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JP2006011215A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2006011215A JP2004191000A JP2004191000A JP2006011215A JP 2006011215 A JP2006011215 A JP 2006011215A JP 2004191000 A JP2004191000 A JP 2004191000A JP 2004191000 A JP2004191000 A JP 2004191000A JP 2006011215 A JP2006011215 A JP 2006011215A
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英夫 押田
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Abstract

【課題】 簡単な構成で現像ロール周辺の現像剤を適正化できる現像装置を提供する。
【解決手段】 現像装置40は、現像ロール60と、この現像ロールが設けられた現像室70と、現像ロール60への新規な現像剤の供給を一時的に規制する規制部材68と、この規制部材68により現像室70と隔てられ、現像室70より容量が大きい現像剤収容室62と、この現像剤収容室62に設けられ、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材64とを有する。攪拌搬送部材64を駆動する攪拌搬送部材駆動歯車と、この攪拌搬送部材駆動歯車に対峙する従動歯車と、この従動歯車に対峙し、規制部材68を駆動する駆動歯車とにより、規制部材68は攪拌搬送部材64と同期して間欠的に回転し、現像剤収容室62と現像室70とを隔てるようにして停止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、現像ロール周辺の現像剤を適正化する機構が設けられた現像装置及びこの現像装置を有する画像形成装置に関する。
この種の現像装置として、現像領域通過後の現像ロール上の現像剤を剥離するものが知られている。例えば、特許文献1においては、現像ロールと、現像ロールから現像剤を剥離する部材と、現像ロール部へ現像剤を供給する攪拌搬送部材とを有し、現像剤剥離部と再供給部とを仕切部材で分離し、かつおのおのの領域の開口部が攪拌搬送部材に対向する現像装置が開示されている。
特開平10−142943号公報
しかしながら、現像剤が大容量になると、現像剤の自重あるいは攪拌搬送部材の攪拌による内部圧力の変化で、新規な現像剤が現像剤帯電部に過剰に供給されてしまう。あるいは、ブレード線圧が不安定となり、現像ゴーストが発生してしまう。また、スレーブ表面の剥離部材での剥離が不十分な場合にも同様に現像ゴーストが発生するおそれがある。
本発明の目的は、簡単な構成で現像ロール周辺の現像剤を適正化できる現像装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、現像ロールと、この現像ロールへの新規な現像剤を供給する現像剤供給手段と、この現像剤供給手段から前記現像ロールへの新規な現像剤の供給を一時的に規制する規制部材と、を有する現像装置である。
好ましくは、前記現像ロールが設けられた現像室と、前記規制部材により前記現像室と隔てられ、前記現像室より容量が大きい現像剤収容室と、をさらに有する。
また、好ましくは、前記規制部材は、間欠的に回転する。また、好ましくは、前記規制部材は、前記現像ロールまたは前記現像剤供給手段の回転と同期して回転する。
また、好ましくは、前記規制部材を駆動させる駆動手段を有し、この駆動手段により前記規制部材を一時的に停止させるようにしている。また、好ましくは、前記駆動手段は、歯欠け部を有する駆動歯車と、この駆動歯車に対峙する従動歯車と、前記駆動歯車を一時的に停止させるラッチ手段と、を有する。
さらに、本発明は、上述した特徴を持つ現像装置を有する画像形成装置を含むものである。
好ましくは、環境状態を検知する環境検知手段と、この環境検知手段に検知された環境状態によって前記規制部材の駆動を制御する制御手段と、をさらに有する。また、好ましくは、印刷する画像の密度を検出する画像密度検出手段と、この画像密度検出手段に検出された画像密度によって前記規制部材の駆動を制御する制御手段と、をさらに有する。
本発明によれば、簡単な構成で現像ロール周辺の現像剤を適正化できる。
