JP2006238310A - Lc composite component and noise suppressing circuit using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、LC複合部品及びノイズ抑制回路に関し、特に、コイルとコンデンサとが一体的に構成されたLC複合部品及びこれを用いたノイズ抑制回路に関するものである。 The present invention relates to an LC composite component and a noise suppression circuit, and more particularly to an LC composite component in which a coil and a capacitor are integrally formed and a noise suppression circuit using the LC composite component.
電源ラインのノイズを抑制するノイズ抑制回路としては、コイルとコンデンサとを組み合わせたものが従来から広く使用されている。中でも、コモンモードチョークコイルを使用したノイズ抑制回路は、スイッチング電源より発生するコモンモードノイズを抑制するのに効果的である。ノイズ抑制回路においてはさらに、「Yコン」と呼ばれるバイパスコンデンサを設けることも行われている。これにより、コモンモードノイズをさらに抑制することができ、フィルタ特性を向上させることができる。 Conventionally, a combination of a coil and a capacitor has been widely used as a noise suppression circuit that suppresses noise in the power supply line. Among these, a noise suppression circuit using a common mode choke coil is effective in suppressing common mode noise generated from the switching power supply. In the noise suppression circuit, a bypass capacitor called “Y-con” is also provided. Thereby, common mode noise can be further suppressed and filter characteristics can be improved.
ところで、Yコンには通常、チップコンデンサやリードコンデンサなどのコンデンサが用いられており、コモンモードチョークコイルとは別にコンデンサの実装領域を回路基板上に確保しなければならないため、ノイズ抑制回路の小型化に対する問題となっている。ノイズ抑制回路の小型化を図るため、コイルとコンデンサを一体に並べ、その実装スペースを小さくする方法も提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、そのような方法もノイズ抑制回路の小型化に十分寄与するとはいえない。
上述したように、従来のノイズ抑制回路は、Yコンその他の必要なコンデンサの実装領域を回路基板上に確保しなければならず、ノイズ抑制回路の小型化に対する阻害要因の一つとなっていた。近年、電子部品や電子機器の小型化や高性能化に対する要求はますます厳しくなってきており、ノイズ抑制回路についてもさらなる小型化が求められている。 As described above, the conventional noise suppression circuit has to secure a mounting area of the Y capacitor and other necessary capacitors on the circuit board, and has been one of the factors that hinder the miniaturization of the noise suppression circuit. In recent years, demands for downsizing and high performance of electronic components and electronic devices have become more and more severe, and further downsizing of noise suppression circuits has been demanded.
したがって、本発明の目的は、ノイズ抑制回路を小型化するのに好適なLC複合部品及びこれを用いたノイズ抑制回路を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an LC composite component suitable for downsizing a noise suppression circuit and a noise suppression circuit using the LC composite component.
本発明の前記目的は、磁心と、前記磁心の両面に設けられた電極板と、前記磁心に巻回されたコイル用導線とを備えているLC複合部品によって達成される。 The object of the present invention is achieved by an LC composite component comprising a magnetic core, electrode plates provided on both sides of the magnetic core, and a coil conductor wound around the magnetic core.
本発明において、前記磁心及び前記電極板がトロイダル状であることが好ましい。 In the present invention, it is preferable that the magnetic core and the electrode plate have a toroidal shape.
本発明において、前記コイル用導線が前記磁心及び前記電極板に対して一体的に巻回されていることが好ましい。 In this invention, it is preferable that the said coil conducting wire is integrally wound with respect to the said magnetic core and the said electrode plate.
本発明においては、複数個の前記磁心が軸方向に積み重ねられており、前記電極板がこれらの磁心の間に挟み込まれていることが好ましい。 In the present invention, it is preferable that a plurality of the magnetic cores are stacked in the axial direction, and the electrode plate is sandwiched between these magnetic cores.
本発明の前記目的はまた、以上のようなLC複合部品を用いて構成されたノイズ抑制回路によっても達成される。 The object of the present invention is also achieved by a noise suppression circuit configured using the LC composite component as described above.
