JP2007054551A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 集塵ホースを接続する接続口と、集塵ユニットの吸込接続口との連通部におけるシール性の確保と、集塵ユニットの着脱性およびシール部材の耐摩耗性の確保と、を両立させることができる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】 接続口から電動送風機に至る吸込風路の途中に、塵埃を集める集塵ユニットが着脱可能に保持され、集塵ユニットには、接続口に連通されて、塵埃を含む空気を集塵ユニット内部に吸い込む吸込接続口が形成され、本体ケースの接続口の外周には、集塵ユニットに当接して、接続口と吸込接続口との連通部をシールするシール部材500が取り付けられた電気掃除機であって、シール部材500は、集塵ユニットに当接するシール部501aを、集塵ユニットへの当たり方向および離反方向に変位可能に設け、シール部501aを、集塵ユニットに向けて付勢するコイルスプリング503を設けた。
【選択図】 図29
【解決手段】 接続口から電動送風機に至る吸込風路の途中に、塵埃を集める集塵ユニットが着脱可能に保持され、集塵ユニットには、接続口に連通されて、塵埃を含む空気を集塵ユニット内部に吸い込む吸込接続口が形成され、本体ケースの接続口の外周には、集塵ユニットに当接して、接続口と吸込接続口との連通部をシールするシール部材500が取り付けられた電気掃除機であって、シール部材500は、集塵ユニットに当接するシール部501aを、集塵ユニットへの当たり方向および離反方向に変位可能に設け、シール部501aを、集塵ユニットに向けて付勢するコイルスプリング503を設けた。
【選択図】 図29
Description
この発明は、掃除機本体内に設けた吸込風路の途中に、吸引したごみ・塵などを集める集塵ユニットを着脱可能に設けた電気掃除機に関する。
従来から、吸引した塵埃を集める集塵ユニットを掃除機本体に着脱自在に設けた電気掃除機が知られている(特許文献1参照)。
かかる電気掃除機の掃除機本体は、集塵容器室を内部に形成した本体ケースと、集塵容器室に着脱自在に装着される集塵ユニットと、前記集塵容器室の下流側に設けられた電動送風機と、を備えている。
また、本体ケースには、集塵容器室に面して、掃除機本体に集塵ホースを接続する接続口が開口され、一方、集塵ユニットには、集塵容器室に装着した際に、接続口に連通されて吸い込み空気をユニット内部に導入する吸込接続口が開口されている。
したがって、掃除機本体の前部接続口に集塵ホースを接続して電動送風機を駆動させたときには、電動送風機により生じる負圧により、集塵ホースで吸引した塵埃を含む空気が、接続口および吸込接続口から集塵ユニット内に導入され、集塵ユニットにおいて集塵が成される。
特開2004−358135号公報
上述のような電気掃除機にあっては、吸引能力を確保するために、本体ケースの接続口と集塵ユニットの吸込接続口との連通部分でシール性を確保する必要がある。
そこで、従来、本体ケースの接続口の周囲には、集塵ユニットに当接するシール部材が設けられている。
しかしながら、このシール部材を設けるにあたり、従来、シール性能の確保と、集塵ユニットの着脱性およびシール部材の耐久性の確保とに、苦慮していた。
すなわち、シール部材を、そのシール性を高く確保できるように集塵ユニットに強く当接できるように設けると、集塵ユニットとシール部材との摩擦が大きく、着脱作業をスムーズに行うことができないとともに、シール部材が摩耗して、シール性能が経時劣化するという問題が生じる。これとは逆に、シール部材を、集塵ユニットの着脱の際に、抵抗にならないように設けると、所望のシール性能を得ることが難しくなる。
この発明の目的は、集塵ホースを接続する接続口と、集塵ユニットの吸込接続口との連通部におけるシール性の確保と、集塵ユニットの着脱性およびシール部材の耐摩耗性の確保と、を両立させることができる電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、 掃除機本体の本体ケースにおいて、集塵ホースを接続する接続口から電動送風機に至る吸込風路の途中に、塵埃を集める集塵ユニットが着脱可能に保持され、この集塵ユニットには、前記接続口に連通されて、吸い込まれた塵埃を含む空気を集塵ユニット内部に吸い込む吸込接続口が形成され、前記本体ケースの接続口の外周には、前記集塵ユニットに当接して、前記接続口と吸込接続口との連通部をシールするシール部材が取り付けられた電気掃除機であって、前記シール部材は、前記集塵ユニットに当接するシール部が、前記集塵ユニットへの当たり方向および離反方向に変位可能に形成され、前記シール部を、前記集塵ユニットに向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、シール部材のシール部を、集塵ユニットへの当たり方向および離反方向に変位可能に設けたため、集塵ユニットを、本体ケースに着脱する際には、集塵ユニットがシール部を押したときには、シール部が集塵ユニット離反方向に退避移動する。したがって、シール部と集塵ユニットとの摩擦抵抗が低減されて、着脱性の向上を図ることができるとともに、シール部の摩耗が抑えられて耐久性の低下を抑えることができる。
