JP2006267741A - 電子写真用マゼンタトナー及びフルカラー画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも結着樹脂と着色剤とを含む電子写真用マゼンタトナーであって、前記着色剤として、少なくとも、蛍光X線分析におけるCa強度が50〜150kcpsの範囲であるキナクリドン系顔料と、ブラッグ角が0〜35°の範囲のX線回折パターンにおける最大ピークの強度に対する相対強度が25%より高いピークの半値巾の和が2〜5°の範囲であるナフトール系顔料を含んでなる電子写真用マゼンタトナーである。
【選択図】 なし
Description
すなわち、本発明の目的は、特定の顔料を使用することにより画質に優れ、かつ帯電特性の環境差も良好な電子写真用マゼンタトナー、及びそれを用いたフルカラー画像形成方法を提供することである。
<1> 少なくとも結着樹脂と着色剤とを含む電子写真用マゼンタトナーであって、
前記着色剤として、少なくとも下記一般式(1)で示される構造を有し、蛍光X線分析におけるCa強度が50〜150kcpsの範囲であるキナクリドン系顔料と、下記一般式(2)で示される構造を有し、ブラッグ角が0〜35°の範囲のX線回折パターンにおける最大ピークの強度に対する相対強度が25%より高いピークの半値巾の和が2〜5°の範囲であるナフトール系顔料を含んでなる電子写真用マゼンタトナーである。
20nm<Pq50<Pn50<150nm ・・・ 式(1)
本発明の電子写真用マゼンタトナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含む電子写真用マゼンタトナーであって、前記着色剤として、少なくとも下記一般式(1)で示される構造を有し、蛍光X線分析におけるCa強度が50〜150kcpsの範囲であるキナクリドン系顔料と、下記一般式(2)で示される構造を有し、ブラッグ角が0〜35°の範囲のX線回折パターンにおける最大ピークの強度に対する相対強度が25%より高いピークの半値巾の和が2〜5°の範囲であるナフトール系顔料を含んでなることを特徴とする。
このような観点から、後述する湿式法でトナーを作製する際、キナクリドン系顔料の分散性向上のために着色剤分散液に前記ロジンカルシウムを添加することが通常行われている。
なお、後述する凝集工程において、媒体中にCaイオンが移行するため、トナー粒子にシェル構造を形成させたとしても帯電特性への影響は防ぐことはできない。
なお、前記50〜150kcpsの範囲のCa強度のキナクリドン系顔料を含むトナーでのCa強度は1〜10kcpsの範囲であることが好ましい。
まず、アルミリングに試料を充填し、自動プレス機で加圧成型して分析用の試料を調製する。次いで、蛍光X線分析装置(日本フィリップス社製、PW1404/10型機)を使用し、Ca強度計測プログラムに従いCa強度を測定した。
前記ナフトール系顔料のX線回折パターンにおける半値巾は以下のようにして求められる。すなわち、Cuの特性X線のKα線を線源として用いたX線回折装置(理学社製、MiniFlex)により、ブラッグ角(2θ)0°から35°までの測定を行い、その回折パターンにおける各ピークより求めることができる。
したがって、キナクリドン系顔料とナフトール系顔料とについて、前記本発明のような構成を有することにより、特に湿式法によるトナー作製においてトナー粒子中の顔料の分散性を向上させることができ、その結果、画質を向上させることができる。
本発明のトナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含む。使用される結着樹脂としては、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;等の単独重合体及び共重合体を例示することができる。
なお、前記非晶性樹脂とは、示差走査熱量測定(DSC)を用いた熱分析測定において、明確な吸熱ピークではなく、階段状の吸熱変化のみを有するものであり、常温固体で、ガラス転移温度以上の温度において熱可塑化するものを指す。また、前記結晶性樹脂とは、示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを有するものをいう。
