JP2006318179A - ポータルサイト提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの属性とコンテンツの属性を考慮して、ユーザに適したコンテンツを自動的に選択する仕組みを備えるポータルサイト提供システムを提供する。
【解決手段】 Webブラウザ17上でそれぞれ独立してコンテンツを表示するコンポーネントであるコマ185を有する個人ポータル18を提供するシステムにおいて、各コマ185に出力すべき一又は複数のコンテンツを、コンテンツ選択部33で自動的に選択できるようにする。ユーザは、上記コンテンツ選択においてどのユーザ属性項目を考慮すべきかを指定することができる。これにより、ユーザに適したコンテンツを含む個人ポータルを簡単に構築することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 Webブラウザ17上でそれぞれ独立してコンテンツを表示するコンポーネントであるコマ185を有する個人ポータル18を提供するシステムにおいて、各コマ185に出力すべき一又は複数のコンテンツを、コンテンツ選択部33で自動的に選択できるようにする。ユーザは、上記コンテンツ選択においてどのユーザ属性項目を考慮すべきかを指定することができる。これにより、ユーザに適したコンテンツを含む個人ポータルを簡単に構築することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ポータルサイト提供システムに関する。
いわゆるポータルサイト提供システムは、インターネット等のネットワーク上に存在する膨大な情報の中から所望の情報を効率よく利用できるようにするための様々な機能やサービス(リンク集、ディレクトリサービス、検索機能等)をユーザに提供するものである。最近では、ユーザが多数のポータル用コンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイト(以下、「個人ポータル」と呼ぶ)を構築することが可能なポータルサイト提供システムが多数登場してきている(例えば、非特許文献1、非特許文献2を参照)。
個人ポータルでは、ユーザ自身が所望のコンテンツを選択できるため、当然、一般のポータルを利用する場合よりも効率よく目的のコンテンツに到達できるわけであるが、それでも、コンテンツの数が多くなれば、ページ内に掲載される情報量は相当なものになる。特に、従来のポータルサイト提供システムは主に文字情報でページが構成されるため、多数のコンテンツがあると、目的のコンテンツ(例えば、未読コンテンツ)を探し出すのに少なからぬ手間がかかってしまう。
ポータルサイト提供システムに関する一般的な課題として、利用可能なコンテンツの充実が挙げられる。一方で、コンテンツの数が多くなると、ユーザが目的や好みに合ったコンテンツを見つけ出すのに時間がかかるようになり、特に初心者のユーザの場合、ポータル設計意欲が削がれることにもなりかねない。
ところで、インターネットでは多種多様なコンテンツが公開されているが、その中には、極めて短い時間間隔で更新したいものもあれば(例:株価の推移)、数時間間隔で十分なものもある(例:天気)。ところが、従来のポータルサイト提供システムには、個人ポータル全体の表示を一定時間間隔で更新(リフレッシュ)することができるものは存在するものの、コンテンツ毎に細かい更新設定ができるものは知られていない。
情報ソース毎にリフレッシュレートを設定可能な公知のシステムとして特許文献1に記載のものがある。しかし、同システムは、基本的にユーザのコンピュータ上に構築されるデスクトップシステムであり、多数のユーザにポータルサイトサービスを提供するものではない。
以上のような課題を解決するため、本願出願人は、
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、該サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備えることを特徴とするポータルサイト提供システムを発明した(特願2004-379655)。
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、該サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備えることを特徴とするポータルサイト提供システムを発明した(特願2004-379655)。
上記発明によれば、複数の出力コンポーネントをクライアント上で動作させるとともに、それらを個別に制御することができるため、コンテンツに応じたきめ細かい出力制御が可能である。また、ユーザの属性とコンテンツの属性を考慮して自動的にコンテンツを選択する仕組みが提供されているため、ユーザは、自分に適したコンテンツを含む個人ポータルを簡単に構築することができる。
上記のようなコンテンツ自動選択の仕組みを運用するに当たっては、ユーザの属性情報の取り扱いに十分配慮する必要がある。例えば、ユーザの嗜好を全く考慮せずに、コンテンツ提供者(広告主等)の意向だけに沿ってユーザの属性情報を利用してしまうと、自動選択されたコンテンツの中にユーザが必要としていないものが入る可能性が大きくなる。このようになると、システムに対するユーザの信頼感が損なわれる恐れがある。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、ユーザの属性とコンテンツの属性を考慮して、ユーザに適したコンテンツを自動的に選択する仕組みを備えるポータルサイト提供システムを提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明は、
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、
前記サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置されて成る情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、及び、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備え、
前記コンテンツデータベースは、各コンテンツがどのような属性のユーザを対象としたものかを属性条件として指定した情報である対象ユーザ属性情報を含み、
前記設計データベースは、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツの選択においてユーザの属性のうちどの項目を考慮すべきかを示す情報であるユーザ属性項目指定情報を含み、
前記コンテンツ選択部は、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを選択する際に、該出力コンポーネントに対応するユーザ属性項目指定情報により指定されたユーザ属性項目毎に、前記出力コンポーネントの所有者であるユーザの属性値と、各コンテンツの対象ユーザ属性情報により指定された属性条件とを比較し、前記ユーザの属性値が前記属性条件を満たさない場合には、前記コンテンツを選択対象から除外する
ことを特徴とするポータルサイト提供システムを提供する。
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、
前記サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置されて成る情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、及び、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備え、
前記コンテンツデータベースは、各コンテンツがどのような属性のユーザを対象としたものかを属性条件として指定した情報である対象ユーザ属性情報を含み、
