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JP2007058757A - 顧客移動経路情報収集装置 - Google Patents

顧客移動経路情報収集装置 Download PDF

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JP2007058757A
JP2007058757A JP2005246125A JP2005246125A JP2007058757A JP 2007058757 A JP2007058757 A JP 2007058757A JP 2005246125 A JP2005246125 A JP 2005246125A JP 2005246125 A JP2005246125 A JP 2005246125A JP 2007058757 A JP2007058757 A JP 2007058757A
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Abstract

【課題】 簡易な構成で顧客の移動経路を正確に検出する顧客移動経路情報収集装置を提供する。
【解決手段】 任意の移動経路の近傍に設けた現在位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段22と、ショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段7及び角速度を検出する角速度検出手段9と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期位置情報を設定する初期情報設定手段17と、前記現在位置情報を受信する位置情報受信手段14と、距離、角速度、初期位置情報、現在位置情報を記憶する経路情報記憶手段11と、現在位置情報から前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置に関する。
従来の顧客移動経路情報収集装置としては、例えば距離センサ、方向センサ、高さセンサを有するナビゲーションシステムを設置したショッピングカートが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このショッピングカートによれば、ナビゲーションシステムを有することにより、買い物客は容易且つ確実に短時間で目的とする売り場に到達して目的の商品を購入することができるものであるが、顧客が買い物をする場合の移動経路を表す動線を把握することはできない。
そこで、歩行者の存在を検出したい複数の場所にリーダーを設置し、歩行者には軽量・小型のRF・IDタグを着用させて、歩行者がリーダーに予め設定された距離内に近づくと、RF・IDタグが発する固有の電波をリーダーが受信し、受信した電波の固有IDを照合し、タグを付帯している歩行車を個々に識別して検出し、リーダーの検出情報を統合することにより、歩行者がいつどこにいてどう移動したかを観測するようにしたユビキタス技術を用いた歩行者動線観測システムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開平6−107183号公報(第1頁、図1) 小磯貴史、外3名、“ユビキタス技術を用いた新たなサービス〜advanced−インストアマーケティングの可能性〜”第3回情報科学技術フォーラム講演論文集「講演8」2004年9月7日インターネット<URL:http://www.ieice.org/jpn/event/program/FIT2004/html/event/pdf/19koiso.pdf>
しかしながら、上記非特許文献1に記載された従来例にあっては、歩行者に携帯させたRF・IDの送信電波を複数個所に配置したリーダーで検出することにより、歩行者の動線を点で検出しているにすぎず、離散的な移動経路情報しか得ることができず、正確な移動経路情報を収集することができないという未解決の課題がある。
正確な移動経路情報を得るためには、多数のリーダーを配置する必要があり、システム構成が複雑となると共に、設置コストが嵩むと共に、売り場のレイアウト変更を行う場合には、リーダーの設置変更を行う必要があるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、簡易な構成で顧客の移動経路を正確に検出することができる顧客移動経路情報収集装置を提供することを目的としている。
第1の発明は、顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する経路情報記憶手段と、該経路情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて当該経路情報記憶手段に記憶されている前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段とを備えたことを特徴としている。
この第1の発明では、ショッピングカートに設けた距離検出手段及び角速度検出手段で距離及び走行方向を検出し、初期位置情報からの移動位置を移動位置演算手段で演算し、演算した移動位置を移動経路形成手段で移動経路情報として蓄積し、ショッピングカートが位置情報送信手段の送信範囲内に入ったときに受信する位置情報に基づいて位置情報を補正することにより、正確な移動経路情報を形成することができる。この場合、顧客に初期位置の設定を強いたり、発信装置の装着を強いたりする必要がなく、ショッピングカーの移動に伴って顧客動線を正確に検出することができる。
また、第2の発明は、顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する経路情報記憶手段と、該経路情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて当該経路情報記憶手段に記憶されている前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段と、料金精算位置に配設され、前記移動経路情報形成手段で形成した移動経路情報を取得する移動経路情報取得手段とを備えたことを特徴としている。
この第2の発明では、上述した第1の発明に移動経路情報形成手段で形成した移動経路情報を料金精算位置に配設された移動経路情報取得手段で取得するようにしたので、第1の発明の効果に加えて、ショッピングカートから移動経路情報を容易に取得することができるという効果が得られる。