前記結晶性樹脂としては、結晶性を持つ樹脂であれば特に制限はなく、具体的には、結晶性ポリエステル樹脂、結晶性ビニル系樹脂等が挙げられるが、定着時の紙への接着性や帯電性、および好ましい範囲での融点調整の観点から結晶性ポリエステル樹脂が好ましい。また、適度な融点をもつ脂肪族系の結晶性ポリエステル樹脂がより好ましい。
前記スルホン酸基を持つジカルボン酸は、顔料等の色材の分散を良好にできる点で有効である。また樹脂全体を水に乳化或いは懸濁して、樹脂粒子分散液を作製する際に、スルホン酸基があれば、後述するように、界面活性剤を使用しないで乳化或いは懸濁が可能である。このようなスルホン基を持つジカルボン酸としては、例えば、2−スルホテレフタル酸ナトリウム塩、5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩、スルホコハク酸ナトリウム塩等が挙げられるが、これらに限定されない。また、これらの低級アルキルエステル、酸無水物等も挙げられる。これらの中でも、コストの点で、5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩等が好ましい。前記スルホン酸基を持つジカルボン酸の含有量は0.1から2.0モル%であることが好ましく、0.2から1.0モル%であることが好ましい。含有量が2モル%よりも多いと、帯電性が悪化する場合がある。なお、本発明において「構成モル%」とは、ポリエステル樹脂における各構成成分(酸由来構成成分、アルコール由来構成成分)をそれぞれ1単位(モル)したときの百分率を指す。
本発明に用いられる前記キナクリドン系顔料は、下記一般式(1)で示されるが、具体的には、C.I.ピグメントレッド122、同202、同209などが挙げられる。これらの中でも、製造性、帯電性の観点からC.I.ピグメントレッドの122が特に好ましい。
20nm<Pq50<Pn50<150nm ・・・ 式(1)
また、トナー粒子における結着樹脂が前記結晶性ポリエステル樹脂及び非晶性ポリエステル樹脂を含有し、さらに離型剤を含む場合には、前記ナフトール系顔料のうちの80質量%以上がピグメントレッド269であり、前記キナクリドン系顔料のうちの80質量%以上がピグメントレッド122であることが発色性の点で好ましい。
なお、上記透過型電子顕微鏡像観察は、倍率10万倍で行い、平均分散径は500個の離型剤の径を平均したものである。
なお、離型剤の分散径を前記範囲に制御する方法としては、トナー中の離型剤含有量を5〜10%の範囲とし、かつ、後述するトナー製造における融合の時間を2〜55時間の範囲に設定することで達成される。
測定は具体的には次のように行う。まず、循環装置の温度を140℃にセットし、空の試料測定用のカップと、空の参照用カップと、コーンとを測定装置にセットし、オイルを循環させながら恒温に保つ。次に、温度が安定したところで、試料測定用カップ内に試料を1g入れ、コーンを静止状態で10分間静置させる。安定後、コーンを回転させ、測定を行う。コーンの回転速度は、60rpmとする。測定は、3回行い、その平均値を140℃における粘度η140とした。
主体極大ピークが85℃未満であると、オフセットを生じやすくなる等の問題が発生する場合がある。また、95℃を超える場合には、トナーの定着温度が高くなるため、定着画像表面の平滑性が得られず光沢性を損なったり、離型剤の溶出性が低下するため、オイルレス剥離性が低下する等の問題が発生する場合がある。
なお、前述の結着樹脂のガラス転移点や融点も、上記と同様の方法により測定した。
離型剤の量が5質量%未満では、後述する湿潤トナーの乾燥処理には有利ではあるものの、オイルレス定着の際の剥離に充分な溶出量が得られず、剥離性を損ない、表面荒れが生ずることから画像光沢性を低下させる場合がある。また、10質量%を越えると、乾燥時に湿潤トナー表面への離型剤の移行が容易になり、乾燥後のトナーの粉体流動性を低下させるばかりでなく、定着画像排出の際に排出ロール等の当接痕が生じ、画像品質を損なう場合がある。