また、集塵ユニットを装着した後は、付勢手段がシール部を集塵ユニットに向けて付勢しているため、シール部は、退避移動した位置から元の位置に戻り、かつ、設定した当接力で集塵ユニットに当接される。したがって、所望のシール性能を得ることができる。
このように、本発明では、本体ケースにおいて集塵ホースを接続する接続口と、集塵ユニットの吸込接続口との連通部のシール部分のシール性の確保と、集塵ユニットの着脱性およびシール部材の耐久性の確保と、を両立させることができる
以下、この発明に係る電気掃除機の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには複数の操作スイッチ13aが設けられている。
吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口(塵埃吸込口)を形成した吸込室(図示せず)が形成されており、この吸込室は延長管14および集塵ホース12を介して掃除機本体11内に設けた集塵ユニット50(図6参照)の吸込接続口57aに連通している。
掃除機本体11は、本体ケース20と、本体ケース20内に装着された集塵ユニット50(図6参照)と、後述する電動送風機24とを備えている。
本体ケース20の前側には、図2ないし図5に示すように、集塵ユニット室(装着部)22が形成されており、この集塵ユニット室22には後述する塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット410とが着脱自在に装着されるようになっている。
集塵ユニット室22の上部には開口23が形成され(図3参照)、この開口23は図1に示す蓋ケース21A,21Bによって閉鎖されている。また、本体ケース20の後側には電動送風機24が設けられており、この電動送風機24の前側(図2において右側)に前面開口25Bを有する円筒状の接続風路部25が形成され、この接続風路部25内には格子部材25Kが配置されており、前面開口25Bにはシール部材27が装着されている。接続風路部25の後壁25Aには接続開口25bが形成されており、この接続開口25bと電動送風機24の吸込開口24Aとが連通している。また、集塵ユニット室22の前端部には、前述したように集塵ホース12を接続する接続口11Aが開口されている。
集塵ユニット室22には、図3ないし図5に示すように、駆動ギア(第1伝達手段)Gaと、この駆動ギアGaを回転させる駆動モータ(駆動手段)Mとが設けられている。
集塵ユニット50は、図6ないし図8に示すように、塵埃分離ユニット400と集塵部ユニット410とを備えている。
塵埃分離ユニット400は、塵埃分離部(第1分離部)52と、塵埃分離部52と一体となっているフィルタ部80と、このフィルタ部80の上に設けた蓋ケース21Aとから構成されている。集塵部ユニット410は、集塵部70と、この集塵部70の上に設けられた蓋ケース21Bとから構成されている。
塵埃分離部52は、外周壁53によって円筒状に形成された分離室部54と、この分離室部54内に分離室部54の軸線に沿って設けられたほぼ円錐形状の塵埃分離手段55と、分離室部54の右側壁54A(図9参照)の外側に設けた吸引風路部56と、吸込接続口57a(図6参照)から分離室部54へ空気を案内する案内風路管57とを有している。吸込接続口57aは、塵埃分離ユニット400が掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着されると、掃除機本体11の接続口11Aに連通されるようになっている。
分離室部54の外周壁53の上部には、図7に示すように、空気から分離された塵埃を集塵部70へ導入する導入開口53Aと、後述する排出開口84K(図10参照)から排出された塵埃を分離室部54へ導入する導入孔153Bとが形成されている。
また、分離室部54の右側壁54A(図9参照)には、図9および図10に示すように、円形の開口154Aと扇状の開口154Bとが形成され、開口154Aには塵埃分離手段55が取り付けられており、開口154BにはネットフィルタNF2が取り付けられている。また、右側壁54Aには接続開口54Aaが形成され、この接続開口54Aaには案内風路管57が接続されており、分離室部54と案内風路管57とが連通している。
分離室部54の左側面(図7において)は開口されており、この開口54Ba(図9参照)には蓋58(図8参照)が着脱自在に装着されている。
塵埃分離手段55は、図10に示すように、円板55aと、リング枠55bと、円板55aとリング枠55bとを連結した複数の連結枠55cと、連結枠55cの周囲に貼り付けたネットフィルタNF1とから構成されている。そして、吸引風路部56は、右側壁54Aの開口154AおよびネットフィルタNF1を介して分離室部54内に連通し、また右側壁54Aの開口154BのネットフィルタNF2を介して分離室部54内に連通している。
