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JP2006038296A - 引き出し式加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 調理器本体に対して引き出し体を引き出し且つ押し込むスライド機構とそれを駆動する駆動機構を加熱室と切り離して配置することで、それら機構が加熱室内のマイクロ波や食品カスに曝されることを回避可能とした引き出し式加熱調理器を提供する。
【解決手段】 引き出し体2は、開閉扉4と内部に被加熱物が載置される加熱容器5とを備え、内部にマイクロ波による加熱室3が形成されている調理器本体1に対して、加熱容器5が加熱室3内へ収納される収納位置と加熱室3から外部へ引き出される引き出し位置との間で移動可能に配設されている。引き出し体2は、調理器本体1に対して、加熱室3の外側で、スライド機構としての左右のスライドレール7,7と駆動機構が設けられる中央のスライドレール17とを介して移動可能であるで、各スライドレールや駆動機構は、故障の原因となる高温やマイクロ波或いは食品のカスの影響を受けることがない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、加熱容器を調理器本体から前方へ引き出し可能な引き出し式加熱調理器に関する。
従来、電子レンジ等の加熱調理器については、前面に開閉扉式のものが数多く提案されているが、そうした型式とは別型式の調理器として前面側への引き出し式の加熱調理器も提案されている。引き出し式の加熱調理器は、比較的大型の構造に適しているので、システムキッチンを構成する調理器の一つとして位置づけられている。
引き出し式加熱調理器の一例として、前面の開閉扉と連動する底板を機器本体に対してスライド機構によって円滑にスライド可能とし、機器本体側に設けられているモータの出力をピニオン・ラック機構等の伝達手段によって底板を開閉扉と共に開閉駆動する構造が提案されている(特許文献1参照)。扉開閉装置は、開閉扉を閉成保持するラッチ装置と、扉開閉スイッチと、この扉開閉スイッチの信号を受けて開閉扉の開閉動作を行うようにモータを駆動する制御回路とを備えており、扉開閉スイッチを押すと、自動的にラッチを解除するとともに、モータの駆動力によって開閉扉と底板が連動して開閉動作する。
特開平3−45820号公報(第3頁上左欄第5行〜同頁上右欄第16行、図2〜図4)
引き出し式加熱調理器の別の例として、被加熱物が収納される引き出し体が調理器本体内に引き出し可能に設けられた加熱調理器であって、引き出し体が手前側に引き出されたことを検出し、調理器本体の底面に設けられている電磁石脚部を励磁して調理器を載置した金属製載置面に吸着させるものが提案されている(特許文献2参照)。多量の被加熱物が収納された引き出し体が引き出されたときに電磁石脚部を金属製載置面に吸着させることにより、引き出し体が、重量バランス不安定となって、例えば、キッチンカウンターから前方に転倒するのを防止することを図っている。
特開平6−109257号公報(段落[0010]、図1)
引き出し式加熱調理器の他の例として、食品載置部を移動可能な引き出し構造とした電子レンジが提案されている(特許文献3参照)。この電子レンジは、上部に開口を有する加熱容器を電子レンジの本体筐体から引き出し自由に設け、加熱容器と本体筐体側に設けられた加熱容器の開口を覆う蓋部とでマイクロ波を閉じ込め加熱室を形成している。この電子レンジでは、加熱容器の開口周縁部とそれに対向する蓋部との間にチョーク溝を設けることにより、電波漏洩の防止を図っている。
特開平11−237053号公報(段落[0030]〜[0035]、図1)
本出願人は、被加熱物が収容される引き出し体を調理器本体から外へ引き出し可能に設けた加熱調理器を提案している(特願2004−7384、特願2004−7385)。前者の出願による提案によれば、移動機構を構成するために高い耐熱性と難燃性とを有する効果な部品又は材料を用いる必要をなくして製造コストを低減することができるとともに、移動機構が加熱室内に照射されるマイクロ波の影響を受けることがない構造とすることで、マイクロ波による放電のおそれを解消することができる。また、後者の出願では、開閉動作に伴う振動を被加熱物に与えることにより、過熱状態とされた液体が振動等の衝撃によって一気に水蒸気が放出されるという突沸現象のためにユーザが火傷を負う危険を未然に防止するとともに、開閉扉の移動速度を制御することで開閉動作の際の衝撃で被加熱物が転倒することや液体成分がこぼれることを防止することができる。
