JP2006274077A - インクジェット用インク組成物、並びに、これを用いた画像形成方法および記録物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 重合性化合物と、無機蛍光顔料と、を含有することを特徴とするインクジェット用インク組成物、並びに、これを用いた画像形成方法および記録物である。前記インク組成物としては、重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン基含有化合物と少なくとも1種のオキシラン基含有化合物を含むものであることが好ましい。
【選択図】 なし
Description
<1>重合性化合物と、無機蛍光顔料と、を含有することを特徴とするインクジェット用インク組成物である。
本発明のインクジェット用インク組成物は、重合性化合物と、無機蛍光顔料と、を含有することを特徴とする。
本発明のインクジェット用インク組成物は、重合性化合物と無機蛍光顔料とを含むため、インク吐出後、紫外線照射や熱付与によりインクを硬化させることができる。このため、非吸収性の記録媒体など各種記録媒体に画像形成が可能である。また、本発明のインクジェット用インク組成物によって形成された画像は擦過性等の画像堅牢性に優れることから、インク割れ等を防止することができるため、形成画像の発光特性(安定性)を向上させることができる。
また、本発明のインク組成物は、実質的に揮発性溶剤を含まずに構成することができる。このため、水系インクや溶剤インクのように、水や溶剤の揮発による粘度向上等に起因するノズル詰まり等のトラブルがないことからインクの吐出性にも優れる。
本発明に用いられる重合性化合物は、熱重合開始剤や光重合開始剤等の重合開始剤から発生される活性種により重合反応を生起し、硬化する化合物であれば特に制限はなく、ラジカル重合性化合物や、カチオン重合性化合物を用いることができる。
以下、ラジカル重合性化合物およびカチオン重合性化合物について説明する。
ラジカル重合性化合物は、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物であり、分子中にラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を少なくとも1つ有する化合物であればどのようなものでもよく、モノマー、オリゴマー、ポリマー等の化学形態を持つものが含まれる。このようなラジカル重合性化合物は1種のみ用いてもよく、また目的とする特性を向上するために任意の比率で2種以上を併用してもよい。また、単官能化合物よりも官能基を2つ以上持つ多官能化合物の方がより好ましい。更に好ましくは多官能化合物を2種以上併用して用いることが、反応性、物性などの性能を制御する上で好ましい。
前記カチオン重合性化合物としては、光カチオン重合性モノマーとして知られる各種公知のカチオン重合性のモノマーを使用することができる。カチオン重合性モノマーとしては、例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892、同2001−40068、同2001−55507、同2001−310938、同2001−310937、同2001−220526などの各公報に記載されているビニルエーテル化合物、オキセタン化合物、オキシラン化合物などが挙げられる。
前記ビニルエーテル化合物としては、ジ−若しくはトリ−ビニルエーテル化合物が、硬化性、被記録媒体との密着性、形成された画像の表面硬度などの観点から好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。
本発明のインクジェット用インク組成物は、重合性化合物として特に、少なくとも一種のオキセタン基含有化合物、および/または、少なくとも一種のオキシラン基含有化合物を含有することが好ましく、少なくとも1種のオキセタン基含有化合物と、少なくとも1種のオキシラン基含有化合物と、を含むことが更に好ましい。これらの化合物は、後述する光重合開始剤の作用によって活性エネルギー線の照射時に重合してそれ自体硬化し、しかも硬化反応を短時間で行ない得るため、光褪色しやすい染料の硬化(重合反応)時および硬化後の画像での褪色防止に特に効果的であり、色合い(色相)や色濃度、鮮明性に優れ、顔料並みの耐光性を有する画像を形成することができる。
前記オキセタン基含有化合物は、分子内に少なくとも1つのオキセタン基(オキセタニル基)を含む化合物の中から適宜選択することができる。
例えば、分子中に1つのオキセタン基を有する化合物としては下記一般式(1−a)で表される化合物が好適であり、分子中に2つ以上のオキセタン基を有する化合物としては下記一般式(1−b)で表される化合物が好適である。
前記一般式(1−a)において、Zは、酸素原子または硫黄原子を表し、酸素原子が好ましい。R1aは、水素原子、フッ素原子、炭素数1〜6のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)、炭素数1〜6個のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基、フリル基、またはチエニル基を表し、炭素数1〜6個のアルキル基(特にメチル基、エチル基)が好ましい。
