JP2006090053A - 開口部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 錆による低放射膜の性能劣化及び、接触による低放射膜の剥離を防ぎ、夏期においては、日射の室内への入射を遮断し、かつ日射熱の室内への放射を抑制する一方で、冬期においては、日射熱の取り込みを可能とする開口部構造を提供する。
【解決手段】空気層側に低放射性膜2を施した室内側ガラス3aと、15mm以下の間隔を以て隔置される室外側ガラス3bと、対向面周縁部に一体化するように配した乾燥剤入りスペーサ4と、それらを密封する接着剤5と、その内部空間において、スペーサ4に一体化するように、内部空間に内向させて配した枠材6で、その左右端上下方向においてガラス表面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設けるよう突出、付加させた凹溝7を備えた枠材6と、その内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインド8で、その下部に位置するボトムレール9に支持棒10を内蔵させたヴェネチアンブラインド8と、を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】空気層側に低放射性膜2を施した室内側ガラス3aと、15mm以下の間隔を以て隔置される室外側ガラス3bと、対向面周縁部に一体化するように配した乾燥剤入りスペーサ4と、それらを密封する接着剤5と、その内部空間において、スペーサ4に一体化するように、内部空間に内向させて配した枠材6で、その左右端上下方向においてガラス表面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設けるよう突出、付加させた凹溝7を備えた枠材6と、その内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインド8で、その下部に位置するボトムレール9に支持棒10を内蔵させたヴェネチアンブラインド8と、を具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ブラインドを内蔵した複層ガラスを用いた開口部構造に関するものである。
複層ガラスは、優れた断熱および遮音の効果を奏するため、近年、一般住宅、事務所、学校等において、その使用が増加している。
複層ガラス内に、夏期の日射遮蔽を目的に、巻き上げ式のブラインドを内蔵させたものもあるが、ブラインドによって吸収された日射熱は対流と放射により室内側ガラスに伝熱されるという問題が生じる。
そこで、下記特許文献1に示されるような、ブラインドを内蔵する多重窓において最も室内側に位置するガラスの室内側表面に低放射性膜を施す構造がある。
この構造によると、すなわち、室内側ガラス室内側表面に低放射性膜を施したブラインド内蔵多重窓によると、たとえ室内側ガラスが熱を持ったとしても、室内空間への放射による伝熱を軽減する効果が得られる。
また、産業分野でのスパッタリング技術の進展により、下記特許文献2に示されるような、内蔵するブラインド自体に低放射性膜を施す構造がある。
一方、現在、市場で最も流通しているガラスは、ガラスの空気層側に低放射性膜を施したLow-eガラスであり、2枚のガラスで挟まれたスペーサを介する内部空間には、結露を防止するために、乾燥剤が設けられ、低放射性膜の酸化を防いでいる。なかでも主流は、遮蔽型Low-eガラスと称され、室外側ガラスの空気層側に低放射性膜を施し、夏期の日射遮蔽及び冬期の断熱性を兼ね備えたものである。
特開昭63-176584号公報
実開平6-87597号公報
しかし、特許文献1に示される構造では、低放射膜が銀を主成分とする為、室内の水蒸気に暴露されることで、錆による性能劣化を引き起こし、その優れた機能が持続されないという不都合がみられる。また、後付フィルムなどを使用した場合、加工手間を増やすことになり高い施工精度が求められる。
また、特許文献2に示される構造では、ブラインド昇降の際に、ブラインド相互またはガラスとの接触により、ブラインドに施した低放射性膜が剥離してしまうという不都合が生じる場合がある。同時に、ブラインド巻上げ時には低放射性膜処理のものより断熱性能が劣る通常の複層ガラスとなるという問題が生じる。
