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JP2006103813A - 物品追跡情報格納方法および物品追跡情報格納システム - Google Patents

物品追跡情報格納方法および物品追跡情報格納システム Download PDF

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JP2006103813A JP2004288812A JP2004288812A JP2006103813A JP 2006103813 A JP2006103813 A JP 2006103813A JP 2004288812 A JP2004288812 A JP 2004288812A JP 2004288812 A JP2004288812 A JP 2004288812A JP 2006103813 A JP2006103813 A JP 2006103813A
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Shoichi Nakagami
昇一 中上
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崇 柳田
Hirohisa Shimonaga
浩久 下永
Junichi Matsuda
純一 松田
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Abstract

【課題】 物品の流通の各段階において、対象物品に不具合があった場合に、その発生場所や発生原因などを特定できる情報を蓄積する手段を提供すること。
【解決手段】 各流通段階において、RFIDタグ1fから識別情報読取手段1cにより識別情報を取得して、当該RFIDタグが添付された物品の物理特性情報を物理量計測手段1bにより取得する手順と、比較判定手段が、物理特性情報を所定の閾値情報と比較して、この閾値情報の範囲から外れたか否かを示す情報を含んだ判定情報を出力する手順と、登録手段が、この取得した識別情報、物理特性情報および判定情報を、取得時間および取得した流通段階を特定する情報を含んで、当該情報群を識別する情報と対応付けて記憶手段に格納する手順とを含んだ物品追跡情報格納方法を課題の解決手段とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トレーサビリティに用いる情報を蓄積する方法およびそのシステムに関し、特に物品の追跡情報と合わせて物品の流通段階において発生する不具合の発生場所を特定できる情報を蓄積する物品追跡情報格納方法および物品追跡情報格納システムに関する。
一般消費者の食の安全性に対する関心の高まりにつれて、生鮮品などの物流における様々なトレーサビリティシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、生産、加工、販売の各段階において端末装置から取り扱う農産物に関する情報を入力してサーバに格納するトレーサビリティシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたようなトレーサビリティシステムでは、物流の各段階における農産物の通過時間、その場所、各段階における農産物の取り扱いに関する情報などを閲覧できるだけであり、流通する農産物に、破損、変形または変色などの不具合が生じた場合に、この不具合が発生した場所を特定することは難しかった。
また、工場などのラインにおける物品の不具合を識別するために、ビデオカメラや各種の物理量を測定するセンサなどを用いて、製造または加工段階における物品の不具合を検出する装置が提案されている。例えば、特許文献2には、検査対象の物品にレーザ光を照射して、その反射光の強度分布から物品の欠陥を検出する欠陥検査装置が提案されている。
しかしながら、このような欠陥検査装置は、装置が設置された箇所における規定外の物品を識別するだけあり、この規定外の物品について、この欠陥検査装置の前段側の工程に遡って、不具合が発生した場所を特定することはできなかった。
特開2004−78743号公報(段落0024〜0038、図6) 特開平4−122844号公報(3頁左上4行目〜右上18行目、図1)
したがって、本発明の解決しようとする課題は、物品の流通の各段階において、対象物品に不具合があった場合に、その発生場所を特定できる情報を蓄積する手段を提供することにある。
前記の課題を解決するために本発明は、各流通段階において、RFID(Radio Frequency Identifier)タグから識別情報読取手段により識別情報を取得して、当該RFIDタグが添付された物品の物理特性情報を物理量計測手段により取得する手順と、比較判定手段が、物理特性情報を所定の閾値情報と比較して、この閾値情報の範囲から外れたか否かを示す情報を含んだ判定情報を出力する手順と、登録手段が、この取得した識別情報、物理特性情報および判定情報を、取得時間および取得した流通段階を特定する情報を含んで、当該情報群を識別する情報と対応付けて記憶手段に格納する手順とを含んだ物品追跡情報格納方法を提供する。
さらに、前記の課題を解決するために本発明は、各流通段階において、RFIDタグに格納された識別情報を取得する識別情報読取手段と、物品の物理特性情報を取得する物理量計測手段と、この物理特性情報を所定の閾値情報と比較して、この閾値情報の範囲から外れたか否かを示す情報を含んだ判定情報を出力する比較判定手段と、識別情報、物理特性情報および判定情報を含んで格納する記憶手段と、取得した識別情報、物理特性情報および判定情報を、取得時間および取得した流通段階を特定する情報を含んで、当該情報群を識別する情報と対応付けて、前記した記憶手段に格納する登録手段とを含んで構成される物品追跡情報格納システムを提供する。
