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JP2006103416A - ワイパー装置 - Google Patents

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JP2006103416A JP2004290212A JP2004290212A JP2006103416A JP 2006103416 A JP2006103416 A JP 2006103416A JP 2004290212 A JP2004290212 A JP 2004290212A JP 2004290212 A JP2004290212 A JP 2004290212A JP 2006103416 A JP2006103416 A JP 2006103416A
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知弘 大江
Mamoru Kagawa
衛 香川
Sadaki Takada
定季 高田
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Mitsuba Corp
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Honda Motor Co Ltd
Mitsuba Corp
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Abstract

【課題】 ワイパーアームを簡単な作業で確実かつ正確に取り付けることができるワイパー装置を提供する。
【解決手段】 ワイパーモータの駆動力が伝達されるBリンク52と、前記Bリンク52に一端が固定されるピボット軸6と、前記ピボット軸6の他端に固定される作動レバー15と、前記作動レバー15の前記ピボット軸6の軸線から離間した一端で連結されるワイパーアームとを有するワイパー装置において、前記ピボット軸6には下端セレーション部61と上端セレーション部60が形成され、これらセレーション部61,60が前記Bリンク52に形成されたセレーション受け部63と前記作動レバー15に形成された丸孔62とに固定されることを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

この発明は、払拭面積の拡大を図ることができるワイパー装置に関するものである。
従来から、回動軸に一端が固定されたレバー部の他端にワイパーアームを固定し、ワイパーブレードによる払拭面積を拡大するようにした技術が知られている。この種の構造ではレバー部とワイパーアームの取付位置関係、具体的にはレバー部に対するワイパーアームの取り付け角度を最適位置に設定して払拭範囲の拡大を図っている(特許文献1参照)。
特開2004−161200号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、前述したレバー部とワイパーアームとの取り付け角度を設定通り確保した状態で両者を組み付ける作業が困難であるという問題がある。即ち、ワイパーアームのレバー部に対する取付位置、つまりワイパーアームの初期位置に誤差が生ずると設定通りの払拭範囲を確保できなくなってしまうため、組み付けの際にはレバー部とワイパーアーム等の固定部分の位置精度管理を厳しくしなければならず、作業が困難となってしまうのである。
そこで、この発明は、ワイパーアームを簡単な作業で確実かつ正確に取り付けることができるワイパー装置を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ワイパーモータ(例えば、実施形態におけるワイパーモータ46)の駆動力が伝達されるリンク部材(例えば、実施形態におけるBリンク52)と、前記リンク部材に一端が固定される回動軸(例えば、実施形態におけるピボット軸6)と、前記回動軸の他端に固定されるレバー部(例えば、実施形態における作動レバー15)と、前記レバー部の前記回動軸の軸芯(例えば、実施形態における軸線6’)から離間した一端で連結されるワイパーアーム(例えば、実施形態におけるワイパーアーム24)とを有するワイパー装置(例えば、実施形態におけるワイパー装置4)において、前記回動軸の両端にはセレーション部(例えば、実施形態における下端セレーション部61、上端セレーション部60)が形成され、これらセレーション部が前記リンク部材に形成されたリンク固定孔部(例えば、実施形態におけるセレーション受け部63)と前記レバー部に形成された前記レバー固定孔部(例えば、実施形態における丸孔62)とに固定されることを特徴とする。
このように構成することで、回動軸の両端のセレーション部に固定したリンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部との前記回動軸回りの取り付け角度を位置ずれなく設定できる。
請求項2に記載した発明は、前記リンク固定孔部又は前記レバー固定孔部の一方にのみ前記セレーション部(例えば、実施形態における下端セレーション部61)の形状に合わせたセレーション受け形状部(例えば、実施形態におけるセレーション受け部63)が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、回動軸の一端のセレーション部にリンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部の一方に設けたセレーション受け形状部を係合させた状態で、リンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部の他方に回動軸の他端のセレーション部を回動軸回りに位置合わせした状態で固定することが可能となる