本発明のトナーは、少なくとも樹脂粒子及び着色剤粒子を分散させた分散液中で凝集粒子を形成する凝集工程と、前記凝集粒子を加熱して該凝集粒子を融合する融合工程と、を含む湿式製法(以下、「凝集融合法」と称することがある)により得ることが、シャープな粒度分布を有する小粒子径トナーを容易に得ることができるとともに、高画質フルカラー画像が形成することが可能なカラートナーを得る観点から好適である。
また、前記付着工程において追加される樹脂粒子は非晶性ポリエステル樹脂乳化粒子であることが好ましい。この工程を設けることにより、擬似的なコア/シェル構造と形成することができる。
黒色顔料としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アリニンブラック、活性炭、非磁性フェライト、マグネタイト等を挙げることができ、特にカーボンブラックが好ましく用いられる。イエロー顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、クロムイエロー、ハンザイエロー、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、スレンイエロー、キノリンイエロー、パーメネントイエローNCG等を挙げることができ、特に、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・イエロー74、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー180、C.I.ピグメント・イエロー185等が好ましく用いられる。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 ・・・ 式(3)
上記式中、MLはトナー粒子の絶対最大長、Aはトナー粒子の投影面積を表す。SF1は、主に顕微鏡画像または走査電子顕微鏡(SEM)画像を画像解析装置を用いて解析することによって数値化され、以下のようにして算出することができる。スライドガラス上に散布したトナーの光学顕微鏡の画像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、100個以上のトナーの最大長と投影面積を求め、上記式によって計算し、その平均値を求めることにより得られる。即ち、本発明における形状係数SF1は、光学顕微鏡にて観察した画像をルーゼックス画像解析装置にて解析することで算出されたものである。
この形状係数SF1を110〜140の範囲に制御する方法としては、前記湿式製法(凝集融合法)によってトナーを製造することが、製造安定性の観点で好ましい。
ここで、トナーの粒度分布は、コールターカウンターTAII(ベックマン−コールター社製)で測定される粒度分布を基にして分割された粒度範囲(分割数:1.26〜50.8μmまでを16チャンネルに、logスケールで0.1間隔となるように分割する。具体的にはチャンネル1が1.26μm以上1.59未満、チャンネル2が1.59μm以上2.00μm未満、チャンネル3が2.00μm以上2.52μm未満とし、左側の数値のlog値が(log1.26=)0.1、(log1.59=)0.2、0.3、・・・1.6となるように分割した。)に対して体積、数をそれぞれ小径側から累積分布を描いて、累積16%となる粒径を体積D16v、数D16P、累積50%となる粒径を体積D50v、数D50P、累積84%となる粒径を体積D84v、数D84Pと定義し、これらを用いて、体積平均粒度分布指標(GSDv)は、体積粒度分布における16累積体積%に対する84累積体積%の比率の平方根、即ち(D84v/D16V)1/2として算出される。
なお、本発明に用いる結着樹脂の重量平均分子量も上記と同様に測定することができる。
本発明のフルカラー画像形成方法は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する工程と、トナーを含む静電潜像現像剤により前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する工程と、トナー画像を被転写体上に転写する工程と、トナー画像を被記録体上に熱定着する工程と、を含むフルカラー画像形成方法であり、前記トナーのうちマゼンタトナーとして、前記本発明の電子写真用マゼンタトナーを用いる。