本発明によると、流通する物品の識別情報、物理特性情報を含んで蓄積できることで、不具合発生場所を特定できるトレーサビリティシステムを実現することができる。
本発明の実施の形態を添付した図面を参照しつつ説明する。本実施の形態では、物流の対象となる物品を撮像した画像情報を用いて、物流の各工程で物品に発生する不具合を判定する判定情報を出力するとともに、RFIDタグから、この物品を識別する識別情報を取得し、これらの情報を合わせて格納する物品追跡情報格納システムおよび物品追跡情報格納方法について説明する。
ここで、RFIDタグとは、自身の識別情報を格納する小型のIC(Integrated Circuit)チップと、金属製のアンテナで構成される装置であり、物品に貼付されることで、物品を識別するタグとして用いることができる。
このRFIDタグのICチップに格納された識別情報は、専用のRFIDリーダを用いることで、非接触にて読み取られる。RFIDリーダは、RFIDタグの種類に応じて、電波または電磁波をRFIDタグに送信して非接触電力伝送技術により、RFIDタグに電力を供給する。この電力によりRFIDタグは、自身のICチップに格納した識別情報をRFIDリーダに送信することができる。
初めに、本実施の形態の物品追跡情報格納システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態の物品追跡情報格納システムの構成を例示した図である。図1に示すように、本実施の形態の物品追跡情報格納システムは、ネットワーク2を介して、物流の各工程に設置されるチェックポイント1−1,1−2,・・,1−n(以下、「チェックポイント1」と省略する)と、各チェックポイント1から送信される情報を格納する制御装置3とから主に構成される。
次に、図1に示した物品追跡情報格納システムの各構成要素について詳しく説明する。
(チェックポイント)
図2はチェックポイント1の装置構成を例示した図である。図2に示すように、チェックポイント1は、複数の機器が接続され、その機器から送られる情報などを制御装置3(図1参照)に送信するコントローラ1aと、RFIDタグ1fが貼付された物品1eを撮像するビデオカメラ1bと、RFIDタグ1fに格納された識別情報を読み取るRFIDリーダ1cと、後記する閾値に対する判定結果などを表示するディスプレイ1dとから主に構成される。
次に、チェックポイント1の各構成要素について、さらに詳しく説明する。
(コントローラ)
コントローラ1aは、ビデオカメラ1bが撮像した画像から物品1eを切り出した画像情報とRFIDリーダ1cから送られたこの物品1eの識別情報とを制御装置3に送信し、この制御装置3から受け取ったこの物品1eの閾値に対する判定結果をディスプレイ1dに表示する機能を少なくとも有している。
コントローラ1aは、ビデオカメラ1b、RFIDリーダ1cおよびディスプレイ1dのインターフェイスと、ビデオカメラ1bが撮像した画像から物品1eを検出して切り出しをおこない画像情報として出力し、ディスプレイ1dに表示する画面表示の情報を作成する情報処理部と、RFIDリーダ1cから送られた識別情報や情報処理部が出力した画像情報などを制御装置3に送信する通信部とを含んだコンピュータにより具現化される。
コントローラ1aは、前記した画像情報および識別情報のほかに、このコントローラ1aが設置されるチェックポイント1を特定するチェックポイントID、物品1eを検出した時間またはRFIDリーダ1cにおいて物品1eを検出した時間の情報などを制御装置3に送信する。また、チェックポイント1を移動可能に運用する場合には、コントローラ1aとして、PDA(Personal Digital Assistant)を用いることができ、このPDAとネットワーク2とは、無線通信手段により接続してもよい。
(ビデオカメラ)
請求項の画像入力手段に相当するビデオカメラ1bは、対象となる物品1eの画像を撮像してコントローラ1aに伝送する。ビデオカメラ1bが撮像した画像は、コントローラ1aにおいて物品1eを検出した場合に画像情報として切り出され、この画像情報はネットワーク2を介して制御装置3に送信される。
(RFIDリーダ)
RFIDリーダ1cは、RFIDタグ1fに電波または電磁波を送信することで非接触電力伝送をおこない、RFIDタグ1fから送信された識別情報を含んだ信号を受信すると、識別情報を抽出してコントローラ1aに送信する。
RFIDリーダ1cは、物品1eをベルトコンベアなどに載せて移送する場合には、RFIDタグ1fの受信する電波または電磁波が最小動作強度以下にならない位置に配置される。また、チェックポイント1を移動可能に運用する場合には、ハンディタイプのRFIDリーダ1cを用いることができる。
なお、本実施の形態では、物品1eの識別情報のキャリアとしてRFIDタグ1fを用いることとしたが、RFIDタグ1f以外にも、1次元コードや2次元コードなどのバーコードを用いることも可能であるが、非接触で利用可能でありかつタグの貼付場所による読取性能の影響を受けにくいRFIDタグ1fを用いることが望ましい。
(ディスプレイ)
ディスプレイ1dには、後記する制御装置3により、後記する物品1eの特徴量の閾値に対する判定情報を表示させることができる。ここで、物品1eの特徴量が閾値から外れた場合には、この判定情報と、この判定に用いられた画像情報および閾値からの差を表示してもよい。
なお、コントローラ1aとしてPDAを用いた場合には、ディスプレイ1dはコントローラ1aと一体となる。また、ディスプレイ1dは、本発明に必須の構成要素ではなく、ディスプレイ1dを備えない構成や、ディスプレイ1dにかえて、物品1eが'不良'と判定されると、リレー回路を用いてランプを点灯させたり、ブザーを鳴らせたりする構成なども考えられる。
(RFIDタグ)
物品1eに貼付されるRFIDタグ1fは、RFIDリーダ1cから、電波または電磁波を受信することで非接触にて電力を受け取り、予めICチップに格納されたこのRFIDタグ1fを識別する識別情報を含んだ信号を、RFIDリーダ1cに送信する。
