JP2007041353A - 画像形成装置、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ジョブに係る画像形成中に確認画像の出力を可能とし、ジョブに係る画像形成中でも画像位置や画像品質の確認を可能とする画像形成装置の提供。
【解決手段】 確認画像を出力可能な画像形成装置において、
確認画像情報を取得する確認画像取得手段と、
前記確認画像情報に基づく前記確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、
ジョブ画像の出力中に前記出力時期指定手段で指定された時期に画像形成手段に前記確認画像を出力させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 確認画像を出力可能な画像形成装置において、
確認画像情報を取得する確認画像取得手段と、
前記確認画像情報に基づく前記確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、
ジョブ画像の出力中に前記出力時期指定手段で指定された時期に画像形成手段に前記確認画像を出力させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、確認画像を出力可能とする画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来、印刷業界等で使用される画像形成装置はプリント量が大量で、また、出力画像が高品質であることが求められている。このため大量のプリント出力後に暇庇が発見されたのでは修正後に再プリントせねばならず用紙及びトナーの不要な大量消費につながるため、ジョブ画像等の試し刷り(確認画像の出力)を実施可能な画像形成装置が知られていた。
その例として確認画像の出力後ジョブに係る画像形成を行う画像形成装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、通常ジョブの開始前とジョブ中断中に確認画像出力に移行することを許可する画像形成装置が知られている(例えば特許文献2参照)。また、原稿画像をコピーする場合特に注意したい部分が例えば上から4,5行目辺りだとすると、その部分を指定して画像濃度を確認する確認画像出力可能な画像形成装置が知られている。(例えば特許文献3参照)
特開平8−106191号公報
特開2000−35730号公報
特開2001−350373号公報
しかし、特許文献1に記載された画像形成装置は確認画像出力後に本コピー(ジョブ出力)を行うため、ジョブを出力中には確認画像を出力することができず急を要する画像形成が必要な場合等は間に合わなくなってしまう可能性があるという問題が有った。また確認画像用紙を排紙するトレイを通常ジョブを排紙するトレイと別個に設けたために構造が複雑となってしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載された画像形成装置は、通常のジョブの処理途中であっても確認画像の出力を可能としているが、時期として通常ジョブの開始前とジョブ中断中のみに確認画像を出力可能としているため、ジョブを出力中には確認画像を出力することができず、急を要する画像形成が必要な場合等は間に合わなくなってしまう可能性があるという問題が有った。
また、特許文献3に記載された画像形成装置は、1ページの中の濃度バラツキの確認のためにユーザが特に重点的に確認したい例えばジョブの1ページの上から4,5行目辺りを指定して特定部分での画像仕上がりを確認することができるようにしてあるが、複数のジョブ頁から任意の頁を選択して用紙に対する画像位置の適否等をチェックすることはできにくいという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、
簡単な構成で、確認画像を行っても急を要するジョブの画像形成を可能とし、画像位置や画像品質の確認を可能とする画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
簡単な構成で、確認画像を行っても急を要するジョブの画像形成を可能とし、画像位置や画像品質の確認を可能とする画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は下記により達成される。
(1) 確認画像を出力可能な画像形成装置において、
確認画像情報を取得する確認画像取得手段と、
前記確認画像情報に基づく前記確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、
ジョブ画像の出力中に前記出力時期指定手段で指定された時期に画像形成手段に前記確認画像を出力させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
確認画像情報を取得する確認画像取得手段と、
前記確認画像情報に基づく前記確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、
ジョブ画像の出力中に前記出力時期指定手段で指定された時期に画像形成手段に前記確認画像を出力させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(2) 前記確認画像情報はジョブ画像情報またはテストチャート画像情報のいずれかを含み、前記ジョブ画像情報または前記テストチャート画像情報のいずれかを選択する画像情報選択手段により選択された選択ジョブ画像情報または選択テストチャート画像情報を前記確認画像として出力可能なことを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3) 前記出力時期指定手段は、所定の部数毎、所定の枚数毎、或いは任意の時期を含むいずれかの時期を選択可能なことを特徴とする(2)に記載の画像形成装置。
(4) 前記ジョブ画像情報は1頁または複数頁の情報を有し、前記確認画像として出力する頁を選択する出力頁選択手段により選択された情報を前記確認画像として出力可能なことを特徴とする(2)または(3)に記載の画像形成装置。
(5) 用紙を集積する複数の排紙トレイを有し、前記選択ジョブ画像情報及び前記選択テストチャート画像情報の少なくともいずれかを担持した用紙と通常のジョブ画像を担持した用紙とを異なる前記排紙トレイに集積させる制御手段を有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(6) 前記確認画像を担持した用紙は前記確認画像を目視可能な排紙トレイに排紙させる前記制御手段を有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(7) 前記ジョブ画像の出力中に前記確認画像を出力する場合、ジョブ画像の出力を中断するか否かを選択するジョブ中断可否選択手段を有することを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(8) 前記ジョブ中断可否選択手段により中断可の選択が行われると、画像形成中のジョブの部数の区切りを完了するまで当該ジョブを継続し、再起動入力により中断していたジョブを継続することを特徴とする(7)に記載の画像形成装置。
(9) 前記ジョブ中断可否選択手段により中断可の選択が行われた後で前記再起動入力の前に、画質濃度及び階調性の少なくとも1つを補正可能とし、補正に基づいた確認画像の出力を可能とすることを特徴とする(8)に記載の画像形成装置。
(10) 前記確認画像に、前記確認画像の出力時点に出力していたジョブに関するページ番号を付加し、ページ番号を付加した前記確認画像を出力可能とし、
前記補正に基づいた確認画像に、前記補正に基づいた確認画像の出力時点に出力していたジョブに関するページ番号を付加し、ページ番号を付加したページ番号を付加した前記補正に基づいた確認画像を出力可能とすることを特徴とする(9)に記載の画像形成装置。
前記補正に基づいた確認画像に、前記補正に基づいた確認画像の出力時点に出力していたジョブに関するページ番号を付加し、ページ番号を付加したページ番号を付加した前記補正に基づいた確認画像を出力可能とすることを特徴とする(9)に記載の画像形成装置。
