JP2006170418A - 直動案内軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シール装置とスライダとの適正な位置決めを可能にして想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができる直動案内軸受装置を提供する。
【解決手段】 軸方向に延びる転動体転動面3を有する案内レール1と、該案内レール1の転動体転動面3に対向する転動体転動面5を有し、これらの両転動体転動面3,5間に挿入された多数の転動体6の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レール1に跨架されたスライダ2と、該スライダ2の軸方向の端部に設けられたシール装置とを備え、該シール装置が、前記案内レール1に摺接して前記スライダ2の軸方向の端部をシールするシール部材20と、少なくとも一つの前記シール部材20を収納するケーシング部材30とを具備する直動案内軸受装置において、前記シール装置と前記スライダ2とを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部31,32を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 軸方向に延びる転動体転動面3を有する案内レール1と、該案内レール1の転動体転動面3に対向する転動体転動面5を有し、これらの両転動体転動面3,5間に挿入された多数の転動体6の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レール1に跨架されたスライダ2と、該スライダ2の軸方向の端部に設けられたシール装置とを備え、該シール装置が、前記案内レール1に摺接して前記スライダ2の軸方向の端部をシールするシール部材20と、少なくとも一つの前記シール部材20を収納するケーシング部材30とを具備する直動案内軸受装置において、前記シール装置と前記スライダ2とを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部31,32を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば工作機械や搬送装置等に用いられる直動案内軸受装置に関する。
従来のこの種の直動案内軸受装置としては、例えば図10及び図11に示すものが知られている。
この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架された断面略コ字状のスライダ2とを備えており、案内レール1の幅方向の両側面部にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動面3が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されている。スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面にそれぞれ転動体転動面3に対向する転動体転動面5が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されている。
この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架された断面略コ字状のスライダ2とを備えており、案内レール1の幅方向の両側面部にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動面3が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されている。スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面にそれぞれ転動体転動面3に対向する転動体転動面5が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されている。
両転動体転動面3,5の間には転動体としての多数のころ6が転動自在に装填され、これらのころ6の転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在するころ6は転動してスライダ2の軸方向の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続移動させていくためには、これらのころ6を無限に循環させる必要がある。
この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在するころ6は転動してスライダ2の軸方向の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続移動させていくためには、これらのころ6を無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体2Aの両袖部4内に軸方向に貫通する孔7を片側上下2箇所ずつ、合計4箇所形成して該孔7に内部がころ6の通路(転動体通路)8aとされた循環スリーブ8を嵌め込むと共に、スライダ本体2Aの軸方向の両端にそれぞれ転動体循環部品としての一対のエンドキャップ9をねじ10等を介して固定し、このエンドキャップ9に上記両転動体転動面3,5間と上記転動体通路8aとを連通する略円弧状に湾曲した方向転換路(図示せず)を形成することにより、ころ6の無限循環軌道を形成している。
そして、この例では、上側の転動体通路8aと下側の両転動体転動面3,5間とを連通する方向転換路と、下側の転動体通路8aと上側の両転動体転動面3,5間とを連通する方向転換路とを形成している。なお、図10において、符号11はエンドキャップ9と共にスライダ本体2Aの端面にねじ10等を介して固定されたサイドシールである。
サイドシール11はエンドキャップ9と同様に略コ字状とされて内周部が案内レール1に摺接するシール面とされており、鋼板等にゴムを焼付接着して形成されている。
サイドシール11はエンドキャップ9と同様に略コ字状とされて内周部が案内レール1に摺接するシール面とされており、鋼板等にゴムを焼付接着して形成されている。