なお、前記一般式(1−a)で表されるオキセタン基含有化合物は一種単独で用いる以外に、二種以上を併用することもできる。
前記一般式(1−b)において、mは2、3または4を表し、Zは酸素原子または硫黄原子を表し、前記Zとしては酸素原子が好ましい。
なお、前記一般式(1−b)で表されるオキセタン基含有化合物もまた、一種単独で用いる以外に、二種以上を併用することもできる。
前記オキシラン基含有化合物は、分子内に、下記オキシラン環を有する少なくとも1つのオキシラン基(オキシラニル基)を含む化合物、具体的にはエポキシ樹脂として通常用いられているものの中から適宜選択することができ、モノマー、オリゴマーおよびポリマーのいずれであってもよい。
なお、前記オキシラン基含有化合物は、一種単独で用いる以外に、二種以上を併用することもできる。
本発明のインクジェット用インク組成物における重合性化合物の含有量は、重合反応性に基づく感度とインク組成物の粘度との観点から、インク組成物の総量(全質量)に対し、98〜50質量%が好ましく、95〜60質量%がより好ましく、更に好ましくは90〜70質量%の範囲である。
本発明のインクジェット用インク組成物は、無機蛍光顔料を含有する。ここで、「蛍光」とは、可視光線や紫外線により励起されて発光することを意味する。前記無機蛍光顔料は、母結晶とその中にドープした蛍光中心(付活剤)とからなる。
前記母結晶としては、例えば、Y2O3、La2O3などの酸化物や、CaF2などのフッ化物、ZnSなどの硫化物、Y2O2Sなどのオキシ硫化物、Zn2SiO4、CaSiO3、BaSi2O5、Y2SiO5などのケイ酸塩、YPO4、Ca3(PO4)2などのリン酸塩、CaWO4、MgWO4などのタングステン酸塩、YAlO3、Y3Al5O12、SrAl2O4、Sr4Al14O25などのアルミン酸塩、CaTiO3、Y2Ti2O7などのチタン酸塩、CaZrO3などのジルコン酸塩、CaMoO4などのモリブデン酸塩、などが使用できる。
また、本発明における無機蛍光顔料の蛍光中心(付活剤)としては、例えば、Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Zn,Ti,CrおよびMnから選ばれる少なくとも一種が使用可能である。
更に、分散助剤として、各種無機蛍光顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤および分散助剤は、無機蛍光顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。
本発明のインクジェット用インク組成物を無溶剤で構成すると、例えば、水系インクや溶剤インクのように、水や溶剤の揮発による粘度向上等に起因するノズル詰まり等のトラブルがなく、インクの吐出性等を向上させることができる。
本発明のインクジェット用インク組成物は、必要に応じて前記無機蛍光顔料と併せて補助的に着色剤を添加することもできる。本発明のインクジェット用インク組成物に用いることのできる着色剤は、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲で、用途に応じて公知の種々の色材、(前記無機蛍光顔料以外の顔料、染料)を適宜選択して用いることができる。例えば、耐候性に優れた画像を形成する場合には、顔料が好ましい。
本発明における無機蛍光顔料と併用できる顔料について述べる。
前記無機蛍光顔料の以外の顔料としては、特に限定されるものではなく、一般に市販されているすべての有機顔料および無機顔料、または顔料を、分散媒として不溶性の樹脂等に分散させたもの、或いは顔料表面に樹脂をグラフト化したもの等を用いることができる。また、樹脂粒子を染料で染色したもの等も用いることができる。
これらの顔料としては、例えば、伊藤征司郎編「顔料の辞典」(2000年刊)、W.Herbst,K.Hunger「Industrial Organic Pigments」、特開2002−12607号公報、特開2002−188025号公報、特開2003−26978号公報、特開2003−342503号公報に記載の顔料が挙げられる。
オレンジ色を呈する顔料としては、C.I.ピグメントオレンジ66(イソインドリンオレンジ)の如きイソインドリン系顔料、C.I.ピグメントオレンジ51(ジクロロピラントロンオレンジ)の如きアントラキノン系顔料が挙げられる。
黒色を呈する顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック、アニリンブラック等が挙げられる。
本発明のインクジェット用インク組成物は、前記重合性化合物を重合硬化させるために少なくとも一種の光重合開始剤を含有することができる。前記光重合開始剤は、活性エネルギー線の波長領域に吸収を有し、活性エネルギー線に曝されたときに既述の重合性化合物に作用して重合硬化を促進し得るものである。
ated Polymerization−Theory and Applications”:Rapra Review vol.9,Report,Rapra Tec
