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JP2006331517A - 情報記録媒体および記録装置 - Google Patents

情報記録媒体および記録装置 Download PDF

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正 中村
Hiroshi Yabaneta
洋 矢羽田
Hiroshi Hamasaka
浩史 濱坂
Kenji Muraki
健司 村木
Shuji Ishihara
秀志 石原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】レーベル面にドライブ装置により記録が可能な光ディスクにおいて、レーベル面への記録処理にともなって光ディスクを無駄に消費しないような情報記録媒体および情報装置を提供する。
【解決手段】本発明の情報記録媒体は、データ面とレーベル面とを含み、データ面は情報記録媒体を識別する第1の識別情報124を含み、レーベル面は情報記録媒体を識別する第2の識別情報114を含み、第1の識別情報124と第2の識別情報114はデータ面とレーベル面が一つの情報記録媒体を構成することを示す情報を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報記録媒体およびその情報記録媒体に情報を記録する記録装置に関する。
近年、デジタルデータの記録に様々な形態の情報記録媒体が用いられており、繰り返しデータが書き換え可能な書き換え型光ディスクや、記録回数が1回に限られている一方、媒体の価格が安価である追記型光ディスクが存在する。
このような書き換え型光ディスクの例として、DVD−RAMディスク、BD−RE(Blu−ray Disc Rewritable)等がある。また、追記型光ディスク光ディスクの例として、DVD―Rディスク、BD−R(Blu−ray Disc Recordable)ディスク等がある。
このような光ディスクは、データを記録するデータ面と、その裏側であり、データ面に記録されたデータのタイトル(文字や画像)などを含むレーベル情報を記録するレーベル面を持つ。このレーベル面に対し、ドライブ装置によりレーベル情報を記録できる技術が知られている。
このような技術の一例としては「LightScribe」技術(http://www.lightscribe.com/)がある。
「LightScribe」技術に対応した光ディスクドライブ装置を用いることにより、例えば、DVDレコーダ装置により、録画済み番組のタイトルなどをレーベル面に記録することが可能になり、ディスクに記録されたコンテンツを把握しやすい利点がある。このようにレーベル面へのレーザーによる情報記録(印刷)においては特許文献1などで開示がなされている。
特開2005−44502号公報
レーベル面へのレーベル情報を光ディスクドライブ装置による記録を行うとき、一般的な光ディスクドライブ装置の場合、いったん光ディスクをドライブ装置から取り出し、ディスク面を裏返して再度、光ディスクドライブ装置へ再挿入する必要がある。
このような再挿入の過程において、間違った光ディスクを挿入してしまう可能性がある。
間違った光ディスクを挿入してしまった場合、データ面に記録したデータと、レーベル面に記録したレーベル情報の内容が不整合となってしまう。レーベル面への記録においては、書き換えが不可能であり、このような不整合が発生した場合、この光ディスクを破棄し、別の光ディスクへの再度の記録を行わざるをえない。よって、光ディスクを無駄に消費してしまうことになる。
また、レーベル面への記録が可能な光ディスクと、不可能な光ディスクの両方が市場に存在する。
よって、ユーザが、光ディスクのデータ面へのデータの記録とレーベル面へ記録するレーベル情報の編集の作業を済ませた後、その光ディスクがレーベル面へのドライブ装置による記録に対応していないことに気がつくような状況が発生しうる。
特に、光ディスクが追記型である場合、データ面のデータを完全に書き換えることは不可能であるので、この光ディスクを破棄し、別の光ディスクへの再度の記録を行わざるをえない。よって、光ディスクを無駄に消費してしまうことになる。