定着部材への離型オイルの塗布量としては、1.6×10-6〜8.0×10-4mg/cm2が好ましい。離型オイルの塗布量は少ない方が好ましいが、前記離型オイルの供給量を0mg/cm2にすると、定着工程中に定着部材と紙などの被記録体とが接触した際、定着部材の磨耗量が増大し、定着部材の耐久性が低下してしまうことがあるので、離型オイルが定着部材に微量に供給されているのが実用上好ましい。一方、離型オイルの供給量が、8.0×10-4mg/cm2(A4紙1枚当たり0.5mg)を越える場合には、定着後に画像表面に付着した前記離型オイルのために画質が低下し、特にOHPのような透過光を利用する場合には顕著に現れてしまうことがある。
(結晶性ポリエステル樹脂(1))
攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素ガス導入管を備えた反応容器中に、1,8−オクタンジカルボン酸4.9モル、5−スルホイソフタル酸ナトリウムジメチル0.1モル、1,6−ヘキサンジオール4.8モル及びエチレングリコール0.22モルを入れた後、容器内を窒素ガスにより不活性雰囲気下とし、ジブチルスズオキシドを0.04モル投入し、窒素ガス気流下約180℃で約5時間撹拌反応させた
攪拌機、温度計、コンデンサー、窒素ガス導入管を備えた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物1.5モルと、ビスフェノールAトリメチレンオキサイド2モル付加物1.8モルと、シクロヘキサンジメタノール1.1モルと、エチレングリコール0.62モルと、テレフタル酸4.0モルと、イソフタル酸1.0モルとを投入し、反応容器中を乾燥窒素ガスで置換した後、ジブチルスズオキサイド0.04モルを投入して、窒素ガス気流下約195℃で約6時間撹拌反応させた
(キナクリドン系顔料A)
大日精化社製ジメチルキナクリドン(ピグメントレッド122)をそのまま使用した。この顔料の平均一次粒径は110nmであった。
大日精化社製ジメチルキナクリドン(ピグメントレッド122)100部、硫酸ナトリウムを500部、及びジエチレングリコール150部を、加圧型ニーダーに投入し、均一な湿潤物ができるまで予備混練した。次に、内圧を6kg/cm2にして、内温が35℃から45℃に保ち、5時間粉砕した。得られた粉砕物を80℃に加熱した2%硫酸水溶液に投入して30分間処理した後、ろ過及び水洗し、40℃のオーブンにて真空乾燥してキナクリドン系顔料Bを得た。この顔料の平均一次粒径は30nmであった。
3−アミノ−4−メトキシベンズアニライド50部を水1000部に分散させ、氷を加えて0〜5℃の温度条件に設定し、35%HCl水溶液60部を加えて20分間撹拌した。その後、30%亜硝酸ソーダ水溶液50部を加えて60分間撹拌後、スルファミン酸2部を加えて亜硝酸を消去した。更に酢酸ソーダ50部、90%酢酸75部を添加し、ジアゾニウム塩溶液とした。
ナフトール系顔料Aの調製において、ミネライト100の添加量を2.2部とした以外は同様にしてナフトール系顔料B(C.I.ピグメントレッド238)を得た。この顔料の平均一次粒径は140nmであった。
クラリアントジャパン社製ナフトール系顔料(C.I.ピグメントレッド185)をそのまま使用した。この顔料の平均一次粒径は160nmであった。
(樹脂粒子分散液)
−樹脂粒子分散液(1)−
・スチレン(和光純薬社製):325部
・nブチルアクリレート(和光純薬社製):100部
・アクリル酸(ローディア日華社製):13部
・1,10−デカンジオールジアクリレート(新中村化学社製):1.5部
・ドデカンチオール(和光純薬社製):3.0部
樹脂粒子分散液(1)から樹脂粒子を分離して物性を調べたところ、個数平均粒径は195nm、分散液中の固形分量は42%、ガラス転移点は51.5℃、重量平均分子量Mwは32000であった。
前記非晶性ポリエステル樹脂(1)を、キャビトロンCD1010(株式会社ユーロテック製)を高温高圧型に改造した分散機を用いて分散した。具体的には、イオン交換水79%、アニオン系界面活性剤(第一工業製薬(株):ネオゲンRK)が1%(有効成分として)、非晶性ポリエステル樹脂(1)の濃度が20%の組成比で、アンモニアによりpHを8.5に調整し、回転子の回転速度が60Hz、圧力が5kg/cm2、熱交換器による加熱140℃、の条件でキャビトロンを運転し、個数平均粒径が290nmの樹脂微粒子分散液(2)を得た。
