JP2006249954A - ガスエンジンのガス供給装置及び運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料ガスの一方を過給機入口空気と混合しこの混合気を過給機に供給すると共に、燃料ガスの他方をシリンダ毎の給気通路内の給気と混合しこの混合気をエンジンの各シリンダに供給するように構成し、過給機側ガス供給通路のガス流量を調整する過給機側ガス量調整弁と各シリンダ側ガス供給通路のガス流量を調整するシリンダ側ガス量調整弁とを設け、過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整するガス量コントローラを設けた。
【選択図】 図2
Description
かかる希薄燃焼ガスエンジンのうち、排気ターボ過給機(以下過給機という)を備えたガスエンジンにおいては、次のような2種類の燃料ガスの供給方法が用いられている。
(1)各シリンダの給気枝管に、ガスコンプレッサによって過給空気圧よりも高圧に加圧された燃料ガスを各シリンダの直前で噴射する。
(2)燃料ガスを過給機入口空気と混合してこの混合気を過給機に供給し、過給機にてこの混合気を圧縮してエンジンに供給する。
かかる技術においては、ガスコンプレッサによって加圧された燃料ガスを給気通路のシリンダ入口またはシリンダ内に供給するとともに、前記ガスコンプレッサにて加圧する前の燃料ガスを過給機上流側の空気通路に供給し、前記シリンダ側への燃料ガス供給と過給機上流側への燃料ガス供給とを切換え可能に構成している。
即ち、かかる従来技術にあっては、ガスコンプレッサによって加圧された燃料ガスを給気通路のシリンダ入口またはシリンダ内に供給する燃料ガス供給系では、燃料ガスを過給空気圧よりも高圧に圧縮する必要があるが、燃料ガスとして炭鉱メタンガス等の低カロリーガス(発熱量の低いガス)を用いる場合には、低圧で大流量のガスを圧縮するために大型で大容量のガスコンプレッサを必要とする。
一方、前記ガスコンプレッサにて加圧する前の燃料ガスを過給機上流側の空気通路に供給する燃料ガス供給系では、可燃性の燃料ガスを過給機で高温、高圧に加圧するため、過給機出口で燃料ガスが爆発する危険性を内包している。
の可能性を皆無とするとともに、低カロリーガス(発熱量の低いガス)燃料を用いる場合においても、シリンダ側の給気通路への燃料ガス圧縮用のガスコンプレッサの動力を低減して該ガスコンプレッサを小型小容量化し得るガスエンジンのガス供給装置を提供することを目的とする。
そして、かかるガスエンジンの運転方法は、燃料ガス通路を通して供給される燃料ガスと空気とを混合し、この混合気をシリンダ内に供給して着火燃焼せしめるガスエンジンの運転方法であって、前記燃料ガスの一部を過給機の空気入口に接続される過給機側ガス供給通路を通して過給機入口空気と混合しこの混合気を過給機に供給するとともに、前記燃料ガスの残分をシリンダ毎の給気通路に接続され前記燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサが介装されたシリンダ側ガス供給通路を通してシリンダ毎の給気通路内の給気と混合しこの混合気をエンジンの各シリンダに供給し、前記過給機側ガス供給通路に設けた過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、前記過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整することを特徴とする。
またガスコンプレッサで圧縮して各シリンダに供給するシリンダ側ガス供給通路側の燃料ガス流量を前記過給機側に供給する燃料ガス量相当分低減できることとなり、従ってシリンダ側への燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサの動力を低減でき、該ガスコンプレッサを小型、小容量化できる。
殊に、炭鉱メタンガス等の低カロリーガス(発熱量の低いガス)を用いる場合には、所要のエンジン出力を得るには多量の燃料ガスを必要とするが、過給機側の燃料ガス流量を該過給機で高温、高圧に圧縮後における爆発を回避できる限界程度の最大限の燃料ガス流量に設定することにより、ガスコンプレッサで圧縮して各シリンダに供給する燃料ガス流量を前記過給機側への燃料ガス流量相当分低減できることにより、ガスコンプレッサの動力低減効果がより大きくなる。
また、前記燃料ガスを炭鉱メタンガスにて構成する場合には、前記ガス量コントローラは、前記混合気中のメタンガス濃度を可燃下限界ガス濃度である5%以下に保持するように前記過給機側ガス量調整弁の開度を制御するように構成するのがよい。
前記過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、前記過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が設定された可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整するガス量コントローラを備えた前記発明に加えて、