ところで、工作機械等のように周辺に切削粉等の異物が発生する機械装置に用いる直動案内軸受装置では、上述したサイドシール11によるシールだけでは十分でなく、かつ潤滑条件も厳しくなることから、従来においては、小さな異物のスライダ2内への侵入を防止するためのサイドシール11とエンドキャップ9との間に案内レール1に摺接しつつ潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材をケーシング部材に収容したシール装置を介装したものが提案されている(例えば特許文献1〜8参照)。
しかしながら、上記特許文献1〜8においては、いずれのシール装置もスライダ2側への取り付けは一般に2〜4本のねじ10を用いて行われるが、この場合、ねじ10の径に対してある程度の大径のねじ挿通穴にねじ10を通してスライダ2にねじ止め固定されるため、ねじ10の径とねじ挿通穴の径との寸法差分だけケーシング部材にがたつきが生じてケーシング部材に収納されている潤滑剤含有部材と案内レール1との適切な接触が得られない場合があり、このような場合には、想定した潤滑剤供給能力や防塵性能が十分得られず、直動案内軸受装置の寿命低下を招く虞れがある。
本発明はこのような不都合を解消するためにされたものであり、シール装置とスライダとの適正な位置決めを可能にして想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができる直動案内軸受装置を提供することを目的とする。
本発明はこのような不都合を解消するためにされたものであり、シール装置とスライダとの適正な位置決めを可能にして想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができる直動案内軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動面を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有し、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に設けられたシール装置とを備え、該シール装置が、前記案内レールに摺接して前記スライダの軸方向の端部をシールするシール部材と、少なくとも一つの前記シール部材を収納するケーシング部材とを具備する直動案内軸受装置において、
前記シール装置と前記スライダとを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする。
前記シール装置と前記スライダとを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、一つの前記ケーシング部材に一つの前記シール部材を収納した前記シール装置を前記スライダの軸方向の端部に複数重ねて取り付け、且つ複数の前記シール装置を互いに位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記シール部材に潤滑剤を含浸させて該潤滑剤を前記案内レールに供給可能としたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記シール部材に潤滑剤を含浸させて該潤滑剤を前記案内レールに供給可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、シール装置とスライダとを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けているので、シール装置がスライダひいては案内レールに対して適正に位置決めされ、これにより、シール装置のシール部材が案内レールに適正に接触して、異物の侵入を防止することができる。
この場合、シール部材に潤滑剤を含浸させて該潤滑剤を案内レールに供給可能とすることで、潤滑剤供給能力を十分に発揮することが可能となり、この結果、想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができ、直動案内軸受装置の寿命延長を図ることができる。
この場合、シール部材に潤滑剤を含浸させて該潤滑剤を案内レールに供給可能とすることで、潤滑剤供給能力を十分に発揮することが可能となり、この結果、想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができ、直動案内軸受装置の寿命延長を図ることができる。
また、一つのケーシング部材に一つのシール部材を収納したシール装置をスライダの軸方向の端部に複数重ねて取り付け、且つ複数のシール装置を互いに位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けることで、シール装置のスライダへの装着数量を必要潤滑剤量に応じて細かく設定することができる。
これにより、複数のシール部材を一つのケーシング部材に収納する場合に比べてスライダの軸方向の寸法を短くすることが可能となり、シール装置の装着によって犠牲となるストロークを最小限に抑えることができる。
これにより、複数のシール部材を一つのケーシング部材に収納する場合に比べてスライダの軸方向の寸法を短くすることが可能となり、シール装置の装着によって犠牲となるストロークを最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置のシール装置におけるケーシング部材を示す図、図2は図1のケーシング部材に収納されるシール部材の一例を示す図、図3はエンドキャップの一例を示す図、図4はサイドシールの一例を示す図、図5は位置決め用凸部の一例を示す図、図6〜図9は位置決め用凸部の変形例を示す図である。なお、この実施の形態では、既に図10及び図11で説明した従来の直動案内軸受装置との相違点についてのみ説明し、必要部分については図10及び図11の符号を流用する。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置は、スライダ2のエンドキャップ9とサイドシール11との間にシール装置(図示せず)が介装されており、該シール装置は、案内レール1に摺接してスライダ2の軸方向の端部をシールするシール部材20(図2参照)と、少なくとも1つの該シール部材20を収納するケーシング部材30(図1参照)とを具備する。なお、シール装置はスライダ2の両端部ではなく、片端部のみの配置でも良い。