(11) 前記再起動入力による、中断していたジョブの区切りからの継続開始時に、指定された給紙トレイから用紙を給紙し、中断前に通常のジョブ画像を担持した用紙を集積させていた排紙トレイに集積させることを特徴とする(10)に記載の画像形成装置。
(12) (1)〜(11)のいずれか1項に記載の画像形成装置と、該画像処理装置の指令に基づいて所定の用紙を給紙する給紙装置と、(1)〜(11)のいずれか1項に記載の画像形成装置の指令に基づき所定の排紙トレイに所定の用紙を排紙・積載する後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
(13) 前記後処理装置の上から目視可能な排紙トレイに確認画像を担持した用紙を排紙・積載可能な前記後処理装置を有することを特徴とする(12)に記載の画像形成システム。
本発明によれば次のような効果を得ることが出来る、すなわち、
(1)に記載の、確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、ジョブ画像の出力中に出力時期指定手段で指定された時期に確認画像を出力させる制御手段とを有することにより、ジョブに係る画像形成中に確認画像の出力を可能とし、確認画像を行っても急を要するジョブの画像形成を可能とする画像形成装置の提供が可能となる。
(1)に記載の、確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、ジョブ画像の出力中に出力時期指定手段で指定された時期に確認画像を出力させる制御手段とを有することにより、ジョブに係る画像形成中に確認画像の出力を可能とし、確認画像を行っても急を要するジョブの画像形成を可能とする画像形成装置の提供が可能となる。
(2)に記載の、ジョブ画像またはテストチャート画像のいずれかを切替可能に確認画像として出力可能とすることにより、画像位置の確認や画像品位の確認等多様な確認をすることが可能となる。
(3)に記載の、確認画像の出力時期を、所定の部数毎、所定の枚数毎、或いは任意の時期を選択可能とすることにより、多様な時期に自動的に出力が可能となる。
(4)に記載の、複数頁のジョブ画像の内所定のジョブ画像を確認画像として選択可能とすることにより、画像位置の確認や画像品位の確認等多様な確認をすることが可能となる。
(5)に記載の、通常のジョブを排紙する複数のトレイを有し、通常のジョブ画像と確認画像を前記複数のトレイのそれぞれ別のトレイに排紙することにより、確認画像専用の排紙トレイを不要とし、簡単な構成の画像形成装置の提供が可能となる。
(6)に記載の、確認画像を目視可能なトレイに廃止可能とすることにより、確認画像用紙をトレイから取り出さなくともチェックが可能となり、生産性が向上する。
(7)、(8)に記載の、確認画像を出力時にジョブ画像の出力を中断可能とすることにより、トレイに排出した確認画像のチェックが必要時間可能となり、またチェックにより問題が確認できた場合は中断時に問題の改善を図ることが可能となる。
(9)に記載の、ジョブの中断後、再起動入力の前に、画質濃度及び階調性の少なくとも1つを補正可能とし、補正に基づいた確認画像の出力を可能とすることにより、補正結果を目視可能となり中断時に問題の改善を図ることが可能となる。
(10)に記載の、確認画像にジョブに関するページ番号を付加することにより、どの確認画像がジョブ中のどのタイミングで出力されたか、後でも確認可能となり、中断時及び後に問題の改善がしやすくなる。
(11)に記載の、中断していたジョブの区切りからの継続開始時に、指定された給紙トレイから用紙(例えば色が付いた用紙)を給紙させることにより、補正の位置を明確にでき中断時及び後に問題の改善がしやすくなる。
(12)、(13)に記載の、確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、ジョブ画像の出力中に出力時期指定手段で指定された時期に確認画像を出力させる制御手段とを有する画像形成装置と、確認画像の搬送時に上面から目視可能な排紙トレイに排紙可能な後処理装置を接続することにより、ジョブに係る画像形成中に確認画像の出力を可能とし、確認画像を行っても急を要するジョブの画像形成を可能とする画像形成システムの提供が可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。
確認画像とは用紙に対する画像の位置を確認したり画像品質を確認するための画像を指し、確認画像出力用紙とは該確認画像を担持した用紙を指し、確認画像情報とは確認画像の元となる情報(データ)を指す。
ジョブとは狭義には、少なくとも1ユニットの画像情報を指し、例えば原稿読み取り手段で読み込んだ一纏めの原稿画像〔ユニット〕を、1〜複数ユニット集合したものを指す。また、ローカルエリアネットワーク〔LAN〕やインターネット等を介し外部から読み込んだ一纏めの原稿画像〔ユニット〕を、1〜複数ユニット集合したものを指す。
また広義には、それらの1〜複数ユニット集合した画像情報に基づきプリント出力するまでのことを指す。また、ジョブの部数の区切りとはジョブを構成するユニットの区切りを指す。
以下、単にジョブと記した場合は狭義のジョブを指す。
ジョブ画像情報とはジョブに係る画像の元となる情報(データ)を指し、ジョブ情報とはジョブに係る出力条件情報を指す。
先ず、本発明の画像形成装置の構成・作用について説明する。
図1は、画像形成装置の1例を示す断面構成図である。
画像形成装置1は、集積された一纏めの原稿すなわちジョブに係る原稿を1枚ずつ取り出して画像読取位置に搬送した後排紙する自動原稿給紙手段2、と、画像読取位置で用紙の画像を読み取る画像読取手段3、と、読み取った画像データに基づきトナー画像を形成する画像形成手段である画像形成手段4、と、給紙トレイから所定のサイズの用紙を1枚ずつ取りだして給紙する大容量自動給紙ユニットD、と、大容量自動給紙ユニットDで取りだした用紙をトナー画像の転写位置に搬送給紙する給紙手段5とで構成される給紙手段と、画像を担持した用紙を反転したり、再度画像の転写位置に搬送・給紙する反転排紙・再給紙部6、と、用紙を反転させる反転搬送部7、と、タッチパネルや操作スイッチ等で構成されてオペレータがジョブ情報や確認画像に係る出力条件の情報を入力したり装置の状況を表示する操作パネル10、と、インターネットを介して外部のサーバー等と通信を行うインターネット通信手段C1、と、ローカルエリアネットワーク(以下LANと記す。)を介してサーバーや他の画像形成装置と通信を行うLAN通信手段C2、と、給紙装置9と通信を行う給紙装置通信手段C3、と、後処理装置8と通信を行う後処理装置通信手段C4、と、CPUと書き替え可能な記憶手段例えばバッテリーバックアップされたランダムアクセスメモリ(以下RAMと記す)M1と画像形成の制御プログラムや通信制御に係るプログラム等を予め記憶した不揮発性のリードオンリーメモリ(以下ROMと記す)M2と各種インターフェース部材とを有し上述した自動原稿給紙手段2〜後処理装置通信手段C4等を制御する制御手段C、等を有している。
ここで後述するように、操作パネル10とインターネット通信手段C1とLAN通信手段C2とは確認画像情報取得手段としての機能を有しても良く、操作パネル10は確認画像情報に基づく確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段とジョブ画像情報またはテストチャート画像情報のいずれかを選択する画像情報選択手段と確認画像として出力する頁を選択する出力頁選択手段とジョブ画像の出力を中断するか否かを選択するジョブ中断可否選択手段との機能を有している。
作用について説明すると、操作パネル10からオペレータによりジョブ情報等が入力され、画像形成の起動指示が入力されると画像形成装置1が起動する。これにより、画像形成装置1の自動原稿給紙手段2は、原稿載置台11上に載置された複数枚の原稿(図示せず)を、原稿分離手段12によって1枚づつ分離して、原稿搬送手段13によって画像読取位置に搬送する。
原稿読取位置は原稿搬送手段13の下方に設けられており、画像読取手段3のスリット21を通してジョブ画像である原稿の画像が読み取られるようになっている。
