JP2006185550A - Optical disk recording method and optical disk recorder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ブロック単位でディジタル信号を記録再生する光ディスクの記録方法及びその方法を実施する光ディスク記録装置に関する。 The present invention relates to an optical disc recording method for recording / reproducing digital signals in units of blocks and an optical disc recording apparatus for implementing the method.
近年、マルチメディア用の記録媒体として、書き換え可能な相変化形光ディスクを用いたDVD−RWが普及している。相変化形光ディスクは、単一のレーザビームで情報信号をダイレクトオーバーライトできることが利点の一つである。すなわち、情報信号に応じて記録レベルと消去レベルとの間で変調するレーザ出力を記録済みの情報トラック上に照射すると、既存の情報信号を消去しながら新しい信号を上書きすることができる。 In recent years, DVD-RW using a rewritable phase-change optical disk has become widespread as a recording medium for multimedia. One of the advantages of the phase change optical disk is that the information signal can be directly overwritten by a single laser beam. In other words, when a recorded information track is irradiated with a laser output that is modulated between a recording level and an erasing level according to the information signal, a new signal can be overwritten while erasing the existing information signal.
このような書き換え可能な光ディスクにおいては、繰り返し記録により記録薄膜が熱的負荷により劣化し、記録を繰り返す回数が増えるにつれて劣化現象が広がる傾向にある。例えば、同じパターンのマーク列が同じ位置に繰り返して記録されるにつれてそのマーク領域において各マークにおける劣化現象が発生する。この劣化現象においては、記録が繰り返されるにつれ、同じパターンを記録する際に記録薄膜に欠陥を生じ、欠陥がマーク部分の前方及び後方に広がる。 In such a rewritable optical disc, the recording thin film deteriorates due to the thermal load due to repeated recording, and the deterioration phenomenon tends to spread as the number of repeated recordings increases. For example, as a mark row having the same pattern is repeatedly recorded at the same position, a deterioration phenomenon occurs in each mark in the mark area. In this deterioration phenomenon, as recording is repeated, a defect is generated in the recording thin film when the same pattern is recorded, and the defect spreads in front and behind the mark portion.
DVD−RWの光ディスクにおいて、記録されたデータを書き換える場合には、データはブロック単位で書き換えられる。そのため、ブロックの一部において情報が変更される場合でも、ブロック全体が書き換えられる。特に、ディスク内の記録情報の内容の目次に関する情報が記録されたTOC(Table of Contents)領域又はディレクトリ領域においては、類似したデータが繰り返し記録されることが多く、書き換え頻度が高い。この結果、繰り返し溶融及び固化する部分と全く溶融しない部分との境界領域では記録薄膜の膜厚が変動し、熱的及び光学的特性が劣化し、この部分における再生信号の品質が劣化し、これにより情報の正確な記録が阻害される。 When data recorded on a DVD-RW optical disc is rewritten, the data is rewritten in units of blocks. Therefore, even when information is changed in a part of the block, the entire block is rewritten. In particular, in a TOC (Table of Contents) area or a directory area in which information relating to the table of contents of recorded information in the disc is recorded, similar data is often repeatedly recorded, and rewriting frequency is high. As a result, the film thickness of the recording thin film fluctuates in the boundary region between the part that is repeatedly melted and solidified and the part that is not melted at all, the thermal and optical characteristics deteriorate, and the quality of the reproduced signal in this part deteriorates. Prevents the accurate recording of information.
そこで、繰り返し記録をすることによる各マークでの光ディスクの記録薄膜の劣化を低減させることのできる光ディスク装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。 Therefore, an optical disc apparatus has been proposed that can reduce deterioration of the recording thin film of the optical disc at each mark due to repeated recording (see, for example, Patent Document 1 below).