さらに、第3の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する前記ショッピングカートに設けた初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する前記ショッピングカートに設けた位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する前記ショッピングカートに設けた経路情報記憶手段と、料金精算位置に配設された前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を取得する移動経路情報取得手段と、該移動経路情報取得手段で取得した移動経路情報のうち位置情報受信手段で受信した位置情報に基づいて前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段とを備えたことを特徴としている。
この第3の発明では、ショッピングカートに、角速度補正手段、移動位置演算手段及び意図を経路情報形成手段を設ける必要がないので、ショッピングカート側での演算処理の負荷を軽減することができ、演算処理装置を簡易小型化することかできる。
さらにまた、第4の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第2又は第3の発明において、前記経路情報記憶手段は、前記移動経路情報取得手段が経路情報を取得したときに、記憶している経路情報を消去するように構成されていることを特徴としている。
この第4の発明では、移動経路情報取得手段が移動経路情報を取得したときに経路情報記憶手段に記憶されている移動経路情報を消去するので、前回の顧客の移動経路情報を確実に消去することができる。
なおさらに、第5の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第4の発明において、前記経路情報記憶手段は、前記初期情報設定手段から初期情報を受信したときに、記憶している経路情報が消去されていることを確認し、経路情報が消去されていないときに経路情報を消去する経路情報消去確認手段を備えていることを特徴としている。
この第5の発明では、移動経路情報を消去したあとに、確実に消去されているか否かを確認することができるので、移動経路情報をより確実に消去することができる。
また、第6の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1乃至3の何れかの発明において、前記経路情報記憶手段は、前記初期情報設定手段から初期情報を受信したときに、記憶している経路情報を消去するように構成されていることを特徴としている。
この第6の発明では、初期情報を受信したときに、移動経路情報を消去するので、顧客が途中で、買い物を止めて、ショッピングカートをカート置場に戻した場合でも、移動経路情報を確実に消去することができる。
さらに、第7の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第6の何れか1つの発明において、前記位置情報送信手段は、移動経路の近傍に配設された固定物に固定された非接触式無線通信タグで構成されていることを特徴としている。
この第7の発明では、移動経路の近傍に配設された支柱、壁面等の固定物に固定された非接触式無線通信タグで位置情報送信手段が構成されているので、売り場のレイアウト変更を行った場合でも支柱の位置が変更されることはなく、新たに位置情報送信手段を設定する必要がないという効果が得られる。
さらにまた、第8の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第7の何れか1つの発明において、前記角速度検出手段は、前記ショッピングカートのヨーレートを検出するジャイロで構成されていることを特徴としている。
この第8の発明では、ジャイロでショッピングカートのヨーレートを検出するので、角速度検出手段を小型化することができると共に、ショッピングカートの進行方向を正確に検出することができるという効果が得られる。
なおさらに、第9の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第8の何れか1つの発明において、前記距離検出手段は、ショッピングカートの車輪に配設された車輪回転に応じたパルスを発生する回転センサで構成されていることを特徴としている。
この第9の発明では、回転センサでパルスが所定距離走行する毎に発生されるので、1つのパルスが得られてから次のパルスが得られたときに所定距離走行したと判断することができ、ショッピングカートの移動距離を簡易に検出することができる。
なおさらに、第10の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第9の何れか1つの発明において、前記初期情報設定手段が、ショッピングカート置場に配設されたショッピングカートの方位情報及び位置情報を初期情報として送信する初期情報送信手段を備えていることを特徴としている。
この第10の発明では、初期情報設定手段がショッピングカート置場に配設された初期情報送信手段で構成され、この初期情報送信手段でショッピングカートの方位情報及び位置情報を初期情報として送信するので、ショッピングカート置場では、ショッピングカートがその方位を固定して配置されているので、初期位置を正確に設定することができる。
また、第11の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第10の何れか1つの発明において、前記移動経路情報取得手段は、料金精算位置に配設されたPOSシステムに付加されていることを特徴としている。
この第11の発明では、移動経路情報取得手段が料金精算位置に配設されたPOSシステムに付加されているので、複数のPOSシステムが接続されている集中管理装置で、各POSシステムに付加された移動経路情報取得手段で取得した移動経路情報と顧客の購入商品情報とを収集することが可能となり、顧客の購買行動を正確に把握することができるという効果が得られる。
さらに、第12の発明に係る顧客移動経路情報収集装置は、第1〜第11の何れか1つの発明において、初期位置情報及び位置情報を受信したときに、受信時刻を位置情報と共に記憶するように構成されていることを特徴としている。
この第12の発明では、移動経路情報に時刻情報を付加することができるので、より正確な顧客行動を把握することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すシステム構成図であって、スーパーマーケット、デパートの食品売り場等のショッピングカートを使用して買い物をする店舗1内の出入口2の近傍に複数例えば10台のショッピングカート3を所定の方向に向けて縦列配置するカート置場4A,4Bが配設されている。
