JP2006219038A - プラットホーム用可動柵装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラットホーPFムに対し直立状態で配設される扉2A,2Bの延在方向への移動を直線的に案内するガイドレール4a,4bと、扉2A,2Bに設けられる複数個のローラ3a,3bとを備え、ガイドレール4a,4bを上下方向に突出する凸形状の断面を持つ構成として配置するとともに、ローラ3a,3bの周面を凹形状の係合面として、前記ローラの周面を前記凸形状の断面を持つガイドレール4a,4bに係合させ、ガイドレール4a,4bにより扉2A,2Bの開閉移動を案内させるようにした。
【選択図】図1
Description
このような直動ガイドは、一般にレール部とスライドブロックから構成されるが、それぞれを取付ける部材には、高精度な取付面を必要とし、これらの精度が悪いと動きが重くなったり、寿命の信頼性が低下する要因になった。
さらに、取付面の精度が良好な場合でも、負荷による全体フレームの変形や歪により同様の現象が発生する。特許文献1に示された装置も、こうした精度や歪による直動ガイドへの影響を最小にするための方式である。
そして、直動ガイドは、外部環境からの塵埃や異物に非常にデリケートであり、こうしたものがスライドブロック内部に侵入した場合、早期に寿命に至る可能性があるため、スライドブロックには、シール構造をとり異物の侵入を防止する必要があった。
この発明による実施の形態を図1から図3までについて説明する。図1はこの発明による実施の形態におけるプラットホーム用可動柵装置の扉開状態での構成を示す側面図である。図2はこの発明による実施の形態におけるプラットホーム用可動柵装置の扉閉状態での構成を示す側面図である。図3は図1のIII−III線における断面図である。
図1および図2に示すように、扉2A,2Bは左右対称に2枚構成として設けられている。これは、片側の扉のみ1枚とする場合もある。
扉2には、扉2を開閉移動するためのローラ3a,3bが扉2の1枚に対して少なくとも2個取り付けられている。ローラ3a,3bはプラットホームPFに対し直立状態で配設される扉2A,2Bの一方の側面に設けられ、扉2A,2Bの他方の側面にはローラ3c,3dが設けられる。
扉2A,2Bの1枚それぞれに複数個設けられたローラ3a,3bおよびローラ3c,3dがガイドレール4a,4bおよびガイドレール4c,4dに係合し、扉2A,2Bの開閉移動がガイドレール4a,4bおよびガイドレール4c,4dにより案内される。
図3に示すように、扉2A,2Bをそれぞれ両サイドで支持する場合は、両サイド1対のローラ3a,3bおよびローラ3c,3dが両サイドそれぞれに少なくとも2箇所で支持することになる。
ここで、これらのガイドレール4a,4bおよびガイドレール4c,4dは、2つのローラ3a,3bおよびローラ3c,3dを挟み込むような形で、フレーム1全体の上下中央部における扉A,2Bの重心位置に近い位置に配置されている。
ガイドレール4a,4bに係合するローラ3a,3bの外周面は凹形状の係合面とされ、ローラ3a,3bの外周面には、断面V字状の谷溝VCが設けられている。外周面が凹形状の係合面とされ断面V字状の谷溝VCが設けられたローラ3a,3bの外周面は、上下方向に突出する凸形状の断面を持つ構成とされたガイドレール4a,4bに設けられた断面山形状の案内部MSと係合する。上下方向に突出する凸形状の断面を持つ構成とされたガイドレール4a,4bに設けられた断面山形状の案内部MSが外周面が凹形状の係合面とされ断面V字状の谷溝VCが設けられたローラ3a,3bの谷溝VCに入り込む形となる。
図3に示すように、扉2A,2Bをそれぞれ両サイドで支持する場合は、ローラ3c,3dは外周面がフラットに構成された円板状でよく、ガイドレール4c,4dも上下方向に突出する凸形状の断面を持つ構成としなくて充分である。
扉2Aのローラ取付部RMに設けられたローラ3bは、その谷溝VCをガイドレール4aの上面に設けられた断面山形状の案内部MSに係合する。
ローラ3a,3bは、扉2Aのローラ取付部RMの一方の側面部、すなわち、図3におけるローラ取付部RMの左側面部に設けられ、扉2Aの左側面部に設けられている。
そして、ローラ3a,3bと同一軸線上にローラ3c,3dが、扉2Aのローラ取付部RMの他方の側面部、すなわち、図3におけるローラ取付部RMの右側面部にそれぞれ設けられ、扉2Aの左側面部に配置されている。
扉2Bのローラ取付部RMに設けられたローラ3bは、その谷溝VCをガイドレール4aの下面に設けられた断面山形状の案内部MSに係合する。
ローラ3a,3bは、扉2Bのローラ取付部RMの一方の側面部、すなわち、図3におけるローラ取付部RMの左側面部に設けられ、扉2Bの左側面部に設けられている。
そして、ローラ3a,3bと同一軸線上にローラ3c,3dが、扉2Bのローラ取付部RMの他方の側面部、すなわち、図3におけるローラ取付部RMの右側面部にそれぞれ設けられ、扉2Bの左側面部に配置されている。
駆動モータ5はガイドレール4a,4bの上下方向の外側に配設され、装置構成を全体としてコンパクトなものとすることができ。
また、直動ガイドでは、環境からの粉塵に対し非常にデリケートでシール構造を必要としていたのに対し、粉塵に対し影響を受けにくく、レールを山形にすることにより異物が残留しない、あるいは粉塵等の付着にも拭取り易くメンテナンス性が良好である。
(1)1枚の扉に対して、谷溝を有するローラを少なくとも2つ配置し、これを案内する山形状を持つレールを、扉中央部に配置したこと。
(2)扉開閉の駆動モータを、扉中央のガイドに対し外側に配置したこと。
(3)扉が左右一対の2枚扉の場合、左右の扉用レールの一方を一体化したことを特徴とする、プラットホーム用可動柵装置。
こうした構成により、直動ガイドに必要な高精度な加工・組立てが不要になり、取付部材である扉やフレームの歪の影響も受けにくくなり、直動ガイドで期待される荷重の負担や剛性が確保され、コンパクトなプラットホーム用可動柵装置を提供できる。
また、直動ガイドでは、環境からの粉塵に対し非常にデリケートでシール構造を必要としていたのに対し、粉塵に対し影響を受けにくく、レールを山形にすることにより異物が残留しない、あるいは粉塵等の付着にも拭取り易くメンテナンス性が良好である。
Claims (4)
- プラットホームに対し直立状態で配設される扉の開閉移動を直線的に案内するガイドレールと、前記扉に設けられる複数個のローラとを備え、前記ガイドレールを上下方向に突出する凸形状の断面を持つ構成として配置するとともに、前記ローラの周面を凹形状の係合面として、前記ローラの周面を前記凸形状の断面を持つガイドレールに係合させ、前記ガイドレールにより前記扉の開閉移動を案内させるようにしたことを特徴とするプラットホーム用可動柵装置。
- 前記ガイドレールをプラットホームに対し直立状態で配設される前記扉の上下方向中央部に対応して配置したことを特徴とする請求項1に記載のプラットホーム用可動柵装置。
- 前記扉を開閉移動させるための駆動モータを、前記扉の中央部に対応して配置されたガイドレールに対し上下方向の外側に配置したことを特徴とする請求項2に記載のプラットホーム用可動柵装置。
- 互いに反対方向に移動可能な対をなす扉をそれぞれ案内する共通のガイドレールを設けたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のプラットホーム用可動柵装置。
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