前記設計データベースは、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツの選択においてユーザの属性のうちどの項目を考慮すべきかを示す情報であるユーザ属性項目指定情報を含み、
前記コンテンツ選択部は、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを選択する際に、該出力コンポーネントに対応するユーザ属性項目指定情報により指定されたユーザ属性項目毎に、前記出力コンポーネントの所有者であるユーザの属性値と、各コンテンツの対象ユーザ属性情報により指定された属性条件とを比較し、前記ユーザの属性値が前記属性条件を満たさない場合には、前記コンテンツを選択対象から除外する
ことを特徴とするポータルサイト提供システムを提供する。
本発明において、サーバは、例えばインターネットを通じて他の端末上のWebブラウザから送信されてくる各種要求に応じた処理を実行するWebサーバや、該Webサーバと連携するデータベースサーバを含む構成とすることができる。この場合、Webブラウザが本発明のクライアントに相当することになる。
出力コンポーネントとは、クライアント上で視覚情報の表示や音声の再生を行うコンポーネントのことをいう。例えば、クライアントとしてWebブラウザを用いる場合、出力コンポーネントは、Webブラウザのプラグインを利用して構成することができる。
情報出力領域とは、コンピュータの画面上におけるクライアントの表示領域(ウィンドウ)内に定義された視覚的な情報出力領域のことをいう。例えば、Webページ全体又はその内部に定義された出力領域がこれに該当する。
ポータル設計情報とは、クライアントがその表示領域内に情報出力領域を生成するために必要な一切の情報のことをいう。例えば、HTML文書、画像、アプレット、スクリプト等のファイルがこれに該当する。また、アプレットやスクリプトの動作(例えば、リフレッシュレート)を制御するためのパラメータや変数等もポータル設計情報に含まれる。
本発明に係るシステムにおいて、ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求がサーバに送信されると、サーバの設計情報送信部が該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する。ポータル設計情報を受け取ったクライアントは、その情報を用いて、複数の出力コンポーネントが所定パターン(例えばマトリックス状)で配置された情報出力領域を有する個人用ポータルページを画面上に生成する。前記複数の出力コンポーネントはそれぞれ、自身が出力すべきコンテンツの取得要求をサーバに送信する。この要求を受けたサーバ側では、その出力コンポーネントに対応するコンテンツを該コンポーネントに送信する。
以上に加え、本発明に係るシステムは、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツの候補を、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部を備えている。コンテンツ選択部は、個人用ポータルページの設計段階や、クライアント上でのコンテンツの出力段階において、ユーザに適したコンテンツを自動的に選択する。
本発明の一態様においては、前記個人用ポータルサイトが切り替え可能な複数のページを有し、各ページに前記出力コンポーネントが配置される。この態様では、ユーザにより指定された特定のページに配置された複数の出力コンポーネントに、コンテンツ選択部により選択された一又は複数のコンテンツを送信することが可能である。例えば、20歳の女性ユーザが、特定のページに対して、ユーザ属性指定項目として「年齢」及び「性別」を指定するとともに、カテゴリとして「清涼飲料」を指定したものとする。この場合、コンテンツ選択部は、コンテンツデータベースに登録されたコンテンツの中から、ユーザ属性条件(年齢=20歳、性別=女性)及びコンテンツ属性条件(カテゴリ=清涼飲料)の両方を満たすコンテンツを抽出する。そして、コンテンツ送信部が、抽出されたコンテンツを一覧表示するページをクライアントに送信する。
本発明の別の態様においては、前記コンテンツ送信部が、ユーザにより指定された特定の出力コンポーネントに、コンテンツ選択部により選択された一又は複数のコンテンツを所定の時間スケジュールで順次送信する。例えば、20歳の女性ユーザが、特定の出力コンポーネントに対して、先に述べた条件と同じ条件を指定したものとする。この場合、コンテンツ選択部は、コンテンツデータベースに登録されたコンテンツの中から、ユーザ属性条件(年齢=20歳、性別=女性)及びコンテンツ属性条件(カテゴリ=清涼飲料)の両方を満たすコンテンツを抽出する。そして、コンテンツ送信部が、抽出されたコンテンツを前記出力コンポーネントに順次送信する。
本発明の更に別の態様においては、前記サーバが、
一のユーザが他のユーザにコンテンツを紹介するメッセージを送信するためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ紹介支援部、及び、
どのユーザからどのユーザに対してどのコンテンツが紹介されたかを示す情報を含むコンテンツ紹介履歴情報を保存するためのコンテンツ紹介履歴データベース
を更に備える。コンテンツ紹介履歴データベースに蓄積された情報を利用すれば、後述のように様々な角度から分析を行うことができる。
一のユーザが他のユーザにコンテンツを紹介するメッセージを送信するためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ紹介支援部、及び、
どのユーザからどのユーザに対してどのコンテンツが紹介されたかを示す情報を含むコンテンツ紹介履歴情報を保存するためのコンテンツ紹介履歴データベース
を更に備える。コンテンツ紹介履歴データベースに蓄積された情報を利用すれば、後述のように様々な角度から分析を行うことができる。
本発明の更に別の態様においては、前記サーバが、
ユーザに前記出力コンポーネントに出力されたコンテンツを評価させるためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ評価支援部、及び、
どのコンテンツに対してどのような評価が与えられたかを示す情報を含むコンテンツ評価情報を保存するためのコンテンツ評価データベース
を更に備える。コンテンツ評価データベースに蓄積された情報は、コンテンツの提供者にとって非常に有用なマーケティング情報となる。
ユーザに前記出力コンポーネントに出力されたコンテンツを評価させるためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ評価支援部、及び、
どのコンテンツに対してどのような評価が与えられたかを示す情報を含むコンテンツ評価情報を保存するためのコンテンツ評価データベース
を更に備える。コンテンツ評価データベースに蓄積された情報は、コンテンツの提供者にとって非常に有用なマーケティング情報となる。
以上のように、本発明に係るポータルサイト提供システムでは、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部を備えている。そして、そのコンテンツ選択部によるコンテンツ選択においてユーザの属性のうちどの項目を考慮すべきかを、ユーザ自身が指定することができる。これにより、コンテンツの自動選択にユーザの希望が反映されるようになるため、各ユーザに適したコンテンツを含む個人ポータルを簡単に構築することができる。