画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段14によって原稿排紙台15上へと排紙される。
また、プラテンガラス22上に原稿を直接載置して複写を行うこともできるように構成してある。
画像読取手段3は、前記スリット21を介して原稿を照射するランプ231と原稿からの反射光を反射させる第1ミラーユニット23と、第2ミラーユニット24と、撮像素子に結像させる結像レンズ25、および、結像レンズ25によって結像された光像を光電変換するライン状のCCD26を有している。
原稿画像がCCD26により読み取られ光電変換されたアナログ信号は、アナログ処理後A/D変換され、画像処理部(図示せず)でシェーディング補正、フィルタ処理、あるいは、γ補正等の適宜の画像処理を施されて画像情報とされた後、一旦、RAM・M1に記憶される。
ここで、インターネット通信手段C1によりインターネットを介して外部のサーバーやパーソナルコンピュータ(以下PCと記す)からジョブ画像情報とそのジョブ情報を得るようにしても良く、更にLAN通信手段C2によりLANを介して他の画像形成装置やサーバー等からジョブ画像情報とそのジョブ情報を得るようにしても良い。
これらにより遠隔地や他フロアに設置されたPCやサーバーやスキャナ等からジョブ画像情報とそのジョブ情報を取得することが可能となる。
画像形成手段4は、電子写真プロセスを用いて画像形成する部位であり、像担持体としての光導電性感光層を表面に有する感光体ドラム31、当該感光体ドラム31の表面を一様帯電させる帯電器32、画像処理後の画像データに基いて作動され、前記感光体ドラム31上を露光して静電荷潜像を形成するための露光手段であるレーザー書込系33、前記感光体ドラム31上に形成される静電荷潜像を現像してトナー像となす現像ユニット34、顕像化された前記トナー像を用紙上に転写せしめる転写極35、トナー像が転写された用紙の裏面からACコロナ放電を行い、前記感光体ドラム31上からの用紙の分離を促進する除電器36、および、転写工程終了後の前記感光体ドラム31を清掃するためのクリーニング手段37等、を有している。
定着装置39は、加熱源Hを内蔵し、その周囲を独立回転する加熱ローラ390と、前記加熱ローラ390と圧接しながら回転する圧接ローラ393からなり、定着装置39の下流には、反転排紙・再給紙部6の構成要素である定着排出ローラ51、切替手段52、及び用紙を装置外に排出する排紙ローラ53が備えてある。
上記画像形成手段4および定着装置39による用紙上への画像形成は、不図示の駆動手段によって矢示の方向に回転する感光体ドラム31を帯電器32により順次帯電した後、レーザー書込系33によるドット露光でジョブ画像情報に対応した静電荷潜像を形成し、現像ユニット34により前記静電荷潜像をトナー像となし、その後、第2給紙手段としてのレジストローラ46の回転開始により給送される用紙P上に、前記転写極35の作用を介して転写させ、その後定着装置39により用紙上のトナー像を定着させることで達成される。
また、大容量自動給紙ユニットDは、大量の用紙を収納可能な給紙トレイD1〜D3を有し、用紙Pの搬送手段としての搬送ローラ対(以下、搬送ローラともいう)R1、R2、R3、R4、R5、により、ジョブ情報に応じて選択された給紙トレイから所定のサイズ、所定の種類の用紙Pを給紙する。
給紙手段5は、前記大容量自動給紙ユニットDから前記画像形成手段4へと用紙Pを給紙するための搬送手段として、搬送ローラ対(以下、搬送ローラともいう)R6、および、前述したレジストローラ46、転写前ローラ47等を備え、大容量自動給紙ユニットDにより給紙された用紙Pを画像形成手段4に給紙する。
ここで、さらに大容量の用紙を収納可能な公知の用紙給紙装置(不図示)を画像形成装置1の上流に接続し、画像形成装置1と通信を行い所定の給紙トレイから所定のサイズ、所定の種類の用紙を給紙させるようにしても良い。
反転排紙・再給紙部6は、転写・定着後の用紙Pを反転排紙したり、両面画像形成モードに従って用紙Pを画像形成装置4に再給紙するための領域であり、通常は定着排出ローラ51により排出された用紙Pを切替手段52の上面を経、排紙部である排紙ローラ53により大容量の第1の用紙積載トレイ54へ用紙を排紙・積載する。
ここで、第1の用紙積載トレイ54は上段のトレイで画像形成装置1の上からトレイの上表面が目視可能な位置に設けられている。
第1の用紙積載トレイ54及び下段の第2の用紙積載トレイ55を移動手段(不図示)により独自に図示上下方向に移動可能とし、通常は第1の用紙積載トレイ54に用紙を排紙・積載させ、第1の用紙積載トレイ54及び第2の用紙積載トレイ55を移動させて例えば確認コピー用紙を第2の用紙積載トレイ55に排紙・積載するようにしても良い。
また、画像形成装置1の下流に公知の大容量用紙積載装置(不図示)を接続し、画像形成装置1と通信を行い所定のトレイに画像形成装置から排紙された所定の用紙を積載するようにしても良い。
以下に画像形成装置の制御について説明する。
図2は、画像形成装置の第1の制御形態のブロック図である。
画像形成装置の確認画像出力の制御に係る構成を図1及び図2を参照して説明する。
操作パネル10はタッチパネルで構成され、オペレータがジョブ情報等(例えば用紙サイズ情報)を入力する入力手段102と、画像形成装置の状態等を表示する表示手段101とを有し、制御手段Cと情報を授受しあい入力手段102の入力情報を制御手段に入力し、制御手段から送信される確認画像出力に係る画像表示情報に基づいて表示手段101で画面表示を行う。
また、操作パネル10は確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段を兼ねている。なお、出力時期指定手段を別途設けても良い。
画像読取手段3は確認画像読取手段の1つで、確認画像の1つである原稿画像を読み込みジョブ画像情報として制御手段Cに入力する。
インターネット通信手段C1とLAN通信手段C2は確認画像読取手段の1つで、インターネット或いはLANを介して外部のサーバーやパーソナルコンピュータ(PC)から確認画像の1つであるジョブ画像情報と、ジョブ情報とを受信して制御手段Cにジョブ画像情報及びジョブ情報として入力する。
画像形成装置1に配設された給紙装置9と通信を行う給紙装置通信手段C3と後処理装置8と通信を行う後処理装置通信手段C4とは、それぞれ、給紙装置9の給紙装置通信手段C3’と後処理装置8の後処理装置通信手段C4’とに接続されて特に用紙に係る情報を授受しあい、画像形成装置1と給紙装置9と後処理装置8との連動運転を可能としている。
なお、画像読み取り手段3、インターネット通信手段C1、LAN通信手段C2の少なくとも1つでも有していればよい。
RAM・M1はバッテリーバックアップされたRAMで、CPU・C’により画像読取手段3、インターネット通信手段C1、LAN通信手段C2のいずれから入力されたジョブ画像情報、ジョブ情報、確認コピー画像情報等等各種情報(データ)を記憶/読み出される。
ROM・M2は予め画像形成の制御プログラムと通信制御に係るプログラム、確認画像の1つであるテストチャート(例えば濃度補正用パッチ画像、階調確認用濃度チャート画像)、等が記憶されており、CPU・C’により読み出される。
画像形成手段4は感光体ドラム31、帯電器32、レーザー書込系33、現像ユニット34、転写極35、除電器36、クリーニング手段37等を有し、これらを構成する各種検出部材(例えば用紙を検出するセンサ)の検出結果がCPU・C’に入力され、各種駆動デバイス(例えばモータやソレノイド)がCPU・C’により制御され、上述したような画像形成を行う。
インターフェース部材I/Oは入出力機器とCPU・C’とのインターフェースを司り入力機器からCPU・C’への情報の入力を可能とし、CPU・C’による出力機器の駆動を可能としている。
なお、画像形成装置の制御手段CはCPU・C’とRAM・M1とROM・M2とインターフェース部材I/O等で構成されている。
図3は、画像形成装置の制御形態のフロー図(第1頁)である。
図4は、確認画像の出力時期を選択する画面の1例の、確認画像出力時期選択画面の説明図である。
図5は、確認画像を選択する画面の1例の、確認画像の選択画面の説明図である。