RFIDタグ1fは、物品1eに直接貼付することだけでなく、物品1eの入ったパレットに貼付されたり、荷札として物品1eに添付したり、様々な形態で流通過程を通じて物品1eと一緒にチェックポイント1を通過する。
(制御装置)
制御装置3は、ネットワーク2を介して、複数のチェックポイント1から送信された物品1eの画像情報および識別情報などを受信して格納し、この受信した画像情報を処理して特徴量を抽出し、この特徴量を所定の閾値と比較することで閾値に対して外れたか否かを示す判定情報を出力したり、この受信した画像情報を文字認識して文字コードを出力したりする。
制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブを含んで構成され、典型的には、ネットワーク2と通信可能なサーバ用コンピュータで実現される。制御装置3は、ハードディスクドライブに格納された専用のプログラムをRAMに展開してCPUが実行することで制御装置3として動作する。この専用のプログラムを実行したときの制御装置3の機能ブロック図を図3に例示する。
図3に示すように、制御装置3は、コントローラ1aから送信された物品1eの画像情報から、物品1eの大きさや色などの特徴量である画像特徴情報を抽出する特徴量抽出手段301と、この画像情報から文字認識をおこない、文字コードを出力する文字認識手段302と、後記する規定モノ特徴量DB309から物品1eの特徴量の閾値を閾値情報として検索する閾値情報検索手段303とを含んで構成される。
さらに、制御装置3は、特徴量抽出手段301が抽出した物品1eの画像特徴情報および閾値情報検索手段303が検索した閾値情報を比較して、画像特徴情報が閾値情報から外れたか否かを示す判定情報を出力する比較判定手段304と、後記するトレーサビリティDB310および画像特徴量DB311などに情報を登録する登録手段305と、ネットワーク2を介してチェックポイント1のコントローラ1aと通信をおこなう通信手段306とを含んで構成され、これらの手段および後記する各データベースは内部バス307により接続されている。
また、制御装置3は、個別モノ属性DB308、規定モノ特徴量DB309、トレーサビリティDB310および画像特徴量DB311の各データベースを含んで構成され、これらのデータベースは、制御装置3のハードディスク上の領域を割当てることで具現化される。ここで、制御装置3の各データベースおよび各データベースに格納される情報について、例を挙げて説明する。
個別モノ属性DB308は、物品1eに貼付されたRFIDタグ1fに格納される識別情報と、それに対応する物品1eに関する情報を格納したデータベースである。ここで、表1は、個別モノ属性DB308に格納される情報を例示しており、物品1eを特定する識別情報ごとに、その物品1eの型番や製造番号などの物品1eに固有な情報が格納されている。
なお、取り扱う物品1eの種類が1種類である場合などには、物品1eの型番の項目は省略することもできる。
Figure 2006103813
次に、規定モノ特徴量DB309には、物品1eの型番ごとに物品1eの大きさや色などの特徴量の閾値を閾値情報として格納したデータベースであり、同じ物品1eであっても、物流や加工の段階などで複数の閾値を有する場合には、チェックポイント1を特定するチェックポイントIDごとに閾値情報を設定することもできる。また、設定される閾値情報は、上限値または下限値として設定するほかに、所定の幅(上限値および下限値)を有する値や、複数の領域に区分された値を設定することもできる。ここで、表2は、規定モノ特徴量DB309に格納される情報を例示しており、各チェックポイント1を特定するチェックポイントIDと物品1eの型番とに応じて、物品1eの色、形、大きさなどの閾値情報が格納されている。
なお、表2に示した規定モノ特徴量DB309に格納される閾値情報を、各物品1eに貼付されるRFIDタグ1fに予め格納しておくことで、規定モノ特徴量DB309を省略した構成とすることも可能である。
Figure 2006103813
次に、トレーサビリティDB310には、物品1eの通過したチェックポイント1を特定するチェックポイントIDと、その通過時間と、比較判定手段304が出力する判定情報とを含んで格納したデータベースであり、これらの情報は、各レコードを特定するために、レコードごとに登録手段305が一意に生成するトレースIDと対応させて格納される。
ここで、表3は、トレーサビリティDB310に格納される情報を例示しており、トレーサビリティDB310には、登録手段305が生成するトレースIDに対応付けて、物品1eの識別情報、チェックポイントID、物品1eの通過時間、および比較判定手段304が出力した判定情報を含んで格納されている。
なお、本実施の形態では、RFIDタグ1fとして、識別情報を格納したROMタイプのものを用いた例を示しているが、RAMタイプのRFIDタグ1fを用いた場合には、トレーサビリティDB310に格納される当該RFIDタグ1fに関する情報を、RFIDタグ1f自身にも格納することが可能である。
Figure 2006103813
そして、画像特徴量DB311には、特徴量抽出手段301において抽出された物品1eの画像特徴情報または文字認識手段302において認識された画像情報に含まれる文字コードの情報などが、前記したトレーサビリティDB310の各レコードを特定するトレースIDと対応付けて格納されている。
ここで、表4は、画像特徴量DB311に格納される情報を例示しており、トレースIDに対応付けて、特徴量抽出手段301が出力する画像特徴情報である物品1eの色、形、および最大幅の情報を含んで格納されている。また、画像特徴量DB311には、コントローラ1aから送信された画像情報をそのまま格納しておくこともできる。
Figure 2006103813
