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JP2006214618A - レンジフード - Google Patents

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JP2006214618A
JP2006214618A JP2005026076A JP2005026076A JP2006214618A JP 2006214618 A JP2006214618 A JP 2006214618A JP 2005026076 A JP2005026076 A JP 2005026076A JP 2005026076 A JP2005026076 A JP 2005026076A JP 2006214618 A JP2006214618 A JP 2006214618A
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JP
Japan
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oil
range hood
circulation port
port
guide plate
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JP2005026076A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Matsuoka
俊介 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】油捕集手段の掃除性を維持しつつ十分に浄化された空気を屋外に排出することができるレンジフードを提供する。
【解決手段】調理時に発生した油煙は吸込口101よりフード内部に吸込まれ、油捕集手段105に衝突することによって油分が捕集される。そして油捕集手段105を通過した油煙は導入口13より廃気口102と循環口1へ分岐し、廃気口102へ流通した空気はダクトを通って屋外へ排出され、循環口1へ流通した空気は循環口誘導板3によって吸込口101方向へ誘導され、吸込口誘導板4によって再び吸込口101からフード内部へ流通し、再度油捕集手段105に衝突する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理時に発生する油煙を捕集し、捕集した油煙を浄化したのち屋外へ廃気するレンジフードに関する。
従来、調理時に発生する油煙を捕集し、浄化したのち屋外に廃気するレンジフードとして、油煙に含まれている油分を捕集するための油捕集手段が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのレンジフードについて図3を参照しながら説明する。図3に示すように従来のレンジフードは、箱状で下面に吸込口101を有し、上面に廃気口102を設けた本体103と、吸込口101から廃気口102へ空気を流通させる送風機104と、送風機104の風上側に設けられ、吸込口101から吸込まれた油煙に含まれている油分を捕集する油捕集手段105とで構成されている。
そして、このように構成されたレンジフードを調理器具の上方に設置することによって、調理時に発生した油煙は吸込口101より本体103に吸込まれ、油捕集手段105に衝突することによって油分が捕集されたのち、廃気口102から屋外へ排出されるものである。
実用新案登録第2512486号公報
しかし、油捕集手段105として掃除性を考慮してパンチングメタルフィルタを使用した場合、油捕集率が低いために油煙を十分に浄化・捕集できないまま屋外に排出してしまうという課題があった。また、ワンパス能力を重視して不織布や発泡金属を使用した場合、油煙を十分に浄化したのち屋外に排出することができるが、目詰まりによって風量が低下したりフィルタの掃除性が悪いという課題があった。
本発明は上記の課題を解決するものであり、油捕集手段の掃除性を維持しつつ油煙を十分に浄化・捕集したのち屋外に排出することができるレンジフードを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために循環口から吹出した油煙が吸込口より再び本体へ吸込まれることを特徴とするものである。この発明により、油捕集手段の掃除性を維持しつつ油煙を十分に浄化したのち屋外へ廃気することができる。
また請求項2記載の発明は、上記目的を達成するために循環口から吹出した油煙を吹出口方向に誘導する循環口誘導板と、循環口誘導板によって誘導された油煙を吹出口から本体へ誘導する吸込口誘導板を備えていることを特徴とするものである。この発明により、誘導流効果によって廃気捕集効率を向上させることができる。
また請求項3記載の発明は、上記目的を達成するために循環口から室内へ排出した油煙の主流が本体の下面に付着して流れるようにする風向制御装置を有していることを特徴としており、請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明に対する具体的事例を記している。これらの発明により、誘導板効果を促進させ、その結果廃気捕集効率をさらに高めることができる。
また請求項5記載の発明は、上記目的を達成するために本体の下面または循環口誘導板に防汚処理を施していることを特徴とするものである。この発明により、本体の下面または循環口誘導板に油分が残留することがなく、その結果フード下面の掃除を容易に行なうことができる。
また請求項6記載の発明は、上記目的を達成するためにレンジフードに付着した油を一箇所に集めることができる集油装置を備えていることを特徴とするものであり、請求項7記載の発明は、請求項7記載の発明に対する具体的事例を記している。これらの発明により、レンジフードに付着した油が一箇所に集まるため、掃除の手間を省くことができる。
また請求項8記載の発明は、上記目的を達成するために油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定量を超えたときに調理者に促す警報手段を備えていることを特徴とするものである。この発明により、油受け部に溜まった油が溢れることを防ぐことができる。
また請求項9記載の発明は、上記目的を達成するために油受け部に溜まっている油分を分解するための分解装置を備えていることを特徴とするものである。この発明により、油受け部に溜まっている油分を捨てる手間を省くことができる。
また請求項10記載の発明は、上記目的を達成するために油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定量を超えたときに分解装置を自動で作動させる自動制御手段を有していることを特徴とするものである。この発明により、分解装置に関して余分なエネルギーを消費することを防ぐことができる。
また請求項11記載の発明は、廃気口ならびに循環口から排出される風量を多段階もしくは無段階に調節可能であることを特徴とするものである。この発明により、油煙の発生が少ない場合には循環口から排出される風量を押さえることができ、低騒音でかつ余分な電力を消費することを防ぐことができる。
また請求項12記載の発明は、調理時に発生した油煙に含まれる油分の濃度を測定できる油煙測定手段を備え、前記油煙測定手段によって測定された油煙濃度に応じて、循環口から排出する風量を自動で調節することができる自動制御手段を有しているものである。この発明により、煮物などあまり油煙の発生しない調理の場合に低騒音でかつ余分なエネルギーを消費することを防ぐことができる。
本発明によれば、油捕集手段の掃除性を維持しつつ、調理時に発生する油煙中を十分に浄化・捕集したのちに屋外へ廃気するレンジフードを提供することができる。
本発明のうち請求項1記載の発明は、循環口から吹出した油煙が吸込口より本体へ吸込まれることを特徴とするものであり、再度油捕集手段を通過することによって調理時に発生する油煙を十分に浄化することができるという作用を有する。
また請求項2記載の発明は、循環口から吹出した油煙を吹出口方向に誘導する循環口誘導板と、循環口誘導板によって誘導された油煙を吹出口から本体へ誘導する吸込口誘導板を備えていることを特徴とするものであり、循環口から排出された空気が誘導流となり、循環口誘導板の周囲の空気を誘引するという作用を有する。
また請求項3記載の発明は、循環口から室内へ排出した油煙の主流が本体の下面に付着して流れるようにする風向制御装置を有していることを特徴とし、請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明に対する具体的事例を記している。そしてこれらの発明は、コアンダ効果により油煙の風速が上昇し、より誘導流効果が強まるという作用を有する。
また請求項5記載の発明は、本体の下面もしくは循環口誘導板に防汚処理を施していることを特徴とするものであり、本体の下面もしくは循環口誘導板に付着した油を浮き上がらせるという作用を有する。
また請求項6記載の発明は、レンジフードに付着した油を一箇所に集めることができる集油装置を備えていることを特徴とするものであり、請求項7記載の発明は、請求項7記載の発明に対する具体的事例を記している。そしてこれらの発明は、レンジフードに付着した油を一箇所に捕集するという作用を有する。
また請求項8記載の発明は、油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定量を超えたときに調理者に促す警報手段を備えていることを特徴とするものであり、油受け部に溜まった油が溢れることを防ぐことができるという作用を有する。
また請求項9記載の発明は、油受け部に溜まっている油を分解するための分解装置を備えていることを特徴とするものであり、油受け部に溜まっている油を水と二酸化炭素に分解するという作用を有する。
また請求項10記載の発明は、油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定量を超えたときに分解装置を自動で作動させる自動制御手段を有していることを特徴とするものであり、分解装置に関して余分なエネルギーを消費することを防ぐことができるという作用を有する。
また請求項11記載の発明は、廃気口ならびに循環口から排出される風量を多段階もしくは無段階に調節可能であることを特徴とするものであり、油煙の発生が少ない場合には循環口から吹出す風量を押さえることができるという作用を有する。
また請求項12記載の発明は、調理時に発生した油煙に含まれる油分の濃度を測定できる油煙測定手段を備え、前記油煙測定手段によって測定された油煙濃度に応じて、循環口から排出する風量を自動で調節することができる自動制御手段を有しているものであり、煮物などあまり油煙の発生しない調理の場合に低騒音でかつ余分なエネルギーを消費することを防ぐという作用を有する。
本発明のより具体的な実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、従来のレンジフードと同一であるものについては同一番号を附す。
(実施の形態1)
図1に示すように、実施の形態1におけるレンジフードは、箱状で下面に吸込口101と循環口1を有し、上面に廃気口102を設けた本体103と、吸込口101から廃気口102と循環口1へ空気を流通させる送風機104と、吸込口101と送風機104の間に設けられ、吸込口101から吸込まれた空気に含まれている油分を捕集する油捕集手段105と、本体103の下面に平行で端部にリブ2を有する循環口誘導板3と、吸込口101近傍に設けられている吸込口誘導板4と、循環口誘導板3の最下部近傍に設けられ着脱可能な油受け部5と、油受け部5に溜まった油分を分解するために油受け部5の底に設けられた分解装置6と、循環口1に設けられ循環口1の開口面積を変更する電動ダンパ7と、油捕集手段105の風下側に設けられ電動ダンパ7ならびに送風機104に対して配線されている油煙濃度センサ8と、油受け部5に溜まった油量を測定する油量センサ9で構成されている。
ここで、図2に示すように送風機104は、シロッコ型の羽根11と、羽根11の回転数を制御することができるモータ12と、油捕集手段105を通過した空気を送風機104内に導入する導入口13と廃気口102と循環口1とを有するケーシング14で構成されている。なお、図2においてモータ12は省略している。
また、油捕集手段105として掃除性を考慮してパンチングメタルフィルタを、分解装置6として加熱ヒータをそれぞれ用いている。また、本体103の下面ならびに循環口誘導板3の循環口1側にはシリコン塗装もしくはフッ素塗装による防汚処理が施してあり、さらに図1に示すように水平に対して一定の傾斜を有しているものである。
そして、上記構成を有したレンジフードを調理器具の上方に設置し、廃気口102と屋外とをダクトにて連通させる。なお、図1において屋外ならびに前記ダクトは省略している。
上記の構成によれば、調理器具の上方に設置することによって、調理時に発生した油煙は吸込口101より本体103に吸込まれ、油捕集手段105に衝突することによって油分が捕集される。そして油捕集手段105を通過した油煙は導入口13より廃気口102と循環口1へ分岐し、廃気口102へ流通した空気はダクトを通って屋外へ排出され、循環口1へ流通した空気は循環口誘導板3によって吸込口101方向へ誘導され、吸込口誘導板4によって再び吸込口101からフード内部へ流通することとなる。
そして、油捕集手段105を通過した空気の一部は循環口1から吸込口101へ流通し、再度油捕集手段105へ衝突吸着されるので、従来のレンジフードに対してより浄化された空気を屋外に廃出することができる。
また、循環口1より吹出した空気は循環口誘導板3に沿って流れ、リブ2によって空気の主流が循環口誘導板3から本体103の下面へ移動し、吸込口101よりレンジフード内部に流入するため、前記空気が誘導流となって調理台から上昇してくる油煙を巻き込んで捕集し、その結果従来のレンジフードと比較して良好な捕集性能を得ることができる。
また、調理時に発生する油煙に含まれる油分は、油捕集手段105以外にも循環口誘導板3や本体103の下面に付着するが、上記の面に施した防汚処理ならびに水平面に対する一定の傾斜により油受け部5に滴下するため、本体ならびに循環口誘導板3を掃除する手間を省くことができる。また、図1には記載していないが、本体103の前面に、油受け部5に溜まった油量を表示させる表示パネルや、油量が一定量を越えたときに調理者に知らせる警報手段としてのランプを設置し、油量センサ9と配線させることで、油量が一定量を越えたときに調理者に油受け部5の掃除を促し、その結果油受け部5から油が溢れることを防ぐことができる。また、分解装置6を備えている場合、油量センサと配線させることで、油量が一定量を越えた時に分解装置6を作動させて油を水と二酸化炭素に分解することができるため、掃除をする手間を省くことができる。油量センサ9としてはフロートスイッチ等がある。
