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JP2006133126A - 放射線画像変換パネル - Google Patents

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JP2006133126A JP2004323798A JP2004323798A JP2006133126A JP 2006133126 A JP2006133126 A JP 2006133126A JP 2004323798 A JP2004323798 A JP 2004323798A JP 2004323798 A JP2004323798 A JP 2004323798A JP 2006133126 A JP2006133126 A JP 2006133126A
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Takehiko Shoji
武彦 庄子
Sunao Arimoto
直 有本
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Abstract

【課題】基板上に設けた輝尽性蛍光体層を保護する保護フィルムを破損することなく、密閉性を保って長期間良好な状態で使用できる放射線画像変換パネルを提供する。
【解決手段】放射線画像変換パネル1に、角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成された基板2と、基板2の表面に気相堆積法により形成された輝尽性蛍光体層3と、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2の全表面を覆って封止する保護フィルム4,5と、を設ける。曲率半径Rの範囲は1mm〜10mmとする。また、放射線画像変換パネル1の基板2の周縁部を面取り加工する。
【選択図】図1

Description

本発明は、気相堆積法により形成された輝尽性蛍光体層を有する放射線画像変換パネルに関する。
従来、輝尽性蛍光体層を有する放射線画像変換パネルを用いた放射線画像変換方法により、被写体からデジタル化した放射線画像を得ることが行われている。放射線画像変換方法とは、被写体を透過させた放射線を輝尽性蛍光体層に照射することによって、被写体各部の放射線透過密度に対応する放射線エネルギーを輝尽性蛍光体に蓄積させた後、励起光によって輝尽性蛍光体に蓄積された放射線エネルギーを輝尽発光させ、この輝尽発光光の強弱を電気信号に変換し、この電気信号を、感光材料などの画像記録材料やCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などの画像表示装置を介して可視像とする方法である。
放射線像変換パネルは、気相堆積法などにより基板上に輝尽性蛍光体層を形成することによって製造される。また、放射線画像変換パネルが繰り返し使用に耐えるよう、通常は輝尽性蛍光体層の基板に面していない側の面に保護層を設け、輝尽性蛍光体層を吸湿や酸化などの化学的な変質あるいは物理的な汚染から保護するようになっている。
このような放射線像変換パネルの基板として、輝尽性蛍光体の柱状結晶を生成する基板に、ある程度の表面粗さを有するアルミニウムなどの金属層を反射層として設けることにより、解像度に影響を与えずにCRシステムの感度を増加する放射線画像変換パネルが知られている(特許文献1)。
特開2004−251883号公報
しかしながら、このような放射線画像変換パネルに用いられる基板は通常正方形状を呈しており、したがって、図5に示すように放射線画像変換パネル16の基板17は角部を有している。また、アルミニウムなどの金属層を有する基板17をパンチ及びダイなどによる切断加工によって形成する場合、放射線画像変換パネル16に用いられる基板17は1mm程度といった薄いものであることから、図6に示すように基板17の周縁部にバリ19が発生してしまう。
このように、基板17に角部がある状態又は基板17の周縁部にバリ19が発生している状態で、保護フィルムを基板17に当接して封止すると、保護フィルムに傷がついて破損する場合があった。また、基板17の厚さ寸法が所定以上に大きいと、保護フィルムにツレやシワが発生し、シワ部において保護フィルムが破損する場合があった。このような場合は、密閉性が保てないため、輝尽性蛍光体層18を吸湿や酸化などの化学的な変質あるいは物理的な汚染から保護することができず、放射線画像変換パネル16の感度を保つことができないという問題があった。
本発明の課題は、基板の表面に設けた輝尽性蛍光体層を保護する保護フィルムを破損することなく、密閉性を保って長期間良好な状態で使用できる放射線画像変換パネルを提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、放射線画像変換パネルであって、角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成された基板と、前記基板上に気相堆積法により形成された輝尽性蛍光体層と、前記輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムと、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、基板の角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成されていることから、輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムが基板の角部に当接されても保護フィルムが破損することはない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放射線画像変換パネルであって、前記曲率半径Rの範囲は1mm〜10mmとされていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、基板の角部における曲率半径Rの範囲は1mm〜10mmとされていることから、保護フィルムが基板の角部に当接されても破損することはない。