hnology(1998).、M.Tsunooka et al.,Prog.Polym.Sci.,21,1(1996).に記載されたものが挙げられる。また、「イメージング用有機材料」(有機エレクトロニクス材料研究会編、ぶんしん出版(1993年)、p.187〜192参照)に化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物として記載されている化合物が挙げられる。更には、F.D.Saeva,Topics in Current Chemistry,156,59(1990).、G.G.Maslak,Topics in Current Chemistry,168,1(1993).、H.B.Shuster et al,JACS,112,6329(1990).、I.D.F.Eaton et al,JACS,102,3298(1980).等に記載の、増感色素の電子励起状態との相互作用を経て酸化的若しくは還元的に結合解裂を生じる化合物群も挙げることができる。
本発明のインクジェット用インク組成物は、界面活性剤を含むことが好ましい。
前記界面活性剤としては、例えば、特開昭62−173463号、同62−183457号の各公報に記載されたものが挙げられる。具体的には、例えば、ジアルキルスルホコハク酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、アセチレングリコール類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類等のノニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第4級アンモニウム塩類等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。なお、前記公知の界面活性剤の代わりに有機フルオロ化合物を用いてもよい。前記有機フルオロ化合物は、疎水性であることが好ましい。前記有機フルオロ化合物としては、例えば、フッ素系界面活性剤、オイル状フッ素系化合物(例、フッ素油)および固体状フッ素化合物樹脂(例、四フッ化エチレン樹脂)が含まれ、特公昭57−9053号(第8〜17欄)、特開昭62−135826号の各公報に記載されたものが挙げられる。
本発明のインクジェット用インク組成物には、各必須成分に加え、目的に応じて種々の添加剤を併用することができる。これらの任意成分について説明する。
本発明おいては、光重合開始剤の感度を向上させる目的で、増感色素を添加することができる。以下、増感色素について説明する。
前記増感色素は、一種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、前記増感色素と前記光重合開始剤とのインク組成物中における含有比としては前記光重合開始剤の分解率向上と照射した光の透過性の観点から、質量比で、a/c=100〜0.5が好ましく、a/c=50〜1がより好ましく、a/c=10〜1.5が更に好ましい。
本発明のインクジェット用インク組成物には更に、共増感剤として、感度を一層向上させる、あるいは酸素による重合阻害を抑制する等の作用を有する公知の化合物を加えてもよい。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、インク組成物の総量(全質量)に対し、0.01〜10質量%程度である。
本発明のインクジェット用インク組成物は、重合禁止剤の少なくとも一種を含有することができる。
前記重合禁止剤としては、フェノール系水酸基含有化合物、およびキノン類、N−オキシド化合物類、ピペリジン−1−オキシルフリーラジカル化合物類、ピロリジン−1−オキシルフリーラジカル化合物類、N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン類、およびカチオン染料類からなる群より選択される化合物が好適に挙げられる。
本発明のインクジェット用インク組成物には、得られる画像の耐候性向上、退色防止の観点から、紫外線吸収剤を添加することができる。
前記紫外線吸収剤としては、例えば、特開昭58−185677号公報、同61−190537号公報、特開平2−782号公報、同5−197075号公報、同9−34057号公報等に記載されたベンゾトリアゾール系化合物、特開昭46−2784号公報、特開平5−194483号公報、米国特許第3214463号等に記載されたベンゾフェノン系化合物、特公昭48−30492号公報、同56−21141号公報、特開平10−88106号公報等に記載された桂皮酸系化合物、特開平4−298503号公報、同8−53427号公報、同8−239368号公報、同10−182621号公報、特表平8−501291号公報等に記載されたトリアジン系化合物、リサーチディスクロージャーNo.24239号に記載された化合物やスチルベン系、ベンズオキサゾール系化合物に代表される紫外線を吸収して蛍光を発する化合物、いわゆる蛍光増白剤などが挙げられる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、インク組成物の総量(全質量)に対し、0.01〜10質量%程度である。