請求項3に記載した発明は、前記セレーション受け形状部は、前記リンク固定孔部に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、レバー固定孔部において回動軸回りの組み付け誤差を吸収できる。
請求項4に記載した発明は、前記回動軸に形成されたセレーション部のうち、セレーション受け形状部が形成されていない側に固定されるセレーション部の方が歯数が多く設定されている。
このように構成することで、固定角度を調整する側のセレーション部の調整最小角度を小さくすることが可能となる。
請求項1に記載した発明によれば、回動軸の両端のセレーション部に固定したリンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部との前記回動軸回りの取り付け角度を位置ずれなく設定できるため、レバー部、つまりワイパーアームを正確な取り付け角度でかつ確実に回り止めされた状態で容易に固定することができる。
請求項2に記載した発明によれば、回動軸の一端のセレーション部にリンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部の一方に設けたセレーション受け形状部を係合させた状態で、回動軸の他端のセレーション部にリンク部材のリンク固定孔部とレバー部のレバー固定孔部の他方に回動軸回りに位置合わせした状態で固定することが可能となるため、回動軸に対する組み付け誤差をセレーション受け形状部が形成されていない側で吸収して、ワイパーアームを設定通りの位置に固定することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、レバー固定孔部において回動軸回りの組み付け誤差を吸収できるため、レバー部の固定角度が調整し易くなる。よって、回動軸に至るまでに累積された取り付け誤差をワイパーアームに近い部材であるレバー部においてなくすることができるため、レバー部、つまりワイパーアームの組み付け精度を高めることができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、固定角度を調整する側のセレーション部の調整最小角度を小さくすることが可能となるため、更なる微調整が可能となるという効果がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、車両1にはフロントウインドウガラス2を払拭するワイパー装置3,4が設けられている。各ワイパー装置3,4は、後述するワイパーモータ46を介して回動するピボット軸5,ピボット軸(回動軸)6により払拭作動するものである。車体の左側の第1のワイパー装置3はピボット軸5を左端に設定し、このピボット軸5をフロントウインドウガラス2の下部に車幅方向に配置されたカウルトップガーニッシュ7から突出している。そして、このピボット軸5にアーム基部10が取り付けられ、アーム基部10にヒンジ部11を介してシャンク12が弾性的に起立可能に支持されており、このシャンク12の先端部にワイパーブレード13が揺動自在に支持されている。前記アーム基部10とシャンク12とで第1のワイパー装置3のワイパーアーム14を構成している。
そして、車体の右側に第2のワイパー装置4が設けられている。この第2のワイパー装置4は、図3にも示すように一端がピボット軸6に固定され、このピボット軸6を中心にして回動自在に設けられた作動レバー(レバー部)15を備えている。作動レバー15の回動端には上方に向かって突出する支軸16が固定されている。この支軸16は前記ピボット軸6を中心にして回動する作動レバー15の回動端と共に弧を描いて移動するものである。この支軸16は車体の中央部からやや左側に配置されている。そして、この支軸16には前記支軸16の弧状の移動軌跡に沿うようにして形成された弧状アーム基部20が固定されている。
弧状アーム基部20の先端部にヒンジ部21を介してシャンク22が弾性的に起立可能に支持され、このシャンク22の先端部にワイパーブレード23が揺動自在に支持されている。前記弧状アーム基部20とシャンク22とで第2のワイパー装置4のワイパーアーム24を構成している。
そして、前記第1のワイパー装置3のワイパーアーム14の基部側を覆い、かつ前記第2のワイパー装置4のワイパーアーム24の基部を前記作動レバー15と共に覆う位置にカウルトップアッパーガーニッシュ7aが設けられている。ここで、カウルトップアッパーガーニッシュ7aはカウルトップガーニッシュ7の取付座7bに取り付けられるものである。
図4〜図6に示すようにカウルトップガーニッシュ7及びこれに取り付けられるカウルトップアッパーガーニッシュ7aはフロントウインドウガラス2の下部とボンネット30の後端と間に車幅方向に渡って配置された樹脂製の部材で、図1に示すカウルボックス部17の上壁を構成するものである。カウルトップガーニッシュ7の上面には雨水を内部に導く多数の孔18が形成され、カウルボックス部17の両端側へ案内して排水されるようになっている。
また、前記多数の孔18から導入された外気をカウルボックス部17内の外気導入口に導くようになっている。そして、このカウルトップガーニッシュ7の上部に、前記カウルトップアッパーガーニッシュ7aが取り付けられ、前記各ワイパー装置3,4の基部側を覆うと共に前記多数の孔18を覆うようになっている。
