固定配置を行った後、タイミング制約読込み工程S3において、タイミングクリティカルパスのタイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込む。
次いで、配置工程S4において、従来の配置工程T3と同様に、各論理セルをセル配置可能領域に配置する。
その後、タイミングクリティカルパス評価工程S5において、あらかじめ読み込んでおいたタイミング制約によりタイミングクリティカルパスを特定する。
次いで、優先配線工程S6において、特定したタイミングクリティカルパスに対して配線経路などを確保するために優先的に配線を実施する。
次いで、配線工程S7において、優先配線工程S6で優先配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号のパスに対して、従来の配線工程T4と同様に、ネットリストに従って実際に配線を実施する。
図2はタイミングクリティカルパス評価工程S5の具体的な処理を示すフローチャートである。
ピン形状確認工程S11において、ハードマクロのピンの形状を確認し、斜め配線からハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能であるか確認する。
次いで、仮想配線工程S12において、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能であるピンに対し、各信号の配線経路の予測を実施する。
次いで、配線長解析工程S13において、前記仮想配線結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する。
次いで、優先箇所判定工程S14において、配線長が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する。
以上のように本実施の形態によれば、ハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能なタイミングクリティカルパスが長距離配線となると予想されるときに、他の信号のパスに対してそのタイミングクリティカルパスを優先的に配線して、配線長を削減する。その結果として、タイミング到達時間を削減し、セットアップタイミングマージンを増加させることが可能となる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2におけるタイミングクリティカルパス評価工程S5の具体的な処理を示すフローチャートである。
図3は本発明の実施の形態2におけるタイミングクリティカルパス評価工程S5の具体的な処理を示すフローチャートである。
本実施の形態は、上記の実施の形態1の場合の図2のピン形状確認工程S11および仮想配線工程S12のあとに、仮想配線結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程S13aを持ち、次の優先箇所判定工程S14にて配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出することを特徴としている。
以上のように本実施の形態によれば、配線負荷容量値が大きくなると予想されるハードマクロのピンに対する直接のアクセスが可能なタイミングクリティカルパスを他の信号のパスに対して優先的に配線して、配線負荷容量値を削減することでタイミングクリティカルパスにおける信号の鈍りを抑制することが可能となる。
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
図4は本発明の実施の形態3におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
本実施の形態においては、ハードマクロ10の複数のピンPは、ハードマクロ10の1辺に対して階段状に内部にずれてハードマクロ10の1辺に対して斜めに配置されており、45度傾斜の斜め配線Nがハードマクロ10のピンPに対して直接にアクセスすることを可能にしている。また、その他の辺のピンは、従来のハードマクロのピン構造と同様にハードマクロ10の1辺に沿って配置されており、縦横配線Hを接続することができる。aはピンPの最小間隔であり、斜め配線Nも同じ最小間隔aで並走している。すなわち、縦横方向でも斜め方向でも最小間隔aでの配線接続が可能となっている。
図5はハードマクロ10の使用例を示す模式図である。
半導体集積回路のコーナー部に配置されたハードマクロ10に対して、セル配置可能領域A1にある論理セル30からI/Oセル20の方向へ延びる斜め配線Nがハードマクロ10のピンPに対して直接にアクセスが可能であることを示している。
以上のように本実施の形態によれば、I/Oセルに挟まれたコーナー部に配置されたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要でなくなり、配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
(実施の形態4)
図6は本発明の実施の形態4におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
図6は本発明の実施の形態4におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
本実施の形態においては、ハードマクロ10のピンPは、ハードマクロ10の1辺に対して階段状に内部にずれており、また向かい合うハードマクロ10の辺に対しても同様の形状を取っている。ハードマクロ10の他の1辺に対してV字型にピン配置されており、斜め配線Nがハードマクロ10のピンPに対して斜め方向から直接にアクセスすることを可能にしている。ピンPの最小間隔aに対して、斜め配線Nも同じ最小間隔aで並走している。
図7はハードマクロ10の使用例を示す模式図である。
半導体集積回路のI/Oセル20を背にして配置されたハードマクロ10に対して、セル配置可能領域A1にある論理セル30からI/Oセル20の方向へ延びる斜め配線Nがハードマクロ10のピンPに対して直接にアクセスが可能であることを示している。