本発明は上記の課題を解決するものであり、レーベル面にドライブ装置により記録が可能な光ディスクにおいて、レーベル面への記録処理にともなって、光ディスクを無駄に消費しないような情報記録媒体、その情報記録媒体に情報を記録する情報記録方法、および情報記録装置、その情報記録媒体に記録された情報を再生する情報再生方法および情報装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の情報記録媒体は、記録再生手段によりデータが記録または再生されるデータ面と、前記記録再生手段によりレーベル情報が記録または再生されるレーベル面とを含み、前記データ面は、前記情報記録媒体を識別する第1の識別情報を含み、前記レーベル面は、前記情報記録媒体を識別する第2の識別情報を含み、前記第1の識別情報と第2の識別情報は、前記データ面と前記レーベル面が一つの情報記録媒体を構成することを示す情報を含むこととしたものである。
また本発明の記録装置は、上記情報記録媒体の前記レーベル面に前記レーベル情報を記録する記録装置であって、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報を比較し、前記第1の識別情報と第2の識別情報が、前記データ面と前記レーベル面が一つの前記情報記録媒体を構成することを示すかどうかを判断し、一つの前記情報記録媒体を構成することを示すと判断した場合は、前記レーベル情報を前記レーベル面に記録することとしたものである。
また本発明の情報記録媒体は、記録再生手段によりデータが記録または再生されるデータ面と、レーベル情報を記録するためのレーベル面とを含み、前記記録手段による前記レーベル情報が前記レーベル面に記録可能かどうかを示すレーベル面記録可能情報を、前記データ面に含むこととしたものである。
また本発明の記録装置は、上記情報記録媒体の前記レーベル面に前記レーベル情報を記録する記録装置であって、前記レーベル面記録可能情報を前記データ面から再生し、前記レーベル面記録可能情報が、前記レーベル面へのレーベル情報の記録が可能であることを示しているかどうかを判断し、記録可能であると判断した場合は、前記レーベル情報の生成を行うこととしたものである。
本発明によれば、レーベル面に光ディスクドライブ装置により記録が可能な光ディスクの利用において、光ディスクを無駄に消費しないような情報記録媒体および情報装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
(1−1)情報記録媒体
図1Aは、本発明の実施の形態における情報記録媒体100のデータ面の外観を示す。
情報記録媒体100として、追記型光ディスクであるBD−Rディスクを例として以下の説明を行う。BD−Rディスクのデータ構造は、例えば、「SCSI Multimedia Commands−5」規格などに示される。情報記録媒体100は、記録再生手段によりデータが記録または再生されるデータ面と、前記記録再生手段によりレーベル情報が記録または再生されるレーベル面とを含む。
情報記録媒体100の最内周にリードイン領域101が配置されている。情報記録媒体100の最外周にリードアウト領域103が配置されている。情報記録媒体100のリードイン領域101とリードアウト領域103との間にデータ領域102が配置されている。
リードイン領域101には、後述する記録再生部314に含まれる光ピックアップが情報記録媒体100へアクセスするときに必要な基準情報や、他の記録媒体との識別情報等が記録されている。リードアウト領域103にもリードイン領域101に記録されている情報と同様の情報が記録されている。
リードイン領域101、データ領域102およびリードアウト領域103には複数の物理セクタが割り付けられている。各物理セクタは最小のアクセス単位である。各物理セクタは物理セクタ番号(以降、PSN)というアドレス情報により識別される。
複数の物理セクタを含むECCクラスタ(または、ECCブロック)を最小の単位としてデータの記録・再生が行われる。
図1Bは、本発明の実施の形態における情報記録媒体100のレーベル面の外観を示す。
情報記録媒体100の最内周に管理データ領域111が配置されている。その外側には、レーベル情報記録領域112が配置されている。
管理データ領域111は、レーベル面への記録位置を制御するための、トラッキングサーボ用のパターンが設けられている。
レーベル情報記録領域112には、特殊インクが塗布されており、光ピックアップに含まれるレーザを照射することにより、文字や画像などのレーベル情報が記録可能である。本実施の形態ではレーベル情報記録方式として例えば「LightScribe」技術を用いるが、記録方式として熱転写等の他の記録方式を用いることも可能である。記録方式によってはレーベル情報記録領域112に特殊インクが塗布されてなくてもよい。
図1Cは、情報記録媒体100のレーベル面に記録される第2媒体情報113を示す。第2媒体情報113は第2媒体情報114を含む。