これらカート置場4A,4Bの夫々は、図2に示すように、ショッピングカート3を所定の方向に向けて案内するガイドバー5を有する。このガイドバー5は、ショッピングカート3の幅と略等しい間隔を保って平行に配設されたサイドバー部5a,5bと、これらサイドバー部5a,5bの一端間を結ぶエンドバー部5cと、床面に植立されて例えばサイドバー部5a,5bを支持する支柱部5dとで構成されている。そして、複数のショッピングカート3を縦列配置した状態で、エンドバー部5cでショッピングカート3の前端を規制し、サイドバー部5a,5bでショッピングカート3の左右側部を案内することにより、ショッピングカート3を一定方向に向けて縦列配置している。
そして、ショッピングカート3にその移動経路を計測する移動経路情報を形成するコントロールユニット6が配設されていると共に、ショッピングカート3の車輪3aにその回転速度に応じた車輪速用パルスとこの車輪速用パルスに対して90°位相が異なる回転方向検出用パルスを発生して回転方向を検出可能なインクリメント型のロータリエンコーダ7が配設されている。
このコントロールユニット6は、図3に示すように、ショッピングカート3のヨーレートを検出する角速度検出手段としての圧電式ジャイロ8を含んで、ショッピングカート3の角速度ωを出力するセンサユニット9と、このセンサユニット9から出力されるショッピングカート3の角速度ωを収集すると共に、ロータリエンコーダ7から入力される車輪速用パルス及び回転方向検出用のパルスとに基づいてショッピングカート3の前後の走行情報Dを算出し、さらに外部の機器との無線通信制御を行う例えばCPUで構成される演算処理装置10と、この演算処理装置10で行う演算処理に必要なプログラムを格納していると共に、収集した移動経路情報を格納するメモリ11と、演算処理装置10によって制御される外部の後述するPOSシステム32との間で無線通信を行う通信制御部12と、この通信制御部12に接続された無線通信アンテナ13と、無線通信アンテナ13を介して後述するRFIDタグ22から移動経路を補正する位置情報を受信するRFID受信部14と、センサユニット9、演算処理装置10、通信制御部12及びRFID受信部14に電力を供給するバッテリ15とを備えている。
また、カート置場4A,4Bには、ショッピングカート3に搭載されたコントロールユニット6のバッテリ15に対して接触状態又は非接触状態で充電する充電装置16を備えており、ショッピングカート3がカート置場4A又は4Bに戻されると、充電装置16によってバッテリ15のバッテリ電圧Vbを検出し、バッテリ電圧Vbが所定電圧以下であるときには、バッテリ15に対して接触状態又は非接触状態で充電される。さらに、カート置場4A及び4Bには、ショッピングカート3に搭載されたコントロールユニット6から初期情報送信要求があったときに、カート置場4A及び4Bの絶対位置情報及びショッピングカート3の縦列方向を表す方位情報を初期情報として該当するショッピングカート3のコントロールユニット6に送信する例えばRFIDタグで構成される初期情報送信装置17を備えている。
一方、店舗1内に配設された移動経路に隣接する支柱21に現在位置情報を送信する位置情報送信手段としてのRFIDタグ22が設置され、このRFIDタグ22から数メートル程度の通信範囲内に位置するショッピングカート3に配設されたコントロールユニット6に対して現在位置情報を送信するように構成されている。
さらに、店舗1内の精算所31に購入商品の精算を行うPOS(Point Of Sales)システム32が配設されている。このPOSシステム32は、図4に示すように、各ショッピングカート3のコントロールユニット6から移動経路情報を取得する移動経路情報取得手段としての移動経路データ通信部33と、この移動経路データ通信部33に接続された無線通信アンテナ34と、商品情報を入力するバーコードリーダやテンキー等で構成される商品情報入力部35と、精算情報を表示する液晶ディスプレイ、ELパネル、プラズマディスプレイ等の表示部36と、移動経路データ通信部33を制御して移動経路情報を取得すると共に、商品情報入力部35から入力される購入商品情報及び精算金額情報に基づいて精算を行うデータ取得処理を実行する例えばCPUで構成される演算処理装置37と、この演算処理装置37の演算処理に使用するプログラムを格納していると共に、精算情報、精算終了時刻、移動経路情報を一時記憶するメモリ38と、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)39を介して外部のデータ解析を行う複数のパーソナルコンピュータ40と通信を行う外部通信制御部41とを備えている。
各パーソナルコンピュータ40は、例えばローカルリアネットワーク42を介して複数のデータベース43に接続されており、POSシステム32から取得した移動経路情報、精算情報及び精算終了時刻をデータベース43に格納すると共に、格納した移動経路情報、精算情報及び精算終了時刻に基づいて移動経路解析を行うデータ解析処理を行う。
そして、ショッピングカート3に搭載したコントロールユニット6の演算処理装置10では、図5に示す移動経路情報収集処理を実行する。
この移動経路情報収集処理は、ショッピングカート3をカート置場4A,4Bから離脱させることにより、コントロールユニット6のバッテリ15への外部電源の供給が遮断されたときに実行開始され、先ず、ステップS1で、メモリ11に記憶されている後述する角速度ω、走行情報D、停止時間Tst、初期位置情報、現在位置情報、現在位置取得時刻、リセット時刻、総移動距離L等の移動経路情報が消去されているか否かを判定し、移動経路情報が消去されていないときにはステップS2に移行して移動経路情報を消去してからステップS3に移行し、移動経路情報が消去されているときには直接ステップS3に移行する。
このステップS3では、移動開始時刻をメモリ11の移動経路情報記憶領域に記憶すると共に、ロータリエンコーダ7から出力される車輪速用パルスを計数するカウンタをリセットし、さらに圧電式ジャイロ8をリセットする。
次いで、ステップS4に移行して、カート置場4A,4Bに配設された初期情報送信装置17から送信されるショッピングカート3の絶対位置座標X0,Y0及びカート置場4A,4Bでのショッピングカート3の現在の方位情報θ0で構成される初期位置情報を取得して、取得した初期位置情報をメモリ11の移動経路情報記憶領域に格納する。
次いで、ステップS5に移行して、図6に示す移動経路情報形成処理を起動し、次いでステップS6に移行して、支柱21に配設されたRFIDタグ22が存在するか否かを判定し、RFIDタグ22が存在しない場合には後述するステップS13に移行し、RFIDタグ22が存在する場合には、ステップS7に移行して、現在位置取得フラグFPが“1”にセットされているか否かを判定し、現在位置取得フラグFPが“1”にセットされているときには、既にRFIDタグ22の通信範囲内に入っている状態を継続しているものと判断して後述するステップS15にジャンプし、現在位置取得フラグFPが“0”にリセットされているときにはRFIDタグ22の通信範囲に初めて到達したものと判断してステップS8に移行する。
