JP2006118737A - 空気調和機のフィルター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス性に優れた空気調和機を提供すること。
【解決手段】熱交換器20を通過する空気の塵埃を集塵する駆動可能なエアフィルター2と、エアフィルター2に付着した塵埃を除去することが可能な除去部材12cと、除去部材12cによって除去された塵埃を収納可能な埃収納部8を備えた空気調和機のフィルター装置において、埃収納部8に連通した吸引装置9と、埃収納部8に空気流入口11を設けることにより、エアフィルター2に付着した塵埃を自動清掃できるため、エアフィルター2を定期的に清掃する手間が省ける空気調和機のフィルター装置を提供できる。
【選択図】図2
【解決手段】熱交換器20を通過する空気の塵埃を集塵する駆動可能なエアフィルター2と、エアフィルター2に付着した塵埃を除去することが可能な除去部材12cと、除去部材12cによって除去された塵埃を収納可能な埃収納部8を備えた空気調和機のフィルター装置において、埃収納部8に連通した吸引装置9と、埃収納部8に空気流入口11を設けることにより、エアフィルター2に付着した塵埃を自動清掃できるため、エアフィルター2を定期的に清掃する手間が省ける空気調和機のフィルター装置を提供できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、エアフィルターの清掃を自動的に行うようにした空気調和機のフィルター装置に関するものである。
従来の空気調和機のフィルター装置は、熱交換器の前面に、空気調和機の本体内部へ塵埃が侵入することを防ぐためのエアフィルターが設けられており、このエアフィルターは付着した塵埃を手で清掃できるように着脱自在に構成されている。こうした構成でのフィルター装置は頻繁なメンテナンスが必要となるだけでなく、メンテナンスが行われるまでの間にはエアフィルターが徐々に目詰まりしていき、その結果、熱交換器を通過する風量が低下し、空調能力が低下して消費電力の増大につながることとなる。
このため、エアフィルターのメンテナンスの手間を低減する目的で、エアフィルターに付着した塵埃をブラシにて定期的に清掃する自動清掃装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−99479号公報
しかしながら、上記従来技術では、ある程度の時間が経過したらブラシで掻き落として集めた塵埃を処理しなくてはならずメンテナンスの手間が大幅に軽減されるものではなかった。こうした観点からエアフィルターの自動清掃装置としてはエアフィルターに付着した塵埃をブラシで掻き落とした後、吸引清掃し、吸引された塵埃を集塵装置に集塵もしくは室外へ排出する清掃方法が好ましい。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、メンテナンス性に優れた空気調和機のフィルター装置を提供するものである。
前記課題を解決するため本発明は、熱交換器を通過する空気の塵埃を集塵する駆動可能なエアフィルターと、除去部材と、空気流入口を設けた埃収納部と、前記埃収納部に連通した吸引装置とを具備した空気調和機のフィルター装置である。
これによって、エアフィルターに付着した塵埃を除去部材で掻き落として、埃収納部に集めつつ、吸引装置で吸引して集塵装置に集塵もしくは室外へ排出することが可能となる。
本発明の空気調和機のフィルター装置は、エアフィルターに付着した塵埃の自動清掃を可能にして、メンテナンス性を向上することができる。
第1の発明は、熱交換器を通過する空気の塵埃を集塵する駆動可能なエアフィルターと、除去部材と、埃収納部を備えた空気調和機のフィルター装置において、前記埃収納部に連通した吸引装置と、前記埃収納部に空気流入口を設けたことにより、エアフィルターに付着した塵埃を除去部材で埃収納部内に掻き落としながら、吸引装置で吸引して集塵装置に集塵もしくは室外へ排出することが可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明の除去部材を複数個設けたことにより、エアフィルターに付着した塵埃をより確実に掻き落とすことができるため、清掃性の向上が図れる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の収納部に設けた空気流入口を開閉自在にしたことにより、エアフィルターに付着した塵埃を除去部材で掻き落とし、収納部に集めたのち、吸引装置で一気に吸引して、集塵装置に集塵もしくは室外へ排出することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1の発明の除去部材を埃収納部の内部に配したことにより、除去部材で除去された塵埃を漏れなく埃収納部に収納することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機のフィルター装置の斜視図であり、図2は図1のI−I線の断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機のフィルター装置の斜視図であり、図2は図1のI−I線の断面図である。
図1に示すように、空気調和機のフィルター装置1は、下部にエアフィルター2を巻き取る回転自在な巻取軸3と駆動モータ4を、上部にエアフィルター2を引張り支持する回転自在な支持軸5と、この支持軸5に回転力を付加するバネ6を有し、エアフィルター2を巻取軸3から支持軸5へ導くフレーム7と、このフレーム7の下部に塵埃を収納可能な埃収納部8を設けている。また、埃収納部8は吸引装置9と連通して、吸引装置9には排気ダクト10が連結されて室外へ引き回されている。そして、埃収納部8には空気流入口11を設けている。また、図2に示すように、埃収納部8の内部にはエアフィルター2に接した除去部材12cを設けている。
以上のように構成された空気調和機のフィルター装置1について、以下その動作、作用を説明する。
空気調和機のフィルター装置1の動作停止時は、エアフィルター2がバネ6の弾性力でフレーム7に沿って引張り上げられて支持軸5に支持されているため、空気調和機のフィルター装置1の全面はエアフィルター2で覆われている。そして、空気調和機のフィルター装置1を通過する空気に含まれる塵埃はエアフィルター2で集塵される。
