JP2006087173A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、内部が局所的に高温になることを防止しつつ、防水性低下も抑えることのできる電気接続箱を提供する。
【解決手段】 回路構成体43は、回路基板42の一方の面にリレー13が実装されると共に、他方の面にバスバー24が接着されてなる。このバスバー24には伝熱板39が接着されている。バスバー24から発せられた熱は、伝熱板39に吸収された後、伝熱板39内に分散されるので、バスバー24周辺が局所的に高温になることを防止できる。また、リレー13から発せられた熱も、バスバー24を介して伝熱板39により分散されるので、リレー13周辺が局所的に高温になることも防止できる。また、回路構成体43はハウジング45内に収容されているので防水性の低下を抑えることができる。
【選択図】 図3
Description
請求項1の発明によれば、発熱部から発生する熱は、この発熱部に重ねて設けられた伝熱部材に吸収されて、伝熱部材内に分散される。これにより、発熱部周辺の温度分布がならされて、発熱部周辺の温度を下げることができるから、電気接続箱内が局所的に高温になることを防止できる。
請求項2の発明によれば、伝熱板は、発熱部よりも広い面積を有しているから、発熱部から発生した熱は、伝熱板に吸収された後、伝熱板内に分散することにより、発熱部よりも広い面積の領域に分散する。これにより、発熱部周辺の温度分布がならされて、発熱部周辺の温度を下げることができるから、電気接続箱内が局所的に高温になることを防止できる。
請求項3の発明によれば、伝熱板のうち発熱部側の面とは反対側の面がハウジングの内面に伝熱的に近接しているので、発熱部から発生した後、伝熱板に吸収、分散された熱は、伝熱板からハウジングに速やかに伝達され、ハウジングから電気接続箱の外部へ放散される。これにより電気接続箱の放熱性を向上させることができる。このとき、伝熱板とハウジングの内面とが接触していると、伝熱板とハウジングの内面とが接触している部分を介して、伝熱板からハウジングに効率よく熱を伝達できるので好ましい。また、伝熱板とハウジングの内面とが密着していると、伝熱板とハウジングとの間に隙間(空気層)が形成されていないので、この隙間に熱がこもることを防止でき、伝熱板からハウジングへ熱を効率よく伝達できるので特に好ましい。
請求項4の発明によれば、バスバーから発せられた熱は、伝熱板に吸収された後、伝熱板内に分散される。これによりバスバー周辺の温度分布がならされる結果、バスバー周辺の温度を下げることができる。この結果、バスバー周辺の温度が局所的に高温になることを防止できる。
請求項5の発明によれば、ケースと、回路構成体及び伝熱板とは、ネジ止めされているので、ケースと、回路構成体及び伝熱板とを、一層強固に肯定することができる。
以下に本発明の実施形態1を図1ないし図3を参照して説明する。本実施形態は、リレーボックス10のリレーボックスハウジング12内に、本発明に係る電気接続箱11を収容したものである。リレーボックスハウジング12は、図1における上方に開口する箱状のロアカバー14と、このロアカバー14の上方に配される筒状のアッパケース15(請求項5における底板に相当する)と、このアッパケース15の上方から、アッパケース15の開口部分を覆うアッパカバー16とから構成されている。
本実施形態では、表面にリレー13の実装された回路基板42の裏面にバスバー24を接着し、このバスバー24に伝熱板39を接着することにより、リレー13から発せられる熱を、バスバー24を介して伝熱板39に効率よく伝達し、この伝熱板39により分散させるようになっている。これにより、リレー13の周辺が局所的に高温になるのを防止できる。また、バスバー24から発せられる熱は、伝熱板39により、各バスバー24の面積の総和よりも大きな面積に分散されるので、バスバー24の周辺が局所的に高温になることを防止できる。
実施形態2では、回路基板42の導電路には、リレー13や、図示しない電装品など、全ての電装品が表面実装により配設されている。これにより、回路基板42のうち電装品を実装した面と反対側の面には電装品の端子が突出しておらず、フラットになっている。このフラットな面にバスバー24が、絶縁性を有する薄い接着シートで貼り付けられており、さらにこのバスバー24に重ねて、絶縁性の接着剤層を介して伝熱板39が接着されている。このようにすれば、回路構成体43のうち伝熱板39が接着された側の面をフラットにすることができる。
なお、その他の構造、作用及び効果は、上記した実施形態1と同様であるため重複する説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
また、伝熱部材は、回路基板42の板面に交差する方向に延びて形成される構成としてもよい。
13…リレー(スイッチング素子)
15…アッパケース(底板)
24…バスバー(発熱部)
26…取付ネジ
27…凹部
32…インナーケース(ケース)
39…伝熱板(伝熱部材)
40…取付ボス部
42…回路基板
43…回路構成体
45…ハウジング
Claims (5)
- 回路基板にスイッチング素子を実装してなる回路構成体をハウジング内に収容した電気接続箱において、
前記回路構成体には、その発熱部に重ねて伝熱部材を設けたことを特徴とする電気接続箱。 - 前記伝熱部材は板状の伝熱板であって、
前記伝熱板は、前記発熱部より広い面積を有すると共に、前記回路基板に沿わせて設けたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。 - 前記伝熱板のうち前記発熱部側の面とは反対側の面が前記ハウジングの内面に近接していることを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
- 前記スイッチング素子は前記回路基板の一方の面に実装され、前記回路基板の他方の面には前記スイッチング素子への導電路を構成するバスバーが接着され、前記伝熱板は絶縁層を介して前記バスバーに接着されていることを特徴とする請求項2または3記載の電気接続箱。
- 前記ハウジングは、ケースと底板とからなり、
前記ケースには、前記底板側に向けて突出して先端面にネジ孔を有する取付ボス部が突設され、前記回路構成体及び前記伝熱板は前記取付ボス部に螺合した取付ネジによりネジ止めされ、前記底板には前記取付ネジの頭部を逃げるための凹部が形成されて底板が前記伝熱板に近接していることを特徴とする請求項4記載の電気接続箱。
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