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JP2007062405A - センサ取付用パッチ、センサ取付用パッチを有する空気入りタイヤおよびセンサ取付用パッチの製造方法。 - Google Patents

センサ取付用パッチ、センサ取付用パッチを有する空気入りタイヤおよびセンサ取付用パッチの製造方法。 Download PDF

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JP2007062405A
JP2007062405A JP2005247223A JP2005247223A JP2007062405A JP 2007062405 A JP2007062405 A JP 2007062405A JP 2005247223 A JP2005247223 A JP 2005247223A JP 2005247223 A JP2005247223 A JP 2005247223A JP 2007062405 A JP2007062405 A JP 2007062405A
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孝宜 弘中
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Abstract

【課題】 空気入りタイヤの回転に伴ってタイヤの周方向にセンサが僅かに動いた場合であっても、センサ取付用パッチで発生した亀裂が成長することを抑制することができるセンサ取付用パッチを提供する。
【解決手段】 空気入りタイヤ10の内部にセンサモジュール50を取り付けるためのセンサ取付用パッチ40であって、空気入りタイヤ10の内側の面上に配置される基部41と、基部41に一体的に設けられ基部41に配置されたセンサモジュール50の少なくとも一部を覆う舌部42と、基部41と舌部42との接合部45およびこの周辺で、舌部42から基部41の一方の側の部位41Aに向かう方向に延びて設けられた複数の繊維63とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチ、及び、このセンサ取付用パッチを有する空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤの内部の空気圧(内圧)や温度(内部温度)を測定するセンサ(センサモジュール)を空気入りタイヤに取り付けるためのセンサ取付用パッチが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このセンサ取付用パッチは、空気入りタイヤの内側の面であるタイヤ内側面に配置され、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを保持するものである。
また、図12(従来のセンサ取付用パッチを用いてセンサを取り付けた状態を示す図)に示すようなセンサ取付用パッチ100が提案されている。このセンサ取付用パッチ100は、空気入りタイヤTRの内側面に配置される基部102と、空気入りタイヤTRの内側からセンサ50の少なくとも一部を被覆する舌部104とを有し、基部102と舌部104との間にセンサ(センサモジュール)50を挟むようにして固定することにより、センサモジュール50をタイヤTRに固定している。
国際公開第2004/108439号パンフレット
しかしながら、従来のセンサ取付用パッチ100では、空気入りタイヤTRの回転によってセンサモジュール50が僅かに動き、空気入りタイヤTRの周方向(矢印AR1、AR2の方向)に舌部104が引っ張られ、センサ取付用パッチ100に亀裂C1が発生しこの亀裂C1が成長するおそれがあるという問題がある。
前記亀裂C1の発生・成長は、図12に示すように、基部102と舌部104との接合部106であって、センサモジュール50の重心Gが存在している側で一層顕著になる。
つまり、センサモジュール50が矢印AR1や矢印AR2の方向に動く場合は、前記各矢印AR1、AR2の方向のせん断力のみならず、矢印AR3や矢印AR4で示すようなセンサモジュール50の重心Gまわりの回転モーメントが発生する。
センサモジュール50が矢印AR1の方向に移動することによって発生する回転モーメント(矢印AR3参照)は、センサモジュール50が基部102に押し付けられることにより緩和される。
一方、センサモジュール50が矢印AR2の方向に移動することによって発生する回転モーメント(矢印AR4参照)については、センサモジュール50が基部102に押し付けられる効果を期待することはできないので、基部102と舌部104との接合部106にかかる応力が緩和されにくい。
したがって、基部102と舌部104との接合部106にかかる応力が緩和され、図12における基部102と舌部104との接合部106の左側の部位では、亀裂が発生しにくく発生した亀裂が成長しにくい。一方、図12における基部102と舌部104との接合部106の右側の部位では、亀裂C1が発生しやすくまた発生した亀裂C1が成長しやすい。
