JP2006145964A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被写体の様々な明るさや様々な撮影シーンに応じて適切なコントラスト最大点を得ることができる撮影装置を提供する。
【解決手段】 AF検出回路10_51に、CCD10_41で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するローパス用,ハイパス用のAFフィルタを備え、それらAFフィルタの特性を、AE検出回路10_50により検出された被写界輝度に応じて切り替え、切り替えられたAFフィルタからのAF評価値に基づいて、フォーカスレンズ10_1a2を合焦位置に駆動する。
【選択図】 図3
【解決手段】 AF検出回路10_51に、CCD10_41で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するローパス用,ハイパス用のAFフィルタを備え、それらAFフィルタの特性を、AE検出回路10_50により検出された被写界輝度に応じて切り替え、切り替えられたAFフィルタからのAF評価値に基づいて、フォーカスレンズ10_1a2を合焦位置に駆動する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像しその撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成して記録する撮影装置に関する。
上述のような撮影装置として、撮影レンズにより撮像素子上に被写体像を結像し、その撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成してICメモリカードに記録するデジタルカメラが普及している。このようなデジタルカメラにおいて、撮影レンズの焦点位置を調節して、被写体像を撮像素子の撮像面に自動的に合焦させるための自動焦点調節装置(以下、AF装置と称する)が搭載されたデジタルカメラが知られている。AF装置としては、被写体像の鮮鋭さを検出し、この鮮鋭さを表わすコントラストが最大となるように焦点を合わせるコントラスト検出方式が一般的である。例えば、このコントラスト検出方式は、撮像画面のほぼ中央に設けられたフォーカスエリアにおける輝度信号からコントラストを表わす高周波成分をハイパスフィルタやバンドパスフィルタ等のAFフィルタで抽出し、抽出した高周波成分に基づくコントラスト信号から算出したコントラスト評価値が最大となるように撮影レンズを移動させて自動焦点を得る方式である。
このようなコントラスト検出方式を採用した装置として、第1のAFフィルタで画像信号の高域の周波数成分を抽出し、第2のAFフィルタで画像信号の中域以上の周波数成分を抽出し、これら抽出した周波数成分に基づいてコントラスト最大点にピントを合わせる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−245126号公報
AF装置が搭載されたデジタルカメラにおいて、同じ被写体を撮影する場合であっても、明るい場所ではコントラストが高くなるため、被写体を表わす画像信号には高周波成分が多く含まれる。一方、暗い場所ではコントラストが低くなるため、被写体を表わす画像信号には低周波成分が多く含まれる。ここで、上述した特許文献1に提案された技術では、明るい場所では第1のAFフィルタで高周波領域の信号を抽出し、暗い場所では第2のAFフィルタで低周波領域の信号を抽出することにより、コントラスト最大点にピントを合わせるというフォーカス制御が行なわれる。しかし、このように一義的にフォーカス制御を行なうのでは、被写体の様々な明るさや様々な撮影シーンに応じて適切なコントラスト最大点を得ることは困難である。
本発明は、上記事情に鑑み、被写体の様々な明るさや様々な撮影シーンに応じて適切なコントラスト最大点を得ることができる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置のうちの第1の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像しその撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成して記録する撮影装置において、
上記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、そのフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
被写界輝度を測定する測光手段とを備え、
上記ピント調整手段が、上記フィルタの特性を、上記測光手段により測光された被写界輝度に応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたものであることを特徴とする。
上記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、そのフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
被写界輝度を測定する測光手段とを備え、
上記ピント調整手段が、上記フィルタの特性を、上記測光手段により測光された被写界輝度に応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたものであることを特徴とする。