本発明においては、前記LC複合電子部品の前記磁心及び前記コイル用導線がコモンモードチョークコイルとして機能し、前記電極板がYコンとして機能することが好ましい。 In the present invention, it is preferable that the magnetic core and the coil conductor of the LC composite electronic component function as a common mode choke coil, and the electrode plate functions as a Y-con.
本発明においては、前記コモンモードチョークコイルに中間タップが設けられ、前記中間タップとグラントとの間に共振回路が挿入されていることが好ましい。 In the present invention, it is preferable that an intermediate tap is provided in the common mode choke coil, and a resonance circuit is inserted between the intermediate tap and the grant.
本発明によれば、トロイダル状の磁心と電極板とを交互に積層し、この積層体にコイル用導線を巻回することで、インダクタとキャパシタが一体的に構成されることから、インダクタとキャパシタを必要とするノイズ抑制回路において、従来のようにコンデンサを別途実装する必要がなく、よって部品の実装面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。 According to the present invention, the inductor and the capacitor are integrally formed by alternately laminating the toroidal magnetic core and the electrode plate and winding the coil conductor around the laminated body. In a noise suppression circuit that requires a capacitor, it is not necessary to separately mount a capacitor as in the prior art, so that the mounting area of components can be reduced, which contributes to a reduction in the size of the noise suppression circuit.
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は本発明の好ましい実施形態に係るノイズ抑制回路の構成を示す回路図である。 FIG. 1 is a circuit diagram showing a configuration of a noise suppression circuit according to a preferred embodiment of the present invention.
図1に示すように、このノイズ抑制回路10は、一対の電源ラインA1−A2,B1−B2間に挿入されたXコン11と、コモンモードチョークコイル12と、Yコン13とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
Xコン11はアクロスラインコンデンサとも呼ばれ、ノーマルモードノイズを低減させる役割を果たす。Xコン11は、一端が一方の電源ラインA1−A2に接続され、他端が他方の電源ラインB1−B2に接続されたキャパシタCxによって構成されている。キャパシタCxの静電容量については、あまり大きくしすぎると無効電流が増大するため適切な値にする必要がある。
The
コモンモードチョークコイル12はコモンモードノイズを抑制しつつノーマルモード信号を通過させる役割を果たすフィルタ素子である。コモンモードチョークコイル12を構成する第1のインダクタL11と第2のインダクタL12はともに共通のコアM1に巻かれ、協働してコモンモードノイズを抑制するように互いに電磁的に結合している。すなわち、それらの巻線は、ノーマルモードの電流が流れたときに各巻線に流れる電流によってコアM1に誘起される磁束が互いに相殺され、コモンモードの電流が流れたときにはコアM1に誘起される磁束の向きが同じになるように巻かれている。
The common
コモンモードチョークコイル12を構成するインダクタL11,L12にはそれぞれ中間タップP1,P2が設けられており、各中間タップP1,P2とグランドGNDとの間には共振回路14が挿入されている。本実施形態においては、各中間タップP1,P2に対して別々に用意された2つのキャパシタC21,C22と、これらのキャパシタC21,C22に対して共通のインダクタL3との直列回路で構成されている。このように、インダクタL1,L2の中間タップとグランドとの間にそれぞれ共振回路14を設けた場合には、その共振点付近においてコモンモードのノイズ成分がより効果的に抑制される。したがって、その共振点を例えば所望の周波帯域に設定することで、その周波帯域におけるノイズ成分をより効果的に抑制することができる。
Inductors L11 and L12 constituting the common
Yコン13はラインバイパスコンデンサとも呼ばれ、コモンモードノイズを抑制する役割を果たす。Yコン13は、一方の電源ラインA1−A2上の接続点P3に接続されたキャパシタCy1と,他方の電源ラインB1−B2上の接続点P4に接続されたキャパシタCy2とによって構成されており、キャパシタCy1,Cy2の他端はともにグランドGNDに接続されている。なおキャパシタCy1,Cy2の静電容量については、あまり大きくしすぎると漏洩電流が増大するため適切な値にする必要がある。
The
本実施形態のノイズ抑制回路10においては、Yコン13とコモンモードチョークコイル12とが1つのLC複合部品を用いて構成されている。以下、LC複合部品について詳細に説明する。
In the
図2は、LC複合部品の構造を概略的に示す斜視図である。また、図3は、図2のLC複合部品の分解斜視図であって、コイル用導線を巻回する前の状態を示している。 FIG. 2 is a perspective view schematically showing the structure of the LC composite component. FIG. 3 is an exploded perspective view of the LC composite component shown in FIG. 2 and shows a state before the coil conductor is wound.
