JP2006139838A - 音響装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 CDDAの再生中に、音響装置10が備える複数の録音再生用操作子A〜Fのいずれかが操作された場合、再生中の曲の圧縮音声信号を、記憶装置22における操作された録音再生用操作子に予め割り当てた記憶領域に記憶させ、CDDAの非再生中に、録音再生用操作子A〜Fのいずれかが操作された場合、記憶装置22における操作された録音再生用操作子に予め割り当てられた記憶領域に記憶された圧縮音声信号を再生するようにした。
【選択図】 図1
Description
この種の音響装置は、HDD装置に記憶された複数の曲データを、例えばアルバム単位でグループ化して1つのフォルダとして扱うフォルダ管理機能を備えものがある(例えば、特許文献1)。
この音響装置は、表示装置を備え、録音を行う場合は、表示装置にフォルダの一覧を表示し、その中から録音先のフォルダの選択操作を受け付け、或いは、録音先の新規フォルダの作成操作を受け付けるようになっている。また、再生を行う場合は、表示装置にフォルダを一覧表示し、その中から再生先のフォルダの選択操作を受け付けるようになっている。
また、従来の構成では、フォルダの一覧を表示させる表示装置が必要で、表示面積が限られる車載用の音響装置等では、全てのフォルダを一度で表示できない場合があり、フォルダの選択操作に要する操作回数が更に増え、操作がより煩雑になってしまう問題が生じる。
図1は、本実施形態に係る音響装置を示すブロック図である。
この音響装置10は、自動車等の車両に搭載される車載用音響装置であり、CDDA再生装置11と、制御部12と、音声再生部13と、表示部14と、操作部15とを備えている。CDDA再生装置11は、CDDA(Compact Disc Digital Audio:音楽CD)が装填可能で、装填されたCDDAから曲データやTOC(Table of Contents)のデータを読み出し、読み出したデータを制御部12に出力する。ここで、TOCデータ(関連データ)は曲数や演奏時間等を含むデータである。
CDDA再生装置11及び音声再生部13によりCDDAの再生中、つまり、音声信号に対応する曲データの入力中に、録音再生用操作子A〜Fのいずれかが押下操作されたことを検出すると(ステップS1)、制御部12は、押下操作された録音再生用操作子に割り当てた記憶装置22の記憶領域に圧縮曲データが記憶済みか否かを判定する(ステップS2)。
例えば、制御部12は、録音再生用操作子Aが押下操作された場合には、記憶領域R1に圧縮曲データが記憶済みか否かを判定し、録音再生用操作子Bが押下操作された場合には、記憶領域R2に圧縮曲データが記憶済みか否かを判定する。以下、録音再生用操作子Aが押下操作された場合を例に説明する。
これにより、ユーザがCDDAの視聴中に音再生用操作子A〜Fのいずれかを一回操作するだけで、そのCDDAの全曲(アルバム曲)に対応する圧縮曲データを、押下操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に記憶させることができ、本実施形態では、録音再生用操作子A〜Fと同数の6枚のCDDAのアルバム曲を取り込むことができる。
CDDAの非再生中、言い換えると、曲データの非入力中に、録音再生用操作子A〜Fのいずれかが押下操作されたことを検出すると(ステップS11)、制御部12は、押下操作された録音再生用操作子に割り当てた記憶装置22の記憶領域に圧縮曲データが記憶済みか否かを判定する(ステップS12)。例えば、録音再生用操作子Aが押下操作された場合、記憶装置22の記憶領域R1に圧縮曲データが記憶済みか否かを判定する。
この場合、制御部12は、記憶領域R1に記憶されたTOCデータを参照することにより、CDDAに記録されている場合と同じ曲順で再生し、かつ、再生中の曲の演奏時間を表示部14に表示させる。これにより、ユーザが録音再生用操作子を一回操作するだけで、記憶装置22に蓄積された圧縮曲データの中から所望の圧縮曲データを再生することができる。
例えば、記憶装置22の記憶領域R1に記憶された圧縮曲データを再生中に、消去用操作子Xが押下操作されると、制御部12は、記憶領域R1に記憶された全ての圧縮曲データ、TOCデータ及び識別を消去させる。従って、ユーザは、消去対象の圧縮曲データを視聴中に、消去用操作子Xを一回操作するだけで、その圧縮曲データを含む曲データを簡易に消去させることができる。
また、本実施形態では、CDDA内の曲(アルバム曲)の録音を開始させる操作子と、この操作子によって録音されたアルバム曲を再生させる操作子とが共通であるため、録音した複数のアルバム曲の中から再生したいアルバム曲を容易に選択することができる。このため、この音響装置10は、曲選択時に、録音したアルバム曲をグループ化したフォルダの一覧を表示させる従来のものに比して、アルバム曲を選択するための一覧画面等を表示させる必要がない分、表示面積を小さくすることができ、表示面積が限られる車載装置であっても、録音及び再生する際の操作性をより向上させることができる。
11 CDDA再生装置
12 制御部
13 音声再生部
14 表示部
15 操作部
20 圧縮部
21 駆動部
22 記憶装置
23 展開部
A〜F 録音再生用操作子
X 消去用操作子
R1〜R6 記憶領域
Claims (11)
- 複数の録音再生用操作子を有する操作手段と、
前記複数の録音再生用操作子の各々に割り当てられた複数の記憶領域を有する記憶手段と、
音声信号の入力中に、前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記音声信号を、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に記憶させると共に、音声信号の非入力中に、前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に記憶された音声信号を再生させる制御手段と