このステップS8では、RFIDタグ22から現在位置情報を受信したか否かを判定し、現在位置情報を受信していないときにはこれを受信するまで待機し、現在位置情報を受信したときにはステップS9に移行して、現在位置情報及び現在位置情報取得時刻をメモリ11の移動経路情報記憶領域に記憶してからステップS10に移行する。
このステップS10では、圧電式ジャイロ8をリセットしてドリフト分を除去し、次いでステップS11に移行して、ジャイロリセット時刻をメモリ11の移動経路記憶領域に記憶し、次いでステップS12に移行して、現在位置取得フラグFPを“1”にセットしてからステップS15に移行する。
一方、前記ステップS6の判定結果が、RFIDタグ22が存在しないときには、現在位置取得フラグFPが“1”にセットされているか否かを判定し、現在位置取得フラグFPが“0”にリセットされているときにはRFIDタグ22が存在しない状態を継続しているものと判断してそのまま後述するステップS15に移行し、現在位置取得フラグFPが“1”にセットされているときには、RFIDタグ22の通信範囲から離脱したものと判断し、ステップS14に移行して現在位置取得フラグFPを“0”にリセットしてからステップS15に移行する。
ステップS15では、POSシステム32の移動経路データ通信部33から移動経路情報取得要求を受信したか否かを判定し、移動経路情報取得要求を受信していないときには、前記ステップS6に戻り、移動経路情報取得要求を受信したときには、ステップS16に移行して、車輪速用パルスを計数するカウンタのカウントNに車輪速用パルスが得られてから次の車輪速用パルスが得られるまでの間のショッピングカート3の走行距離ΔLを乗算して総移動距離Lを算出し、次いでステップS17に移行して、メモリ11に記憶されている角速度ω、走行情報D、停止時間Tst、初期位置情報、現在位置情報、移動開始時刻、現在位置取得時刻、ジャイロリセット時刻及び総移動距離Lで構成される移動経路情報を通信制御部12に供給して無線通信アンテナ13から送信し、次いでステップS18に移行して、メモリ11に格納されている上記移動経路情報を消去してから移動経路情報収集処理を終了する。
一方、移動経路情報形成処理は、図6に示すように、前記ステップS5によって起動されると、先ず、ステップS21で、車輪速用パルスが入力されたか否かを判定し、車輪速用パルスが入力されていないときにこれが入力されるまで待機し、車輪速用パルスが入力されたときにはステップS22に移行して、現在時刻Tnを読込んでからステップS23に移行して、車輪速用パルスを計数するソフトウェアカウンタのカウント値NをインクリメントしてからステップS24に移行する。
このステップS24では、車輪速用パルス及び方向検出用パルスの組合せと前回の組合せとに基づいてショッピングカート3が前進しているか後退しているかを判定し、前進しているときにはステップS25に移行して、走行情報Dを、前進を表す“1”に設定してからステップS27に移行し、後退しているときにはステップS26に移行して走行情報Dを後退を表す“0”に設定してからステップS27に移行する。
ステップS27では、圧電式ジャイロ8で検出した角速度ωを読込み、次いでステップS28に移行して、現在時刻Tnから前回の現在時刻Tn−1を減算することにより、パルス間時間ΔT(=Tn−T(n-1) )を算出し、次いでステップS29に移行して、パルス間時間ΔTが予め設定したショッピングカート3が停止していると判断できる最少停止時間Tmin以上であるか否かを判定し、ΔT≧Tminであるときには停止状態であると判断してステップS30に移行して、パルス間時間ΔTを停止時間Tstとして設定してからステップS32に移行し、ΔT<Tminであるときには停止状態ではないと判断してステップS31に移行して、停止時間Tstを“0”に設定してからステップS32に移行する。
ステップS32では、角速度ω、走行情報D及び停止時間Tstをメモリ11に形成した移動経路情報記憶領域に記憶してから前記ステップS21に戻る。
これら図5及び図6の処理において、ステップS4の処理及び初期情報送信装置17が初期情報設定手段に対応し、ステップS7〜S14の処理が位置情報受信手段に対応し、ステップS4、S9、S11、S17及びS32の処理とメモリ11とで経路情報記憶手段が構成されている。
また、POSシステム32の演算処理装置37で実行するデータ取得処理は、図7に示すように、先ず、ステップS41で、ショッピングカート3のコントロールユニット6の通信制御部12との間で通信が可能となったか否かを判定し、通信制御部12との間の通信ができない状態では通信が可能となるまで待機し、通信が可能となったときにはステップS42に移行する。
このステップS42では、通信制御部12に対して移動経路情報の送信を要求する移動経路情報取得要求を送信し、次いでステップS43に移行して、通信制御部12から移動経路情報を受信したか否かを判定し、移動経路情報を受信していないときにはこれを受信するまで待機し、移動経路情報を受信したときにはステップS44に移行して、移動経路情報をメモリ38に一時記憶してからステップS45に移行する。
このステップS45では、商品情報入力部35から入力される購入商品情報に基づいて精算処理を行い、次いでステップS46に移行して、移動経路情報と精算情報及びその精算終了時刻とを外部通信制御部41に出力して、パーソナルコンピュータ40に送信してから前記ステップS41に戻る。
この図7の処理において、ステップS41〜S45の処理が移動経路情報取得手段に対応している。
さらに、パーソナルコンピュータ40で実行するデータ解析処理は、図8に示すように、POSシステム32の外部通信制御部41から移動経路情報、精算情報及び精算終了時刻を受信したときに実行開始され、先ず、ステップS51で、移動経路解析用情報内にRFIDタグ22から送信される現在位置座標の受信履歴が存在するか否かを判定し、現在位置座標の受信履歴が存在しない場合には、直接ステップS54にジャンプし、現在位置座標の受信履歴が存在する場合にはステップS52に移行する。
このステップS52では、時刻情報を参照して、現在位置取得時刻及びジャイロリセット時刻を読出し、ジャイロリセット間隔とジャイロのスペックからドリフト成分を推測し、このドリフト分に基づいて車輪速用パルスが入力された毎に記憶した各角速度ωを補正する。
次いで、ステップS53に移行して、全ての現在位置情報に基づく補正処理が終了したか否かを判定し、補正処理が終了していないときには前記ステップS52に戻り、補正処理が終了したときにはステップS54に移行する。
