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JP2006062856A - シール用ラベル貼着装置 - Google Patents

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JP2006062856A
JP2006062856A JP2004249800A JP2004249800A JP2006062856A JP 2006062856 A JP2006062856 A JP 2006062856A JP 2004249800 A JP2004249800 A JP 2004249800A JP 2004249800 A JP2004249800 A JP 2004249800A JP 2006062856 A JP2006062856 A JP 2006062856A
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Sadami Iwadate
貞美 岩舘
Hiroshi Sudo
洋志 須藤
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】省資源と省エネルギーに係る環境に配慮され、かつ製造コストの点からも優位で簡便な立ち読み防止策を施すシール用ラベル貼着装置の提供にある。
【解決手段】テープ状のシール用ラベル20が捲回されている巻取りリール部10と、粘着剤層を表面に粘着させながら送り出す送りローラー11と、テープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の下部剥離ローラー12と上部押さえローラー13とでなる水平送り出し部40と、上下動する下刃15と固定している上刃14とでなるカッター部50と、略中央に前記シール用ラベル20が通過し、通過したシール用ラベル20を折り曲げて下部から挿入される本30の小口30aへ貼着する四角形状の窓孔17を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部16とで構成されていることを特徴とするシール用ラベル貼着装置1としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール用ラベルを商品に貼着するシール用ラベル貼着装置に関するものであり、特に、雑誌や書籍等の小口に貼着して、立ち読み等を抑制する簡便なシール用ラベル貼着装置に関するものである。
従来、例えば、貴重な写真集や青少年に悪影響を及ぼす雑誌類等の立ち読み等を防止するため、本全体が透明なポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)あるいはポリ塩化ビニル(PVC)の二軸延伸フィルムでなり、加熱による縦横二軸シュリンクフィルムで包装されたものが知られている。
しかしながら、上記の従来のシュリンクフィルムによる包装においては、フィルム等の材料(資源)や包装工程等のエネルギーの消費、すなわち省資源と省エネルギーの点から環境に配慮されていないという問題点があり、さらに製造コストが嵩むという問題点等から立ち読み防止策を施していないものもあり、これらの方がより問題点のあるものであった。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、省資源と省エネルギーに係る環境に配慮され、かつ製造コストの点からも優位で簡便な立ち読み防止策を施すシール用ラベル貼着装置を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の下部剥離ローラーと上部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、下部には上下動する下刃と上部には固定している上刃とでなるカッター部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて下部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで構成されていることを特徴とするシール用ラベル貼着装置としたものである。
また、請求項2の発明では、前記四角形状の窓孔を構成する、少なくとも上側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項1記載のシール用ラベル貼着装置としたものである。
また、請求項3の発明では、前記2枚の板で中空を形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の下端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置としたものである。
また、請求項4の発明では、テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の上部剥離ローラーと下部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、上部には上下動する下刃と下部には固定している上刃とでなるカッター
部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて上部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで順に構成されていることを特徴とするシール用ラベル貼着装置としたものである。