シール部材20は潤滑油又はグリース等の潤滑剤を含有する例えば合成樹脂等から形成されており、図2に示すように、エンドキャップ9と同様に案内レール1の断面形状に対応した略コ字状に形成され、コ字状内周の一部又は全周が案内レール1に摺接して潤滑剤を供給するようになっている。
ケーシング部材30は、図1に示すように、略コ字状とされて前記シール部材20を収容する空間部30aを有しており、コ字状の内周は案内レール1に対して多少の間隔が設けられて該案内レール1とは非接触とされている。
ケーシング部材30は、図1に示すように、略コ字状とされて前記シール部材20を収容する空間部30aを有しており、コ字状の内周は案内レール1に対して多少の間隔が設けられて該案内レール1とは非接触とされている。
ここで、この実施の形態では、図3に示すように、エンドキャップ9のスライダ本体2Aの端面から離間する側の面に位置決め用凸部31を設け、図1に示すように、ケーシング部材30のエンドキャップ9側を向く面に前記位置決め用凸部31が嵌合する位置決め用凹部32を設けている。
また、ケーシング部材30の位置決め用凹部32を設けた面の裏面(エンドキャップ9から離間する側の面)にはエンドキャップ9の位置決め用凸部31と同一形状の位置決め用凸部33を設けている。
また、ケーシング部材30の位置決め用凹部32を設けた面の裏面(エンドキャップ9から離間する側の面)にはエンドキャップ9の位置決め用凸部31と同一形状の位置決め用凸部33を設けている。
さらに、サイドシール11には、図4に示すように、エンドキャップ9の位置決め用凸部31若しくはケーシング部材30の位置決め用凸部33が嵌合する位置決め用凹部34が設けられている。
そして、シール装置をスライダ2のエンドキャップ9とサイドシール11との間に装着する場合は、エンドキャップ9の位置決め用凸部31にシール装置のケーシング部材30の位置決め用凹部32を嵌合すると共に、ケーシング部材30の位置決め用凸部33にサイドシール11の位置決め用凹部34を嵌合し、これにより、スライダ2とシール装置との位置決めがなされる。なお、シール装置の非装着時には、エンドキャップ9の位置決め用凸部31にサイドシール11の位置決め用凹部34を嵌合する。
そして、シール装置をスライダ2のエンドキャップ9とサイドシール11との間に装着する場合は、エンドキャップ9の位置決め用凸部31にシール装置のケーシング部材30の位置決め用凹部32を嵌合すると共に、ケーシング部材30の位置決め用凸部33にサイドシール11の位置決め用凹部34を嵌合し、これにより、スライダ2とシール装置との位置決めがなされる。なお、シール装置の非装着時には、エンドキャップ9の位置決め用凸部31にサイドシール11の位置決め用凹部34を嵌合する。
また、一つのケーシング部材30に一つのシール部材20を収納したシール装置をスライダ2のエンドキャップ9とサイドシール11との間に複数重ねて取り付ける場合には、エンドキャップ9の位置決め用凸部31に最もエンドキャップ9側に位置するケーシング部材30の位置決め用凹部32を嵌合すると共に、最もサイドシール11側に位置するケーシング部材30の位置決め用凸部33にサイドシール11の位置決め用凹部34を嵌合し、中間部に位置するシール装置については、ケーシング部材30の位置決め用凸部33にケーシング部材30の位置決め用凹部32を嵌合する。
なお、エンドキャップ9やケーシング部材30に設けられている位置決め用凸部31,33の形状は、図5〜図9に示すように、円柱状(図5参照)、先端にR部を有する円柱状(図6参照)、角柱状(図7参照)、位相を90°ずらした角柱状(図8参照)、角錐状(図9参照)の他に、円筒状や半円筒状等の種々の形状を採用することができる。
一般にエンドキャップ9やシール装置のケーシング部材30は樹脂成形品が用いられるので、いずれの形状でも成形が可能であり、従って、位置決め用凸部31,33の形状は特に限定する必要はなく、いずれの形状でも、位置決め用凹部32,34と嵌合して位置決めがなされれば良い。
一般にエンドキャップ9やシール装置のケーシング部材30は樹脂成形品が用いられるので、いずれの形状でも成形が可能であり、従って、位置決め用凸部31,33の形状は特に限定する必要はなく、いずれの形状でも、位置決め用凹部32,34と嵌合して位置決めがなされれば良い。
同様に位置決め用凹部32,34の形状も位置決めがなされれば特に限定する必要はなく、また、位置決め用凸部31,33の形状と位置決め用凹部32,34の形状の組合せも自由に選択可能である。ケーシング部材30の材料についても、一つの例として樹脂を挙げたが、樹脂に限るものではない。
このようにこの実施の形態では、エンドキャップ9の位置決め用凸部31とケーシング部材30の位置決め用凹部32とを嵌合することでシール装置とスライダ2との位置決めがなされるので、シール装置をねじ10でスライダ2に固定した際のねじ10の径とねじ挿通穴の径との寸法差に関係なく、スライダ2に対してシール装置を適正な位置に取り付けることができる。
このようにこの実施の形態では、エンドキャップ9の位置決め用凸部31とケーシング部材30の位置決め用凹部32とを嵌合することでシール装置とスライダ2との位置決めがなされるので、シール装置をねじ10でスライダ2に固定した際のねじ10の径とねじ挿通穴の径との寸法差に関係なく、スライダ2に対してシール装置を適正な位置に取り付けることができる。
スライダ2に対してシール装置が適正な位置に取り付けられれば、案内レール1に対してもシール装置が適正な位置に配置されるため、ケーシング部材30に収納されているシール部材20が案内レール1と適切に接触し、これにより、想定した潤滑剤供給能力や防塵性を十分に得ることができ、直動案内軸受装置の寿命延長を図ることができる。
また、一つのケーシング部材30に一つのシール部材20を収納したシール装置をスライダ2の軸方向の端部に複数重ねて取り付け、且つケーシング部材30の位置決め用凸部33と位置決め用凹部32とによって複数のシール装置30を互いに位置決めすることにより、シール装置のスライダへの装着数量を必要潤滑剤量に応じて細かく設定することができる。