本発明の第1の撮影装置は、撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタの特性を、測光手段により測光された被写界輝度に応じて切り替えるものであるため、例えば実施形態に示すように、被写界輝度を表わすAE(Auto Exposure)値に応じたパラメータをフィルタに設定することにより、そのAE値に見合ったフィルタの特性に切り替えられる。従って、被写体の様々な明るさに応じて適切なコントラスト最大点を得ることができる。また、例えば暗い場所での撮影にあたり、従来ではコントラストが低すぎて被写体像を撮像素子の撮像面に合焦させることが困難な場合であっても、本発明では被写体像を撮像素子の撮像面に素早く合焦させることができる。
また、上記目的を達成する本発明の撮影装置のうちの第2の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像しその撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成して記録する撮影装置において、
上記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、そのフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
撮影シーンを選択するシーン設定操作子とを備え、
上記ピント調整手段が、上記フィルタの特性を、上記シーン設定操作子により設定された撮影シーンに応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたことを特徴とする。
上記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、そのフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
撮影シーンを選択するシーン設定操作子とを備え、
上記ピント調整手段が、上記フィルタの特性を、上記シーン設定操作子により設定された撮影シーンに応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の第2の撮影装置は、撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタの特性を、シーン設定操作子により設定された撮影シーンに応じて切り替えるものであるため、後述する実施形態に示すように、シーン設定操作子であるモードダイヤルで選択された夜景,スポーツ,風景,人物の撮影シーンに応じたパラメータをフィルタに設定することにより、それらの撮影シーンに見合ったフィルタの特性に切り替えられる。従って、様々な撮影シーンに応じて適切なコントラスト最大点を得ることができる。このようにすることにより、例えば風景を撮影する場合は、遠くのものを撮ることが多く、これら遠くのものは小さく写り、結果として画像信号には高周波成分が多く含まれため、フィルタに高周波数用のパラメータを設定することにより鮮明な画像を得ることができる。
本発明の撮影装置によれば、被写体の様々な明るさや様々な撮影シーンに応じて適切なコントラスト最大点を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。
図1に示すデジタルカメラ10の前面中央部には、光学ズームレンズである撮影レンズ10_1aを内部に備えたズーム鏡胴10_1が備えられている。また、このデジタルカメラ10の前面上部には、撮影に同期してフラッシュ光を発するフラッシュ発光装置10_2と、フラッシュ発光装置10_2からのフラッシュ光の光量を制御するためにそのフラッシュ光の光量を検出するフラッシュ調光センサ10_3と、光学式ファインダ対物窓10_4とが備えられている。
また、このデジタルカメラ10の前面左側には、スライド式の電源スイッチ10_5と、このデジタルカメラ10に内蔵されたバッテリを充電しているときに点灯したり画像データの伝送時やセルフタイマ作動時等に点滅したりするイルミネーションランプ10_6が備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10の上面には、シャッタボタン10_7および音声をピックアップするマイクロホン10_8が備えられている。
また、このデジタルカメラ10の図1に示す右側面には、スピーカ10_9、撮影済みの画像データをパーソナルコンピュータなどに送信するときに使用されるUSBケーブルが接続されるUSB端子10_10、および外部電源端子10_11が備えられている。
図2は、図1に示すデジタルカメラを背面斜め上から見た外観斜視図である。
図2に示すデジタルカメラ10の背面上部には、光学式ファインダ接眼窓10_22と、撮影準備完了等に点灯したり撮影中に点滅したりするファインダランプ10_23と、静止画モード,再生モード,動画撮影モードを切り換えるモードスイッチ10_24とが備えられている。また、モードスイッチ10_24の右側には、マクロボタン10_25と、ズームボタン10_26と、フラッシュボタン10_27とが備えられている。
マクロボタン10_25は、マクロ撮影を行なうか否かを切り換えるボタンであり、一度押下するとマクロ撮影モードとなり、再度押下するとマクロ撮影モードが解除される。
ズームボタン10_26は、上方に向けて押下することにより望遠側(テレ側)にズームアップするとともに下方に向けて押下することにより広角側(ワイド側)にズームダウンするボタンである。また、このズームボタン10_26は、単に押下することにより、後述する液晶モニタ10_28に表示される各種のメニューを選択するボタンである。