図2及び図3に示すように、このLC複合部品20は、複数のフェライトコア21と、複数の電極板22とが交互に積層された構造を有している。本実施形態においては、4個のフェライトコア21A乃至21Dが中心軸Z方向に積み重ねられており、電極板22はそれらのフェライトコア21の間と、最も外側のフェライトコア21A,21Dの表面にも設けられている。電極板22の総数を一般化すると、n個のフェライトコアに対して(n+1)個の電極板22が必要となる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
フェライトコア21および電極板22はともにトロイダル状であり、電極板22についてはその外周の一端から突出したリード端子22Rを備えている。各リード端子22Rは交互に反対側を向いており、本実施形態においては、図示の左側に引き出された3つのリード端子22Rが図1に示す接続点P5(すなわちグランド)に接続され、図示の右側に引き出された2つの端子22Rが図1に示す電源ライン上の接続点P3,P4にそれぞれ接続される。リード端子22Rの引き出し方向はある程度統一することが好ましい。リード端子はわずかにインダクタンスを発生させるが、同じ向きに引き出されたリード端子はインダクタンスの並列接続とみなすことができ、全体としてインダクタンスを小さくすることができるからである。よって図示の左側に引き出された3つのリード端子22Rの引き出し方向はすべて一致していることが好ましく、図示の右側に引き出された2つのリード端子22Rの引き出し方向も一致していることが好ましい。
The
フェライトコア21及び電極板22の積層体にはコイル用導線23,24が巻回されている。コイル用導線23,24は、交互に重ね合わされたフェライトコア21及び電極板22に対して一体的に巻回されている。また、これらのコイル用導線23,24は、コモンモード電流によりそれぞれの巻線で生じる磁束が強め合う方向に巻回されている。そして、コイル用導線23には中間タップP1が設けられ、コイル用導線24には中間タップP2が設けられている。
以上のように構成されたLC複合部品20を図1のノイズ抑制回路10に用いた場合、フェライトコア21とコイル用導線23,24とによって図1に示したコモンモードチョークコイル12が構成され、フェライトコア21を挟み込むようにその両側に設けられた複数の電極板22によってYコン用のキャパシタCy1,Cy2が構成される。詳細には、電極板22A、22B,22CによってキャパシタCy1が構成され、22C,22D,22EによってキャパシタCy2が構成される。
When the
以上説明したように、本実施形態によれば、コモンモードチョークコイル用のインダクタとYコン用のキャパシタとが一体的に構成されることから、従来のようにYコン用のコンデンサを別途実装する場合に比べて部品の実装に必要な基板面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。また、フェライトコアが過熱した場合にはその透磁率が変化し、コモンモードチョークコイルの特性が劣化するおそれがあるが、本実施形態のように電極板がフェライトコアに密接している場合には、フェライトコアで発生した熱をこの電極板を通じて外部へ逃がすことができることから、コモンモードチョークコイルの特性劣化を防止することもできる。 As described above, according to the present embodiment, since the inductor for the common mode choke coil and the capacitor for the Y capacitor are integrally configured, the capacitor for the Y capacitor is separately mounted as in the conventional case. Compared to the case, the board area required for mounting components can be reduced, and the noise suppression circuit can be reduced in size. In addition, when the ferrite core is overheated, its magnetic permeability may change and the characteristics of the common mode choke coil may be deteriorated. However, when the electrode plate is in close contact with the ferrite core as in this embodiment. Since the heat generated in the ferrite core can be released to the outside through the electrode plate, the characteristic deterioration of the common mode choke coil can be prevented.