次に本発明の第1の実施形態について説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の側面が示されている。本実施形態の画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙トレイ14を有する。また、画像形成装置10は、画像形成装置本体12の上面と一体に形成された排紙トレイ16を有する。給紙トレイ14の奥端近傍上部には、給紙トレイ14から記録用紙を供給するフィードロール18、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール20が配置されている。
用紙搬送路22は、フィードロール18から排出ロール24までの用紙通路であり、この用紙搬送路22は、画像形成装置本体12の裏面(図1の右側面)近傍にあって、給紙トレイ14から後述する加熱ロール26及び加圧ロール28まで略垂直に形成されている。この用紙搬送路22の加熱ロール26及び加圧ロール28の上流側に後述する転写ロール30が配置され、転写ロール30の上流側にレジストロール32が配置されている。
したがって、給紙トレイ14からフィードロール18により送り出された記録用紙は、リタードロール20により捌かれて最上部の記録用紙のみ用紙搬送路22に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する感光体34と転写ロール30との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が加熱ロール26及び加圧ロール28により定着され、排出ロール24により排出口から画像形成装置本体12の上部に設けられた排紙トレイ16へ排出される。この排紙トレイ16は、排出口部分(排出ロール24の近傍)が低く、前面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にプロセスカートリッジ36(交換ユニット)が着脱自在に設けられている。プロセスカートリッジ36は、感光体34、この感光体34を一様に帯電させる帯電ロール38、現像剤を収容し、感光体34に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像装置40を一体化したものである。また、プロセスカートリッジ36には、感光体34の回転方向の帯電ロール38よりも上流側に、感光体34に残留する現像剤を掻き取るクリーニングブレード42及び掻き取った現像剤を回収する現像剤回収ボトル44が配設されている。
プロセスカートリッジ36の上方には、帯電された感光体34に、レーザ光により潜像を書き込む露光装置46が配置されている。露光装置46には、入力される画像データに応じてレーザ光を点滅させるレーザ発光器48と、レーザ発光器48から照射されたレーザ光を感光体34の方向に導く折返しミラー50とが配設されている。
画像形成装置本体12の前面には、小カバーヒンジ52により画像形成装置本体12に回動自在に支持された小カバー54が設けられている。また、この小カバー54により開閉される領域の周囲を開閉自在な開閉カバー56が設けられている。利用者は、この開閉カバー56及び小カバー54を共に開くことにより画像形成装置本体12の前面に大きな開口を確保して、交換ユニットの交換やジャム処理を行うことができる。
プロセスカートリッジ36の感光体34には、用紙搬送路22を挟んで転写ロール30が対峙している。つまり、転写ロール30と感光体34との間が現像剤像の転写位置となっており、転写ロール30は、感光体34に形成された現像剤像をこの転写位置で記録用紙に転写する。
転写位置の上方には、加熱ロール26及び加圧ロール28からなる定着手段が配置されている。加熱ロール26及び加圧ロール28は、転写ロール30により記録用紙に転写された現像剤像を定着させ、排出ロール24に向けて搬送する。
図2において、現像装置40の側面図が示されている。
現像装置40は、現像装置ケース58と、感光体34に対峙し、この感光体34に現像剤を供給する現像ロール60と、この現像ロールが設けられた現像室70と、現像ロール60への新規な現像剤の供給を一時的に規制する規制部材68と、この規制部材68により現像室70と隔てられ、現像室70より容量が大きい現像剤収容室62と、この現像剤収容室62に設けられ、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材64と、現像ロール60の表面に付着した現像剤の層厚を規制する層厚規制部材72とを有する。