前記結晶性ポリエステル樹脂(1)200部を蒸留水800部中に入れ、85℃に加熱後、アンモニアにてpH9.0に調整し、アニオン系界面活性剤(第一工業製薬(株)製、ネオゲンRK)0.4部(有効成分として)を加え、85℃に加熱しながら、ホモジナイザー(IKAジャパン社製、ウルトラタラクスT50)にて8000rpmで7分間分散し、樹脂粒子分散液(3)を得た。樹脂粒子の個数平均粒径は260nmであった。
・樹脂粒子分散液(2)(非晶性ポリエステル樹脂濃度:20%)150部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)、ネオゲンRK、有効成分量60%) 1.5部 (有効成分として0.9部)
以下のようにして、キナクリドン系の着色剤分散液(1)〜(6)、ナフトール系の着色剤分散液(7)〜(13)を調製した。
−着色剤分散液(1)−
・キナクリドン系顔料A(大日精化工業社製、C.I.ピグメントレッド122)20部
・アニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR)2部
・ロジンカルシウム 4部
・イオン交換水 78部
着色剤分散液(1)の調製において、分散後のpH調整値を表1に示すように行った以外は同様にして各分散液を得た。その各々について同様に乾燥して顔料中のCa強度を測定した後、同様にして各着色剤分散液(2)〜(5)を調製した。各々のCa強度も併せて表1に示す。
・キナクリドン系顔料B(C.I.ピグメントレッド122) 20部
・アニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンSC)2.4部(有効成分として、着色剤に対して12%)
・ロジンカルシウム 4部
・イオン交換水 77.6部
以上をまとめて表1に示す。
・ナフトール系顔料A(山陽色素社製、C.I.ピグメントレッド238)20部
・アニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンR)2部
・イオン交換水 78部
着色剤分散液(7)の調製において、分散後の冷却速度を各々表2に示すように制御した以外は同様にして各分散液を得た。その各々について同様に乾燥して顔料のX線回折測定を行い半値幅の和を求めた後、同様にして各着色剤分散液(8)〜(11)を調製した。各々の半値幅も併せて表2に示す。
・ナフトール顔料B(C.I.ピグメントレッド238) 20.0部
・アニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンSC)2.0部(有効成分として、着色剤に対して10%)
・イオン交換水 78.0部
・ナフトール顔料C(C.I.ピグメントレッド185) 20.0部
・アニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンSC)2.0部(有効成分として、着色剤に対して10%)
・イオン交換水 78.0部
−離型剤分散液(1)−
・ポリアルキレンwax(FNP0091、融点:90℃、日本精蝋社製、140℃粘度:3.4mPa・s)45部
・カチオン性界面活性剤(ネオゲンRK、第一工業製薬) 5部
・イオン交換水 200部
・カルナバワックス(東亜化成社製、融点:85℃、140℃粘度:7.4mPa・s) 27部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬社製、ネオゲンRK) 0.84部(有効成分として、離型剤に対して3.0%)
・イオン交換水 72.16部
コロイダルシリカAとしてST−OL(日産化学社製、中心粒子径40nm)5部と、コロイダルシリカBとしてコロイダルシリカST−OS(日産化学社製、中心粒子径8nm)2部とを混合し、これに0.3mol/lの硝酸15部を加え、更にポリ塩化アルミニウム0.3部を添加し、20分間常温下放置し、凝集させたものをコロイダルシリカA(ST−0L)/コロイダルシリカB(ST−OS)の混合分散液とした。