前記排気ターボ過給機の排気タービンをバイパスして排気出口管に接続される排気バイパス通路と、該排気バイパス通路を開閉する排気バイパス弁をそなえるとともに、前記エンジンへの混合気量が目標混合気量になるように前記排気バイパス弁の開度を制御する空燃比コントローラをそなえて構成される。
季節の変化等によって過給機の吸入空気温度が変化し、それによって過給機が吸い込む空気量が変化してエンジンへの混合気量が変化する場合でも、空燃比コントローラにより排気バイパス弁の開度を制御することによって、エンジンの各シリンダに供給される混合気の空気過剰率をほぼ一定に保持してエンジンを運転することが可能となる。
またガスコンプレッサで圧縮して各シリンダに供給するシリンダ側ガス供給通路側の燃料ガス流量を前記過給機側に供給する燃料ガス量相当分だけ低減できることとなり、従ってシリンダ側への燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサの動力を低減できて、該ガスコンプレッサを小型、小容量化できる。
5は前記各シリンダヘッドの排気出口に接続される排気管、6は前記各排気管5に接続される排気集合管、110は前記排気タービン3aの排気ガス出口からの排気ガスを排出するための排気出口管である。
10aは外部から空気を前記過給機7のコンプレッサ7bに導入するための過給機入口空気通路、10は該過給機入口空気通路10aに設置されたミキサーである。21は燃料ガスを収容する燃料ガスタンク(図示省略)から燃料ガスが導入されるガス供給管で、該ガス供給管21から過給機側ガス供給管211とシリンダ側ガス供給管212とが分岐されている。
前記過給機側ガス供給管211は、前記過給機入口空気通路10aに設置されたミキサー10に接続されている。また前記シリンダ側ガス供給管212は途中でシリンダ毎に分岐されガス供給枝管213となって前記各各給気枝管3に接続されている。
24は回転数コントローラ、23は空燃比コントローラ、22はガス量コントローラで、前記回転数センサ15からのエンジン回転数の検出値は前記回転数コントローラ24、空燃比コントローラ23、及びガス量コントローラ22に入力され、前記負荷検出器013からのエンジン負荷の検出値は空燃比コントローラ23に入力され、前記給気圧力センサ17からの給気圧力の検出値は空燃比コントローラ23及びガス量コントローラ22に入力され、前記給気温度センサ16からの給気温度の検出値は空燃比コントローラ23及びガス量コントローラ22に入力され、前記燃料ガス流量計021からの燃料ガス流量の検出値はガス量コントローラ22に入力される。
前記空燃比コントローラ23は、前記回転数センサ15からのエンジン回転数の検出値、負荷検出器013からのエンジン負荷の検出値、給気圧力センサ17からの給気圧力の検出値、及び給気温度センサ16からの給気温度の検出値に基づき、後述する手段で前記排気バイパス弁12の開度を制御する。前記ガス量コントローラ22は、前記回転数センサ15からのエンジン回転数の検出値、給気圧力センサ17からの給気圧力の検出値、及び給気温度センサ16からの給気温度の検出値に基づき、後述する手段で前記過給機側ガス量調整弁19の開度を制御する。
また分岐された燃料ガスの他方はシリンダ側ガス供給管212に入り、ガスコンプレッサ18で圧縮されて、各シリンダの各ガス供給枝管213を通り、前記各給気枝管3に入り、該給気枝管3内の前記混合気に混入されて各シリンダ内に送り込まれる。
また、前記空燃比コントローラ23からの後述するような制御操作信号によって排気バイパス弁12が開かれると、前記排気集合管6内の排気ガスの一部は前記排気タービン7aをバイパスして排気出口管110に排出される。
図2は前記実施例におけるガス量コントローラの制御ブロック図である。図2において、前記給気圧力センサ17からの給気圧力の検出値及び給気温度センサ16からの給気温度の検出値及び回転数センサ15からのエンジン回転数の検出値は、ガス量コントローラ22の給気量算出部221に入力される。該給気量算出部221においては、前記給気圧力の検出値、給気温度の検出値、及びエンジン回転数の検出値を用いて実空気量を算出し、ガス濃度算出部222に入力する。
ガス濃度算出部222においては、前記燃料ガス流量計021からの燃料ガス流量の検出値及び前記給気量算出部221からの実空気量の算出値に基づき、前記コンプレッサ7bを通過する混合気中における燃料ガスの濃度を算出し、ガス濃度偏差算出部224に入力する。
前記ガス濃度偏差算出部224においては、前記燃料ガス濃度の算出値と前記可燃下限界ガス濃度設定部223に設定された可燃下限界ガス濃度とを突きあわせて(比較して)、その濃度偏差から、過給機側ガス供給管211を通してミキサー10に供給される燃料ガス流量の補正値を算出し、さらに該補正値に基づき混合気中における燃料ガスの濃度が前記可燃下限界ガス濃度以下(炭鉱メタンガスの可燃下限界ガス濃度は5%以下)を保持するような前記過給機側ガス量調整弁19の開度を算出して、該過給機側ガス量調整弁19に出力する。