本発明のインクジェット用インク組成物には、安定性向上のため、酸化防止剤を添加することができる。酸化防止剤としては、ヨーロッパ公開特許、同第223739号公報、同309401号公報、同第309402号公報、同第310551号公報、同第310552号公報、同第459416号公報、ドイツ公開特許第3435443号公報、特開昭54−48535号公報、同62−262047号公報、同63−113536号公報、同63−163351号公報、特開平2−262654号公報、特開平2−71262号公報、特開平3−121449号公報、特開平5−61166号公報、特開平5−119449号公報、米国特許第4814262号明細書、米国特許第4980275号明細書等に記載のものを挙げることができる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、インク組成物の総量(全質量)に対し、0.01〜10質量%程度である。
本発明のインクジェット用インク組成物には、各種の有機系および金属錯体系の褪色防止剤を使用することができる。前記有機系の褪色防止剤としては、ハイドロキノン類、アルコキシフェノール類、ジアルコキシフェノール類、フェノール類、アニリン類、アミン類、インダン類、クロマン類、アルコキシアニリン類、ヘテロ環類、などが挙げられる。前記金属錯体系の褪色防止剤としては、ニッケル錯体、亜鉛錯体、などが挙げられ、具体的には、リサーチディスクロージャーNo.17643の第VIIのI〜J項、同No.15162、同No.18716の650頁左欄、同No.36544の527頁、同No.307105の872頁、同No.15162に引用された特許に記載された化合物や、特開昭62−215272号公報の127頁〜137頁に記載された代表的化合物の一般式および化合物例に含まれる化合物を使用することができる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、インク組成物の総量(全質量)に対し、0.01〜10質量%程度である。
本発明のインクジェット用インク組成物には、射出物性の制御を目的として、チオシアン酸カリウム、硝酸リチウム、チオシアン酸アンモニウム、ジメチルアミン塩酸塩などの導電性塩類を添加することができる。
本発明のインクジェット用インク組成物には、被記録媒体との密着性を改良するため、極微量の有機溶剤を添加することも有効である。
溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等のケトン系溶剤、メタノール、エタノール、2−プロパノール、1−プロパノール、1−ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール系溶剤、クロロホルム、塩化メチレン等の塩素系溶剤、ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピルなどのエステル系溶剤、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のグリコールエーテル系溶剤、などが挙げられる。
この場合、耐溶剤性やVOCの問題が起こらない範囲での添加が有効であり、その量はインク組成物全体に対し0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3質量%の範囲である。
本発明のインクジェット用インク組成物には、膜物性を調整するため、各種高分子化合物を添加することができる。高分子化合物としては、アクリル系重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、シェラック、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類、その他の天然樹脂等が使用できる。また、これらは2種以上併用してもかまわない。これらのうち、アクリル系のモノマーの共重合によって得られるビニル系共重合が好ましい。更に、高分子結合材の共重合組成として、「カルボキシル基含有モノマー」、「メタクリル酸アルキルエステル」、または「アクリル酸アルキルエステル」を構造単位として含む共重合体も好ましく用いられる。
前記タッキファイヤーとしては、具体的には、特開2001−49200号公報の5〜6pに記載されている高分子量の粘着性ポリマー(例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数1〜20のアルキル基を有するアルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数3〜14の脂環属アルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数6〜14の芳香属アルコールとのエステルからなる共重合物)や、重合性不飽和結合を有する低分子量粘着付与性樹脂などが挙げられる。
本発明のインクジェット用インク組成物は、インクジェット記録に適用する場合、吐出性を考慮し、吐出時の温度におけるインク粘度が、5〜30mPa・sであることが好ましく、7〜20mPa・sが更に好ましい。このため、前記範囲になるように適宜組成比を調整し決定することが好ましい。
また、室温(25℃)でのインク組成物の粘度は、7〜120mPa・sが好ましく、10〜80mPa・sが更に好ましい。室温での粘度を高く設定することにより、多孔質な被記録媒体を用いた場合でも、被記録媒体中へのインク浸透を防ぎ、未硬化モノマーの低減、臭気低減が可能となり、更にインク液滴着弾時のドット滲みを抑えることができ、その結果として画質を改善することができる。