より詳しく説明すると、回転モーメントAR3が作用した場合には、パッチ100の基部102(舌部104に対して、センサモジュール50の重心Gが存在している側の基部102の部位)が、センサモジュール50を上側(図12の上側)に押し返すこと、および、舌部104がセンサモジュール50を押し下げることにより、回転モーメントAR3に対して抵抗する。このとき、パッチ100の基部102がセンサモジュール50を押し返す位置と舌部104との間の距離が離れているほど、舌部104に作用する引っ張り力(舌部104がセンサモジュール50を押し下げる力)が小さくなる。
一方、回転モーメントAR4が作用した場合は、パッチ100の基部102(舌部104に対して、センサモジュール50の重心Gが存在している側の基部102の部位)がセンサモジュール50を押し返す位置と舌部104との間の距離が、回転モーメントAR3が作用した場合よりも小さいので、舌部104が受ける引っ張り力が強く、この引っ張り力に矢印AR2方向のせん断力が加わる。
したがって、前述したように、図12における接合部106の左側の部位では、亀裂が発生しにくく発生した亀裂が成長しにくい。一方、図12における接合部106の右側の部位では、亀裂C1が発生しやすくまた発生した亀裂C1が成長しやすい。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、空気入りタイヤの回転に伴ってタイヤの周方向にセンサが僅かに動いた場合であっても、センサ取付用パッチで発生した亀裂が成長することを抑制することができるセンサ取付用パッチ、このセンサ取付用パッチを有する空気入りタイヤおよびセンサ取付用パッチの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される基部と、前記基部に一体的に設けられ、前記基部に配置された前記センサモジュールの少なくとも一部を覆う舌部と、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺で、前記舌部から前記舌部を境にした前記基部の一方の側の部位に向かう方向に延びて設けられた複数の第1の繊維とを有するセンサ取付用パッチである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のセンサ取付用パッチにおいて、前記第1の繊維が設けられている部位に、前記第1の繊維と交差する方向に延びた複数の第2の繊維が設けられているセンサ取付用パッチである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のセンサ取付用パッチにおいて、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺で、前記舌部から前記基部に向かって延びて設けられていると共に、前記舌部では前記第1の繊維とほぼ平行に設けられ、前記基部では前記第1の繊維とは逆の方向に伸びて設けられている複数の第3の繊維を有するセンサ取付用パッチである。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載のセンサ取付用パッチにおいて、前記第3の繊維が設けられている部位に、前記第3の繊維と交差する方向に延びた複数の第4の繊維が設けられているセンサ取付用パッチである。
請求項5に記載の本発明は、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される基部と、前記基部に一体的に設けられ、前記基部に配置された前記センサモジュールの少なくとも一部を覆う舌部と、前記舌部に設けられた貫通孔と、縦繊維と横繊維とによって網状に形成され、前記舌部の先端部から前記舌部と前記基部との接合部を通って前記舌部を境にした前記基部の一方の側の部位まで設けられた第1の繊維片と、縦繊維と横繊維とによって網状に形成され、前記舌部の前記貫通孔より先端部から前記舌部と前記基部との接合部を通って前記舌部を境にした前記基部の他方の側の部位まで設けられた第2の繊維片とを有するセンサ取付用パッチである。
請求項6に記載の本発明は、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される板状の基部と、前記基部の前記一方の面に配置された前記センサモジュールを保持するために、前記基部の一方の面で前記基部に一体的に設けられた舌部と、前記舌部から前記基部にわたって延びて設けられた複数の繊維とを有し、前記各繊維は、前記舌部内では互いがほぼ平行な状態で延びて配置されており、前記基部内では、前記基部の面に沿い、異なる方向に延びて配置されているセンサ取付用パッチである。
請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のセンサ取付用パッチを備えた空気入りタイヤである。