このステップS54では、補正後の各角速度ωを積分してショッピングカート3の回転角度θnを算出し、次いで、ステップS55に移行して、初期位置情報取得時の方位情報θ0に順次回転角度θnを加算することにより、ショッピングカート3の累積回転角度θaを算出し、次いでステップS56に移行して、ショッピングカート3が前進状態であるか後退状態であるかを走行情報Dが“1”であるか否かによって判断し、前進状態であるときにはステップS57に移行して、車輪速用パルスが得られてから次の車輪速用パルスが得られるまでの間のショッピングカート3の走行距離ΔLを正値+ΔLとして設定してからステップS59に移行し、後退状態であるときにはステップS58に移行して、走行距離ΔLを負値−ΔLとして設定してからステップS59に移行する。
ステップS59では、ステップS57又はS58で設定される走行距離ΔLと累積回転角度θaとに基づいて下記(1)式及び(2)式の演算を行うことにより、車輪速用パルスが入力された時点の位置座標X′,Y′を算出する。
X′=X+ΔLcosθa …………(1)
Y′=Y+ΔLsinθa …………(2)
次いで、ステップS60に移行して、算出した位置座標X′,Y′と累積回転角度θaを移動経路解析情報として記憶し、次いでステップS61に移行して、全ての角速度ωについて位置座標の算出が終了したか否かを判定し、現在推定位置の算出が終了していないときにはステップS62に移行して、次の各角速度ωを読出してから前記ステップS54に戻り、全ての角速度ωについて位置座標の算出が終了したときにはステップS63に移行する。
このステップS63では、算出した位置座標で表される移動経路を実際の売り場レイアウトとのマッチング処理を行い、次いでステップS64に移行して、移動経路解析情報、時間情報、精算情報に基づいてマーケティングデータを生成するマーケティングデータ生成処理を行ってから処理を終了する。
マーケティングデータ生成処理としては、停止時間Tstが“0”以外に設定されている位置座標X′,Y′と累積回転角度θaを抽出し、位置座標X′,Y′を売り場レイアウトとのマッチングをとることにより、どのエリアでショッピングカート3がどの方向を向いて停止していたかを検出することができる。
また、移動開始時刻から精算終了時の時刻とから店舗内滞在時間を算出することができると共に、RFIDタグ22を売り場毎に設けることにより、経路情報とRFIDタグ22との通信開始時刻とに基づいてエリア別滞在時間を算出することができる。
さらに、停止時間Tstと購入商品とを組み合わせることにより、商品を購入するための要した時間を算出することができる。
この図8の処理において、ステップS51〜S53の処理が角速度補正手段に対応し、ステップS54〜S59の処理が移動位置演算手段に対応し、ステップS60の処理が移動経路情報形成手段に対応している。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、カート置場4A,4Bに夫々複数のショッピングカート3が縦列状態で配置されているものとする。このとき、カート置場4A,4Bに配置された各ショッピングカート3に設けられたコントロールユニット6のメモリ11に記憶されている移動経路情報、累積回転角度θa、各種取得時刻情報が全て消去されていると共に、充電装置16によってバッテリ15が充電されている。
この状態で、顧客が出入口2から店舗内に入場して、例えばカート置場4Aからショッピングカート3を引出し、充電装置16によるバッテリ15への充電状態が解消されると、コントロールユニット6で、図5に示す移動経路情報収集処理が実行される。
このため、先ず、メモリ11に記憶されている角速度ω、走行情報D、停止時間Tst、初期位置情報、現在位置情報、現在位置取得時刻、リセット時刻及び総移動距離L等の移動経路情報が消去されているか否かを判定し(ステップS1)、移動経路情報が消去されていないときには移動経路情報を消去する(ステップS2)。このため、前回ショッピングカート3をカート置場4A又は4Bから引き出して移動を開始したが、途中で買い物を止めたときには、それまでの移動経路情報がメモリ11に記憶されたままとなるが、移動経路情報取得処理が開始されたときに、移動経路情報が消去されるので、前回の移動経路情報が累積されることを確実に防止することができる。
そして、ショッピングカート3の移動開始時刻がメモリ11の移動経路情報記憶領域に記憶されると共に、車輪速用パルスを計数するカウンタをリセットしてカウント値Nを“0”に設定し、さらに圧電式ジャイロ8をリセットする(ステップS3)。
次いで、カート置場4Aの出口側に配設された初期情報送信装置17からショッピングカート3の絶対位置座標X0,Y0及び絶対方位情報θ0で構成される初期位置情報を取得し、これをメモリ11の移動経路情報記憶領域に記憶する(ステップS4)。
次いで、図6に示す移動経路情報形成処理を起動する(ステップS5)。
この状態で、ショッピングカート3をサイドバー部5a,5bに沿って後退させてカート置場4Aから完全に引き出して所望の売り場に向かうと、先ず、ショッピングカート3を後退させることにより、車輪3aが逆転してロータリエンコーダ7から車輪速用パルス及び方向検出用パルスが出力されて、これらがコントロールユニット6に入力される。
このため、図6の移動経路情報形成処理で、車輪速用パルスが入力されたときに、現在時刻Tnを読込み(ステップS22)、次いでソフトウェアカウンタのカウント値Nをインクリメントし(ステップS23)、次いで車輪速用パルスと方向検出用パルスとの組合せと前回の組合せとに基づいて後退であることが検出され、これによって走行情報が後退を表す“0”に設定され(ステップS26)、次いで圧電式ジャイロ8から角速度ωを読込み(ステップS27)、次いで現在時刻Tnから前回の時刻Tn-1を減算してパルス間時間ΔT(=Tn−Tn-1)を算出する(ステップS28)。
この場合、ショッピングカート3が後退を継続しているので、パルス間時間ΔTが最少停止時間Tmin未満となることにより、停止時間Tstが“0”に設定される(ステップS30)。そして、角速度ω、走行情報D及び停止時間Tstをメモリ11の移動経路情報記憶領域に記憶してからステップS21に戻る。
この移動経路情報形成処理によって、ショッピングカート3が移動してエンコーダ7から車輪速用パルスが入力される毎に角速度ω、走行情報D及び停止時間Tstが順次移動経路情報記憶領域に記憶される。