この光ディスク装置は、光ディスクとしてトラックを複数の領域に分割したセクタに、無信号区間である第1のギャップ領域、ガードデータを記録する第1のガードデータ記録領域、同期信号とユーザデータとを含むデータ記録領域、ガードデータを記録する第2のガードデータ領域及び無信号区間である第2のギャップ領域を連続的に形成し、第1、第2のギャップ領域を合計した長さを一定にし、第1、第2のガードデータ記録領域を合計した長さを一定にし、記録の際には第1及び第2のギャップ領域と、第1及び第2のガードデータ記録領域の長さを記録のたびにランダムに変化させ、かつ第1及び第2のギャップ領域の変化量を、第1及び第2のガードデータ記録領域の変化量より小さくし、記録のたびにガードデータの極性及びデータ記録領域に記録される信号の極性をランダムに変化させる構成になっている。
しかしながら、上述した従来の光ディスク装置は、セクタ識別符号を含むヘッダ領域と同期信号を含むデータ領域との間に所定のガードデータを記録するガードデータ記憶領域を設ける構成であるため、データ記録再生の最小単位である1ECCブロックが16セクタより構成され、1セクタが26フレーム領域より構成されるDVD−RWに適用することはできなかった。 However, since the above-described conventional optical disc apparatus is configured to provide a guard data storage area for recording predetermined guard data between the header area including the sector identification code and the data area including the synchronization signal, It was not possible to apply to a DVD-RW in which one ECC block as a minimum unit is composed of 16 sectors and one sector is composed of 26 frame areas.
本発明は、DVD−RWにおいても、繰り返し記録をすることによる各マークでの光ディスクの記録薄膜の劣化を低減させ、かつ、劣化現象が情報の正確な記録再生に及ぼす悪影響を抑制することのできる光ディスクの記録方法及びその方法を実施する光ディスク記録装置を提供することを目的とする。 The present invention can also reduce the deterioration of the recording thin film of the optical disc at each mark due to repeated recording, and suppress the adverse effect of the deterioration phenomenon on the accurate recording / reproduction of information even in DVD-RW. An object of the present invention is to provide an optical disc recording method and an optical disc recording apparatus that implements the method.
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、光ディスク上に一定周期でウォブリングするように形成されたグルーブトラックのウォブル及びグルーブトラックの外周側に形成されたランドプリピットに同期させてグルーブトラックにデータを連続して記録するに当たり、記録済みのデータの記録終了点が次に記録するデータの記録開始点になるようにリンキング記録する光ディスクの記録方法において、リンキング記録のたびに、記録データのマークとスペースをランダムに切り替えるステップと、記録データのチャンネルビット周期をT、同期符号系列の最大制限ラン長をNとして、リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を(N/2)T±7Tの範囲内でランダムに変化させるステップとを備えたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is synchronized with a wobble of a groove track formed so as to wobble on an optical disk at a constant period and a land pre-pit formed on the outer peripheral side of the groove track. In continuous recording of data on the groove track, in the optical disk recording method for linking recording so that the recording end point of the recorded data becomes the recording start point of the data to be recorded next, for each linking recording, The step of switching the mark and space of the recording data at random, the channel bit period of the recording data as T, the maximum limit run length of the synchronization code sequence as N, and the start / end points of recording at each linking recording (N / And 2) a step of changing randomly within a range of T ± 7T.
また、請求項2に係る発明は、光ディスク上に一定周期でウォブリングするように形成されたグルーブトラックのウォブル及びグルーブトラックの外周側に形成されたランドプリピットに同期させてグルーブトラックにデータを連続して記録するに当たり、記録済みのデータの記録終了点が次に記録するデータの記録開始点になるようにリンキング記録する光ディスク記録装置において、リンキング記録のたびに、記録データのマークとスペースをランダムに切り替える極性反転手段と、記録データのチャンネルビット周期をT、同期符号系列の最大制限ラン長をNとして、リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を(N/2)T±7Tの範囲内でランダムに変化させる記録タイミング変更手段とを備えたことを特徴とする。
In the invention according to
本発明は上記のように構成したことにより、DVD−RWにおいても、繰り返し記録をすることによる各マークでの光ディスクの記録薄膜の劣化を低減させ、かつ、劣化現象が情報の正確な記録再生に及ぼす悪影響を抑制することができる。 Since the present invention is configured as described above, even in a DVD-RW, the deterioration of the recording thin film of the optical disk at each mark due to repeated recording is reduced, and the deterioration phenomenon enables accurate recording and reproduction of information. It is possible to suppress adverse effects.