請求項8に記載の本発明は、空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチの製造方法において、縦繊維と横繊維とで網状に形成され、第1の帯状部位と、この第1の帯状の部位の長手方向の一端部側で長手方向が前記第1の帯状部位の長手方向とほぼ直交するようにし前記長手方向の中央部で前記第1の帯状部位に連結されている第2の帯状部位と、前記第1の帯状の部位の長手方向の他端部側で長手方向が前記第1の帯状部位の長手方向とほぼ直交するようにし前記長手方向の中央部で前記第1の帯状部位に連結されている第3の帯状部位とで構成されて「H」字状に形成されている繊維片を、前記第1の帯状部位の中央部で折り曲げて、第1の帯状の部位同士、前記第2の帯状の部位と前記第3の帯状の部位とが互いに重なった形状である「T」字状に形成する工程と、前記「T」字状に形成された繊維片の前記第1の帯状部位が、板状の第1の素材の一方の面から延出し、前記第2の帯状部位が前記第1の素材の一方の面の一端部側に接触し、前記第3の帯状部位が前記第1の素材の一方の面の他端部側に接触するようにして、前記第1の素材に前記繊維片を配置する工程と、前記第2の帯状部位を前記第1の素材と協働して挟むように、前記第1の素材の一方の面の一端部側へ板状の第2の素材を配置する工程と、前記第3の帯状部位を前記第1の素材と協働して挟むように、前記第1の素材の一方の面の他端部側へ板状の第3の素材を配置する工程と、折り曲げにより重なっている前記第1の帯状部位の間に、板状の第4の素材を配置する工程と、前記第1の素材と、前記第1の素材に配置された前記繊維片と前記第2の素材と前記第3の素材と、前記繊維片に配置された前記第4の素材とを加硫する工程とを有するセンサ取付用パッチの製造方法である。
本発明によれば、空気入りタイヤの回転に伴ってタイヤの周方向にセンサが僅かに動いた場合であっても、センサ取付用パッチで発生した亀裂が成長することを抑制することができるという効果を奏する。
以下において、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの構成について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ10を示す断面図である。
空気入りタイヤ10は、路面に接地するトレッド11と、トレッド11を補強する複数のベルト(ベルト12a及びベルト12b)と、空気入りタイヤ10の骨格を形成するカーカス13と、空気入りタイヤ10の気密性を高めるインナライナー14とを有する。また、空気入りタイヤ10は、車両に装着される際には、リム20に取り付けられる。
なお、空気入りタイヤ10とリム20とによって区切られる空間を空気入りタイヤ10の内部と称する。
空気入りタイヤ10の内側の面(インナライナー14)には、空気入りタイヤ10の内部の空気圧(内圧)や温度(内部温度)を検出するセンサ、このセンサによって検出された検出値等を車両側に送信するトランスポンダ等を含むセンサユニット30が配置される。
センサユニット30は、接着剤等によってインナライナー14に貼り付けられる。なお、センサユニット30は、インナライナー14のどの部分に貼り付けられてもよく、例えば、クラウン部、ショルダー部及びビード部に相当する部分に貼り付けられてもよい。また、タイヤ10の加硫時にセンサ取付用パッチ40を加硫接着するようにしてもよい。
次に、前述したセンサユニット30の詳細について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るセンサユニット30を示す斜視図である。
センサユニット30は、センサ取付用パッチ40と、センサモジュール50とを有する。センサ取付用パッチ40は、インナライナー14に配置され、シート状(板状)の形状を有する基部41と、センサモジュール50の少なくとも一部を空気入りタイヤ10の内側から被覆し、シート状(帯状)の形状を有する舌部42とを有する。また、舌部42の先端部側には、この舌部42を貫通する貫通孔43が設けられている。センサモジュール50の突起部53が中央から端部側にずれて配置されているため、貫通孔43は、舌部42の先端部側に設けられているが、突起部53の位置に応じて適宜変更してもよい。なお、基部41と舌部42とは一体として形成されている。
センサモジュール50は、上述したセンサやトランスポンダを有する本体部51と、本体部51を貫通する貫通孔52と、本体部51から空気入りタイヤ10の内側に突出する突起部53とを有する。
このように、センサ取付用パッチ40は、センサモジュール50の貫通孔52にセンサ取付用パッチ40の舌部42が挿通され、センサ取付用パッチ40の貫通孔43にセンサモジュール50の突起部53が挿通されることによって、基部41と舌部42との間でセンサモジュール50を保持する。
次に、上述したセンサ取付用パッチ40及びセンサモジュール50の詳細について、図面を参照しながら説明する。
まず、センサモジュール50について説明する。
図3(a)は、本発明の実施形態に係るセンサモジュール50を示す斜視図である。
センサモジュール50は、上述したセンサやトランスポンダを有する本体部51と、上述した舌部42が挿通される貫通孔52と、本体部51から空気入りタイヤ10の内側に突出する突起部53とを有する。