図6は、ジョブ画像のうち確認画像として用いるジョブ画像を指定する画面の1例の、ジョブ画像指定画面の説明図である。
図7は、確認画像の出力時にジョブを中断する可否の選択を行う画面の1例の、確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面の説明図である。
図8は、テストチャート画像の1例の濃度チャートの説明図である。
図9は、画像形成装置の制御形態のフロー図(第2頁)である。
図10は、画像形成装置の制御形態のフロー図(第3頁)である。
図11は、画像形成装置の制御形態のフロー図(第4頁)である。
以下画像形成装置の確認画像を出力する制御フローについて図3〜11を参照して説明する。
図3の確認画像モードにおいて、画像読取手段3にジョブ画像(原稿画像)を読み込ませ、読み込んだジョブ画像情報をRAM・M1に記憶させる。(ステップS101)
ここで、ジョブが複数ある場合は読み込んだ順にジョブ番号を付し、1つのジョブを構成する1または複数の画像情報に読み込んだ順にページ番号を付す(例えばNジョブのn頁のジョブ画像情報)。
ここで、ジョブが複数ある場合は読み込んだ順にジョブ番号を付し、1つのジョブを構成する1または複数の画像情報に読み込んだ順にページ番号を付す(例えばNジョブのn頁のジョブ画像情報)。
また、インターネット通信手段C1、或いはLAN通信手段C2を介して外部のサーバやPCと通信を行わせて、これらからジョブ画像情報を入力させても良い。
確認画像の出力時期を選択する確認画像及び確認画像により補整を行うか否かを選択する、補正有無/確認画像出力時期選択画面情報をROM・M2から読み込み、補正有無/確認画像出力時期選択画面200(図4参照)を表示手段101に表示する。(ステップS102)
確認画像の出力時期のジョブ毎部2002、枚数毎部2003、即時部のうち、オペレータにより設定された内容情報、及び補正有無情報を読み込むと共にRAM・M1に記憶する。(ステップS103)
具体的には、数字キー2001でジョブ毎部2002に入力されたジョブ数(例えば10ジョブ)、枚数毎部2003に入力された枚数(例えば1000枚)、即時キーの内のいずれかを読み込む。例えば10ジョブと設定すると10ジョブ毎に確認画像が出力され、1000枚と設定すると1000枚毎に確認画像が出力され、即時キーと設定すると後述する確認画像出力キーがONとなると即時に確認画像が出力される。
確認画像の出力時期のジョブ毎部2002、枚数毎部2003、即時部のうち、オペレータにより設定された内容情報、及び補正有無情報を読み込むと共にRAM・M1に記憶する。(ステップS103)
具体的には、数字キー2001でジョブ毎部2002に入力されたジョブ数(例えば10ジョブ)、枚数毎部2003に入力された枚数(例えば1000枚)、即時キーの内のいずれかを読み込む。例えば10ジョブと設定すると10ジョブ毎に確認画像が出力され、1000枚と設定すると1000枚毎に確認画像が出力され、即時キーと設定すると後述する確認画像出力キーがONとなると即時に確認画像が出力される。
ROM・M2から確認画像の選択画面情報及び確認画像を排紙する用紙積載トレイの選択情報を読み込み確認画像及び排紙トレイの選択画面201(図5参照)を表示手段101に表示する。(ステップS104)
確認画像の選択画面201でジョブ画像情報2011が選択されているか否かを判定する。(ステップS105)
以下にジョブ画像情報が選択されて(Y)確認画像としてジョブ画像を出力する場合について説明する。なお、ジョブ画像情報が選択されず(N)確認画像としてテストチャート画像を出力する場合については後述する。
確認画像の選択画面201でジョブ画像情報2011が選択されているか否かを判定する。(ステップS105)
以下にジョブ画像情報が選択されて(Y)確認画像としてジョブ画像を出力する場合について説明する。なお、ジョブ画像情報が選択されず(N)確認画像としてテストチャート画像を出力する場合については後述する。
ジョブ画像情報が選択されると(Y)、確認画像として出力するジョブ画像を指定するジョブ画像指定画面情報をROM・M2から読み出してジョブ画像指定画面202(図6参照)を表示手段101に表示する。(ステップS106)
オペレータにより数字キー2021でジョブ番号部2022に入力されたジョブ番号(例えばjジョブ)とページ番号部2023に入力された頁番号(例えばj頁)とを読み込み、ステップ101で取得したジョブ番号とページ番号を付されたジョブ画像情報から、読み込んだジョブ番号とページ番号とに対応するジョブ画像情報を読み込むと共にRAM・M1に記憶する。(ステップS107)
ROM・M2から確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面情報を読み込み確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面203(図7参照)を表示手段101に表示する。(ステップS108)
確認画像出力時ジョブ中断の可否確認画面203でYES情報2031またはNO情報2032の、いずれか選択された情報を読込み記憶する。(ステップS109)
画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS110)
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像形成及び出力を行う。(ステップS111)
出力に応じジョブ番号とジョブ頁をカウントする(例えばjジョブのj頁)。(ステップS112)
ステップS102で選択された出力時期選択画面情報をROM・M2から読み出し、ジョブ毎か否か判断する(ステップS113)
ジョブ毎(Y)であれば、ステップ112でカウントしたジョブカウント値が、ステップS107でRAM・M1に記憶設定したジョブ番号(数)(例えばjジョブ)より等しいか大きいかを判断する。(ステップS114)
カウントしたジョブカウント値が等しいか大きい場合は(Y)ステップS107で指定されRAM・M1に記憶されたジョブ番号(例えばjジョブ)とページ番号(例えばj頁)に対応する指定ジョブ画像情報を読み出す。(ステップS115)
カウントしたジョブカウント値が小さい場合は(N)継続出力するためステップS111へジャンプする。
オペレータにより数字キー2021でジョブ番号部2022に入力されたジョブ番号(例えばjジョブ)とページ番号部2023に入力された頁番号(例えばj頁)とを読み込み、ステップ101で取得したジョブ番号とページ番号を付されたジョブ画像情報から、読み込んだジョブ番号とページ番号とに対応するジョブ画像情報を読み込むと共にRAM・M1に記憶する。(ステップS107)
ROM・M2から確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面情報を読み込み確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面203(図7参照)を表示手段101に表示する。(ステップS108)
確認画像出力時ジョブ中断の可否確認画面203でYES情報2031またはNO情報2032の、いずれか選択された情報を読込み記憶する。(ステップS109)
画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS110)
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像形成及び出力を行う。(ステップS111)
出力に応じジョブ番号とジョブ頁をカウントする(例えばjジョブのj頁)。(ステップS112)
ステップS102で選択された出力時期選択画面情報をROM・M2から読み出し、ジョブ毎か否か判断する(ステップS113)
ジョブ毎(Y)であれば、ステップ112でカウントしたジョブカウント値が、ステップS107でRAM・M1に記憶設定したジョブ番号(数)(例えばjジョブ)より等しいか大きいかを判断する。(ステップS114)
カウントしたジョブカウント値が等しいか大きい場合は(Y)ステップS107で指定されRAM・M1に記憶されたジョブ番号(例えばjジョブ)とページ番号(例えばj頁)に対応する指定ジョブ画像情報を読み出す。(ステップS115)