図1は本発明に係る光ディスクの記録方法を実施する光ディスク記録装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。図1において、光ディスク1は記録面を有し、ディスクモータ(図示せず)によって回転駆動される。光ディスク1の記録面には、情報トラックとしてのグルーブトラックがスパイラル状(螺旋状)に形成されている。このグルーブトラックは周方向に分割され、それぞれデータブロックを形成している。この光ディスク1の記録面に光ヘッド2が対向配置されている。光ヘッド2は不図示の半導体レーザ、光学系、光検出器などを内蔵し、光ディスク1の記録面に光スポットを照射してグルーブトラックに対するデータの記録と、その再生を行うものである。サーボ回路3はディスクモータの回転制御、光ヘッド2を径方向に移動させる移動制御、光スポットの焦点を光ディスク1の記録面に合わせるフォーカス制御、グルーブトラックの中心に光スポットをトラッキングさせるためのトラッキング制御を行うものである。
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an embodiment of an optical disk recording apparatus for implementing an optical disk recording method according to the present invention. In FIG. 1, an optical disk 1 has a recording surface and is driven to rotate by a disk motor (not shown). On the recording surface of the optical disc 1, a groove track as an information track is formed in a spiral shape. This groove track is divided in the circumferential direction to form data blocks. An
一方、光ディスク記録装置の外部から供給される記録データ(以下、記録信号とも言う)4を光ディスク1のグルーブトラックに記録するために、光ヘッド2の半導体レーザを駆動する経路に符号化回路5、極性反転回路6、ライトストラテジ生成回路7、記録制御回路8、ライトゲートシフト回路9及びレーザ駆動回路10を備え、光ヘッド2の光検出器による信号を再生する経路にアドレス検出回路11を備え、さらに、光ディスク記録装置全体の動作を制御するためのシステム制御回路12を備えている。
On the other hand, in order to record recording data (hereinafter also referred to as a recording signal) 4 supplied from the outside of the optical disk recording apparatus on a groove track of the optical disk 1, an
このうち、符号化回路5は記録データ4を誤り訂正符号化、及び8/16変調(DVDフォーマットの変調方式)するものであり、極性反転回路6は符号化回路5から出力される記録データの極性をリンキング記録のたびにランダムに変化させるものである。ライトストラテジ生成回路7は極性反転回路6から出力される記録データを記録に適した形に変調してレーザ駆動回路10に供給するものであり、ライトゲートシフト回路9は光ディスク1上に記録を開始するタイミングをランダムに変化させるためのゲート信号(以下、ライトゲートと言う)を符号化回路5に供給すると共にレーザ駆動回路10に供給するものである。符号化回路5は、ライトゲートシフト回路9から出力されるライトゲート信号に従って、記録データの符号化を開始する。符号化回路5に供給されるライトゲート信号は、レーザ駆動回路10に供給されるライトゲート信号に比べて、レーザ駆動回路10の遅延時間分だけ、タイミングが早く出力される。レーザ駆動回路10はライトストラテジ生成回路7で変調された記録データを、ライトゲートシフト回路9のライトゲートに従って出力することにより、光ヘッド2の半導体レーザの光出力を制御するものである。また、アドレス検出回路11は光ヘッド2の光検出器によって再生された信号からウォブル信号及びアドレス信号を検出してサーボ回路3及び記録制御回路8に供給するものであり、記録制御回路8はアドレス信号に基づき、記録タイミング信号をライトゲートシフト回路9に加えるものである。
Among these, the
上記のように構成された本実施の形態の動作について以下に説明する。まず、光ディスク1のフォーマット構造は、図2に示すように、光ディスク1上に情報を記録するグルーブトラック21がスパイラル状に形成され、このグルーブトラック21はその中心に対して正弦波状に蛇行している。すなわち、一定周期でウォブリングしている。そのウォブルに同期してグルーブトラック21の外周側のランドに、アドレス情報を記録するランドプリピット22が形成されている。記録データはグルーブトラック21のウォブル及びランドプリピット22に同期してグルーブトラック21上に連続して記録される。DVD−RWの規定では、記録データの同期符号系列SYNC(以下、SYNCコードとも言う)の14チャンネルビットのマーク内に、若しくは14チャンネルビットのスペース内に、ランドプリピット22が位置するように同期記録しなければならない。
