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JP2006194493A5 - - Google Patents

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ドレン排出装置
本願発明は、空気調和機において熱交換器から発生するドレン水を受け止めるドレン収容部を備えたドレン排出装置に関し、さらに詳しくはメンテナンスが容易で静菌作用(換言すれば、細菌の繁殖抑制作用)に優れたドレン排出装置に関するものである。
一般の空気調和機は、熱交換器および送風機を備え、前記熱交換器の下方には、ドレン水を受け止めるドレン収容部を設けて構成されているが、ドレン収容部内のドレン水には細菌が繁殖することが多い。
ドレン水に細菌が繁殖すると、スライムが生成され、異臭やドレン配管の詰まりを発生させるという不具合が生ずる。
上記不具合に対処するために、ドレン収容部であるドレンパンに抗菌剤を入れてドレン水に浸漬させて細菌の発生を防止することとされている(特許文献1参照)。
特開2000−74409号公報。
ところが、上記特許文献1に開示されているように、ドレンパン内に抗菌剤を配設する場合、抗菌剤の交換等の際には、ドレンパンを取り外さなければならず、抗菌剤のメンテナンス作業が面倒なものとなるという不具合が存する。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ドレン収容部を取り外すことなく、抗菌剤のメンテナンスが可能となるようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、熱交換器6からのドレン水Dを受け止めるドレン収容部8を備え、該ドレン収容部8の最深部8aに、ドレン収容部8内のドレン水Dを抜き取るための水抜き穴14を形成し且つ該水抜き穴14に、水抜き栓15を着脱自在に設けてなるドレン排出装置において、前記ドレン収容部8内であって前記水抜き栓15の上方位置に、ドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKを配置している。
上記のように構成したことにより、ドレン収容部8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15の上方に配置された(換言すれば、ドレン収容部8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されることとなり、ドレン収容部8内におけるスライムの増殖を防止できる。一方、ドレン収容部8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができる。
本願発明では、上記課題を解決するための第2の手段として、熱交換器6からのドレン水Dを受け止めるドレン収容部8を備え、該ドレン収容部8の最深部8aに、ドレン収容部8内のドレン水Dを抜き取るための水抜き穴14を形成し且つ該水抜き穴14に、水抜き栓15を着脱自在に設けてなるドレン排出装置において、前記ドレン収容部8内に、前記水抜き栓15に取り付けられ且つドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKを配置している。
上記のように構成したことにより、ドレン収容部8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15に取り付けられた(換言すれば、ドレン収容部8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されることとなり、ドレン収容部8内におけるスライムの増殖が防止される。一方、ドレン収容部8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、水抜き栓15と共に、抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、前記水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結することもでき、そのように構成した場合、抗菌剤ユニットKは水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結された状態でドレン収容部8内に配置されることとなり、抗菌剤ユニットKと水抜き栓15とを一体化された状態で確実に取り出すことが可能となるところから、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスをより一層容易に行うことができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第の手段として、上記第1、第2、第3又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、前記水抜き穴14の口径d2より小径とすることもでき、そのように構成した場合、水抜き栓15を取り外した際に、水抜き穴14から抗菌剤ユニットKを容易に取り出すことができることとなり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスがさらに容易となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第の手段として、上記第1、第2、第3又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、多数の開孔部21,21・・を有する保持容器20内に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤19,19・・を収納して構成することもでき、そのように構成した場合、ドレン水Dと抗菌剤19,19・・との接触面積を大きくできるところから、静菌効果を長時間持続できる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第の手段として、上記第1、第2、第3又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、合成樹脂等の材料からなる保持材22に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤19,19・・を練り込んで構成することもでき、そのように構成した場合、ドレン水Dと抗菌剤19,19・・との接触面積を大きくできるところから、静菌効果を長時間持続できる。