その後、ショッピングカート3が支柱21に配設されたRFIDタグ22との通信可能領域に達すると、図5の移動経路情報収集処理で、ステップS6からステップS7に移行して、現在位置取得フラグFPが“0”にリセットされているので、ステップS8に移行し、RFIDタグ22から現在位置座標XP,YP及び方位情報θPを取得する。このとき、RFIDタグ22には、その通信範囲が支柱21の近傍の各通路について通信範囲に到達したときの現在位置座標XP1,YP1〜XP4,YP4と各通路での方位情報θP1〜θP4とで構成される現在位置情報を通信可能となったショッピングカート3のコントロールユニット6に送信する。このため、コントロールユニット6では、図5の移動経路情報収集処理で、RFIDタグ22との通信が可能な状態となると、現在位置取得フラグFPが“0”にリセットされているので、ステップS8に移行して、現在位置情報を取得するまで待機し、現在位置情報を取得すると、現在位置情報とその取得時刻とを現在位置情報記憶領域に記憶する(ステップS9)。
次いで、圧電式ジャイロ8をリセットし(ステップS10)、ジャイロリセット時刻をリセット時刻記憶領域に記憶してから現在位置取得フラグFPを“1”にセットする。このとき、精算所にショッピングカート3が移動されておらず、移動経路情報取得要求を受信していないので、図5の処理において、ステップS6に戻る。
このとき、ショッピングカート3はRFIDタグ22の通信範囲内を移動しているが、現在位置取得フラグFPが“1”にセットされているので、再度現在位置座標を取得することはなく、この間図6の移動経路情報形成処理が実行されることにより、ショッピングカート3の移動経路情報が順次移動経路記憶領域に記憶される。
このようにして、ショッピングカート3の移動に伴って、移動経路情報が収集されて、これらが移動経路情報記憶領域に順次記憶されると共に、圧電式ジャイロ8のリセット時刻が移動経路情報記憶領域に記憶される。
その後、買い物を終了して、ショッピングカート3を精算所に移動させると、POSシステム32に設けた移動経路データ通信部33との通信が可能となって、この移動経路データ通信部33から移動経路情報取得要求を受信したときには図5の移動経路情報収集処理においてステップS15からステップS16に移行して、ソフトウェアカウンタのカウント値Nに走行距離ΔLを乗算して総移動距離Lを算出し、次いで移動経路記憶領域に記憶されている角速度ω、走行情報D、停止時間Tst、初期位置情報、現在位置情報、現在位置取得時刻、ジャイロリセット時刻、及び総移動距離Lとでなる移動経路情報を移動経路データ通信部33に送信し、この送信が完了すると、移動経路記憶領域に記憶されている移動経路情報を消去すると共に、ソフトウェアカウンタのカウント値Nを“0”にクリアしてから移動経路情報取得処理を終了する。
POSシステム32では、移動経路データ通信部33でショッピングカート3からの移動経路情報を取得すると共に、商品情報入力部35から入力された購入商品情報に基づいて所定の精算処理を行って精算情報を算出し、この精算情報及びその精算終了時刻と移動経路情報とをパーソナルコンピュータ40に送信する。
パーソナルコンピュータ40では、POSシステム32から精算情報及び移動経路情報を受信すると、データ解析処理を実行する。このデータ解析処理では、RFIDタグ22から送信された現在位置情報を受信しているか否かを判定し、現在位置情報を受信しているときには、現在位置情報取得時刻及びジャイロリセット時刻に基づいてジャイロリセット間隔を算出し、このジャイロリセット間隔とジャイロのスペックとからドリフト成分を推測し、このドリフト分基づいて車輪速用パルスが入力された毎に記憶した各角速度ωを補正する(ステップS52)。
そして、補正が終了した各角速度ωについて、これを積分してショッピングカート3の回転角度θnを算出し(ステップS54)、初期情報の方位情報θ0に順次回転角度θnを加算することにより、ショッピングカート3の累積回転角度θaを個別に算出し(ステップS55)、走行情報Dに基づいて前進か後退を判断することにより、走行距離ΔLの符号を設定してから前記(1)式及び(2)式の演算を行って車輪速用パルスが入力された時点の位置座標X′及びY′を算出し(ステップS59)、算出した位置座標X′,Y′、累積回転角度θa及び停止時間Tstを移動経路解析情報としてデータベース43に格納する。
そして、データベース43に格納された移動経路解析情報の位置座標と売り場レイアウトとのマッチングを行うことにより、売り場レイアウトと移動経路解析情報とのマッチングを行い、次いで移動経路解析情報、時間情報、精算情報に基づいてマーケティングデータを生成するマーケティングデータ生成処理を行ってから処理を終了する。
マーケティングデータ生成処理としては、停止時間Tstが“0”以外に設定されている位置座標X′,Y′と累積回転角度θaを抽出し、位置座標X′,Y′を売り場レイアウトとのマッチングをとることにより、どのエリアでショッピングカート3がどの方向を向いて停止していたかを検出することができる。
また、移動開始時刻から精算終了時の時刻とから店舗内滞在時間を算出することができると共に、RFIDタグ22を売り場毎に設けることにより、経路情報とRFIDタグ22との通信開始時刻とに基づいてエリア別滞在時間を算出することができる。
さらに、停止時間Tstと購入商品とを組み合わせることにより、商品を購入するための要した時間を算出することができる。
さらにまた、データベースに格納された顧客毎の移動経路解析情報に基づいて、顧客の動線を判断して、買い物に効率の良い売り場配置の設定や顧客混雑の分散などの顧客動向を考慮したレイアウト設定を行うことができる。
上記データ解析処理における位置座標の算出処理をより詳しく説明すると、先ず、初期情報送信装置17の絶対位置座標X0,Y0を初期位置として記憶すると共に、方位情報θ0を累積回転角度θaとして累積回転角度記憶領域に記憶する。これによって、ショッピングカート3の初期位置が移動経路記憶領域に記憶される。このとき、カート置場4Aのサイドバー部5a,5bの方向がXY直交座標系のY軸方向であるものとし、方位情報θ0が90°であるものとする。
そして、ショッピングカート3をカート置場4Aから引き出すために後退させたときに、車輪速用パルスが入力されたときの圧電式ジャイロ8で検出した角速度ωは、ショッピングカート3がサイドバー部5a,5bで案内されて真っ直ぐ後退するので、検出した角速度ωは“0”となっており、これを積分した回転角度θnも0°となる。
このため、累積回転角度θaが初期状態の方位情報θ0=90°に設定されているので、累積回転角度θaに回転角度θn=0°を加算した新たな累積回転角度θaは90°を維持する。
一方、ショッピングカート3が後退しているので、走行距離ΔLとして負値−ΔLが設定され、前記(1)式及び(2)式に従って位置座標X1′,Y1′を算出すると、cosθa=0,sinθa=1であることから、X1′=X0,Y1′=Y0−ΔLとなり、算出された位置座標X1′,Y1′が移動経路記憶領域に記憶される。このため、現在推定位置座標X1′及びY1′は図9に示すように初期位置座標X0及びY0からY軸方向に負方向に走行距離ΔLだけ移動する。