The operation of the present embodiment configured as described above will be described below. First, as shown in FIG. 2, the optical disk 1 has a format structure in which a
このような記録をする場合、光ディスク記録装置の外部から供給される記録データ4は符号化回路5に供給される。符号化回路5は、記録データ4に対して、読み出し時にデータ誤りを検出するか又は訂正するための誤り訂正符号(パリティ符号)などの冗長データを付加して出力する。冗長データが付加された記録データは、極性反転回路6により、リンキング記録のたびにマークとスペースがランダムに切り替えられる。極性反転回路6から出力された記録データは、ライトストラテジ生成回路7によって記録に適した形に変調された後、レーザ駆動回路10に供給される。レーザ駆動回路10はライトゲートシフト回路9のライトゲートに従ったタイミングで、変調された記録データを出力することにより、光ヘッド2の半導体レーザの光出力を制御する。これによって、グルーブトラック21に対する記録が行われる。
When performing such recording, the recording data 4 supplied from the outside of the optical disk recording apparatus is supplied to the
この記録に際して、光ヘッド2の光検出器からグルーブトラック21の位置検出信号及びランドプリピット22を検出したプリピット信号が出力される。サーボ回路3は、光ディスク1を回転駆動するディスクモータの回転制御、光スポットの焦点を光ディスク1の記録面に合わせるフォーカス制御及び光ヘッド2を径方向に移動させる移動制御をするとともに、光ヘッド2から出力される位置検出信号に基づいて、グルーブトラック21の中心に光スポットをトラッキングさせるトラッキング制御を行う。また、アドレス検出回路11はプリピット信号に基づいてデータブロックのアドレスを検出し、アドレス信号とウォブリングを伴った位置検出信号を記録制御回路8に与える。記録制御回路8は記録データ4がグルーブトラック21のデータブロックに連続して記録されるタイミング信号を出力してライトゲートシフト回路9に加える。ライトゲートシフト回路9はシステム制御回路12から出力されるランダムな時間信号に基づいて、リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を同期符号系列の最大制限ラン長の範囲内でランダムに変化させる。
At the time of recording, a position detection signal of the
ここで、記録データのチャンネルビット周期をT、同期符号系列の最大制限ラン長をN(=14)としたとき、ライトゲートシフト回路9は、リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を(N/2)T±7Tの範囲内でランダムに変化させるライトゲートを出力する。
Here, when the channel bit period of the recording data is T and the maximum limit run length of the synchronization code sequence is N (= 14), the write
図3はリンキング記録の近傍において、システム制御回路12の処理手順の一例を示したフローチャートである。すなわち、ステップ101でアドレス検出回路11のアドレス情報から記録済みの最後のデータブロックのアドレスを探し、ステップ102で記録制御回路8から出力される記録タイミング信号をウォブル及びランドプリピットに同期させる。次に、ステップ103で追記する記録データの極性を決定するとともに、ライトゲートの出力タイミングを決定する。次に、ステップ104で極性指令を極性反転回路6に与え、続いて、ステップ105でライトゲートシフト回路9からライトゲートを発生させる。そして、ステップ106で追記するデータブロックでの記録を開始する。
FIG. 3 is a flowchart showing an example of the processing procedure of the
この処理手順により、リンキング記録のたびに、記録データのマークとスペースをランダムに切り替えるとともに、記録の開始・終了点を同期符号系列の最大制限ラン長の範囲内でランダムに変化させることができる。 With this processing procedure, each time linking recording is performed, the mark and space of the recording data can be switched randomly, and the start and end points of recording can be changed randomly within the range of the maximum limit run length of the synchronous code sequence.