また、本体部51は、センサやトランスポンダ及びこれらを被覆する合成樹脂によって構成される。また、突起部53は、貫通孔43の径と略等しい径を有する胴体部53aと、貫通孔43の径よりも大きい径を有する頭部53bとを有する。
このように、センサ取付用パッチ40は、突起部53の頭部53bが貫通孔43の径よりも大きい径を有するため、舌部42からセンサモジュール50が外れることを防止する。
次に、センサ取付用パッチ40について説明する。
図3(b)は、本発明の実施形態に係るセンサ取付用パッチ40を示す斜視図である。
図4は、図3(b)におけるIV−IV断面を示す図である。
前述したように、センサ取付用パッチ40は、前記空気入りタイヤ10の内側の面上に配置される矩形な板状の基部41を備えている。
基部41の一方の面には、帯状の舌部42が一体的に設けられている。舌部42は、基部41の一方の面から斜めに延伸している。
そして、図2に示すように、舌部42が、基部41の前記一方の面に配置されたセンサモジュール50の少なくとも一部を覆うと共に、基部41と協働しセンサモジュール50をセンサ取付用パッチ40に固定するようになっている。
また、基部41、舌部42の内部には、繊維片61、62が一体的に設けられている。
繊維片61は、複数の縦繊維63と複数の横繊維64とによって網状に形成されている。前記繊維片61は、舌部42の先端部から舌部42と基部41との接合部45を通って舌部42を境にした基部41の一方の側の部位41Aまで連続して設けられている(図4参照)。
なお、センサモジュール50をセンサ取付用パッチ40に設置すると、前記部位41A側にセンサモジュール50の重心Gが存在するようになっている。
前記繊維片61は、この各縦繊維63が、帯状の舌部42の長手方向に沿いかつ前記板状の基部41の一方の面(基部41の厚さ方向の一方の面)に沿う方向であって前記舌部42と前記基部41との接合部45にほぼ直交する方向に延びるようにして、設けられている(図4参照)。
繊維片62は、繊維片61と同様に、複数の縦繊維65と複数の横繊維66とによって網状に形成されている。前記繊維片62は、舌部42の先端部から舌部42と基部41との接合部45を通って舌部42を境にした基部41の他方の側の部位41Bまで連続して設けられている(図4参照)。
また、繊維片62は、繊維片61の場合と同様に、この各縦繊維65が、帯状の舌部42の長手方向に沿いかつ前記板状の基部41の一方の面(基部41の厚さ方向の一方の面)に沿う方向であって前記舌部42と前記基部41との接合部45にほぼ直交する方向に延びるようにして、設けられている(図4参照)。ただし、前記基部41内では、各縦繊維65が各縦繊維63とは反対方向に延伸している。
前記各繊維63、64、65、66は、ポリエチレンテレフタレート、アラミド繊維、ポリエステル、又は、ナイロン等の繊維によって構成されている。基部41のインナーライナ14との接着面は、基部41とインナライナー14との接着性を良くするために、インナライナー14と同様のブチルゴム等によって構成されることが好ましい。舌部42は基部41と同様の天然ゴム等によって構成されている。
また、繊維片61、62が、基部41のほぼ全域に設けられていてもよいし、接合部45の周辺にだけ設けられていてもよい。さらに、舌部42は、所定の角度で交差するようにして基部41に設けられており、前記部位41A側で鋭角になっている(図4参照)。
次に、センサ取付用パッチ40の製造工程を、例を掲げて説明する。
図5は、繊維片61、62を示す図である。
まず、図7(a)に示すように、互いが一体的に形成されている繊維片61、62を用意する。この繊維片61、62は、第1の帯状部位67と第2の帯状部位68と第3の帯状部位69とによって構成されている。第1の帯状部位67の長手方向の一端部側には、第2の帯状部位68が連結されており、第1の帯状部位67の長手方向の他端部側には、第3の帯状部位69が連結されている。
第2の帯状部位68の長手方向は、第1の帯状部位67の長手方向と直交していると共に、第2の帯状部位68の長手方向の中央部で、第2の帯状部位68が第1の帯状部位67に連結されている。第3の帯状部位69の長手方向も、第1の帯状部位67の長手方向と直交していると共に、第3の帯状部位69の長手方向の中央部で、第3の帯状部位69が第1の帯状部位67に連結されている。
なお、各縦繊維63、65は、第1の帯状部位67の長手方向、第2の帯状部位68の幅方向、第3の帯状部位69の幅方向に延伸し、横繊維64、66は、第1の帯状部位67の幅方向、第2の帯状部位68の長手方向、第3の帯状部位69の長手方向に延伸している。
このように形成されていることによって、繊維片61、62は、「H」字状に形成されていることになる。なお、縦繊維63、65は、繊維片61、62における第1の帯状部位67の全幅部分71においては、連続している。