カウントしたジョブカウント値が小さい場合は(N)継続出力するためステップS111へジャンプする。
ジョブ番号(例えばjジョブ)とページ番号(例えばj頁)に対応する読み出した指定ジョブ画像情報に基づいて画像を出力し、ステップS104の排紙トレイ選択画面で選択された用紙積載トレイ(例えばトレイ1/第1の用紙積載トレイ54)に排紙する。(ステップS116)
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
ステップS109で記憶されたジョブ中断可否情報を読み出して中断か否かの判断をする。(ステップS117)
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS118)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS118)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
非中断の場合(N)はジョブ画像の出力を継続するためステップS120にジャンプする。
ステップS103で補正有りが記憶されているかを判断し(ステップS119)、有り(Y)の場合は補正処理を行う(ステップS120)。
補正処理とは、オペレータからの補正処理起動指令を待ち、補正処理起動指令ONにより公知の画質濃度及び階調性の少なくとも1つに係る補正(例えば特開平5−14728に記載されているような画質濃度、階調性に係る補正)を行ない、ステップS116で出力した指定ジョブ画像を補正条件に基づき補正して出力する。
ここで、指定ジョブ画像を補正条件に基づき補正して出力する画像に、出力時のジョブに関するページ番号を付加しても良い。
補正完了後、再び補正有りが記憶されているかを判断し(ステップS121)、補正有り(Y)の場合はステップS120にジャンプして、再度補正処理を行う。
ステップS119及びステップS121で補正なし(N)の場合はステップS122にジャンプして、画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS122)
また、ステップS119及びステップS121で補正なし(N)の場合は、オペレータに指定された給紙トレイから(例えば色つきの用紙収納トレイ)色つきの用紙を給紙し、(給紙装置9が接続されている場合は給紙装置と通信し合い給紙装置の所定トレイから色つきの用紙を給紙させ)後処理装置8で積載中の用紙最上面に補正前後の目印として色つきの用紙をしおりとして集積させても良い。
また、ステップS119及びステップS121で補正なし(N)の場合は、オペレータに指定された給紙トレイから(例えば色つきの用紙収納トレイ)色つきの用紙を給紙し、(給紙装置9が接続されている場合は給紙装置と通信し合い給紙装置の所定トレイから色つきの用紙を給紙させ)後処理装置8で積載中の用紙最上面に補正前後の目印として色つきの用紙をしおりとして集積させても良い。
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像出力・排紙を再開する。(ステップS123)
ステップS101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS124)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111へジャンプする。
ステップS101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS124)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111へジャンプする。
完了した場合(Y)は読み込みジョブ完了と判断して本プログラムを完了し、例えばメインルーチン(不図示)にジャンプする。
また、ステップS113でジョブ毎を選択されなかった場合は(N)ステップS201(図9)にジャンプし、ステップS102で選択された出力時期選択画面情報をROM・M2から読み出し、枚数毎か否か判断する。(ステップS201)
枚数毎(Y)であれば、ステップS112でカウントした当該ジョブの頁カウント値が、ステップS107でRAM・M1に記憶設定した頁番号(数)(例えばj頁)より大きいか等しいかを判断する。(ステップS202)
カウントした頁カウント値が等しいか大きい場合は(Y)ステップS107で指定されRAM・M1に記憶された頁番号(例えばj頁)とページ番号(例えばj頁)に対応する指定ジョブ画像情報を読み出す。(ステップS203)
カウントした頁カウント値が小さい場合は(N)継続出力するためステップS111へジャンプする。
枚数毎(Y)であれば、ステップS112でカウントした当該ジョブの頁カウント値が、ステップS107でRAM・M1に記憶設定した頁番号(数)(例えばj頁)より大きいか等しいかを判断する。(ステップS202)
カウントした頁カウント値が等しいか大きい場合は(Y)ステップS107で指定されRAM・M1に記憶された頁番号(例えばj頁)とページ番号(例えばj頁)に対応する指定ジョブ画像情報を読み出す。(ステップS203)
カウントした頁カウント値が小さい場合は(N)継続出力するためステップS111へジャンプする。
ジョブ番号(例えばj番)とページ番号(例えばj頁)に対応する読み出した指定ジョブ画像情報に基づいて画像を出力し、ステップS104の排紙トレイ選択画面で選択された用紙積載トレイ(例えばトレイ1/第1の用紙積載トレイ54)に排紙する。(ステップS204)
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
ステップS109で記憶されたジョブ中断可否情報を読み出して中断か否かの判断をする。(ステップS205)
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS206)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS206)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
非中断の場合(N)はジョブ画像の出力を継続するためステップS208にジャンプする。
ステップS207〜ステップS209において、前述したステップS119〜ステップS121と同様にして補正処理を行ない、ステップS207とステップS209において補正なし(N)の場合はステップ210にジャンプして画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS210)
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像出力・排紙を再開する。(ステップS211)
ステップ101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS212)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111(図3・X)へジャンプする。
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像出力・排紙を再開する。(ステップS211)
ステップ101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS212)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111(図3・X)へジャンプする。
完了した場合(Y)は読み込みジョブ完了と判断して本プログラムを完了し、例えばメインルーチン(不図示)にジャンプする。
また、ステップS201で枚数毎を選択されなかった場合は(N)指定時期に即時確認画像を出力するものと判断し、ステップS301(図10)にジャンプして、RAM・M1に記憶されたジョブ番号(例えばjジョブ)と頁番号(例えばj頁)とに対応するジョブ画像情報を読み出す。(ステップS301)
操作パネル等から確認画像瞬時出力指示が入力されるのを待つ。(ステップS302)