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の放射線画像変換パネルであって、基板の周縁部が面取り加工されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、基板の周縁部が面取り加工されることによりバリが除去されていることから、保護フィルムが基板の周縁部に当接されてもバリによって保護フィルムが破損することはない。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の放射線画像変換パネルであって、前記基板の周縁部が樹脂テープにより被膜されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、基板の周縁部を樹脂テープにより被膜していることから、基板の周縁部に形成されたバリが樹脂テープによって覆われるため、保護フィルムが基板の周縁部に当接されてもバリによって保護フィルムが破損することはない。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の放射線画像変換パネルであって、前記樹脂テープの厚さ寸法は0.05mm以上であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、基板の周縁部を覆う樹脂テープの厚さ寸法が0.05mm以上であれば、基板を製作する段階で発生したバリを樹脂テープによって覆うことができることから、保護フィルムが基板の周縁部に当接された際にバリによって保護フィルムが破損するのを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネルであって、前記基板の厚さ寸法は0.2mm〜1mmであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、基板の厚さ寸法を0.2mm以上として基板の剛性を確保する一方で、基板の厚みを1mm以下とすることによって、輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムの表面に発生するツレ、シワを防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネルであって、前記基板はカーボン板又はアルミニウム板であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、基板としてカーボン板又はアルミニウム板を用いて請求項1〜請求項6と同様の作用を得ることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネルであって、前記保護フィルムは前記輝尽性蛍光体層を覆う保護フィルムが2種以上の樹脂フィルム層を2層以上積層してなる積層フィルムであって、少なくとも1層が金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、輝尽性蛍光体を形成した基板を、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層を含む防湿性保護フィルムによって封止する場合でも、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層が破損して防湿性が損なわれることはない。
請求項1に記載の発明によれば、基板の角部において保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性は保たれ、放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、基板の角部において保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性は保たれ、放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、バリによって保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、バリによって保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、バリによって保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、保護フィルムの表面に発生するツレ、シワを防止することができることから、シワ部において保護フィルムが破損することはなく、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、基板としてカーボン板又はアルミニウム板を用いて請求項1〜請求項6と同様の効果を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層を含む防湿性保護フィルムを使用する場合でも、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層の破損を防止することにより、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、放射線画像変換パネル1の基板2の表面には基板2の周辺部10mm程度を残して輝尽性蛍光体層3が形成されている。