フラッシュボタン10_27は、押下する毎に、オートフラッシュ→赤目低減フラッシュ→強制フラッシュ→フラッシュ禁止→スローシンクロ→オートフラッシュというようにフラッシュの状態を繰り返し切り換えるためのボタンである。
また、デジタルカメラ10の背面中央部には、液晶モニタ10_28と、MENU/OKボタン10_29と、BACKボタン10_30と、DISPボタン10_31と、フォトモードボタン10_32とが備えられている。
液晶モニタ28は、デジタルカメラ10で被写体光を捉えて生成された画像データからなる画像や種々の設定時における情報等を表示する。
MENU/OKボタン10_29は、撮影時や再生時における各種のメニューを表示したり、上記ズームボタン10_26により選択されたメニューを決定するためのボタンである。
BACKボタン10_30は、MENU/OKボタン10_29等による操作状態を1つ前に戻したり取り消したりするためのボタンである。
DISPボタン10_31は、液晶モニタ10_28に表示された画面の状態を切り換えるためのボタンであり、例えば撮影時に液晶モニタ10_28の表示をオン,オフしたり、再生時に文字表示をオン,オフしたりするためのボタンである。
フォトモードボタン10_32は、ピクセル数,感度,色味,プリント枚数等を設定するためのボタンである。
さらに、デジタルカメラ10の背面下部には、バッテリおよびメモリカードを収容する収容蓋10_33が備えられている。また、このデジタルカメラ10の側面部には、ストラップ取付部10_34も備えられている
図3は、図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ10には、前述した撮影レンズ10_1aを構成するズームレンズ10_1a1およびフォーカスレンズ10_1a2と、その撮影レンズ10_1aを経由して結像された被写体像をアナログ信号に変換する撮像素子(CCDと称する)10_41が備えられている。
また、このデジタルカメラ10には、CCD10_41からのアナログの画像信号をA/D変換してデジタルの画像信号を生成するA/D変換回路10_42と、そのA/D変換回路10_42からのデジタルの画像信号をバスライン10_100に伝達する画像入力コントローラ10_43と、バスライン10_100を介して入力されたデジタルの画像信号を輝度(Y)と色(C)とで表わされるYC信号に変換する画像信号処理回路10_44とが備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、バスライン10_100を介して入力されたYC信号を圧縮処理する圧縮処理回路10_45と、バスライン10_100を介して入力されたYC信号をNTSC(National TV Standards Committee)信号に変換するビデオエンコーダ10_46が備えられている。ビデオエンコーダ10_46から出力されたNTSC信号は、前述した液晶モニタ10_34に供給されてその液晶モニタ10_34で画像が表示される。
また、デジタルカメラ10には、このデジタルカメラ10全体の制御を行なうCPU10_47と、ズームレンズ10_1a1,フォーカスレンズ10_1a2を駆動するモータドライバ10_48,10_49と、前述したシャッタボタン10_8とが備えられている。
さらに、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号に基づいて被写界輝度を検出するAE検出回路10_50(本発明にいう測光手段の一例に相当)が備えられている。
また、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号に基づいて所定の周波数領域の信号を抽出する後述するフィルタを有し、そのフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるAF検出回路10_51が備えられている。ここで、AF検出回路10_51,CPU10_47,モータドライバ10_49,フォーカスレンズ10_1a1が、本発明にいうピント調整手段の一例に相当する。また、CPU10_47は、フィルタの特性を、AE検出回路10_50で検出された被写体輝度に応じて切り替える本発明にいうフィルタ制御部の役割を担うものでもある。
さらに、このデジタルカメラ10には、デジタルの画像信号が記憶されるメモリ(SDRAM)10_52と、圧縮処理回路10_45で圧縮されたYC信号を可搬型記録媒体である記録メディア10_54に記録するためのメディアコントローラ10_53が備えられている。
図4は、図3に示すAF回路の構成を示す図である。
図4には、前述したCCD10_41およびA/D変換回路10_42と、AF回路10_51が示されている。尚、ここでは、図面を簡略化するために、画像入力コントローラ10_43やバスライン10_100等は図示省略する。
CCD10_41からのアナログの画像信号は、A/D変換回路10_42でデジタルの画像信号にA/D変換されて、図3に示す画像入力コントローラ10_43,バスライン10_100,画像信号処理回路10_44を経由して、AF回路10_51に入力される。
AF回路10_51では、プリガンマ処理部10_511で、入力されたデジタルの画像信号が表わす明るさのレベルを、予め設定された入出力特性(ガンマカーブ)に従って所定の大きさのレベルに変換して、ローパス用のAFフィルタ10_512に向けて出力する。
ローパス用のAFフィルタ10_512の構成については後述するが、このAFフィルタ10_512は、AE検出回路10_50で検出された被写界輝度の値(EV値)に応じた低周波成分を有する周波数の画像信号を通過させるための特性に切り替えられ、その切り替えられた特性に応じた周波数成分を有する画像信号を、ハイパス用のAFフィルタ10_513,517に向けて出力する。