確認画像瞬時出力指示が入力されると、ステップS301で読み出したジョブ画像情報に基づいて出力し、ステップS104の排紙トレイ選択画面で選択された用紙積載トレイ(例えばトレイ1/第1の用紙積載トレイ54)に排紙する。(ステップS303)
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
操作パネル等から確認画像瞬時出力指示が入力されるのを待つ。(ステップS302)
確認画像瞬時出力指示が入力されると、ステップS301で読み出したジョブ画像情報に基づいて出力し、ステップS104の排紙トレイ選択画面で選択された用紙積載トレイ(例えばトレイ1/第1の用紙積載トレイ54)に排紙する。(ステップS303)
ここで、確認画像のためのジョブ出力(例えばjジョブのj頁)の排紙トレイを上面から目視可能な第1の用紙積載トレイ54に自動的に排紙させるようにしても良く、また、ステップS111とステップS120とで行う通常のジョブ出力の排紙トレイと、ステップS116で行う確認画像のためのジョブ出力の排紙トレイを異なる用紙積載トレイに切り替えるようにしても良い。
ステップS109で記憶されたジョブ中断可否情報を読み出して中断か否かの判断をする。(ステップS304)
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS305)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
中断の場合は(Y)ジョブ画像の出力を停止する。(ステップS305)
ここで、現在実行中のジョブ出力を継続させ、完了後にジョブ画像の出力を停止させても良い。
非中断の場合(N)はジョブ画像の出力を継続するためステップS307にジャンプする。
ステップS306〜ステップS308において、前述したステップS119〜ステップS121と同様にして補正処理を行ない、ステップS306とステップS308において補正なし(N)の場合はステップS309にジャンプして画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS309)
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像出力・排紙を再開する。(ステップS310)
ステップS101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS311)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111(図3・X)へジャンプする。
画像形成起動操作ONによりジョブ画像情報に基づき画像出力・排紙を再開する。(ステップS310)
ステップS101で記憶されたジョブ画像情報を読み出して、該ジョブが完了したか否か判断する。(ステップS311)
完了していない場合(N)は読み込みジョブ未了と判断して未了ジョブを出力するためステップS111(図3・X)へジャンプする。
完了した場合(Y)は読み込みジョブ完了と判断して本プログラムを完了し、例えばメインルーチン(不図示)にジャンプする。
以下に、ステップS105でジョブ画像情報が選択されず(N)確認画像としてテストチャート画像を出力する場合について説明する。
テストチャート画像としては濃度補正用パッチ画像、階調確認用濃度チャート画像等が挙げられるが、その1例である図8の濃度チャート画面204には、階調確認用濃度チャート2041と、テストチャート画面を出力する時点のジョブのジョブ頁2042(例えば1234頁)が表示される。
なお、ステップS101〜308は確認画像として出力する画像がジョブ画像であることに対して、ステップS401以降は確認画像として出力する画像がテストチャート画像であることが違う他はステップS106〜ステップS308と略同様なため、例えばステップS106〜S121に相当するステップS401〜417の図示と、大きな異なる部分の説明を行う。
テストチャートを出力するフローは、ステップS401〜417、及び、図9に示すステップS201〜S209と図10に示すステップS301〜S308と同様なフローで構成されている。
ステップS105でジョブ画像がNOの場合すなわちテストチャートが選択された場合、ROM・M2からテストチャート画像情報を読み込む。(ステップS401)
図11のステップS401〜S403では複数のテストチャートがある場合任意のチャート(例えば図8の濃度チャート)を指定する。また、ステップS411〜S412では指定したテストチャートを出力する。
図11のステップS401〜S403では複数のテストチャートがある場合任意のチャート(例えば図8の濃度チャート)を指定する。また、ステップS411〜S412では指定したテストチャートを出力する。
また、図9のステップS203〜S204に相当するステップでは指定したテストチャートを読み出し、出力する。
また、図10のステップS301〜S303に相当するステップでは指定したテストチャートを読み出し、出力する。
ステップS414でジョブ画像の出力を停止した後、ステップS103で補正有りが記憶されているかを判断し(ステップS415)、有り(Y)の場合は補正処理を行う(ステップS416)。
ステップS415で行う補正処理とは、自動的に公知の画質濃度及び階調性に係る補正(例えば特開平5−14728に記載されているような画質濃度及び階調性に係る補正)を行なう。すなわち、自動的にテストチャートの画質濃度及び階調性に係る検出を行い、検出値に基づき画質濃度及び階調性に係る補正を行なう。
ステップS415で補正なし(N)の場合はステップS417にジャンプして、画像形成起動操作が行われるのを待つ。(ステップS417)
また、ステップS415で補正なし(N)の場合は、オペレータに指定された給紙トレイから(例えば色つきの用紙収納トレイ)色つきの用紙を給紙し、(給紙装置9が接続されている場合は給紙装置と通信し合い給紙装置の所定トレイから色つきの用紙を給紙させ)後処理装置8で積載中の用紙最上面に補正前後の目印として色つきの用紙をしおりとして集積させても良い。
また、ステップS415で補正なし(N)の場合は、オペレータに指定された給紙トレイから(例えば色つきの用紙収納トレイ)色つきの用紙を給紙し、(給紙装置9が接続されている場合は給紙装置と通信し合い給紙装置の所定トレイから色つきの用紙を給紙させ)後処理装置8で積載中の用紙最上面に補正前後の目印として色つきの用紙をしおりとして集積させても良い。
以下に給紙装置と画像形成装置と後処理装置とが接続された画像形成システムについて説明する。
図12は、給紙装置の説明図である。
図12は画像形成装置に接続される給紙装置の1例を示す断面構成図である。以下に給紙装置9について説明する。
図12は用紙Pを収納して図示上下に移動する用紙積載台913が上限位置近傍に上昇した状態を示し、用紙積載台913上面に用紙Pが収納されている。
先ず用紙積載台913の移動について説明すると、昇降用ワイヤ914,912,916,915の一方の端部は、給紙装置本体の上部の係止部917,911,918,919にそれぞれ係止され、他方の端部は昇降駆動軸918に固定されている。そしてその間に動滑車921、924、914、926が各ワイヤによりつり下げられ、動滑車に用紙積載台913が固定されている。
このため、昇降駆動軸918を正逆回転させることにより用紙積載台913を移動可能としている。
詳しくは、紙面表側(紙面裏側)それぞれで、一端が係止部917(918)に係止された昇降用ワイヤ914(916)は、用紙積載台913の用紙搬送下流側に取り付けられた動滑車920(923)を巻回し、給紙装置本体に支持されたプーリ921(924)とプーリ916(917)を巻回し、更に、昇降駆動軸918の一方の端部に配置されたプーリ919(925)に巻き付けられ係止されている。また、紙面表側(紙面表側)それぞれで、一端が係止部911(919)に係止された昇降用ワイヤ912(915)は用紙積載台913の用紙搬送上流側に取り付けられた動滑車914(926)を巻回し、給紙装置本体に支持されたプーリ915(927)とプーリ922(928)を巻回し、プーリ918と同軸上のプーリ919(925)を巻回し、更に、昇降駆動軸918の一方の端部に配置されたプーリ919に巻き付けられ係止されている。