一方、遮蔽型Low-eガラスは、ガラス自体に大きな日射遮蔽性能を期待するあまり、冬期の日射熱取得性能が大幅に制限される。そのため、夏期の空調効率の向上による省エネルギー効果は高い一方で、自然熱源利用度が極端に低く、冬期、室内にて日中窓から日が射す場においてさえも、寒いといった問題を引き起こすものである。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、錆による低放射膜の性能劣化及び、接触による低放射膜の剥離を防ぎ、夏期においては、日射の室内への入射を遮断し、かつ日射熱の室内への放射を抑制する一方で、冬期においては、日射熱の取り込みを可能とする開口部構造を提供することを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の開口部構造1は、空気層側に低放射性膜2を施した室内側ガラス3aと、前記室内側ガラス3aと隔置した室外側ガラス3bと、前記一対のガラス板3が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板3の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサ4と、前記ガラス3と前記スペーサ4とを密封、固定する接着剤5と、前記一対のガラス3及びスペーサ4から成る幅15mm以下の内部空間において、前記スペーサ4左右端上下方向及び上下端左右方向に介設、一体化するように、前記内部空間に内向させて配した、板材6’を成形して構成した枠材6であって、少なくとも前記枠材6の左右端上下方向においては前記一対のガラス3の空気層面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設けるよう突出して付加させた凹溝7を備えた枠材6と、前記枠材6における凹溝7及び前記凹溝6突出材面に渡って在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインド8であって、前記ヴェネチアンブラインド8下部に位置するボトムレール9に支持棒10を内蔵させたヴェネチアンブラインド8と、を具備することを特徴とする。
この開口部構造によれば、一対のガラス3がスペーサ4を介して接着剤5にて密封、固定される。この密封空間内において、スペーサ4に介設して、枠材6が固定される。さらに内側には、ヴェネチアンブラインド8が固定されるが、ボトムレール9内の支持棒10は枠材6に付加された凹溝7に沿って動作する。このような構造により、ボトムレール9及びスラット11とガラス3との間には2.5mmのクリアランスが形成される。
請求項2記載の開口部構造1は、空気層側に低放射性膜2を施した室内側ガラス3aと、前記室内側ガラス3aと隔置した室外側ガラス3bと、前記一対のガラス板3が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板3の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサ4と、前記ガラス3と前記スペーサ4とを密封、固定する接着剤5と、前記一対のガラス3及びスペーサ4から成る幅15mm以下の内部空間において、前記スペーサ4の左右端上下方向及び上下端左右方向に介設、一体化するように、前記内部空間に内向させて配した、板材6’を成形して構成した枠材6であって、少なくとも前記枠材6の左右端上下方向において前記一対のガラス3の空気層面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設ける位置に凹溝7を備えた枠材6と、前記枠材6における凹溝7及び前記凹溝6面に渡って在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインド8であって、前記ヴェネチアンブラインド8下部に位置するボトムレール9に支持棒10を内蔵させたヴェネチアンブラインド8と、を具備することを特徴とする。
この開口部構造によれば、一対のガラス3がスペーサ4を介して接着剤5にて密封、固定される。この密封空間内において、スペーサ4に介設して、枠材6が固定される。さらに内側には、ヴェネチアンブラインド8が固定されるが、ボトムレール9内の支持棒10は凹溝7に沿って動作する。このような構造により、ボトムレール9及びスラット11とガラス3との間には2.5mmのクリアランスが形成される。
請求項3記載の開口部構造1は、空気層側に低放射性膜2を施した室内側ガラス3aと、前記室内側ガラス3aと隔置した室外側ガラス3bと、前記一対のガラス板3が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板3の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサ4と、前記ガラス3と前記スペーサ4とを密封、固定する接着剤5と、前記一対のガラス3及びスペーサ4から成る幅15mm以下の内部空間において、前記ガラス3の空気層面に介設、一体化するように配した、前記スペーサ4右端より左端に傾斜上りにした複数本の傾斜材12aと前記スペーサ4の左端より右端に傾斜上りにした複数本の、他の傾斜材12bを互いに見込み方向に重なり合う交差部13と両端部14を互いに係合させて組付けて構成した格子枠15と、前記一対の格子枠15間に在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインド8であって、前記ヴェネチアンブラインド8下部に位置するボトムレール9に支持棒10を内蔵させたヴェネチアンブラインド8と、を具備することを特徴とする。