図1Bに示すように、第2媒体情報113は、情報記録媒体100のレーベル面の管理データ領域111や、レーベル情報記録領域112に、それぞれ、第2媒体情報113Aおよび第2媒体情報113Bとして記録される。
第2媒体情報113Aは、例えば、情報記録媒体100の製造時に記録される。
第2媒体情報113Bは、例えば、後述する情報記録媒体100の初期化処理時に記録される。
第2媒体情報113は、レーベル面において、例えば、エンボス加工のピットや、バーコード状のマーク、その他所定のデータ形式により記録される。
図2Aは、情報記録媒体100のデータ面のデータ構造を示す。
図2Aでは、図1Aにおいて同心円状に示されているリードイン領域101、データ領域102およびリードアウト領域103を縦方向に配置して示している。
リードイン領域101は、ディスク製造時に生成されるエンボスによるピットなどによる記録済み領域と、ドライブ装置により記録可能な記録可能領域とからなる。
記録済み領域には、情報記録媒体100の構造に関する情報や、制御データを含むPIC120を含む。
リードイン領域101の記録可能領域は、ディスク管理情報領域104A、104Bや、一時ディスク管理情報領域104Cを含む。
リードアウト領域103は、ディスク管理情報領域105A、105Bを含む。
図2Bは、情報記録媒体100のデータ面に記録される第1媒体情報123を示す。
第1媒体情報123は、第1媒体識別情報124や、レーベル面記録可能情報125、レーベル面記録状態情報126を含む。
第1媒体識別情報124は、情報記録媒体100を一意に識別するためのシリアル番号を含む。
レーベル面記録可能情報125は、情報記録媒体100のレーベル面がドライブ装置による記録が可能であるかどうかの情報を含む。
レーベル面記録状態情報126は、情報記録媒体100のレーベル面のドライブ装置による記録状態を示す情報を含む。例えば、
(状態1: レーベル面への記録が行われていない)
(状態2: レーベル面の一部の領域が記録済である)
(状態3: レーベル面の全ての領域が記録済である)
などの情報を含む。
また、上述の第2媒体識別情報114は、第1媒体識別情報124と同じ情報を含む。第1媒体識別情報124と第2媒体識別情報114の内容が一致する場合、そのデータ面とレーベル面は一つの情報記録媒体100を構成することを意味する。
第1媒体情報123は、図2Aに示すように、情報記録媒体100のPIC120に第1媒体情報123Aとして含まれる。
図3は、各ディスク管理情報領域に記録されるディスク管理構造200のデータ構造である。
ディスク管理構造200は、ディスク定義構造(TDDS)201、交替管理情報リスト(TDFL)、セッション管理情報(SRRI)などを含む。
ディスク定義構造201は、最新のTDFLやSRRIへの位置情報を含む。
第1媒体識別情報123が、第1媒体識別情報123Bとしてディスク定義構造201に含まれる。
第1媒体識別情報123Bは、例えば後述する初期化処理において記録される。
データ領域102は、内周交替領域106と、ユーザデータ領域108と、外周交替領域107とを含む。
ユーザデータ領域108は、ユーザデータを記録するために使用される領域である。
図4は、ユーザデータ領域108のデータ構造を示す。ユーザデータ領域108には複数のトラックが割り付けられている。
各トラックは、情報記録媒体100上の連続領域である。情報記録媒体100上に連続して配置される複数のトラックは、セッションを構成する。
なお、トラックは、DVD−R規格の場合はRZone、BD−R規格の場合は、SRR(Sequential Recording Range)と呼ばれる。
各トラックおよびセッションは、図3に示したSRRIによって管理される。
各トラックに対して、最後にデータが記録された位置を示すトラック内最終データ記録位置情報(以降、LRA)がSRRIで管理される。
図4の場合、トラック#1 401とトラック#2 403に対して、LRA402とLRA403となる。
本実施の形態においては、トラック毎にデータの記録が可能である。新たなデータの記録は、各トラックの先頭から行われ、トラック内においては連続的にデータが配置される(シーケンシャル記録)。そのトラック内でデータの記録が行われると、そのトラック内で最後に記録された位置がLRAに反映される。
図4に示すように、ユーザデータ領域108上に記録されるユーザデータの管理はファイルシステムによって行われる。ファイルシステムが管理を行う空間は、ボリューム空間109と呼ばれる。