図1に本発明の一実施形態であるポータルサイト提供システムの概略構成を示す。本実施形態のポータルサイト提供システム1(以下、「本システム1」と呼ぶ)は、インターネット10に接続されたコンピュータであるポータルサーバ12(以下、「サーバ12」と呼ぶ)を備えている。サーバ12は、同じくインターネット10に接続されたコンピュータであるコンテンツ提供者端末14及びユーザ端末16から各種要求を受け取り、その要求に応じた処理を実行する。なお、図1ではコンテンツ提供者端末14及びユーザ端末16をそれぞれ1台だけ描いているが、実際にはいずれの端末も複数台ずつインターネット10に接続される。
サーバ12は、所定のプログラムを実行することよりソフトウェア的に構成された機能部であるWebサーバ20、データベースサーバ22(以下、「DBサーバ22」と呼ぶ)、コンテンツ提供者登録受付部24、コンテンツ登録受付部26、コンテンツ設定支援部28、ユーザ登録受付部30、ポータル設計支援部32、コンテンツ選択部33、コンテンツ変換部34、コンテンツ紹介支援部35及びコンテンツ評価支援部36を備えている。また、サーバ12は、ハードディスクや半導体メモリ等で構成されたデータ記憶部40を備えている。
データ記憶部40には、本システム1を利用するためのWebサイト42が作成されている。Webサイト42は、HTML文書、画像、スクリプト、アプレット、CGIプログラム等のファイルから構成される。Webサーバ20は、ユーザ端末16からの要求に応じて、HTML文書や画像ファイル、あるいは、スクリプトやCGIプログラムの実行結果を含むデータを端末に送信する。
また、データ記憶部40には、本システム1に必要な各種データを保存するための各種データベースが構築されている。各データベースの概要は以下の通りである(図2参照)。
コンテンツ提供者DB(50): コンテンツ提供者ID、コンテンツ提供者名、業種、連絡先、担当者名、ログインパスワード等、本システム1のコンテンツ提供者に関する情報を保存したデータベース。
コンテンツDB(52): コンテンツID、コンテンツ提供者ID、コンテンツ種別、コンテンツの場所、アイコンの場所、更新日時、コンテンツ設定データ等、本システム1に登録されたコンテンツに関する情報を保存したデータベース。「コンテンツ種別」には、コンテンツの種別を示す値(例えばMIMEタイプ)が格納される。コンテンツの本体(通常、ファイル)は、予めサーバ12の所定の場所にアップロードしておく。この場合、「コンテンツの場所」には、サーバ12上に保存されたコンテンツファイルへのパスが書き込まれる。あるいは、コンテンツ提供者が独自に運営するサーバ上に予め用意しておいたコンテンツを利用することも可能である。この場合、「コンテンツの場所」には、該当コンテンツのURLが書き込まれる。「アイコン」及び「コンテンツ設定データ」については後述する。
ユーザDB(54): ユーザID、ハンドル名、電子メールアドレス、ユーザ属性、ログインパスワード等、本システム1でポータルサービスを利用するユーザに関する情報を保存したデータベース。「ユーザ属性」の項目としては、氏名、性別、住所、生年月日、血液型、職業、趣味、資格等がある。
ポータル設計DB(56): ポータルID、ユーザID、ページIDのリスト等、個人ポータルの全体設計データをユーザ毎に保存したデータベース。「ページIDのリスト」には、該当する個人ポータルに含まれる一又は複数のページのIDが、個人ポータル内における表示順に保持される。また、個人ポータルのうち、ページに依存せず常に表示される共通部分の設定データがあれば、そのデータもこのデータベースに保存される。
ページ設計DB(58): ページID、対応するユーザID、コマの配列、コマのサイズ、配色、ユニットIDのリスト等、ポータルを構成する各ページの設計データを保存したデータベース。「コマ」とは、個人ポータルのページ内に配置される矩形状のコンテンツ表示コンポーネントであって、Webブラウザ(以下、「ブラウザ」と呼ぶ)上におけるユニットの視覚的表現に相当する。「ユニットIDのリスト」には、該当ページに含まれる一又は複数のユニットのIDが、ページ内での表示順に保持される。
ユニット設計DB(60): ユニットID、コンテンツID、外部コンテンツURL、リフレッシュレート、未読/既読フラグ、カテゴリ設定、ユーザ属性項目指定、スケジュール設定等、各ユニットに関する情報を保存したデータベース。このデータベースに保存される情報の詳細については後述する。
コンテンツ表示履歴DB(62): 履歴ID、表示日時、コンテンツID、ユニットID等、コンテンツの表示履歴に関する情報を保存したデータベース。
コンテンツ紹介履歴DB(64): 紹介ID、紹介日時、紹介元ユーザID、紹介先ユーザID、紹介コンテンツのID、紹介結果等、ユーザ間でのコンテンツ紹介履歴を保存したデータベース。なお、コンテンツ紹介の詳細については後述する。
コンテンツ評価DB(66): 評価ID、対象コンテンツのID、評価ユーザのID、評価データ等、コンテンツ評価に関する情報を保存したデータベース。コンテンツ評価の詳細については後述する。
コンテンツDB(52): コンテンツID、コンテンツ提供者ID、コンテンツ種別、コンテンツの場所、アイコンの場所、更新日時、コンテンツ設定データ等、本システム1に登録されたコンテンツに関する情報を保存したデータベース。「コンテンツ種別」には、コンテンツの種別を示す値(例えばMIMEタイプ)が格納される。コンテンツの本体(通常、ファイル)は、予めサーバ12の所定の場所にアップロードしておく。この場合、「コンテンツの場所」には、サーバ12上に保存されたコンテンツファイルへのパスが書き込まれる。あるいは、コンテンツ提供者が独自に運営するサーバ上に予め用意しておいたコンテンツを利用することも可能である。この場合、「コンテンツの場所」には、該当コンテンツのURLが書き込まれる。「アイコン」及び「コンテンツ設定データ」については後述する。
ユーザDB(54): ユーザID、ハンドル名、電子メールアドレス、ユーザ属性、ログインパスワード等、本システム1でポータルサービスを利用するユーザに関する情報を保存したデータベース。「ユーザ属性」の項目としては、氏名、性別、住所、生年月日、血液型、職業、趣味、資格等がある。
ポータル設計DB(56): ポータルID、ユーザID、ページIDのリスト等、個人ポータルの全体設計データをユーザ毎に保存したデータベース。「ページIDのリスト」には、該当する個人ポータルに含まれる一又は複数のページのIDが、個人ポータル内における表示順に保持される。また、個人ポータルのうち、ページに依存せず常に表示される共通部分の設定データがあれば、そのデータもこのデータベースに保存される。
ページ設計DB(58): ページID、対応するユーザID、コマの配列、コマのサイズ、配色、ユニットIDのリスト等、ポータルを構成する各ページの設計データを保存したデータベース。「コマ」とは、個人ポータルのページ内に配置される矩形状のコンテンツ表示コンポーネントであって、Webブラウザ(以下、「ブラウザ」と呼ぶ)上におけるユニットの視覚的表現に相当する。「ユニットIDのリスト」には、該当ページに含まれる一又は複数のユニットのIDが、ページ内での表示順に保持される。
ユニット設計DB(60): ユニットID、コンテンツID、外部コンテンツURL、リフレッシュレート、未読/既読フラグ、カテゴリ設定、ユーザ属性項目指定、スケジュール設定等、各ユニットに関する情報を保存したデータベース。このデータベースに保存される情報の詳細については後述する。
コンテンツ表示履歴DB(62): 履歴ID、表示日時、コンテンツID、ユニットID等、コンテンツの表示履歴に関する情報を保存したデータベース。
コンテンツ紹介履歴DB(64): 紹介ID、紹介日時、紹介元ユーザID、紹介先ユーザID、紹介コンテンツのID、紹介結果等、ユーザ間でのコンテンツ紹介履歴を保存したデータベース。なお、コンテンツ紹介の詳細については後述する。
コンテンツ評価DB(66): 評価ID、対象コンテンツのID、評価ユーザのID、評価データ等、コンテンツ評価に関する情報を保存したデータベース。コンテンツ評価の詳細については後述する。