ハイパス用のAFフィルタ10_513,10_517の構成についても後述するが、これらのAFフィルタ10_513,10_517は、上記AE検出回路10_50で検出された被写界輝度の値(EV値)に応じた互いに異なる高周波成分を有する周波数の画像信号を通過させるための特性に切り替えられ、それら特性に応じた周波数成分を有する画像信号を、ABS(絶対値)部10_514,10_518に向けて出力する。
このハイパス用のAFフィルタ10_513,10_517からの画像信号は、隣接画素の画素値どうしの差分を表わす画像信号となっており、この画像信号は、ABS(絶対値)部10_514,10_518に入力されて、マイナスの値はプラスの値に変更されるとともにプラスの値はそのまま通過してコアリング10_515,10_519に向けて出力される。
コアリング10_515,10_519は、ABS部10_514,10_518からのデータから所定の一定値を引き算することによりノイズ除去を行なう。
積算部10_516,10_520は、ノイズ除去されたデータを積算することにより、第1,第2のバンドパスフィルタ特性における第1,第2の評価値を得る。これら第1,第2の評価値に基づいて、後述するようにしてフォーカス制御が行なわれる。
図5は、図3に示すAE検出回路で検出された被写界輝度のEV値と、図4に示すAFフィルタに設定するパラメータとを示す図である。
尚、図5に示すAFフィルタ1,2,3は、図4に示すローパス用のAFフィルタ10_512,ハイパス用のAFフィルタ10_513,10_517を示す。
図5には、AE検出回路10_50で検出された、比較的暗い場所における被写界輝度のEV値(5EV未満)と、通常の明るさの場所における被写界輝度のEV値(5EV〜10EV未満)と、比較的明るい場所における被写界輝度のEV値(10EV以上)とが示されている。即ち、被写体を表わす画像信号に、低周波成分が多く含まれる場所と、中間の周波成分が多く含まれる場所と、高周波成分が多く含まれる場所とにおけるEV値が示されている。ここで、図5に示すAFフィルタ1,2,3には、被写界輝度のEV値(5EV未満),(5EV〜10EV未満),(10EV以上)に応じて、この図5に示すパラメータS,A1,A2が設定される。
図6は、図4に示すローパス用のAFフィルタの構成を示す図である。
図6に示すローパス用のAFフィルタ10_512には、乗算器10_512a,10_512b,10_512c,10_512dと、遅延回路10_512e,10_512f,10_512g,10_512hと、減算器10_512iと、加算器10_512j,10_512k,10_512mとが備えられている。
乗算器10_512aには、図4に示すプリガンマ処理部10_511からの画像信号inおよび図5に示す被写界輝度のEV値(例えば5EV未満)に応じたパラメータS(=7)が設定される。また、乗算器10_512b,10_512cには、被写界輝度のEV値(5EV未満)に応じたパラメータA1(=1),A2(=5)が設定される。
このローパス用のAFフィルタ10_512は、乗算器10_512aで画像信号inとパラメータSとを乗算して画像信号を得、その画像信号を遅延回路10_512eで所定時間だけ遅延させて減算器10_512iに出力する。減算器10_512iでは、遅延回路10_512eからの画像信号を、遅延回路10_512f,10_512g,パラメータA1が設定された乗算器10_512b,パラメータA2が設定された乗算器10_512c,加算器10_512jからなるフィードバック経路からの画像信号で減算して加算器10_512kに出力する。加算器10_512kでは、この信号と、乗算器10_512d,加算器10_512mからなるフィードフォワード経路からの画像信号とを加算して、遅延回路10_512hを経由して画像信号outとして出力する。このようにして、被写界輝度のEV値(5EV未満)に応じて設定されたパラメータS,A1,A2に基づくフィルタ特性を有するローパス用のAFフィルタ10_512が実現される。
図7は、図4に示すハイパス用のAFフィルタの構成を示す図である。
尚、図6に示すローパス用のAFフィルタ10_512の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付して説明する。
図7に示すハイパス用のAFフィルタ10_513は、図6に示すローパス用のAFフィルタ10_512と比較し、加算器10_512mが減算器10_513mに置き換えられている点が異なっている。
乗算器10_512aには、図4に示すプリガンマ処理部10_511からの画像信号inおよび図5に示す被写界輝度のEV値(例えば5EV未満)に応じたパラメータS(=27)が設定される。また、乗算器10_512b,10_512cには、被写界輝度のEV値(5EV未満)に応じたパラメータA1(=−53),A2(=22)が設定される。
このハイパス用のAFフィルタ10_513を構成する減算器10_512iでは、遅延回路10_512eからの画像信号を、上述したフィードバック経路からの画像信号で減算して加算器10_512kに出力する。加算器10_512kでは、この信号と、乗算器10_512d,減算器10_513mからなるフィードフォワード経路からの画像信号とを加算して、遅延回路10_512hを経由して画像信号outとして出力する。このようにして、被写界輝度のEV値(5EV未満)に応じて設定されたパラメータS,A1,A2に基づくフィルタ特性を有するハイパス用のAFフィルタ10_513が実現される。尚、図4に示すハイパス用のAFフィルタ10_517の構成も、このハイパス用のAFフィルタ10_513の構成と同じであり、このハイパス用のAFフィルタ10_517には、ここでは、被写界輝度のEV値(5EV未満)に応じたパラメータS(=25),A1(=−47),A2(=19)が設定される。