さらに、図3に示すように、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2は第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5によって密封されるようになっている。
図1に示すように、基板2は略長方形状を呈しており、パンチ及びダイなどによる切断加工によって角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成されている。本実施形態において、曲率半径Rの範囲はR=1mm〜10mmであることが好ましい。また、基板2の厚さ寸法は0.2mm〜1mmであることが好ましい。基板2の剛性を確保する必要がある一方で、基板2に1mm以上の厚さがあると第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5によって密封した際に保護フィルムの表面にシワ、ツレが発生しやすくなるためである。
また、図2に示すように、基板2の周縁部はヤスリなどで研磨することによって面取り加工されている。このように面取りされた基板2の表面縁部から端部までの長さ寸法l,面取りする部分の高さ寸法l,面取りされた側面の高さ寸法lは、それぞれ0.01〜0.5cmとされている。また、面取り後は長さ寸法0.01mm以下の微小なバリが残されるのみとなっている。
基板2としては、各種高分子材料,ガラス,セラミックス,金属,カーボン繊維,カーボン繊維を含む複合材料などを用いることができ、例えば石英,ホウ珪酸ガラス,化学的強化ガラス,結晶化ガラスなどの板ガラス;アルミナ,窒素珪素などのセラミックス;セルロースアセテートフィルム,ポリエステルフィルム,ポリエチレンテレフタレートフィルム,ポリアミドフィルム,ポリイミドフィルム,トリアセテートフィルム,ポリカーボネートフィルムなどのプラスチックフィルム;アルミニウム,鉄,銅,クロムなどの金属シート及び親水性微粒子などの被服層を有する金属シートなどが好ましい。
基板2の表面は滑面であってもよいし、マット面であってもよい。また、基板2の表面上には、輝尽性蛍光体層3との接着性を向上させる目的で下引層を設けてもよいし、基板2を透過して輝尽性蛍光体層3に励起光が入射するのを防止する目的で光反射層が設けられていてもよい。
輝尽性蛍光体層3はCsBr:Euなどの公知の輝尽性蛍光体から構成されており、蒸着法,スパッタリング法,CVD(Chemical Vapor Deposition)法,PVD(Physical Vapor Deposition)法,イオンプレーティング法などの公知の気相堆積法で形成されている。輝尽性蛍光体層3は1層で構成されていてもよいし、2以上の層で構成されていてもよい。
次に、第1の保護フィルム4は基板2よりやや大きな面積を有しており、輝尽性蛍光体層3と実質的に接着していない状態でその周縁部が基板2の周縁部より外側に延出している。なお、第1の保護フィルム4が輝尽性蛍光体層3と実質的に接着していない状態とは、第1の保護フィルム4と輝尽性蛍光体層3とが光学的に一体化していない状態をいい、具体的には、第1の保護フィルム4と輝尽性蛍光体層3との接触面積が輝尽性蛍光体層3の表面(第1の保護フィルム4に対向する面)の面積の10%以下である状態をいう。
他方、第2の保護フィルム5も基板2よりやや大きな面積を有しており、その周縁部が基板2の周縁部より外側に延出している。
放射線画像変換パネル1では、第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5の各周縁部同士が全周にわたって融着されており、第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5が輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を完全に封止した構成を有している。第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5は、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を封止することにより、水分の浸入を確実に防止して輝尽性蛍光体層3を保護するようになっている。
図1中上部の拡大図に示す通り、第1の保護フィルム4は、第1の層6、第2の層7、第3の層8の3層を積層した積層構造を有している。
第1の層6は、空気層13を介して輝尽性蛍光体層3と対向する層であり、熱融着性を有する樹脂で構成されている。「熱融着性を有する樹脂」としては、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA),キャスティングポリプロピレン(CPP),ポリエチレン(PE)などが挙げられる。