吸引風路部56は、後述するフィルタ部80の収納ケース81内に連通しているとともに、その右側壁部156(図7参照)に形成した接続開口56Aを介して後述する集塵ケース部74の集塵室73に連通している。
案内風路管57は、分離室部54の接続開口54Aaから分離室部54内へ導入される空気を図9および図10の矢印に示すように反時計回りに回転させるようになっている。
集塵部70は、図11および図12に示すように、上部に左右方向に延びた連通路71(図7参照)を形成した連通ケース部72と、この連通ケース部72の右端部から下方に延びるとともに塵埃を集塵する集塵室73(図7参照)を形成した集塵ケース部74とを有している。
連通ケース部72の下面には開口72Aが形成され、この開口72Aは図7に示すように塵埃分離部52の導入開口53Aに接続されている。これにより、連通ケース部72は、この導入口53Aに接続し、且つ、ほぼ水平方向に延びることとなる。
また、集塵ケース部74の上下方向に延びる一側面である左側壁部74Aには接続開口75が形成されており、この接続開口75にはネットフィルタNF3が取り付けられ閉成されている(図13参照)。
このネットフィルタNF3の外側であって、ネットフィルタNF3から所定距離離間した位置にカバー板170が集塵ケース部74の外壁部に取り付けられている。カバー板170の下部には開口170Aが形成され、ネットフィルタNF3の上部が所定距離離間した位置からカバー板170によって覆われている(図7参照)。
カバー板170の開口170Aは、図7に示すように吸引風路部56の接続開口56Aに接続されている。
また、集塵ケース部74は、図13に示すように右側面が開口したケース部174と、このケース部174の開口76に開閉自在に取り付けられた蓋体77(図14参照)とから構成されている。
蓋体77の底壁部77Aには、図12に示すように左方向へ延びたアーム部77Mが形成され、このアーム部77Mに図14に示すように軸部77Jが設けられており、この軸部77Jが集塵ケース部74の底部に設けた軸受部78に回動自在に保持されている。そして、その軸部77Jを中心にして蓋体77が回動することにより、集塵ケース部74の開口76が開閉されるようになっている。
また、蓋体77の上部には図示しないフックが形成され、このフックが集塵ケース部74の係止部(図示せず)に係止することにより蓋体77が開かないようになっている。そして、図15に示すように、集塵部70の蓋ケース21Bに設けた解除ボタン21Baを操作すると、そのフックの係止が解除され、蓋体77を下側にすることにより、蓋体77は自重により軸部77J回りに回動して開成する。
蓋体77は、図14に示すように、底壁部77Aと、この底壁部77Aの両側に形成された側壁部77B,77Cと、この側壁部77B,77Cの上部に形成された上壁部77Dと、これら底壁部77A,側壁部77B,77C,上壁部77Dで囲まれた蓋板部77Eとを有している。そして、ケース部174と蓋体77は、集塵ケース部74を縦割に2分割して形成した状態となっており、蓋体77の側壁部77Bの幅は集塵ケース部74の側部の幅の1/2以上に設定されている。
そして、塵埃分離ユニット400を装着した掃除機本体11の集塵ユニット室22に集塵部ユニット410を装着すると、図7に示すように集塵部ユニット410の開口72Aに塵埃分離部52の導入開口53Aが接続され、集塵部ユニット410のカバー板170の開口170Aが塵埃分離ユニット400の吸引風路部56の接続開口56Aに接続されるようになっている。
フィルタ部80は、後面(図8において左側面)が開口されるとともに円筒状の収納ケース81と、この収納ケース81内に回転自在に取り付けられたプリーツフィルタ体(二次フィルタ)100と、このプリーツフィルタ体100と一体に回転していく掃出体300(図16参照)とを有している。収納ケース81の前壁部(区画壁)84の前面(図6において右側)には塵埃分離部52が一体に形成されている。収納ケース81内がフィルタ室181となっている(図10参照)。
収納ケース81の前壁部84には、図16に示すように、接続開口84Aと上部に塵埃を排出する排出開口84Kが形成され、接続開口84Aが吸引風路部56(図7参照)に接続されている。そして、その接続開口84Aを介して収納ケース81内と吸引風路部56とが連通している。
排出開口84Kは、図10に示すように、開閉蓋450により閉塞され、この開閉蓋450はスプリング401により後方(図10において左方)へ付勢されている。また、開閉蓋450はスプリング401の付勢力に抗して前方(右方)へ移動可能となっており、前方へ移動することにより排出開口84Kが開成される。開閉蓋450には突起450Aが設けられており、この突起450Aが排出開口84Kから収納ケース81内へ突出している。
排出開口84Kは、連通部材403によって塵埃分離部52の導入孔153Bに連通されている。
また、図2に示すように、前壁部84の接続開口84Aの近傍には互いに所定間隔を隔てた一対の突起(除塵手段)88が設けられており、後述するプリーツフィルタ104の山部104A(上流側に対しての山部)の突出部104Abに当接するようになっている。また、前壁部84の中心部には図16に示すように軸84Jが形成されている。