一方、ユーザ端末16にはブラウザ17が搭載されており、これを用いて本システム1にログインすると、Webサーバ20が、Webサイト42に保存されたスクリプトやCGIプログラムを実行することにより前記ユーザ専用のポータルページ、すなわち個人ポータル18を生成するためのコンテンツデータをブラウザ17に送信する。前記コンテンツデータには、HTML文書、画像等の他にアプレットが含まれており、このアプレットをブラウザ17に組み込まれた仮想マシン上で実行することにより、個人ポータル18が生成される。個人ポータル18は、タブ181で切り替え可能な複数のページ182を有する。各ページ182にはタイトルバー183及びコンテンツ領域184を備えるコマ185がマトリックス状に配置されている。その他、個人ポータル18の詳細な構成及び設計手順については後述する。
次に、本システム1の動作について説明する。まず、コンテンツ提供者の作業に関連する動作について説明する。
(コンテンツ提供者登録)
本システム1のコンテンツ提供者となることを希望する者は、以下のような手順でコンテンツ提供者登録を行う。まず、コンテンツ提供者端末14のブラウザ(図示せず)でコンテンツ提供者登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、コンテンツ提供者登録受付部24が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ提供者登録ページを生成し、前記ブラウザに送信する。コンテンツ提供者登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報(氏名又は会社名、連絡先等)を入力するためのフォームが設けられている。このフォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザが入力データをコンテンツ提供者登録受付部24に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ提供者登録受付部24は、DBサーバ22と連携して新しいコンテンツ提供者ID及びログインパスワードを発行し、前記データをコンテンツ提供者DB50に保存するとともに、前記コンテンツ提供者ID及びログインパスワードを通知するページをブラウザに送信する。これでコンテンツ提供者登録は完了である。
本システム1のコンテンツ提供者となることを希望する者は、以下のような手順でコンテンツ提供者登録を行う。まず、コンテンツ提供者端末14のブラウザ(図示せず)でコンテンツ提供者登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、コンテンツ提供者登録受付部24が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ提供者登録ページを生成し、前記ブラウザに送信する。コンテンツ提供者登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報(氏名又は会社名、連絡先等)を入力するためのフォームが設けられている。このフォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザが入力データをコンテンツ提供者登録受付部24に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ提供者登録受付部24は、DBサーバ22と連携して新しいコンテンツ提供者ID及びログインパスワードを発行し、前記データをコンテンツ提供者DB50に保存するとともに、前記コンテンツ提供者ID及びログインパスワードを通知するページをブラウザに送信する。これでコンテンツ提供者登録は完了である。
(コンテンツ登録)
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者IDの取得後、以下のような手順で随時コンテンツを登録することができる。
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者IDの取得後、以下のような手順で随時コンテンツを登録することができる。
まず、本システム1側で予め指定されたユニット用コンテンツ仕様に従ってコンテンツやアイコンを製作しておく。前記仕様には、例えば、コンテンツの表示サイズ(幅、高さ)や利用可能なデータ形式(HTML文書、画像、プラグイン用ファイル、スクリプト、映像、音声等。例えば、MIMEタイプで指定)、アイコンのサイズや画像形式等の指定が含まれる。
次に、コンテンツ提供者端末14のブラウザを用いてコンテンツ登録ページを開く。コンテンツ登録ページの例を図3に示す。このページでは、「ファイルアップロード」又は「URL指定」のいずれかの方法でコンテンツ登録を行う。
「ファイルアップロード」の場合、「コンテンツファイル」欄及び「アイコンファイル」欄に、端末14上におけるコンテンツファイルへのパス及びアイコン画像ファイルへのパスをそれぞれ入力して「送信」ボタンを押す。この操作を受けて、ブラウザが、コンテンツファイル及びアイコンファイルをコンテンツ登録受付部26に送信する。ファイルを受け取ったコンテンツ登録受付部26は、DBサーバ22と連携して新たなコンテンツIDを発行し、受け取ったファイルをデータ記憶部40に保存するとともに、2つのファイルの保存先をコンテンツDB52の「コンテンツの場所」及び「アイコンの場所」に書き込む。
「URL指定」の場合、自社サーバ上に用意したコンテンツファイルのURL及びアイコンファイルのURLを「コンテンツのURL」欄及び「アイコンのURL」欄に、それぞれ入力して「送信」ボタンを押す。この操作を受けて、ブラウザが、入力データをコンテンツ登録受付部26に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ登録受付部26は、DBサーバ22と連携して新たなコンテンツIDを発行し、コンテンツ及びアイコンのURLをコンテンツDB52の「コンテンツの場所」及び「アイコンの場所」に書き込む。
なお、コンテンツDB52の「コンテンツ種別」については、コンテンツ登録受付部26がブラウザから受け取ったファイル名又はURLの拡張子等に基づいて自動的に判別する。
(コンテンツ設定)
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者端末14のブラウザを用いて登録済みコンテンツの設定を行うことができる。コンテンツ提供者がブラウザでコンテンツ設定ページのURLを指定してアクセス要求を送信すると、コンテンツ設定支援部28が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ設定ページを生成し、前記ブラウザに送信する。
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者端末14のブラウザを用いて登録済みコンテンツの設定を行うことができる。コンテンツ提供者がブラウザでコンテンツ設定ページのURLを指定してアクセス要求を送信すると、コンテンツ設定支援部28が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ設定ページを生成し、前記ブラウザに送信する。
コンテンツ設定ページの例を図4に示す。図4のコンテンツ設定ページでは、コンテンツ提供者が自ら登録した各コンテンツに対して以下のような設定を行うことができる。
カテゴリ設定: コンテンツのカテゴリを設定することができる。
対象ユーザ属性設定: コンテンツの主な利用者として想定されるユーザの属性を設定する。ユーザ属性の項目としては、性別、住所、年齢、血液型、職業、趣味、資格等が挙げられる。