そして、給紙装置本体に支持された昇降駆動軸918は、モータM1と駆動伝達系Gとから成る駆動手段により駆動される。モータM1の正逆回転により、歯車列から成る駆動伝達系Gを介して、昇降駆動軸918が正逆回転される。
モータM1の駆動によって、歯車列等から成る駆動伝達系Gを介して昇降駆動軸918が回転される。昇降駆動軸918の回転により、昇降駆動軸918に固定されたプーリ919は昇降用ワイヤ914、916、912、915を巻き取り回動させる。
一端が係止部917、918、911、919に固定されて回動する昇降用ワイヤ914、916、912、915は、プーリ921と916,924と917、915と922、927と928を巻回して、中間の動滑車920、923、914、926を上昇/下降させる。各動滑車の移動量は各昇降用ワイヤの移動量の1/2である。動滑車920、923、914、926に4隅が固定された用紙積載台913は、昇降用ワイヤの移動量の1/2の移動量及び速度で上昇/下降する。
用紙積載台913は、ガイド溝部929,930に案内されて、鉛直方向に移動可能である。
なお、1点鎖線が用紙積載台913が下限位置近傍に下降した状態を示している。
用紙センサS1により用紙積載台913または用紙積載台上に収納された用紙の最上面が検知され給紙装置制御手段CZにより用紙の最上面が分離ローラ931の下面となるような位置にモータM1を回転駆動制御している。
また、分離ローラ931は、給紙装置制御手段CZによりモータM2を所定のタイミングで矢印方向に回転されることにより、上面の用紙Pを1枚取り出す。
取り出された用紙Pは、給紙装置制御手段CZによるモータM3の回転駆動により中間ローラ932、排紙ローラ933が矢印方向に回転され、給紙装置9の排紙口934から排紙され、下流の画像形成装置1に給紙される。
ここで、給紙装置の給紙装置制御手段CZはCPU等で構成された制御手段C’’と、画像形成装置1と通信を行う給紙装置の通信手段C3’と、用紙の給紙に係るプログラムを記憶するROM・M3等と、を有している。
また、給紙装置の給紙装置通信手段C3’は、画像形成装置1の給紙装置通信手段C3に接続されており、給紙装置制御手段CZは画像形成装置1の給紙装置通信手段C3からの用紙搬送指令を給紙装置通信手段C3’で受信し、用紙搬送指令に基づき用紙Pを上述したように1枚づつ取りだして画像形成装置に給紙する。
図13は、後処理装置の説明図である。
図13は、画像形成装置に接続される後処理装置の1例を示す断面構成図である。以下に後処理装置8について説明する。
後処理装置8は、排紙ローラ53により画像形成装置1から排紙される用紙Pを取り込むための取り込み口70、と、用紙の搬送経路上に設けた用紙を中折りする中折り部(以下中折りユニットとも記す)71、と、エア吸着方式からなり用紙を搬送する第1搬送手段(以下第1搬送ユニットとも記す)72、と、用紙を例えばステープル処理する中綴じ部73、と、一対のベルトからなり用紙を搬送する第2搬送手段74、と、ローラおよびベルトからなり用紙を搬送する第3搬送手段75、と、カッタにより用紙を切断する断裁部76、と、用紙を集積するスタック部77、と、カバーシートを集積給紙するカバーシートフィーダ78、と、後処理装置8の上からトレイの上表面が目視可能な用紙を集積するトレイ79、と、上述したユニット等を制御する後処理装置制御手段CYとを有している。
矢印F1、F2、F3、および、F4は用紙の4つの搬送経路を示し、F1は中綴じの指令に基づいて搬送される用紙の搬送経路、F2は前記搬送経路F1を介して搬送され、中綴じ部73に積載される用紙の束の表紙になるシートの搬送経路、F3は中綴じを必要としない用紙を前記トレイ79に搬送する搬送経路、および、F4は当該後処理装置と一体的に連結できる他の後処理装置における後処理が必要な用紙の搬送経路であり、これら搬送経路上には多数の搬送ローラ対(図番なし)が備えられている。
なお、700は切替手段で、前記搬送経路F1と搬送経路F3とのいずれかを選択的に解放(使用可能状態)し、また、他の切替手段703は前記搬送経路F3と搬送経路F4とのいずれかを選択的に解放するように、作業指令の内容に応じて作動制御される。
ところで、前記搬送経路F1上に設けられている中折りユニット71には、用紙を搬送方向に対して直交する方向(本実施の形態においては、水平左方向)に押し込むべく設けた、薄板あるいはナイフ状の板材からなる押し込み部材710と、前記押し込み部材710により押し込まれた用紙を圧着挟時する上側ローラ713、および、下側ローラ715と、用紙を順方向(搬送経路に従った搬送方向で、この場合は、上から下に向かう方向)に搬送すべく前記下側ローラと圧着しながら回転する搬送ローラ717と、前記ローラ群のある位置よりも下流位置であって、搬送経路に対して挿脱可能に設けたストッパ719とが備えてある。
そして、使用される用紙の搬送方向におけるサイズに対して、前記上側ローラ713と下側ローラ715との高さ方向におけるニップ位置から半分に該当する搬送経路内の位置にストッパ719を臨ましめ、前記取り込み口70から取り込んだ用紙の先端が前記ストッパ719に達した後、前記ローラ群の正方向回転を停止させる。
次いで、前記押し込み部材710により用紙を前記上側ローラ713と下側ローラ715との間に押し込んで用紙の搬送方向と直交する方向に折り目をつけ、しかる後、前記のローラ群を再度正方向に回転せしめ、中綴じ部73に向けて用紙を送り出す。
前記第1搬送ユニット72は、多数の孔を設けた可回転ベルト720と、前記可回転ベルト720の内側に設けられ、かつ、吸引手段Suにダクトを介して連結する吸引ボックス723とを備えている。
725は針金等の線材からなる可回転の分離部材で、前記可回転ベルト720の下側面上に吸着状態で搬送される用紙の先端部を強制的に内側(図の上側)から叩き、分離させる機能を有する。Mは分離部材725を駆動するモータである。
中綴じ部73は、前記第1搬送手段72を介して搬送される用紙を積載する積載手段を備えており、積載手段は上流側に設けた(用紙受けの)第1ガイド部材730と下流側に設けた(用紙受けの)第2ガイド部材733とを主要素とする。
前記第1、および、第2ガイド部材730、733は垂直面に対して約45度の角度を以て配設した板材からなり、全体的な形状は山形形状をなしているが、頂部側における両ガイド部材の端部は間隙を有している。
更に、前記第2ガイド部材733の奥行き方向において分割された中央部位は、図示位置から右斜め上方に向けて所定距離分だけ往復動出来るように構成してある。
これは、中綴じ処理が終了した後の用紙束の折り目に先端を進入させ、二つ折りの冊子の形態にしながら第2搬送手段74のベルト間に押し込む役割をはたさせるためである。
前記第1、第2ガイド部材730、733に挟まれる中央位置には受針手段735が高さ位置固定で、かつ、奥行き方向(紙面の表裏方向)には可動に設けてあり、その上部一部は、両ガイド部材の頂部領域における間隙に位置している。
前記受針手段735の上方には、所定の間隙を以て打針手段736が軸737中心で揺動可能に、かつ、奥行き方向には可動に付設してある。
前記打針手段736と受針手段735で構成されるステープラは100枚の用紙を綴じる能力があり、図の奥行き方向に適宜の間隔を以て二つ準備してある。
第1,第2ガイド部材730、733及び用紙先端の位置出しストッパ739により用紙の位置出しを行い、整合手段738により用紙の折り目を整合し、次いで打針手段736と受針手段735を作動させることにより、100枚の用紙を二つ折りした小冊子を得ることができる。
その他、図示しない公知の構成によりカール矯正処理、穴あけ処理、仕分け処理を行えるようにしてある。
上記のような構成により中綴じ処理が終了した用紙束は第二ガイド部材733の一部で右上方に突き上げられ、徐々に小冊子の形態をとりながら第2搬送手段74に受け渡され、当該第2搬送手段と、更に、第3搬送手段75の作用により方向転換するとともにしっかりと二つ折りされた後、断裁部76でカッタ761により小口を断裁され、スタック部77に排出される。
前記スタック部77は積載量に応じて順次下降し、所定量の積み上げを可能とする。