ボリューム空間には複数の論理セクタが割り付けられている。各論理セクタは論理セクタ番号(以降、LSN)というアドレス情報により識別される。
なお、以下の説明においては、ファイルシステムを構成するボリューム/ファイル構造として情報記録媒体100に記録される記述子やポインタ、メタデータパーティションやメタデータファイル等は、特に詳細な記載がない限り、ISO/IEC13346規格あるいはUDF(Universal Disk Format)規格に規定されたデータ構造を持つものとする。もちろん、他のファイルシステムを用いることも可能である。
このようなファイルシステムのデータ構造に、第1媒体情報123を含めることも可能である。例えば、図4に示すように、第1媒体情報123を、UDF規格で規定されるSystem Stream 431中に第1媒体識別情報123Cとして含んでもよい。
図5は、図4のファイルシステムにより管理されるディレクトリ/ファイル構造の例である。
図4では、例えば、BD−RE用AVアプリケーション規格に従い、BDAVディレクトリ下にAVデータが記録される。
さらに、“LABEL.DAT” 443というファイルが記録されている。
このようなファイルのデータ中に、第1媒体情報123を含めることも可能である。例えば、図5に示すように、第1媒体情報123を、“LABEL.DAT” 443中に第1媒体識別情報123Dとして含んでもよい。
(1−2)記録再生装置
図6は、本発明の実施の形態における、情報記録再生装置300の構成を示す。
情報記録再生装置300は、ホスト装置305とドライブ装置310とを含む。
ホスト装置305は、例えば、BD/DVDレコーダ、コンピュータシステムあるいはパーソナルコンピュータであり得る。
ドライブ装置310は、記録装置、再生装置、記録再生装置のいずれかであり得る。また、レーベル面への記録機能を備える。
ホスト装置305は、システム制御部301と、メモリ回路302とを含む。ホスト装置305は、ハードディスク装置304をさらに含んでもよい。ホスト装置305内の構成要素は、I/Oバス303を介して相互に接続されている。
システム制御部301は、例えば、システムの制御プログラムや演算用メモリを含むマイクロプロセッサによって実現され得る。システム制御部301は、ファイルシステムのボリューム構造/ファイル構造の記録・再生、後述するメタデータパーティション/ファイル構造の記録・再生、ファイルの記録・再生、リードイン/リードアウト領域の記録・再生などの処理の制御や演算を行う。
また、情報記録再生装置300に接続された出力装置(モニタ、TVなど)を用い、レーベル面へ記録するレーベル情報の生成・編集処理などの制御や演算を行う。
メモリ回路302は、ボリューム構造、ファイル構造、メタデータパーティション/ファイル構造およびファイル、レーベル情報の演算や一時保存などに使用される。
ドライブ装置310は、ドライブ制御部311と、メモリ回路312と、記録再生部314とを含む。記録再生部314は記録/再生用のレーザを含み、このレーザにより、データ面へのデータ記録と、レーベル面へのデータ記録が行われる。
ドライブ装置310内の構成要素は、内部バス313を介して相互に接続されている。
ドライブ制御部311は、例えば、ドライブの制御プログラムや演算用メモリを含むマイクロプロセッサによって実現され得る。ドライブ制御部311は、ディスク管理情報領域やデータ面へのデータの記録・再生、レーベル面へのデータの記録・再生などの処理の制御や演算を行う。
なお、図6に示されるシステム制御部301や、ドライブ制御部311は、LSI等の半導体集積回路によって実現されてもよいし、汎用プロセッサとメモリ(例えばROM)とによって実現されてもよい。
メモリ(例えばROM)にはコンピュータ(例えば汎用プロセッサ)が実行可能なプログラムが格納されている。このプログラムは上述および後述する本発明の再生処理および記録処理を示しており、コンピュータ(例えば汎用プロセッサ)はこのプログラムに従って、本発明の再生処理および記録処理を実行する。
メモリ回路312は、ディスク管理情報領域や媒体識別情報に関するデータおよびドライブ装置310に転送されてきたデータやレーベル情報の演算や一時保存などに使用される。
(1−3)初期化処理手順
本実施の形態においては、図7のフローチャートを参照して、第1媒体情報123および第2媒体情報113を記録する初期化処理手順について説明する。
第1媒体情報123Aおよび第2媒体情報113Aは、情報記録媒体100の製造時に記録されるものとする。
一方、第1媒体情報123B、123C、123Dや、第2媒体情報113Bは、初期状態において記録されておらず、図7に示す初期化処理の過程で記録される。