なお、本実施の形態では、制御装置3において画像特徴情報の抽出や文字認識などの画像処理を実行する各手段を備えることとしたが、コントローラ1aにおいてこれらの画像処理をおこない、制御装置3には各データベースと、閾値情報検索手段303および登録手段305とを備える構成とすることもできる。また、制御装置3の機能を複数のサーバ用コンピュータに分散させて構成することもできる。
また、本実施の形態では、物品1eの特徴量として画像特徴情報を取得することとしたが、ビデオカメラ1bにかえて、物理量計測手段として、例えば、重量計を接続することで、物品1eの特徴量として重量情報を取得する構成としてもよい。このように、物品1eの物理量を測定する装置を変更することで、様々な物理量を物理特性情報として取得可能である。
(制御装置の動作)
次に、物品1eがチェックポイント1を通過したときに、制御装置3がトレーサビリティDB310および画像特徴量DB311に情報を格納するまでの過程を、図4に示したフローチャートを参照しつつ説明する(適宜図1ないし図3参照)。
ここでは、制御装置3が、物品1eの画像情報から画像特徴情報を抽出して、この画像特徴情報と規定モノ特徴量DB309に格納された閾値情報とを比較して判定情報を出力し、トレーサビリティDB310および画像特徴量DB311に各情報を格納する場合の制御装置3の動作について説明する。
例えば、ベルトコンベアに載せられた物品1eに貼付されたRFIDタグ1fは、チェックポイント1においてRFIDリーダ1cの検知範囲に入ると、RFIDリーダ1cから作用する電磁波または電波などにより起電力を生じ、RFIDリーダ1cに識別情報を含んだ信号を送信する。これにより、RFIDリーダ1cは、物品1eの識別情報を検出する。そして、制御装置3は、この識別情報をコントローラ1aから受信する。
また、物品1eがビデオカメラ1bの視野に入ると、コントローラ1aは、公知の画像認識技術によりこの画像から物品1eを検知して切り出しをおこない、画像情報を出力する。そして、制御装置3は、この画像情報をコントローラ1aから受信する。
ここで、ビデオカメラ1bから入力された物品1eの画像情報の検出と、RFIDリーダ1cにおけるRFIDタグ1fの識別情報の検出とは、ビデオカメラ1bおよびRFIDリーダ1cの設置位置や、RFIDタグ1fの貼付位置や個体差により、検知の順番が常に同じとは限らない。そのため、制御装置3は、コントローラ1aから識別情報または画像情報のいずれかを受信すると(ステップS100)、コントローラ1aから受信していない未取得の画像情報または識別情報を受信したか否かの判断を実行する(ステップS101)。
ここで、未取得の識別情報または画像情報が受信していない場合は(ステップS101においてNoの場合)、ステップS102で示した条件ループにより、未取得の識別情報または画像情報を受信するまで所定時間待機し、さらに、所定時間経過後に、識別情報または画像情報のうち一方しか受信していない場合には(ステップS102においてYesの場合)、チェックポイント1における物品1eの検出に失敗したとして所定のタイムアウト処理を実行して(ステップS103)、全ての処理を終了する。
ここで、タイムアウトになる場合は、RFIDタグ1fの読取不良、貼り忘れ、二重貼りなどのRFIDタグ1f側の不良である可能性が高いため、所定のタイムアウト処理としては、担当者にRFIDタグ1fを調査させる旨をディスプレイ1dに表示させる情報をコントローラ1aに送信することなどが考えられる。
また、所定時間までに識別情報および画像情報の両方を受信した場合には(ステップS101においてYesの場合)、制御装置3は、閾値情報検索手段303において、受信した識別情報を用いて、個別モノ属性DB308からこの物品1eの型番を検索し、さらに、この検索された型番の情報および識別情報を送信したコントローラ1aを特定するチェックポイントIDを用いて、規定モノ特徴量DB309に格納されたこの物品1eの特徴量の閾値情報を検索する(ステップS104)。
次に、制御装置3は、特徴量抽出手段301において、公知の画像処理技術により、物品1eの画像情報から画像特徴情報を抽出する(ステップS105)。ここで、物品1eの画像特徴情報としては、例えば、物品1eの形状、大きさ、RGBデータのような色などの項目に関する情報が考えられる。ステップS105においてどのような物理量を画像特徴情報の項目として抽出するかは、予め決められており、単独の項目を抽出するだけでなく、複数の項目を組み合わせて抽出することもできる。また、物品1eから放射される赤外線をビデオカメラ1bにて撮像して物品1eの温度を検出することなども考えられる。
なお、ステップS104において、規定モノ特徴量DB309から検索される物品1eの特徴量の閾値情報は、ステップS105において、特徴量抽出手段301が抽出する画像特徴情報の項目に対応する閾値情報が検索される。
次に、制御装置3は、ステップS105において閾値情報検索手段303が検索した物品1eの特徴量の閾値情報と、ステップS106において特徴量抽出手段301が抽出した物品1eの画像特徴情報とを比較判定手段304において比較をおこない、物品1eの画像特徴情報が閾値情報から外れたか否かなどを判定して、この判定の結果を判定情報として出力する(ステップS106)。
この判定情報は、閾値情報が上限値、下限値または所定幅を持った値であれば、例えば表3の'判定結果'の項目に示すように"○"または"×"のような2値情報として出力される。また、閾値情報が複数の領域に区分されたものであれば、画像特徴情報がどの区分に属するかを示す情報を判定情報とすることができる。
制御装置3は、判定情報を出力すると、登録手段305において、物品1eがチェックポイント1を通過する際に生成された情報を特定するために、トレーサビリティDB310のレコードに一意に付されるトレースIDを発生する。登録手段305は、このトレースIDと対応させて、受信した物品1eの識別情報、チェックポイントID、画像情報または識別情報を受信した時間、比較判定手段304が出力した判定情報などを、トレーサビリティDB310(表3参照)に格納する(ステップS107)。