前記のうち、ピエゾ素子を用いたドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)のインクジェット記録用インクとして好適である。
本発明の画像形成方法は、既述した本発明のインクジェット用インク組成物を用いて被記録材にインクジェット記録によって画像を記録する工程(画像記録工程)と、記録された画像に活性エネルギー線(活性線)を照射して硬化させる工程(画像硬化工程)とを含むものである。本発明では、画像硬化工程において活性エネルギー線を利用し、画像記録工程で被記録材に画像記録した後、記録された画像に対して活性エネルギー線の照射を行なうことによって、画像化に寄与する重合性化合物の重合硬化が進行し、良好に硬化され堅牢性の高い画像を形成することができる。
本発明の被記録媒体としてはインク浸透性の被記録媒体、および、インク非浸透性の被記録媒体をともに使用することができる。インク浸透性の被記録媒体は、普通紙、インクジェット専用紙、コート紙、電子写真共用紙、布、不織布、多孔質膜、高分子吸収体等が挙げられる。これらについては特開2001−1891549号公報などに「被記録材」として記載されている。
本発明の効果を発現させるためには、インク非浸透性の被記録媒体を用いることが好ましい。前記インク非浸透性の被記録媒体としては、アート紙、合成樹脂、ゴム、樹脂コート紙、ガラス、金属、陶器、木材等が挙げられる。加えて各機能を付加する為に、これら材質を複数組み合わせ複合化した基材を使用することもできる。
前記合成樹脂としてはいかなる合成樹脂も用いることができるが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、および、ポリブタジエンテレフタレート等のポリエステル;ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリウレタン、および、ポリプロピレン等のポリオレフィン;並びに、アクリル樹脂、ポリカーボネート、および、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等や、ジアセテート、トリアセテート、ポリイミド、セロハン、および、セルロイド等が挙げられる。
前記合成樹脂を用いた基材の形状(厚み)は、フィルム状でもよいし、カード状またはブロック状でもよく、特に限定されることなく所望の目的に応じて適宜選定することができる。また、これら合成樹脂は透明であってもよいし、不透明であってもよい。前記合成樹脂の使用形態としては、いわゆる軟包装に用いられるフィルム状で用いることが好ましい態様の一つであり、各種非吸収性のプラスチックおよびそのフィルムを用いることができる。各種プラスチック製のフィルムとしては、例えば、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルム、PEフィルム、および、TACフィルムを挙げることができる。
前記樹脂コート紙としては、例えば、透明ポリエステルフィルム、不透明ポリエステルフィルム、不透明ポリオレフィン樹脂フィルム、および、紙の両面をポリオレフィン樹脂でラミネートした紙支持体が挙げられ、前記紙の両面をポリオレフィン樹脂でラミネートした紙支持体が特に好ましい。
また、本発明の記録物は、表示物、案内板(非常口など照明が消えてもしばらく光るもの)、偽造防止(UV光を当てて真偽判定を行うもの等)等に好適に用いることができる。
(顔料分散液の調製)
下記表1に示す無機蛍光顔料と分散剤と重合性化合物とをボールミルにより、直径0.6mmのガラスビーズを使用して16時間分散し、顔料分散液を得た。尚、表1における各組成の添加量は「質量部」を基準とする。
この際、顔料分散液の体積平均粒径を動的光散乱式粒径分布測定装置(商品名:LB−500、堀場製作所(株)製)によって測定した。結果を下記表1に示す。
上記から得られた顔料分散液に下記表1に示す重合開始剤を添加し、溶解した。但し、重合開始剤の添加量は、重合性化合物に対する「質量%」を示す。次いで、顔料分散液を0.8μmのメンブランフィルターによって濾過し、無機蛍光顔料を含有する蛍光顔料インクを得た。また、得られたインクの25℃における粘度(mPa・s)をRE型粘度計(東機産業(株)製)を用いて測定した。結果を下記表1に示す。
・無機蛍光顔料:Honeywell社製 LUMILUX C-Pigments
Y2SiO5:TbCe :White CD 128
ZnS:Ag :Blue CD 164
ZnS:Cu :Green CD 111
Zn2SiO4:Mn :Green CD 145
・HDDA:1,6ヘキサンジオールジアクリレート、ダイセル・ユーシービー社製(ラジカル系モノマー)
・DPCA60:カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、SARTOMER社製(ラジカル系モノマー)
・SR−494:エトキシ化ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、SARTOMER社製(ラジカル系モノマー)
・L−C9A:1,9ノナンジオールジアクリレート、第一工業製薬(株)製(ラジカル系モノマー)
・Solsperse 28000:日本ルーブリゾール(株)(高分子分散剤)