(ステップS101)データ面を記録可能な方向に、情報記録媒体100をドライブ装置310に挿入する。
(ステップS102)システム制御部301は、ユーザに対してメッセージを提示し、先のステップで挿入した情報記録媒体100が、レーベル面への記録が可能かどうかを問い合わせる。
(ステップS103)情報記録再生装置300は、ユーザからの応答を受け、第1媒体情報をメモリ回路302中に生成する。
すなわち、レーベル面への記録が可能かどうかの情報をレーベル面記録可能情報125に設定する。
さらに、情報記録再生装置300は第1媒体識別情報124に設定する値を生成し、設定する。
さらに、情報記録再生装置300はレーベル面記録状態情報126に、レーベル面が未記録であることを示す情報を設定する。
また、第2媒体情報をメモリ回路302中に生成し、第2媒体識別情報114に第1媒体識別情報124と同じ情報を設定する。
第2媒体情報は、後のステップで必要となるので、メモリ回路312や302、ハードディスク装置304に保持しておく。
(ステップS104)情報記録再生装置300は、情報記録媒体100の初期化を行う。この初期化は、情報記録媒体100に対する物理フォーマット(ディスク管理構造200の記録など)、論理フォーマット(ファイルシステム情報の初期化)、アプリケーションデータの初期化(ファイル“LABEL.DAT”の記録など)などを含む。
本ステップの過程において、先のステップで生成した第1媒体情報123を、第1媒体情報123B、123C、123Dとして記録する。第1媒体情報123A、123B、123C、123Dについては、少なくとも一つ、あるいは、複数を記録してもよい。
(ステップS105)情報記録媒体100が、レーベル面への記録機能を備えている場合には、処理はステップS106に進む。そうでなければ、処理は終了する。
(ステップS106)情報記録再生装置300は、情報記録媒体100を排出する。
(ステップS107)例えば、ユーザが、排出された情報記録媒体100を裏返し、レーベル面へ記録可能な状態で情報記録再生装置300へ挿入する。
(ステップS108)情報記録再生装置300は、先のステップで作成した第2媒体情報113を、第2媒体情報113Bとして記録する。
以上より、本発明の情報記録再生装置300による初期化処理を施された情報記録媒体100は、第1媒体情報123および第2媒体情報113を持つようになる。
(1−4)記録処理手順
次に、図8に示すフローチャートを参照して、本実施の形態におけるデータ面およびレーベル面への記録処理の手順を説明する。
(ステップS201)データ面を記録可能な方向に、情報記録媒体100をドライブ装置310に挿入する。
(ステップS202)ドライブ制御部311は、リードイン領域101に含まれるデータを再生する。
また、ホスト装置305から再生指示を受け、ファイルシステムの情報を再生する。
本ステップにおいて、第1媒体識別情報123A、123B、123C、123Dが再生され、メモリ回路302、あるいは、メモリ回路312、ハードディスク装置304に格納される。
(ステップS203)情報記録再生装置300は、ユーザからの指示や、あらかじめ与えられていた予約情報などに従い、情報記録媒体100へのデータの記録(例えば、テレビ番組の録画)や再生を行う。
(ステップS204)システム制御部301は、メモリ回路302に保持されているレーベル面記録可能情報125を参照し、情報記録媒体100がレーベル面への記録機能を備えているかどうかを判断する。
レーベル面への記録機能を備えている場合には、処理はステップS205に進む。そうでなければ、処理は終了する。
さらに、レーベル面記録状態情報126を参照し、情報記録媒体100がレーベル面での記録可能な領域が残っているかを判断してもよい。
例えば、レーベル面記録状態情報126が(状態1: レーベル面への記録が行われていない)や(状態2: レーベル面の一部の領域が記録済である)である場合、レーベル面への記録可能な領域が残っているので、処理はステップS205に進む。
レーベル面記録状態情報126が(状態3: レーベル面の全ての領域が記録済である)である場合、レーベル面への記録可能な領域が残っていないので、処理は終了する。
(ステップS205)情報記録再生装置300は、レーベル面に記録するレーベル情報の作成を行う。このデータの作成は、ユーザの操作などにより行われる場合もあるし、システム制御部301が行う場合もあり得る。
本ステップで作成されたレーベル情報は、メモリ回路302に保持される。