これにより、該過給機側ガス量調整弁19はミキサー10に送り込む燃料ガス流量を、前記混合気中における燃料ガスの濃度が前記可燃下限界ガス濃度以下を保持するような流量に保持せしめる。
また、それとともに、該ガス供給管21からシリンダ側ガス供給管212側に分岐されてガスコンプレッサ18で圧縮され、各シリンダの各ガス供給枝管213及び各給気枝管3を通って各シリンダ内に送り込まれる燃料ガス流量を、前記過給機側ガス供給管211への燃料ガス流量の相当分減少でき、ガスコンプレッサ18の動力を低減できて該ガスコンプレッサ18を小型、小容量化できる。これによって、過給機7で高温、高圧に圧縮後における燃料ガスの爆発を回避しつつ、ガスコンプレッサ18の動力を低減して、所要のエンジン出力を得ることができる。
また、本実施例では、回転数センサからの検出値をガス量コントローラ22に入力するように構成したが、定格回転数で常時運転されるガスエンジンにおいてはガス量コントローラ22に定格回転数設定部を設け、定格回転数設定値を予め入力するように構成しても良い。
さらに、本実施例では各センサからの入力をガス量コントローラ22中で演算する構成としたが、予め給気圧力・温度、燃料ガス流量に対応するマップを用意して、これを読み出す構成としてもよい。
また、前記負荷検出器013からのエンジン負荷の検出値は、空燃比コントローラ23の目標混合気量算出部232及び前記混合気量算出部231に入力される。該混合気量算出部231においては、前記エンジン負荷の検出値に対応する燃料ガス量と前記実空気量とにより実際の混合気量を算出して混合気量偏差算出部233に入力する。
そして、前記混合気量偏差算出部233においては、前記混合気量算出部231からの実際の混合気量と混合気量の目標値(目標混合気量)との混合気量偏差を算出して給気量調整量算出部234に入力する。
給気量調整量算出部234においては、前記混合気量偏差に基づき過給機出口の給気量の調整量を算出し排気バイパス弁開度算出部235に入力する。
従って、排気バイパス弁開度算出部235においては、前記のような給気圧力と排気バイパス弁12の開度との関係から、前記給気圧力の調整値に相当する排気バイパス弁126の開度の調整量を算出し、この排気バイパス弁開度調整量を該排気バイパス弁12を駆動する排気バイパス弁駆動装置(図示省略)に出力し、該排気バイパス弁12の開度を前記調整量だけ調整する。
これにより、エンジンの実空気量が前記必要空気量になるように給気圧力が変化せしめられ、実空気量は前記必要空気量と一致し、エンジン1は燃料ガス量に適応した一定の空気過剰率で以って運転される。
また、本実施例では、回転数センサからの検出値を空燃比コントローラ23に入力するように構成したが、定格回転数で常時運転されるガスエンジンにおいては空燃比コントローラ23に定格回転数設定部を設け、定格回転数設定値を予め入力するように構成しても良い。
さらに、本実施例では各センサからの入力を空燃比コントローラ23中で演算する構成としたが、予め給気圧力・温度、エンジン負荷に対応するマップを用意して、これを読み出す構成としてもよい。
季節の変化等によって過給機7の吸入空気温度が変化し、それによって該過給機7が吸い込む空気量が変化してエンジン1への混合気量が変化する場合でも、空燃比コントローラ23により排気バイパス弁12の開度を制御することによって、エンジン1の各シリンダに供給される混合気の空気過剰率をほぼ一定に保持して該エンジン1を運転することが可能となる。
2 給気管
3 給気枝管
6 排気集合管
7 過給機
7a 排気タービン
7b コンプレッサ
11 排気バイパス管
12 排気バイパス弁
10a 過給機入口空気通路
13 発電機
013 負荷検出器
15 回転数センサ
16 給気温度センサ
17 給気圧力センサ
18 ガスコンプレッサ
19 過給機側ガス量調整弁
20 シリンダ側ガス量調整弁
21 ガス供給管
22 ガス量コントローラ
23 空燃比コントローラ
24 回転数コントローラ
021 燃料ガス流量計
211 過給機側ガス供給管
212 シリンダ側ガス供給管
Claims (7)