その後、ショッピングカート3の後退が継続されるので、現在推定位置座標Xj′及びYj′(j=2,3……)が順次走行距離ΔLだけY軸方向に負方向に移動する。
その後、ショッピングカート3を時計方向に回転させると、これに応じて圧電式ジャイロ8からショッピングカート3の角速度ωが検出され、これを積分することにより、負値の回転角度θnが算出され、累積回転角度θaが90°より減少する。
このため、前記(1)式及び(2)式に従って算出される位置座標Xj′,Yj′が図9に示すように、ショッピングカート3の回転に応じて移動し、その後、ショッピングカート3をX軸方向として前進させると、累積回転角度θaが0°となると共に、走行距離ΔLが正値となって、前記(1)式及び(2)式に従って算出される位置座標Xj′,Yj′がX軸方向に移動する。
その後、カート置場4Aに近い売り場51に向かうため、ショッピングカート3を反時計方向に回転させながら前進すると、これに応じてショッピングカート3の移動経路に応じた位置座標Xj′,Yj′が算出され、これが移動経路記憶領域に順次記憶される。
このようにして、ショッピングカート3の移動に伴って累積回転角度θaが更新されると共に、現在推定位置座標Xj′,Yj′が順次算出されて移動経路記憶領域に順次記憶されるが、圧電式ジャイロ8では検出誤差が累積されるため、これを補正するために、ショッピングカート3が支柱21に配設されたRFIDタグ22の近傍位置に達して、このRFIDタグ22との無線通信が可能となると、図5の移動経路情報収集処理において、ステップS6からステップS7に移行して、現在位置取得フラグFPが“0”にリセットされているので、ステップS8に移行し、RFIDタグ22から現在位置座標XP,YP及び方位情報θPを取得する。このとき、RFIDタグ22には、その通信範囲が支柱21の近傍の各通路について通信範囲に到達したときの現在位置座標XP1,YP1〜XP4,YP4と各通路での方位情報θP1〜θP4とで構成される現在位置情報を通信可能となったショッピングカート3のコントロールユニット6に送信する。このため、コントロールユニット6では、それまでの移動経路からRFIDタグ22にどの方向から接近したかを判断することができ、その接近方向に応じた現在位置座標XPi,YPi及び方位情報θPi(i=1〜4)を決定し、現在位置座標XPi,YPiを移動経路記憶領域に記憶すると共に、方位情報θPiを累積回転角度θaとして累積回転角度記憶領域に記憶する。
このように、上記実施形態によると、ショッピングカート3にインクリメント型のロータリエンコーダ7と圧電式ジャイロ8とを設けることにより、ショッピングカート3の移動経路を正確に検出することができるという効果が得られる。このとき、顧客に移動経路を検出するための機器を所持させる必要がなく、顧客に煩わしさを与えることなく移動経路の検出を行うことができる。
しかも、圧電式ジャイロ8で発生する累積誤差については、支柱21に配設されたRFIDタグ22との間で通信を行うことにより、現在位置座標及び方位を補正することができ、この時点で圧電式ジャイロ8をリセットするので、累積誤差の影響を抑制することができる。このとき、RFIDタグ22が支柱21に設けられているので、売り場のレイアウト変更を行った場合でもRFIDタグ22の位置を変更する必要がないという効果が得られる。
さらに、ショッピングカート3に搭載したコントロールユニット6では、移動経路情報の収集処理を行うだけで、角速度補正処理、移動位置演算処理及び移動経路情報形成処理を行う必要がなく、これらの処理は外部の演算処理装置(パーソナルコンピュータ40)が行うので、演算処理装置10の演算負荷を軽減して安価なCPUを適用することができると共に、演算処理装置10自体を簡易小型化することができる。
また、買い物品の料金精算を行う精算所にショッピングカート3のコントロールユニット6で収集した移動経路解析用情報を取得する移動経路情報取得手段を設けたので、顧客が買い物を始めてから料金精算するまでの移動経路情報を確実に取得することができ、精算所に設けたPOSシステムの精算情報と移動経路解析情報とを併せてデータベースに格納することにより、顧客の移動経路と購入品との関係を正確に把握することができ、顧客動向を正確に解析することができ、この解析結果を利用して、顧客に効率良く買い物できる売り場レイアウトを設定することができる。
なお、上記実施形態においては、ショッピングカート3の固定車輪3aにインクリメント型のロータリエンコーダ7を設けて、車輪3aの前進及び後退を把握するようにした場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ショッピングカート3の前進及び後退を、前後方向加速度センサを設けることにより検出する場合には、ロータリエンコーダ7に代えて車輪3aの回転に応じて車輪速パルスを出力する車輪速センサを設けることができ、要はショッピングカート3の移動方向と移動距離とを測定可能なセンサを設けるようにすればよい。
また、上記実施形態では、走行距離ΔL及び累積回転角度θaに基づいて位置座標X′,Y′を算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ショッピングカート3の走行速度Vを検出することができる場合には、位置座標X′,Y′は下記(3)式及び(4)式に従って算出することができ、この他任意の推定航法(デッドレコニング)を適用することができる。
X′=X+V・Δt・cosθa …………(3)
Y′=Y+V・Δt・sinθa …………(4)
ここで、Δtはサンプリング周期である。
さらに、上記実施形態では、パーソナルコンピュータ40でデータ解析処理を行って、位置座標X′,Y′及び累積回転角度θaを算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ショッピングカート3に配設したコントロールユニット6の演算処理装置10でRFIDタグ22から現在位置情報を取得する毎に、圧電式ジャイロ8のドリフト分を算出し、このドリフト分に基づいてそれまでに収集した角速度ωを補正し、補正後の角速度ωと累積回転角度θaとに基づいて前記(1)式及び(2)式の演算を行って位置情報を算出し、これを移動経路解析情報として記憶するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、支柱21にRFIDタグ22を配設した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、建物の壁面や天井或いは床面等の構造物に配設することができる。また、RFIDタグに代えてブルーツースや無線LANのような近距離無線通信手段を通信範囲を制限して適用することができる。
