JP2006002470A - Motor-driven elevating window device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、例えば外来者受付口などの窓開閉用開口に設置される電動昇降窓装置に関するものである。 The present invention relates to an electric elevating window apparatus installed in a window opening / closing opening such as an outpatient acceptance opening.
従来の電動昇降窓装置として、一対のガイドレールの上方に配置された巻上機と、この巻上機の巻取ドラムから前記ガイドレール内に垂下する吊りワイヤで吊持されて当該ガイドレール間を昇降するサッシ枠構成の昇降窓とを備え、前記巻取ドラムで前記吊りワイヤを巻き上げ・巻き戻しすることにより、前記昇降窓を昇降駆動する構成としたものは既に知られている。 As a conventional electric lift window device, a hoisting machine disposed above a pair of guide rails and a suspension wire suspended from the take-up drum of the hoisting machine into the guide rails are suspended between the guide rails. There is already known a structure in which a lifting window having a sash frame structure for moving up and down is provided, and the lifting window is driven up and down by winding and unwinding the suspension wire with the winding drum.
なお、上記先行技術は当業者一般に知られた技術であって、文献公知発明に係るものではない。 The above prior art is a technique generally known to those skilled in the art, and does not relate to a known literature invention.
従来の電動昇降窓装置は以上のように構成されているので、一対のガイドレールと巻上機系統と昇降窓とを予め工場等で一体的にユニット化しておき、その窓ユニットを現場に搬入して据え付けることは可能であるが、前記窓ユニットを複数連装施工する際に、前記巻上機系統が前記両ガイドレール間の外寸間隔幅よりも外側に張り出していると、その張り出し部が邪魔となって前記各窓ユニットのガイドレール同士を隣接配置することができないという課題があった。このように、連装すべき窓ユニットのガイドレール同士を隣接配置できないため、複数の窓ユニットを連装施工する場合には、前記巻上機系統の張り出し部位を避けて各窓ユニットを連装施工しなければならず、その施工に手間がかかり、かつ連装施工後に隣り合う窓ユニット間の距離が長くなり、その据え付け施工に制約を受けるなどの課題があった。さらには、前述のように、巻上機系統が両ガイドレール間の外寸間隔幅よりも外側に張り出していると、その巻上機系統を天井などに納め難いという課題があった。 Since the conventional electric lift window device is configured as described above, the pair of guide rails, the hoisting machine system, and the lift window are unitized in advance in a factory or the like, and the window unit is carried to the site. However, when installing a plurality of the window units, if the hoisting machine system projects outside the width of the outer dimension between the two guide rails, the projecting portion There was a problem that the guide rails of the window units could not be arranged adjacent to each other because of an obstacle. As described above, the guide rails of the window units to be connected cannot be arranged adjacent to each other. Therefore, when installing a plurality of window units, each window unit must be connected and avoiding the projecting part of the hoisting machine system. In other words, it takes time for the construction, and the distance between adjacent window units becomes long after the continuous construction, and there is a problem that the installation construction is restricted. Furthermore, as described above, when the hoisting machine system protrudes outside the width of the outer dimension between the guide rails, there is a problem that it is difficult to fit the hoisting machine system on a ceiling or the like.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、窓ユニット連装施工時に巻上機系統が邪魔になるようなことを防止し、各窓ユニットのガイドレール同士を容易に隣接配置することができて施工時間を短縮できると共に、連装施工時に隣り合う窓ユニットの相互間を極力短くできる電動昇降窓装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and prevents the winding machine system from interfering during the window unit continuous construction, and easily arranges the guide rails of each window unit adjacent to each other. An object of the present invention is to provide an electric lift window device that can reduce the construction time and shorten the gap between adjacent window units as much as possible during the continuous construction.
この発明に係る電動昇降窓装置は、一対のガイドレールと、これらのガイドレール間を昇降する昇降窓と、前記両ガイドレールの上方に配置されて前記昇降窓を昇降駆動する巻上機ユニットとを備え、その巻上機ユニット全体を前記両ガイドレール間の外寸間隔幅内に納めて配置したものである。 An electric elevator window device according to the present invention includes a pair of guide rails, an elevator window that moves up and down between the guide rails, and a hoist unit that is disposed above the guide rails and drives the elevator window to move up and down. And the entire hoisting machine unit is placed within an outer dimension interval width between the two guide rails.
この発明によれば、昇降窓が昇降する一対のガイドレールの上方において、巻上機ユニット全体を前記両ガイドレール間の外寸間隔幅内に納めて配置し、その外寸間隔幅よりも外側に前記巻上機ユニットが張り出さないように構成したので、前記ガイドレールと昇降窓と巻上機ユニットとを予め一体的にユニット化し、その窓ユニットを複数連装施工する場合に各窓ユニットのガイドレール同士を容易に隣接配置することができ、施工時間の短縮が図れると共に、連装施工時に隣り合う窓ユニットの相互間を極力短く抑えることができるという効果がある。また、前述のように両ガイドレール間の外寸間隔幅よりも外側に張り出していない巻上機ユニットは、窓ユニットの連装施工時に天井などに納めやすくなるという効果がある。 According to the present invention, above the pair of guide rails in which the elevating window moves up and down, the entire hoisting machine unit is disposed within the outer dimension interval width between the two guide rails, and is outside the outer dimension interval width. Since the hoisting machine unit is configured not to project, the guide rail, the lifting window, and the hoisting machine unit are integrated into a single unit in advance, and a plurality of the window units are installed in a continuous manner. The guide rails can be easily arranged adjacent to each other, so that the construction time can be shortened, and the adjacent window units can be kept as short as possible at the time of continuous construction. In addition, as described above, the hoisting machine unit that does not protrude outside the outer dimension interval width between the two guide rails has an effect that it can be easily placed on the ceiling or the like when the window unit is continuously installed.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による電動昇降窓装置を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿った断面矢視図、図3は図1のB−B線に沿った断面図、図4は昇降窓の吊り下げチェーン取付部を示す部分的な正面図、図5は図4の分解斜視図である。
図1および図2に示す電動昇降窓装置は、窓開閉用開口に所定の平行間隔で起立配置された左右一対の第1(室内側)のガイドレール1と、これらのガイドレール1の側面にそれぞれ並列状態に組み付け結合されて室外側に位置する第2のガイドレール2(図3参照)と、前記第1のガイドレール1間を昇降する昇降窓3と、前記第2のガイドレール2間に跨って当該ガイドレール2の上部に取り付け固定された第1,第2の固定窓4,5とを備えている。前記第1のガイドレール1と第2のガイドレール2は、図3に示すように、各対毎に両者を隣り合わせて締結したユニット構造となっており、それらのガイドレール1,2は、図2および図3に示すように、それぞれの対向面全長に縦溝1a,2aを有する中空柱状の押し出し又は引き抜き成形された型材からなっている。
1 is a front view showing an electric lifting window device according to
1 and FIG. 2 shows a pair of left and right first (indoor side)
したがって、前述のように第1のガイドレール1間を昇降する昇降窓3と、第1のガイドレール1に並列状態にユニット化された第2のガイドレール2に跨って当該ガイドレール2の上部側に固定された固定窓4,5とは、前記昇降窓3の昇降動作時にすれ違い平行状態となるように配置された位置関係となっている。そして、前記各ガイドレール1,2の背面には窓連装時の位置決め手段(位置決め部)となる突起部1b,2bが一体形成され、これらの突起部1b,2bは図示例において縦長突条片からなっている。
Therefore, as described above, the upper and lower windows of the
第1のガイドレール1の上方には前記昇降窓3を昇降駆動するための窓駆動装置7が配置され、この窓駆動装置7は、前記第1のガイドレールの上端に一体的にユニット化された左右一対のブラケット6に保持されている。前記窓駆動装置7は、インターロック機能を有する開閉機(モータ)8と、この開閉機8で正逆回転駆動される回転軸9と、この回転軸9の両端部に嵌着され前記第1のガイドレール1の各上方に位置して同期回転する昇降窓駆動系統のスプロケット10と、これらのスプロケット10にそれぞれ噛合して前記第1のガイドレール1内に垂下し前記昇降窓3の上部両側を吊持している左右の窓吊持チェーン11とからなる巻上機ユニットを構成しているものである。なお、前記窓吊持チェーン11と昇降窓3との関連構成については後述する。前記回転軸9は、その両端部が前記左右のブラケット6に回転自在に支持されている。それらのブラケット6の外側において、前記回転軸9の両端部には前記スプロケット10が嵌着されている。また、前記開閉機8および当該開閉機8と前記回転軸9との間の動力伝達機構8aは前記ブラケット6の内側に配置されている。
Above the
そして、前記回転軸9両端のスプロケット10相互の間隔は、第1のガイドレール1,2の左右間隔外寸幅よりも短く設定され、それらのガイドレール1の上方において、当該ガイドレール1の左右外方に前記回転軸9および両スプロケット10が突出しない配置構成となっている。すなわち、前記窓駆動装置(巻上機ユニット)7において、開閉機8および動力伝達機構8aは左右のブラケット6間に配置され、回転軸9両端のスプロケット10は左右のブラケット6の外側に配置されているが、前記スプロケット10を含む窓駆動装置7の全体は第1のガイドレール1の左右間隔外寸幅内に納めた配置構成となっている。なお、図1,図2において、符号16は、前記スプロケット10に対する窓吊持チェーン11の噛合領域近傍に配置されたチェーン押え部材であり、このチェーン押え部材16は、前記窓吊持チェーン11がスプロケット10の噛合領域から外れるのを防止するためのものである。
The distance between the
以上において、前記昇降窓3はガラス面板(透明面板)30と面板保持枠31とからなっている。面板保持枠31は、図4〜図6に示すように、前記ガラス面板30の左右両側に嵌め込まれた縦框32と、前記ガラス面板30の上下に嵌め込まれて前記縦框32に着脱可能に締結された上下の横框33,34とからなっており、その下部横框34には、図1および図2に示すように座板35が上下動自在に取り付けられている。このように構成された昇降窓3は、図4および図5に示すように、面板保持枠31の上部両側、すなわち前記縦框32の上部外側に締結されたチェーン連結板17を介して窓吊持チェーン11により傾き調整可能に吊持されている。
In the above description, the
一方、前記第1,第2の固定窓4,5は、前記昇降窓3と同様に、面板40,50と面板保持枠41,51とからなり、それぞれの面板保持枠41,51が左右の縦框42,52と上下の横框43,53とからなっており、前記昇降窓3と異なる点は、それぞれの面板40,50が不透明面板となっている点、それぞれの縦框42,52が第2のガイドレール2の縦溝2aの上部側に嵌め殺し状態に嵌着固定されている点にある。そして、前記第2の固定窓4の下部横框44には、図2に示すように、前記昇降窓3の下限位置で当該昇降窓3の上部横框33に当接させる隙間防止用のゴム等弾性部材からなる封止材20が装着してある。なお、前記第1,第2の固定窓4,5は1つの固定窓であってもよい。
On the other hand, the first and second fixed
前記窓吊持チェーン11は、図4に示すように、左右一対の内側リンクプレート(ローラリンクプレート)12と、これらの両端部相互間に圧入固定されているブッシュ(図示せず)の外側に回転自在に嵌装されたチェーンローラ13と、前記ブッシュに回転自在に挿通されたリンクピン14と、前記内側リンクプレート12の外側に配置されて前記リンクピン8の両端部にカシメられた外側リンクプレート(ピンリンクプレート)15とを備え、前記チェーンローラ13を有する内側リンクプレート12を1つの内側チェーン駒12とし、かつ前記リンクピン14を有する外側リンクプレート15を1つの外側チェーン駒15としてそれぞれ複数の内側チェーン駒12と外側チェーン駒15とを交互に前記リンクピン14で屈曲自在に連結し、そのリンクピン14の相互間隔を同一ピッチに設定した通常のチェーン構成となっている。
As shown in FIG. 4, the
次に、前記昇降窓3と窓吊持チェーン11との関連構成について説明する。
まず、窓吊持チェーン11は、前記スプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下しており、その垂下端部が前記チェーン連結板17に傾き調整可能に連結されている。また、前記窓吊持チェーン11の反対側端部(スプロケット10から開閉機7側に向かう端部)は、図2に示すようにブラケット6側に係留されている。ここで、前記窓吊持チェーン11において、前記チェーン連結板17との連結部となるチェーン垂下端部の1つのチェーン駒(以下、最下部チェーン駒という)15Aは着脱可能となっている。この最下部チェーン駒15Aは、図4および図5に示すように、前記通常のチェーン構成における左右一対の外側リンクプレート15a,15bのうち、その片方の外側リンクプレート15aにリンクピン14a,14bをカシメ等で一体突設し、それらのリンクピン14a,14bに跨って係脱可能に嵌め込み係合させる略U字形状のスナップ止め具18を備えた構成となっている。ここで、前記リンクピン14a,14bは、通常のチェーン構成における前記リンクピン14相互のピッチと同一ピッチに設定されている。
Next, the related configuration of the
First, the
一方、前記チェーン連結板17には、前記リンクピン14a,14bが挿脱可能に挿入される複数のピン穴17a,17b,17cが上下方向に設けられている。それらのピン穴17a,17b,17cの相互間のピッチは、前記リンクピン14a,14b間のピッチよりも短いピッチに設定してある。したがって、前記リンクピン14a,14bは前記ピン穴17a,17b,17cのいずれかに選択的に挿入されるようになっている。すなわち、図4および図5においては、最下部チェーン駒15Aの上部リンクピン14aを窓吊持チェーン11下端側の内側チェーン駒(内側リンクプレート)12のブッシュ(図示せず)内からチェーン連結板17の上部ピン穴17aに挿入すると共に、前記最下部チェーン駒15Aの下部リンクピン14bを前記チェーン連結板17の下部ピン穴17cに挿入し、これにより、前記チェーン連結板17から突出した前記両リンクピン14a,14bに跨ってスナップ止め具18を嵌め込み係合させることで、前記チェーン連結板17を介して昇降窓3の両側上部を左右の窓吊持チェーン11により吊持している。
On the other hand, the
以上において、前記最下部チェーン駒15Aの片側リンクプレート15aに一体突設された上下のリンクピン14a,14bと、昇降窓3の上部両側に連結されたチェーン連結板17に設けられ、当該チェーン連結板17の高さ方向に前記上下のリンクピン14a,14b間のピッチよりも短い間隔で列する複数のピン穴17a,17b,17cと、前記両リンクピン14a,14bの先端側に跨って係脱可能に嵌め込み係合されるスナップ止め具18は、前記チェーン連結板17と最下部チェーン駒15Aとを、窓吊持チェーン11の各リンクピン14のピッチおよび最下部チェーン駒15Aのリンクピン14a,14bのピッチよりも短いピッチ毎に高さ方向へ選択的に連結するためのチェーン連結手段を構成するものである。
In the above, the upper and lower link pins 14a and 14b integrally projecting from the one
前述のように左右の窓吊持チェーン11で吊持されて現場で据え付け施工された昇降窓3に肩下がり(傾き)が生じた場合、当該昇降窓3の片側において、前記スナップ止め具18を取り外し、前記最下部チェーン駒15Aのリンクピン14a,14bをチェーン連結板17のピン穴17a,17cから抜き取り、その抜き取り後における前記最下部チェーン駒15Aの下部リンクピン14bを、図6に示すように、前記チェーン連結板17の上部ピン穴17aもしくは中間ピン穴17bに差し替え挿入することにより、前記昇降窓3の肩下がりを防止して当該昇降窓3を水平に吊持することができる。したがって、前述のように上下のリンクピン14a,14bを一体に有する最下部チェーン駒15Aとスナップ止め具18およびチェーン連結板17は、昇降窓3の傾きを是正して当該昇降窓3の肩下がりを防止する肩下がり防止手段を構成するものである。そして、前述のように、左右の第1のガイドレール1内に垂下する窓吊持チェーン11で水平状態に吊持された昇降窓3は、その左右両側の縦框32が前記両ガイドレール1の縦溝1aにそれぞれ昇降自在に嵌め込まれており、前記縦框32は前記両ガイドレール1間に露出しないようになっている。また、前記縦溝1aの対向壁部には前記縦框32との間を封止するモヘア等のシール材22(図3参照)が設けてある。
As described above, when the shoulder window (inclination) occurs in the
また、前記両ガイドレール1の内部には、昇降窓駆動系のスプロケット10から垂下する窓吊持チェーン11の屈曲を規制するチェーン屈曲規制部21(図3参照)が設けられている。このチェーン屈曲規制部21は、前記スプロケット10から垂下する窓吊持チェーン11を垂下長全長に亘り摺動自在に挟み込んで当該窓吊持チェーン11の屈曲を阻止するもので、その具体例を以下に説明する。すなわち、前記チェーン屈曲規制部21は、前記両ガイドレール1の背壁内面中央部に突出形成されて平行離間し、かつ当該ガイドレール1の縦方向に延びる一対のチェーンガイド21aからなっている。それらのチェーンガイド21aは、それぞれの先端部に相対方向へL字状に折曲形成されて窓吊持チェーン11の両側リンクプレート12間に介入する屈曲規制片部21bを有している。それらの屈曲規制片部21bの先端面は、窓吊持チェーン11のチェーンローラ13の外径よりも大きな対向間隔に設定されている。
Further, inside both the
したがって、前記チェーン屈曲規制部21は、前記屈曲規制片部21b間で窓吊持チェーン11の昇降移動を許容する構成となっている。このようなチェーン屈曲規制部21において、前述のように屈曲規制片部21bを先端に有するチェーンガイド21aは、前記両ガイドレール1の下端から前記スプロケット10の近傍位置まで延びており、前記スプロケット10からガイドレール1内に垂下する窓吊持チェーン11の垂下部全長に亘って当該窓吊持チェーン11の屈曲を前記屈曲規制片部21bで規制するようになっている。
Therefore, the chain
以上において、第1のガイドレール1と第2のガイドレール2はボルト・ナット等の止着具により着脱可能に連結されて一体的にユニット化され、かつ、それらの左右のガイドレール1,2は固定窓4,5によって正面門形状に一体的にユニット化され、前記第1のガイドレール1の上端に一体化されたブラケット6には窓駆動装置7が取り付けセットされ、そのスプロケット10に噛合した窓吊持チェーン11で昇降窓3が吊持されていることにより、1つの窓ユニットU1が構成されている。この窓ユニットU1は工場で製作されて据付現場に搬入されて据え付けられる。その据付後において、昇降窓3に傾き(肩下がり)が生じている場合には、当該昇降窓3の片側における窓吊持チェーン11の最下部チェーン駒15Aのスナップ止め具18を取り外して最下部チェーン駒15A共々リンクピン14a,14bをチェーン連結板17から抜き取る。その抜き取り後に昇降窓3を水平位置に保持できる位置に対応位置する、チェーン連結板17のピン穴17a,17b,17cのいずれか選択し、選択したピン穴17a,17b,17cのいずれかに前記チェーン連結板17の少なくとも下部リンクピン14bを差し替え挿入する。次いで、前記両リンクピン14a,14bに跨ってスナップ止め具18を嵌め込み係合させることにより、前記昇降窓3を傾きのない水平状態に保持させることができる。
In the above, the
次に動作について説明する。
昇降窓3が左右のガイドレール1間の下限位置にある閉鎖状態において、開閉機8の起動により回転軸9両端のスプロケット10が図2中で時計回り方向に回転駆動されると、そのスプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下している窓吊持チェーン11が引き上げられることにより、昇降窓3が第1のガイドレール1に沿って上昇開放される。このとき、前記昇降窓3は固定窓4,5の裏側(室内側)に引き上げられ、前記昇降窓3の軒下と少なくとも下部固定窓4の軒下とが同じとなる位置もしくはそれ以上に上昇して停止する。その昇降窓3の開放状態において、前記スプロケット10が反時計回り方向に回転駆動されると、前記昇降窓3が前記ガイドレール1に沿って下降し下限位置で止まる。
Next, the operation will be described.
In the closed state where the elevating
このようにして閉鎖された昇降窓3は、外側から不埒に持ち上げ開放しようとしても持ち上げられる危惧のないロック状態に保持される。すなわち、開閉機8がインターロック機能を有し、かつ、スプロケット10に噛合した窓吊持チェーン11の噛合領域上部にチェーン押え部材16が配置されていること、および、前記ガイドレール1内に垂下状態の窓吊持チェーン11がチェーン屈曲規制部21の屈曲規制片部21bで挟み込まれて真直状態に保持されていることにより、前記昇降窓3の外部からの持ち上げ力で窓吊持チェーン11が屈曲したり、当該窓吊持チェーン11がスプロケット10から上方に外れるようなことがなくなる。このため、前記昇降窓3は格別のロック手段を必要とせずにロックされる。
The elevating
以上説明した実施の形態1によれば、窓昇降駆動系のスプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下した窓吊持チェーン11を垂下部全長に亘り挟み込んで当該窓吊持チェーン11の屈曲を阻止するチェーン屈曲規制部21を前記ガイドレール1内に設けると共に、前記スプロケット10を回転駆動する開閉機8がインターロック機能を有するように構成したので、全閉位置の昇降窓3を外側から不埒に持ち上げ開放しようとしても、その持ち上げ力で前記窓吊持チェーン11が屈曲したり前記スプロケット10が回転するようなことがなく、このため、前記昇降窓3を全閉位置で施錠する格別のロック手段を必要とせずに前記昇降窓3のロック機能が得られ、防盗性を確保できるという効果がある。また、前記スプロケット10における窓吊持チェーン11の噛合領域近傍にチェーン押え部材16を配置するように構成したので、全閉位置の昇降窓3を持ち上げることによって、窓吊持チェーン11が前記スプロケット10から外れるようなこともなく、防盗性をいっそう向上させることができるという効果がある。
According to the first embodiment described above, the
さらに、前記チェーン屈曲規制部21は、左右一対のチェーンガイド21aの先端に相対方向へ折曲形成した屈曲規制片部21bを窓吊持チェーン11の両側リンクプレート12間に介入させるように構成したので、前記昇降窓3の昇降動作時に当該昇降窓3と前記チェーン屈曲規制部21とが干渉するようなこともなく、前記昇降窓3を常時スムーズに昇降動作させることができるという効果がある。しかも、前記チェーン屈曲規制部21は第1のガイドレール1内で長手方向に延びているので、前記チェーン屈曲規制部21を一体に有する第1のガイドレール1として中空柱状の型材を適用することができ、かつ第2のガイドレール2にあっても中空柱状の型材を適用することができ、窓ユニットU1を工場で製作して据付現場に搬入することができ、据付現場での施工時間を大幅に短縮できるという効果がある。さらには、前記窓ユニットU1の搬入時に第1のガイドレール1内で窓吊持チェーン11が踊ったり昇降窓3が揺動するようなこともなく、前記窓ユニットU1の搬入作業を容易に行うことができるという効果がある。
Further, the chain
さらに、前記実施の形態1では、昇降窓3と固定窓4,5との組み合わせ構造としたが、前記昇降窓3は、前記固定窓4,5が取り付け固定された第2のガイドレール2とは別の第1のガイドレール1に沿って昇降するように構成したので、前記昇降窓3を固定窓4,5とは関係なく昇降動作させることができる。すなわち、第1のガイドレール1に沿って固定窓4,5とはすれ違い状に昇降する昇降窓3を吊持している窓吊持チェーン11が噛合したスプロケット10を前記第1のガイドレール1の上方に配置し、そのスプロケット10の近傍位置まで前記固定窓4,5に関係なく昇降窓3を上昇させることができるので、前記スプロケット10を含む窓駆動装置7系統のいわゆる巻上機ユニットを天井内に納め、その天井下から垂下する固定窓4,5の高さ寸法(天井からの垂下寸法)を前記昇降窓3の高さ寸法より短くしても、その昇降窓3と固定窓4の軒下が同じとなる位置まで前記昇降窓3を上昇させることができる。したがって、前記昇降窓3の昇降ストロークが前記固定窓4,5で規制されるようなことがなく、前記昇降窓の昇降ストローク、特に昇降窓3の開放面積(窓開口面積)を自由に設定できるという効果がある。また、昇降窓3と固定窓4,5との大きさが異なっても両者が重なり合うように納めることができるという効果がある。
Furthermore, in the said
なお、前記昇降窓3と固定窓4は、その昇降窓3が固定窓4とすれ違い状に昇降動作するように上下方向へ所定の開口間隔で交互に配置した構成としてもよく、この場合、上下方向へ所定の間隔で隣り合う複数の固定窓3の相互間に形成される複数の窓開口部を、窓吊持チェーン11を介して上下方向へ一連に連なる複数の昇降窓3によって一斉に開閉することができるという効果がある。したがって、窓開口面積を自由に設定することができるという効果がある。
The elevating
さらに、前記実施の形態1によれば、第1のガイドレール1内に垂下する窓吊持チェーン11の最下部チェーン駒15aを着脱可能とし、かつ、昇降窓3の上部両側にはチェーン連結板17を取り付け、このチェーン連結板17の縦方向に複数のピン穴17a,17b,17cを設け、それらのピン穴17a,17b,17cの相互間隔を前記窓吊持チェーン11のリンクピン14相互および14a,14b間のピッチよりも短く設定し、前記ピン穴17a,17b,17cのいずれかを選択して前記最下部チェーン駒15Aのリンクピン14a,14bを挿入し、それらのリンクピン14a,14bに跨ってスナップ止め具18を係脱可能に嵌め込み係合させるように構成したので、前記窓ユニットU1の現場据付後に昇降窓3の肩下がり(傾き)が生じた際に、前記ピン穴17a,17b,17cのいずれかに前記リンクピン14a,14の少なくとも下部リンクピン14bを差し替え挿入することにより、前記昇降窓3の傾きを是正する調整を容易に行うことができるという効果がある。また、前述のように第1のガイドレール1内に垂下している窓吊持チェーン11がチェーン屈曲規制部21で挟み込み保持されて状態となっているため、第1のガイドレール1の内部空間に電気配線を何らの支障もなく行うことができるという効果がある。
Furthermore, according to the first embodiment, the
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による電動昇降窓装置の要部を示す断面図である。この実施の形態2では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを同列に配置し、その配置時における窓ユニットU1とU2との位置決めを容易に行える構成としたものである。すなわち、窓ユニットU1,U2は前述のように同一構成をなしてそれぞれのガイドレール1,2(図7では第2のガイドレール2を省略している)の外壁背面側には位置決め用の突起部1b,2b(突起部2bについては図3参照)が縦方向に一体形成されているため、窓ユニットU1のガイドレール1,2の突起部1b,2bと窓ユニットU2のガイドレール1,2の突起部1b,2bとをすれ違い状に当接(面接合)させ、その状態で窓ユニットU1側の突起部1b,2bと、これに隣り合う窓ユニットU2側の突起部1b,2bとを止めネジ23で締結することにより、窓ユニットU1のガイドレール1,2と窓ユニットU2のガイドレール1,2とを同列状に組み付け合体させたものである。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a main part of an electric lift window device according to
また、互いに隣り合う窓ユニットU1,U2の組み付け合体状態では、互いに隣り合う第1のガイドレール1間に前記突起部1bの突出長さに相当した隙間が生じるので、前記昇降窓3の外側において、前記隙間にカバー部材24を嵌着したものである。そのカバー部材24は弾性を有する樹脂によって断面ほぼU字形状に形成され、その両側片部24aの外側面には係合爪24bが一体形成されている。このようなカバー部材24の両側片部24aを、互いに隣り合うガイドレール1間の隙間に圧入することで、当該ガイドレール1相互の対向背壁面に前記係合爪24bを弾性係合させており、この状態では、前記カバー部材24の背壁面と前記各ガイドレール1の外側壁面とが面一になるようにしてある。
Further, in the assembled state of the window units U1 and U2 adjacent to each other, a gap corresponding to the protruding length of the protruding
以上説明した実施の形態2によれば、複数の窓ユニットU1,U2の連装施工時において、一方の窓ユニットU1のガイドレール1,2と他方の窓ユニットU2のガイドレール1,2とを隣接方向に突き合わせて各ガイドレールの突起部(位置決め部)1b相互を互い違い状に面接合させるだけで、前記一方のガイドレール1,2と他方のガイドレール1,2との正確な位置決めを簡単に手際よく行うことができ、窓ユニットU1,U2相互の連装施工時間を大幅に短縮できるという効果がある。また、窓駆動装置(巻上機ユニット)7が各窓ユニットU1,U2毎の左右ガイドレール1間に外寸間隔幅内に納められているので、前記各窓ユニットU1,U2の連装施工時に各窓ユニットU1,U2の巻上機ユニット7相互が干渉するようなことがなく、数多くの窓ユニットU1,U2を容易に連装施工することができるという効果がある。さらに、前記窓ユニットU1,U2の多連装時に互いに隣り合うガイドレール1間の隙間をカバー部材24で塞いだので、止めネジ23の頭部が多連装窓ユニットの外側に露出するようなことがなく、しかも、カバー部材24とガイドレール1の外壁面とが面一になるので、多連装窓ユニットの外観が損なわれるようなことがないという効果がある。また、前記カバー部材24は両側片部24aの弾発力だけで係合爪24bをガイドレール1の壁面に係合保持させることができるという効果がある。
According to the second embodiment described above, the
実施の形態3.
この実施の形態3では、前記実施の形態1における第2のガイドレール2において、固定窓4,5が嵌着されていない部分の露出縦溝2aを、前記実施の形態2のカバー部材24と同一断面形状のカバー部材(図示せず)で塞ぐように構成したものである。このように、前記露出縦溝2aをカバー部材で塞ぐことにより、前記露出縦溝2a内に塵埃等の異物が侵入堆積するのを防止できると共に、その露出縦溝2aに嵌着されたカバー部材によって固定窓4,5を下側から支える支持機能を得ることもできるという効果がある。
In the third embodiment, in the
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4による電動昇降窓装置の片側正面図、図9は図8の斜視図、図10は図9の要部断面図である。
この実施の形態4では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを直角方向に連装配置したものであり、図1から図7と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態4では、一方の窓ユニットU1のガイドレール1,2と他方の窓ユニット2のガイドレール1,2とでは高さを異ならせており、それぞれの第1のガイドレール1の上端部に窓駆動装置7の収納ボックスB1,B2を一体的に搭載し、前記両窓ユニットU1,U2の直角連装施工時に前記両方の収納ボックスB1,B2が上下方向に位置して直角方向に交差する配置となるように構成したものである。
8 is a one-side front view of an electric elevator window apparatus according to
In the fourth embodiment, the window unit U1 according to the first embodiment and another window unit U2 having the same configuration are arranged in a perpendicular direction. The same reference numerals are given and redundant description is omitted.
In the fourth embodiment, the
また、この実施の形態4では、図10に示すように、直角方向に隣り合うガイドレール1において、一方のガイドレール1の一側面に位置決め用の平行する縦長の突起部1cを、かつ他方の突起部1dの背壁面一側に位置決め用の平行する縦長の突起部1dをそれぞれ一体形成し、それらの突起部1c,1dを凹凸嵌合させて直角方向に隣り合うガイドレール1の相互を締結することにより、前記両方の窓ユニットU1,U2を直角方向に連装する構成としたものである。なお、前記突起部1c,1dは、前記実施の形態1および実施の形態2の突起部1bと同様の形状構成としてもよい。また、この実施の形態4において、前記突起部1c,1dおよび前記収納ボックスB1,B2以外、ならびに一方の窓ユニットU1のガイドレール1と他方の窓ユニットU2のガイドレール1とでは高さが異なっている点以外は前記実施の形態1と同一の構成となっているものである。
Further, in the fourth embodiment, as shown in FIG. 10, in the
以上説明した実施の形態4によれば、前記実施の形態1の場合と同様に、直角方向へ連装すべき窓ユニットU1,U2のそれぞれのガイドレール1として押し出し型材を使用し、それらのガイドレール1の高さを異ならせてそれぞれの上端部に収納ボックスB1,B2を一体的にユニット化すると共に、前記両ガイドレール1のそれぞれの突起部1c,1dの相互を凹凸嵌合させて締結するように構成したので、前記実施の形態1および実施の形態2の場合と同様に、簡単な施工で複数の窓ユニットU1,U2を直角方向へ容易に連装することができるという効果がある。
According to the fourth embodiment described above, as in the case of the first embodiment, extruded mold members are used as the
実施の形態5.
図11はこの実施の形態5による電動昇降窓装置の要部を示す構成説明図であり、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態5では、前記各実施の形態で適用した窓吊持チェーン11における昇降窓3の吊持側とは反対側のチェーン端部11aを、スプロケット10の軸方向から見て当該スプロケット10と窓駆動装置7(各実施の形態の開閉機8を含む)との間における前記スプロケット10の外周上端よりも上方位置でブラケット6側に固定したものである。そして、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点と前記スプロケット10との間には、昇降窓3の昇降開放動作時に前記スプロケット10から窓吊持チェーン11がスムーズに垂れ下がるような遊び間隔を設定している。
FIG. 11 is a structural explanatory view showing the main part of the electric elevator window device according to the fifth embodiment. The same parts as those in FIGS.
In the fifth embodiment, the
このような実施の形態5の構成によれば、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aを、前記開閉機8とスプロケット10との間で当該スプロケット10の外周下端より下方位置に固定した場合と比較して、昇降窓3の上昇動作時に前記スプロケット10からほぼU字状に垂れ下がる窓吊持チェーン11の垂れ下がり余剰長が短くなり、このため、その垂れ下がり余剰チェーン同士の絡みや干渉を防止することができて前記昇降窓3の昇降動作を常時スムーズに実現させることができると共に、窓駆動装置7の特に駆動部等の高さ寸法をコンパクトにできるという効果がある。また、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点とスプロケット10との間に前記窓吊持チェーン11が垂れ下がる遊び間隔を設定したことにより、昇降窓3の上昇動作に前記スプロケット10から垂れ下がる窓吊持チェーン11の余剰長を短くすることができることに加え、その窓吊持チェーンの自由度が得られるという効果がある。
According to such a configuration of the fifth embodiment, when the
なお、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aは、前記スプロケット10の外周上端と同じ水平方向の位置に固定することが最も好ましいが、その固定点は前記スプロケット10の外周下端よりも上方位置であればよく、そのいずれの場合も同様の効果が得られる。
The
実施の形態6.
この実施の形態6では、図11に示すように、前記実施の形態5における窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点とスプロケット10との間の下方にチェーン受け皿25を配置したものである。このチェーン受け皿25は、昇降窓3の引き上げ時にスプロケット10から垂れ下がる窓吊持チェーン11の垂れ下がり余剰部分を受け入れ収納するもので、その収納時に前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制するように構成されている。その屈曲規制手段として、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11が二重に絡まないように左右の長さが最小限に抑えられており、好ましくは、前記窓吊持チェーン11のチェーン幅の1倍以上2倍以下の幅寸法に設定され、これにより、前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制しながら収納することができるものである。なお、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11を緩衝することが可能な弾性を有する構成とすることもできる。
In this sixth embodiment, as shown in FIG. 11, a
以上説明した実施の形態6によれば、昇降窓3の引き上げ時にスプロケット10から垂れ下がる窓吊持チェーン11の垂れ下がり余剰部分を受け入れ収納するためのチェーン受け皿25を配置し、そのチェーン受け皿25内への前記窓吊持チェーン11の収納時に当該窓吊持チェーン11の屈曲が規制されるように前記チェーン受け皿25を構成したので、前記昇降窓3の引き上げ時に前記スプロケット10から窓吊持チェーン11が長く垂れ下がって巻上機ユニット(窓駆動装置7全体のユニット化部分)からはみ出すようなことがないという効果がある。しかも、前記チェーン受け皿25は窓吊持チェーン11のチェーン幅の1倍以上2倍以下の幅寸法に設定するなどして左右の長さが最小限に抑えられているので、前記チェーン受け皿25内に収納された窓吊持チェーン11が絡み合うようなこともなく、かつ窓駆動装置7の全体幅(左右幅)をコンパクトにできるという効果がある。さらに、前記チェーン受け皿25を弾性材で形成したり内面に弾性槽を有する構成とすることにより、そのチェーン受け皿25内に垂れ下がり収納される窓吊持チェーン11が緩衝されて当該窓吊持チェーン11の衝突音を吸収できる消音効果も得られる。
According to the sixth embodiment described above, the
実施の形態7.
この実施の形態7では、前記各実施の形態の窓吊持チェーン11において、前記スプロケット10との噛合部およびチェーン屈曲規制部21との接触部分を樹脂やゴム等の吸音部材(図示せず)で被覆するように構成したものである。このような構成とすることにより、スプロケット10と窓吊持チェーン11との噛合による金属音、および窓吊持チェーン11とチェーン屈曲規制部21との接触による金属音の発生を防止することができるという効果がある。なお、この実施の形態7においては、窓吊持チェーン11のチェーンローラ13を樹脂やゴム等の吸音材で形成してもよく、この場合も同様の消音効果が得られる。
In the seventh embodiment, in the
1,2 ガイドレール
1a,2a 縦溝
1b,2b 突起部
3 昇降窓
4,5 固定窓
6 ブラケット
7 窓駆動装置
8 開閉機(モータ)
8a 動力伝達機構
9 回転軸
10 スプロケット
11 窓吊持チェーン
11a チェーン端部
12 内側リンクプレート(内側チェーン駒)
13 チェーンローラ
14,14a,14b リンクピン
15 外側リンクプレート(外側チェーン駒)
15A 最下部チェーン駒
16 チェーン押え部材
17 チェーン連結板
18 スナップ止め具
20 封止材
21 チェーン屈曲規制部
21a チェーンガイド
21b 屈曲規制片部
22 封止材
23 止めネジ
24 カバー部材
24a 両側片部
24b 係合爪
25 チェーン受け皿
30 ガラス面板(透明面板)
31 面板保持枠
32 縦框
33,34 横框
35 座板
40 面板(不透明面板)
41 面板保持枠
42 縦框
43 ,44横框
51 面板保持枠
52 縦框
53,54 横框
B1,B2 収納ボックス
U1,U2 窓ユニット
DESCRIPTION OF
8a
13
15A
31 Face
41 face
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CN104047513A (en) * | 2014-03-31 | 2014-09-17 | 大连奥托股份有限公司 | Lifting window mechanism for soundproof room |
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2004
- 2004-06-18 JP JP2004181288A patent/JP4381899B2/en not_active Expired - Lifetime
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