攪拌搬送部材64には可撓性を有する弾性部66が設けられている。攪拌搬送部材64は、図示しない駆動源から駆動力が伝達され、弾性部66が現像装置ケース58に当接するようにして、現像装置40内で図2に示される矢印方向に回転する。攪拌搬送部材64は、現像ロール60への新規な現像剤を供給する現像剤供給手段を構成する。規制部材68は図中の矢印方向に間欠的に回転し、停止状態の際に後述する羽根部により現像室70と現像剤収容室62とを隔てるように設けられている。現像ロール60は、周知のようにマグネットロールにスリーブを巻装したものであり、図中の矢印方向に回転する。層厚規制部材72は、例えば樹脂から構成され、現像ロール60に接触するように設けられており、層厚規制部材留め具74により現像装置ケース58に固定されている。なお、規制部材68は矢印方向に回転するものに限定されず、この矢印とは逆方向に回転するものでもよい。
図3において、規制部材68の斜視図が示されている。
規制部材68は、支軸76と、例えば樹脂、金属またはマイラなどで構成される、例えば3つの羽根部78a〜78cとを有する。規制部材68は、後述する駆動手段により駆動され、支軸76を中心として回転する。
図4において、規制部材68を回転させる駆動手段が示されており、(a)は駆動手段の側面図であり、(b)は駆動手段及び規制部材の一部を示す正面図である。
駆動手段は、攪拌搬送部材64を定常回転させる攪拌搬送部材駆動用歯車80と、この攪拌搬送部材駆動用歯車80に対峙する駆動歯車82と、この駆動歯車82に対峙し、規制部材68を回転させる従動歯車86とを有する。駆動歯車82には、第1の爪部84が設けられている。この第1の爪部84は、一時的に停止状態にある従動歯車86に再び回転する契機を与えるものである。なお、駆動歯車82は、攪拌搬送部材駆動用歯車80ではなく、例えば現像ロール60を定常回転させる図示しない歯車に対峙してもよい。
従動歯車86は、駆動歯車82からの駆動力を一時的に遮断する例えば3つの歯欠け部88a〜88cを有する。従動歯車86は、歯欠け部88の位置においては駆動歯車82とかみ合うことができず、一時的に回転を停止する。
従動歯車86には、従動歯車86の停止状態を維持するラッチ部本体94と、従動歯車86を停止状態から再び回転させる第2の爪部本体90とが連結されている。
ラッチ部本体94の円縁には例えば3つのラッチ部96a〜96cが設けられており、このラッチ部96a〜96cは円縁に対して窪むように形成されている。また、ラッチ部本体94の円縁に当接するようにして、例えば樹脂または金属で形成された固定部材98が設けられている。この固定部材98がラッチ部96a〜96cのいずれかに嵌まることにより、従動歯車86は停止状態を維持することができる。
第2の爪部本体90には例えば3つの第2の爪部92a〜92cが設けられており、この第2の爪部92a〜92cのいずれかが第1の爪部84にかみ合うことで、従動歯車86は停止状態から再び回転することができる。
また、歯欠け部88aと第2の爪部92aとラッチ部96aとは対応する位置に設けられている。同様に、歯欠け部88bと第2の爪部92bとラッチ部96bとが対応し、歯欠け部88cと第2の爪部92cとラッチ部96cとが対応する。
規制部材68の支軸76は、現像装置ケース58に設けられた開口部を介して現像装置40の外側に現れており、従動歯車86と連結されている。また、規制部材68の支軸76は、留め具100により現像装置ケース58に支えられている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
画像形成信号が送られると、感光体34が帯電ロール38により一様に帯電され、この帯電された感光体34には、画像信号に基づいて露光装置46から光線が出射される。露光装置46からの光線は、感光体34の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置46により形成された感光体34の潜像は、現像ロール60によって現像剤で現像される。
一方、給紙信号等により、給紙トレイ14に収納された記録用紙は、フィードロール18により送り出され、リタードロール20により捌かれて用紙搬送路22に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって感光体34と転写ロール30との間に導かれる。記録用紙が感光体34と転写ロール30との間に導かれると、感光体34表面に形成された現像剤像が転写ロール30によって記録用紙に転写される。転写後に、感光体34に残留する残留現像剤は、クリーニングブレード42によって掻き取られ、回収される。