本願発明の第1の手段によれば、熱交換器6からのドレン水Dを受け止めるドレン収容部8を備え、該ドレン収容部8の最深部8aに、ドレン収容部8内のドレン水Dを抜き取るための水抜き穴14を形成し且つ該水抜き穴14に、水抜き栓15を着脱自在に設けてなるドレン排出装置において、前記ドレン収容部8内であって前記水抜き栓15の上方位置に、ドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKを配置して、ドレン収容部8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15の上方に配置された(換言すれば、ドレン収容部8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されるようにしたので、ドレン収容部8内におけるスライムの増殖が防止されるという効果がある。しかも、ドレン収容部8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができるという効果もある。
本願発明の第2の手段によれば、熱交換器6からのドレン水Dを受け止めるドレン収容部8を備え、該ドレン収容部8の最深部8aに、ドレン収容部8内のドレン水Dを抜き取るための水抜き穴14を形成し且つ該水抜き穴14に、水抜き栓15を着脱自在に設けてなるドレン排出装置において、前記ドレン収容部8内に、前記水抜き栓15に取り付けられ且つドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKを配置して、ドレン収容部8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15に取り付けられた(換言すれば、ドレン収容部8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されるようにしたので、ドレン収容部8内におけるスライムの増殖が防止されるという効果がある。しかも、ドレン収容部8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、水抜き栓15と共に、抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができるという効果もある。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、前記水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結することもでき、そのように構成した場合、抗菌剤ユニットKは水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結された状態でドレン収容部8内に配置されることとなり、抗菌剤ユニットKと水抜き栓15とを一体化された状態で確実に取り出すことが可能となるところから、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスをより一層容易に行うことができる。
本願発明の第の手段におけるように、上記第1、第2又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、前記水抜き穴14の口径d2より小径とすることもでき、そのように構成した場合、水抜き栓15を取り外した際に、水抜き穴14から抗菌剤ユニットKを容易に取り出すことができることとなり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスがさらに容易となる。
本願発明の第の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、多数の開孔部21,21・・を有する保持容器20内に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤19,19・・を収納して構成することもでき、そのように構成した場合、ドレン水Dと抗菌剤19,19・・との接触面積を大きくできるところから、静菌効果を長時間持続できる。
本願発明の第の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第の手段を備えたドレン排出装置において、前記抗菌剤ユニットKを、合成樹脂等の材料からなる保持材22に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤19,19・・を練り込んで構成することもでき、そのように構成した場合、ドレン水Dと抗菌剤19,19・・との接触面積を大きくできるところから、静菌効果を長時間持続できる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる空気調和機は、天井埋込式空気調和機用室内機とされており、図1に示すように、天井Fに形成された矩形形状の開口1の上方に位置して天井裏の棟木(図示省略)に対して吊りボルト2,2を介して吊り下げ支持された空気調和機本体3と、前記開口1を覆う化粧パネル4とによって構成されている。