開閉扉を自動的に開閉するために開閉扉と連動する底板にスライド機構とそれを駆動するモータとを設けた引き出し式加熱調理器においては、それらの構成部品、特にモータが加熱室内に設置されていると、マイクロ波による放電や温度上昇によってモータの構成部品が損傷を受け、故障の原因になるおそれがある。また、スライド機構と駆動用のモータとが加熱室内に設置されていると、加熱室に載置された被加熱物である食品のカスが付着する可能性があり、腐食や詰まり等に起因してやはり故障につながるおそれがある。
そこで、調理器本体に対して加熱容器を前方へ引き出し可能な引き出し式加熱調理器においては、加熱容器を含む引き出し体を自動的に引き出し且つ押し込むために引き出し体を移動可能にするスライド機構及びそれを駆動する駆動機構について、マイクロ波や食品カスの影響が及ぶのを回避するため、加熱室に対する配置を改善する点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、調理器本体に対して加熱容器を前方に引き出し可能な加熱調理器であって、加熱容器を含む引き出し体を自動的に引き出し且つ押し込むためのスライド機構及びそれを駆動する駆動機構の加熱室との配置を考慮することで、スライド機構及びそれを駆動する駆動機構が加熱室内のマイクロ波や食品カスに曝されることを回避して、故障の防止を図ることができる引き出し式加熱調理器を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による引き出し式加熱調理器は、内部にマイクロ波による加熱室が形成されている調理器本体、その調理器本体に対して加熱室内への収納位置と加熱室から外部への引き出し位置との間で移動可能に配設されている引き出し体、引き出し体を調理器本体に対して移動可能とするスライド機構、及びスライド機構を駆動する駆動機構を備え、スライド機構と駆動機構とは加熱室の外側に配置されていることから成っている。
この引き出し式加熱調理器によれば、引き出し体を外部の引き出し位置に移動されたときには、被加熱物を引き出し体に載置させることができる。引き出し体が加熱室内の収納位置にあるときには、被加熱物をマイクロ波によって加熱することができる。引き出し体を調理器本体に対してスライド移動可能とするスライド機構とそのスライド機構を駆動する駆動機構とは、共に加熱室の外側に配置されているので、故障原因になり得る加熱室内のマイクロ波による放電や温度上昇の影響を受けることがないとともに、やはり故障原因になり得る食品カスの付着も生じることがない。
この引き出し式加熱調理器において、スライド機構は加熱室の少なくとも中央下方外側に配置された中央スライド機構を含んでおり、駆動機構はその中央スライド機構を駆動するために設けることができる。駆動機構は、能力的には1箇所に配置することで十分であるので、加熱室の中央下方外側に配置した中央スライド機構を駆動するものとして設けることができる。この場合、引き出し体は左右のバランスが取れた状態で安定的に移動可能である。また、中央スライド機構に加えて、加熱室の左右外側に左右スライド機構を追加的に配置することができる。この場合、引き出し体は、少なくとも、加熱室の左右外側及び中央下方外側でスライド機構に支持されながら一層安定的に移動することができる。
この引き出し式加熱調理器において、駆動機構は、調理器本体に取り付けられている駆動モータ、及びその駆動モータによって回転されるピニオンと引き出し体に取り付けられておりそのピニオンと噛み合うラックとから成るラック・ピニオン機構を備えることができる。駆動モータの出力回転はラック・ピニオン機構を介して引き出し体のスライド移動に変換される。また、スライド機構は、調理器本体に取り付けられた固定レール及び引き出し体に取り付けられ且つ固定レールに対して相対移動可能な可動レールを備え、駆動機構のラックを可動レールに取り付けることができる。この場合、駆動モータの出力回転は、ピニオンからラック、及びそのラックが取り付けられている可動レールを介して引き出し体に対してスライド運動として変換・伝達される。