を備えることを特徴とする音響装置。 - 前記制御手段は、音声信号に圧縮処理を施す圧縮手段を備え、この圧縮手段により圧縮処理を施した後の音声信号を前記記憶手段に記憶させると共に、前記記憶手段に記憶された音声信号に伸張処理を施す伸張手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の音響装置。
- 前記制御手段は、音声信号の入力中に前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に音声信号が記憶済みか否かを判定し、音声信号が記憶済みでない場合にのみ前記音声信号を記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の音響装置。
- 前記制御手段は、音声信号の入力中に前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に音声信号が記憶済みか否かを判定すると共に、記憶済みと判定した際に、録音不可である旨を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項3に記載の音響装置。
- 前記制御手段は、音声信号の非入力中に、前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に音声信号が記憶済みか否かを判定し、音声信号が記憶済みの場合にのみ再生を行うと共に、音声信号が記憶済みでない場合、その旨を前記報知手段により報知させることを特徴とする請求項4に記載の音響装置。
- 前記操作手段は、消去用操作子を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された音声信号の再生中に、前記消去用操作子が操作された場合、前記再生中の音声信号を前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の音響装置。 - 前記音響装置は、音楽情報記録媒体に記録された、音声信号を示す曲データを読みとって再生する音声再生手段を備え、
前記制御手段は、前記音楽情報記録媒体に記録された曲データの再生中に、前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記音楽情報記録媒体に記録された曲データ又はこの曲データの圧縮データと、前記音楽情報記録媒体に記録された、前記曲データに関連する関連データとを、前記操作された録音再生用操作子に割り当てられた記憶領域に記憶させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の音響装置。 - 前記記憶手段は、半導体メモリであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の音響装置。
- 前記半導体メモリは不揮発性であることを特徴とする請求項8に記載の音響装置。
- 前記音響装置は、車両に搭載されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の音響装置。
- 音声信号を入力して再生する音響装置であって、音声信号を記憶させる記憶手段を備えた音響装置の制御方法において、
音声信号の入力中に、当該音響装置が備える複数の録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記音声信号を、前記記憶手段における前記操作された録音再生用操作子に予め割り当てられた記憶領域に記憶させる録音ステップと、
音声信号の非入力中に、前記録音再生用操作子のいずれかが操作された場合、前記記憶手段における前記操作された録音再生用操作子に予め割り当てられた記憶領域に記憶された音声信号を再生させる再生ステップと
を有することを特徴とする音響装置の制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2004327378A JP2006139838A (ja) | 2004-11-11 | 2004-11-11 | 音響装置及びその制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006139838A true JP2006139838A (ja) | 2006-06-01 |
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ID=36620572
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006139838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220165813A (ko) * | 2012-09-03 | 2022-12-15 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 및 전자 기기 |
-
2004
- 2004-11-11 JP JP2004327378A patent/JP2006139838A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220165813A (ko) * | 2012-09-03 | 2022-12-15 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 및 전자 기기 |
KR102668115B1 (ko) | 2012-09-03 | 2024-05-21 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 및 전자 기기 |
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