前記空気調和機本体1は、略直方体形状のケーシング5内に熱交換器6および送風機7を配設するとともに、前記熱交換器6の下方には、該熱交換器6から落下するドレン水Dを受け止めるドレン収容部となるドレンパン8が配設されている。符号9はベルマウス、10は空気通路である。
前記化粧パネル4は、前記開口1を覆うに足る大きさを有する矩形形状とされており、その中央部には、空気吸込口11が形成され、該空気吸込口11の回りには、前記空気通路10とそれぞれ連通する4個の空気吹出口13が形成されている。
前記熱交換器6は、開放部を有する略環状とされており、例えばクロスフィンコイルタイプの熱交換器とされている。
前記ドレンパン8は、前記熱交換器6の形状と対応するように、開放部を有する略環状とされており、断面U字状とされている。また、このドレンパン8における一端部側には、ドレン水Dを汲み上げるドレンポンプ16が配設されている。本実施の形態においては、前記ドレンパン8およびドレンポンプ16がドレン排出装置を構成することとなっている。
第1の実施の形態
図2および図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかるドレン排出装置の要部が示されている。
この場合、図2に示すように、ドレンパン8の最深部8aには、ドレン収容部8内のドレン水Dを抜き取るための水抜き穴14が形成されており、該水抜き穴14には、水抜き栓15が着脱自在に設けられている。符号17はドレンポンプ16の吸込口、18はドレンポンプ16の駆動源であるモータである。
そして、前記ドレンパン8内であって前記水抜き栓15の上方位置には、ドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKが配置されている。この場合、抗菌剤ユニットKは、前記ドレンポンプ16に対して支持部材23を介して着脱可能に取り付けられている。この場合、抗菌剤ユニットKの径d1は、前記水抜き穴14の口径d2より小径とされている(図3参照)。ここで、水抜き栓15の上方位置に抗菌剤ユニットKを配置するとは、水抜き栓15と抗菌剤ユニットKとの間にドレン水Dが存在している状態を意味する。
上記のように構成したことにより、ドレン収容部8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15の上方に配置された(換言すれば、ドレンパン8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されることとなり、ドレンパン8内におけるスライムの増殖を防止できる。
一方、ドレンパン8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができる(図3参照)。
ところで、例えば図4(イ)の正面図、(ロ)の内部拡大図および図5(イ)の平面図、(ロ)の内部拡大図に示すように、多数の開孔部21,21・・を有する円筒形状の保持容器20内に粒状またはペレット状の抗菌剤19,19・・を収容して抗菌剤ユニットKを構成する場合もあり、例えば図6(イ)の正面図、(ロ)の内部拡大図および図7(イ)の平面図、(ロ)の内部拡大図に示すように、多数の開孔部21,21・・を有するシート形状の保持容器20内に粒状またはペレット状の抗菌剤19,19・・を収容して抗菌剤ユニットKを構成する場合もある。なお、図7(ハ)の内部拡大図に示すように、保持容器20を外周部を溶着した網状部材で構成する場合もある。これらの場合、開孔部21の大きさは、抗菌剤19の粒子径あるいはペレット径より小さくされている。なお、保持容器20の形状は、上記以外の形状(例えば、多角形筒形状あるいは楕円筒形状)でもよく、その壁面は、網、多孔質、不織布、パンチングプレート等のように開孔部(明確な開口部がなくとも水の出入りが可能であればよい)をもつものであればなんでも良い。また、開孔部の形状はなんでもよい。また、保持容器21の材質は、金属、合成樹脂、布等のように水に対して大局的に不溶性のものであれば良い。さらに、保持容器20は、自立性(即ち、容器自体で形状を保持できるもの)があってもなくても(例えば、袋のように容器自体で形状を保てないもの)良い。
また、図8(イ)の正面図、(ロ)の内部拡大図および図9(イ)の平面図、(ロ)の内部拡大図に示すように、合成樹脂等の材料からなる保持材22に抗菌剤19,19・・を練り込んで抗菌剤ユニットKを構成する場合もある。この場合、保持材22の形状は、円柱形状、多角形柱形状、楕円柱形状、シート形状等のいずれでもよい。
第2の実施の形態
図10および図11には、本願発明の第2の実施の形態にかかるドレン排出装置の要部が示されている。
この場合、ドレンパン8内には、水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結され且つドレン水Dに対して静菌作用を発揮する抗菌剤19,19・・を有する抗菌剤ユニットKが配置されている。
上記のように構成したことにより、ドレンパン8内にドレン水Dが存在しているときには、水抜き栓15に対して連結部材24を介して連結された状態で配置された(換言すれば、ドレンパン8における最深部8aに配置された)抗菌剤ユニットKに含まれる抗菌剤19,19・・の静菌作用によってドレン水Dにおける細菌増殖が抑制されることとなり、ドレン収容部8内におけるスライムの増殖が防止される。
一方、ドレンパン8のドレン水Dを抜き取るために、水抜き栓15を取り外した時には、水抜き栓15と共に抗菌剤ユニットKを取り出すことが可能となり、抗菌剤ユニットKに対するメンテナンスを容易に行うことができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
