JP2006316606A - 窓部における換気構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右方向に隣接するパネル間に配置される方立2内部に適宜の間隔で仕切り部材15,15…を配設し、縦方向の空間A、B…を画成する。そして、前記仕切り部材15,15…によって仕切られた各縦方向空間部A、B…において、方立2の室外側壁面に外部空間と連通する外気導入口2fを形成するとともに、方立2の室内側であってかつ前記外気導入口2fよりも高い位置に室内空間と連通する室内側換気口2gを形成し、かつ前記室内側換気口2gを開放又は閉鎖する開閉装置16を設ける。
【選択図】図6
Description
〔第1形態例〕
図1は本換気構造を適用した横連窓の外観図、図2は横断面図(図1のII−II線矢視図)、図3は、縦断面図(図1のIII−III線矢視図)である。
かかる横連窓1においては、前記開閉装置16を開操作し、方立2の室内側面に形成された各室内側換気口2g、2g…を開放すると、図9に示されるように、一次外気導入口2h、2h或いは方立カバー9の上下端面開口部を通して、方立2の室外側面と方立カバー9とによって画成された一次外気導入空間P1内に外気が導入されるとともに、方立2の室外側面に形成された各外気導入口2f、2fより方立2の各縦方向空間A〜D内に外気が導入される。そして、縦方向空間A〜Dを上昇した外気は、方立2の室内側面に形成された各室内側換気口2g、2g…より室内側に導入される。
(1)上記第1形態例では、方立中空部P2内を縦方向空間A〜Dに仕切るのに押出し型材からなる仕切り材15を使用したが、前記仕切り材15としては、図10に示されるように、天然ゴム又は合成ゴム等のゴム材21を使用することができる。
(2)上記第1形態例では、室内側換気口2g、2g…を開放/閉鎖するための開閉装置装置16として、内上げ式開閉扉構造を採用したが、図11に示されるように、一方側側部を回動軸として水平方向に開閉自在とされる内開き式開閉扉22としてもよい。更には、図12に示されるように、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉23としてもよい。
(3)上記第1形態例では、複数の室内側換気口2g,2g…を1回の操作で開放又は閉鎖する開閉装置の例を示したが、各室内側換気口2g,2g…は個別に開放又は閉鎖操作する開閉装置とすることも可能である。
次に、図13〜図17に基づき、本換気構造をカーテンウォールに適用した第2形態例について述べる。
カーテンウォール28は、図13に示されるように、実質的に縦枠となる左右両側の分割方立29、30と、上枠31と、下枠32とによって方形枠が構成されるとともに、中間に配設された水平桟材33によって開口部が上下2段に分割して形成され、これらの各開口部に対してガラスG、Gが嵌め込まれている。
(他の形態例)
(1)上記第2形態例では、開閉装置40として内開き方式開閉扉を採用したが、内上げ方式開閉扉又はスライド開閉扉としてもよい。
次に、図18〜図22に基づき、本換気構造をカーテンウォールに適用した場合の第3形態例について述べる。
カーテンウォール構造は、図18に示されるように、実質的に縦枠となる左右両側の分割方立40,41と、上枠42と、下枠43とによって方形枠が構成されるとともに、中間に配設された水平桟材44によって開口部が上下2段に分割して形成され、これらの各開口部に対してガラスG、Gが嵌め込まれている。
従って、図22(A)に示されるように、前記切換弁部材57を換気用カバー材56内において室内側にスライドさせた場合には、第1換気口40e(41e)から第2換気口58に至る連通路が閉鎖され、外気導入が停止される。また、図22(B)に示されるように、前記切換弁部材57の換気連通用開口57aを方立40,41の第1換気口40e(41e)に対面する位置にスライドさせた場合には、外気が方立40,41の第1換気口40e(41e)及び換気連通用開口57aを通して第2換気口58に至る流路が開放され、外気が室内に導入されるようになる。
(1)上記第3形態例では、開閉装置55に関して、換気用カバー材56の室内側面からのみ外気を導入可能としたが、例えば、図23に示されるように、切替弁部材57の分割方立40,41側の面においては、その室外側、室内側及び中間部に3列配置でエアタイト材59a、59a…を保持するようにするとともに、エアタイト材59a、59aで挟まれた一方側中間壁面に換気連通用開口57aを形成し、かつ換気用カバー材56の外面側に第3換気口56aを形成すると、図24(A)に示される状態では外気導入を停止し、図24(B)に示されるように、前記切換弁部材57の換気連通用開口57aを方立40,41の第1換気口40E(41e)に対面する位置にスライドさせた場合には、外気が方立40,41の第1換気口40e(41e)及び換気連通用開口57aを通して第2換気口58に至る流路が開放され、外気が室内に導入されるようになり、図24(C)に示されるように、切替弁部材57を最も室内側に移動させた状態では第1換気口40e(41e)から第3換気口56aに至る流路が開放され外気を方立の側面から取り入れ可能となる。
Claims (8)
- 左右方向に隣接するパネル間に配置される方立内部に縦方向の空間を画成し、前記縦方向空間を画成する室外側に外部空間と連通する外気導入口を形成するとともに、前記外気導入口よりも高い位置に室内空間と連通する室内側換気口を形成し、かつ前記室内側換気口又は室内側換気口から室内に至る連通路を開放又は閉鎖する開閉装置を設けたことを特徴とする窓部における換気構造。
- 前記縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で仕切るとともに、仕切られた各縦方向空間部において、下側位置に前記外気導入口を形成するとともに、上側位置に前記室内側換気口を形成してある請求項1記載の窓部における換気構造。
- 前記縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で区切る仕切り材は、室外側に向けて下り勾配となるように配置し、前記外気導入口は前記仕切り部材が方立の室外側壁面へ接合する位置の直上に形成してある請求項2記載の窓部における換気構造。
- 前記開閉装置は、上部側位置を回動軸として開閉自在とされる内上げ式開閉扉である請求項1〜3いずれかに記載の窓部における換気構造。
- 前記開閉装置は、一方側側部位置を回動軸として開閉自在とされる内開き式開閉扉である請求項1〜3いずれかに記載の窓部における換気構造。
- 前記開閉装置は、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉である請求項1〜3いずれかに記載の窓部における換気構造。
- 前記室内側換気口は方立側面に形成され、前記開閉装置は室内側位置に外気吹出口となるスリット状の開口溝を形成するように前記方立の側面に配置された換気用カバー材と、この換気用カバー材の内部に室内外方向にスライド可能に配置されるとともに、室内側換気口から室内に至る連通路を閉鎖する位置と、室内側換気口から前記スリット状開口溝までの流路を開放する位置との間でスライド制御される切換弁部材とから構成される請求項1,2いずれかに記載の窓部における換気構造。
- 前記外気導入口の室外側に、空間を空けて外気の直接的流入を阻止する遮風部材を設け、前記外気導入口に至る通路を迂回させて形成してある請求項1〜7いずれかに記載の窓部における換気構造。
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