この引き出し式加熱調理器において、引き出し体は、可動レールが取り付けられている開閉扉とその開閉扉に取り付けられている加熱容器とを備えており、引き出し体が収納位置を占める状態において開閉扉によって加熱室の開口部を閉鎖し且つ加熱容器を加熱室内に収納することができる。このような引き出し式加熱調理器によれば、引き出し体が収納位置を占める状態において、開閉扉によって加熱室の開口部を閉鎖し、加熱室内に加熱容器を収納させることで、加熱室内に照射されるマイクロ波が外部に漏れることを防止することができる。
この引き出し式加熱調理器において、調理器本体は、加熱室の開口部を囲み且つ引き出し体が収納位置を占める状態において開閉扉が当接する前面パネルを備えており、可動レールは前面パネルに形成された挿通孔を通して調理器本体内に対して出入り移動可能とすることができる。前面パネルに形成された挿通孔に可動レールを挿通させることによって、スライド機構や駆動機構は加熱室から分離された配置となり、加熱室内に照射されるマイクロ波や加熱室内で飛散或いはこぼれる食品のカスがスライド機構や駆動機構に影響を及ぼすのを確実に防止することができる。
この発明による引き出し式加熱調理器は、上記のように、内部にマイクロ波による加熱室が形成されている調理器本体、その調理器本体に対して移動可能に配設されている引き出し体、引き出し体を調理器本体に対して移動可能とするスライド機構、及びスライド機構を駆動する駆動機構を備え、それらスライド機構と駆動機構とは加熱室の外側に配置されているので、スライド機構及び駆動機構には熱室内のマイクロ波に起因した放電や温度上昇の影響や、被加熱物としての食品から生じたカスの付着も生じることがない。したがって、この引き出し式加熱調理器は、スライド機構及び駆動機構の故障原因になり得るマイクロ波や食品カスの影響が取り除されるので、長期にわたって、安定して作動させることができる。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による引き出し式加熱調理器の実施例を説明する。図1はこの発明による引き出し式加熱調理器の一実施例の全体的な外観を一部を破断して示す斜視図、図2は図1に示す引き出し式加熱調理器の縦断面図、図3は図1に示す引き出し式加熱調理器の水平断面図である。図4は図1に示す引き出し式加熱調理器の横断面図、図5は図1に示す引き出し式加熱調理器においてAで示す部分に用いられる駆動機構の概略を示す斜視図である。ただし、図2では、中央下方外側のスライド機構については概略を示し、図4では左右のスライド機構を省略している。
図1〜図4に示すように、引き出し式加熱調理器(以下、「加熱調理器」と略す)は、調理器本体1と、調理器本体1から引き出し可能な引き出し体2とを備えている。調理器本体1の内部には、引き出し体2に載置される被加熱物6を調理するための加熱室3が形成されている。加熱室3は、前面側が開口部3aとなっており、左右の側壁3b,3bと、側壁3b,3bに対してその背面(奥)側でつながる後壁3cと、側壁3b,3b及び後壁3cにつながる底壁3d及び天壁3eとで囲まれることによって形成されている。
引き出し体2は、矢印で示す方向(図2、図3)に調理器本体1の加熱室3内から前方外側へ引き出すことができるように、後述するスライド機構によって調理器本体1内で移動可能に配置されている。引き出し体2は、加熱室3を開閉するための開閉扉4と、開閉扉4が取り付けられ且つ被加熱物6を載置状態に収容するための加熱容器5とを備えている。加熱容器5は、開閉扉4に取り付けられる前板5a、前板5aの左右から後方に延びる左右側の側板5b、5bと、側板5b、5bに対してその背面(奥)側でつながる後板5cと、側板5b、5b及び後板5cにつながる底板5dとを有しており、上部に被加熱物6を出し入れ可能な容器開口部5eが形成されている。
引き出し体2は、加熱容器5が加熱室3から前方に引き出された引き出し位置(図1の引き出し状態に相当)と、加熱容器5を加熱室3内に収納する収納位置との間で移動可能である。加熱調理器は、引き出し体2を調理器本体1内で移動させるために、加熱室3の左右両外側に配置された左右スライド機構としてのスライドレール7,7と、加熱室3の中央下方外側に配置された中央スライド機構としてのスライドレール17とを備えている。引き出し体2が収納位置を占めるときには、開閉扉4は加熱室3の開口部3aを閉じる位置を占める構造とされているので、加熱室3の内部空間は調理器本体1の内壁面と引き出し体2によって密閉空間になり、加熱室3内で照射されるマイクロ波が外部に漏れ出ることがない。引き出し体2が引き出し位置を占めるときには、加熱容器5は加熱室3から前方に十分に引き出されて、その容器開口部5eを通して被加熱物6を加熱容器5内に出し入れすることができる。