そして、登録手段305は、受信した画像情報や、特徴量抽出手段301が抽出した画像特徴情報などを、前記したトレースIDと対応付けて画像特徴量DB311に格納する(ステップS108)。
次に、比較判定手段304は、ステップS106において出力した判定情報に基づいて、判定情報が判定正常であるか判定不良であるか、すなわち特徴量抽出手段301が抽出した画像特徴情報が、閾値情報から外れたか否かを判定する(ステップS109)。この判定において、画像特徴情報が閾値情報から外れていない場合は(ステップS109においてNoの場合)、そのまま、物品1eに関する処理は終了する。また、閾値情報を外れていた場合は(ステップS109においてYesの場合)、所定のエラー処理を実行し(ステップ110)、この物品1eに関する処理は終了する。
ここで、所定のエラー処理とは、例えば、ディスプレイ1dに判定不合格であることを示す画面表示を出力することなどが考えられる。
図4のフローチャートに示すような処理を物品1eが流通の各段階に設置されるチェックポイント1を通過する度に実行することで、トレーサビリティDB310には、物品1eのトレーサビリティに関する情報が蓄積される。また、このトレーサビリティDB310に格納された情報のうち、トレースIDをキー情報として画像特徴量DB311に格納されたチェックポイント1を通過した際の物品1eの画像特徴情報や、画像情報が検索できるため、物品1eに不具合が発生した場合に、物流の各段階、各工程などのチェックポイント1が設置された箇所に遡ってこの不具合の原因を調べることができる。
なお、本実施の形態の物品追跡情報格納システムにおいて、文字認識手段302により画像情報から文字認識をおこなう例については、後記する実施形態例の中で説明する。
[第1実施形態例]
次に、前記した物品追跡情報格納システムを、青果品などの農産物である物品の物流に適用した第1実施形態例について説明する。
ここで、図5は、青果品などの農産物である物品1e−1の物流工程に、前記した物品追跡情報格納システムを適用した本実施形態例を説明する図である。図5に示した物流工程において、生産工程では、農産物である物品1e−1は、生産者により生産され、出荷前にRFIDタグ1fを貼付される。また、配送工程では、生産者が出荷した物品1e−1は、配送業者などにより、この物品1e−1を加工する加工工場などに配送される。そして、加工工程では、配送業者により加工工場に配送された物品1e−1は加工されて、加工製品として出荷される。
このような物流工程において、物品1e−1は農産物であるため、経時的に鮮度が低下してしまう。このため、生産者から加工工場に、規定の鮮度を有する物品1e−1を納品するためには、配送工程における配送時間を考慮して適切な所在地の加工工場に出荷する必要がある。このような鮮度管理のために、本実施形態例の物品追跡情報格納システムは好適に適用できる。以下、本実施形態例の各工程について詳しく説明する(適宜、図1ないし図4参照)。
なお、図5に示した物品追跡情報格納システムでは、図1に示したようなネットワーク2および制御装置3の図示は省略されており、チェックポイント10−1,・・・,10−5は、図示しないネットワーク2を介して制御装置3と接続されている。
また、加工工程などにおいて工場内に物品追跡情報格納システムを適用する例については、後記する第2実施形態例の中で詳しく説明する。
(生産工程)
図5を参照して、生産工程で生産された物品1e−1には、出荷前にRFIDタグ1fが予め貼付され、表1に示すような個別モノ属性DB308および規定モノ特徴量DB309が入力されている。
そして、RFIDタグ1fが貼付された物品1e−1は、出荷される際にベルトコンベアなどに載せられてチェックポイント10−1を通過し、識別情報や、画像情報や、判別情報などの情報が制御装置3の所定のデータベースに格納される。
チェックポイント10−1において、物品1e−1の鮮度を測定するために、制御装置3の特徴量抽出手段301は、物品1e−1の画像情報から、色情報を画像特徴情報として抽出する。この色情報としては数値化されたRGBデータなどを用いることができる。
さらに、規定モノ特徴量DB309に、例えば、表5に示すような3つの領域に区分された閾値情報が格納されており、これにより、判定情報として'鮮度A','鮮度B'または'鮮度C'のような、鮮度に関する情報が出力される。また、この閾値情報から外れた画像特徴情報を有する物品1e−1は'鮮度不良'と判定され、この判定情報はチェックポイント10−1に設置されたディスプレイ1dに表示される。
Figure 2006103813
生産工程では、'鮮度不良'と判定された物品1e−1は、生産者により分別されて廃棄処分され、それ以外の物品1e−1は配送工程に出荷される。
なお、本実施形態例では、物品1e−1が特定の農産物とわかっているため、表5に示した規定モノ特徴量DB309には型番(品種)に関する情報は含まれていない。また、規定モノ特徴量DB309に格納する閾値情報として、物品1e−1の大きさに関する閾値情報を格納し、画像特徴情報として物品1e−1の大きさの情報を抽出することで、物品1e−1の大きさごとの選別をおこなうことも可能である。
(配送工程・加工工程)
次に、配送工程に出荷された物品1e−1は、配送工程の荷受場所に設けられたチェックポイント10−2により、ふたたび鮮度の判定を受ける。このとき出力される判定情報はチェックポイント10−2のディスプレイ1dに表示される。
ここで、配送工程では、後段側の加工工程に物品1e−1を配送することになるが、例えば、複数の遠隔した加工工場において物品1e−1を加工する場合には、加工工場までの距離や輸送手段(トラック、列車、船など)によって輸送時間が異なり、この輸送時間に応じて物品1e−1の鮮度が低下してしまう。したがって、輸送時間を要する加工工場に、鮮度が高い物品1e−1を優先して配送する必要がある。チェックポイント10−2において、入荷した物品1e−1の鮮度を判定することで、配送業者は、鮮度に応じた物品1e−1の配送先の振り分けをおこなうことができる。