また、請求項5の発明では、前記四角形状の窓孔を構成する、少なくとも下側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項4記載のシール用ラベル貼着装置としたものである。
また、請求項6の発明では、前記2枚の板で形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の上端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項4乃至5のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置としたものである。
さらにまた、請求項7の発明では、前記被貼着物は、雑誌で代表される本であり、その貼着位置は、該本の小口の略中央で、該小口を巻くようにしてシールすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1の発明によれば、テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の下部剥離ローラーと上部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、下部には上下動する下刃と上部には固定している上刃とでなるカッター部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて下部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで構成されているシール用ラベル貼着装置としたことによって、被貼着物へのシール用ラベルの貼着は、該被貼着物を前記折曲げガイド部の下部から挿入し押し上げると、前記カッター部で所定の長さに切断され、該折曲げガイド部の窓孔を通過したテープ状のシール用ラベルの粘着剤層が前記被貼着物にシールされる極簡便な、かつ省資源と省エネルギーに配慮されたシール用ラベル貼着装置とすることができる。
また、上記請求項2の発明によれば、前記折曲げガイド部の四角形状の窓孔を構成する、少なくとも上側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることによって、この折曲げ片でテープ状のシール用ラベルが折り曲げられ易くなるので、下部から挿入し押し上げられる被貼着物へのテープ状のシール用ラベルの貼着がより容易になるシール用ラベル貼着装置とすることができる。
また、上記請求項3の発明によれば、前記2枚の板で中空を形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の下端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることによって、該折曲げガイド部の下部から挿入される被貼着物が折曲げガイド部の下端縁で引っ掛かることがなく、容易に被貼着物を下部から挿入することができる。
また、上記請求項4の発明によれば、テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の上部剥離ローラーと下部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、上部には上下動する下刃と下部には固定している上刃とでなる
カッター部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて上部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで構成されているシール用ラベル貼着装置としたことによって、被貼着物へのシール用ラベルの貼着は、該被貼着物を前記折曲げガイド部の上部から挿入し押し下げると、前記カッター部で所定の長さに切断され、該折曲げガイド部の窓孔を通過したテープ状のシール用ラベルの粘着剤層が前記被貼着物にシールされる極簡便な、かつ省資源と省エネルギーに配慮されたシール用ラベル貼着装置とすることができる。
また、上記請求項5の発明によれば、前記折曲げガイド部の四角形状の窓孔を構成する、少なくとも下側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることによって、この折曲げ片でテープ状のシール用ラベルが折り曲げられ易くなるので、上部から挿入し押し下げられる被貼着物へのテープ状のシール用ラベルの貼着がより容易になるシール用ラベル貼着装置とすることができる。
また、上記請求項6の発明によれば、前記2枚の板で中空を形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の上端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることによって、該折曲げガイド部の上部から挿入される被貼着物が折曲げガイド部の上端縁で引っ掛かることがなく、容易に被貼着物を上部から挿入することができる。
さらにまた、上記請求項7の発明によれば、前記被貼着物を、雑誌で代表される本とし、その貼着位置を、該本の小口の略中央で、該小口を巻くようにしてシールすることによって、本の小口を開くことが容易でなく、よって雑誌で代表される本の立ち読み等を抑制する簡便で環境に配慮されたシール用ラベル貼着装置を提供することができる。
従って本発明は、シール用ラベルを商品に貼着する貼着装置で、特に、雑誌や書籍等の小口に貼着して、立ち読み等を抑制する簡便なシール用ラベル貼着装置として、優れた実用上の効果を発揮する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