また、一つのケーシング部材30に一つのシール部材20を収納したシール装置をスライダ2の軸方向の端部に複数重ねて取り付け、且つケーシング部材30の位置決め用凸部33と位置決め用凹部32とによって複数のシール装置30を互いに位置決めすることにより、シール装置のスライダへの装着数量を必要潤滑剤量に応じて細かく設定することができる。
これにより、複数のシール部材20を一つのケーシング部材30に収納する場合に比べてスライダ2の軸方向の寸法を短くすることが可能となり、シール装置の装着によって犠牲となるストロークを最小限に抑えることができる。
例えば2個のスライダ2の軸方向内側部はシール装置の装着数を多くし、2個のスライダ2の軸方向外側部はシール装置を1個装着するようにすれば、2個のスライダ2の軸方向両端部にシール装置を均等数装着した場合の潤滑剤供給能力を維持したままストロークを長く取ることができる。
例えば2個のスライダ2の軸方向内側部はシール装置の装着数を多くし、2個のスライダ2の軸方向外側部はシール装置を1個装着するようにすれば、2個のスライダ2の軸方向両端部にシール装置を均等数装着した場合の潤滑剤供給能力を維持したままストロークを長く取ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、転動体としてころを用いた直動案内軸受装置を例示したが、転動体としてボールを用いた直動案内軸受装置に本発明を適用してもよいのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、転動体としてころを用いた直動案内軸受装置を例示したが、転動体としてボールを用いた直動案内軸受装置に本発明を適用してもよいのは勿論である。
また、上記実施の形態では、エンドキャップ9に位置決め用凸部31を、ケーシング部材30に位置決め用凹部32を設けているが、エンドキャップ9に位置決め用凹部32を、ケーシング部材30に位置決め用凸部31を設けるようにしてもよい。
その他、上記実施の形態において例示した転動体転動面、案内レール、転動体、スライダ、シール装置、シール部材、ケーシング部材、位置決め用凸部、位置決め用凹部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
その他、上記実施の形態において例示した転動体転動面、案内レール、転動体、スライダ、シール装置、シール部材、ケーシング部材、位置決め用凸部、位置決め用凹部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 案内レール
2 スライダ
3 転動体転動溝(案内レール側)
5 転動体転動面(スライダ側)
6 ころ(転動体)
20 シール部材
30 ケーシング部材
31,33 位置決め用凸部
32,34 位置決め用凹部
2 スライダ
3 転動体転動溝(案内レール側)
5 転動体転動面(スライダ側)
6 ころ(転動体)
20 シール部材
30 ケーシング部材
31,33 位置決め用凸部
32,34 位置決め用凹部
Claims (3)
- 軸方向に延びる転動体転動面を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有し、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダと、該スライダの軸方向の端部に設けられたシール装置とを備え、該シール装置が、前記案内レールに摺接して前記スライダの軸方向の端部をシールするシール部材と、少なくとも一つの前記シール部材を収納するケーシング部材とを具備する直動案内軸受装置において、 前記シール装置と前記スライダとを位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする直動案内軸受装置。
- 一つの前記ケーシング部材に一つの前記シール部材を収納した前記シール装置を前記スライダの軸方向の端部に複数重ねて取り付け、且つ複数の前記シール装置を互いに位置決めする位置決め用凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載した直動案内軸受装置。
- 前記シール部材に潤滑剤を含浸させて該潤滑剤を前記案内レールに供給可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載した直動案内軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004367886A JP2006170418A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | 直動案内軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004367886A JP2006170418A (ja) | 2004-12-20 | 2004-12-20 | 直動案内軸受装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=36671385
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006170418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104533943A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 雅固拉国际精密工业(苏州)有限公司 | 一种重型防尘滑轨 |
-
2004
- 2004-12-20 JP JP2004367886A patent/JP2006170418A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104533943A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 雅固拉国际精密工业(苏州)有限公司 | 一种重型防尘滑轨 |
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