なお、上記各実施の形態において使用されている抗菌剤としては、銀(Ag)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、錫(Sn)などの無機化合物を主体とする無機系抗菌剤、さらにパラクロロメタキシレノールおよび2−5−ジクロロ−4−ブロモフェノールなどのフェノール類、N−(フロロジクロロメチルチオ)−フタルイミドおよびN,N−ジメチル−N′−フェニル−N′−(フロロジクロロメチルチオ)−スルファミドなどのハロアルキル類、その他の有機系抗菌剤などがある。
また、上記無機系抗菌剤の場合、抗菌剤を、例えば炭酸カルシウム、ゼオライト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベンナイト、セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌剤を採用することもできる。セラミックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗菌剤は抗菌性が高く、非揮発性であり、樹脂と混練し易いなどのメリットがある。さらに、無機系抗菌剤を担持した水溶解性ガラス等のように、水に溶けることによって殺菌効果のある抗菌剤が溶出する粒状又はペレット状のものなどがある。
また、上記各実施の形態においては、空気調和機のドレン排出装置について説明したが、本願発明は、空気調和機からのドレン配管の途中に配設されるドレンアップキット等にも適用可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかるドレン排出装置を備えた空気調和機の縦断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置の要部拡大断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置の水抜き栓取り外し状態を示す要部拡大断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例Iを示すものであり、(イ)は正面図、(ロ)は内部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例Iを示すものであり、(イ)は平面図、(ロ)は内部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例IIを示すものであり、(イ)は正面図、(ロ)は内部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例IIを示すものであり、(イ)は平面図、(ロ)は内部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例IIIを示すものであり、(イ)は正面図、(ロ)は内部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置において使用される抗菌剤の使用形態例IIIを示すものであり、(イ)は平面図、(ロ)は内部拡大図、(ハ)は変形例を示す内部拡大図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置の要部拡大断面図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和機におけるドレン排出装置の水抜き栓取り外し状態を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
6は熱交換器
8はドレン収容部(ドレンパン)
8aは最深部
14は水抜き穴
15は水抜き栓
19は抗菌剤
20は保持容器
21は開孔部
22は保持部材
24は連結部材
2は水抜き穴の口径
Dはドレン水
Kは抗菌剤ユニット

Claims (6)

  1. 熱交換器(6)からのドレン水(D)を受け止めるドレン収容部(8)を備え、該ドレン収容部(8)の最深部(8a)には、ドレン収容部(8)内のドレン水(D)を抜き取るための水抜き穴(14)を形成し且つ該水抜き穴(14)には、水抜き栓(15)を着脱自在に設けてなるドレン排出装置であって、前記ドレン収容部(8)内であって前記水抜き栓(15)の上方位置には、ドレン水(D)に対して静菌作用を発揮する抗菌剤(19),(19)・・を有する抗菌剤ユニット(K)を配置したことを特徴とするドレン排出装置。
  2. 熱交換器(6)からのドレン水(D)を受け止めるドレン収容部(8)を備え、該ドレン収容部(8)の最深部(8a)には、ドレン収容部(8)内のドレン水(D)を抜き取るための水抜き穴(14)を形成し且つ該水抜き穴(14)には、水抜き栓(15)を着脱自在に設けてなるドレン排出装置であって、前記ドレン収容部(8)内には、前記水抜き栓(15)に取り付けられ且つドレン水(D)に対して静菌作用を発揮する抗菌剤(19),(19)・・を有する抗菌剤ユニット(K)を配置したことを特徴とするドレン排出装置。
  3. 前記抗菌剤ユニット(K)を、前記水抜き栓(15)に対して連結部材(24)を介して連結したことを特徴とする請求項記載のドレン排出装置。
  4. 前記抗菌剤ユニット(K)を、前記水抜き穴(15)の口径(d2)より小径としたことを特徴とする請求項1、2およびのいずれか一項記載のドレン排出装置。
  5. 前記抗菌剤ユニット(K)を、多数の開孔部(21),(21)・・を有する保持容器(20)内に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤(19),(19)・・を収納して構成したことを特徴とする請求項1、2、3およびのいずれか一項記載のドレン排出装置。
  6. 前記抗菌剤ユニット(K)を、合成樹脂等の材料からなる保持材(22)に粒状あるいはペレット状の多数の抗菌剤(19),(19)・・を練り込んで構成したことを特徴とする請求項1、2、3およびのいずれか一項記載の空気調和機。
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