この開口部構造によれば、一対のガラス3がスペーサ4を介して接着剤5にて密封、固定される。この密封空間内において、スペーサ4に介設して、格子枠15が固定される。さらに内側には、ヴェネチアンブラインド8が固定されるが、ボトムレール9内の支持棒10は格子枠15の両端部15a、15bに沿って動作する。
以上説明したように本発明による開口部構造では、乾燥剤入りのスペーサを介してガラスを二枚隔置し、その内部空間に枠材を介設し、枠材に付加させて備えた凹溝にブラインドを内蔵させて構成しており、一対のガラス間隔を15mm以下としたことにより、既存サッシへの適応が可能となり、納まりが良く、見栄えが良いだけでなく、内部空間における空気は、自身の粘性のため流動せず、このため空気層の熱性能が維持されるという効果がある。また、スペーサ内に封入された乾燥剤によって、本発明による開口部内部空間の乾燥が保たれ、錆の発生を防ぎ、ひいては低放射膜の性能劣化を防ぐことができる。更には、凹溝によってブラインドの揺れが、内部空間において凹溝幅に保たれることによって、ブラインドと室内側ガラスの接触が回避され、また室内側ガラス及び室外側ガラスとボトムレール及びスラットの間に2.5mm以上の間隔を保つことでガラスのたわみによる接触も回避、室内側ガラスに施された低放射性膜の剥離を防ぐことができる。この結果、夏期においては日射の室内への入射を内蔵ブラインドで遮断し、かつ内蔵ブラインドの吸収した日射熱の室内への放射を室内側ガラスの低放射膜で抑制することで高い日射遮蔽性能を実現し、冬期においては内蔵ブラインドを巻上げ、低放射膜が室内側ガラスにあることで断熱性能の向上とともに熱の取り込みが可能であるため、省エネルギーにきわめて有効である。
すなわち、この開口部構造によれば、冬期のブラインド巻上げ状態となる基本仕様においても、室内側ガラスに施された低放射性膜によって比較的高い日射熱取得率を維持できる。また、室内側ガラスに施された低放射性膜によって、ガラス間の放射による熱伝達を抑制するという作用には、現在主流となっている遮蔽型Low-eガラスと変わりが無いため、遮蔽型Low-eガラスと同等の断熱性能を保持することが可能となる。また、夏期のブラインドと室内側ガラスの放射伝熱を大幅に軽減することにより、夏期の室内側ガラスの温度上昇を抑制、日射遮蔽性能を向上させ、乾燥剤を封入している乾燥空気層側に低放射性膜を施すことにより、錆による性能劣化が低減される。更には、内蔵ブラインドの揺れによる室内側ガラスへの接触を避けるためにサッシ枠とガラスの突合せ部分に設けたブラインドガイドレールにより、夏期の日射遮蔽性能、冬期の断熱性能・日射熱取得性能と、開口部の省エネルギー性を評価する全てのパラメータで、長く高い性能を実現することが可能となる。
加えて、ブラインドとガラスの間に2.5mmのクリアランスを設けるように凹溝及びブラインドを介設したことによって、冬期低温期においてガラスのたわみが発生した場合でも、ガラスとブラインドの接触が回避され、室内側に施された低放射性膜の剥離を防ぐことができるとともに、ブラインドの動作に影響を与えることなく、前記性能を発揮することが可能となる。
なお、枠材を、複数本の傾斜材を組付けて構成した格子枠とすることによって、冬期低温期においてガラスのたわみが発生した際に、ガラス内部空間側からガラスのたわみを抑制する構造とすることが可能となり、格子枠間に内蔵されるブラインドの動作に影響を与えることがなくなるのみならず、意匠性を付加することも可能となる。また、防犯上も有効である。
以下、本発明の実施の形態として第1実施例を図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明による開口部構造の実施の形態を示す分解斜視図、図2は同開口部構造の正面図、図3は図2におけるA-A線断面図、図4は図2におけるB-B線断面図、図5は図2における一部切開斜視図である。
本発明の開口部構造1は、室内側ガラスと、室外側ガラスと、スペーサと、接着剤と、枠材と、ヴェネチアンブラインドととで大略構成されている。
室内側ガラス3aには、低放射性膜2が施され、所定厚さで所定の縦横長さの矩形状に形成されている。室外側ガラス3bは、室内側ガラス3aと同様の所定厚さで所定の縦横長さの矩形状に形成されている。