各スライドレール7,17は、調理器本体1側に取り付けられる固定レール9と、引き出し体2側に取り付けられ且つ固定レール9に沿ってスライド可能な可動レール10とを備えている。これらのスライドレール7,17は、キャビネットやデスク等のオフィス家具に用いられるスライドレールと同等の構造を持つものでよく、ここでは細部の説明を省略する。図3又は図4に示すように、各固定レール9は、調理器本体1の加熱室3を形成する側壁3b,3b,3dの外側に取り付けられている。また、各可動レール10は、引き出し体2の開閉扉4の内側壁面から調理器本体1に向かって延びる状態に取り付けられたL字形アングル材8を介して開閉扉4に取り付けられている。
調理器本体1内において、加熱室3の周りにマイクロ波発生装置11が配設されている。マイクロ波発生装置11は、加熱室3の後方に配置されたマイクロ波を発生するマグネトロン12と、加熱室3の上方に配置されマグネトロン12で発生したマイクロ波を伝搬する導波管13とから構成されている。マグネトロン12で発生したマイクロ波は、導波管13を伝播し、給電口14から加熱室3内に照射される。
左右の各スライドレール7は、加熱室3の左右各側において調理器本体1に形成される通路ボックス21に関連して設けられている。即ち、調理器本体1は、筐体20として、加熱室3の開口部3aの周りの前壁20aと、左右の側壁20b,20bと、後壁20cと、底壁20dと、天壁20eとを有している。調理器本体1において、加熱室3の側壁3bの外側には、筐体20の側壁20b,20bと、前壁20a、後壁20c、底壁20d及び天壁20eの一部とで囲まれる通路ボックス21が形成されている。各スライドレール7の固定レール7は、通路ボックス21において加熱室3の側壁3bの外側に取り付けられ、可動レール10は、L字形アングル材8と共に、前壁20aに形成されている挿通孔22を通して通路ボックス21内に出入り移動可能である。中央のスライドレール17は、加熱室3の中央下方外側において調理器本体1に形成される通路ボックス24(図4)に関連して設けられている。即ち、調理器本体1において、筐体20の底壁20dと加熱室3の底板3dとの間には通路ボックス24が形成されており、スライドレール17が、後述する駆動機構とともに通路ボックス24内に配置されている。スライドレール17についても、可動レール10は、L字形アングル材8と共に、前壁20aに形成されている挿通孔25を通して通路ボックス24内に出入り移動可能である。
図4及び図5に示すように、引き出し体2を自動的に開閉するため、中央のスライドレール17に関して駆動機構50が配設されている。駆動機構50は、駆動源としての駆動モータ51と駆動モータ51の回転出力を可動レール10に伝達するラック・ピニオン機構52とから成っている。駆動モータ51は、固定レール9に固定されているモータ取り付けアングル材53に取り付けられるモータ本体54と、モータ本体54から延びる回転出力軸としてのモータシャフト55とを備えている。伝達機構としてのラック・ピニオン機構52は、モータシャフト55の先端部に取り付けられているピニオン56と、前記ピニオン56と噛み合うラック57とから構成されている。ラック57は可動レール10に引き出し体2の移動方向に沿って配置されており、これに対応して、モータシャフト55はラック57の延びる方向に対して直交する方向に延びている。
スライドレール7,7,17は、挿通孔22,25を通して通路ボックス21,24内に出入り可能であるように、加熱室3の外側に設けられているので、各スライドレールを構成するためのL字形アングル材8、固定レール9及び可動レール10等として、高い耐熱性と難燃性とを備える高価な部品や材料を用いる必要がない。そのため、加熱調理器の製造コストを低減することができる。また、加熱室3の外側に設けられている各スライドレール7,17は、加熱室3内に照射されるマイクロ波の影響を受けることがないので、マイクロ波による放電のおそれがない。また、駆動機構50も、加熱室3の外側に設けられているので、高温に曝されることもなく、加熱室3内に照射されるマイクロ波の影響を受けることがない。更に、加熱室3内に投入される食品は、投入又は取り出しの際或いは加熱の際にカスが発生することがあり、スライド部分や接触部分に入り込んで加熱調理器を故障させる原因の一つとなっているが、各スライドレール7,17及び駆動機構50は、加熱室3の外側に設けられているので、そうした食品のカスが各スライドレール7,17及び駆動機構50に付着することがない。したがって、スライド機構や駆動機構50について、付着した食品カスに起因した故障の発生を未然に防止することができる。
引き出し体2は、左右のスライドレール7,7を介するのみならず、特に中央のスライドレール17をも介して調理器本体1に支持されているので、引き出した時に、前方下方に傾くことなく極めて安定して加熱室3から引き出すことができる。なお、中央のスライドレール17のみで十分に引き出し体2を支持・案内できる場合には、左右のスライドレール7、7については省略することができる。また、駆動機構50については、中央のスライドレール17に関して適用した例を示したが、そうした適用例に限らず、駆動機構を左右のスライドレール7,7に分散して設けて、同期して駆動させることも可能である。
この発明による加熱調理器の一実施例の全体的な外観を示す斜視図。 図1に示す加熱調理器の縦断面図。 図1に示す加熱調理器の水平断面図。 図1に示す加熱調理器の横断面図。 図1に示す加熱調理器に用いられる駆動機構の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 調理器本体
2 引き出し体
3 加熱室
3a 開口部
3b,3b 側壁
3c 後壁
3d 底壁
3e 天壁
4 開閉扉
5 加熱容器
5b、5b 側板
5c 後板
5d 底板
5e 容器開口部
6 被加熱物
7,17 スライドレール(スライド機構)
8 L字形アングル材
9 固定レール
10 可動レール
11 マイクロ波発生装置
12 マグネトロン
13 導波管
14 給電口
20 筐体
20a 前壁
20b,20b 側壁
20c 後壁
20d 底壁
20e 天壁
21 通路ボックス
22 挿通孔
23 仕切り壁
24 通路ボックス
25 挿通孔
50 駆動機構
51 駆動モータ
52 ラック・ピニオン機構
53 モータ取り付けアングル材
54 モータ本体
55 モータシャフト
56 ピニオン
57 ラック

Claims (7)

  1. 内部にマイクロ波による加熱室が形成されている調理器本体、前記調理器本体に対して前記加熱室内への収納位置と前記加熱室から外部への引き出し位置との間で移動可能に配設されている引き出し体、前記引き出し体を前記調理器本体に対して移動可能とするスライド機構、及び前記スライド機構を駆動する駆動機構を備え、前記スライド機構と前記駆動機構とは前記加熱室の外側に配置されていることから成る引き出し式加熱調理器。
  2. 前記スライド機構は前記加熱室の少なくとも中央下方外側に配置された中央スライド機構を含んでおり、前記駆動機構は前記中央スライド機構を駆動することから成る請求項1に記載の引き出し式加熱調理器。
  3. 前記スライド機構は前記加熱室の左右外側に配置されている左右スライド機構を含んでいることから成る請求項2に記載の引き出し式加熱調理器。
  4. 前記駆動機構は、前記調理器本体に取り付けられている駆動モータ、及び前記駆動モータによって回転されるピニオンと前記引き出し体に取り付けられており前記ピニオンと噛み合うラックとから成るラック・ピニオン機構を備えていることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載の引き出し式加熱調理器。
  5. 前記スライド機構は前記調理器本体に取り付けられた固定レール及び前記引き出し体に取り付けられ且つ前記固定レールに対して相対移動可能な可動レールを備えており、前記駆動機構の前記ラックは前記可動レールに取り付けられていることから成る請求項4に記載の引き出し式加熱調理器。
  6. 前記引き出し体は、前記可動レールが取り付けられている開閉扉と前記開閉扉に取り付けられている加熱容器とを備えており、前記引き出し体が前記収納位置を占める状態において前記開閉扉は前記加熱室の開口部を閉鎖し且つ前記加熱容器は前記加熱室内に収納されることから成る請求項5に記載の引き出し式加熱調理器。
  7. 前記調理器本体は、前記加熱室の前記開口部を囲み且つ前記引き出し体が前記収納位置を占める状態において前記開閉扉が当接する前面パネルを備えており、前記可動レールは前記前面パネルに形成された挿通孔を通して前記調理器本体内に対して出入り移動可能であることから成る請求項4〜6のいずれか1項に記載の引き出し式加熱調理器。
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