前述した「H」字状に形成されている繊維片61、62を、第1の帯状部位67の中央部(中心線CLのところ)で折り曲げて、第1の帯状部位67同士、第2の帯状部位68と第3の帯状部位69とが互いに重なった形状である「T」字状に形成する。この後、第2の帯状部位68と第3の帯状部位69とを、図7(b)に示すように開く。
なお、「T」字状の繊維片61と「T」字状の繊維片62とを一体的に製作する代わりに、「T」字状の繊維片61と、「T」字状の繊維片62とを別々に製作して用意してもよい。
続いて、図6、図7(センサ取付用パッチ40の組み立てについて説明する図)に示すように、未加硫な板状の第1の素材73に、「T」字状の繊維片61、62を配置する。
この配置した状態では、「T」字状に形成された繊維片61、62の前記第1の帯状部位67が、未加硫な板状の第1の素材73の一方の面から延出し、第2の帯状部位68が第1の素材73の一方の面の一端部側に接触し、第3の帯状部位69が第1の素材73の一方の面の他端部側に接触している。
なお、前記配置した状態では、第2の帯状部位68と第3の帯状部位69とは互いに接近している。
続いて、第2の帯状部位68を第1の素材73と協働して挟むように、第1の素材73の一方の面の一端部側へ未加硫な板状の第2の素材75を配置し、第3の帯状部位69を第1の素材73と協働して挟むように、第1の素材73の一方の面の他端部側へ未加硫な板状の第3の素材76を配置する。
さらに、折り曲げにより重なっている第1の帯状部位67の間に、未加硫な板状の第4の素材77を配置する。第4の素材77は、重なっている第1の帯状部位67と同じ大きさかまたは幅寸法において僅かに大きいものである。
続いて、第1の素材73と、第1の素材73に配置された繊維片61、62と第2の素材75と第3の素材76と、繊維片61、62に配置された第4の素材77とを加硫する。
なお、この際、舌部42と基部41とが加硫により接着しないように、舌部42と基部41との間に離形シートを挟んだり、舌部42を離形シートで包む。
この加硫により、第1の素材73と第2の素材75、第3の素材76との間に繊維片61、62が挟まり、第4の素材77が繊維片61、62から滲み出す。そして、弾性を備えていると共に内部に繊維を一体的に備えたセンサ取付用パッチが生成される。
この生成されたセンサ取付用パッチ40の舌部42の先端部側に円形の貫通孔43を設けることにより、センサ取付用パッチ40が生成される。
従来のパッチを用いたテストでは、10000kmの走行によって、パッチに亀裂が発生したが、本実施形態に係るセンサ取付用パッチ40を用いたテストでは、30000kmの走行後においても、センサ取付用パッチ40に亀裂が発生することはなかった。
なお、前記テストに用いたセンサ取付用パッチの質量は、8gであり、基部41の厚さは3mmであり、幅長さはそれぞれ58mmであった。また、繊維として、ナイロンテキスタイルを使用した。また舌部42の厚さを2mmとし、舌部42の長さ(基部41と舌部42との接合部45から舌部42の先端部までの長さ)を28mmとし、接合部45から貫通孔43の最も遠い側(接合部45から貫通孔43の先端側の縁)までの寸法を、18mmとした。
空気入りタイヤ10によれば、基部41と舌部42との接合部45およびこの周辺に、舌部42から基部41の一方の側の部位41Aに向かう方向に連続して延びた複数の繊維63が設けられているので、これらの繊維63で接合部45が補強され、空気入りタイヤ10の回転に伴ってタイヤ10の周方向にセンサ50が僅かに動いた場合であっても、センサ取付用パッチ40の接合部45での亀裂の発生を抑制することができ、また、発生した亀裂が成長することを抑制することができる。
特に、繊維63が設けられている側の基部41の部位41Aに、センサモジュール50の重心がG存在するようにセンサモジュール50を設置すれば、図12に示したような亀裂(接合部右側の亀裂)C1の発生、成長を抑制することができる。
また、空気入りタイヤ10によれば、繊維63と交差する方向に繊維64を設けたので、基部41と舌部42との接合部45(特に、図12の右側の部位)に亀裂が発生しこの発生した亀裂が成長することを一層抑制することができると共に、発生した亀裂が、基部41の幅方向(図4や図12の紙面に垂直な方向)に成長することを抑制することができる。
また、空気入りタイヤ10によれば、繊維63とは逆の方向に伸びて設けられている複数の繊維65を基部41の他方の部位41Bに設けてあるので、基部41と舌部42との接合部45(特に、図12の左側の部位)に亀裂が発生しこの発生した亀裂が成長することを抑制することができる。
また、空気入りタイヤ10によれば、繊維65と交差する方向に繊維66を設けたので、基部41と舌部42との接合部45(特に、図12の左側の部位)に亀裂が発生しこの発生した亀裂が成長することを一層抑制することができると共に、発生した亀裂が、基部41の幅方向(図4や図12の紙面に垂直な方向)に成長することを抑制することができる。
さらに、空気入りタイヤ10によれば、貫通孔43のまわりにも繊維63、64、65、66が設けられているので、貫通孔43が補強され貫通孔43の周辺部に亀裂が発生することを抑制することができると共に、発生した亀裂が成長し貫通孔43が破壊されるという事態を回避することができる。