収納ケース81の内周壁面は、プリーツフィルタ104から落とされた塵埃を受ける塵埃受部86となっている。
プリーツフィルタ体100は、図17に示すように、筒状の枠体101と、この枠体101の中心位置に設けた軸部101Aと、この軸部101Aから放射状に放射状のプリーツを形成するための複数のプリーツ骨102,103と、このプリーツ骨102,103に貼られて形成されたフィルタであるプリーツフィルタ104とを有している。104Aは、上流側に対してのプリーツフィルタ104の山部である。各山部104Aには突出部104Abが形成されている。
軸部101Aの軸穴101Aaには、図2に示すように、前壁部84の軸84Jが相対的に回転自在に挿入され、プリーツフィルタ体100は軸84Jを中心にして回転していくようになっている。
枠体101の後端に、図17に示すように長さの短い円筒部110が形成され、この円筒部110の外周面に図18に示すように周方向に沿って径の小さい3つの小径部110Aが等間隔に形成されている。そして、その小径部110Aと小径部110Aとの間が大径部110Bとなっている。
この小径部110Aや大径部110BはマイクロスイッチS1により検知するものであり、このマイクロスイッチS1(図示せず)は掃除機本体11の集塵ユニット室22内に設けられている。この実施例では、例えば大径部110Bを検知しているときマイクロスイッチS1はオンし、小径部110Aを検知しているときオフするようになっている。
円筒部110の後端面にはギア107が形成され、このギア107および円筒部110は収納ケース81から外へ突出しており、このギア107は掃除機本体11の集塵ユニット室22の駆動ギアGaに噛合しており、モータMの駆動によりプリーツフィルタ体100が収納ケース81内で回転していくようになっている。
そして、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着するとギア107が駆動ギアGaに噛合され、その集塵ユニット室22から塵埃分離ユニット400を持ち上げると、ギア107は駆動ギアGaから外れて、塵埃分離ユニット400は集塵ユニット室22から簡単に取り外せるようになっている。
掃出体300は、図19および図20に示すように、プリーツフィルタ体100の軸部101Aに嵌合されてその軸部101Aと一体に回転していく軸部301と、この軸部301から径方向に延びた3つのアーム302と、このアーム302の先端部に設けられた掃出部材303とを有している。なお、図20では2つの掃出部材303は省略してある。
掃出部材303の先端部は、収納ケース81の塵埃受部86の内壁面を摺接してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を掻き上げていく第1摺接部303Aとなっており、掃出部材303の一側部は、収納ケース81の前壁部84上を摺接する第2摺接部303Bとなっている。また、掃出部材303の片面には、第1摺接部303Aで掻き上げた塵埃を排出開口84Kへ落とす傾斜面(ガイド傾斜面)303Cが形成されている。
掃出体300は、プリーツフィルタ体100が回転していくことにより回転していき、この回転により掃出部材303は図16に示す収納ケース81の塵埃受部86の内周面に沿ってその内周面および前壁部84を摺接移動してく。この摺接移動により、掃出部材303が塵埃受部86に溜まった塵埃を掃き出しながら排出開口84Kへ押し上げていくようになっている。
掃出部材303が排出開口84Kの位置に移動してくると、掃出部材303が開閉蓋450の突起450Aを押圧して開閉蓋450をスプリング401の付勢力に抗して前方へ移動させて、排出開口84Kを開成させる。
プリーツフィルタ体100が回転して、掃出部材303が図16に示す位置にくると、マイクロスイッチS1がオンからオフに切り替わるように、すなわちマイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わるように、マイクロスイッチS1の取り付け位置と、プリーツフィルタ体100に対する掃出体300の取り付け位置が設定されている。
そして、掃出部材303が図16に示す位置にきたとき、排出開口84Kは開閉蓋450により閉塞されるようになっている。
また、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着すると、掃除機本体11の接続風路部25の前面開口25Bにシール部材27を介して塵埃分離ユニット400の収納ケース81の後端面が接合され、収納ケース81内と電動送風機24の吸込開口24Aとが接続風路部25を介して連通される。
図21はこの電気掃除機の制御系の構成を示したブロック図である。図21において、200は操作部13Aの操作スイッチ13a(図1参照)の操作やマイクロスイッチS1の検知信号に基づいて電動送風機24やモータMを制御する制御装置である。