前記カウルトップガーニッシュ7とカウルトップアッパーガーニッシュ7aとで挟み込まれるように縦壁部材7cが着脱自在に取り付けられ、この縦壁部材7cに第2のワイパー装置4の弧状アーム基部20を貫通する作動孔25が設けられている。尚、図4に示すようにカウルトップアッパーガーニッシュ7aの裏面には縦壁部材7cに対応する位置に縦壁部材7cを抑える押さえ部7dが設けられている。
ここで、第1のワイパー装置3と第2のワイパー装置4は両ピボット軸5,6を同期して作動させるためのリンク装置40を備えている。
図7〜図10に示すように、リンク装置40は車体左側のモータブラケット41と車体右側のブラケット42を備えていて、これらモータブラケット41とブラケット42とは支持ロッド43により連結固定されている。モータブラケット41には取付座44,44が形成され、ブラケット42にも取付座45,45が形成され、これら取付座44,45…によりリンク装置40が車体に固定されるようになっている。そして、モータブラケット41には前記ピボット軸5が回動自在に支持され、ブラケット42には前記ピボット軸6が回動自在に支持されている。
モータブラケット41にはワイパーモータ46とこれに動力伝達可能に連結される減速機47が設けられている。図9に示すように減速機47の回転出力軸48には駆動リンク49の基端が固定され、駆動リンク49の回動端にはAロッド50の一端がピン51により回転自在に支持されている。
一方、ブラケット42には前記ピボット軸6の下端にBリンク52の基端が固定されている。そして、Bリンク52の回動端に前記Aロッド50の他端がピン53により回転自在に支持されている。尚、図10中56はピン53の支持孔を示す。
Bリンク52の回動端付近、具体的には前記Aロッド50のピン53取付位置の近傍にはBロッド54の一端がピン55により回動自在に支持されている。尚、図10中59はピン55の支持孔を示す。Bロッド54の他端は、図7に示すようにピン58を介して、Cリンク57(図9に示す)の回動端(図示せず)に回動自在に支持され、このCリンク57の基端はピボット軸5の下端に固定されている。
そして、図10に示すように前記ピボット軸6の上端には前記作動レバー15の一端が固定され、作動レバー15の他端に前記支軸16が取り付けられ、この支軸16にワイパーアーム24の弧状アーム基部20が取り付けられている。
尚、図7〜図9において、各部品の連係状態を理解し易くするために、ピボット軸5,6の各軸線を各々軸線5’、軸線(軸芯)6’とし、Aロッド50の軸線を軸線50’、Bロッド54の軸線を軸線54’、回転出力軸48の軸線を軸線48’で示す。また、ピン51の回転軌跡を回転軌跡51’とし、ピン53,55,58の回動軌跡を各々回動軌跡53’,55’,58’として示す。
したがって、前記ワイパーモータ46が駆動すると、減速機47を介して回転出力軸48が軸線48’を中心にして回転するため、駆動リンク49の回動端のピン51は回転軌跡51’に沿う運動をする。これによりAロッド50は軸線50’に略沿う方向に往復運動する。これによりBリンク52はピボット軸6の軸線6’を中心にして、つまりピボット軸6の軸線6’から離間した位置でピン53が回動軌跡53’に沿う往復回動運動を行う。したがって、このBリンク52の基端に固定されたピボット軸6は回動運動を行い、作動レバー15の他端の支軸16が回動するため、この支軸16に固定されたワイパー装置4は払拭作動する。
また、Bリンク52が回動運動を行うと、回動軌跡55’に沿って往復回動するピン55に支持されたBロッド54が軸線54’に略沿う方向に往復運動する。これによりCリンク57はピボット軸5の軸線5’を中心にしてピン58が回動軌跡58’に沿う往復回動運動を行うため、このCリンク57の基端に固定されたピボット軸5は回動運動を行い、このピボット軸5に固定されたワイパー装置3は払拭作動する。
ところで、ワイパー装置3のワイパーアーム14がピボット軸5を中心にして単純な往復回動を行うのに対して前記ワイパー装置4は、ピボット軸6の往復回動を作動レバー15を介して支軸16の円弧に沿った移動動作に変化させ、払拭面積を大きく確保できるようにしている。そのため、Bリンク52に対するピボット軸6、ピボット軸6に対する作動レバー15の回動方向での取り付け位置に狂いがあると、設定通りの払拭範囲が確保できないばかりか弧状アーム基部20が縦壁部材7cの作動孔25に緩衝してしまう。
そのため、Bリンク52に対するピボット軸6、ピボット軸6に対する作動レバー15の取付作業が容易に行えると共に確実かつ正確に取り付けることができるような構造が採用されている。
具体的に説明すると、図10に示すように、前記ピボット軸6の両端にはセレーション部(セレーション部)60,61が形成されている。上端セレーション部60は、ナーリング(ローレット)加工により形成され、歯数は54に設定されている。また、下端セレーション部61は雄インボリュートセレーション加工により形成され、その歯数は前記上端セレーション部60の歯数54より少ない歯数24に設定されている。尚、前記セレーション部60,61の歯数については一例であり上記歯数に限られず自由に設定できるが、前記上端セレーション部60の歯数より下端セレーション部61の歯数を少なくすることがより好ましい。
一方、前記作動レバー15は一端に形成された下面15Aと他端に形成された上面15Bとが傾斜面15Cにて連結されクランク状に形成された厚肉の金属製部材である。したがって、下面15Aと傾斜面15Cとの間には第1屈曲部15Dが形成され、傾斜面15Cと上面15Bとの間には第2屈曲部15Eが形成されている。