- 排気ターボ過給機を備え、燃料ガス通路を通して供給される燃料ガスと空気とを混合し、この混合気をシリンダ内に供給して着火燃焼せしめるガスエンジンのガス供給装置において、前記燃料ガス通路を、前記過給機の空気入口に接続される過給機側ガス供給通路と、過給機後流の給気通路に接続され前記燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサが介装されたシリンダ側ガス供給通路とに分岐し、前記過給機側ガス供給通路を通流する燃料ガスを過給機入口空気と混合しこの混合気を過給機に供給するとともに、前記シリンダ側ガス供給通路を通流する燃料ガスを前記過給機後流の給気通路内の給気と混合しこの混合気をエンジンの各シリンダに供給するように構成し、前記過給機側ガス供給通路には該過給機側ガス供給通路のガス流量を調整する過給機側ガス量調整弁を設け、前記シリンダ側ガス供給通路にはシリンダ側ガス供給通路のガス流量を調整するシリンダ側ガス量調整弁を設け、さらに前記過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、前記過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整するガス量コントローラを設けたことを特徴とするガスエンジンのガス供給装置。
- 排気ターボ過給機を備え、燃料ガス通路を通して供給される燃料ガスと空気とを混合し、この混合気をシリンダ内に供給して着火燃焼せしめるガスエンジンのガス供給装置において、前記燃料ガス通路を、前記過給機の空気入口に接続される過給機側ガス供給通路と、シリンダ毎の給気通路に接続され前記燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサが介装されたシリンダ側ガス供給通路とに分岐し、前記過給機側ガス供給通路を通流する燃料ガスを過給機入口空気と混合しこの混合気を過給機に供給するとともに、前記シリンダ側ガス供給通路を通流する燃料ガスを前記シリンダ毎の給気通路内の給気と混合しこの混合気をエンジンの各シリンダに供給するように構成し、前記過給機側ガス供給通路には該過給機側ガス供給通路のガス流量を調整する過給機側ガス量調整弁を設け、前記シリンダ側ガス供給通路には各シリンダ側ガス供給通路のガス流量を調整するシリンダ側ガス量調整弁をシリンダ毎に設け、さらに前記過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、前記過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整するガス量コントローラを設けたことを特徴とするガスエンジンのガス供給装置。
- 前記エンジンの給気圧力を検出する給気圧力センサと、前記エンジンの給気温度を検出する給気温度センサと、前記過給機側ガス供給通路を通流する燃料ガスの流量を検出する燃料ガス流量計とをそなえるとともに、前記ガス量コントローラは、前記給気圧力センサからの給気圧力検出値、前記給気温度センサからの給気温度検出値、及び燃料ガス流量計からの燃料ガス流量の検出値に基づいて前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度を算出し、該燃料ガス濃度の算出値と前記可燃下限界ガス濃度の設定値とを比較し、該燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度設定値以下になるような前記過給機側ガス量調整弁の開度を算出して該過給機側ガス量調整弁を前記開度に制御するように構成されてなることを特徴とする請求項1又は2の何れかの項に記載のガスエンジンのガス供給装置。
- 前記燃料ガスは炭鉱メタンガスにて構成され、前記ガス量コントローラは、前記混合気中のメタンガス濃度を可燃下限界ガス濃度である5%以下に保持するように前記過給機側ガス量調整弁の開度を制御するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2の何れかの項に記載のガスエンジンのガス供給装置。
- 前記排気ターボ過給機の排気タービンをバイパスして排気出口管に接続される排気バイパス通路と、該排気バイパス通路を開閉する排気バイパス弁をそなえるとともに、前記エンジンへの混合気量が目標混合気量になるように前記排気バイパス弁の開度を制御する空燃比コントローラをそなえてなることを特徴とする請求項1又は2の何れかの項に記載のガスエンジンのガス供給装置。
- 請求項1乃至5の何れかの項に記載のガス供給装置を備えることを特徴とするガスエンジン。
- 燃料ガス通路を通して供給される燃料ガスと空気とを混合し、この混合気をシリンダ内に供給して着火燃焼せしめるガスエンジンの運転方法において、前記燃料ガスの一部を過給機の空気入口に接続される過給機側ガス供給通路を通して過給機入口空気と混合しこの混合気を過給機に供給するとともに、前記燃料ガスの残分をシリンダ毎の給気通路に接続され前記燃料ガスを圧縮するガスコンプレッサが介装されたシリンダ側ガス供給通路を通してシリンダ毎の給気通路内の給気と混合しこの混合気をエンジンの各シリンダに供給し、
前記過給機側ガス供給通路に設けた過給機側ガス量調整弁の開度を制御して、前記過給機側ガス供給通路への燃料ガス量を、前記過給機に供給する混合気中の燃料ガス濃度が可燃下限界ガス濃度以下に保持されるように調整することを特徴とするガスエンジンの運転方法。
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