・Solsperse 32000:日本ルーブリゾール(株)(高分子分散剤)
・DAROCUR TPO:2,4,6-トリメチルベンゾイル−ジフェニルーフォスフィンオキサイド、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製(ラジカル系光重合開始剤)
・OXT−221(アロンオキセタンOXT-221):ビス〔1−エチル(3-オキセタニル)〕メチルエーテル、東亜合成(株)製(カチオン系モノマー)
・セロキサイド2021A:(3',4'-エポキシシクロヘキサン)メチル3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ダイセル・ユーシービー社製(カチオン系モノマー)
・UVI−6992(サイラキュア光硬化開始剤UVI−6992):ダウ・ケミカル日本(株)製(カチオン系光重合開始剤)
(顔料分散液の調製)
下記組成をボールミルにより、直径0.6mmのガラスビーズを使用して16時間分散し、顔料分散液を得た。
この際、顔料分散液の体積平均粒径を動的光散乱式粒径分布測定装置(商品名:LB−500、堀場製作所(株)製)によって測定したところ200nmであった。
・Y2SiO5:TbCe(Honeywell社製 LUMILUX C-Pigments:White CD 128)
5質量部
・分散剤(商品名:SolSperse 20000、日本ルーブリゾール(株)製)1.2質量部
・水 70質量部
上記から得られた顔料分散液70質量部に下記組成を添加し、溶解した。次いで、顔料分散液を0.8μmのメンブランフィルターによって濾過し、無機蛍光顔料を含有する水系の蛍光顔料インクを得た。
・グリセリン 120質量部
・トリエチレングリコールモノブチルエーテル 17質量部
・サーフィノールSTG(AirProducts & Chemicals社製) 1質量部
前記より得た本発明および比較の蛍光顔料含有インクについて、各インクをインクジェットプリンタ(印字密度300dpi、打滴周波数2kHz、ノズル数64)に装填し、(1)インクジェット受像紙(インクジェットペーパーフォト光沢紙「画彩」、富士写真フイルム(株)製)、(2)ターポリン(厚さ130μm)、(3)PETフィルム(厚さ50μm)の各々の表面に吐出し、画像を形成した。この際、実施例の蛍光含有インクについては、印字後にDeep UVランプ「SP−7」(ウシオ社製)を用いて露光エネルギー400mJ/cm2となる条件で照射して画像サンプルを得た。
引き続いて、得られた色画像の各々について、下記の評価を行なった。評価結果を下記表2に示す。
印字面にUV光を照射して、蛍光の程度を目視により観察し、下記の基準に従って蛍光性を評価した。
〔基準〕
○:均一な画像が形成されており、良好な蛍光を発していた。
×:インクが流れている箇所があり、不均一な画像であった。また、蛍光についても不良であった。
画像面を消しゴムで数回こすった後、画像面にUV光を照射して、蛍光の程度を目視により観察し、下記の基準に従って耐擦過性を評価した。
〔基準〕
○:消しゴムで擦る前と同様に、良好な蛍光を発していた。
×:インクが剥がれている箇所があり、わずかな蛍光しか発していなかった。
前記より得た本発明および比較の蛍光顔料含有インクを30日間、毎日10分間づつ吐出する試験を実施し、ノズル詰まりの発生具合を評価した。ノズル詰まりの発生が認められた日数を下記表2に示す。
また、水系の蛍光顔料インクを用いた比較例1ではノズル詰まりの発生した日数が5日あったが、本発明の蛍光顔料インクを用いた実施例においては、ノズル詰まりは発生しなかった。
Claims (7)
- 重合性化合物と、無機蛍光顔料と、を含有することを特徴とするインクジェット用インク組成物。
- 前記無機蛍光顔料が前記重合性化合物中に分散されており、且つ、前記無機蛍光顔料の体積平均粒子径が10nm〜400nmであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用インク組成物。
- 光重合開始剤を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット用インク組成物。
- 前記重合性化合物が、少なくとも1種のオキセタン基含有化合物と、少なくとも1種のオキシラン基含有化合物と、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物。
- 前記重合性化合物が、少なくとも1種の三官能以上の(メタ)アクリレートと、単官能(メタ)アクリレートおよび二官能(メタ)アクリレートから選択される少なくとも1種と、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物を吐出するインクジェット記録によって画像を記録する画像記録工程と、
前記画像記録工程において前記被記録材に記録された画像に活性エネルギー線を照射して硬化させる画像硬化工程と、
を含むことを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物を用いてなることを特徴とする記録物。
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