エアフィルター2が汚れた場合、空気調和機のフィルター装置1を作動させると、駆動モータ4が回転動作してエアフィルター2はフレーム7に沿って移動しながら巻取軸3に巻き取られる。この時、エアフィルター2に付着していた塵埃は、除去部材12cで掻き落とされ埃収納部8に漏れなく収納される。また、駆動モータ4の動作と同時に吸引装置9が作動するため、埃収納部8に設けた空気流入口11から流入する吸引風により、除去部材12cで掻き落とされた塵埃は埃収納部8から吸引装置9へと導かれ、排気ダクト10を通って室外へ排出される。
そして、エアフィルター2が巻取軸3に全て巻き取られたときに、駆動モータ4を逆回転させると、エアフィルター2はバネ6の弾性力でフレーム7に沿って引張り上げられ、初期の状態に戻ることができる。
これにより、エアフィルター2に付着した塵埃を自動で清掃することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機のフィルター装置1の断面図であり、図1のI−I線の断面図である。
図3は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機のフィルター装置1の断面図であり、図1のI−I線の断面図である。
以下の説明において、実施の形態1の説明と重複する空気調和機のフィルター装置1の構成、動作に関する説明は省略する。
図3に示すように、除去部材12a〜12dを埃収納部8の上下およびエアフィルター2の表面と裏面にそれぞれ配設したものである。そして、上部の除去部材12a、12bはエアフィルター2が下降中はフィルター面から離れ、上昇中はフィルター面に接する構造となっている。また、下部の除去部材12c、12dはエアフィルター2が下降中はフィルター面に接し、上昇中はフィルター面から離れる構造となっている。
そして、このような構成をとることにより、エアフィルター2に付着した塵埃をより完全に掻き落とすことが可能となるため、清掃性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機のフィルター装置1の斜視図である。
図4は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機のフィルター装置1の斜視図である。
以下の説明において、実施の形態1,2と重複する説明は省略する。
図4に示すように、埃収納部8の空気流入口11に開閉弁13と開閉モータ14を設け、空気流入口11を開閉自在な構造にしたものである。尚、この空気流入口11は通常は開閉弁13により閉じられており、吸引装置9と連動して開口するものである。
そして、このような構成をとることにより、エアフィルター2に付着した塵埃を除去部材12a〜12dで掻き落として埃収納部8に集塵したのち、吸引装置9を作動させて集塵した塵埃を一気に吸引して室外に排出することができる。このため、吸引装置9の可動時間が短縮できて省エネが図れるとともに、騒音発生時間も短縮できるため快適性を向上させることができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機の正面図であり、図6は図5のII−II線の断面図である。
図5は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機の正面図であり、図6は図5のII−II線の断面図である。
図6に示すように、空気調和機の本体24の内部には熱交換器20が設けられ、空気の流路となる風流路22が形成されている。この風流路22内にはファン21が配設され、本体24の前面から上面に渡り形成される吸込口19から吸い込み、吹出口23から吹出す空気の流れを発生させている。そして、実施の形態1から3で述べたいずれかのフィルター装置1を、本体24の前面から上面に渡り形成される吸込口19と熱交換器20の間にL字型の形状で配設している。
そして、このような構成をとることにより、吸込口19から吸込まれた空気に含まれる塵埃はフィルター装置1で集塵されるため、熱交換器へ塵埃が付着することを防ぐことができる。また、実施の形態1から3で述べたように、フィルター装置1で集塵した塵埃は自動的に清掃処理されるため、メンテナンス性に優れた空気調和機が提供できる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機のフィルター装置は、エアフィルターに付着
した塵埃を自動で清掃できるメンテナンス性に優れているため、空気清浄機など空気中の塵埃を集塵するエアフィルターを装着した機器にも適用できる。
した塵埃を自動で清掃できるメンテナンス性に優れているため、空気清浄機など空気中の塵埃を集塵するエアフィルターを装着した機器にも適用できる。
1 フィルター装置
2 エアフィルター
3 巻取軸
4 駆動モータ
5 支持軸
6 バネ
7 フレーム
8 埃収納部
9 吸引装置
10 排気ダクト
11 空気流入口
12a 除去部材
12b 除去部材
12c 除去部材
12d 除去部材
13 開閉弁
14 開閉モータ
19 吸込口
20 熱交換器
21 ファン
22 風流路
23 吹出口
24 本体
2 エアフィルター
3 巻取軸
4 駆動モータ
5 支持軸
6 バネ
7 フレーム
8 埃収納部
9 吸引装置
10 排気ダクト
11 空気流入口
12a 除去部材
12b 除去部材
12c 除去部材
12d 除去部材
13 開閉弁
14 開閉モータ
19 吸込口
20 熱交換器
21 ファン
22 風流路
23 吹出口
24 本体
Claims (4)
- 熱交換器を通過する空気の塵埃を集塵する駆動可能なエアフィルターと、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去することが可能な除去部材と、前記除去部材によって除去された塵埃を収納可能な埃収納部を備えた空気調和機のフィルター装置において、前記埃収納部に連通した吸引装置と、前記埃収納部に空気流入口を設けたことを特徴とする空気調和機のフィルター装置。
- 除去部材を複数個設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機のフィルター装置。
- 埃収納部の空気流入口を開閉自在としたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機のフィルター装置。
- 除去部材が埃収納部の内部に配されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機のフィルター装置。
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