第2の層7はアルミナ,シリカなどの金属酸化物で構成された層であり、公知の蒸着法により第3の層8の下に蒸着されている。第2の層7は、第1の保護フィルム4の防湿性能を強化するものであるが、なくてもよい。なお、本実施形態において第2の層7の厚さ寸法は0.03mm程度とされていることが好ましい。第2の層7の厚さ寸法が0.03mm程度であれば、基板2の周縁部に発生するバリの長さ寸法を0.01mm以下程度とすれば、バリによって第2の層7が破損することはないと考えられるためである。
第3の層8は第2の層7の上に積層されており、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂で構成されている。
このように、金属酸化物で構成された第2の層7を有する第1の保護フィルム4は、加工性や透明性に優れており、防湿性及び酸素透過性の性質の面で温度や湿度の影響を受けにくい。そのため、第1の保護フィルム4は、環境によらずに安定した画像品質が要求される輝尽性蛍光体利用型の医療用放射線画像変換パネル1に好適である。
なお、第3の層8の上には、第1の層6と同様の層、第2の層7と同様の層、第3の層8と同様の層又は第1の層6、第3の層8とは異なる樹脂で構成された層が1層又は2層以上積層されてもよい。
特に、第3の層8の上に、アルミナ,シリカなどの金属酸化物で構成された第2の層7と同様の層を積層すると、第1の保護フィルム4は、その第2の層7に相当する層の積層数に応じた最適な防湿性能を発揮するようになっている。第2の層7又はこれと同様の層の積層方法としては、公知の方法であればどのような方法でも適用可能であるが、ドライラミネート方式に従う方法を適用するのが作業性の面で好ましい。
図1中下部の拡大図に示す通り、第2の保護フィルム5は、第1の層10、第2の層11、第3の層12の3層を積層した積層構造を有している。
第1の層10は空気層13を介して蛍光体パネル4の基板2と対向している。第1の層10は上記第1の保護フィルム4の第1の層6と同様の樹脂で構成され、その周縁部において第1の保護フィルム4の第1の層6と融着している。
第2の層11は第1の層10の下にラミネートされた層であり、アルミニウムで構成されている。第2の層11は、第2の保護フィルム5における防湿性能を向上させるものであるが、なくてもよい。なお、本実施形態において第2の層11の厚さ寸法は0.03mm程度とされていることが好ましい。第2の層11の厚さ寸法が0.03mm程度であれば、基板2の周縁部に発生するバリの長さ寸法を0.01mm以下程度とすれば、バリによって第2の層11が破損することはないと考えられるためである。
第3の層12は第2の層11の下に積層されており、PETなどの樹脂で構成されている。
なお、第3の層12の下には、第1の層10と同様の層、第2の層11と同様の層、第3の層12と同様の層又は第1の層6、第3の層8とは異なる樹脂で構成された層が1層又は2層以上積層されてもよい。
次に、本実施形態に係る放射線画像変換パネル1の製造方法について説明する。
まず、アルミニウム板などをパンチ及びダイなどによって切断加工することにより、基板2を略長方形状で角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成されている。なお、本実施形態において、曲率半径Rの範囲はR=1mm〜10mmとすることが好ましい。また、基板2の厚さ寸法は0.2mm〜1mmとすることが好ましい。基板2の剛性を確保する必要がある一方で、基板2に1mm以上の厚さがあると第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5によって密封した際に保護フィルムの表面にシワ、ツレが発生しやすくなるためである。
そして、基板2の周縁部をヤスリなどで研磨することによって面取り加工する。この際、面取りした基板2の表面縁部から周縁部までの長さ寸法l,面取りする部分の高さ寸法l,面取りされた側面の高さ寸法lが、それぞれ0.01〜0.5cmとなるように面取り加工する。その結果、面取り後は長さ寸法0.01mm以下の微小なバリを残すのみとなる。
次に、基板2の表面上に基板2の周辺部10mm程度を残して公知の気相堆積法で輝尽性蛍光体層3を形成する(以下「輝尽性蛍光体層形成工程」という。)。
例えば、複数存在する公知の気相堆積法のうち、蒸着法で輝尽性蛍光体層3を形成する場合について簡単に説明すると、基板2を蒸着装置内の基板ホルダに固定・設置し、当該蒸着装置内を排気して真空状態とする。その後、抵抗加熱法,エレクトロンビーム法等の方法により輝尽性蛍光体を蒸着源として当該輝尽性蛍光体を加熱・蒸発させ、基板2の表面上に輝尽性蛍光体を所望の厚さ寸法になるまで成長させ、輝尽性蛍光体層3を基板2の表面上に形成する。
輝尽性蛍光体層形成工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を公知の恒温槽の内部に設置して当該恒温槽の内部を空気又は不活性ガス(窒素、アルゴン等)の雰囲気とし(真空雰囲気としてもよい。)、その雰囲気下で輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を100℃程度で所定時間加熱し、輝尽性蛍光体層3の各柱状結晶中から水成分を除去する(以下「空気・不活性ガス雰囲気加熱工程」という。)。
空気・不活性ガス雰囲気加熱工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を公知の恒温槽の内部に設置して、当該恒温槽の内部を有機溶剤ガス雰囲気とし、その雰囲気下で輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を100℃以上(好ましくは100℃以上で160℃以下)で所定時間加熱する(以下「有機溶剤ガス雰囲気加熱工程」という。)。