ここで、DVD−RWの規定を満たすように、記録開始タイミングをランダムに変化させる最大ビット数について、特に、相変化形光ディスクに関して具体例を説明する。
チャンネルビットの周波数が52.32MHzである場合、チャンネルビットの1ビットの周期Tは19.1nsecに相当する。記録開始タイミングは1ビット単位の分解能で、0〜±7ビットで変化している。このランダムな時間シフトは、記録の開始・終了点をランダムに変化させるため、同一の記録パターンにより生じる記録劣化を低減させることができる。
Here, a specific example of the maximum number of bits for randomly changing the recording start timing so as to satisfy the definition of DVD-RW will be described, particularly regarding a phase change optical disc.
When the frequency of the channel bits is 52.32 MHz, the period T of one bit of the channel bits corresponds to 19.1 nsec. The recording start timing changes in the range of 0 to ± 7 bits with a resolution of 1 bit unit. Since this random time shift randomly changes the start / end points of recording, recording degradation caused by the same recording pattern can be reduced.
図4は記録信号の極性と光ディスク上での実際の記録状態との関係を示したものである。ここで、(a)は記録信号であり、その極性が反転していない場合には(b)に示す状態で記録媒体に記録され、極性が反転している場合には(c)に示す状態で記録媒体に記録される。すなわち、極性を反転させることによって、マスクを形成する薄膜の非溶融部分と溶融部分とが完全に逆になり、これにより記録劣化防止にさらなる効果が付与される。 FIG. 4 shows the relationship between the polarity of the recording signal and the actual recording state on the optical disc. Here, (a) is a recording signal. When the polarity is not inverted, it is recorded on the recording medium in the state shown in (b), and when the polarity is inverted, the state shown in (c). Is recorded on the recording medium. That is, by reversing the polarity, the non-melted portion and the melted portion of the thin film forming the mask are completely reversed, which gives a further effect in preventing recording deterioration.
ここで、ランダムシフト量が大きいほど記録媒体の劣化は低減されるが、DVD−RWの規定では、図5に示すように、同期符号系列SYNCの14Tとランドプリピットとの
位置関係が規定されているのでシフト量には限度がある。すなわち、(a)に示すSYNCコードの記録符号が変調されて、14TのSYNCコードの記録状態は、(b)に示すように14Tのマーク、又は、(c)に示すように14Tのスペースで形成される。記録信号は(d)に示すランドプリピットと、(e)に示すウォブル信号とに同期して記録される。このとき、SYNCコードの14Tとランドプリピットとの相互位置が一致する必要があり、SYNCコードの14T内にランドプリピットが入る必要がある。
Here, the deterioration of the recording medium is reduced as the random shift amount is increased. However, in the DVD-RW specification, as shown in FIG. 5, the positional relationship between the 14T of the synchronization code sequence SYNC and the land pre-pit is specified. Therefore, there is a limit to the amount of shift. That is, the recording code of the SYNC code shown in (a) is modulated, and the recording state of the 14T SYNC code is a 14T mark as shown in (b) or a 14T space as shown in (c). It is formed. The recording signal is recorded in synchronization with the land pre-pit shown in (d) and the wobble signal shown in (e). At this time, the mutual positions of the
したがって、通常はSYNCコードの14Tの中心にランドプリピットが位置するように記録される状態から、ランダムシフトによって最大±7Tまで記録開始位置を変化させて記録を行う。図6中の(a)はランダムシフト量が−7Tの場合の記録タイミング状態を示し、(b)はランダムシフト量が+7Tの場合の記録タイミング状態を示している。 Therefore, recording is usually performed by changing the recording start position up to ± 7 T by random shift from the state where the land pre-pit is recorded at the center of 14T of the SYNC code. 6A shows the recording timing state when the random shift amount is −7T, and FIG. 6B shows the recording timing state when the random shift amount is + 7T.