チェックポイント10−2により、配送先の加工工場を決められた物品1e−1は、加工工程に配送され、加工工程をおこなう加工工場では、物品1e−1の荷受の際に、各加工工場に設置されたチェックポイント10−3,10−4,10−5において最終的な物品1e−1の鮮度判定をおこなって物品1e−1の加工をおこなう。
なお、本実施形態例では、説明のために、配送工程においてチェックポイント10−2を1ヶ所設けることとしたが、配送工程が複数に分かれている場合や、配送時間が長い場合には、チェックポイント10−2を複数設けることができる。また、加工工程においても、生産工程および配送工程と同様に、閾値情報および抽出される画像特徴情報の組合せを適宜変更することで、鮮度以外の画像特徴情報により物品1e−1の判定をおこなえる。
以上説明した本実施形態例によると、物品追跡情報格納システムを用いることで、鮮度管理をおこないつつ、トレーサビリティに関数する情報を蓄積することができる。また、鮮度不良の物品1e−1があった場合に、物品1e−1の鮮度が低下した場所、原因の究明を迅速におこなうことができる。
[第2実施形態例]
次に、本実施の形態の物品追跡情報格納システムを、加工工程における物品の検査工程に適用した第2実施形態例について説明する。
本実施形態例では、物品として複数種類からなる瓶詰め製品のような加工製品を想定し、本実施の形態の物品追跡情報格納システムを用いることで、図3に示した個別モノ属性DB308に格納する情報の入力をおこない、そして、物品1eの破損などの検査をおこなって、出荷のための仕分けをおこなう検査工程について説明する(適宜、図1ないし図3参照)。
ここで、図6は加工製品である物品1e−2,1e−3,1e−4の検査工程に、物品追跡情報格納システムを適用した本実施形態例を説明する図である。
図6に示した検査工程では、はじめに、ベルトコンベアラインであるラインA、ラインBおよびラインCから、それぞれ異なる加工製品である物品1e−2,1e−3,1e−4が流入し、各ラインに設けられたチェックポイント20−1,20−2,20−3を通過する。物品1e−2,1e−3,1e−4には、RFIDタグ1fと合わせて、製品型番や、製造番号などの情報を含んで印刷された商品ラベルが貼付されており、チェックポイント20−1,20−2,20−3では、制御装置3は、これらの情報を文字認識して個別モノ属性DB308(表1参照)に格納する情報として取得する。ここでは、商品ラベルに印刷された製造番号の情報を取得して、この取得した製造番号の情報を個別モノ属性DB308に格納する手順について詳しく説明する。
なお、ここでは、各ラインから流入する物品1e−2,1e−3,1e−4の製品型番は、ラインごとに、予め決まっているものとする。また、本実施形態例において、チェックポイント20−1ないしチェックポイント20−7は、ディスプレイ1dを省略した構成としたが、もちろん、ディスプレイ1dを備えて、チェックポイント20−1ないしチェックポイント20−7においておこなわれる判定結果などを表示することも可能である。
ここで、図7は、物品1e−2,1e−3,1e−4がチェックポイント20−1,20−2,20−3をそれぞれ通過したときに、制御装置3が、取得した情報を各データベースに情報を格納する手順を説明するフローチャートである。図7に示したフローチャートにおいて、ステップS200ないしステップS203に係る手順は、図4に示したチェックポイント1の動作を説明するフローチャートと同様であるため、その説明を省略する。
ステップS201において、コントローラ1aから識別情報および画像情報を受信すると(ステップS201の判定においてYesの場合)、制御装置3は、文字認識手段302において、受信した画像情報から、物品1e−2,1e−3,1e−4に貼付された商品ラベルに印刷された文字の文字認識を実行して、文字コードを出力する(ステップS204)。さらに、文字認識手段302において、この出力した文字コードから、物品1e−2,1e−3,1e−4の製造番号を抽出する(ステップS205)。このとき、商品ラベルに印刷される製造番号の位置が予め分かっている場合には、その領域に記入された文字を製造番号として認識する。また、ラベルに記載された製造番号の位置が特定できない場合には、予め製造番号のパターンデータを用意し、製造番号の文字列のパターンとマッチングする文字列を製造番号として抽出することができる。
次に、制御装置3の登録手段305は、物品1e−2,1e−3,1e−4がチェックポイント20−1,20−2,20−3を通過する際に生成された情報を特定するために発生したトレースIDに対応付けて、受信した物品1e−2,1e−3,1e−4の識別情報、チェックポイントID、画像情報または識別情報を受信した時間などを、トレーサビリティDB310(表3参照)に格納する(ステップS206)。そして、登録手段305は、受信した画像情報を、前記したトレースIDと対応付けて画像特徴量DB311(表4参照)に格納する(ステップS207)。
次に、制御装置3は、特徴量抽出手段301において、画像情報から製造番号を抽出できたか否かを判定する(ステップS208)。ここで、製造番号が抽出できていないと判定した場合は(ステップS208においてNoの場合)、所定のエラー処理を実行して(ステップS210)、全ての処理を終了する。
なお、ここで所定のエラー処理とは検査工程の担当者が手動で入力した、物品1e−2,1e−3,1e−4の製造番号を取得することなどが考えられる。