本実施の形態は、実施の形態3に比べ、斜め配線Nを用いてハードマクロ10のピンPに対して両側から直接にアクセスが可能であり、また縦横方向からのピンへのアクセスも可能である。
以上のように本実施の形態によれば、I/Oセルを背にして配置されたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要でなくなり、配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
(実施の形態5)
図8は本発明の実施の形態5におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
図8は本発明の実施の形態5におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
本実施の形態においては、ハードマクロ10のピンPは、ハードマクロ10の1辺に対して階段状に内部にずれているピンと、辺に沿って並んでいるピンが混在しており、ハードマクロ10の辺に対して平行四辺形型に配置されている。斜め配線Nがハードマクロ10のピンPへハードマクロ10の対角方向から直接にアクセスすることを可能にしている。ピンPの最小間隔aに対して、斜め配線Nも同じ最小間隔aで並走している。
図9はハードマクロ10の使用例を示す模式図である。
半導体集積回路のI/Oセルから離れた中央部に配置されたハードマクロ10に対して、セル配置可能領域A1に位置する論理セル30からハードマクロ10の方向に延びる斜め配線Nが、ハードマクロ10のピンPに対して直接にアクセスが可能であることを示している。
本実施の形態は、実施の形態3・4に比べ、ハードマクロ10のピンPに対して対角方向から斜め配線Nでの直接のアクセスが可能であり、また縦横方向からのピンへのアクセスも可能である。
以上のように本実施の形態によれば、I/Oセルから離れたセル配置領域に囲まれたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要でなくなり、ハードマクロの対角方向の配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
(実施の形態6)
図10は本発明の実施の形態6におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
図10は本発明の実施の形態6におけるハードマクロのピン構造を示す模式図である。
本実施の形態においては、ハードマクロ10のピンPは、ハードマクロ10の1辺に対して階段状に内部にずれているピンがあり、ハードマクロ10の4辺に同様のピン構造を持っている。ハードマクロ10の4辺に対してダイヤ型に配置されており、斜め配線Nがハードマクロ10のピンPへ斜め方向から直接にアクセスすることを可能にしている。ピンPの最小間隔aに対して、斜め配線Nも同じ最小間隔aで並走している。
図11はハードマクロ10の使用例を示す模式図である。半導体集積回路のI/Oセルから離れた中央部に配置されたハードマクロ10に対して、セル配置可能領域A1に位置する論理セル30からハードマクロ10の方向に延びる斜め配線Nが、ハードマクロ10のピンPに対して直接にアクセスが可能であることを示している。
本実施の形態は、実施の形態3・4・5に比べ、ハードマクロ10に対して斜め四方方向からのピンへの直接のアクセスが可能であり、配線リソースの有効活用が可能である。
以上のように本実施の形態によれば、I/Oセルから離れたセル配置領域に囲まれたハードマクロのタイミングクリティカルパスのピンの周辺において、ハードマクロのピンの引き伸ばしや、配線の乗り換えによるヴィアの生成は必要でなくなり、ハードマクロの斜め四方方向の配線リソースを有効に利用でき、ハードマクロ周辺における配線混雑の回避が可能になる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロがメモリセルとなっているものである。この場合、斜め配線を用いてメモリセルのピンに対して直接にアクセス可能とすることにより、メモリセルのセットアップタイミングのクリティカルな信号を速く伝達することが可能となる。
本発明の実施の形態7では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロがメモリセルとなっているものである。この場合、斜め配線を用いてメモリセルのピンに対して直接にアクセス可能とすることにより、メモリセルのセットアップタイミングのクリティカルな信号を速く伝達することが可能となる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロがアナログマクロセルとなっているものである。この場合、デジタルノイズの影響を受けやすいアナログマクロセルのピンへの配線長を短くし、配線容量を減少させることで、ノイズの影響を減少させることが可能となる。
本発明の実施の形態8では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロがアナログマクロセルとなっているものである。この場合、デジタルノイズの影響を受けやすいアナログマクロセルのピンへの配線長を短くし、配線容量を減少させることで、ノイズの影響を減少させることが可能となる。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロが下位階層ブロックとなっているものである。この場合、タイミングのクリティカルな下位階層ブロックのパスに対して斜め配線から直接にアクセスが可能になり、セットアップタイムを満足することができる。さらに、斜め配線から直接にピンへのアクセスが可能になることで、配線長を均一に近づけることができ、縦横配線に比べ、ピンごとの信号到達時間のばらつきを抑えることができる。
本発明の実施の形態9では、上記の実施の形態1〜6において、ハードマクロが下位階層ブロックとなっているものである。この場合、タイミングのクリティカルな下位階層ブロックのパスに対して斜め配線から直接にアクセスが可能になり、セットアップタイムを満足することができる。さらに、斜め配線から直接にピンへのアクセスが可能になることで、配線長を均一に近づけることができ、縦横配線に比べ、ピンごとの信号到達時間のばらつきを抑えることができる。