(マゼンタトナーの作製)
・樹脂粒子分散液(1):470部
・着色剤分散液(1):40部
・着色剤分散液(7):40部
・コロイダルシリカA(ST−0)/コロイダルシリカB(ST−OL)混合分散液:135部
・離型剤分散液(1):95部
マゼンタトナー粒子(1)の体積平均粒径は5.8μmであり、体積平均粒度分布指標GSDvは1.21、形状係数SF1は130であった。
・フェライト粒子(体積平均粒径:35μm) 100部
・トルエン 14部
・パーフルオロオクチルエチルメタクリレート/メチルメタクリレート共重合体(共重合比:15/85) 2部
・カーボンブラック(VXC72:キャボット社製) 0.2部
上記キャリア100部に対して、トナー(1)8部をV型ブレンダーで20分間ブレンドした後、目開き212ミクロンの振動ふるいにより凝集体を除去して各色現像剤を得た。
前記キャリア2部に対して、トナー(1)10部をV型ブレンダーで20分間ブレンドした後、目開き212ミクロンの振動ふるいにより凝集体を除去して補給用トナーを得た。
−顔料分散性−
マゼンタトナー中の顔料分散具合は、次に示すような方法でを評価した。すなわち、透過型電子顕微鏡(TEM)でトナーの断面像を観察し(10万倍)、前述の方法により着色剤粒子の中心径を求め、以下の基準により判断した。△までは実使用上問題ないレベルである。
◎:中心径が130nm以上150nm未満、非常によく分散されている
○:中心径が150nm以上180nm未満、よく分散されている
△:中心径が180nm以上300nm未満、分散されている
×:中心径が300nm以上、分散されていない
マゼンタトナー中の離型剤の分散具合は、次に示すような方法でを評価した。すなわち、透過型電子顕微鏡(TEM)でトナーの断面像を観察し(10万倍)、前述の方法により離型剤粒子の平均分散径を求め、以下の基準により判断した。○までは実使用上問題ないレベルである。
◎:平均分散径が500nm以上1000nm未満、最も適した範囲内に成長している。
○:平均分散径が150nm以上500nm未満または1000nm以上1500nm未満、適した範囲内に成長している
×:平均分散径が150nm未満または1500nm以上、適した範囲内に成長していない。
マゼンタトナー中の離型剤の占有率は、次に示すような方法でを評価した。すなわち、透過型電子顕微鏡(TEM)でトナーの断面像を観察し(10万倍)、離型剤粒子のトナーに占める面積を求め、以下の基準により判断した。○までは実使用上問題ないレベルである。
◎:離型剤の占有面積率が12%以上20%未満、最も適した範囲内に成長している。
○:離型剤の占有面積率が10%以上12%未満または20%以上30%未満、適した範囲内に成長している
×:離型剤の占有面積率が10%未満または30%以上、適した範囲内に成長していない。
−トナー帯電性−
前記マゼンタの現像剤を、DocuCentre Color 500 CP改造機のマゼンタ現像器に、補給用トナーをトナーカートリッジにそれぞれセットし、高温高湿環境(温度28℃、湿度85%RH)、低温低湿環境(温度10℃、湿度15%RH)に各々24時間放置後、現像器を回転させた。次いで、スリーブ上から現像剤を0.5g採取し、各々帯電量測定器(東芝製、TB−200)によりブローオフ法でトナー帯電量を測定した。このときの高温高湿での帯電量をA、低温低湿での帯電量をBとして、A/Bで環境差は以下の基準により評価した。△までは実使用上問題ないレベルである。
◎:0.9以上1.1未満、環境差が少なく、全く問題ない
○:0.7以上0.9未満、環境差が少なく、問題ない
△:0.6以上0.7未満、環境差があるものの、実使用上問題ない
×:0.6未満、実使用上耐えられない
22℃、50%RH環境下にて、前記現像剤をセットした画像形成装置により、マゼンタ単色のベタ画像の現像トナー量を1.8g/m2に調整した。用紙にOHPシート(富士ゼロックスオフィスサプライ(株)社製)を用い、用紙のほぼ中心部に、5cm×5cmのマゼンタ100%を作製し、画像を出力した。得られた画像について目視により色の鮮やかさを評価し、以下の基準により判断した。なお、△までは実使用上問題ないレベルである。
◎:鮮やかなマゼンタ色であり問題ない。