さらに、本実施例1では、掃除機本体11に形成された接続口11Aに、集塵ユニット50の吸込接続口57aとの連通部分をシールするシール部材500が取り付けられている。このシール部材500は、図24ないし図26に示すように、接続口11Aにおいて、集塵ユニット室22側の端部に取り付けられているもので、パッキン部501と、台座部材502と、付勢手段としてのコイルスプリング503,503と、を備えている。
パッキン部501は、ゴム・樹脂などの伸縮性を有した弾性材により形成されたもので、図27および図28に示すように、集塵ユニット50の吸込接続口57aの全周に亘りに当接される略正方形の板状に形成されたシール部501aと、このシール部501aの前側に一体に形成された円筒状の筒部501bとが、一体に形成されている。なお、パッキン部501を形成する弾性材は、シール部501aにおいて所望のシール性能が得られる柔らかさに形成されている。
そして、パッキン部501は、筒部501bの前端部が、接続口11Aを形成する筒状部分の外周に装着して固定された片持ち状態で掃除機本体11に保持されており、筒部501bの後端部およびこれと一体のシール部501aは、筒部501bの前後方向(図26において矢印Fが前方、矢印Rが後方を示す)への伸縮に基づいて、前後方向、すなわち吸込接続口57aに対し当接する方向および離反する方向に移動可能となっている。なお、筒部501bの外周の全周に亘ってリブ501dが形成されており、このリブ501dが、掃除機本体11と係合片11Bに対してその抜け方向で係合することで、筒部501bの抜け止めが成されている。
また、シール部501aの外周には、略四角枠板状の台座部材502が装着されている。すなわち、シール部501aの外周部には、図29に示すように、溝501cが形成されており、この溝501cに、台座部材502の内周が挿入された状態で結合されている。この台座部材502は、シール部501aおよびこれと一体のパッキン部501よりも硬質の樹脂により形成されており、シール部501aは、台座部材502により、その裏面が全周で支持され、これにより、常に平面状に形状保持されている。
また、台座部材502には、図27および図28に示すように、下端部に、2枚の下側係合片502a,502aが垂下され、一方、その上端コーナ部に、2枚の上側係合片502b,502bが上方に突出して形成されている。
そして、下側係合片502a,502aが、図25に示すように、掃除機本体11の接続口11Aの集塵ユニット室22側の端部の下側において、前方に向けて開いた凹状に形成された支持枠11C,11Cに上方から挿入され、一方、上側係合片502b,502bは、接続口11Aの上側に取り付けられたカバー部材11Dの裏側に形成された図示を省略した移動用空間内に前後に移動可能に下方から挿入されている。これにより、台座部材502は、掃除機本体11に対して、上下方向および左右方向への移動を規制された状態で前後方向の移動のみ許容されている。
したがって、シール部501aは、上述した筒部501bの弾性変形および台座部材502の前後移動可能な支持に基づいて、掃除機本体11に対して前後に移動可能に保持されている。
さらに、台座部材502と掃除機本体11との間には、一対のコイルスプリング503,503が介在され、台座部材502が後方へ、すなわち、シール部501aが集塵ユニット50に当接する方向に付勢されている。なお、コイルスプリング503の一端部は、台座部材502の中間部の左右に略水平方向へ突出された板状のスプリング支持片502c,502cに装着され、他端は、係合片11Bに支持されている。
[動 作]
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、集塵ユニット50を掃除機本体11の集塵ユニット室22に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口11Aに接続するとともに手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。
そして、図示しない電源プラグをコンセントに接続する。この接続により制御装置200がモータMを駆動させて、フィルタ部80のプリーツフィルタ体100を回転させていく。プリーツフィルタ体100の回転とともに掃出体300が回転していき、掃出体300の掃出部材303は、その第1摺接部303Aが塵埃受部86の周面上を摺接移動してその塵埃受部86に溜まっている塵埃を周面に沿って上に押し上げていく。
このように、掃出部材303は回転移動により塵埃を塵埃受部86に沿って排出開口84Kへ押し上げていくので、その押し上げは簡単な構造で行うことができる。また、掃出体300はプリーツフィルタ体100の回転によって回転するので、駆動源は1つでよく、掃出体300用の専用のモータは不要となる。
そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、図22に示すように、掃出部材303の第2摺接部303Bが開閉蓋450の突起450Aを押圧するので、開閉蓋450が開成する。