表示回数上限設定: コンテンツに対して表示回数の上限を設定することができる。この設定は、例えば有料コンテンツの視聴回数を制限したい場合に利用できる。
期間設定: コンテンツに表示可能期間を設定することができる。
時間設定: コンテンツに表示可能時間を設定することができる。
カテゴリ設定: コンテンツのカテゴリを設定することができる。
対象ユーザ属性設定: コンテンツの主な利用者として想定されるユーザの属性を設定する。ユーザ属性の項目としては、性別、住所、年齢、血液型、職業、趣味、資格等が挙げられる。
表示回数上限設定: コンテンツに対して表示回数の上限を設定することができる。この設定は、例えば有料コンテンツの視聴回数を制限したい場合に利用できる。
期間設定: コンテンツに表示可能期間を設定することができる。
時間設定: コンテンツに表示可能時間を設定することができる。
以上のようにしてコンテンツ設定を行った後、「送信」ボタンを押すと、ブラウザが、入力データをコンテンツ設定支援部28に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ設定支援部28は、該当するコンテンツIDに対応するコンテンツ設定データとして前記入力データをコンテンツDB52に保存する。
次に、コンテンツを利用するユーザの作業に関連する本システム1の動作について説明する。
(ユーザ登録)
本システム1が提供するサービスのユーザとなることを希望する者は、以下のような手順でユーザ登録を行う。まず、ユーザ端末16のブラウザ17でユーザ登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、ユーザ登録受付部30が、Webサイト42のデータを用いてユーザ登録ページを生成し、ブラウザ17に送信する。ユーザ登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報を入力するためのフォームが設けられている。登録情報には、氏名、ハンドル名、生年月日、性別、血液型、住所、電子メールアドレス、趣味等を含めることが考えられるが、個人情報保護の観点から、入力必須項目を一部(例えば、ハンドル名、生年、都道府県、電子メールアドレスのみ)に制限するようにしてもよい。フォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザ17が入力データをユーザ登録受付部30に送信する。入力データを受け取ったユーザ登録受付部30は、DBサーバ22と連携して新しいユーザID及びログインパスワードを発行し、前記データをユーザDB54に保存するとともに、前記ユーザID及びログインパスワードを通知するページをブラウザ17に送信する。これでユーザ登録は完了である。
本システム1が提供するサービスのユーザとなることを希望する者は、以下のような手順でユーザ登録を行う。まず、ユーザ端末16のブラウザ17でユーザ登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、ユーザ登録受付部30が、Webサイト42のデータを用いてユーザ登録ページを生成し、ブラウザ17に送信する。ユーザ登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報を入力するためのフォームが設けられている。登録情報には、氏名、ハンドル名、生年月日、性別、血液型、住所、電子メールアドレス、趣味等を含めることが考えられるが、個人情報保護の観点から、入力必須項目を一部(例えば、ハンドル名、生年、都道府県、電子メールアドレスのみ)に制限するようにしてもよい。フォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザ17が入力データをユーザ登録受付部30に送信する。入力データを受け取ったユーザ登録受付部30は、DBサーバ22と連携して新しいユーザID及びログインパスワードを発行し、前記データをユーザDB54に保存するとともに、前記ユーザID及びログインパスワードを通知するページをブラウザ17に送信する。これでユーザ登録は完了である。
(個人ポータルの設計)
先に述べたように、ユーザがユーザ端末16のブラウザ17を用いて本システム1にログインすると、ブラウザ17に個人ポータル18が表示される。この個人ポータル18の設計について以下に説明する。
先に述べたように、ユーザがユーザ端末16のブラウザ17を用いて本システム1にログインすると、ブラウザ17に個人ポータル18が表示される。この個人ポータル18の設計について以下に説明する。
先に述べたように、個人ポータル18は、タブ181のクリックで切り替え可能な複数のページ182を有する。各ページ182には複数のコマ185がマトリックス状に配置されている。各コマ185は、タイトルバー183及びコンテンツ領域184を備えている。タイトルバー183は、コンテンツの簡単な説明(タイトル)を表示するだけでなく、後述する「更新」操作の入力コンポーネントとしても機能する。コマ185の下部には「紹介」タブ187及び「評価」タブ188がある。これらのタブに割り当てられた機能については後述する。
個人ポータル18の設計はブラウザ17を用いて行う。すなわち、ユーザがブラウザ17を用いてポータル設計ページのURLを指定してアクセス要求を送信すると、ポータル設計支援部32が、ポータル設計ページを生成するためのコンテンツデータ(HTML文書、画像、アプレット等)をブラウザ17に送信する。
ポータル設計ページの例を図5に示す。図5のポータル設計ページには、コンテンツ一覧セクション70、ページ設計セクション80、ユニット設計セクション90及び共通セクション100がある。これらの各セクションについて以下に説明する。
コンテンツ一覧セクション70は、コンテンツを複数のカテゴリに分類した複数のタブ72を備えており、目的のカテゴリのタブ72をクリックすると、そのカテゴリに属するコンテンツのアイコン74が一覧が表示される。この一覧は、左右の矢印マーク76を押して横方向にスクロールさせることができる。一覧内では、ユーザの属性に最も適合したコンテンツのアイコン74が優先的に表示される(優先順位は、例えば左から右の方向に順位が下がるものとする)。「おすすめ」タブ78には、ユーザ属性に応じてコンテンツ選択部33が自動的に選択したコンテンツの一覧が表示される。
ページ設計セクション80では、個人ポータル18の各ページ182に対して以下のような設定を行うことができる。
コマの配列: マトリックスの行数と列数を設定できる(例:2行×3列)。
コマのサイズ: コマのサイズ(縦、横)を、仕様で定められた標準サイズを基準とした%値で設定することができる。標準サイズは「コマの配列」毎に予め定めておく。
配色: ページの背景色とタイトルバーの色を設定することができる。
未読優先表示: このオプションを有効にすると、ページ内の未読ユニットが既読ユニットよりも優先的に表示されるようになる。優先順位は、例えばマトリックスの上段から下段の方向及び左から右の方向に順位が下がるものとする。
未読のみ表示: このオプションを有効にすると、ページ182内には未読ユニットだけが表示されるようになる。更に「全ページを対象」オプションを有効にすると、全ページの未読ユニットが1ページに表示されるようになる。
コマの配列: マトリックスの行数と列数を設定できる(例:2行×3列)。
コマのサイズ: コマのサイズ(縦、横)を、仕様で定められた標準サイズを基準とした%値で設定することができる。標準サイズは「コマの配列」毎に予め定めておく。
配色: ページの背景色とタイトルバーの色を設定することができる。
未読優先表示: このオプションを有効にすると、ページ内の未読ユニットが既読ユニットよりも優先的に表示されるようになる。優先順位は、例えばマトリックスの上段から下段の方向及び左から右の方向に順位が下がるものとする。