また、製造番号が抽出できたと判定した場合は(ステップS208においてYesの場合)、登録手段305は、個別モノ属性DB308(表1参照)に抽出した製造番号の情報を、RFIDタグ1fから取得した識別番号と対応付けて格納する(ステップS209)。以上の手順を経て、チェックポイント20−1,20−2,20−3において、トレーサビリティDB310および画像特徴量DB311に所定の情報が格納されるとともに、物品1e−2,1e−3,1e−4に貼付されたRFIDタグ1fの識別情報およびその製造番号が対応付けられて個別モノ属性DB308に格納される。
ふたたび、図6に戻って、チェックポイント20−1,20−2,20−3において製造番号を読み取られた物品1e−2,1e−3,1e−4は、ラインA,ラインBおよびラインCから、ラインDに集められ、チェックポイント20−4において破損の検査を受ける。チェックポイント20−4には、仕分け装置30−1が接続されており、チェックポイント20−4において、破損していると判定された物品1e−2,1e−3,1e−4は、仕分け装置30−1により廃棄トレイ40側に選別されてラインDから排出される。このチェックポイント20−4において、物品1e−2,1e−3,1e−4の破損の判定は、物品1e−2,1e−3,1e−4の画像情報から物品1e−2,1e−3,1e−4の形状を画像特徴情報として抽出することによりおこなわれる。
次に、チェックポイント20−4を通過した物品1e−2,1e−3,1e−4は、チェックポイント20−5に送られる。チェックポイント20−5には、同様に仕分け装置30−2が接続されており、物品1e−2,1e−3,1e−4の内容量に応じて、物品1e−2,1e−3,1e−4をラインEまたはラインFに仕分けをおこなう。このチェックポイント20−5において、物品1e−2,1e−3,1e−4の仕分けの判定は、画像情報から、物品1e−2,1e−3,1e−4内の液面高さを画像特徴情報として抽出して、内容量を判定することでおこなわれる。
そして、ラインEに設けられたチェックポイント20−6およびラインFに設けられたチェックポイント20−7では、出荷前の最終的な品質検査として、例えば、物品1e−2,1e−3,1e−4の内容物の色を画像特徴情報として抽出して、所定の閾値情報から外れていないかを検査する。
以上の過程を経て、物品1e−2,1e−3,1e−4は、ラインA,ラインB,ラインCから流入して、さまざまな検査を受けて、ラインEおよびラインFから流出して後段側の工程に受け渡される。
以上説明した本実施形態例によると、物品追跡情報格納システムを用いることで、品質管理をおこないつつ、トレーサビリティに関数する情報を蓄積することができる。また、品質不良の原因究明を迅速におこなえるだけでなく、RFIDタグ1fに格納される識別情報と物品1e−1,1e−2,1e−3の製造番号との対応付けをおこなうこともできる。
以上、二つの実施形態例について説明したが、本実施の形態の物品追跡情報格納システムは、これ以外にも物品1eが流通する形態をとるものであれば、様々に適用可能である。
例えば、本実施の形態の物品追跡情報格納システムを、宅配便のような配送業務に適用する場合には、最上流に設置されるチェックポイント1では、物品1eに貼付される送り状をビデオカメラ1bで撮像して文字認識をおこない、住所の情報を文字情報として抽出することで、物品1eの仕分けをおこなうシステムと連動させることも可能である。このとき、規定モノ特徴量DB309には請求項の参照情報に相当する住所録の情報を格納しておくことで、この住所録の情報に存在しない住所を'不良'として判定させることができる。
さらに、'不良'と判定された物品1eは配送のラインから取り除くことや、正しい住所と確認できた配送拠点まで配送し、この配送拠点において作業員が住所を訂正する作業をおこなうこととしてもよい。この正しい住所と確認できた配送拠点にて住所を訂正する場合には、物品1eが比較判定手段304により、'不良'と判定された時点で、判定に用いた文字情報または画像情報を、'不良'と判定したチェックポイント1から、訂正をおこなう配送拠点の所定のチェックポイント1に、制御装置3の登録手段305が自動で転送してディスプレイ1bに表示させる構成とすることが望ましく、これにより、訂正をおこなう配送拠点では作業員が予め住所録などを見て訂正の準備をおこなうことができる。
このように、本実施の形態の物品管理システムは、抽出する特徴量を変更することや、公知の生産管理システムや、前記した特許文献1に開示されたトレーサビリティシステムなどと組み合わせることで、様々に変形して実施可能である。
したがって、本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められる。
物品追跡情報格納システムの構成を示す図面である。 チェックポイントの装置構成を示す図面である。 制御装置のブロック構成図である。 制御装置において、画像情報に基づく判定をおこない、トレーサビリティDBおよび画像特徴量DBに情報を格納する過程を説明するフローチャートである。 物品追跡情報格納システムを農産物の物流に適用した実施形態例を説明する図面である。 物品追跡情報格納システムを加工工場などの検査工程に適用した実施形態例を説明する図面である。 制御装置において、個別モノ属性DBに製造番号の情報の格納する過程を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 チェックポイント
1a コントローラ
1b ビデオカメラ
1c RFIDリーダ
1d ディスプレイ
1e 物品
1f RFIDタグ
3 制御装置
301 特徴量抽出手段
302 文字認識手段
304 比較判定手段
305 登録手段
308 個別モノ属性DB
309 規定モノ特徴量DB
310 トレーサビリティDB
311 画像特徴量DB

Claims (16)

  1. 複数の流通段階において、少なくとも識別情報を格納したタグが添付された物品の流通履歴に関する情報を含んで格納する物品追跡情報格納方法であって、
    各流通段階において、前記タグから前記識別情報を識別情報読取手段により取得して、当該タグが添付された前記物品の物理特性情報を物理量計測手段により取得する手順と、