スペーサ4は、アルミや樹脂といった成形容易な材料よりなり、所定厚さに中空状に成形したもので、その内部には、乾燥剤が封入され、上下方向に長尺でガラス3の縦長さと略同等の長さとされ、所定の幅長で形成されるもの2本、及び左右方向に長尺でガラス3の横長さと略同等の長さとされるもの2本を上下左右に組付けて構成されている。このスペーサ4は、室内側ガラス3aにおける低放射性膜2の面内外周部に配置され、さらに、室外側ガラス3bによって挟み込むように配置される。そして、スペーサ4は、一対のガラス3の対向面に密着した状態で、接着剤5を用いて固定される。このような構造によると、ガラス3及びスペーサ4からなる内部空間は乾燥状態に保たれる。
枠材6は、アルミや樹脂といった成形容易な材料よりなり、所定厚さとされるとともに、所定の幅長で凹状に成形したもので、上下方向に長尺でスペーサ4によって構成される枠内縦長さと略同等の長さとされるもの2本、及び左右方向に長尺で枠内横長さと略同等の長さとされるもの2本を、それぞれ凹部が内向するよう上下左右に組付けて設置される。枠材6の少なくとも左右端の凹部には、枠材6と略同素材の材料からなり、所定厚さとされるとともに、所定の幅長で凹状に成形したもので、上下方向に長尺で、枠材6の縦長さと略同等の長さとされる凹溝7を、それぞれ凹部が内向するよう備えるものとする。
ヴェネチアンブラインド8は、ヘッドボックス16、上下方向で平行に配置された多数のスラット11、ボトムレール9及びこれらを上下方向に結合したラダーテープ17で構成され、これらが、ガラス3、スペーサ4及び枠材6によって構成される内部空間に内蔵される。ボトムレール9には、支持棒10が内蔵される。
したがって、ボトムレール9の左右端は常に凹溝7に沿って動作することになり、ヴェネチアンブラインド8の振れが抑制される。また、室内側ガラス3a及び室外側ガラス3bとボトムレール9及びスラット11の間には2.5mm以上のクリアランスが設けられる為、冬期低温時ガラスのたわみが生じた際にも、ブラインド8とガラス3の接触が回避され、室内側ガラス3aに施された低放射性膜2の剥離を防ぐことができる。
このような構造によれば、夏期においては日射の室内への入射を内蔵ブラインドで遮断し、かつ内蔵ブラインドの吸収した日射熱の室内への放射を室内側ガラスの低放射膜で抑制することで高い日射遮蔽性能を実現し、冬期においては内蔵ブラインドを巻上げ、低放射膜が室内側ガラスにあることで断熱性能の向上とともに熱の取り込みが可能となり、省エネルギーにきわめて有効である。
1 開口部構造
2 低放射性膜
3 複層ガラス
3a 室内側ガラス
3b 室外側ガラス
4 スペーサ
5 接着剤
6 枠材
7 凹溝
8 ヴェネチアンブラインド
9 ボトムレール
10 支持棒
11 スラット
12a、12b 傾斜材
13 傾斜材交差部
14 傾斜材端部
15 格子枠
16 ヘッドボックス
17 ラダーテープ
2 低放射性膜
3 複層ガラス
3a 室内側ガラス
3b 室外側ガラス
4 スペーサ
5 接着剤
6 枠材
7 凹溝
8 ヴェネチアンブラインド
9 ボトムレール
10 支持棒
11 スラット
12a、12b 傾斜材
13 傾斜材交差部
14 傾斜材端部
15 格子枠
16 ヘッドボックス
17 ラダーテープ
Claims (3)
- 空気層側に低放射性膜を施した室内側ガラスと、
前記室内側ガラスと隔置した室外側ガラスと、
前記一対のガラス板が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサと、
前記ガラスと前記スペーサとを密封、固定する接着剤と、
前記一対のガラス及びスペーサから成る幅15mm以下の内部空間において、前記スペーサ左右端上下方向及び上下端左右方向に介設、一体化するように、前記内部空間に内向させて配した、板材を成形して構成した枠材であって、前記枠材左右端上下方向においては前記一対のガラス空気層面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設けるよう突出して付加させた凹溝を備えた枠材と、
前記枠材における凹溝及び前記凹溝突出材面に渡って在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインドであって、前記ヴェネチアンブラインド下部に位置するボトムレールに支持棒を内蔵させたヴェネチアンブラインドと、
を具備することを特徴とする、開口部構造。 - 空気層側に低放射性膜を施した室内側ガラスと、
前記室内側ガラスと隔置した室外側ガラスと、
前記一対のガラス板が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサと、
前記ガラスと前記スペーサとを密封、固定する接着剤と、