有機溶剤ガス雰囲気加熱工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を公知の恒温恒湿槽の内部に設置して当該恒温恒湿槽の内部を温度23〜60℃,相対湿度30〜60%の温湿環境とし、その環境下で輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を12時間以上加湿する(以下「加湿工程」という。)。
加湿工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を公知の恒温槽の内部に設置して60〜160℃で所定時間加熱し、輝尽性蛍光体層3の各柱状結晶中から水成分を除去し、脱水する(以下「脱水工程」という。)。
脱水工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5の間に挟んでそれら第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5の各周縁部をインパルスシーラで加熱・融着し、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5で封止する(以下「封止工程」という。)。
このとき、第1の保護フィルム4における第2の層7の厚さ寸法及び第2の保護フィルム5における第2の層11の厚さ寸法は0.03mm程度とされていることが好ましい。第2の層7の厚さ寸法及び第2の層11の厚さ寸法が0.03mm程度であれば、基板2の周縁部に発生するバリの長さ寸法を0.01mm以下程度とすれば、第2の層7及び第2の層11がバリによって破損することはないと考えられるためである。
以上の輝尽性蛍光体層形成工程から封止工程までの各処理を行うことで、本実施形態に係る放射線画像変換パネル1を製造することができる。
以上、本実施形態の放射線画像変換パネル1によれば、基板の角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成されていることから、輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムが基板の角部に当接されても保護フィルムが破損することはない。
また、基板の角部における曲率半径Rの範囲は1mm〜10mmとされていることから、保護フィルムが基板の角部に当接されても破損しない。
さらに、面取り加工によって基板の周縁部のバリが除去されていることから、保護フィルムが基板の周縁部に当接されてもバリによって保護フィルムが破損することはない。
また、基板の厚さ寸法を0.2mm以上として基板の剛性を確保する一方で、基板の厚みを1mm以下とすることによって、輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムの表面に発生するツレ、シワを防止することができる。
また、アルミナ,シリカなどの金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層を含む防湿性保護フィルムを使用する場合に、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層の破損を防止することによって、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図4を参照しながら説明する。なお、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
放射線画像変換パネル1の基板2の表面には、基板2の周辺部10mm程度を残して輝尽性蛍光体層3が形成されている点で第1の実施形態と同様である。
また、基板2は略長方形状を呈し、パンチ及びダイなどによる切断加工によって角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成されている。なお、本実施形態においても、曲率半径Rの範囲はR=1mm〜10mmであることが好ましく、また、基板2の厚さ寸法は0.2mm〜1mmであることが好ましい。
さらに、本実施形態においては、図4に示すように、基板2の周縁部が全周にわたって樹脂テープ14により被膜されている。ここで、樹脂テープ14の厚さ寸法は0.05mm以上とされていることが好ましい。このように、基板2の周縁部が全周にわたって厚さ寸法0.05mm以上の樹脂テープ14により被膜されることによって、基板2の周縁部に発生したバリ15を覆って基板2の表面を平らにするようになっている。
また、基板2及び輝尽性蛍光体層3は第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5によって密封されている点で第1の実施形態と同様である。
次に、本実施形態に係る放射線画像変換パネル1の製造方法のうち、第1の実施形態と相違する点について説明する。
まず、アルミニウム板などをパンチ及びダイなどで切断加工することにより、基板2を略長方形状で角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成する。なお、本実施形態においても曲率半径Rの範囲はR=1mm〜10mm程度とすることが好ましく、また、基板2の厚さ寸法は0.2mm〜1mmであることが好ましい。