本発明は、例えば、図1(a)の側面図および図1(b)の正面図に示すように、裏面に粘着剤層を有するテープ状のシール用ラベル(20)が捲回されている巻取りリール部(10)に捲回されていて裏面が粘着剤層でなるテープ状のシール用ラベル(20)をカッター部(50)で所定の長さに切断し、そのテープ状のシール用ラベル(20)を、例えば図5の斜視図に示すように、雑誌で代表される本(30)の小口(30a)を包むようにシールして、立ち読みなどを抑制する簡便なシール用ラベル貼着装置に関するものである。
そこで、上記請求項1に係る発明は、例えば、図1(a)および図1(b)に示すように、テープ状のシール用ラベル(20)が粘着剤層(図示せず)を内側にして捲回されている巻取りリール部(10)と、該粘着剤層が表面に粘着されながら前記テープ状のシール用ラベル(20)を送り出す送りローラー(11)と、この送りローラー(11)で送り出されたテープ状のシール用ラベル(20)の先端を略水平に送り出すための下部剥離ローラー(12)と上部押さえローラー(13)とでなる水平送り出し部(40)と、さらに下部には上下動する下刃(15)と上部には固定している上刃(14)とでなるカッター部(50)と、略中央にテープ状のシール用ラベル(20)が通過し、通過したテープ状のシール用ラベル(20)を折り曲げて、下部から挿入される本(30)の小口(30a)へ貼着するための四角形状の窓孔(17)を有し、内部が2枚の板で中空を形成し
ている折曲げガイド部(16)とで構成されているシール用ラベル貼着装置(1)としたものである。
また、上記請求項2に係る発明は、例えば、図1(a)および図1(b)に示すように、折曲げガイド部(16)に刻設されている四角形状の窓孔(17)を構成する上側端縁が外側に鋭角の折曲げ片(17a)を有していることを特徴としているものである。
さらにらまた、上記請求項3に係る発明は、図1(a)および図1(b)に示すように、2枚の板、即ちカッター部(50)側の内側の板(16A)とそれに対峙する外側の板(16B)で中空を形成する折曲げガイド部(16)の外側の板(16B)の下端縁が外側に鈍角の折曲げ片(16a)を有していることを特徴としているものである。
以上のような構成のシール用ラベル貼着装置(1)を用い、上記請求項7に係る発明の被貼着物である本(30)の小口(30a)にシール用ラベル(20)をシールするには、図1(a)に示す巻取りリール部(10)から送りローラー(11)、水平送り出し部(40)を介して水平に送り出されたシール用ラベル(20)を、例えば、図2(a)の側断面図に示すように、カッター部(50)で所定の長さ(L)にカットすると、下部の上下動する下刃(15)の上端に、シール用ラベル(20)の粘着剤層(22)が粘着した状態で下降し、折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の下端縁まで重力により下がり、窓孔(17)の下端縁に接するようになる。
続いて、図2(b)の側断面図に示すように、折曲げガイド部(16)を構成する2枚の板の間から本(30)の小口(30a)側を上にして、外側の板の下端縁に設けられた折曲げ片(16a)を頼りに(引っ掛からないように)シール用ラベル(20)まで持ち上げながら折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の下端縁まで挿入すると、シール用ラベル(20)の粘着剤層(22)が本(30)の小口(30a)の縁に仮粘着される。
続いて、図2(c)の側断面図に示すように、さらに本(30)の小口(30a)側を上にして持ち上げ、折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の上側端縁の両側に設けられた折曲げ片(17a)でテープ状のシール用ラベル(20)が本(30)の小口(30a)を巻くように折り曲げられてシールされるようになる。
また、上記請求項4に係る発明では、例えば、図3(a)の側面図および図3(b)の正面図に示すように、テープ状のシール用ラベル(20)が粘着剤層(図示せず)を内側にして捲回されている巻取りリール部(10)と、該粘着剤層が表面に粘着されながら前記テープ状のシール用ラベル(20)を送り出す送りローラー(11)と、この送りローラー(11)で送り出されたテープ状のシール用ラベル(20)の先端を略水平に送り出すための上部剥離ローラー(12)と下部押さえローラー(13)とでなる水平送り出し部(40)と、さらに上部には上下動する下刃(14)と上部には固定している上刃(15)とでなるカッター部(50)と、略中央にテープ状のシール用ラベル(20)が通過し、通過したテープ状のシール用ラベル(20)を折り曲げて、上部から挿入される本(30)の小口(30a)へ貼着するための四角形状の窓孔(17)を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部(16)とで構成されているシール用ラベル貼着装置(1)としたものである。即ち図1(a)および図1(b)に示すシール用ラベル貼着装置(1)と巻取りリール部(10)から折曲げガイド部(16)までの各部材が逆の形状のシール用ラベル貼着装置(1)としたものである。
また、上記請求項5に係る発明は、例えば、図3(a)および図3(b)に示すように、折曲げガイド部(16)に刻設されている四角形状の窓孔(17)を構成する下側端縁が外側に鋭角の折曲げ片(17b)を有していることを特徴としているものである。