前記作動レバー15の一端には丸孔(レバー固定孔部)62が形成され、前記Bリンク52の基端には内周部に歯数24の雌インボリュートセレーション加工が施されたセレーション受け部(リンク固定孔部、セレーション受け形状部)63が形成されている。
そして、下端セレーション部61をBリンク52のセレーション受け部63と係合させた状態で圧入した後、Bリンク52のピボット軸6の圧入方向と反対側の面から突出した下端セレーション部61の端部をカシメ固定し、次に上端セレーション部60を作動レバー15のピボット軸6の丸孔62に圧入した後、作動レバー15のピボット軸6の圧入方向と反対の面から突出した上端セレーション部60の端部をカシメ固定することによりピボット軸6に作動レバー15及びBリンク52が固定されている。尚、各セレーション部60,61を先細り状のテーパーセレーションに形成してもよい。
上記実施形態によれば、前記ワイパー装置4において、ピボット軸6の上下端に上端セレーション部60と下端セレーション部61が形成され、上端セレーション部60に固定された作動レバー15の丸孔62と下端セレーション部61に固定されたBリンク52のセレーション受け部63とのピボット軸6回りの取り付け角度を位置ずれなく設定できるため、作動レバー15、つまりワイパー装置4のワイパーアーム24を正確な取り付け角度でかつ確実に回り止めされた状態で容易に固定することができる。
とりわけ、Bリンク52にセレーション受け部63を形成し、作動レバー15側は位置が規制されない丸孔62としたため、ピボット軸6の下端セレーション部61をBリンク52のセレーション受け部63に係合させた状態で、作動レバー15の丸孔62に上端セレーション部60をピボット軸6回りに位置合わせした状態で固定することが可能となる。したがって、ピボット軸6に対する組み付け誤差を作動レバー15の丸孔62で吸収して、ワイパーアーム24を設定通りの位置に固定することができる。
また、セレーション受け部63はBリンク52に形成されているため、作動レバー15の丸孔62においてピボット軸6回りの組み付け誤差を吸収できる。よって、ピボット軸6に至るまでに取り付け誤差が累積されたとしてもワイパーアーム24に近い部材である作動レバー15においてこの累積誤差をなくすることができるため、作動レバー15、つまりワイパーアーム24の回動方向での組み付け精度を高めることができる。
そして、Bリンク52のセレーション受け部63に対応するピボット軸6の下端セレーション部61よりも、作動レバー15の丸孔62に対応するピボット軸6の上端セレーション部60の方の歯数が多く設定されているため、最終的に固定角度を調整する側である上端セレーション部60の調整最小角度が小さくなり、更なる微調整が可能となる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、作動レバー15の丸孔62に替えてピボット軸6の上端セレーション部60に係合するセレーション受け部を設けてもよい。またワイパー装置3やリヤワイパー装置にワイパー装置4と同様の構成を採用することができる。
この発明の実施形態のワイパー装置の取付状態を示す車両の前部斜視図である。 図1においてボンネット及びカウルトップアッパーガーニッシュを省略した状態を示す斜視図である。 第2ワイパー装置の作動状況を示す斜視図である。 図2の要部斜視図である。 フロントウインドウガラス回りの斜視図である。 図2の部分拡大図である。 リンク装置の正面図である。 リンク装置の平面図である。 図7のA矢視図である。 この発明の実施形態の要部分解斜視図である。
符号の説明
4 ワイパー装置
6 ピボット軸(回動軸)
6’ 軸線(軸芯)
15 作動レバー(レバー部)
24 ワイパーアーム
46 ワイパーモータ
52 Bリンク(リンク部材)
60 上端セレーション部(セレーション部)
61 下端セレーション部(セレーション部)
62 丸孔(レバー固定孔部)
63 セレーション受け部(リンク固定孔部、セレーション受け形状部)

Claims (4)

  1. ワイパーモータの駆動力が伝達されるリンク部材と、前記リンク部材に一端が固定される回動軸と、前記回動軸の他端に固定されるレバー部と、前記レバー部の前記回動軸の軸芯から離間した一端で連結されるワイパーアームとを有するワイパー装置において、前記回動軸の両端にはセレーション部が形成され、これらセレーション部が前記リンク部材に形成されたリンク固定孔部と前記レバー部に形成された前記レバー固定孔部とに固定されることを特徴とするワイパー装置。
  2. 前記リンク固定孔部又は前記レバー固定孔部の一方にのみ前記セレーション部の形状に合わせたセレーション受け形状部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のワイパー装置。
  3. 前記セレーション受け形状部は、前記リンク固定孔部に形成されていることを特徴とする請求項2記載のワイパー装置。
  4. 前記回動軸に形成されたセレーション部のうち、セレーション受け形状部が形成されていない側に固定されるセレーション部の方が歯数が多く設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のワイパー装置。
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