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JP2007081120A - インダクタ - Google Patents

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JP2007081120A
JP2007081120A JP2005266917A JP2005266917A JP2007081120A JP 2007081120 A JP2007081120 A JP 2007081120A JP 2005266917 A JP2005266917 A JP 2005266917A JP 2005266917 A JP2005266917 A JP 2005266917A JP 2007081120 A JP2007081120 A JP 2007081120A
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JP
Japan
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terminal
inductor
magnetic body
embedded
coil
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Pending
Application number
JP2005266917A
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English (en)
Inventor
Hideaki Yamauchi
英明 山内
Hiroyuki Kamata
博行 鎌田
Tasuku Tabata
翼 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
NEC Tokin Corp
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Publication date
Application filed by NEC Tokin Corp filed Critical NEC Tokin Corp
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Abstract

【課題】 小型化が可能であり、さらに、磁性体から端子の抜け強度を向上し、端子の曲げ加工時に懸念される磁性体の割れ・ひびの発生が抑えられるインダクタを提供することを目的とする。
【解決手段】 導電材からなるコイル2の両端のリード部3、13と端子4の接合部10、100を接続し、コイル2及び端子4の接合部10、100を含む端子の一部を磁性体1内部に埋設し、磁性体1より外部に突出した端子4を磁性体側面に沿って曲げ加工を施してなるインダクタであって、磁性体1内部に埋設される端子4の端子埋設部8、18が2分化しているインダクタ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として、電化製品の電源部分等に使用されるインダクタの端子構造に関するものである。
従来、この種のインダクタ(インダクタ素子)として、特許文献1などがある。また、市販のインダクタには、磁性粉に結合剤(バインダ)を加えて加圧成形して得られる成形体(磁性体)の内部にコイルを埋設し、このコイルのリード部を金属板からなる電極(端子)とスポット溶接、圧着、あるいは半田付け等により接続している。その例として、図3及び図4に記載された技術がある。
図3において、磁性体1に埋設されたコイル2のリード部3は、端子4に同一幅で接続されていた。また、図4において、コイル2と矩形状に成型された磁性体1の角により生じる空きスペースでリード部3と端子4の幅広部6の左右どちらかにずれた位置に設けられた凸部7とが接続され、磁性体1内に埋設されていた。
特開2003−217941号公報
上記の従来技術におけるインダクタにおいて、図3の従来技術の場合、磁性体1から端子4が抜けない様に、端子抜け強度を確保するため、及び、端子4とリード部3の接続のために磁性体1を大きくした磁性体の斜線部5が必要となるため、製品の小型化の妨げとなる。また、端子実装の安定性を向上させるために端子4の幅を広く設定すると、端子4の曲げ加工時に、端子4の曲げ支点となる磁性体部分に割れやヒビが発生しやすくなる。
また、図4の従来技術の場合、端子4の凸部7とリード部3の接続部は、コイル2と磁性体1の角により生じる空間スペースを利用する構造であるため、製品形状は小型に抑えられる。しかし、空間スペースが小さいため、凸部7の幅を細くせざるを得ず、磁性体1に埋設された凸部7とリード部3の接続部の強度が弱く、端子4の曲げ加工時に端子4の傾きなどの不具合要因となっている。