そして、後処理装置制御手段CYは、後処理の制御プログラムや通信制御に係るプログラム等を記憶したリードオンリープログラムROM・M2と、画像形成装置1と通信を行う後処理装置通信手段C4’と、CPU等で構成された制御手段C’等を有し、上述した各ユニット等を制御している。
ROM・M2には後処理に係る制御プログラム及び画像形成装置との連動運転に必要なプログラム等が予め記憶されている。
後処理装置8の後処理装置通信手段C4’は画像形成装置1の後処理装置通信手段C4に接続されており、画像形成装置1の制御手段Cから、給紙される用紙が確認画像に係る用紙であるか否か(通常のジョブに係る用紙でないか)の確認画像用紙情報と、ジョブ情報が送信され、後処理装置通信手段C4と後処理装置通信手段C4’とを介して確認画像用紙情報とジョブ情報とが制御手段CYに入力される。
制御手段CYは後処理装置に給紙される用紙が確認画像用紙である確認画像用紙情報を受信すると、切替手段703を作動させて搬送経路F3を解放させ、搬送される確認画像用紙をトレイの上表面が目視可能なトレイ79に排紙する。
また、制御手段CYはジョブ情報に応じて用紙を必要な搬送経路に搬送させ、上述したようにジョブ情報に応じた後処理を行わせ、大容量の用紙を積載可能なスタック部77に通常のジョブ画像の用紙を排紙・積載させる。
図14は、画像形成システムの説明図である。
図14において、8は後処理装置、9は給紙装置で、それぞれ画像形成装置1に接続され、給紙装置9で給紙された用紙Pに、画像形成装置1でジョブ画像或いは確認画像が画像形成され、後処理装置8で集積される。
給紙装置9、画像形成装置1、及び後処理装置8はそれぞれ上述した構成、動作を行い、全体システムとして連動運転を行う。
なお、給紙装置9、画像形成装置1、及び後処理装置8はそれぞれ個別また連動した場合の構成と作用について上述したので説明を省略する。
必要に応じて給紙装置と後処理装置とを複数設けてシステム動作をさせても良い。
以上モノクロの画像形成装置について説明したがカラー画像形成装置についても応用できることは言うまでもない。
1 画像形成装置
3 画像読取手段
4 画像形成手段
5 給紙手段
8 後処理装置
9 給紙装置
10 操作パネル
54 第1の用紙積載トレイ
55 第2の用紙積載トレイ
79 トレイ
101 表示手段
102 入力手段
200 補正有無/確認画像出力時期選択画面
201 確認画像及び排紙トレイの選択画面
202 ジョブ画像指定画面
203 確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面
913 用紙積載台
C 制御手段
CY 制御手段
CZ 制御手段
C1 インターネット通信制御手段
C2 LAN通信制御手段
C3 給紙装置通信手段
C4 後処理装置通信手段
D 自動給紙ユニット
M1 RAM
M2 ROM
3 画像読取手段
4 画像形成手段
5 給紙手段
8 後処理装置
9 給紙装置
10 操作パネル
54 第1の用紙積載トレイ
55 第2の用紙積載トレイ
79 トレイ
101 表示手段
102 入力手段
200 補正有無/確認画像出力時期選択画面
201 確認画像及び排紙トレイの選択画面
202 ジョブ画像指定画面
203 確認画像出力時ジョブ中断可否の選択画面
913 用紙積載台
C 制御手段
CY 制御手段
CZ 制御手段
C1 インターネット通信制御手段
C2 LAN通信制御手段
C3 給紙装置通信手段
C4 後処理装置通信手段
D 自動給紙ユニット
M1 RAM
M2 ROM
Claims (13)
- 確認画像を出力可能な画像形成装置において、
確認画像情報を取得する確認画像取得手段と、
前記確認画像情報に基づく前記確認画像を出力する時期を指定する出力時期指定手段と、
ジョブ画像の出力中に前記出力時期指定手段で指定された時期に画像形成手段に前記確認画像を出力させる制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記確認画像情報はジョブ画像情報またはテストチャート画像情報のいずれかを含み、前記ジョブ画像情報または前記テストチャート画像情報のいずれかを選択する画像情報選択手段により選択された選択ジョブ画像情報または選択テストチャート画像情報を前記確認画像として出力可能なことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記出力時期指定手段は、所定の部数毎、所定の枚数毎、或いは任意の時期を含むいずれかの時期を選択可能なことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブ画像情報は1頁または複数頁の情報を有し、前記確認画像として出力する頁を選択する出力頁選択手段により選択された情報を前記確認画像として出力可能なことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 用紙を集積する複数の排紙トレイを有し、前記選択ジョブ画像情報及び前記選択テストチャート画像情報の少なくともいずれかを担持した用紙と通常のジョブ画像を担持した用紙とを異なる前記排紙トレイに集積させる制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記確認画像を担持した用紙は前記確認画像を目視可能な排紙トレイに排紙させる前記制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブ画像の出力中に前記確認画像を出力する場合、ジョブ画像の出力を中断するか否かを選択するジョブ中断可否選択手段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブ中断可否選択手段により中断可の選択が行われると、画像形成中のジョブの部数の区切りを完了するまで当該ジョブを継続し、再起動入力により中断していたジョブを継続することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブ中断可否選択手段により中断可の選択が行われた後で前記再起動入力の前に、画質濃度及び階調性の少なくとも1つを補正可能とし、補正に基づいた確認画像の出力を可能とすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記確認画像に、前記確認画像の出力時点に出力していたジョブに関するページ番号を付加し、ページ番号を付加した前記確認画像を出力可能とし、
前記補正に基づいた確認画像に、前記補正に基づいた確認画像の出力時点に出力していたジョブに関するページ番号を付加し、ページ番号を付加したページ番号を付加した前記補正に基づいた確認画像を出力可能とすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。 - 前記再起動入力による、中断していたジョブの区切りからの継続開始時に、指定された給紙トレイから用紙を給紙し、中断前に通常のジョブ画像を担持した用紙を集積させていた排紙トレイに集積させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置と、該画像処理装置の指令に基づいて所定の用紙を給紙する給紙装置と、請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置の指令に基づき所定の排紙トレイに所定の用紙を排紙・積載する後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
- 前記後処理装置の上から目視可能な排紙トレイに確認画像を担持した用紙を排紙・積載可能な前記後処理装置を有することを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
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- 2005-08-04 JP JP2005226363A patent/JP2007041353A/ja active Pending
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