未読のみ表示: このオプションを有効にすると、ページ182内には未読ユニットだけが表示されるようになる。更に「全ページを対象」オプションを有効にすると、全ページの未読ユニットが1ページに表示されるようになる。
ページ設計セクション80の「タブ追加」ボタン82を押すと、全てのユニットが未設定になった空白ページが追加される。「リセット」ボタン84を押すと、表示中のページに含まれる全ユニットの設定が消去され、空白ページに戻る。
ユニット設計セクション90では、各コマ(すなわちユニット)185に対してコンテンツを指定することができる。コンテンツを指定するには、ページ設計セクション80で目的のユニット185をクリックして選択した後、「特定のコンテンツを指定」及び「ランダム指定」のいずれかを選択する。
「特定のコンテンツを指定」の場合には、ユーザが選択した特定のコンテンツがコマ185に表示されるようになる。コンテンツを指定するには以下の2通りの方法がある。
一覧から選択: 表示したいコンテンツをコンテンツ一覧セクション70から選択してコマ185に設定することができる。これは、例えば、コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツのアイコン74をユニット設計セクション90内のコマ185にドラッグ・アンド・ドロップで移動する、という操作により実行される。なお、ページ設計セクション80内の目的のコマ185にコンテンツのアイコン74をドラッグ・アンド・ドロップで移動することにより予めコマ185にコンテンツを設定しておくことも可能である。
外部コンテンツ指定: コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツの代わりに、外部サーバ(図示せず)上のコンテンツを表示コンテンツとして指定することもできる。コンテンツ指定は、テキストボックス92に該当コンテンツのURLを入力することにより行われる。一般のWebページ、BBS、チャット、ストリーミング配信される映像や音声、IP電話等、あらゆる種類のコンテンツが指定可能である。
一覧から選択: 表示したいコンテンツをコンテンツ一覧セクション70から選択してコマ185に設定することができる。これは、例えば、コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツのアイコン74をユニット設計セクション90内のコマ185にドラッグ・アンド・ドロップで移動する、という操作により実行される。なお、ページ設計セクション80内の目的のコマ185にコンテンツのアイコン74をドラッグ・アンド・ドロップで移動することにより予めコマ185にコンテンツを設定しておくことも可能である。
外部コンテンツ指定: コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツの代わりに、外部サーバ(図示せず)上のコンテンツを表示コンテンツとして指定することもできる。コンテンツ指定は、テキストボックス92に該当コンテンツのURLを入力することにより行われる。一般のWebページ、BBS、チャット、ストリーミング配信される映像や音声、IP電話等、あらゆる種類のコンテンツが指定可能である。
「ランダム指定」の場合、コンテンツ選択部33がランダムに選択したコンテンツがコマ185に表示されるようになる。ユーザは、コンテンツ選択部33によるコンテンツの選択に関して、以下のような条件を指定することができる。
カテゴリ指定: ドロップダウンリスト94でコンテンツのカテゴリを指定することができる。「未指定」の場合、すべてのコンテンツが選択対象となる。
ユーザ属性項目指定: 「指定」ボタン95をクリックすると、コンテンツの選択で考慮すべきユーザ属性項目をユーザ自身が指定するためのページが表示される(図6)。このページでユーザは、コンテンツの選択において考慮して欲しい一又は複数のユーザ属性項目を指定することができる。
以上のようにして指定されたカテゴリやユーザ属性項目の内容は、ユニット設計DB60に保存される(図2参照)。
カテゴリ指定: ドロップダウンリスト94でコンテンツのカテゴリを指定することができる。「未指定」の場合、すべてのコンテンツが選択対象となる。
ユーザ属性項目指定: 「指定」ボタン95をクリックすると、コンテンツの選択で考慮すべきユーザ属性項目をユーザ自身が指定するためのページが表示される(図6)。このページでユーザは、コンテンツの選択において考慮して欲しい一又は複数のユーザ属性項目を指定することができる。
以上のようにして指定されたカテゴリやユーザ属性項目の内容は、ユニット設計DB60に保存される(図2参照)。
以上のように「ランダム指定」されたコマ185が個人ポータル18に表示されるとき、コンテンツ選択部33は、指定されたカテゴリに属するコンテンツの中から、指定されたユーザ属性項目毎に、ユーザDB54に登録された該当ユーザの属性値と、コンテンツDB52に登録された各コンテンツの対象ユーザ属性設定を比較する。そして、コンテンツの対象ユーザ属性設定がユーザの属性値と合わない場合、そのコンテンツを選択対象から除外する。こうして残ったコンテンツの中から、コンテンツ選択部33は、所定のルールに従って所定の数だけコンテンツを選択する。コンテンツの選択数は、1つでもよいし、複数でも良い。複数のコンテンツが選択された場合、コマ185には各コンテンツが順次表示されることになる。
以上の他に、各ユニットに対して以下のような設定を行うことができる。
スケジュール設定: コンテンツグループを指定した場合、日付や時間に応じてコンテンツの内容が切り替わるようにスケジュールを設定することができる。例えば、複数のニュースコンテンツを所定のスケジュールに従って順次切り替えるような設定が可能である。これを更に発展させれば、多数のコンテンツをテレビ放送のように編成することも可能である。
リフレッシュレート: コンテンツ表示を更新(リフレッシュ)させる時間間隔を設定することができる。
常時表示: このオプションを有効にすると、ページ182の切り替えに関わらず常にユニットが同じ位置に表示されるようになる。このオプションは、例えば株価の推移等、常時監視したいコンテンツに好適である。
スケジュール設定: コンテンツグループを指定した場合、日付や時間に応じてコンテンツの内容が切り替わるようにスケジュールを設定することができる。例えば、複数のニュースコンテンツを所定のスケジュールに従って順次切り替えるような設定が可能である。これを更に発展させれば、多数のコンテンツをテレビ放送のように編成することも可能である。
リフレッシュレート: コンテンツ表示を更新(リフレッシュ)させる時間間隔を設定することができる。
常時表示: このオプションを有効にすると、ページ182の切り替えに関わらず常にユニットが同じ位置に表示されるようになる。このオプションは、例えば株価の推移等、常時監視したいコンテンツに好適である。
以上のようにユニットを設計した後、「ユニット設定完了」ボタン96を押すと、ページ設計セクション80内の該当ユニットに設計内容が反映される。
共通セクション100では、カレンダーの設定、天気表示の対象となる地域の設定及びログイン設定(自動/手動の選択)を行う。カレンダー及び天気表示は、ページ182の切り替えに関わらず常に画面上に表示されるコンテンツである。
以上のようにして個人ポータル18の設計を行い、「全設定完了」ボタン102をクリックすると、設定データがブラウザ17からポータル設計支援部32に送信される。ポータル設計支援部32は、DBサーバ22と連携して、各設定データをポータル設計DB56、ページ設計DB58及びユニット設計DB60の該当フィールドに保存する。
個人ポータル18のその他の機能を以下に列挙する。
(コンテンツ表示の手動更新)
コマ185のタイトルバー183をクリックすると、そのコマ185のコンテンツ表示が最新の状態に更新される。