現像剤像を転写された記録用紙は、加熱ロール26と加圧ロール28との間に導かれ、熱圧力によって現像剤像を定着される。現像剤像が定着した記録用紙は、排出ロール24により排出口から排紙トレイ16へ排出される。
現像剤収容室62内の現像剤は、攪拌搬送部材64が攪拌搬送部材駆動用歯車80に駆動されて現像剤収容室62内で回転することにより、攪拌搬送される。攪拌搬送部材駆動用歯車80が回転すると、駆動歯車82は攪拌搬送部材駆動用歯車80とかみ合うようにして配設されているので同様に回転する。駆動歯車82が回転すると、従動歯車86は駆動歯車82とかみ合うように配設されているので回転し、図4(a)に示すように例えば歯欠け部88bが設けられた箇所においては、歯がかみ合わないので回転を停止する。このとき、固定部材98は、駆動歯車82からの駆動力を遮断している歯欠け部88bに対応するラッチ部96bに嵌まり、従動歯車86の停止状態が維持される。
従動歯車86が回転を停止している状態では、例えば歯欠け部88bに対応する第2の爪部92bが駆動歯車82に対峙しており、駆動歯車82に設けられた第1の爪部84とかみ合うのに十分な位置にある。駆動歯車82が回転して第1の爪部84が第2の爪部92bとかみ合うと、従動歯車86の歯と駆動歯車82の歯とが再びかみあい、従動歯車86は図4の矢印方向に回転し始める。このとき、固定部材98はラッチ部本体94が回転することによりラッチ部96bから外れ、回転するラッチ部本体94の円縁に接触することになる。
引き続き、駆動歯車82が回転すると従動歯車86は歯がかみ合うことによって回転するが、歯欠け部88aが設けられた箇所においては歯がかみ合わないので、従動歯車86は再び回転を停止する。このとき、固定部材98は歯欠け部88aに対応するラッチ部96aに嵌まって従動歯車86の停止状態を維持し、歯欠け部88aに対応する第2の爪部92aが駆動歯車82に対峙する。駆動歯車82が回転して第1の爪部84が第2の爪部92aとかみ合うと、従動歯車86の歯と駆動歯車82の歯とが再びかみあい、従動歯車86は回転し始める。
さらに、駆動歯車82が回転するに従って従動歯車86は回転するが、歯欠け部88cが設けられた箇所においては歯がかみ合わないので、従動歯車86は同様にして再び回転を停止する。そして、駆動歯車82が回転して第1の爪部84が第2の爪部92cとかみ合うと、従動歯車86は再び回転し始める。
つまり、攪拌搬送部材駆動用歯車80と、この攪拌搬送部材駆動用歯車80とかみ合う駆動歯車82とが1回転すると、従動歯車86は3分の1回転することになる。従動歯車86は、従動歯車86の歯と駆動歯車82の歯とが歯欠け部88a〜88cのいずれかによりかみ合わなくなってから、駆動歯車82に配設された第1の爪部84が次の第2の爪部92a〜92cのいずれかとかみ合うまでの間、回転を停止する。このようにして、従動歯車86は間欠的に回転する。
規制部材68は従動歯車86に連結されているので、従動歯車86と同様に間欠的に回転する。つまり、攪拌搬送部材64が1回転すると、規制部材68は3分の1回転する。規制部材68が停止している間は、図2に示すように、規制部材68に設けられた羽根部78a〜78cと現像装置ケース58により、現像剤収容室62と現像室70とは隔てられる。この状態においても現像剤は攪拌搬送部材64によって攪拌搬送されるが、現像室70への新規な現像剤の供給は規制部材68により規制されることになる。規制部材68が回転している間は、規制部材68が回転することにより現像剤収容室62と現像室70とを連通する開口部が形成され、新規な現像剤が攪拌搬送部材64により現像室70に向けて搬送されて現像室70に供給される。また、規制部材68が図2に示されている矢印方向に回転するので、羽根部78a〜78cのいずれか2つと現像装置ケース58により形成されていた空間に保持されていた現像剤が現像室70に供給される。
このようにして、新規な現像剤が現像ロール60周辺へ過剰に供給されることが抑えられ、現像ロール60周辺の現像剤が適正化される。また、攪拌搬送部材64により供給される現像剤が規制部材68に規制されるので、層厚規制部材72周辺の内部圧力を、現像室70に収容されている現像剤の量にかかわらず、略一定とすることができる。また、規制部材68が間欠的に回転するので、層厚規制部材72周辺の現像剤の流れが安定する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図5において、規制部材68を回転させる駆動手段が示されている。なお、図5において、図4(a)に示した駆動手段と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
第1の実施形態においては、駆動手段には、第1の爪部84、歯欠け部88a〜88c、第2の爪部92a〜92c、ラッチ部96a〜96c及び固定部材98などが設けられているが、第2の実施形態においては、電磁クラッチ102が駆動手段に設けられ、この電磁クラッチ102が制御されることで規制部材68が間欠的に回転する。
駆動手段は、攪拌搬送部材64を定常回転させる攪拌搬送部材駆動用歯車80と、この攪拌搬送部材駆動用歯車80に対峙する中間歯車104と、この中間歯車104の動力を駆動歯車82に繋げ、あるいは切る電磁クラッチ102と、駆動歯車82に対峙し、規制部材68を回転させる従動歯車86とを有する。電磁クラッチ102は、後述する制御部200により制御されている。
図6において、制御部200の構成、及び制御部200に接続される各部を示すブロック図が示されている。
制御部200は、CPU204、プログラムROM206、RAM208、センサインターフェイス(センサI/F)回路210、ピクセルカウンタ212、制御I/F回路214を有し、これらが互いにシステムバス202を介して信号を入出力することができるように構成されている。
CPU204は、システムバス202を介して制御部200を構成する各部分との間で信号を送受し、制御部200を構成する各部分を制御する。プログラムROM206は、例えばフラッシュROMなどからなり、画像形成装置10の制御に必要なプログラムなどの情報を記憶する。RAM208は、例えばSRAMなどからなり、後述するピクセルカウンタ212からのデータや画像データなどの一時的な情報を記憶する。センサI/F回路210は、後述する温度センサ106から検知結果を受け入れ、システムバス202を介し、CPU204に対して出力する。ピクセルカウンタ212は、画像データの画像密度を算出し、この画像密度をCPU204に対して出力する。制御I/F回路214は、CPU204からの指示を受け入れ、電磁クラッチ102を制御する。温度センサ106は、温度により抵抗値が変化するものであり、例えば現像装置ケース58に配設されている。ここで、温度センサ106が環境検知手段を構成し、ピクセルカウンタを含む制御部200が画像密度検出手段を構成する。また、制御部200は、電磁クラッチ102を制御する制御手段を構成する。
CPU204は、センサI/F回路210から送られた温度情報などの環境状態を基にして、制御I/F回路214を介して電磁クラッチ102を制御する。またCPU204は、ピクセルカウンタ212から送られた画像密度情報を基にして、同様に電磁クラッチ102を制御する。すなわち、CPU204は、温度に応じて、電磁クラッチ102を制御し、規制部材68が回転するタイミングを制御することができる。また、CPU204は、画像密度情報に応じて、同様に規制部材68が回転するタイミングを制御することができる。例えば、CPU204は、画像密度が高像密度の場合は規制部材68の停止時間を短くし、規制部材68がより多く回転するように電磁クラッチ102を制御し、低像密度の場合は規制部材68の停止時間を長くし、規制部材68がより少なく回転するように電磁クラッチ102を制御する。
したがって、攪拌搬送部材駆動用歯車80が回転すると、中間歯車104は攪拌搬送部材駆動用歯車80とかみ合うようにして配設されているので同様に回転する。この中間歯車104の動力が電磁クラッチ102により駆動歯車82に繋げられると、駆動歯車82は回転する。駆動歯車82が回転すると、従動歯車86は駆動歯車82とかみ合うように配設されているので回転する。このとき、従動歯車86に連結されている規制部材68は同様に回転することになる。中間歯車104の動力が電磁クラッチ102により切られると、中間歯車104は空回りすることになる。よって、駆動歯車82は停止し、従動歯車86及び規制部材68も停止することになる。
このようにして、規制部材68は、温度などの環境情報や画像データの画像密度に応じて回転のタイミングを制御される。規制部材68が停止している間は、現像室70への新規な現像剤の供給は規制部材68により規制され、規制部材68が回転している間は、新規な現像剤が現像室70に供給される。つまり、規制部材68が環境により異なるタイミングで回転して、現像ロール60周辺の現像剤が適正化される。また、規制部材68が画像密度により異なるタイミングで回転することによっても、現像ロール60周辺の現像剤が適正化される。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10の変形例について説明する。
図7において、規制部材68を回転させる駆動手段が示されている。なお、図7において、図5に示した駆動手段と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
第2の実施形態においては、電磁クラッチ102が制御されることで規制部材68が間欠的に回転するが、本変形例においては、ソレノイド108が制御されることで規制部材68が間欠的に回転する。
駆動手段は、攪拌搬送部材64を定常回転させる攪拌搬送部材駆動用歯車80と、この攪拌搬送部材駆動用歯車80に対峙する中間歯車104と、この中間歯車104の動力を駆動歯車82に繋げ、あるいは切るスプリングクラッチ110と、このスプリングクラッチをロックするソレノイド108と、駆動歯車82に対峙し、規制部材68を回転させる従動歯車86とを有する。ソレノイド108は、制御部200により制御されている。ソレノイド108を制御する制御部200は図6に示される通りであり、CPU204は、温度などの環境情報や画像データの画像密度などに応じて、制御I/F回路214を介してソレノイド108を制御する。
したがって、攪拌搬送部材駆動用歯車80が回転すると、中間歯車104は攪拌搬送部材駆動用歯車80とかみ合うようにして配設されているので同様に回転する。スプリングクラッチ110がソレノイド108にロックされていない状態においては、中間歯車104の動力がスプリングクラッチ110により駆動歯車82に繋げられ、駆動歯車82は回転する。駆動歯車82が回転すると、従動歯車86は駆動歯車82とかみ合うようにして回転し、従動歯車86に連結されている規制部材68も回転する。スプリングクラッチ110がソレノイド108にロックされると、中間歯車104は空回りすることになる。よって、駆動歯車82は停止し、従動歯車86及び規制部材68も停止することになる。
このようにして、本変形例においても、規制部材68は、温度などの環境情報や画像データの画像密度に応じて回転のタイミングを制御される。つまり、規制部材68が環境や画像密度により異なるタイミングで回転するので、新規な現像剤が現像ロール60周辺へ過剰に供給されることが抑えられることができ、現像ロール60周辺の現像剤が適正化される。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図8において、現像装置40の側面図が示されている。なお、図8において、図2に示した現像装置40と実質的に同じものには、同じ符号が付してある。
第3の実施形態においては、規制部材68と現像ロール60との間に、現像剤を攪拌搬送する攪拌搬送部材がさらに設けられている。
現像装置40は、現像装置ケース58と、感光体34に対峙し、この感光体34に現像剤を供給する現像ロール60と、この現像ロールが設けられた現像室70と、この現像室70に設けられ、現像剤を攪拌搬送する第1の攪拌搬送部材64aと、現像ロール60への新規な現像剤の供給を一時的に規制する規制部材68と、この規制部材68により現像室70と隔てられた現像剤収容室62と、この現像剤収容室62に設けられ、現像剤を攪拌搬送する第2の攪拌搬送部材64bと、現像ロール60の表面に付着した現像剤の層厚を規制する層厚規制部材72とを有する。第1の攪拌搬送部材64a及び第2の攪拌搬送部材64bには、それぞれ可撓性を有する弾性部66a、66bが設けられている。第1の攪拌搬送部材64a及び第2の攪拌搬送部材64bは、弾性部66a、66bが現像装置ケース58に当接するようにして現像装置40内で回転するようになっている。
なお、規制部材68は、現像ロール60、第1の攪拌搬送部材64aあるいは第2の攪拌搬送部材64bのいずれかに同期して間欠的に回転するように設けられてもよいし、温度などの環境情報や画像データの画像密度などに応じて間欠的に回転するように設けられてもよい。
したがって、現像剤収容室62内の現像剤は、第2の攪拌搬送部材64bが回転することにより、攪拌搬送される。例えば、第2の攪拌搬送部材64bが1回転すると、規制部材68は3分の1回転する。規制部材68が停止している間は、図8に示すように、規制部材68に設けられた羽根部により、現像剤収容室62と現像室70とは隔てられる。この状態においては、現像室70への新規な現像剤の供給は規制部材68により規制されることになる。規制部材68が回転している間は、規制部材68が回転することにより現像剤収容室62と現像室70とを連通する開口部が形成され、新規な現像剤が第2の攪拌搬送部材64bにより現像室70に供給される。現像室70内の現像剤は、第1の攪拌搬送部材64aが現像室70内で回転することにより、現像ロール60に向けて搬送される。
このようにして、現像ロール60周辺の現像剤の流れが安定し、現像ロール60周辺の現像剤が適正化される。また、層厚規制部材72周辺の内部圧力を、現像室70に収容されている現像剤の量にかかわらず、略一定とすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10における現像装置40の側面を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10における規制部材68の斜視図を例示する図である。 規制部材68を回転させる駆動手段であり、(a)は駆動手段の側面図を例示し、(b)は駆動手段及び規制部材の一部を例示する正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10における駆動手段を例示する図である。 本発明の第2の実施形態に係る環境検知手段と、画像密度検出手段と、この環境検知手段及び画像密度検出手段により得られた情報を基にして規制部材68を制御する制御手段とを例示するブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置10の変形例における駆動手段を例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置10における現像装置40の側面を例示する図である。
符号の説明
10 画像形成装置
34 感光体
36 プロセスカートリッジ
40 現像装置
58 現像装置ケース
60 現像ロール
62 現像剤収容室
64 攪拌搬送部材
68 規制部材
70 現像室
76 支軸
78a、78b、78c 羽根部
80 攪拌搬送部材駆動用歯車
82 駆動歯車
84 第1の爪部
86 従動歯車
88a、88b、88c 歯欠け部
90 第2の爪部本体
92a、92b、92c 第2の爪部
94 ラッチ部本体
96a、96b、96c ラッチ部
98 固定部材
102 電磁クラッチ
104 中間歯車
106 温度センサ
108 ソレノイド
110 スプリングクラッチ
200 制御部
204 CPU
210 センサI/F回路
212 ピクセルカウンタ
214 制御I/F回路

Claims (9)

  1. 現像ロールと、
    この現像ロールへの新規な現像剤を供給する現像剤供給手段と、
    この現像剤供給手段から前記現像ロールへの新規な現像剤の供給を一時的に規制する規制部材と、
    を有する現像装置。
  2. 前記現像ロールが設けられた現像室と、
    前記規制部材により前記現像室と隔てられ、前記現像室より容量が大きい現像剤収容室と、
    をさらに有する
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記規制部材は、間欠的に回転する
    請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記規制部材は、前記現像ロールまたは前記現像剤供給手段の回転と同期して回転する
    請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記規制部材を駆動させる駆動手段を有し、
    この駆動手段により前記規制部材を一時的に停止させるようにした
    請求項3または4に記載の現像装置。
  6. 前記駆動手段は、
    歯欠け部を有する駆動歯車と、
    この駆動歯車に対峙する従動歯車と、
    前記駆動歯車を一時的に停止させるラッチ手段と、
    を有する
    請求項5に記載の現像装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の現像装置を有する
    画像形成装置。
  8. 環境状態を検知する環境検知手段と、
    この環境検知手段に検知された環境状態によって前記規制部材の駆動を制御する制御手段と、
    をさらに有する
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 印刷する画像の密度を検出する画像密度検出手段と、
    この画像密度検出手段に検出された画像密度によって前記規制部材の駆動を制御する制御手段と、
    をさらに有する
    請求項7に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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