図4は、本発明の第2の実施形態に係るノイズ抑制回路を示す回路図である。 FIG. 4 is a circuit diagram showing a noise suppression circuit according to the second embodiment of the present invention.
図4に示すように、このノイズ抑制回路30は、Xコン11やコモンモードチョークコイル12の中間タップに接続された共振回路14を備えておらず、コモンモードチョークコイル12とYコン13のみで構成されている点が図1のノイズ抑制回路10と異なっている。その他の点についてはノイズ抑制回路10と同様である。
As shown in FIG. 4, the
本実施形態のノイズ抑制回路30においても、図2及び図3に示したLC複合部品20を用いることができる。ただし、本実施形態の場合は中間タップが不要である。このLC複合部品20を用いることで、コモンモードチョークコイル用のインダクタL11,L12とYコン用のキャパシタCy1,Cy2とが一体的に構成されることから、従来のようにYコン用のコンデンサを別途実装する場合に比べて部品の実装に必要な基板面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。また、フェライトコアの発熱による特性劣化を防止することもできる。
Also in the
図5は、LC複合部品の他の例を示す斜視図である。または図6その分解斜視図であって、コイル用導線を巻回する前の状態を示している。 FIG. 5 is a perspective view showing another example of the LC composite component. Or it is the exploded perspective view of FIG. 6, Comprising: The state before winding conducting wire for coils is shown.
図5及び図6に示すように、このLC複合部品40は、2個のフェライトコア21(21A,21B)と3個の電極板22(22A,22B,22C)で構成されている点が上述のLC複合部品20と異なっている。この場合、図示の左向きに突出したリード端子がグランド(P5)に接続され、右向きに突出したリード端子が電源ライン上の接続点P3,P4にそれぞれ接続される。
As shown in FIGS. 5 and 6, the LC
図5及び図6に示す積層構造は、LC複合部品をノイズ抑制回路10又は20内のコモンモードチョークコイル12及びYコン13として用いる場合における最少の部品数となる。フェライト21及び電極板22の数をこれより増やすことが可能であることは図2及び図3にも示した通りであり、フェライトコア21を極力薄くして多層化すればフィルタ特性を向上させることができる。ただし、あまり薄くしすぎるとフェライトコアの強度が弱くなり、あまり積み上げ過ぎると実装部品の低背化の要求に答えることができなくなるため、キャパシタの静電容量、フェライトコアの強度、部品の高さ等を考慮して適宜決定すればよい。
The stacked structure shown in FIGS. 5 and 6 is the minimum number of components when the LC composite component is used as the common
以上説明したように、本実施形態おいても、コモンモードチョークコイル用のインダクタとYコン用のキャパシタとが一体的に構成されることから、従来のようにYコン用のコンデンサを別途実装する場合に比べて部品の実装に必要な基板面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。また、フェライトコアの発熱による特性劣化を防止することもできる。 As described above, also in this embodiment, the inductor for the common mode choke coil and the capacitor for the Y capacitor are integrally formed, and therefore, the capacitor for the Y capacitor is separately mounted as in the prior art. Compared to the case, the board area required for mounting components can be reduced, and the noise suppression circuit can be reduced in size. In addition, it is possible to prevent deterioration of characteristics due to heat generation of the ferrite core.