コマ185のタイトルバー183をクリックすると、そのコマ185のコンテンツ表示が最新の状態に更新される。
(コンテンツ紹介)
コマ185の「紹介」タブ187をクリックすると、コンテンツ紹介支援部35がWebブラウザ17にメッセージ作成ページを送信する(図7)。このページにある「アドレス帳」ボタン110を押すと、アドレス帳ページ112が表示される。このページで、メッセージを送りたい相手にチェックを入れて「OK」ボタン114を押すと、メッセージ作成ページの宛先欄に宛先が設定される。更に必要に応じてコメントを入力した後、「送信」ボタン116を押すと、対象コンテンツID、発信者のユーザID、受信者のユーザID及び紹介日時を含むコンテンツ紹介履歴情報がサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ紹介支援部35がDBサーバ22と連携して、前記コンテンツ紹介履歴情報をコンテンツ紹介履歴データベース64に保存する。一度に複数のユーザに紹介した場合は、宛先ユーザの数だけ履歴情報が保存される。
コマ185の「紹介」タブ187をクリックすると、コンテンツ紹介支援部35がWebブラウザ17にメッセージ作成ページを送信する(図7)。このページにある「アドレス帳」ボタン110を押すと、アドレス帳ページ112が表示される。このページで、メッセージを送りたい相手にチェックを入れて「OK」ボタン114を押すと、メッセージ作成ページの宛先欄に宛先が設定される。更に必要に応じてコメントを入力した後、「送信」ボタン116を押すと、対象コンテンツID、発信者のユーザID、受信者のユーザID及び紹介日時を含むコンテンツ紹介履歴情報がサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ紹介支援部35がDBサーバ22と連携して、前記コンテンツ紹介履歴情報をコンテンツ紹介履歴データベース64に保存する。一度に複数のユーザに紹介した場合は、宛先ユーザの数だけ履歴情報が保存される。
宛先となったユーザが自分の端末16のブラウザ17で自分の個人ポータル18にログインすると、メインページの所定箇所に新着メッセージの通知がリンク付きで表示される(図1の符号189)。そして、そのリンクをクリックすると、メッセージの内容が表示される(図8)。メッセージには、日時、差出人、件名及び本文(コメント)が含まれている。更に、そのメッセージがコンテンツ紹介のメッセージである場合は、「おすすめコンテンツ」欄に、紹介対象のコンテンツの簡単な説明がリンク付きで表示される。このリンクをクリックすると、該当のコンテンツが表示される。図8のページで「登録」ボタン120を押すと、そのコンテンツを配置すべきページやコマを指定する画面が表示される(図示せず)。ここで任意のコマを選択して所定の承認操作を実行すると、上記コンテンツが上記ユーザの個人ポータル18のコンテンツとしてユニット設計DB60に登録される。
以上のように、あるユーザが他のユーザから紹介されたコンテンツを自分のポータルに登録した場合、コンテンツ紹介履歴データベース64の該当履歴に登録完了の事実が記録される。
なお、ユーザによっては他者からのコンテンツ紹介は不要という人もいることが考えられる。そこで、本システム1において、コンテンツ紹介の受け取りを完全に又は部分的に拒否することをユーザが選択できるようにしてもよい。部分的に拒否する場合は、例えば受け取りを許可したいユーザのIDを指定するようにする。
(コンテンツ評価)
コマ185の「評価」タブ188をクリックすると、コンテンツ評価支援部36がWebブラウザ17にコンテンツ評価ページを送信する。このページには、コンテンツを5段階(大変良い、良い、普通、悪い、大変悪い)で評価するためのラジオボタン、件名、及び、任意のコメントを入力するためのテキストエリアを備えている。ユーザがいずれかの評価を選択し、必要に応じてコメントを入力した後、送信操作を実行すると、評価の対象となるコンテンツのID、選択された評価値、並びに、入力された件名及びコメントを含むコンテンツ評価データがサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ評価支援部36がDBサーバ22と連携して、前記評価データをコンテンツ評価DB66に保存する。
コマ185の「評価」タブ188をクリックすると、コンテンツ評価支援部36がWebブラウザ17にコンテンツ評価ページを送信する。このページには、コンテンツを5段階(大変良い、良い、普通、悪い、大変悪い)で評価するためのラジオボタン、件名、及び、任意のコメントを入力するためのテキストエリアを備えている。ユーザがいずれかの評価を選択し、必要に応じてコメントを入力した後、送信操作を実行すると、評価の対象となるコンテンツのID、選択された評価値、並びに、入力された件名及びコメントを含むコンテンツ評価データがサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ評価支援部36がDBサーバ22と連携して、前記評価データをコンテンツ評価DB66に保存する。
サーバ12のその他の機能を以下に挙げる。
(コンテンツ変換機能)
ユニットのコンテンツとして外部サーバ上にある一般のWebコンテンツが指定されている場合、コンテンツ変換部34がそのコンテンツをコマに表示可能なコンテンツに変換してユーザ端末16のブラウザ17に送信する。このコンテンツ変換では、例えば、画像の解像度(サイズ)や色数の変換が行われる。変換元のコンテンツは、一般のWebページ、携帯電話用コンテンツ、ストリーミング配信映像等である。
ユニットのコンテンツとして外部サーバ上にある一般のWebコンテンツが指定されている場合、コンテンツ変換部34がそのコンテンツをコマに表示可能なコンテンツに変換してユーザ端末16のブラウザ17に送信する。このコンテンツ変換では、例えば、画像の解像度(サイズ)や色数の変換が行われる。変換元のコンテンツは、一般のWebページ、携帯電話用コンテンツ、ストリーミング配信映像等である。
(データ分析機能)
データベースに収集された各種データを用いてマーケティングに役立つ様々なデータ分析を行い、分析結果をコンテンツ提供者に提供する機能。分析の内容としては、例えば以下のようなものが考えられる。
・個人ポータルの設計内容とユーザ属性との関連性分析
・コンテンツ表示履歴の時系列分析
・コンテンツ評価の分析
・コンテンツ紹介履歴の分析(例えば、ユーザの人的ネットワークの形態分析、特定の期間における各ユーザの紹介回数ランキング、各コンテンツの紹介履歴の時系列分析、特定の期間における各コンテンツの紹介人数ランキング、ユーザ毎の紹介コンテンツのカテゴリ分析等)
データベースに収集された各種データを用いてマーケティングに役立つ様々なデータ分析を行い、分析結果をコンテンツ提供者に提供する機能。分析の内容としては、例えば以下のようなものが考えられる。
・個人ポータルの設計内容とユーザ属性との関連性分析
・コンテンツ表示履歴の時系列分析
・コンテンツ評価の分析
・コンテンツ紹介履歴の分析(例えば、ユーザの人的ネットワークの形態分析、特定の期間における各ユーザの紹介回数ランキング、各コンテンツの紹介履歴の時系列分析、特定の期間における各コンテンツの紹介人数ランキング、ユーザ毎の紹介コンテンツのカテゴリ分析等)
(ポイント付与機能)
各ユニットによるコンテンツの表示回数や、コンテンツ紹介やコンテンツ評価の回数に応じたポイントをユーザに付与する。付与されたポイントは、本システムと連携した別のシステム(例えば、電子ショッピングモールサイト)で利用できるようにすることが考えられる。また、ポイントが高いユーザに対して、人気の有料コンテンツを特別料金で配信したり、前評判の高いコンテンツを優先配信してコンテンツ紹介の機会を先取りできるようにするなど、本システム内部でのポイント活用も当然可能である。