図8は、図3に示すデジタルカメラで実行されるAE処理,AF処理を示すフローチャートである。
ユーザがAE処理/AF処理での撮影を指示すると、先ずステップS1において、AE処理(輝度の取得)を行なう。次いで、ステップS2において、取得した輝度に応じてAFフィルタ設定用のパラメータの選択を行なう。さらに、ステップS3において、図9を参照して説明するAF処理を行なって撮影シーケンスへと移行する。
図9は、図8に示すAF処理ルーチンのフローチャートである。
先ず、ステップS11において、このAF処理に使用するAFエリアを設定する。次に、ステップS12において、選択されたAFフィルタのパラメータおよびコアリング値を設定する。さらに、ステップS13において露出値を設定し、ステップS14に進む。
ステップS14では、フォーカスレンズをスタート位置に駆動する。次いで、ステップS15において、合焦点を検出するためにフォーカスレンズを前後させるAFサーチを行なう。さらに、ステップS16において合焦点を演算してステップS17に進む。ステップS17では、合焦位置を補正する。さらに、ステップS18において、フォーカスレンズを合焦位置に駆動してこのルーチンを終了する。
図10は、AFフィルタに設定するパラメータを変更した場合のAF評価値の変化を示す図である。
図10には、ローパス用のAFフィルタに設定するパラメータを固定にしておき、ハイパス用のAFフィルタに設定するパラメータを、「やや低周波」用のパラメータから「やや高周波」用のパラメータに変更した場合のグラフが示されている。
グラフAは、ハイパス用のAFフィルタに「やや低周波」用のパラメータを設定した場合のAF評価値を示す。一方、グラフBは、ハイパス用のAFフィルタに「やや高周波」用のパラメータを設定した場合のAF評価値を示す。このように、AFフィルタに設定するパラメータを少し変更するだけで、同じ画像でもAF評価値の出方が変わるため、AE検出回路10_50で検出された被写界輝度に基づいてAFフィルタ設定用のパラメータを選択することは有効である。
尚、ここでは、AE検出回路10_50で検出された被写界輝度に基づいてAFフィルタ設定用のパラメータを選択する例で説明したが、最終的に液晶モニタ10_34に表示するためのスルー画の明るさに基づいてAFフィルタ設定用のパラメータを選択してもよい。
図11は、本発明の第2の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。
図11に示すデジタルカメラ110の前面中央部には、光学ズームレンズである撮影レンズ110_1aを内部に備えたズーム鏡胴110_1が備えられている。また、このデジタルカメラ110の前面上部には、撮影に同期してフラッシュ光を発するフラッシュ発光装置110_2と、フラッシュ発光装置110_2からのフラッシュ光の光量を制御するためにそのフラッシュ光の光量を検出するフラッシュ調光センサ110_3と、光学式ファインダ対物窓110_4とが備えられている。
また、このデジタルカメラ110の前面左側には、このデジタルカメラ110を確実に握ることができる形状を有するグリップ110_5と、セルフタイマ作動時等に点滅するセルフタイマランプ110_6と、音声をピックアップするマイクロホン110_7とが備えられている。
さらに、このデジタルカメラ110の上面には、シャッタボタン110_8と、各種の設定を行なうためのモードダイヤル110_9(本発明にいうシーン設定操作子の一例に相当)と、電源ボタン110_10とが備えられている。
また、このデジタルカメラ110の図11に示す右側面には、スピーカ110_11が備えられている。
図12は、図11に示すデジタルカメラを上から見た外観図である。
このデジタルカメラ110には、前述したフラッシュ発光装置110_2,シャッタボタン110_8,モードダイヤル110_9,電源ボタン110_10に加えて、このデジタルカメラ110の上方から下方に向けて設けられた斜面部に、フラッシュ発光装置110_2をポップアップするためのポップアップボタン110_12が備えられている。また、モードダイヤル110_9には、オートモードを示す文字AUTO、プログラムオートモードを示すP、シャッタスピード優先オートモードを示すS、絞り優先オートモードを示すA、マニュアルモードを示すM、動画モードを示す絵柄、および4つのシーンポジション(夜景、スポーツ、風景、人物のシーンポジション)を示す4つの絵柄が印刷されている。このモードダイヤル110_9を回転操作することにより、所望のモードに設定することができる。ここで、各モードについて説明する。
オートモード(AUTO)は、カメラ側で露出やホワイトバランス等全てを制御するためのモードである。
プログラムオートモード(P)は、シャッタスピードと絞りを自動的に設定するためのモードである。
シャッタスピード優先オートモード(S)は、シャッタスピードを優先的に設定するためのモードである。
絞り優先オートモード(A)は、絞りを優先的に設定するためのモードである。
マニュアルモード(M)は、シャッタスピードと絞りを自由に設定するためのモードである。
マニュアルモード(M)の隣りの絵柄で示される動画モードは、動画撮影用のモードである。