○:僅かに黒ずんだマゼンタ色だか実用上問題ない。
△:やや黒ずんだマゼンタ色だが、問題ない。
×:黒ずんだマゼンタ色で使用に耐えない。
結果をまとめて表3に示す。なお◎の範囲でも黒ずみ以外の点で気づいたところはあわせて表3に記載した。
実施例1におけるトナーの作製において、着色剤分散液および融合時間を各々表3のように変更した以外は同様にして各マゼンタトナーを作製し、これらのトナーについて同様の評価を行った。
結果をまとめて表3に示す。
(マゼンタトナーの作製)
・イオン交換水 400部
・樹脂粒子分散液(3) 186部(結晶性ポリエステル樹脂濃度:20%)
・樹脂粒子分散液(2) 279部(非晶性ポリエステル樹脂濃度:20%)
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)、ネオゲンRK、有効成分量:60%)1.5部 (有効成分として0.9部)
得られたトナー粒子100部に対して疎水性シリカ(日本アエロジル社製、RY50)を1.5部と疎水性酸化チタン(日本アエロジル社製、T805)1.0部とを加え、サンプルミルを用いて10000rpmで45秒間混合ブレンドした。その後、目開き45μmの振動篩いで篩分してマゼンタトナー(10)を作製した。
結果を表3にまとめて示す。
実施例6のトナーの作製において、着色剤分散液(7)を着色剤分散液(12)へ変更した以外は、実施例6と同様にしてマゼンタトナー(11)を作製した。得られたトナー(11)は、体積平均粒径が5.8μm、GSDvが1.22、GSDpが1.23で、形状係数SF1は122であった。
結果を表3にまとめて示す。
実施例6のトナーの作製において、着色剤分散液(7)を着色剤分散液(12)に、着色剤分散液(6)を着色剤分散液(1)に変更した以外は、実施例6と同様にしてマゼンタトナー(12)を作製した。得られたトナー(12)は、体積平均粒径が5.8μm、GSDvが1.21、GSDpが1.22で、形状係数SF1は121であった。
結果を表3にまとめて示す。
実施例6のトナーの作製において、着色剤分散液(6)を着色剤分散液(1)に変更した以外は、実施例6と同様にしてマゼンタトナー(13)を作製した。得られたトナー(13)は、体積平均粒径が5.8μm、GSDvが1.21、GSDpが1.22で、形状係数SF1は120であった。
結果を表3にまとめて示す。
実施例6のトナーの作製において、着色剤分散液(7)を着色剤分散液(13)に変更した以外は、実施例6と同様にしてマゼンタトナー(14)を作製した。得られたトナー(14)は、体積平均粒径が6.0μm、GSDvが1.21、GSDpが1.23で、形状係数SF1は126であった。
結果を表3にまとめて示す。
Claims (4)
- 離型剤をさらに含み、透過型電子顕微鏡像観察によるトナー断面における前記離型剤の平均分散径が150〜1500nmの範囲であって、前記トナーの断面における離型剤の占める面積が、断面積全体の10〜35%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用マゼンタトナー。
- 前記結着樹脂が結晶性ポリエステル樹脂及び非晶性ポリエステル樹脂を含有し、前記キナクリドン系顔料の平均一次粒径をPq50、ナフトール系顔料の平均一次粒径をPn50としたとき、これらが下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする請求項2に記載の電子写真用マゼンタトナー。
20nm<Pq50<Pn50<150nm ・・・ 式(1) - 静電潜像担持体上に静電潜像を形成する工程と、トナーを含む静電潜像現像剤により前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する工程と、前記トナー画像を被転写体上に転写する工程と、前記トナー画像を被記録体上に熱定着する工程と、を含むフルカラー画像形成方法において、前記トナーのうちマゼンタトナーとして、請求項1〜3のいずれかに1項に記載の電子写真用マゼンタトナーを用いることを特徴とするフルカラー画像形成方法。
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