一方、掃出部材303の第1摺接部303Aで掻き上げられた塵埃は、掃出部材303の側面303Dを介して傾斜面303Cに落とされ、さらにその塵埃は傾斜面303Cによって排出開口84Kへ落とされて排出される。この排出開口84Kに落とされた塵埃は連通部材403を介して塵埃分離部52の導入孔153Bから分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100の回転により掃出部材303が図16で示す位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止される。そして、掃出部材303が図16に示す位置に移動すると、掃出部材303の第2摺接部303Bによる開閉蓋450の突起450Aの押圧が解除され、開閉蓋450がスプリング401の付勢力により排出開口84Kを閉塞する。
モータMの駆動中、すなわち開閉蓋450によって排出開口84Kが閉塞されるまでの間、手元操作管13の操作部13Aの操作スイッチ13aを操作しても電動送風機24は駆動されない。これにより、塵埃分離部52の分離室部54内へ排出された塵埃が排出開口84Kから吸引されて再度、プリーツフィルタ104に付着してしまうことが防止される。
手元操作管13の操作部13Aの操作スイッチ13aが操作されると、電動送風機24が駆動される。この電動送風機24の駆動により、電動送風機24の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部25を介して集塵ユニット50の収納ケース81内に負圧が作用し、さらに吸引風路部56を介して集塵ケース部74内や塵埃分離部52の分離室部54に作用する。そして、その負圧が案内風路管57を介して集塵ホース12,延長管14および吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気とともに塵埃が吸引されていく。
この吸引された塵埃および空気が延長管14および集塵ホース12を介して集塵ユニット50の吸込接続口57aへ吸引されていく。この吸込接続口57aへ吸引された塵埃および空気は案内風路管57を通って塵埃分離部52の分離室部54内へ導入され、この分離室部54内では図23において反時計回りに回転していく。
そして、この回転により塵埃と空気が慣性により分離され、空気が塵埃分離手段55のネットフィルタNF1(図10参照)や開口154BのネットフィルタNF2を通り、さらに吸引風路部56を通ってフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
他方、分離された塵埃は、慣性力によって分離室部54の導入開口53A集塵部70の連通ケース部72内へ一部の空気とともに導入される。この導入された塵埃および空気は、導入開口53Aに接続し且つほぼ水平方向に延びる連通ケース部72の連通路71を通ってほぼ水平方向へ移動しながら、この連通路71を通って集塵室73へ吸引されていき、塵埃は集塵室73に集塵されていく。
集塵室73へ吸引された空気は、ネットフィルタNF3およびカバー板170の下部の開口170Aを通って吸引風路部56に吸引され、さらにフィルタ部80の収納ケース81内へ吸引されていく。
ネットフィルタNF3は、所定距離離間した位置にカバー板170によって覆われているとともに、カバー板170の下部に開口170Aが形成されていることにより、ネットフィルタNF3の下部に多くの空気が流れる。このため、ネットフィルタNF3の下側から目詰まりが生じていき、塵埃を集塵室73により多く蓄積することができる。
収納ケース81内へ吸引された空気は、プリーツフィルタ体100のプリーツフィルタ104を通って掃除機本体11の接続風路部25へ吸引され、さらに電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引されていく。
電動送風機24の吸込開口24Aへ吸引された空気は電動送風機24内を通って図2に示す掃除機本体11の排気口20Hから排気されていく。
掃除が終了したら、操作部13Aの操作スイッチ13aを操作して電動送風機24の駆動を停止させる。この電動送風機24の駆動が停止されると、図21に示す制御装置200がモータMを駆動させる。モータMの駆動により駆動ギアGaが回転してプリーツフィルタ体100が回転していく。
このプリーツフィルタ体100の回転により、収納ケース81の前壁部84の突起88がプリーツフィルタ104の山部104Aの突出部104Abに当たって、プリーツフィルタ104に振動が与えられていき、プリーツフィルタ104に付着した塵埃が振り落とされていく。この塵埃は収納ケース81の塵埃受部86に溜まっていく。
突起88は、プリーツフィルタ体100の回転中心より下側に設けられているので、プリーツフィルタ体100の下側部分のプリーツフィルタ104に大きな振動が与えられることになる。このため、その下側部分のプリーツフィルタ104から塵埃が振り落とされてそのまま塵埃受部86へ落ちていき、この落下の途中で再度、プリーツフィルタ104に付着してしまうことがなく、このため効率よく塵埃を落とすことができる。