さらにまた、上記実施形態においては、角速度検出手段として圧電式ジャイロを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の構成のジャイロを適用することができ、要はショッピングカート3に生じる角速度(ヨーレート)を検出できればよく、ジャイロ以外の角速度センサも適用することができる。
本発明の一実施形態を示す概略構成図である。 カート置場を示す平面図である。 ショッピングカートに配設したコントロールユニットの一例を示すブロック図である。 POSシステムの一例を示すブロック図である。 コントロールユニットで実行する移動経路情報収集処理手順の一例を示すフローチャートである。 コントロールユニットで実行する移動経路情報形成処理手順の一例を示すフローチャートである。 POSシステムで実行するデータ取得処理手順の一例を示すフローチャートである。 分析用パーソナルコンピュータで実行するデータ解析処理手順の一例を示すフローチャートである。 ショッピングカートの移動経路を示す説明図である。
符号の説明
1…店舗、2…出入口、3…ショッピングカート、3a…固定車輪、4A,4B…カート置場、5…ガイドバー、6…コントロールユニット、7…エンコーダ、8…圧電式ジャイロ、9…センサユニット、10…演算処理装置、11…メモリ、12…通信制御部、13…無線通信アンテナ、14…RFID受信部、15…バッテリ、16…充電装置、17…初期情報送信装置、21…支柱、22…RFIDタグ、31…精算所、32…POSシステム、33…移動経路データ通信部、34…無線通信アンテナ、35…商品情報入力部、36…表示部、37…演算処理装置、38…メモリ、40…分析用パーソナルコンピュータ、43…データベース、51…売り場

Claims (12)

  1. 顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、
    顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する経路情報記憶手段と、該経路情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて当該経路情報記憶手段に記憶されている前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段とを備えたことを特徴とする顧客移動経路情報収集装置。
  2. 顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、
    顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する経路情報記憶手段と、該経路情報記憶手段に記憶されている位置情報に基づいて当該経路情報記憶手段に記憶されている前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段と、料金精算位置に配設され、前記移動経路情報形成手段で形成した移動経路情報を取得する移動経路情報取得手段とを備えたことを特徴とする顧客移動経路情報収集装置。
  3. 顧客の移動経路情報を収集する顧客移動経路情報収集装置であって、
    顧客の任意の移動経路の近傍に設けた位置情報を送信距離が制限された所定範囲内に無線送信する位置情報送信手段と、顧客が使用するショッピングカートに取付けた移動距離を検出する距離検出手段及び角速度を検出する角速度検出手段と、前記ショッピングカートの移動開始時に初期情報を設定する前記ショッピングカートに設けた初期情報設定手段と、前記位置情報送信手段から無線送信された位置情報を受信する前記ショッピングカートに設けた位置情報受信手段と、少なくとも前記角速度及び位置情報を収集して記憶する前記ショッピングカートに設けた経路情報記憶手段と、料金精算位置に配設された前記経路情報記憶手段に記憶されている経路情報を取得する移動経路情報取得手段と、該移動経路情報取得手段で取得した移動経路情報のうち位置情報受信手段で受信した位置情報に基づいて前記角速度を補正する角速度補正手段と、前記初期情報設定手段で設定された初期情報と前記距離検出手段で検出した移動距離と角速度補正手段で補正された角速度とに基づいて移動位置を演算する移動位置演算手段と、前記移動位置演算手段で演算した移動位置を蓄積して移動経路情報を形成する移動経路情報形成手段とを備えたことを特徴とする顧客移動経路情報収集装置。
  4. 前記経路情報記憶手段は、前記移動経路情報取得手段が経路情報を取得したときに、記憶している経路情報を消去するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  5. 前記経路情報記憶手段は、前記初期情報設定手段から初期情報を受信したときに、記憶している経路情報が消去されていることを確認し、経路情報が消去されていないときに経路情報を消去する経路情報消去確認手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  6. 前記経路情報記憶手段は、前記初期情報設定手段から初期情報を受信したときに、記憶している経路情報を消去するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  7. 前記位置情報送信手段は、移動経路の近傍に配設された固定物に固定された非接触式無線通信タグで構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  8. 前記角速度検出手段は、前記ショッピングカートのヨーレートを検出するジャイロで構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  9. 前記距離検出手段は、ショッピングカートの車輪に配設された車輪回転に応じたパルスを発生する回転センサで構成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  10. 前記初期情報設定手段は、ショッピングカート置場に配設されたショッピングカートの方位情報及び位置情報を初期情報として送信する初期情報送信手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  11. 前記移動経路情報取得手段は、料金精算位置に配設されたPOSシステムに付加されていることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
  12. 前記経路情報記憶手段は、初期位置情報及び位置情報を受信したときに、受信時刻を位置情報と共に記憶するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の顧客移動経路情報収集装置。
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