(実施の形態10)
図12はハードマクロの隣り合うピン同士の距離を示す模式図である。ハードマクロ10のピンPの幅は最小線幅cであり、ハードマクロ10のピンPに接続する斜め配線も最小線幅cである。この場合、隣り合うピンは、ピンが接している辺の垂直方向に対して√2・a/2だけ内部にずれており、隣り合うピン同士のピッチdは、三平方の定理より、{(a+c)2 +a2 /2}1/2以上、必要なことが分かる。
図12はハードマクロの隣り合うピン同士の距離を示す模式図である。ハードマクロ10のピンPの幅は最小線幅cであり、ハードマクロ10のピンPに接続する斜め配線も最小線幅cである。この場合、隣り合うピンは、ピンが接している辺の垂直方向に対して√2・a/2だけ内部にずれており、隣り合うピン同士のピッチdは、三平方の定理より、{(a+c)2 +a2 /2}1/2以上、必要なことが分かる。
以上により、ハードマクロの隣り合うピン同士がピッチd={(a+c)2 +a2 /2}1/2 で並んだ場合、最小間隔aで並んだ最小線幅cの斜め配線から、ハードマクロのピンと接する1辺に対し、前記ピンと水平方向に最小間隔で並んだ最小線幅のピンに対して直接にアクセスが可能となる。
本発明の半導体集積回路のレイアウト設計方法は、斜め配線を用いてハードマクロのピンに直接にアクセスする際にハードマクロ内部のピン作成が現状と大差がなく、斜め方向の配線レイアウトへの対応が容易で、かつ配線リソースの効率良い活用により配線混雑を回避するための方法として有用である。
S1 ネットリスト読込み工程
S2 フロアプラン工程
S3 タイミング制約読込み工程
S4 配置工程
S5 タイミングクリティカルパス評価工程
S6 優先配線工程
S7 配線工程
S11 ピン形状確認工程
S12 仮想配線工程
S13 配線長解析工程
S13a 配線負荷容量解析工程
S14 優先箇所判定工程
A1 セル配置可能領域
H 縦横配線
N 斜め配線
P ハードマクロのピン
V ヴィア
in 論理セルの入力ピン
out 論理セルの出力ピン
a 最小間隔
b 最小間隔より短い間隔
c 最小線幅
d ハードマクロの隣り合うピン同士のピッチ
10 ハードマクロ
20 I/Oセル
30 論理セル
S2 フロアプラン工程
S3 タイミング制約読込み工程
S4 配置工程
S5 タイミングクリティカルパス評価工程
S6 優先配線工程
S7 配線工程
S11 ピン形状確認工程
S12 仮想配線工程
S13 配線長解析工程
S13a 配線負荷容量解析工程
S14 優先箇所判定工程
A1 セル配置可能領域
H 縦横配線
N 斜め配線
P ハードマクロのピン
V ヴィア
in 論理セルの入力ピン
out 論理セルの出力ピン
a 最小間隔
b 最小間隔より短い間隔
c 最小線幅
d ハードマクロの隣り合うピン同士のピッチ
10 ハードマクロ
20 I/Oセル
30 論理セル
Claims (10)
- 実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含む半導体集積回路のレイアウト設計方法。 - 実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含む半導体集積回路のレイアウト設計方法。 - 実動作に必要な論理セル群を含んだネットリストを自動配置配線ツールの内部に読み込むネットリスト読込み工程と、
ハードマクロやI/Oセルの論理セル以外のセルの固定配置を行うフロアプラン工程と、
タイミング制約を自動配線ツールの内部に読み込むタイミング制約読込み工程と、
各論理セルをセル配置可能領域に配置する配置工程と、
前記ハードマクロのピンの形状を確認するピン形状確認工程、各信号の配線経路の予測を行う仮想配線工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各タイミングクリティカルパスの配線長を算出する配線長解析工程、前記仮想配線工程の結果に基づいて各固定信号の配線負荷容量を算出する配線負荷容量解析工程、前記配線長解析工程により算出された前記配線長が所定値以上となりかつ前記配線負荷容量解析工程により算出された前記配線負荷容量が所定値以上となるタイミングクリティカルパスを優先斜め配線対象として抽出する優先箇所判定工程とで構成されたタイミングクリティカルパス評価工程と、
前記タイミングクリティカルパス評価工程で特定したタイミングクリティカルパスに対して優先的に斜め配線を実施する優先配線工程と、
優先斜め配線されたタイミングクリティカルパス以外の信号について前記ネットリストに従って実際に配線を実施する配線工程とを含む半導体集積回路のレイアウト設計方法。 - ハードマクロ1辺において最小間隔aで、互いに斜めにずれて位置するように配置された最小線幅cの複数のピンを有するハードマクロと、
前記ハードマクロにおける前記ピンに対して接続された斜め配線とを備えた半導体集積回路。 - 前記ハードマクロのピンは、最も近いピンどうしの斜め方向のピッチが{(a+c)2 +a2 /2}1/2 である請求項4に記載の半導体集積回路。
- 前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対してV字型に配置されている請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路。
- 前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対して平行四辺形型に配置されている請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路。
- 前記ハードマクロのピンは、前記ハードマクロの辺に対してダイヤ型に配置されている請求項4または請求項5に記載の半導体集積回路。
- 前記ハードマクロのピンは、そのすべてが前記斜め配線で接続されている請求項4から請求項8までのいずれかに記載の半導体集積回路。
- 前記ハードマクロのピンは、その一部が前記斜め配線で接続されている請求項4から請求項8までのいずれかに記載の半導体集積回路。
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