また、この動画モードから見て時計回りに4つの撮影シーン(夜景、スポーツ、風景、人物)を選択するための4つのシーンポジションモードがある。
夜景用のシーンポジションモードは、夕景や夜景などの雰囲気を活かした撮影に好適なモードである。
スポーツ用のシーンポジションモードは、スポーツシーンをはじめ、動体撮影に好適なモードである。
風景用のシーンポジションモードは、建物や山等、昼間の風景撮影に好適なモードである。
人物用のシーンポジションモードは、肌色をより美しく写し出すことができるポートレート撮影に好適なモードである。
図13は、図11に示すデジタルカメラを背面から見た外観図である。
図13に示すデジタルカメラ110の背面上部には、光学式ファインダ接眼窓110_22と、撮影準備完了等に点灯したり撮影中に点滅したりするファインダランプ110_23と、露出補正ボタン110_24と、押下することにより広角側(ワイド側)にズームアップする広角ズームボタン110_25と、押下することにより望遠側(テレ側)にズームアップする望遠ズームボタン110_26と、撮影モードと再生モードを切り換えるモードスイッチ110_27とが備えられている。
また、モードスイッチ110_27の下側には、フォトモードボタン110_30と、十字ボタン110_31と、メニュー/OKボタン110_32と、DISP/BACKボタン110_33とが備えられている。さらに、デジタルカメラ110の背面中央部には、液晶モニタ110_34が備えられている。
フォトモードボタン110_30は、ピクセル数,感度,色味,プリント枚数等を設定するためのボタンである。
十字ボタン110_31は、液晶モニタ110_34上にメニュー画面などが表示された場合には、その十字キー110_31の上ボタン110_31a、下ボタン110_31b、左ボタン110_31c、右ボタン110_31dの4つのボタンを操作することによってメニューの選択を行なうことができる。また、左ボタン110_31cは、マクロ撮影を行なうか否かを切り換えるためのボタン(本発明にいうシーン設定操作子の他の一例に相当)でもあり、一度押下するとマクロ撮影モードとなり、再度押下するとマクロ撮影モードが解除される。さらに、右ボタン110_31dは、フラッシュボタンの役割を担うボタンでもあり、押下する毎に、オートフラッシュ→赤目低減フラッシュ→強制フラッシュ→フラッシュ禁止→スローシャッタでのフラッシュ→オートフラッシュというようにフラッシュの状態を繰り返し切り換えるためのボタンでもある。
メニュー/OKボタン110_32は、撮影時や再生時における各種のメニューを表示したり、選択されたメニューを決定するためのボタンである。尚、メニュー/OKボタン110_32も本発明にいうシーン設定操作子の他の一例に相当し、このメニュー/OKボタン110_32の操作により撮影シーンを変更することもできる。
DISP/BACKボタン110_33は、DISPボタンおよびBACKボタン双方の役割を担うボタンである。DISPボタンの役割の場合は、液晶モニタ110_34に表示された画面の状態を切り換えるためのボタンとなり、例えば撮影時に液晶モニタ110_34の表示をオン,オフしたり、再生時に文字表示をオン,オフしたりする。一方、BACKボタンの役割の場合は、MENU/OKボタン110_32等による操作状態を1つ前に戻したり取り消したりするためのボタンとなる。
液晶モニタ110_34は、デジタルカメラ110で被写体光を捉えて生成された画像データからなる画像や種々の設定時における情報等を表示する。
図14は、図11に示すデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
尚、前述した図3に示すデジタルカメラ10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し重複説明は省く。
このデジタルカメラ110の回路構成は、図3に示すデジタルカメラ10の回路構成と比較し、モードダイヤル110_9が追加された点が異なっている。
このデジタルカメラ110は、CCD10_41で得られたアナログの画像信号に基づいて所定の周波数領域の信号を抽出するAFフィルタを有し、それらAFフィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるAF検出回路10_51、CPU10_47、モータドライバ10_49、およびフォーカスレンズ10_1a1からなるピント調整手段と、モードダイヤル110_9とを備えている。
また、CPU10_47は、AFフィルタの特性を、モードダイヤル110_9により設定された撮影シーンに応じて切り替えるフィルタ制御部の役割を担うものでもある。
図15は、モードダイヤルや十字ボタンにより切り替えられる撮影シーンのモードと、AF検出回路に備えられたAFフィルタに設定するパラメータとを示す図である。
図15には、モードダイヤル110_9により切り替えられる風景モード,人物モード,夜景モード,その他のモード(スポーツモード,オートモード)と、十字ボタン110_31により切り替えられるマクロモード、およびそれらのモードに対応してAFフィルタ1,2,3に設定するためのパラメータS,A1,A2が示されている。風景モードでは、遠くのものを撮ることが多く、遠くのものは小さく写り、結果として画像信号には高周波成分が多く含まれため、AFフィルタ1,2,3に「やや高周波」用のパラメータを設定することにより鮮明な画像を得ることができる。また、人物モードやマクロモードでは遠くの背景を表わす画像信号に含まれる高周波成分よりも、近くの人物の肌等を表わす画像信号に含まれる低周波成分を拾う必要があり、従って「やや低周波1」用のパラメータをAFフィルタ1,2,3に設定する。さらに、夜景モードでは暗いシーンを撮るはずであり、コントラストが低下していることが想定されるため、画像信号に含まれる低周波成分が必要である。従って、「やや低周波2」用のパラメータをAFフィルタ1,2,3に設定し、その他のモードでは「標準」用のパラメータをAFフィルタ1,2,3に設定する。このようにすることにより、それぞれのモードで適切な画像を得ることができる。