他方、プリーツフィルタ体100とともに掃出体300が回転していき、掃出体300の掃出部材303の第1摺接部303Aが収納ケース81の塵埃受部86の内周面を摺接移動していく。この摺接移動により、塵埃受部86に溜まった塵埃が掻き上げられながら塵埃受部86の周面上に沿って上に押し上げられていき、そして、掃出部材303が排出開口84Kの位置にくると、上述のようにして排出開口84Kが開成されて(図22参照)、その押し上げられた塵埃が排出開口84Kへ排出され、連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻される。
そして、プリーツフィルタ体100が例えば1回転して、掃出部材303が図16の位置にくると、マイクロスイッチS1がプリーツフィルタ体100の円筒部110の大径部110Bの検知から小径部110Aの検知へと切り替わり、これによりモータMの駆動が停止され、プリーツフィルタ体100の回転が停止される。そして、上述のように排出開口84Kが開閉蓋450により閉塞される。
また、掃出体300の掃出部材303が排出開口84Kを開成したとき、電源プラグをコンセントから引き抜いた場合、モータMの駆動が停止され、排出開口84Kは開成されたままとなるが、上述のように、電源プラグをコンセントに接続すると、モータMを駆動してプリーツフィルタ体100を回転させ、そして掃出部材303が図16で示す位置にくると、モータMの駆動を停止させて掃出部材303を図16の位置に停止させるものであるから、排出開口84Kは開閉蓋450に閉塞され、この後、電動送風機24を駆動させるものであるから、塵埃分離部52の分離室部54へ戻した塵埃を排出開口84Kから吸引してしまうという不具合は防止される。
さらに、塵埃受部86に溜まった塵埃は掃出部材303の回転移動により、排出開口84Kから連通部材403を介して塵埃分離部52の分離室部54内へ戻されるものであるから、プリーツフィルタ104用の専用の集塵部を集塵部ユニット410に設けなくてもよい。
長期間の使用により、プリーツフィルタ104に目詰まりが生じた場合には、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11から取り外してプリーツフィルタ104を清掃する。
塵埃分離ユニット400の取り外しは、先ず掃除機本体11から集塵部ユニット410を取り外した後に行うが、駆動ギアGaがプリーツフィルタ体100のギア107の回転中心位置よりも下側位置となるように設定することにより、駆動ギアGaが邪魔になることなく、塵埃分離ユニット400を上に持ち上げるだけで、プリーツフィルタ体100のギア107は駆動ギアGaから外れる。このため、塵埃分離ユニット400を掃除機本体11の集塵ユニット室22から簡単に取り外すことができる。
また、塵埃分離ユニット400の装着の際にも、集塵ユニット室22の上から挿入すれば、駆動ギアGaが邪魔になることなく、プリーツフィルタ体100のギア107が駆動ギアGaに噛合して、塵埃分離ユニット400を集塵ユニット室22に簡単に装着することができる。
さらに、上述の塵埃分離ユニット400の着脱の際に、その吸込接続口57aが、接続口11Aに装着されたパッキン部501のシール部501aを押したときには、筒部501bおよびコイルスプリング503が圧縮方向に変位し、シール部501aは、吸込接続口57aから離反する方向である前方(矢印F方向)へ避移動する。
したがって、シール部501aと塵埃分離ユニット400(集塵ユニット50)との摩擦抵抗が低減されて、着脱性の向上を図ることができるとともに、シール部501aの摩耗が抑えられて耐久性の低下を抑えることができる。
また、塵埃分離ユニット400の装着を終えた状態では、コイルスプリング503が台座部材502を付勢していることでパッキン部501のシール部501aは、前方に退避移動した位置から元の位置に戻り、塵埃分離ユニット400の吸込接続口57aの周縁に設置した当接力で当接される。したがって、所望のシール性能を得ることができる。
このように、掃除機本体11において集塵ホース12を接続する接続口11Aと、集塵ユニット50の塵埃分離ユニット400の吸込接続口57aとの連通部をシールするシール部材500において、シール性の確保と、塵埃分離ユニット400の着脱性およびシール部材500の耐久性の確保と、を両立させることができる。
さらに、このとき、シール部501aは、台座部材502により全周で平板状に形状保持された状態で付勢されるため、その全周で所望のシール性能を確実に得ることができる。
また、台座部材502は、上下方向および左右方向への移動を規制され、前後方向の移動のみが許容された状態で掃除機本体11に支持されているため、シール部501aおよびパッキン部501が柔らかな素材で形成されていても、その形状を維持させることができ、さらに、確実なシール性能を得ることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態で示した実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