また、繊維63、64、65、66が基部41や舌部42の内部に存在しているので、繊維63、64、65、66が基部41や舌部42で保護されており、繊維63、64、65、66への傷付きを防止することができる。
ところで、センサ取付用パッチ40において、適宜変更を加えてもよい。
たとえば、図8に示すように、横繊維64、66を省略してもよい。さらに、図9に示すように、接合部45とこの近傍だけに繊維63、65を設けてもよい。また、図9において、左側の繊維65を省略してもよい。
また、繊維片61、62の縦繊維、横繊維を図10(繊維片の変形例を示す図であり、図5(a)に対応した図)に示すように斜めに設けてもよい。また、たとえば、図11に示すように、基部41と舌部42の基端部側とが、ほぼ直交するようにしてもよい。
すなわち、センサ取付用パッチ40を、前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される(矩形な板状の)基部と、前記基部の一方の面に一体的に設けられ、前記基部の前記一方の面に配置された前記センサモジュールの少なくとも一部を覆うと共に、前記基部と協働して前記センサモジュールを挟んで固定する帯状の舌部と、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺(たとえば、近傍)で、前記舌部から前記舌部を境にした前記基部の一方の側の部位に向かう方向に連続して延びて設けられた複数の第1の繊維とを有するセンサ取付用パッチとしてもよい。
この場合において、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺(たとえば、近傍)における、前記第1の繊維が設けられている部位に、前記第1の繊維と交差する方向(たとえば直交する方向)に連続して延びた複数の第2の繊維を設けてもよい。
また、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺(たとえば、近傍)で、前記舌部から前記基部に向かって連続して延びて設けられていると共に、前記舌部では前記第1の繊維とほぼ平行に設けられ、前記基部では前記第1の繊維とは逆の方向に伸びて設けられている複数の第3の繊維を設けてもよい。
さらには、前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺(たとえば、近傍)における、前記第3の繊維が設けられている部位に、前記第3の繊維と交差する方向(たとえば直交する方向)に連続して延びた複数の第4の繊維を設けてもよい。
また、センサ取付用パッチ40を、空気入りタイヤの内側の面上に配置される板状の基部と、前記基部の前記一方の面に配置された前記センサモジュールを保持するために、前記基部の一方の面で前記基部に一体的に設けられた舌部と、前記舌部から前記基部にわたって連続して延びて設けられた複数の繊維とを有し、前記各繊維は、前記舌部内では互いがほぼ平行な状態で延びて配置されており、前記基部内では、前記基部の面に沿い、異なる方向に延びて配置されているセンサ取付用パッチとしてもよい。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤを示す断面図である。 センサユニットを示す斜視図である。 センサモジュール、センサ取付用パッチを示す斜視図である。 図3(b)におけるIV−IV断面を示す図である。 繊維片を示す図である。 センサ取付用パッチの組み立てについて説明する図である。 センサ取付用パッチの組み立てについて説明する図である。 センサ取付用パッチの変形例を示す図である。 センサ取付用パッチの変形例を示す図である。 繊維片の変形例を示す図である。 センサ取付用パッチの変形例を示す図である。 従来のセンサ取付用パッチを用いてセンサを取り付けた状態を示す図である。
符号の説明
10 タイヤ
40 センサ取付用パッチ
41 基部
42 舌部
43 貫通孔
45 接合部
50 センサモジュール
61、62 繊維片
63、64、65、66 繊維
67 第1の帯状部位
68 第2の帯状部位
69 第3の帯状部位
73 第1の素材
75 第2の素材
76 第3の素材
77 第4の素材

Claims (8)

  1. 空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、
    前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される基部と;
    前記基部に一体的に設けられ、前記基部に配置された前記センサモジュールの少なくとも一部を覆う舌部と;
    前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺で、前記舌部から前記舌部を境にした前記基部の一方の側の部位に向かう方向に延びて設けられた複数の第1の繊維と;