あるいは、ハードディスク装置304、情報記録媒体100などに記録してもよい。情報記録媒体100に記録されるときは、例えば、ファイル(LABEL.DAT)443に記録される。
本ステップにおいて、さらに、レーベル面記録状態情報126の更新を行ってもよい。
例えば、レーベル面記録状態情報126が(状態1: レーベル面への記録が行われていない)であったら、本ステップでのレーベル情報の内容に応じて、(状態2: レーベル面の一部の領域が記録済である)や(状態3: レーベル面の全ての領域が記録済である)となるように、レーベル面記録状態情報126を更新し、情報記録媒体100へ記録する。
(ステップS206)情報記録再生装置300は、情報記録媒体100を排出する。
(ステップS207)例えばユーザにより、排出された情報記録媒体100を裏返し、レーベル面へ記録可能な状態で情報記録再生装置300へ挿入する。
(ステップS208)ドライブ制御部311は、管理データ領域111に含まれるデータを再生する。
本ステップにおいて、第2媒体情報113Aが再生され、メモリ回路302に格納される。
あるいは、第2媒体情報113Bを再生し、メモリ回路302に格納する。
(ステップS209)システム制御部301は、再生した第2媒体情報113に含まれる第2媒体識別情報114と、ステップS202で再生した第1媒体識別情報126の情報を比較し、一致しているかどうかを調べる。
一致していると判断したら、正しい情報記録媒体100が挿入されているので、ステップS111へ進む。
一致していないと判断したら、誤った情報記録媒体100が挿入されているので、ステップS110へ進む。
なお、この媒体識別情報の比較処理については、ドライブ制御部311メモリ回路312内で実施するようにしてもよい。
なお、情報記録媒体100上での第1媒体識別情報126と第2媒体識別情報114のデータ形式は異なってもよい。この場合、情報記録再生装置300内で所定の変換処理を行い、第1媒体識別情報126と第2媒体識別情報114の一致の判断を行えばよい。
(ステップS210)情報記録再生装置300、レーベル面へのレーベル情報の記録を行わない。また、システム制御部301およびドライブ制御部311は、所定のメッセージのユーザへの表示、情報記録媒体100の排出などのエラー処理を行い、処理を終了する。
(ステップS211)情報記録再生装置300は、ドライブ装置310へ対し、レーベル情報の記録開始を指示する。
ドライブ制御部は、記録再生部314を制御し、ステップS205で作成したレーベル情報をレーベル面へ記録し、処理を完了する。
以上より、本発明の情報記録再生装置300は、データ面における第1媒体識別情報124と、レーベル面における第2媒体識別情報114が一致するかどうかを調べることにより、情報記録再生装置300からいったん取り出された情報記録媒体100が、同一のものであることを確認し、同一であることが確認された場合にレーベル面の記録を実行する。
これにより、データ面に記録したデータと不整合なデータをレーベル面に記録することがなくなり、情報記録媒体100を無駄に消費することを回避できる。
なお、情報記録媒体100の種類においては、市場への出荷時に第1媒体情報123や、第2媒体情報113が全く記録されていない場合がありうる。
このような情報記録媒体100によっては、図8のフローチャートを参照して説明したデータ面とレーベル面の整合性を確認することができない。
そこで、上述したように、情報記録再生装置300は、図7に示す初期化処理を行う。
これにより、以降のデータおよびレーベル情報の記録において、図8を参照して説明したのと同じ記録手順を実行することが可能となる。
よって、データ面に記録したデータと不整合なデータをレーベル面に記録することがなくなり、情報記録媒体100を無駄に消費することを回避できる。
なお、情報記録媒体100の種類によっては、市場への出荷時に第2媒体情報113のみが記録されていない場合がありうる。
このような情報記録媒体100においては、図8のフローチャートを参照して説明したデータ面とレーベル面の整合性を確認することができない。
そこで、上述したように、情報記録再生装置300は、図7に示す初期化処理を行う。
ただし、この時、第2媒体情報113をレーベル面から先に再生し、得られた第2媒体識別情報114をデータ面の第1媒体識別情報124に設定するようにしてもよい。
これにより、以降のデータおよびレーベル情報の記録において、図8を参照して説明したのと同じ記録手順を実行することが可能となる。