図16は、モードダイヤル変更処理ルーチンのフローチャートである。
ユーザがモードダイヤル110_9を変更する操作を行なうと、ステップS21において、モードダイヤル変更処理ルーチンが実行される。このモードダイヤル変更処理ルーチンでは、変更後のモードに応じてAFフィルタ設定用のパラメータ(図15参照)の選択を行なう。その後、このルーチンを終了する。
次いで、ユーザがAE処理/AF処理での撮影を指示すると、AE処理が行なわれ、その後、選択されたパラメータの設定がAFフィルタに対して行なわれ、さらに前述した図9に示すAF処理が行なわれて最終的にフォーカスレンズを合焦位置に駆動し、所定の撮影シーケンスへと移行する。
10,110 デジタルカメラ
10_1,110_1 ズーム鏡胴
10_1a 撮影レンズ
10_1a1 ズームレンズ
10_1a2 フォーカスレンズ
10_2,110_2 フラッシュ発光装置
10_3,110_3 フラッシュ調光センサ
10_4,110_4 光学式ファインダ対物窓
10_5 電源スイッチ
10_6 イルミネーションランプ
10_7,110_8 シャッタボタン
10_8 マイクロホン
10_9,110_11 スピーカ
10_10 USB端子
10_11 外部電源端子
10_22,110_22 光学式ファインダ接眼窓
10_23,110_23 ファインダランプ
10_24 モードスイッチ
10_25,110_7 マクロボタン
10_26 ズームボタン
10_27 フラッシュボタン
10_28,110_34 液晶モニタ
10_29 MENU/OKボタン
10_30 BACKボタン
10_31 DISPボタン
10_32 フォトモードボタン
10_33 収容蓋
10_34 ストラップ取付部
10_41 撮像素子(CCD)
10_42 A/D変換回路
10_43 画像入力コントローラ
10_44 画像信号処理回路
10_45 圧縮処理回路
10_46 ビデオエンコーダ
10_47 CPU
10_48,10_49 モータドライバ
10_50 AE検出回路
10_51 AF検出回路
10_52 メモリ(SDRAM)
10_53 メディアコントローラ
10_54 記録メディア
10_100 バスライン
10_511 プリガンマ処理部
10_512 ローパス用のAFフィルタ
10_513,517 ハイパス用のAFフィルタ
10_514,10_518 ABS(絶対値)部
10_515,10_519 コアリング
10_516,10_520 積算部
10_512a,10_512b,10_512c,10_512d 乗算器
10_512e,10_512f,10_512g,10_512h 遅延回路
10_512i,10_513m 減算器
10_512j,10_512k,10_512m 加算器
110_5 グリップ
110_6 セルフタイマランプ
110_9 モードダイヤル
110_10 電源ボタン
110_12 ポップアップボタン
110_24 露出補正ボタン
110_25 広角ズームボタン
110_26 望遠ズームボタン
110_27 モードスイッチ
110_30 フォトモードボタン
110_31 十字ボタン
110_31a 上ボタン
110_31b 下ボタン
110_31c 左ボタン
110_31d 右ボタン
110_32 メニュー/OKボタン
110_33 DISP/BACKボタン
10_1,110_1 ズーム鏡胴
10_1a 撮影レンズ
10_1a1 ズームレンズ
10_1a2 フォーカスレンズ
10_2,110_2 フラッシュ発光装置
10_3,110_3 フラッシュ調光センサ
10_4,110_4 光学式ファインダ対物窓
10_5 電源スイッチ
10_6 イルミネーションランプ
10_7,110_8 シャッタボタン
10_8 マイクロホン
10_9,110_11 スピーカ
10_10 USB端子
10_11 外部電源端子
10_22,110_22 光学式ファインダ接眼窓
10_23,110_23 ファインダランプ
10_24 モードスイッチ
10_25,110_7 マクロボタン
10_26 ズームボタン
10_27 フラッシュボタン
10_28,110_34 液晶モニタ
10_29 MENU/OKボタン
10_30 BACKボタン
10_31 DISPボタン
10_32 フォトモードボタン
10_33 収容蓋
10_34 ストラップ取付部
10_41 撮像素子(CCD)
10_42 A/D変換回路
10_43 画像入力コントローラ
10_44 画像信号処理回路
10_45 圧縮処理回路
10_46 ビデオエンコーダ
10_47 CPU
10_48,10_49 モータドライバ
10_50 AE検出回路
10_51 AF検出回路
10_52 メモリ(SDRAM)
10_53 メディアコントローラ
10_54 記録メディア
10_100 バスライン
10_511 プリガンマ処理部
10_512 ローパス用のAFフィルタ
10_513,517 ハイパス用のAFフィルタ
10_514,10_518 ABS(絶対値)部
10_515,10_519 コアリング
10_516,10_520 積算部