前記一対のガラス及びスペーサから成る幅15mm以下の内部空間において、前記スペーサ左右端上下方向及び上下端左右方向に介設、一体化するように、前記内部空間に内向させて配した、板材を成形して構成した枠材であって、少なくとも前記枠材左右端上下方向においては前記一対のガラス空気層面からそれぞれ2.5mm以上のクリアランスを設ける位置に凹溝を備えた枠材と、
前記枠材における前記凹溝及び前記凹溝面に渡って在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインドであって、前記ヴェネチアンブラインド下部に位置するボトムレールに支持棒を内蔵させたヴェネチアンブラインドと、
を具備することを特徴とする、開口部構造。 - 空気層側に低放射性膜を施した室内側ガラスと、
前記室内側ガラスと隔置した室外側ガラスと、
前記一対のガラス板が15mm以下の間隔を以て隔置されるよう、前記一対のガラス板の対向面周縁部に介設、一体化するように配した乾燥剤入りスペーサと、
前記ガラスと前記スペーサとを密封、固定する接着剤と、
前記一対のガラス及びスペーサから成る幅15mm以下の内部空間において、前記ガラス空気層面に介設、一体化するように配した、前記スペーサ右端より左端に傾斜上りにした複数本の傾斜材と前記スペーサ左端より右端に傾斜上りにした複数本の、他の傾斜材を互いに見込み方向に重なり合う交差部と両端部を互いに係合させて組付けて構成した格子枠と、
前記一対の格子枠間に在する内部空間に内蔵したヴェネチアンブラインドであって、前記ヴェネチアンブラインド下部に位置するボトムレールに支持棒を内蔵させたヴェネチアンブラインドと、を具備することを特徴とする、住宅開口部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004278611A JP2006090053A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 開口部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004278611A JP2006090053A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 開口部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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JP2004278611A Pending JP2006090053A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 開口部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006090053A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010116790A1 (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-14 | 株式会社 トーエイ | ブラインド式健康雨戸 |
KR101068956B1 (ko) * | 2009-03-23 | 2011-09-29 | 한국건설기술연구원 | 블라인드가 내장된 삼중유리시스템 |
JP2014531544A (ja) * | 2011-10-05 | 2014-11-27 | ペリーニ ソチエタ ペル アツィオニ | 複層ガラスシステム |
US9810016B2 (en) | 2012-02-10 | 2017-11-07 | Technoform Glass Insulation Holding Gmbh | Spacer profile for a spacer frame for an insulating glass unit with interspace elements and insulating glass unit |
CN110863754A (zh) * | 2018-08-28 | 2020-03-06 | 唐肖近 | 一种内置窗帘的玻璃外墙 |
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-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004278611A patent/JP2006090053A/ja active Pending
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