    登録手段が、取得した前記識別情報および前記物理特性情報を、取得した流通段階を特定する情報を含んで、当該情報群を識別する情報と対応付けて記憶手段に格納する手順とを含むこと、
    を特徴とする物品追跡情報格納方法。
  2. 前記記憶手段に格納する手順は、
    前記識別情報および前記物理特性情報を取得した時間の情報をさらに含んで、前記情報群を識別する情報と対応付けて、前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項1に記載の物品追跡情報格納方法。
  3. 前記物理量計測手段は、画像入力手段および、該画像入力手段が撮像した前記物品の画像から、前記物品の特徴量を前記物理特性情報として抽出する特徴量抽出手段から構成すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品追跡情報格納方法。
  4. 前記識別情報および前記物理特性情報を取得する手順の後に、
    比較判定手段が、前記物理特性情報を所定の閾値情報と比較して、前記閾値情報の範囲から外れたか否かを示す情報を含んだ判定情報を出力する手順をさらに含み、
    前記記憶手段に格納する手順では、前記登録手段が前記判定情報をさらに含んで前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の物品追跡情報格納方法。
  5. 前記識別情報および前記物理特性情報を取得する手順の後に、
    文字認識手段により、前記画像入力手段が撮像した前記物品の画像に含まれる文字を文字コードに変換して、該文字コードから所定の文字列を文字情報として抽出する手順をさらに含み、
    前記記憶手段に情報群を格納する手順では、前記登録手段が前記文字情報をさらに含んで前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項3に記載の物品追跡情報格納方法。
  6. 前記文字認識手段が抽出する所定の文字列は、前記物品に一意に付された文字列であること、
    を特徴とする請求項5に記載の物品追跡情報格納方法。
  7. 前記文字情報を抽出する手順の後に、
    比較判定手段が、前記文字情報を所定の参照情報と比較して、マッチングする情報がない場合には、後段側の所定の流通段階に設けられた表示手段に、少なくとも前記文字情報を送信して表示する手順を含むこと、
    を特徴とする請求項5に記載の物品追跡情報格納方法。
  8. 前記タグはRFID(Radio Frequency Identifier)タグであり、前記識別情報読取手段はRFIDリーダであること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の物品追跡情報格納方法。
  9. 複数の流通段階において、少なくとも識別情報を格納したタグが添付された物品の流通履歴を含んで蓄積する物品追跡情報格納システムであって、
    各流通段階において、前記タグに格納された識別情報を取得する識別情報読取手段と、
    前記物品の物理特性情報を取得する物理量計測手段と、
    前記識別情報および前記物理特性情報を含んで格納する記憶手段と、
    前記取得した識別情報および物理特性情報を、取得した流通段階を特定する情報を含んで、当該情報群を識別する情報と対応付けて、前記記憶手段に格納する登録手段とを含んで構成すること、
    を特徴とする物品追跡情報格納システム。
  10. 前記登録手段は、前記識別情報および前記物理特性情報を取得した時間の情報をさらに含んで、前記情報群を識別する情報と対応付けて、前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項9に記載の物品追跡情報格納システム
  11. 前記物理量計測手段は、画像入力手段および、該画像入力手段が撮像した前記物品の画像から、前記物品の特徴量を前記物理特性情報として抽出する特徴量抽出手段により構成すること、
    を特徴とする請求項9または請求項10に記載の物品追跡情報格納システム。
  12. 前記物品追跡情報格納システムは、
    前記物理特性情報を所定の閾値情報と比較して、前記閾値情報の範囲から外れたか否かを示す情報を含んだ判定情報を出力する比較判定手段をさらに含んで構成され、
    前記登録手段は、前記判定情報をさらに含んで前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項9または請求項10に記載の物品追跡情報格納システム。
  13. 前記物品追跡情報格納システムは、
    文字認識手段により、前記画像入力手段が撮像した前記物品の画像に含まれる文字を文字コードに変換して、該文字コードから所定の文字列を文字情報として抽出する文字認識手段をさらに含んで構成され、
    前記登録手段は、前記文字情報をさらに含んで前記記憶手段に格納すること、
    を特徴とする請求項11に記載の物品追跡情報格納システム。
  14. 前記文字認識手段が抽出する所定の文字列は、前記物品に一意に付された文字列であること、
    を特徴とする請求項13に記載の物品追跡情報格納システム。
  15. 前記文字情報を所定の参照情報と比較して、マッチングする情報がない場合には、後段側の所定の流通段階に設けられた表示手段に、少なくとも前記文字情報を送信して表示する比較判定手段をさらに含んで構成すること、
    を特徴とする請求項13に記載の物品追跡情報格納システム。
  16. 前記タグはRFIDタグであり、前記識別情報読取手段はRFIDリーダであること、
    を特徴とする請求項9ないし請求項15のいずれか1項に記載の物品追跡情報格納システム。
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