    を有することを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  2. 請求項1に記載のセンサ取付用パッチにおいて、
    前記第1の繊維が設けられている部位に、前記第1の繊維と交差する方向に延びた複数の第2の繊維が設けられていることを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のセンサ取付用パッチにおいて、
    前記基部と前記舌部との接合部およびこの周辺で、前記舌部から前記基部に向かって延びて設けられていると共に、前記舌部では前記第1の繊維とほぼ平行に設けられ、前記基部では前記第1の繊維とは逆の方向に伸びて設けられている複数の第3の繊維を有することを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  4. 請求項3に記載のセンサ取付用パッチにおいて、
    前記第3の繊維が設けられている部位に、前記第3の繊維と交差する方向に延びた複数の第4の繊維が設けられていることを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  5. 空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、
    前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される基部と;
    前記基部に一体的に設けられ、前記基部に配置された前記センサモジュールの少なくとも一部を覆う舌部と;
    前記舌部に設けられた貫通孔と;
    縦繊維と横繊維とによって網状に形成され、前記舌部の先端部から前記舌部と前記基部との接合部を通って前記舌部を境にした前記基部の一方の側の部位まで設けられた第1の繊維片と;
    縦繊維と横繊維とによって網状に形成され、前記舌部の前記貫通孔より先端部から前記舌部と前記基部との接合部を通って前記舌部を境にした前記基部の他方の側の部位まで設けられた第2の繊維片と;
    を有することを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  6. 空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチであって、
    前記空気入りタイヤの内側の面上に配置される板状の基部と;
    前記基部の前記一方の面に配置された前記センサモジュールを保持するために、前記基部の一方の面で前記基部に一体的に設けられた舌部と;
    前記舌部から前記基部にわたって延びて設けられた複数の繊維と;
    を有し、前記各繊維は、前記舌部内では互いがほぼ平行な状態で延びて配置されており、前記基部内では、前記基部の面に沿い、異なる方向に延びて配置されていることを特徴とするセンサ取付用パッチ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のセンサ取付用パッチを備えたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  8. 空気入りタイヤの内部にセンサモジュールを取り付けるためのセンサ取付用パッチの製造方法において、
    縦繊維と横繊維とで網状に形成され、第1の帯状部位と、この第1の帯状の部位の長手方向の一端部側で長手方向が前記第1の帯状部位の長手方向とほぼ直交するようにし前記長手方向の中央部で前記第1の帯状部位に連結されている第2の帯状部位と、前記第1の帯状の部位の長手方向の他端部側で長手方向が前記第1の帯状部位の長手方向とほぼ直交するようにし前記長手方向の中央部で前記第1の帯状部位に連結されている第3の帯状部位とで構成されて「H」字状に形成されている繊維片を、前記第1の帯状部位の中央部で折り曲げて、第1の帯状の部位同士、前記第2の帯状の部位と前記第3の帯状の部位とが互いに重なった形状である「T」字状に形成する工程と;
    前記「T」字状に形成された繊維片の前記第1の帯状部位が、板状の第1の素材の一方の面から延出し、前記第2の帯状部位が前記第1の素材の一方の面の一端部側に接触し、前記第3の帯状部位が前記第1の素材の一方の面の他端部側に接触するようにして、前記第1の素材に前記繊維片を配置する工程と;
    前記第2の帯状部位を前記第1の素材と協働して挟むように、前記第1の素材の一方の面の一端部側へ板状の第2の素材を配置する工程と;
    前記第3の帯状部位を前記第1の素材と協働して挟むように、前記第1の素材の一方の面の他端部側へ板状の第3の素材を配置する工程と;
    折り曲げにより重なっている前記第1の帯状部位の間に、板状の第4の素材を配置する工程と;
    前記第1の素材と、前記第1の素材に配置された前記繊維片と前記第2の素材と前記第3の素材と、前記繊維片に配置された前記第4の素材とを加硫する工程と;
    を有することを特徴とするセンサ取付用パッチの製造方法。
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