実施例では、シール部501aは、筒部501bの弾性変形に基づいて前後に変位可能に形成した例を示したが、これに限定されない。例えば、パッキン部501の筒部501bに相当する部分を硬質の素材で形成し、その一端に軟質の弾性材で形成したシール部501aを一体あるいは別体に設け、筒部(501b)の他端は、本体ケース20に前後にスライド可能に支持し、この他端のスライドによりシール部501aを前後に変位可能とすることができる。この場合、シール部501aの付勢は、筒部を付勢することでも行うことができる。
また、実施例では、付勢手段として、シール部材と別体のコイルスプリング503を示したが、これに限定されない。例えば、付勢手段として、実施例で示したコイルスプリング503の他にも、板ばねを用いることや、接続口11Aの全周を囲む大径のコイルスプリングなど、他のばねを用いることもできる。
さらに、付勢手段として、シール部501aと一体の弾性素材で形成することもできる。すなわち、実施例では、筒部501bも、シール部501aと同じ素材で形成したが、この筒部として、シール部501aよりも弾性係数の高い素材を用い、付勢手段としての性能を得るように形成することができる。しかも、上記のような弾性を有した筒部と、シール部501aとの間に、台座部材に相当するさらに硬質の素材を介在させて、実施例のように、柔軟なシール部501aをその背面から形状保持しながら、付勢力を伝達する構成としてもよい。
10 電気掃除機
11 掃除機本体
11A 接続口
12 集塵ホース
22 集塵ユニット室
24 電動送風機
50 集塵ユニット
56 吸引風路部
57a 吸込接続口
403 連通部材
410 集塵部ユニット
450 開閉蓋
450A 突起
500 シール部材
501 パッキン部
501a シール部
501b 筒部
502 台座部材
503 コイルスプリング(付勢手段)
11 掃除機本体
11A 接続口
12 集塵ホース
22 集塵ユニット室
24 電動送風機
50 集塵ユニット
56 吸引風路部
57a 吸込接続口
403 連通部材
410 集塵部ユニット
450 開閉蓋
450A 突起
500 シール部材
501 パッキン部
501a シール部
501b 筒部
502 台座部材
503 コイルスプリング(付勢手段)
Claims (2)
- 掃除機本体の本体ケースにおいて、集塵ホースを接続する接続口から電動送風機に至る吸込風路の途中に、塵埃を集める集塵ユニットが着脱可能に保持され、
この集塵ユニットには、前記接続口に連通されて、吸い込まれた塵埃を含む空気を集塵ユニット内部に吸い込む吸込接続口が形成され、
前記本体ケースの接続口の外周には、前記集塵ユニットに当接して、前記接続口と吸込接続口との連通部をシールするシール部材が取り付けられた電気掃除機であって、
前記シール部材は、前記集塵ユニットに当接するシール部が、前記集塵ユニットへの当たり方向および離反方向に変位可能に形成され、
前記シール部を、前記集塵ユニットに向けて付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする電気掃除機。 - 前記シール部材は、弾性材により筒状に形成され、一端側に前記シール部が形成され、かつ、他端側が前記接続口に固定される筒部を有したパッキン部と、前記シール部よりも硬質の素材で形成され、前記シール部の裏側に配置されてシール部を全周で支持する台座部材と、を備え、
前記付勢手段が、前記台座部材を付勢することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246820A JP2007054551A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005246820A JP2007054551A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007054551A true JP2007054551A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37918526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005246820A Abandoned JP2007054551A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007054551A (ja) |
-
2005
- 2005-08-26 JP JP2005246820A patent/JP2007054551A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20070605 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070921 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20071002 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20071130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |