JP2006299296A - 疲労特性と耐結晶粒粗大化特性に優れた肌焼用圧延棒鋼およびその製法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 N,Al,Nb,Ti,Caなどの含有率が特定された鋼材からなり、鋼中に酸化物系介在物としてCaO,Al2O3,SiO2の三者の複合酸化物系介在物を含み、該複合介在物のうち、組成比がCaO:5〜50%、Al2O3:5〜50%、SiO2:25〜75%であるものの個数が、全酸化物系介在物数の70%以上を占め、且つAl2O3:50%超〜100%である介在物の個数が全酸化物系介在物数に占める比率で10%以下とする。
【選択図】なし
Description
C:0.05〜0.30%、
Si:0.01〜2.0%、
Mn:2.0%以下(0%を含む)、
S:0.02%以下(0%を含む)、
Cr:2.0%以下(0%を含まない)、
N:0.025%以下(0%を含まない)、
Al:0.009%以下(0%を含まない)、
O:0.0020%以下(0%を含まない)、
Ca:0.0001〜0.010%
を満足すると共に、
Nb:0.01〜0.20%および/またはTi:0.01〜0.20%を含み、
残部はFeおよび不可避不純物よりなる鋼からなり、鋼中に酸化物系介在物としてCaO,Al2O3,SiO2の三者の複合介在物を含み、該酸化物系介在物のうち、組成比がCaO:5〜50%、Al2O3:5〜50%、SiO2:25〜75%である介在物の個数が、全酸化物系介在物数の70%以上を占め、且つAl2O3:50%超〜100%である介在物の個数が、全酸化物系介在物数に占める比率で10%以下に抑えられた、疲労特性と耐結晶粒粗大化特性を兼ね備えた肌焼用圧延棒鋼である。
2)Mo:1.0%以下(0%を含まない)、
3)B:0.0005〜0.0030%、
4)Pb:0.1%以下(0%を含まない)および/またはBi:0.1%以下(0%を含まない)、
5)Mg:0.0001〜0.010%、Ca:0.0001〜0.02%、Te:0.0005〜0.02%、REM:0.0005〜0.02%よりなる群から選択される少なくとも1種、
6)Zr:0.2%以下(0%を含まない)および/またはV:0.5%以下(0%を含まない)。
Cは機械部品として必要な芯部硬さを確保する上で重要な元素であり、0.05%未満では硬さ不足により部品としての静的強度が不足気味となる。しかしC量が多過ぎると、硬くなり過ぎて鍛造性や被削性が悪くなるので、0.30%以下に抑える必要がある。この様な観点からより好ましいC含量は、0.15%以上、更に好ましくは0.17%以上で、0.25%以下、更に好ましくは0.23%以下である。
Siは脱酸剤として作用し、複合酸化物系介在物を適正組成に制御する上で重要な成分である他、焼戻し処理時の硬さ低下を抑えて浸炭部品の表層硬さを確保するのに有効な元素であり、0.01%以上の添加を必要とする。しかしSi量が多過ぎると、鋼が硬くなり過ぎて切削性や鍛造性が悪くなるので、2.0%を上限と定めた。より好ましいSi含量は、0.02%以上、更に好ましくは0.05%以上で、0.8%以下、更に好ましくは0.6%以下である。
Mnは脱酸剤として作用し、酸化物系介在物を低減して鋼の内部品質を高める作用を有すると共に、浸炭焼入れ時の焼入性を著しく高める作用を有しており、こうした作用を有効に発揮させるには0.01%程度以上含有させるのがよい。しかし多過ぎると、中心偏析が顕著となって内部品質を却って劣化させるばかりでなく、縞状組織が顕著となって内部特性のバラツキも大きくなり衝撃特性が低下するので、上限を2.0%とする。Mnのより好ましい含有量は0.2%以上、更に好ましく0.3%以上で、1.5%以下、更に好ましくは1.0%以下である。
Sは、MnやTiなどと結合してMnS介在物やTiS介在物などを形成し、部品の衝撃強度に悪影響を及ぼすので、なるべく少なく抑えるのが好ましく、衝撃特性が求められる本発明では上限を0.2%と定めた。しかし反面Sは、切削性を高める作用を有しているので、切削性が強く求められる場合は適量含有させるのがよく、0.005%程度以上は含有させることが望ましい。通常の機械構造用鋼では0.01%程度以上、0.07%程度以下が好ましい。
Crは、Ti,Nbなどの炭化物中に固溶してそれらの硬さを高める作用を有しており、耐摩耗性の向上に寄与する。そのため、歯車や軸受等の摺動部品ではよく用いられる合金元素であり、0.01%以上含有させることが望ましい。ちなみに、JIS規格の肌焼鋼(SCr420)ではCr含量を0.9〜1.2%と定めている。しかしCr含量が2.0%を超えると、鋼材が硬くなり過ぎて被削性や鍛造性が劣化するので、2.0%を上限と定めた。より好ましくは0.4%以上、更に好ましくは0.9%以上で、1.5%以下、更に好ましくは1.2%以下である。
Nは、Ti,Nbと結合して窒化物や炭窒化物を形成し、浸炭加熱時におけるオーステナイト粒成長を抑制する作用を有しており、肌焼き処理時の寸法精度の向上に寄与する。こうした作用を有効に発揮させるには0.003%以上、よる好ましくは0.005%以上含有させることが望ましい。しかしN量が多過ぎると、熱間加工性や衝撃特性に悪影響を及ぼす様になるので、多くとも0.025%以下、より好ましくは0.020%以下に抑えるのがよい。
Alは、鋼材組織の結晶粒の調整に有効な元素である。即ちAlは、鋼中のNと結合して窒化物を生成するが、この窒化物は熱処理時における結晶粒の成長を抑制する作用を発揮する。しかしAlは、前述した如く粗大で硬質のアルミナ系介在物を生成し、疲労特性を低下させる大きな原因になるので、本発明ではAl含量を0.009%以下に制限している。この様なAl含量を確保するには、製鋼段階でアルミキルドは避けSi,Mn,Caを主たる脱酸性元素として使用するのがよい。
Caは酸素との結合力が強いため、通常は鋼中で酸化物として存在するが、系内にSiO2やAl2O3が共存する場合は、これらと複合してスピネル構造の複合酸化物となる。本発明では、該複合酸化物を軟質のアノーサイト(CaO・Al2O3・2SiO2)とするため、Ca含量を0.0001〜0.0100%の狭い範囲に制御することが重要となる。Caのより好ましい含有量はAlやSiの含有量によっても変わってくるが、0.0005〜0.0040%の範囲、特に好ましくは0.0010〜0.0030%の範囲である。
O(酸素)は鋼材中に不可避的に混入してくる元素であり、また本発明では上記複合酸化物の生成源として重要な役割を果たしている。しかし、疲労特性を高める上で酸化物系介在物の量は少ないに越したことはなく、多くとも0.0020%以下、より好ましくは0.0015%以下に抑えるのがよい。
Nbは本発明において特に重要な役割を果たす元素であり、鋼中のNおよびCと結合して窒化物や炭化物もしくは炭窒化物を形成し、浸炭時の加熱工程で結晶粒粗大化の抑制に寄与する元素であり、0.01%未満では、高温で安定な窒化物や炭化物、もしくは炭窒化物が生成しないため、結晶粒粗大化防止効果が得られない。しかもNbは、Tiと複合添加することで、Nbを含む単独析出物よりも安定なNb−Ti複合炭窒化物の複合析出物を形成し、高温浸炭時の結晶粒粗大化防止作用、延いては寸法精度の向上に寄与する。
Tiも本発明において重要な役割を果たす元素である。すなわち、鋼中のTiはNおよびCと結びついて炭化物、窒化物、炭窒化物を形成し、高温浸炭時の結晶粒粗大化を抑制する。また、Nbと複合添加することで、Tiを含む単独析出物よりも安定なNb炭窒化物との複合析出物を形成し、耐結晶粒粗大化特性の向上に寄与する。Ti含量が0.01%未満では、析出するTi炭窒化物や他元素との複合炭窒化物の数が不十分となり、満足のいく耐結晶粒粗大化特性が得られない。しかし反面、Ti含量が0.20%を超えて過度に多くなると、粗大なNb−Ti炭窒化物が生成して衝撃特性や転動疲労特性を劣化させる。Tiのより好ましい含有量は、0.01%以上で、0.10%以下である。
Ni,Cuは共に鋼の耐食性を向上させる元素であり、必要に応じて各々単独で、或いは2種を添加することができる。またNiは、鋼の衝撃特性の向上にも寄与するので、適量の添加は有効である。しかしNi,Cuの過度の添加は鋼コストの上昇を招き、しかもCuの過度の添加は熱間加工性の低下を引き起こすので、Niは3.0%以下、Cuは0.5%以下に抑えるべきである。Niのより好ましい添加量は0.1〜2.0%、更に好ましくは0.3〜1.5%で、Cuのより好ましい添加量は0.1〜0.3%である。
Moは、焼戻し処理時の硬さ低下を抑え、浸炭部品の表層硬さを確保するのに有効な元素であり、また、浸炭焼入れ時の焼入性を著しく高めると共に、耐水素脆性を抑えるうえでも有効に作用することが知られている。しかし、過度に添加しても効果が飽和するので鋼材コストの上昇を招き、更には鋼素材が硬質化して被削性を劣化させるので、添加するにしても1.0%以下に抑えるべきである。Moのより好ましい添加量は0.1〜0.8%、更に好ましくは0.15〜0.45%である。
Bは微量で鋼材の焼入性を大幅に高める作用を有しており、しかも結晶粒界を強化して衝撃強度を高める作用も有している。こうした作用は0.0005%以上添加することで有効に発揮される。しかし、それらの効果は約0.0030%で飽和し、またB量が多過ぎると、B窒化物が生成し易くなって冷間および熱間加工性にも悪影響が現われてくるので、添加する場合は、0.0005〜0.0030%、より好ましくは0.0008〜0.0025%、更に好ましくは0.0010〜0.0020%の範囲内で調整するのがよい。
Pb,Biは鋼の被削性向上に寄与する元素であり、被削性が特に求められる場合はこれらの1種または2種を添加することが有効である。しかし添加量が多過ぎると鋼素材の強度が低下するので、各々0.1%以下、より好ましくはPb+Biで0.1%以下に抑えるのがよい。Pb+Biとしてのより好ましい添加量は0.02〜0.08%、更に好ましくは0.03〜0.06%である。
Mg,Te,REMは、1種または2種以上添加することで鋼中に存在する硫化物の展伸を抑制し、衝撃特性を高める作用を有している。こうした作用は、Mgの場合、0.0001%未満の添加では有効に発揮されず、0.02%を超えると粗大な酸化物の生成によって鋼強度を逆に低下させる恐れが生じてくる。そのためMgは0.0001〜0.02%、より好ましくは0.001〜0.010%の範囲とするのがよい。
Zr,Vは、前記NbやTiと同様に炭化物や窒化物を形成し、Nb,Tiの炭窒化物と複合析出することで、それら炭窒化物の高温安定性を高める作用を発揮する。しかし多過ぎると、ZrやVを含む粗大析出物が生成して耐結晶粒粗大化特性を害するので、Zrは0.2%以下、Vは0.5%以下に抑えるべきである。それらの利害得失を考慮してより好ましい含有量は、Zrは0.001〜0.1%、Vは0.005〜0.2%である。
本発明では、先に説明した如く複合酸化物系介在物をアノーサイト(CaO・Al2O3・2SiO2)に制御し、不可避的に混入してくるAl由来のアルミナ(Al2O3)の生成を極力低減することが極めて重要となる。そのためには、鋼中に存在するCa,Al,Siの各酸化物のうち、CaO:5〜50%、Al2O3:5〜50%、SiO2:25〜75%の範囲に属する介在物の個数が、全酸化物系介在物数の70%以上を占めることが必須となる。尚、アノーサイト中のCa,Al,Siの各含有量は、厳密に1:1:2の様に整数比率になる訳ではないので、図1の三角図に示す如く各酸化物の好適含有率を主に軟化温度を基準にして所定の範囲に定めた。
表1に示すSCr420Hを主成分とする化学組成の鋼材を小型溶製炉によって溶製し、鋳造してから熱間鍛造を行なって直径50mmの棒鋼を得る。得られた各棒鋼に溶体化処理(1250℃×60分)および焼ならし処理(900℃×1時間)を施し、得られた各棒鋼のD/4(Dは棒鋼の直径を表わす)位置から直径12mm×80mm(平行部の直径6mm、切欠きなし)のJIS 1号回転曲げ試験片(図2参照)を作製する。
方式:エアーノズル方式、ノズル距離:170mm、ショット粒径:直径0.6mm、エアー圧力:5kgf/mm2、投射時間:60秒、ターンテーブル回転数:60rpm、アークハイト:0.8mmA
また、耐結晶粒粗大化特性を評価するため、直径80mmの棒鋼から直径8mm×12mmの加工フォーマスタ用試験片を作製し、下記の方法で浸炭処理後の各試験片の耐結晶粒粗大化特性を調べた。
溶製→鍛造(直径32mm)→溶体化処理(1250℃×1hr)→焼ならし(900℃×2hr)→サンプル作製(直径8mm×12mm)→加工フォーマスタ試験(ヒートパターン:図4参照、加工率70%)→浸炭処理(図3参照)。
Claims (8)
- C:0.05〜0.30%(化学成分の場合は全て質量%を意味する、以下同じ)、
Si:0.01〜2.0%、
Mn:2.0%以下(0%を含む)、
S:0.02%以下(0%を含む)、
Cr:2.0%以下(0%を含まない)、
N:0.025%以下(0%を含まない)、
Al:0.009%以下(0%を含まない)、
O:0.0020%以下(0%を含まない)、
Ca:0.0001〜0.010%
を満足すると共に、
Nb:0.01〜0.20%および/またはTi:0.01〜0.20%を含み、
残部はFeおよび不可避不純物よりなる鋼からなり、鋼中に酸化物系介在物としてCaO,Al2O3,SiO2の三者の複合介在物を含み、該酸化物系介在物のうち、組成比がCaO:5〜50%、Al2O3:5〜50%、SiO2:25〜75%である介在物の個数が、全酸化物系介在物数の70%以上を占め、且つAl2O3:50%超〜100%である介在物の個数が、全酸化物系介在物数に占める比率で10%以下であることを特徴とする、疲労特性と耐結晶粒粗大化特性に優れた肌焼用圧延棒鋼。 - 鋼が、更に他の元素として、Cu:0.5%以下(0%を含まない)および/またはNi:3.0%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1に記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、Mo:1.0%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1または2に記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、B:0.0005〜0.0030%を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、Pb:0.1%以下(0%を含まない)および/またはBi:0.1%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1〜4のいずれかに記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、Mg:0.0001〜0.02%、Te:0.0005〜0.02%、REM:0.0005〜0.02%の1種以上を含むものである請求項1〜5のいずれかに記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼が、更に他の元素として、Zr:0.2%以下(0%を含まない)および/またはV:0.5%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1〜6のいずれかに記載の肌焼用圧延棒鋼。
- 鋼鋳片を分塊圧延し、棒状に圧延して肌焼用圧延棒鋼を製造するに際し、前記請求項1〜7のいずれかに記載の成分組成の要件を満たす鋼材を使用し、分塊圧延前から棒状に圧延するまでの任意の時期に、1250〜1320℃の温度域で30分〜5時間の固溶化熱処理を行うことを特徴とする、疲労特性と耐結晶粒粗大化特性に優れた肌焼用圧延棒鋼の製法。
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