各ユニットによるコンテンツの表示回数や、コンテンツ紹介やコンテンツ評価の回数に応じたポイントをユーザに付与する。付与されたポイントは、本システムと連携した別のシステム(例えば、電子ショッピングモールサイト)で利用できるようにすることが考えられる。また、ポイントが高いユーザに対して、人気の有料コンテンツを特別料金で配信したり、前評判の高いコンテンツを優先配信してコンテンツ紹介の機会を先取りできるようにするなど、本システム内部でのポイント活用も当然可能である。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、上記実施形態はあくまで一例に過ぎず、上記の他にも、本発明の精神及び範囲内で様々な実施例が考えられる。
1…ポータルサイト提供システム
10…インターネット
12…ポータルサーバ
20…Webサーバ
22…データベースサーバ
24…コンテンツ提供者登録受付部
26…コンテンツ登録受付部
28…コンテンツ設定支援部
30…ユーザ登録受付部
32…ポータル設計支援部
33…コンテンツ選択部
34…コンテンツ変換部
35…コンテンツ紹介支援部
36…コンテンツ評価支援部
40…データ記憶部
50…コンテンツ提供者DB
52…コンテンツDB
54…ユーザDB
56…ポータル設計DB
58…ページ設計DB
60…ユニット設計DB
62…コンテンツ表示履歴DB
64…コンテンツ紹介履歴DB
66…コンテンツ評価DB
14…コンテンツ提供者端末
16…ユーザ端末
17…Webブラウザ
10…インターネット
12…ポータルサーバ
20…Webサーバ
22…データベースサーバ
24…コンテンツ提供者登録受付部
26…コンテンツ登録受付部
28…コンテンツ設定支援部
30…ユーザ登録受付部
32…ポータル設計支援部
33…コンテンツ選択部
34…コンテンツ変換部
35…コンテンツ紹介支援部
36…コンテンツ評価支援部
40…データ記憶部
50…コンテンツ提供者DB
52…コンテンツDB
54…ユーザDB
56…ポータル設計DB
58…ページ設計DB
60…ユニット設計DB
62…コンテンツ表示履歴DB
64…コンテンツ紹介履歴DB
66…コンテンツ評価DB
14…コンテンツ提供者端末
16…ユーザ端末
17…Webブラウザ
Claims (3)
- 多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、
前記サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置されて成る情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、及び、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備え、
前記コンテンツデータベースは、各コンテンツがどのような属性のユーザを対象としたものかを属性条件として指定した情報である対象ユーザ属性情報を含み、
前記設計データベースは、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツの選択においてユーザの属性のうちどの項目を考慮すべきかを示す情報であるユーザ属性項目指定情報を含み、
前記コンテンツ選択部は、各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを選択する際に、該出力コンポーネントに対応するユーザ属性項目指定情報により指定されたユーザ属性項目毎に、前記出力コンポーネントの所有者であるユーザの属性値と、各コンテンツの対象ユーザ属性情報により指定された属性条件とを比較し、前記ユーザの属性値が前記属性条件を満たさない場合には、前記コンテンツを選択対象から除外する
ことを特徴とするポータルサイト提供システム。 - 前記サーバが、
一のユーザが他のユーザにコンテンツを紹介するメッセージを送信するためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ紹介支援部、及び、
どのユーザからどのユーザに対してどのコンテンツが紹介されたかを示す情報を含むコンテンツ紹介履歴情報を保存するためのコンテンツ紹介履歴データベース
を更に備えることを特徴とする請求項1記載のポータルサイト提供システム。 - 前記サーバが、
ユーザに前記出力コンポーネントに出力されたコンテンツを評価させるためのインターフェースを前記クライアント上に構成するコンテンツ評価支援部、及び、
どのコンテンツに対してどのような評価が与えられたかを示す情報を含むコンテンツ評価情報を保存するためのコンテンツ評価データベース
を更に備えることを特徴とする請求項1記載のポータルサイト提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139699A JP2006318179A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ポータルサイト提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139699A JP2006318179A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ポータルサイト提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006318179A true JP2006318179A (ja) | 2006-11-24 |
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ID=37538809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005139699A Pending JP2006318179A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ポータルサイト提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006318179A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008293102A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Denso Corp | 情報提供システム、車両側装置、センタ側装置、ユーザ側装置及びプログラム |
JP2012133459A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Nikon Corp | 画像評価装置、及び方法、並びにプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2012532374A (ja) * | 2009-07-01 | 2012-12-13 | レベル スリー コミュニケーションズ,エルエルシー | コンテンツ配信で使用される柔軟なトークン |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005139699A patent/JP2006318179A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012133459A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Nikon Corp | 画像評価装置、及び方法、並びにプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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