次に、基板2の表面上に公知の気相堆積法で輝尽性蛍光体層3を形成する(以下「輝尽性蛍光体層形成工程」という。)。そして、輝尽性蛍光体層形成工程の処理を終えたら、空気・不活性ガス雰囲気加熱工程,有機溶剤ガス雰囲気加熱工程,加湿工程,脱水工程の処理を順次行う。
そして、本実施形態においては、図4に示すように、基板2の周縁部を全周にわたって樹脂テープ14により被膜する。ここで、樹脂テープ14の厚さ寸法は0.05mm以上とすることが好ましい。このように、基板2の周縁部を全周にわたって厚さ寸法0.05mm以上の樹脂テープ14により被膜することによって、基板2の周縁部に発生したバリ15を覆って基板2の表面を平らにする。
脱水工程の処理を終えたら、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5の間に挟んでそれら第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5の各周縁部をインパルスシーラで加熱・融着し、輝尽性蛍光体層3が形成された基板2を第1の保護フィルム4及び第2の保護フィルム5で封止する(以下「封止工程」という。)。
以上の輝尽性蛍光体層形成工程から封止工程までの各処理を行うことで、本実施形態に係る放射線画像変換パネル1を製造することができる。
以上、本実施形態の放射線画像変換パネル1によれば、基板の周縁部を全周にわたって樹脂テープにより被膜することから、基板の周縁部に形成されたバリ15が樹脂テープによって覆われるため、保護フィルムが基板の周縁部に当接されてもバリ15によって保護フィルムが破損することはない。
また、基板の周縁部を覆う樹脂テープの厚さ寸法が0.05mm以上であれば、基板を製作する段階で発生したバリ15を樹脂テープによって覆うことができることから、バリ15による保護フィルムの破損を防ぐことができる。
以上述べたように本発明の放射線画像変換パネル1によれば、
基板の角部において保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性は保たれ、放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
さらに、基板の周縁部のバリ15によって保護フィルムが破損することはないため、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
また、保護フィルムの表面に発生するツレ、シワを防止することができることから、シワ部において保護フィルムが破損することはなく、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
また、アルミナ,シリカなどの金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層を含む防湿性保護フィルムを使用する場合でも、金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層の破損を防止することにより、保護フィルムの防湿性を保って放射線画像変換パネルの感度の劣化を防止することができる。
[実施例1]
<試料の作成>
厚さ寸法0.5mmのアルミニウム板をパンチ及びダイにより打ち抜いて、20cm×20cmの正方形状で角部が曲率半径R=5mmの円弧状となっている基板を作製した。次に、この基板の表面に、周辺部を10mm残して、気相堆積法により厚さ寸法500μmの輝尽性蛍光体層を作成した。
同時に、厚さ12μmのPET層、アルミナを蒸着した厚さ12μmのPET層及び厚さ30μmのCPP層を積層した第1の防湿性保護フィルムと、厚さ188μmのPET層、厚さ9μmのアルミニウム層(アルミ箔)及び厚さ30μmのCPP層を積層した第2の防湿性保護フィルムとを準備した。ただし、第1の防湿性保護フィルム中、アルミナを蒸着した厚さ12μmのPET層においてアルミナの蒸着面はCPP層に対向・接触している。
その後、輝尽性蛍光体層に第1の防湿性保護フィルムのCPP層を対向させ、かつ、基板に第2の防湿性保護フィルムのCPP層を対向させ、その状態で、第1,第2の防湿性保護フィルムを互いに重ね合わせた。その後、第1,第2の防湿性保護フィルムで囲まれた空間を減圧しながら、第1,第2の各防湿性保護フィルムの周縁部をインパルスシーラで融着し、第1,第2の防湿性保護フィルム中に輝尽性蛍光体層を形成した基板を封止した。
なお、第1,第2の防湿性保護フィルムの周縁部同士の融着に際し、インパルスシーラとしてヒータが3mmのものを使用し、第1の防湿性保護フィルムと第2の防湿性保護フィルムとの融着部から蛍光体パネルの周縁部までの間隔が3mmとなるように処理した。
[実施例2]
実施例1の基板の周縁部をヤスリで研磨してバリ取り処理を行った上で放射線画像変換パネルを得た。
[実施例3]
実施例1の基板の周縁部を全周にわたって厚さ寸法0.1mmのポリプレンテープによって被膜した上で放射線画像変換パネルを得た。
[実施例4]
実施例1の基板の厚さ寸法を1.0mmとし、かつ、基板の周縁部をヤスリで研磨してバリ取り処理を行った上で放射線画像変換パネルを得た。
[実施例5]
実施例1の基板の厚さ寸法を1.5mmとし、かつ、基板の周縁部をヤスリで研磨してバリ取り処理を行った上で放射線画像変換パネルを得た。
[比較例1]
実施例1の基板を押切り方式によって厚さ寸法1.5mmに断裁して形成することにより、角部を鋭角にした状態で放射線画像変換パネルを得た。
<ツレ、シワの評価>