以上の実施形態においては、コモンモードチョークコイルとYコンを備えたノイズ抑制回路に好適なLC複合部品について説明したが、本発明のLC複合部品は、例えば図7に示す単純なLCフィルタからなるノイズ抑制回路50に適用することも可能である。
In the above embodiment, the LC composite component suitable for the noise suppression circuit including the common mode choke coil and the Y-con has been described. It is also possible to apply to the
図8は、ノイズ抑制回路50に用いるLC複合部品の構造を概略的に示す斜視図である。また図9はその分解斜視図であって、コイル用導線を巻回する前の状態を示している。
FIG. 8 is a perspective view schematically showing the structure of the LC composite component used in the
図8及び図9に示すように、このLC複合部品60は、1個のフェライトコア21を2枚の電極板22A,22Bで挟み込んだ最も単純な構造であり、これらの積層体に対して1本のコイル用導線23が一体的に巻回されている。そして、コイル用導線23の一端が一方の電極板22Aのリード端子に接続されている。以上のように構成されたLC複合部品60の電極板22Bのリード端子、電極板22Aのリード端子及びコイル用導線23の他端は、図7の各接続点P5,P6,P7にそれぞれ対応している。
As shown in FIGS. 8 and 9, the LC
本実施形態おいても、インダクタとキャパシタとが一体的に構成されることから、コンデンサを別途実装する場合に比べて部品の実装に必要な基板面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。また、フェライトコアの発熱による特性劣化を防止することもできる。 Also in this embodiment, since the inductor and the capacitor are integrally formed, the board area required for mounting the component can be reduced compared with the case where the capacitor is separately mounted, and the noise suppression circuit can be reduced in size. It can contribute to the conversion. Further, it is possible to prevent deterioration of characteristics due to heat generation of the ferrite core.
図10(a)乃至(c)は、LC複合部品のさらに他の例を示す斜視図である。 10A to 10C are perspective views showing still other examples of the LC composite component.
図10(a)乃至(c)に示すLC複合部品70,80及び90はいずれも、矩形状のフェライトコア71を2枚の矩形状の電極板72A,72Bで挟み込むとともに、フェライトコア71にコイル用導線73を巻回した構成を有する点で共通している。そのうち図10(a)のLC複合部品70は、フェライトコア71に電極板72A,72Bを重ねたその上からコイル用導線73を巻回したものであり、図10(b)のLC複合部品80は逆に、フェライトコア71にコイル用導線73を巻回したその上から電極板72A,72Bを重ねたものである。さらに、図10(c)は、フェライトコア71に電極板72A,72Bを重ねる位置とコイル用導線73を巻回する位置をずらしたものである。これらはいずれも、図7のLCフィルタ回路50に適用することでき、インダクタとキャパシタが一体的に構成されていることから、コンデンサを別途実装する場合に比べて部品の実装に必要な基板面積を縮小することができ、ノイズ抑制回路の小型化に寄与することができる。また、フェライトコアの発熱による特性劣化を防止することもできる。
In each of the LC
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。 The present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention, and these are also included in the scope of the present invention. Needless to say.
例えば、上記実施形態においては、コイル用導線を巻回する磁心としてフェライトコアを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、透磁率の高い材料であればどのような磁心であってもよい。 For example, in the above embodiment, the case where the ferrite core is used as the magnetic core for winding the coil wire is described. However, the present invention is not limited to this, and any material having a high magnetic permeability can be used. It may be a magnetic core.
また、コモンモードチョークコイルを用いた上記実施形態においては、LC複合部品のコンデンサ部分をYコン用のキャパシタとして使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図1の共振回路14のキャパシタC21,C22に使用してもかまわない。さらには、電極板の数を増やしてYコン用キャパシタと共振回路14用のキャパシタの両方に使用してもかまわない。
In the above embodiment using the common mode choke coil, the capacitor portion of the LC composite component is used as the capacitor for the Y capacitor. However, the present invention is not limited to this, and for example, FIG. The capacitors C21 and C22 of the
10 ノイズ抑制回路
11 Xコン
12 コモンモードチョークコイル
13 Yコン
14 共振回路
21 フェライトコア
21A〜21D フェライトコア
22 電極板
22A〜22E 電極板
22R 電極板のリード端子
23 コイル用導線
24 コイル用導線
30 ノイズ抑制回路
40 LC複合部品
50 ノイズ抑制回路
60 LC複合部品
70 LC複合部品
71 フェライトコア
72A 電極板
72B 電極板
80 LC複合部品
90 LC複合部品
A1−A2 電源ライン
A1−A2 電源ライン
Cx Xコン用キャパシタ
Cy1 Yコン用キャパシタ
Cy2 Yコン用キャパシタ
L11 インダクタ
L12 インダクタ
L3 インダクタ
M1 コア
P1 中間タップ
P2 各中間タップ
P5,P6,P7 接続点
DESCRIPTION OF
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