図7は本実施の形態に従って記録データの極性反転及び記録タイミングのランダムシフトを行った場合の効果を確認するために、従来装置と本発明を適用した光ディスク記録装置に対してそれぞれ行った実験結果である。ここでは、光ディスクのデータブロックに同一の記録データを繰り返し記録した後のジッタ値が記録回数に関連付けて示されている。この場合、1000回繰り返し記録を行った後、復調の際のエラー発生確率が1万分の1未満である条件を基礎にして、15%以下のジッタ値を、データ再生の基準とみなしている。 FIG. 7 shows the results of experiments performed on the conventional apparatus and the optical disk recording apparatus to which the present invention is applied in order to confirm the effect when the polarity inversion of the recording data and the random shift of the recording timing are performed according to the present embodiment. It is. Here, the jitter value after repeatedly recording the same recording data on the data block of the optical disc is shown in association with the number of recordings. In this case, after repeatedly recording 1000 times, a jitter value of 15% or less is regarded as a reference for data reproduction based on the condition that the error occurrence probability during demodulation is less than 1 / 10,000.
このように、本実施の形態によれば、ランダムシフト量を(N/2)T±7Tの範囲とし、リンキング記録のたびに記録データの極性をランダムに反転させることにより、限られたランダムシフト量によってDVD−RWの規定を満たし、かつ、情報の正確な記録再生に及ぼす各マークでの劣化現象の悪影響を抑制することができる。 As described above, according to the present embodiment, the random shift amount is in the range of (N / 2) T ± 7T, and the polarity of the recording data is reversed at random every time linking recording is performed, so that the limited random shift is performed. It is possible to satisfy the DVD-RW regulations depending on the amount, and to suppress the adverse effect of the deterioration phenomenon at each mark on the accurate recording / reproduction of information.
1 光ディスク
2 光ヘッド
3 サーボ回路
4 記録データ
5 符号化回路
6 極性反転回路(極性反転手段)
7 ライトストラテジ生成回路
8 記録制御回路
9 ライトゲートシフト回路
10 レーザ駆動回路
11 アドレス検出回路
12 システム制御回路
21 グルーブトラック
22 ランドプリピット
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
7 Write
Claims (2)
前記リンキング記録のたびに、記録データのマークとスペースをランダムに切り替えるステップと、
前記記録データのチャンネルビット周期をT、同期符号系列の最大制限ラン長をNとして、前記リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を(N/2)T±7Tの範囲内でランダムに変化させるステップとを、
備えたことを特徴とする光ディスクの記録方法。 Recorded when data is continuously recorded on the groove track in synchronization with the wobble of the groove track formed so as to wobble on the optical disc at a constant cycle and the land prepit formed on the outer periphery of the groove track. In the recording method of the optical disk for linking recording so that the recording end point of the data becomes the recording start point of the data to be recorded next,
A step of randomly switching the mark and space of the recording data for each linking recording;
Assuming that the channel bit period of the recording data is T and the maximum limit run length of the synchronization code sequence is N, the recording start / end points are randomly set within the range of (N / 2) T ± 7T for each linking recording. Step to change,
An optical disc recording method comprising:
前記リンキング記録のたびに、記録データのマークとスペースをランダムに切り替える極性反転手段と、
前記記録データのチャンネルビット周期をT、同期符号系列の最大制限ラン長をNとして、前記リンキング記録のたびに、記録の開始・終了点を(N/2)T±7Tの範囲内でランダムに変化させる記録タイミング変更手段とを、
備えたことを特徴とする光ディスク記録装置。
Recorded when data is continuously recorded on the groove track in synchronization with the wobble of the groove track formed so as to wobble on the optical disc at a constant cycle and the land prepit formed on the outer periphery of the groove track. In the optical disc recording apparatus that performs linking recording so that the recording end point of the data becomes the recording start point of the data to be recorded next,
Polarity reversing means for randomly switching the mark and space of the recording data for each linking recording,
Assuming that the channel bit period of the recording data is T and the maximum limit run length of the synchronization code sequence is N, the recording start / end points are randomly set within the range of (N / 2) T ± 7T for each linking recording. Recording timing changing means to be changed,
An optical disc recording apparatus comprising:
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