10_512a,10_512b,10_512c,10_512d 乗算器
10_512e,10_512f,10_512g,10_512h 遅延回路
10_512i,10_513m 減算器
10_512j,10_512k,10_512m 加算器
110_5 グリップ
110_6 セルフタイマランプ
110_9 モードダイヤル
110_10 電源ボタン
110_12 ポップアップボタン
110_24 露出補正ボタン
110_25 広角ズームボタン
110_26 望遠ズームボタン
110_27 モードスイッチ
110_30 フォトモードボタン
110_31 十字ボタン
110_31a 上ボタン
110_31b 下ボタン
110_31c 左ボタン
110_31d 右ボタン
110_32 メニュー/OKボタン
110_33 DISP/BACKボタン
Claims (2)
- 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し該撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成して記録する撮影装置において、
前記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、該フィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
被写界輝度を測定する測光手段とを備え、
前記ピント調整手段が、前記フィルタの特性を、前記測光手段により測光された被写界輝度に応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたものであることを特徴とする撮影装置。 - 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し該撮像素子で被写体を表わす画像信号を生成して記録する撮影装置において、
前記撮像素子で得られた画像信号から所定の周波数領域の信号を抽出するフィルタを有し、該フィルタを通過した信号に基づくコントラスト検知によりコントラスト最大点にピントを合わせるピント調整手段と、
撮影シーンを選択するシーン設定操作子とを備え、
前記ピント調整手段が、前記フィルタの特性を、前記シーン設定操作子により設定された撮影シーンに応じて切り替えるフィルタ制御部をさらに備えたことを特徴とする撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337408A JP2006145964A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337408A JP2006145964A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006145964A true JP2006145964A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36625719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004337408A Withdrawn JP2006145964A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006145964A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008959A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及びこれを用いた撮影方法 |
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JP2009031702A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-02-12 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2009175253A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Canon Inc | 自動焦点調整装置 |
EP2148499A2 (en) | 2008-07-25 | 2010-01-27 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus and method |
JP2013031127A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Car Mate Mfg Co Ltd | 自動撮影装置 |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004337408A patent/JP2006145964A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8310586B2 (en) | 2006-08-15 | 2012-11-13 | Fujifilm Corporation | Photographing apparatus and in-focus position searching method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061214 |
|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |