JP2006099856A - 記録メディア・ドライブ - Google Patents
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Abstract
【課題】
例えばシリアルATA規格に規定されている3.3V電圧のように、内部にて準備できる電圧であっても外部から供給可能な場合は外部からの電圧供給を受けることができる記録メディア・ドライブを提供する。
【解決手段】
HDDのヘッドの位置決めなどを制御する回路基板は、外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部41に接続されるコネクタと、そのコネクタを介して供給される外部電圧5Vから3.3Vの電圧を生成するレギュレータ31と、レギュレータ31からの3.3V電圧が供給可能な電子部品と、電子部品に3.3V電圧を供給する電圧供給部を切り替える切替制御回路21とを有する。切替制御回路21は、コネクタが外部電圧3.3Vを供給する外部3.3V電圧供給部41に接続可能に構成されかつ外部3.3V電圧供給部41に接続された場合、電子部品に外部電圧3.3Vが供給されるよう切り替え制御する。
【選択図】 図1
例えばシリアルATA規格に規定されている3.3V電圧のように、内部にて準備できる電圧であっても外部から供給可能な場合は外部からの電圧供給を受けることができる記録メディア・ドライブを提供する。
【解決手段】
HDDのヘッドの位置決めなどを制御する回路基板は、外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部41に接続されるコネクタと、そのコネクタを介して供給される外部電圧5Vから3.3Vの電圧を生成するレギュレータ31と、レギュレータ31からの3.3V電圧が供給可能な電子部品と、電子部品に3.3V電圧を供給する電圧供給部を切り替える切替制御回路21とを有する。切替制御回路21は、コネクタが外部電圧3.3Vを供給する外部3.3V電圧供給部41に接続可能に構成されかつ外部3.3V電圧供給部41に接続された場合、電子部品に外部電圧3.3Vが供給されるよう切り替え制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、互いに異なる電圧で動作する電子部品を実装した回路基板を搭載する、ハード・ディスク・ドライブ(以下、HDD)その他の電子機器に好適な記録メディア・ドライブに関する。
情報処理装置の内部又は外部に設けられる記録メディア・ドライブとして、光ディスクや磁気テープなどの様々な記録媒体を使用する装置が知られている。その中で、HDDは、情報処理装置の記憶装置として広く普及し、現在の情報処理システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。更に、HDDの用途は情報処理装置にとどまらず、動画像記録再生装置、カーナビゲーション・システム、デジタル・カメラ、これらに使用されるリムーバブルメモリなど、益々拡大している。
HDDで使用される磁気ディスクは、同心円状に形成された複数のトラックを有しており、各トラックは複数のセクタに区分されている。各セクタにはセクタのアドレス情報と、ユーザ・データとが記憶される。ヘッドがセクタのアドレス情報に従って所望のセクタにアクセスすることによって、セクタへのデータ書き込みあるいはセクタからのデータ読み出しを行うことができる。データ読み出し処理において、ヘッドが磁気ディスクから読み出した信号は、HDDの回路基板上の信号処理回路によって波形整形及び復号処理などの所定の信号処理が施され、ホストに送信される。ホストからの転送データは、信号処理回路によって同様に所定処理された後、磁気ディスクに書き込まれる。
上記回路基板は、HDDを備えるデスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータ(PC)などの上位装置(以下、ホストという。)から電源電圧の供給を受ける。ホストは、消費電力低減、不要電磁輻射の低減等の目的のために、その動作電圧がこれまで主流の5Vから、3V〜3.3V程度の低い動作電圧へ移行している。このため、最近のPC等の情報処理装置では、3.3Vの電圧供給部を有しているものが多い。
一方で、HDDの回路基板においても3.3V電圧で動作する論理回路等の電子部品を有している。しかし、旧来のホスト及びこのホストから電源の供給を受けるHDDは、5V及び12Vの電圧供給用の電源ピンしか有しておらず、HDDは、ホストから3.3V電源の供給を受けられなかった。そこで、従来のHDDの回路基板には、ホストから供給される5V又は12Vを使用しながら、回路基板に搭載される3.3V電圧に対応する電子部品を動作させるため、例えば、回路基板に5V電圧を3.3V電圧に変換する副電源部が設けられている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術においては、回路基板上に副電源部としてDC−DCコンバータと保護手段としてのヒューズとを有する。そして、電源コネクタを介して供給された5V電源は、上記DC−DCコンバータによって3.3Vに変換され、この電力を3.3Vにて動作する電子部品に供給する。
ところで、HDDと、ホストとの間のデータ伝送のために設けられるインターフェースには、SCSI(Small Computer System Interface)インターフェースやATA(AT Attachment)インターフェースなどが一般に使用されている。特に、ATAインターフェースは、インターフェース機能の向上と低コストの点から、多くのコンピュータにおいて利用され、また、光ディスク記憶装置などの他のタイプに記憶装置のインターフェースとしても広く利用されている。
近時、記録媒体の記録密度の向上及びパフォーマンス向上への要求から、ATAインターフェースのデータ伝送速度に対する要求は益々厳しいものになっている。このため、従来のパラレル伝送による伝送方式に代えて、シリアル伝送によるATAインターフェース(シリアルATA)が提案されている。
シリアルATAの規格は、"Serial ATA Working Group"によって策定が進められている。シリアルATAは、従来のパラレルATAに比べて、転送速度が高速で、また、コネクタやケーブルの小型化が可能なため、システム全体の熱設計も改善される。
現在、複数のベンダからシリアルATA規格に準拠したマザーボードが供給されはじめ、複数のメーカからSATA規格に準拠したHDDが供給されはじめており、市場にはパラレルATAとシリアルATAとが混在する状況になっている。既にリリースされている"Serial ATA II:Extensions to Serial ATA 1.0 Specification"においては、従来のパラレルATAにはない、いくつかの技術が採用されている。
例えば、パラレルATAでは5V及び12Vの使用が許可されているのみであったが、シリアルATAにおいては、5V及び12Vに加え、3.3Vの使用が許可される。したがって、シリアルSATAには、3.3V電圧を供給するための接続ピンが設けられている。したがってシリアルATA規格に準拠したHDDのコネクタには、3.3V電圧の供給を受けるための接続ピンが用意されている。
特開平7−253831号公報
しかしながら、パラレルATAにおいては、この3.3V電圧の使用が規格として定められていなかったため、パラレルATA規格のHDDに対応しているホストにおいては、シリアルATAのHDDに対して3.3V電圧を供給することができない。したがって、ホストがシリアルATAに対応しているか否かを予測できないため、シリアルATAのHDDであっても、3.3V電源をホストから供給せず、又はホストから供給できず、上述の特許文献1の如く、回路基板に設けられたDC−DCコンバータ等を使用して外部から供給される5V電源から3.3V電源を生成するといった方法がとられている。
一方、上述した如く、ホスト側においても、シリアルATAに準拠し、3.3V電圧をHDDに対して供給可能に構成されているものが発売され始めている。HDD側においては、3.3V電源をホストから供給できるのであれば、あえて5V電源から内部で3.3V電圧に変換する必要はなく、ホストから直接3.3V電源の供給を可能にしてほしいという使用者からの要望が高まっている。また、HDD側の回路基板にて例えば5Vから3.3Vに電圧を変換する場合には、通常、余った電力を熱として放出させるため、数十台のHDDを一度に使用するような、例えばサーバ等の情報装置においては、その発熱量が無視できないほど大きいものとなり問題となる。
また、ホストがシリアルATAに対応しているか、パラレルATAに対応しているかをHDD提供者側において予め予定することは困難である。したがって、いずれにも対応できるHDDを提供するためには、例えばホストがシリアルATAに対応している場合は3.3V電圧をそのまま受け取り、シリアルATAに対応していない場合はHDDの回路基板が5V電源から3.3V電源を生成するような設定変更を手動でするなどの必要が生じ、作業が煩雑であるなどの問題点が多い。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、内部にて準備できる電圧であっても外部から供給可能な場合は外部からの電圧供給を受けることができる記録メディア・ドライブを提供することにある。また、本発明の他の目的は、例えばシリアルATA規格に規定されている3.3V電圧を、ホスト側がシリアルATA規格に準拠しているか否かに煩わせることなく使用可能にすることができる記録メディア・ドライブを提供することにある。更に本発明の他の目的は、記録メディア・ドライブの消費電力を低減することにある。
上述した目的を達成するために、本発明にかかる記録メディア・ドライブは、記録メディア・ドライブ本体と、前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、前記回路基板は、外部第1電圧を供給する外部第1電圧供給部に接続されると共に外部第2電圧を供給する外部第2電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、前記コネクタを介して供給される前記外部第1電圧から内部第2電圧を生成する内部第2電圧供給部と、第2電圧により動作する電子部品と、前記外部第1電圧供給部又は前記内部第1電圧供給部のいずれか一方から前記電子部品に前記第2電圧を供給するよう制御する切替制御回路とを有し、前記切替制御回路は、前記コネクタが外部第2電圧供給部に接続されたことを検知すると前記電子部品に前記外部第2電圧が供給されるよう切り替え制御することを特徴とする。
本発明においては、第2電圧を外部第1電圧から内部で生成する場合と、外部から供給させる場合とを切替制御する機能を備え、外部第2電圧が供給可能なことを検知した場合は、外部の第2電圧を選択するよういしたので、内部で第2電圧を生成する処理を行わずに第2電圧を得ることができる。
また、前記内部第2電圧供給部は、前記外部第1電圧又は外部第3電圧から前記内部第2電圧を生成するようにしてもよく、複数種類の大きさの電圧が供給されるような場合、少なくともいずれか1つの外部電圧から第2電圧を生成することができる。
更に、前記外部第1電圧にて動作する他の電子部品を更に有し、また、前記外部第3電圧にて動作する他の電子部品を更に有してもよい。
本発明にかかる記録メディア・ドライブは、記録メディア・ドライブ本体と、前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、前記回路基板は、外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部に接続されると共に外部3.3V電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、前記コネクタを介して供給される外部電圧5V及び外部電圧12Vのいずれか一方から3.3V電圧を生成する内部3.3V電圧供給部と、3.3V電圧で動作する電子部品と、前記外部3.3V電圧供給部又は前記内部3.3V電圧供給部のいずれか一方から前記電子部品に3.3V電圧を供給するよう制御する切替制御回路とを有し、前記切替制御回路は、前記コネクタが前記外部3.3V電圧供給部に接続されたことを検知すると前記電子部品に前記外部電圧3.3Vが供給されるよう切り替え制御する。
本発明においては、通常回路の動作に使用される3.3V電圧が外部から供給可能か否かを自動的に検知し、外部からの供給可能な場合は外部から3.3V電圧を供給させることができ、供給不能な場合には、内部3.3V電圧供給部にて3.3V電圧を用意するよう3.3V電圧供給源を切替制御する。これにより、例えばHDDなど、回路基板に3.3V、5V及び12Vの3種類の電圧で動作する電子部品を実装する記録メディア・ドライブに対して電源を供給する外部のホスト等が3.3V電圧を供給可能か否かに拘わらず、3.3V電圧に対応する電子部品の動作を保証し、外部からの3.3V電圧を供給させた場合は、内部にて電圧変換する場合に比して極めて低い電力消費量とすることができる。
また、前記コネクタを介して前記外部電圧3.3Vが供給される第1の電源ラインと、前記内部3.3V電圧供給部から前記内部電圧3.3Vが供給される第2の電源ラインとを有し、前記切替制御回路は、前記電子部品と前記第1の電源ラインとを接続する第1のスイッチと、前記電子部品と前記第2の電源ラインとを接続する第2のスイッチと、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフを制御する制御回路とを有することができる。
更に、前記制御回路は、前記外部電圧3.3Vが供給されるか否かを検出する外部電圧検出素子を有し、前記外部電圧検出素子の検出結果に基づき前記第1及び第2のスイッチのオン・オフを制御することができる。
また、前記制御回路は、前記外部電圧3.3Vが供給されるか否かによりオン・オフを制御される第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタによりオン・オフが制御される第2のトランジスタとを有し、前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタは、それぞれ前記第2のスイッチ及び前記第1のスイッチを制御することができ、第1のトランジスタが外部電圧を検出する検出素子として機能させ、第1のトランジスタのオン・オフに応じて第2のトランジスタをオン・オフさせ、これら第1及び第2のトランジスタのオン・オフに基づき各スイッチを制御することができる。
この場合、例えば、前記第1のスイッチ及び第2のスイッチは、前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインとの間に直列に接続されたそれぞれ第3のトランジスタ及び第4のトランジスタであって、前記第1のトランジスタは、その制御端子に前記第1の電源ラインが接続され、一端に前記第2及び第4のトランジスタの制御端子が接続され、前記第2のトランジスタは、一端に前記第1のトランジスタの制御端子が接続され、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタとの接続点から前記外部電圧3.3V又は前記内部電圧3.3Vを出力することができ、切替制御回路は、トランジスタを組み合せて簡単に構成することができる。
更にまた、前記内部3.3V電圧供給部は、前記外部電圧5Vから3.3Vの内部電圧を生成することができる。
また、前記コネクタは、シリアルATAインターフェースに準拠したコネクタとすることができる。
本発明にかかる記録メディア・ドライブは、記録メディア・ドライブ本体と、前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、前記回路基板は、外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部に接続されると共に外部3.3V電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、前記コネクタを介して供給される外部電圧5V及び外部電圧12Vのいずれか一方から3.3V電圧を生成する内部3.3V電圧供給部と、3.3V電圧で動作する電子部品と、前記コネクタを介して前記外部3.3V電圧供給部に接続される第1の電源ラインと、前記内部3.3V電圧供給部に接続される第2の電源ラインと、前記第1の電源ラインにそのオン・オフを制御する制御端子が接続された第1のスイッチと、前記第1のスイッチによりオン・オフが制御される第2のスイッチと、前記電子部品と前記第1の電源ラインとを接続する第3のスイッチと、前記電子部品と前記第2の電源ラインとを接続する第4のスイッチとを有し、前記第3のスイッチは、前記第2のスイッチによりそのオン・オフが制御され、前記第4のスイッチは、前記第1のスイッチによりそのオン・オフが制御されることを特徴とする。
本発明においては、第1乃至第4のスイッチという簡便な構成により、外部電圧5V又は12Vから3.3V電圧を生成するか、外部から3.3V電圧を供給させるかを自動的に検知し、切替制御することができる。
本発明にかかる記録メディア・ドライブによれば、内部にて準備できる電圧であっても外部から供給可能な場合は外部からの電圧供給を受けることができる。また、例えばシリアルATA規格に規定されている3.3V電圧を、ホスト側がシリアルATA規格に準拠しているか否かに拘わらず供給可能にすることができ、その場合は回路基板上にて電圧変換する必要がなく、発熱量を押え、消費電力を低減することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、シリアルATA規格に準拠したハード・ディスク・ドライブに適用したものである。
上述の如く、パラレルATAにおいては電源として5V及び12Vのみが規定されている。HDDに実装される回路基板には、ホストからの電源供給を受け、またホストとの間にて信号の送受信を行うために、ホストと接続されるコネクタが実装される。パラレルATAのHDDにおいては、上記コネクタには5V及び12V電圧の電源供給を受けるための電源ピンしか用意されていない。しかし、回路基板には、5V及び12Vのみならず、3.3V電圧で動作する電子部品も実装される。そこで、3.3V電圧に対応する電子部品に対しては、ホストから供給を受けた5V又は12V電圧を自己の電圧変換器などにより3.3V電圧に変換し、変換後の3.3電圧を供給するよう構成されている。
一方、シリアルATAにおいては、5V及び12V電圧のみならず、3.3V電圧の供給が許可されている。このため、シリアルATA規格に準拠したコネクタには、3.3V電圧の電源ピンが設けられている。ただし、HDDに対して電源を供給するホストは、現行ではパラレルATAに対応したものが多く、ホストの電源供給部からは5V及び12Vの電源ラインしか引き出されていないものが多い。すなわち、ホスト側の電源は、HDDの電源供給部に対して3.3V用の電源ラインが配線されておらず、HDDに対し3.3V電源を供給する機能を備えていないホストが多い。
したがって、そのようなホストに対してシリアルATAに準拠したHDDを接続しても、HDDは、ホストから3.3V電源の供給を受けることができない。このように、HDDは、シリアルATAに準拠し、3.3V電圧の供給を受け得るよう構成されている場合であっても、3.3V電圧がホストから供給されない場合があり、そのような場合においても、3.3V電圧に対応した電子部品を確実に動作させることができるように、一般的には、パラレルATAと同様にHDD内部に電圧変換器を用意し、従来どおり、5V電圧を変換して3.3V電圧を得るようになされている。
一方で、HDDに対して3.3V電圧を供給可能なホストがある。例えば、ケーブル等を使用せず、ホストの基板に、直接シリアルATAインターフェースのコネクタを接続可能に構成されたいわゆるプラグインタイプのコネクタを装備することで、比較的容易にHDDに対して3.3V電源を供給することが可能である。しかしながら、現状ではHDDに対する3.3V電圧の供給が不可能なホストも多く、HDDは、ホストからの3.3V電圧の供給を受けずとも確実に3.3V電圧対応の電子部品を動作させるべく、その回路基板には、5V電圧を3.3Vに変換する電圧変換器を具備せざるをえない状況にある。
これに対し、本実施の形態におけるHDDにおいては、その回路基板に、外部から3.3V電圧が供給される場合とされない場合とを自動的に検知し、検知結果に基づき3.3V電圧で動作する電子部品に対する電圧供給源を切り替える切替制御回路を設ける。すなわち、外部から3.3V電源が供給されない場合においては、3.3V電圧の供給が必要な電子部品に対して、レギュレータ等の内部3.3V電圧供給部から電源を供給する。一方、外部から3.3V電源が供給可能である場合には、これを自動的に検知し、外部からの3.3V電源を使用し、当該電子部品に供給する。これにより、外部から3.3V電圧が供給される場合に、あえて5V又は12V電圧を電圧変換して3.3V電圧とする必要がなく、後述するように消費電力を飛躍的に低減することができる。また、降圧する必要がないため、発熱の問題も低減することができる。更に、HDDに、外部の3.3Vを自動的に検知する切替制御回路を設けることで、使用者はホストが3.3V電源を供給できるか否かを意識することなく、HDDを使用することができ便利である。
まず、本実施の形態にかかる記録メディア・ドライブの一例について説明しておく。図1は、本実施の形態に係る記録メディア・ドライブの一例であるHDDの概略構成を示す分解斜視図である。HDD1は、HDD本体11とHDD本体11に実装される回路基板15とを備えている。HDD本体11は、ベース111とトップカバー112とから構成されるエンクロージャ内に、各構成部品を収容している。ベース111は、HDD11の各構成部品を収容し、ベース111の上部開口を塞ぐトップカバー112とガスケット(不図示)とを介して固定されることによって、HDD本体11の各構成部品を密閉状態で収容することができる。
回路基板15上には、シリアルATAインターフェースに準拠したシリアルATAコネクタ16が実装されている。シリアルATAコネクタ16は、回路基板15の一辺側に配置され、回路基板15に固定されている。回路基板15の一辺において凹部が形成され、その凹部にシリアルATAコネクタ16を嵌め合わせるようにして、回路基板15にシリアルATAコネクタ16が固定されおり、シリアルATAコネクタ16の一辺が回路基板15の一辺に沿い、これらが実質的に揃った位置にある。
また、回路基板15上にはHDD11本体の制御及びホストとHDD11との間のデータ通信の制御を行う各種ICなどの回路要素が実装される。例えば、HDC(Hard Disk Controller)/MPU、リード/ライトチャネル、モータ・ドライバなどの各種ICが、回路基板15のHDD本体11側表面に実装されるが、図1において回路基板15上の回路要素は省略されている。
図2は、HDD本体11の内部構成の概略を示す平面図である。図2において、113は、磁性層が磁化されることによってデータを記録する不揮発性の記録媒体である磁気ディスクである。磁気ディスク113はスピンドル・モータ114に固定され、スピンドル・モータ114は磁気ディスク113を所定速度で回転する。115は、ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク113への書き込み及び/または読み出しを行うヘッドである。ヘッド115は、磁気ディスク113への記憶データに応じて電気信号を磁界に変換する記録素子及び/または磁気ディスク113からの磁界を電気信号に変換する再生素子を有している。さらに、ヘッド115は、記録素子及び/または再生素子がその面上に形成されているスライダを有している。
ヘッド115は、アクチュエータ116に保持されている。アクチュエータ116は、回動軸117に回動自在に保持されており、キャリッジ118とVCM(ボイス・コイル・モータ)119とを備えている。尚、図2においては、VCM119の一部が便宜上切り欠いて図示され、外形が破線で示されている。VCM119は、回路基板15上の回路からフラットコイル120に流される駆動信号に応じて、回動軸117を中心としてキャリッジ118を回動し、回転する磁気ディスク113の上にヘッド115を移動する。
また、VCM119は、磁気ディスク113の回転が停止するときには、磁気ディスク113の外側へヘッド115移動する。磁気ディスク113の回転が停止するときには、アクチュエータ116はヘッド115を磁気ディスク113上からランプ機構121に退避させる。この他、ヘッド115がデータ書き込み/読み出し処理を行わない場合に、磁気ディスク113の内周に配置されているゾーンに退避するCSS(Contact Start and Stop)方式が知られている。尚、図1において明示されていないが、HDD本体11は、積層配置された複数の磁気ディスクを備え、典型的には、磁気ディスク両面にデータが記憶される。また、それぞれが各磁気ディスクの各記録面に対応する複数のヘッドがアクチュエータ116に保持されている。
次に、回路基板15に実装されたシリアルATAコネクタ16について説明する。図3は、回路基板15におけるホストとの接続部を示す斜視図であって、ベース111の反対側から見た図であり、図4は、回路基板15がHDD本体11に実装された状態を示す斜視図である。
図3に示すように、シリアルATAコネクタ16は、ホストとの信号をやり取りするための信号部(signal segment)16aと、ホストからの電源を供給する電源部(power segment)16bとを有している。上述したように、シリアルATAコネクタ16の電源部16bは、3.3V、5V、及び12Vの3種類の電源がホスト等の外部から回路基板15に供給可能なよう、各電源電圧に対応する電源ピンを有している。
そして、図4に示すホスト側の雌コネクタ201がシリアルATAインターフェースに準拠したコネクタとなっている場合は、雌コネクタ201においても、信号のやり取りをする信号部201aと、電源を供給する電源部201bとを有し、それぞれシリアルATAコネクタ16の信号部16a、電源部16bと接続される。そして、シリアルATAコネクタ16に接続される雌コネクタ201の電源部201bは、3.3V、5V、及び12Vの3種類の電源を供給可能な電源ピンを有している。このようにシリアルATAインターフェースに準拠した雌コネクタ201であれば、シリアルATAコネクタ16と接続することで、回路基板15に対し、ホストから3.3V、5V、及び12Vの3種類の電源電圧を供給することができる。
図5は、回路基板15を示す回路図である。回路基板15には、モータ・ドライバ・ユニット122と、図示しないアーム電子回路(アームエレクトロニクス:AE)との間及び外部ホスト200との間で信号のやりとりをする信号を処理する信号処理回路121とを有している。信号処理回路121は、リード・ライト・チャネル(R/Wチャネル)123、ハード・ディスク・コントローラ(HDC)/MPU集積回路(以下HDC/MPU)124、及びメモリの一例としてのRAM125とを備え、R/Wチャネル123、HDC/MPU124は、RAM125と共に1つのパッケージで構成される。
外部ホスト200からの書き込みデータは、HDC/MPU124によって受信され、R/Wチャネル123を介して、ヘッド115へ送られ磁気ディスク113に書き込まれる。また、磁気ディスク113に記憶されているデータは、ヘッド115によって読み出され、読み出しデータは、R/Wチャネル123を介して、HDC/MPU124から外部ホスト200に出力される。
R/Wチャネル123は、ホスト200から取得したデータについて、ライト処理を実行する。ライト処理において、R/Wチャネル123はHDC/MPU124から供給されたライト・データをコード変調し、さらにコード変調されたライト・データをライト信号(電流)に変換してAEに供給する。また、ホスト200にデータを供給する際にはリード処理を行う。
リード処理において、R/Wチャネル123はヘッド115からAEを介して供給されたリード信号を一定の振幅となるように増幅し、取得したリード信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。読み出されるデータは、ユーザ・データとサーボ・データを含む。デコード処理されたリード・データは、HDC/MPU124に供給される。
HDC/MPU124は、RAM125にロードされたマイクロ・コードに従って動作し、バースト・データから位置誤差信号を生成してヘッド115のポジショニング制御を行ったり、インターフェース制御及びディフェクト管理などを行ったりするHDD11の全体の制御のほか、データ処理に関する必要な処理を実行する。HDD11の起動に伴い、RAM125には、MPU上で動作するマイクロ・コードの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク111あるいはROM(不図示)からロードされる。
また、HDC/MPU124は、ホストとの間のインターフェース機能を備えており、ホスト200から伝送されたユーザ・データ及びリード・コマンドやライト・コマンドといったコマンドなどを受信する。受信したユーザ・データは、R/Wチャネル123に転送される。また、R/Wチャネル123から取得した磁気ディスク113からの読み出しデータをホスト200に伝送する。HDC/MPU124は、さらに、ホストから取得した、あるいは、磁気ディスク111から読み出したユーザ・データについて、誤り訂正(ECC)のための処理を実行する。R/Wチャネル123によって読み出されるデータは、ユーザ・データの他に、サーボ・データを含んでいる。HDC/MPU124は、サーボ・データを使用してヘッド115の位置決め制御、データのリード/ライト処理の制御を行う。また、HDC/MPU124からの制御データはモータ・ドライバ122に出力される。モータ・ドライバ・ユニット122は制御信号に応じてVCM、SPMを制御する。
この回路基板15は、上記3種の電源電圧、すなわち、3.3V、5V、及び12Vの直流電圧を必要とし、各電子部品に応じた電圧が供給されることで動作する。例えばモータ・ドライバ122の出力段は12Vで駆動し、モータ・ドライバ122の入力段は5Vで駆動し、R/Wチャネル123、HDC/MPU124、RAM125を有する信号処理回路121は、3.3Vで動作する。
ところで、ホスト200は、従来パラレルATAに準拠したHDDに接続するよう構成されていると、その雌コネクタにおいても、3.3V電源供給用の電源ピンが用意されていない。よって、パラレル−シリアル変換用のコネクタを接続しても、3.3V電源供給ラインと接続されず、上記シリアルATAコネクタ16に対して3.3V電源を供給することができない。そこで、回路基板15には、このような場合においても3.3V電源を確保することができるよう、例えば5V電源から3.3V電圧を生成する内部3.3V電圧供給部が設けられている。この3.3V電圧供給部として、本実施の形態においては、5V電圧を3.3V電圧に変換するレギュレータ32を設けるものとするが、内部3.3V電圧供給部は、レギュレータに限らず、例えばDC−DCコンバータ等であってもよく、また外部電圧12Vから3.3Vの内部電圧を生成するものとしてもよい。
そして、本実施の形態における回路基板15は、外部から3.3V電圧が供給される場合は、この外部3.3電圧を信号処理回路121に供給し、外部から3.3V電圧が供給されない場合は、レギュレータ31にてホスト200から供給される5V電圧を3.3V電圧に変換して信号処理回路121に供給する。このため、回路基板15は、ホスト200からの3.3V電圧が供給可能か否かを自動的に検知し、この検知した結果に基づき外部3.3V電圧を信号処理回路121に供給するか、レギュレータ31からの3.3V電圧を信号処理回路に供給するかを切り替え制御する切替制御回路21を有している。切替制御回路21は、外部から3.3V電圧が供給できることを検知した場合、信号処理回路121に接続される電源ラインを外部3.3V電圧が供給される電源ライン(不図示)に切り替える。
なお、パラレルATAインターフェースに準拠したコネクタが実装される従来のHDD等においても、回路基板15に搭載されるR/Wチャネル、MPU等の論理回路で構成される情報処理回路は3.3V電圧によって動作する電子部品が設けられているため、パラレルATAインターフェースに準拠したコネクタを実装する従来の回路基板15には、必ず内部3.3V電圧供給部が設けられ、ホストから供給される5V又は12V電圧から3.3Vの電圧を生成している。
以上、説明したように、ホスト200がシリアルATAに対応しているか否かによって、回路基板15がシリアルATAコネクタ16を使用している場合であっても、外部から3.3V電源が供給される場合とされない場合がある。これらのいずれの場合においても回路基板15を正常に動作させるための、本実施の形態における回路基板の切替制御回路について更に詳細に説明する。本実施の形態における回路基板15は、切替制御回路21により回路基板15における3.3V電圧に対応した電子部品の動作を保証するのみならず、外部から3.3V電圧が与えられる場合にはそれを有効に活用することで、低消費電力化及び発熱量の低減を可能とする。図6は、本実施の形態にかかるHDDの回路基板に搭載される切替制御回路を示すブロック図である。
上述したように、図4に示す回路基板15には、上述のシリアルATAコネクタ16が実装され、このシリアルATAコネクタ16は、ホスト側の外部電圧5Vを供給する外部5V電圧供給部及び外部電圧12Vを供給する外部12V電圧供給部に接続される雌コネクタ201と接続される。そして、回路基板15は、図6に示すように、シリアルATAコネクタを介して供給される外部電圧5Vから3.3Vの内部電圧を生成するレギュレータ31を有する。
そして、回路基板は、レギュレータ31からの内部電圧3.3Vが供給可能な上述した情報処理回路(以下、電子部品という。)と、この電子部品の電圧供給部を切り替える切替制御回路21とを有する。この切替制御回路21は、回路基板に実装されるコネクタが、シリアルATAコネクタの如く、外部電圧3.3Vを供給する外部3.3V電圧供給部41に接続可能に構成されている場合であってかつ外部電圧3.3Vを供給する外部3.3V電圧供給部41に接続された場合、すなわちホストがシリアルATAに対応しているような場合、外部電圧3.3Vが供給可能なことを検知する。そして、回路基板上の電子部品に外部電圧3.3Vが供給されるよう、電子部品に接続される電源ラインを切り替え制御するものである。
切替制御回路21は、具体的には、図6に示すように、シリアルATAコネクタを介して外部電圧3.3Vが供給される第1の電源ラインVDD1と、レギュレータ31から内部電圧3.3Vが供給される第2の電源ラインVDD2とに接続される。そして、切替制御回路21は、電子部品と第1の電源ラインVDD1とを接続する第1のスイッチSW1と、電子部品と第2の電源ラインVDD2とを接続する第2のスイッチSW2と、第1のスイッチSW1及び第2のスイッチSW2のオン・オフを制御する制御回路22とを有する。
この制御回路22は、外部3.3V電圧供給部41との接続を検知し、その場合は、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとする。これにより、外部3.3V電圧供給部41と電子部品が第1の電源ラインVDD1を介して接続され、外部3.3V電圧供給部41から3.3Vの電圧が電子部品に直接供給される。
一方、外部3.3V電圧供給部41との接続が検出されない場合は、スイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンとする。これにより、レギュレータ31と電子部品が第2の電源ラインVDD2を介して接続され、レギュレータ31から3.3Vの電圧が供給される。このように、本回路基板15は、外部3.3V電圧供給部41との接続如何にかかわらず、電子部品に3.3Vを供給できると共に、外部3.3V電圧供給部41との接続を検知した場合はこれを有効に使用すべく、スイッチSW1をオンする。これにより、外部3.3V電圧供給部41から3.3Vが直接供給されることで、レギュレータ31による電圧変換を不要とし、その際の発熱をなくすことができると共に、5Vから3.3Vの電圧を生成するような無駄を省くことで消費電力を低減することができる。
図7は、切替制御回路21を更に詳細に示す回路図である。図7に示すように、切替制御回路21のスイッチSW1、スイッチSW2は、例えばNチャンネルMOS(metal-oxide semiconductor)トランジスタなどであるトランジスタTr3、トランジスタTr4とすることができる。また、制御回路22は、第1のトランジスタとしての例えばNチャンネルMOSトランジスタなどであるトランジスタTr1と、第2のトランジスタとしての例えばNチャンネルMOSトランジスタなどであるトランジスタTr2とを有する。トランジスタTr1は、外部3.3V電圧供給部41に接続される電源ラインVDD1にゲートが接続され、そのオン・オフが制御される。トランジスタTr2は、トランジスタTr1のドレインにそのゲートが接続され、トランジスタTr1のオン・オフによりそのオン・オフが制御される。
スイッチSW1となるトランジスタTr3は、そのゲートがトランジスタTr2のドレインと接続され、トランジスタTr2のオン・オフによりそのオン・オフを制御される。また、スイッチSW2となるトランジスタTr4は、トランジスタTr2のゲートと共にトランジスタTr1のドレインと接続され、トランジスタTr1のオン・オフにより、そのオン・オフを制御される。
すなわち、トランジスタTr1は、ゲートが第1の電源ラインVDD1に接続され、ソースが接地GNDに接続され、ドレインがトランジスタTr4のゲートに接続される。トランジスタTr1のゲートとソースとは抵抗R1を介して接続される。また、トランジスタTr1のドレインが抵抗R2を介してホスト側の外部12V電圧供給部42と接続される。なお、外部12V電圧供給部42に限らず、例えば外部5V電圧供給部であってもよい。
トランジスタTr2は、ゲートがトランジスタTr1のドレインに接続され、ソースが接地GNDに接続され、ドレインはトランジスタTr3のゲートに接続される。また、ドレインは、抵抗R3を介して外部12V電圧供給部42に接続される。
トランジスタTr3は、ドレインが第1の電源ラインVDD1に接続され、ソースがトランジスタTr4のドレインと接続される。トランジスタTr4は、そのソースが第2の電源ラインVDD2に接続される。トランジスタTr3のソースと、トランジスタTr4のドレインとの接点N1からは、トランジスタTr3のオンにより外部電圧3.3Vが出力され、トランジスタTr4のオンにより内部電圧3.3Vが出力される。
このように構成された切替制御回路21の動作について説明する。先ず、外部3.3V電圧供給部41から電圧3.3Vの供給を受ける場合について説明する。切替制御回路21が外部3.3V電圧供給部41に接続された場合、トランジスタTr1のゲートに第1の電源ラインVDD1から外部電圧3.3Vが印加されオンする。すなわち、トランジスタTr1は、外部電圧3.3Vが供給されるとオンし、供給されないとオフすることで、外部電圧3.3Vが供給可能か否かを検出する検出素子として機能する。
そして、このトランジスタTr1のソースは接地されているため、トランジスタTr2のドレインにゲートが接続されるトランジスタTr2、Tr4は、共にオフとなる。一方、ゲートが抵抗R3を介して第1の電源ラインVDD1と接続されているトランジスタTr3はオンとなり、これにより、トランジスタTr3のドレインに接続される電源ラインVDD1の電圧、すなわち外部電圧3.3Vが接点N1に現れる。
一方、切替制御回路21が外部3.3V電圧供給部41と接続されない場合、すなわちホスト側に3.3V電源を供給する手段がない場合は、トランジスタTr1はオフとなる。また、ゲートが抵抗R2を介して第1の電源ラインVDD1と接続されているトランジスタ2は、トランジスタTr1がオフのため、外部電圧12Vが供給されてオンとなり、ドレインが接地レベルとなる。このトランジスタTr2のドレインにゲートが接続されたトランジスタTr3はオフとなる。
また、トランジスタTr2と同じく、ゲートが抵抗R2を介して第1の電源ラインVDD1と接続されているトランジスタTr4は、トランジスタTr2と同様にオンされ、ソースに電源ラインVDD2を介して内部3.3V電圧が供給され、接点N1の電位が3.3Vとなる。
以上のようにして、外部3.3V電圧供給部41から3.3V電圧が供給される場合は、その外部3.3V電圧が接点N1に現れ、外部3.3V電圧供給部41から3.3V電圧が供給されない場合は、内部3.3V電圧供給部であるレギュレータ31からの内部3.3V電圧が接点N1に現れることとなる。
本実施の形態においては、回路基板15の制御回路22が、外部電圧3.3Vが供給されるか否かを自動的に検知するため、HDD使用者は、使用に際して外部から3.3V電圧を供給できるか否かを確認する必要がない。
すなわち、シリアルATAの規格により、そのコネクタには、3.3V用の電源ラインと接続する接続ピンが設けられている。しかしながら、ホスト側にその供給手段がない場合は、外部から3.3V電圧を供給できない場合がある。したがって、回路基板15においては、他の外部電圧から電圧を変換して3.3V電圧を得なければ3.3Vで動作する電子部品を動作させることができない。この場合、ホスト側がシリアルATAに対応しているか否かに拘わらず回路基板を確実に動作させるために、パラレルATAと同様、3.3V電圧を他の外部電圧から電圧変換する方法が最も簡単な方法と考えられる。
しかし、ホストから3.3V用の電源供給が可能な場合があり、そのような場合には、あえて内部で電圧変換するより、外部から直接3.3V電圧の供給を受けた方が電力消費を低減することができる。したがって、これらいずれの要望をも満たそうとした場合には、ホスト側がシリアルATAに対応しているか否かを確認した後にHDDを準備する必要が生じる。この場合、例えば、使用者の要求に応じ、製造段階でのアッセンブリオプションとして上述の第1の電源ラインVDD1と3.3V電圧対応の電子部品の電源ラインとを接続するジャンパスイッチを設け、このジャンパスイッチにより外部電圧3.3Vを使用可能な専用のHDDを用意することとなる。
上記方法は、ホストによってHDDの回路基板の設定を変更するという追加の作業工程を必要とし、また設定ミスによる誤動作の原因になるなどの新たな問題を生じるおそれがある。また、そのようなHDDを使用者が誤って、3.3V電圧供給不可のホストに接続した場合には、外部3.3V電圧が供給されず、したがって3.3V電圧対応の電子部品に対して3.3V電圧が供給されず、回路が正常に動作しない等の不具合が生じてしまう。
これに対して、本実施の形態における回路基板15は、外部からの3.3V電圧の供給を自動的に検知する機能を有し、外部の3.3V電圧供給部からの供給が可能に構成され、かつ3.3V以外の他の電圧から3.3V電圧に変換する電圧変換器(内部電圧供給部)を具備する。このことにより、外部の3.3V電圧供給があるか否かを検出し、この検出結果に応じて、内部の3.3V電圧供給部となる電圧変換器か、ホスト側の3.3V電圧の供給を受けるかを自動的に選択することができるため、使用者及びHDDの製造段階において、HDDがホストからの3.3V電源供給を受けるための特別な設定をする必要がない。
また、そのような電源供給部の自動切換えを制御する切替制御回路21は、例えば、4つのトランジスタ及び数個の抵抗のみの極めて簡単な構成とすることができ、また、この切替制御回路21が消費する電力は例えば1mW未満と極めて低消費電力であり、MOSトランジスタを搭載する集積回路に好適に適用することができる。
また、直接3.3V電圧の供給を受けることができた場合、電圧変換を不要とするため、装置全体の発熱量が低減する。例えばサーバとしてHDDを使用する場合、数十台のHDDが同時に稼動する場合があり、このような場合は特に発熱量の削減の効果が大きい。
更に、例えばトランジスタを利用したレギュレータにより外部電圧5Vから従来の方法にて内部電圧3.3Vを生成する場合と、ホストから直接3.3V電圧の供給を受ける場合と比較すると、直接3.3V電圧を受ける場合の方が全体の平均では総電力を10%程度低減することができる。また、3.3V電圧で動作する論理回路の動作回数が多くなるリード/ライト動作では、総電力の15%程度を低減することができる。さらに、通常動作が一時休止するスリープモードでは、総電力の34%低減程度を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、本実施の形態においては、磁気メディア・ドライブの一例として、シリアルATAインターフェースに準拠したコネクタを実装したHDDを例にとって説明したが、他のシリアル通信のHDDであっても、またHDDに限らず、データの再生のみを行う再生専用装置、記憶データを光学的に処理する光学記憶装置など、他の態様の再生装置、記録装置、記録再生装置又は情報処理装置であっても、本発明を適用することができる。すなわち、異なる電圧で動作する複数種の電子部品を搭載する電子機器において、内部にて準備できる電圧であっても外部からの供給が可能に構成され、かつ外部からの供給予測ができないような電子機器に対して、上述の実施の形態と同様の切替制御回路を設けることで、本実施の形態と同様の効果を奏する。
16 シリアルATAコネクタ
16a、201a 信号部
16b、201b 電源部
21 切替制御回路
31 レギュレータ
111 ベース、112 トップカバー
113 磁気ディスク、114 スピンドル・モータ
115 ヘッド、116 アクチュエータ
117 回動軸、118 キャリッジ
120 フラットコイル、121 ランプ機構
16a、201a 信号部
16b、201b 電源部
21 切替制御回路
31 レギュレータ
111 ベース、112 トップカバー
113 磁気ディスク、114 スピンドル・モータ
115 ヘッド、116 アクチュエータ
117 回動軸、118 キャリッジ
120 フラットコイル、121 ランプ機構
Claims (12)
- 記録メディア・ドライブ本体と、
前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、
前記回路基板は、
外部第1電圧を供給する外部第1電圧供給部に接続されると共に外部第2電圧を供給する外部第2電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、
前記コネクタを介して供給される前記外部第1電圧から内部第2電圧を生成する内部第2電圧供給部と、
第2電圧により動作する電子部品と、
前記外部第1電圧供給部又は前記内部第1電圧供給部のいずれか一方から前記電子部品に前記第2電圧を供給するよう制御する切替制御回路とを有し、
前記切替制御回路は、前記コネクタが外部第2電圧供給部に接続されたことを検知すると前記電子部品に前記外部第2電圧が供給されるよう切り替え制御する
ことを特徴とする記録メディア・ドライブ。 - 前記内部第2電圧供給部は、前記外部第1電圧又は外部第3電圧から前記内部第2電圧を生成する
ことを特徴とする請求項1記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記外部第1電圧にて動作する他の電子部品を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記外部第3電圧にて動作する他の電子部品を更に有する
ことを特徴とする請求項2記載の記録メディア・ドライブ。 - 記録メディア・ドライブ本体と、
前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、
前記回路基板は、
外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部に接続されると共に外部3.3V電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、
前記コネクタを介して供給される外部電圧5V及び外部電圧12Vのいずれか一方から3.3V電圧を生成する内部3.3V電圧供給部と、
3.3V電圧で動作する電子部品と、
前記外部3.3V電圧供給部又は前記内部3.3V電圧供給部のいずれか一方から前記電子部品に3.3V電圧を供給するよう制御する切替制御回路とを有し、
前記切替制御回路は、前記コネクタが前記外部3.3V電圧供給部に接続されたことを検知すると前記電子部品に前記外部電圧3.3Vが供給されるよう切り替え制御する
ことを特徴とする記録メディア・ドライブ。 - 前記コネクタを介して前記外部電圧3.3Vが供給される第1の電源ラインと、
前記内部3.3V電圧供給部から前記内部電圧3.3Vが供給される第2の電源ラインとを有し、
前記切替制御回路は、前記電子部品と前記第1の電源ラインとを接続する第1のスイッチと、前記電子部品と前記第2の電源ラインとを接続する第2のスイッチと、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフを制御する制御回路とを有する
ことを特徴とする請求項5記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記制御回路は、前記外部電圧3.3Vが供給されるか否かを検出する外部電圧検出素子を有し、前記外部電圧検出素子の検出結果に基づき前記第1及び第2のスイッチのオン・オフを制御する
ことを特徴とする請求項6記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記制御回路は、前記外部電圧3.3Vが供給されるか否かによりオン・オフを制御される第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタによりオン・オフが制御される第2のトランジスタとを有し、
前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタは、それぞれ前記第2のスイッチ及び前記第1のスイッチを制御する
ことを特徴とする請求項6記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記第1のスイッチ及び第2のスイッチは、前記第1の電源ラインと前記第2の電源ラインとの間に直列に接続されたそれぞれ第3のトランジスタ及び第4のトランジスタであって、
前記第1のトランジスタは、その制御端子に前記第1の電源ラインが接続され、一端に前記第2及び第4のトランジスタの制御端子が接続され、
前記第2のトランジスタは、一端に前記第1のトランジスタの制御端子が接続され、
前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタとの接続点から前記外部電圧3.3V又は前記内部電圧3.3Vを出力する
ことを特徴とする請求項6記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記内部3.3V電圧供給部は、前記外部電圧5Vから前記内部電圧3.3Vを生成する
ことを特徴とする請求項5記載の記録メディア・ドライブ。 - 前記コネクタは、シリアルATAインターフェースに準拠したコネクタである
ことを特徴とする請求項5記載の記録メディア・ドライブ。 - 記録メディア・ドライブ本体と、
前記記録メディア・ドライブ本体に実装される回路基板とを備え、
前記回路基板は、
外部5V電圧供給部及び外部12V電圧供給部に接続されると共に外部3.3V電圧供給部に接続可能に構成されたコネクタと、
前記コネクタを介して供給される外部電圧5V及び外部電圧12Vのいずれか一方から3.3V電圧を生成する内部3.3V電圧供給部と、
3.3V電圧で動作する電子部品と、
前記コネクタを介して前記外部3.3V電圧供給部に接続される第1の電源ラインと、
前記内部3.3V電圧供給部に接続される第2の電源ラインと、
前記第1の電源ラインにそのオン・オフを制御する制御端子が接続された第1のスイッチと、
前記第1のスイッチによりオン・オフが制御される第2のスイッチと、
前記電子部品と前記第1の電源ラインとを接続する第3のスイッチと、
前記電子部品と前記第2の電源ラインとを接続する第4のスイッチとを有し、
前記第3のスイッチは、前記第2のスイッチによりそのオン・オフが制御され、
前記第4のスイッチは、前記第1のスイッチによりそのオン・オフが制御される
ことを特徴とする記録メディア・ドライブ。
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