輝尽性蛍光体層が形成された基板を保護フィルムによって封止して作成した放射線画像変換パネルのサンプルを目測で観察し、放射線画像変換パネルの表面に発生したツレ、シワの状態を観察した。そして、10個作製したサンプルのうち、放射線画像変換パネルの表面にツレ、シワが発生したものの個数を表1に示した。
<感度劣化の評価>
輝尽性蛍光体層が形成された基板を保護フィルムによって封止して作製した放射線画像変換パネルのサンプルを、温度が40℃で湿度が90%の高温環境下に3ヶ月間放置し、初期の感度と3ヶ月後の感度との比を算出した。なお、感度の測定は、放射線画像変換パネルに管電圧80kVpのX線を照射した後、放射線画像変換パネルをHe−Neレーザ光(633nm)で走査して励起し、輝尽性蛍光体層から放射される輝尽発光を受光器(分光感度S−5の光電子増倍管)で受光してその強度を測定することによって行った。そして、10個作製したサンプルについて初期の感度と3ヶ月後との感度の比の平均値をとって、表1に示した。なお、表1に示した値は1に近いほど感度の劣化が少ないことを示している。
Figure 2006133126
表1に示す通り、実施例1では基板の角部を円弧状としているため、角部において保護フィルムのアルミナ層が破壊されることはなく、感度劣化は少なかった。また、基板の厚さ寸法は0.5mmとされており、保護フィルムのツレ、シワは観察されなかった。したがって、シワ部においてアルミナ層が破壊されることもなく、感度劣化は少なかった。
また、実施例2では、さらにバリ取り処理を行っていることから、基板の周縁部に発生するバリによって保護フィルムのアルミナ層が破壊されることもない。したがって、さらに感度劣化はさらに抑えられている。
また、実施例3ではバリ取り処理を行っていないが、基板の周縁部を全周にわたって樹脂テープで被膜していることから、バリも樹脂テープで覆われるため、バリによって保護フィルムのアルミナ層が破壊されることはない。したがって、実施例2でバリ取り処理を行った場合と同様に感度劣化が抑えられている。
また、実施例4では基板の厚さ寸法を1.0mmとした他は実施例2と同様の条件で放射線画像パネルを作製したが、実施例2とほぼ同様に感度劣化が抑えられている。
一方、実施例5では基板の厚さ寸法を1.5mmとした他は実施例2と同様の条件で放射線画像パネルを作製したが、基板を厚くしたことによって保護フィルムにツレ、シワの発生がみられ、シワ部においてアルミナ層が破壊されることにより、感度の劣化がみられた。
また、比較例1では基板の厚さ寸法を1.5mmとした上に、基板の角部を鋭角とし、バリ取り処理を行っていないため、感度劣化が著しくなっている。これにより、保護フィルムのシワ部、基板の角部及び基板の周縁部のバリにおいて保護フィルムのアルミナ層が破損されると、感度劣化が著しくなることが示された。
本実施形態に係る放射線画像変換パネルの基板及び輝尽性蛍光体層を示す平面図である。 本実施形態に係る放射線画像変換パネルの基板及び輝尽性蛍光体層を示す断面図である。 本実施形態に係る放射線画像変換パネルの基板及び輝尽性蛍光体層が保護フィルムによって密閉された状態を示す断面図である。 本実施形態に係る放射線画像変換パネルの基板に樹脂テープを取り付けた状態を示す断面図である。 従来の放射線画像変換パネルの基板を示す平面図である。 従来の放射線画像変換パネルの基板を示す断面図である。
符号の説明
1 放射線画像変換パネル
2 基板
3 輝尽性蛍光体層
4 第1の保護フィルム
5 第2の保護フィルム
6 第1の層
7 第2の層
8 第3の層
9 空気層
10 第1の層
11 第2の層
12 第3の層
13 空気層
14 樹脂テープ
15 バリ

Claims (8)

  1. 角部が曲率半径Rの円弧状となるように形成された基板と、
    前記基板上に気相堆積法により形成された輝尽性蛍光体層と、
    前記輝尽性蛍光体層が形成された基板の全表面を覆って封止する保護フィルムと、
    を備えることを特徴とする放射線画像変換パネル。
  2. 前記曲率半径Rの範囲は1mm〜10mmとされていることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像変換パネル。
  3. 基板の周縁部が面取り加工されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像変換パネル。
  4. 前記基板の周縁部が樹脂テープにより被膜されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像変換パネル。
  5. 前記樹脂テープの厚さ寸法は0.05mm以上であることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像変換パネル。
  6. 前記基板の厚さ寸法は0.2mm〜1mmであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネル。
  7. 前記基板はカーボン板又はアルミニウム板であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネル。
  8. 前記保護フィルムは前記輝尽性蛍光体層を覆う保護フィルムが2種以上の樹脂フィルム層を2層以上積層してなる積層フィルムであって、少なくとも1層が金属酸化物を蒸着した樹脂フィルム層であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像変換パネル。
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