また、煮物等の油煙の発生しない調理の場合は循環させる必要がない。そこで、電動ダンパ7を閉じ、送風機104の風量を電動ダンパ7開放時における廃気口102からの廃気風量になるように調節することによって、従来と同等の廃気捕集効率を有しつつ低騒音でかつ余分な電力を消費することを防ぐことができる。なお、電動ダンパ7の開閉ならびに送風機104の風量調節は、調理の種類によって調理者が切替えるという方法も考えられるが、油捕集装置105を通過した油煙濃度を油煙濃度センサ8によって検知し、その油煙濃度によって電動ダンパ7ならびに送風機104の風量を自動制御することも考えられる。
本発明によれば、調理時に発生する油煙中の油分を容易かつ効率よく捕集するレンジフードを提供することができる、調理時に発生する油煙を浄化してから屋外に排出するレンジフードとして有用である。
本発明の実施の形態1におけるレンジフードの概略図 同実施の形態1における送風機の概略断面図 従来のレンジフードの概略断面図
符号の説明
1 循環口
2 リブ
3 循環口誘導板
4 吸込口誘導板
5 油受け部
6 分解装置
7 電動ダンパ
8 油煙濃度センサ
9 油量センサ
11 羽根
12 モータ
13 導入口
14 ケーシング
101 吸込口
102 廃気口
103 本体
104 送風機
105 油捕集手段

Claims (12)

  1. 本体と調理時に発生した油煙を吸込む吸込口と前記吸込口より吸込まれた油煙に含まれている油分を捕集する油捕集手段と油煙を排出する循環口と油煙を廃気する廃気口と前記吸込口から前記廃気口と前記循環口の2方向に送風する送風手段を備え、前記送風手段によって前記循環口より排出した油煙が前記吸込口より前記本体内に吸込まれるようにすることを特徴とするレンジフード。
  2. 循環口から排出した油煙を吸込口方向へ誘導する循環口誘導板と、前記循環口誘導板によって前記吸込口方向へ誘導された油煙を吸込口へ誘導する吸込口誘導板を備えていることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 循環口から排出した油煙の主流が本体の下面に沿って流れるようにする風向制御装置を有している請求項1または2記載のレンジフード。
  4. 循環口誘導板の循環口に対向した面に突起物を設けたことを特徴とする請求項3記載のレンジフード。
  5. 本体の下面もしくは循環口誘導板に防汚処理を施していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のレンジフード。
  6. レンジフードに付着した油を一箇所に集める集油装置を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレンジフード。
  7. 本体の下面もしくは循環口誘導板が水平方向に対して傾斜を有しており、前記本体と前記循環口誘導板の最下部に調理時に発生した油煙の油分を溜める油受け部を備えている請求項6記載のレンジフード。
  8. 油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定量を越えたときに警報を発する警報手段を備えていることを特徴とする請求項7記載のレンジフード。
  9. 油受け部に溜まっている油を分解する分解装置を設けた請求項7記載のレンジフード。
  10. 油受け部に溜まった油量を測定する油煙測定手段を備え、油受け部に溜まった油量が一定流量を越えたときに分解装置を自動で作動させる自動制御手段を有していることを特徴とする請求項8記載のレンジフード。
  11. 廃気口ならびに循環口から排出される風量を多段階もしくは無段階に調節可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のレンジフード。
  12. 調理時に発生した油煙に含まれる油分の濃度を測定できる油煙測定手段を備え、前記油煙測定手段によって測定された油煙濃度に応じて、循環口から排出する風量を自動で調節することができる自動制御手段を有している請求項11記載のレンジフード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165615A (ja) * 2018-08-02 2018-10-25 富士工業株式会社 レンジフード
JP2019219167A (ja) * 2018-08-02 2019-12-26 富士工業株式会社 レンジフード
CN113280376A (zh) * 2020-02-20 2021-08-20 佛山市云米电器科技有限公司 供电控制方法、油烟机和存储介质
TWI762360B (zh) * 2016-12-27 2022-04-21 日商富士工業股份有限公司 抽油煙機

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