従って、本発明は、インダクタの小型化が可能であり、さらに、成形された磁性体からの端子の抜け強度を向上すると共に、端子の曲げ加工時に懸念される磁性体の割れ・ひびの発生が抑えられるインダクタを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、インダクタに使用する端子の埋設部の形状を検討した結果なされたものである。
即ち、本発明によれば、導電材からなるコイルの両端のリード部と端子の接合部を接続し、前記コイル及び端子の接合部を含む端子の一部を磁性体内部に埋設し、該磁性体より外部に突出した端子を磁性体側面に沿って曲げ加工を施してなるインダクタにおいて、前記磁性体内部に埋設される前記端子の端子埋設部が2分化していることを特徴とするインダクタが得られる。
また、本発明によれば、前記2分化された端子埋設部の両端に設けられた接合部が、端子埋設部の付け根部より幅広となっていることを特徴とするインダクタが得られる。
また、本発明によれば、前記2分化された端子埋設部の中央部に切り欠き部を設けたことを特徴とするインダクタが得られる。
本発明による端子を用いることにより、製品の小型化が可能となり、さらに、成形部からの端子抜け強度が向上し、端子の曲げ加工時に懸念される成形体(磁性体)の割れ・ヒビの発生が抑えられる。また、成形埋設部が2分化されることで、端子の曲げ加工時の端子傾きや曲がりに対しても安定した加工が出来るインダクタが得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のインダクタの基本構成に係る一例を示す透視外観斜視図である。また、図2は、図1に示す基本構成の端子の曲げ加工前の透視平面図である。
図1及び図2により本発明のインダクタを説明する。図1及び図2において、コイル2は、平角導線を多層に巻回した円筒形の巻線部20と、巻線部20の両端からそれぞれ導出されたリード部3、13を有している。また、コイル2は、磁性体1の内部に埋め込んである。
端子4は、その一部を磁性体1内に埋め込んでプレス成形して固定され、磁性体1の外部に露出した残りの部分が、磁性体1の外表面に沿って曲げ加工され、磁性体1の側面から底面まで延びている。また、端子4の磁性体1内に埋設された端子埋設部8、18は、磁性体1内で2分化されており、その中央部に切り欠き部9を設けている。
この端子4の端子埋設部8、18の中央部に設けた切り欠き部9を境にして2分化され、磁性体1内で2箇所に分離した形で埋設保持されることで、磁性体1の成形後に外部に露出した残りの端子4を磁性体1の表面に沿って、その側面から底面まで曲げ加工を行う際、端子傾きや左右への傾きが防止され強度的にも安定する。
また、磁性体1内で2分化された端子埋設部8、18の一方の接合部10、100には、コイル2のリード部3、13が溶接等により接続される。また、2分化された端子埋設部8、18の両端の接合部10、100は、その付け根部より幅広となっており、コイル2と磁性体1の角で生じる空きスペースに埋設設置されている。従って、製品小型化の妨げにはならない。また、端子埋設部8が切り欠き部9の付け根部より左右2箇所に分離していることで、端子の抜け強度が向上する。
また、端子埋設部8、18は、その中央部に設けた切り欠き部9で2分化されていることで、磁性体1の成形後に外部に露出した残りの端子4を磁性体1の表面に沿って曲げ加工を行う際、端子の曲げ支点が2分化されることで、端子4の曲げ加工部の磁性体1の成形部への割れ・ひびの発生を防止できる。
本発明によるインダクタは、磁性体から導出される端子部の磁性体の割れ・ひびの発生を防止できることから、各種電子機器の電源用部品であるインダクタ等への適用が好適であるほか、自動車電装回路に使用されるインダクタ等への適用や次世代の各種電子機器への応用が可能である。
本発明の実施の形態に係わるインダクタの透視外観斜視図。 図1に示すインダクタの端子の曲げ加工前の透視平面図。 従来のインダクタの構造例1の透視平面図。 従来のインダクタの構造例2の透視平面図。
符号の説明
1 磁性体
2 コイル
3,13 リード部
4 端子
5 磁性体の斜線部
6 幅広部
7 凸部
8,18 端子埋設部
9 切り欠き部
10,100 接合部
20 巻線部

Claims (3)

  1. 導電材からなるコイルの両端のリード部と端子の接合部を接続し、前記コイル及び端子の接合部を含む端子の一部を磁性体内部に埋設し、該磁性体より外部に突出した端子を磁性体側面に沿って曲げ加工を施してなるインダクタにおいて、前記磁性体内部に埋設される前記端子の端子埋設部が2分化していることを特徴とするインダクタ。
  2. 前記2分化された端子埋設部の両端に設けられた接合部が、端子埋設部の付け根部より幅広となっていることを特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記2分化された端子埋設部の中央部に切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインダクタ。
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