また、情報記録媒体1000のデータ面に、レーベル面記録可能情報125やレーベル面記録状態情報126を持つことにより、情報記録再生装置300が、レーベル面へのレーベル情報が記録可能かどうかを知ることができる。これにより、ユーザがデータ面にデータを記録する前に、レーベル情報へのレーベル情報の記録が可能かどうかをユーザに知らせる、レーベル情報の編集を許可する、などの処理を行うこと可能となり、ユーザに対して使いやすい機能を提供可能となる。
なお、第1媒体情報123については、その全てを記録する必要はなく、1媒体識別情報124、レーベル面記録可能情報125、レーベル面記録状態情報126のいずれかを必要に応じて記録するようにしても良い。これらの情報のそれぞれに対して固有の効果を得ることが可能である。
なお、上述の実施の形態において、図1Aなどに示した情報記録媒体100は、1層のみの記録面を有するものとして説明したが、2層以上の記録面を有する情報記録媒体も存在し得る。
また、追記型光ディスクであるBD−Rディスクを例に説明したが、BD−REディスクのような書き換え型ディスクや、BD−ROMのような再生専用ディスクに対しても同様に適用可能である。
以上のように、本発明にかかる情報記録媒体および記録装置は、その記録装置に含まれるホスト装置およびドライブ装置、その情報記録媒体に情報を記録する記録方法、並びにこれらの装置に記録動作を実行させるプログラムに対しても適用できる。
(A)は本発明の実施の形態における情報記録媒体100のデータ面における外観の一例を示す図(b)は本発明の実施の形態における情報記録媒体100のレーベル面における外観の一例を示す図(c)は本発明の実施の形態における第2媒体情報113のデータ構造の一例を示す図 (A)は本発明の実施の形態における情報記録媒体100のデータ構造の一例を示す図(b)は本発明の実施の形態における第1媒体情報123のデータ構造の一例を示す図 本発明の実施の形態におけるディスク管理構造200のデータ構造の一例を示す図 図1Bに示されるユーザデータ領域108のデータ構造の一例を示す図 本発明の実施の形態におけるディレクトリ/ファイル構造の一例を示す図 本発明の実施の形態における情報記録再生装置300の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態における初期化処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態における記録処理を示すフローチャート
符号の説明
100 情報記録媒体
113 第2媒体情報
123 第1媒体情報
300 情報記録再生装置

Claims (4)

  1. データが記録または再生されるデータ面と、レーベル情報が記録または再生されるレーベル面とを含み、
    前記データ面は、前記情報記録媒体を識別する第1の識別情報を含み、
    前記レーベル面は、前記情報記録媒体を識別する第2の識別情報を含み、
    前記第1の識別情報と第2の識別情報は、前記データ面と前記レーベル面が一つの情報記録媒体を構成することを示す情報を含むことを特徴とする、
    情報記録媒体。
  2. 請求項1記載の前記情報記録媒体の前記レーベル面に前記レーベル情報を記録する記録装置であって、
    前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報を比較し、
    前記第1の識別情報と第2の識別情報が、前記データ面と前記レーベル面が一つの前記情報記録媒体を構成することを示すかどうかを判断し、
    一つの前記情報記録媒体を構成することを示すと判断した場合は、
    前記レーベル情報を前記レーベル面に記録することを特徴とする、
    記録装置。
  3. データが記録または再生されるデータ面と、レーベル情報を記録するためのレーベル面とを含み、
    前記記録手段による前記レーベル情報が前記レーベル面に記録可能かどうかを示すレーベル面記録可能情報を、前記データ面に含むことを特徴とする、
    情報記録媒体。
  4. 請求項3記載の前記情報記録媒体の前記レーベル面に前記レーベル情報を記録する記録装置であって、
    前記レーベル面記録可能情報を前記データ面から再生し、
    前記レーベル面記録可能情報が、前記レーベル面へのレーベル情報の記録が可能であることを示しているかどうかを判断し、
    記録可能であると判断した場合は、
    前記レーベル情報の生成を行うことを特徴とする、
    記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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