さらにらまた、上記請求項6に係る発明は、図3(a)および図3(b)に示すように、2枚の板、即ちカッター部(50)側の内側の板(16A)とそれに対峙する外側の板(16B)で中空を形成する折曲げガイド部(16)の外側の板(16B)の上端縁が外側に鈍角の折曲げ片(16b)を有していることを特徴としているものである。
以上のような請求項4、5、6に係る発明の構成のシール用ラベル貼着装置(1)を用い、上記請求項7に係る発明の被貼着物である本(30)の小口(30a)にシール用ラベル(20)をシールするには、図3(a)に示す巻取りリール部(10)から送りローラー(11)、水平送り出し部(40)を介して水平に送り出されたシール用ラベル(20)を、例えば、図4(a)の側断面図に示すように、カッター部(50)で所定の長さにカットすると、上部の上下動する下刃(15)の下端に、シール用ラベル(20)の粘着剤層(22)が粘着した状態で上昇するが、その先端方向のシール用ラベル(20)は、粘着剤層(22)を上にして、折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の下端縁まで重力により下がり、窓孔(17)の下端縁に接するようになる。
続いて、図4(b)の側断面図に示すように、折曲げガイド部(16)を構成する2枚の板の間から本(30)の小口(30a)側を下にして、外側の板の上端縁に設けられた折曲げ片(16b)を頼りにシール用ラベル(20)まで下げながら折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の下端縁まで挿入し、さらに本(30)の小口(30a)側を下げると、折曲げガイド部(16)の窓孔(17)の下端縁の両側折曲げ片(17b)により、テープ状のシール用ラベル(20)が本(30)の小口(30a)を巻くように折り曲げられてシールされるようになる。
上記シール用ラベル貼着装置(1)を構成する各部材等について説明すると、まず図1(a)および図3(a)に示す水平送り出し部(40)は、複数の溝が刻設されているシリコンローラーでなる剥離ローラー(12)と、それを押しつける押さえローラー(13)とでなり、剥離ローラー(12)の方にテープ状のシール用ラベル(20)の粘着剤層が接するようになっていて、この剥離ローラー(12)を回転させることによって、シール用ラベル(20)が略水平に(下側に垂れ下がったり、上側に持ち上がったりせずに)送り出され、その送り出されるシール用ラベル(20)の長さは、剥離ローラー(12)の回転数で設定することができるように設計されている。
また、図1(a)および図3(a)に示すように、折曲げガイド部(16)は、2枚の板、即ちカッター部(50)側の内側の板(16A)とそれに対峙する外側の板(16B)で本(30)が挿入される中空を形成しているが、図1(a)では、この内側の板(16A)の下端縁に設けられた長孔(図示せず)とフレーム(18)に連設する底板(18a)とがちょうボルト(23)、いわゆるつまみネジで固定されており、図3(a)では、この内側の板(16A)の上端縁に設けられた長孔(図示せず)とフレーム(18)に連設する天板(18b)とがちょうボルト(23)で固定されていて、例えば図2(a)に示すように、カッター部(50)を構成する下刃(15)と内側の板(16A)との間隔(距離)を、前記のちょうボルト(23)の固定する位置の調整で行うことができ、この間隔(距離)の調整でシール用ラベル(20)が折り曲げられて本(30)の側面に貼られる長さ(L1)を調整することができる。
この折り曲げられて本(30)の側面に貼られるシール用ラベル(20)の長さ(L1)は、本(30)の厚みや重さなどから15〜25mmの範囲としている。従ってカットされ本(30)の小口(30a)に貼着されるシール用ラベル(20)の長さは、L1×2+本の厚みとするものである。
また、図1(a)および図3(a)に示すように、折曲げガイド部(16)は、2枚の板、即ちカッター部(50)側の内側の板(16A)とそれに対峙する外側の板(16B)で本(30)が挿入される中空を形成しているが、この内側の板(16A)と外側の板(16B)との固定は、図1(a)では、内側の板(16A)の上端縁から外側直角に突出して長孔を有するフラップ(16A−1)と外側の板(16B)の上端縁から外側直角に突出しているフラップ(16B−1)とがちょうボルト(24)で固定されていて、例えば、本(30)の厚みによる内側の板(16A)と外側の板(16B)との間隔の調整は、前記のちょうボルト(24)の固定する位置の調整で行うことができるようになっている。
また、例えば図6(a)の側面図に示すように、折曲げガイド部(16)を構成する外側の板(16B)の窓孔(17)の上側端縁に、スプリング(26)付の押付けローラー(27)を備えたものとし、このスプリング(26)付の押付けローラー(27)によって、図6(b)の側面図に示すように、下から持ち上げられた本(30)の小口(30a)にシール用ラベル(20)を折り曲げながらシールすることもできる。
また、上記シール用ラベル(20)は、粘着剤層(22)を内側にしてリールに捲回されていて、その幅は30mm以上で、特に上限は限定されていないがコスト面からも50mm程度までのものが使用され、その厚みは、水平送り出し部(40)で水平に送り出し可能で、手で千切れない程度の強度を必要とするため、基材としては透明な二軸延伸ポリプロピレン(OPP)やポリエチレンテレフタレート(PET)では40〜60μmで、ポリエチレン(PE)では60〜80μmとすることが好ましい。
また、この基材の裏面に塗布する粘着剤層(22)としては、この粘着剤の種類に限定するものではないが、汎用のゴム系、あるいはアクリル系の粘着剤によって形成されている。
このゴム系の粘着剤は、天然ゴムや合成イソプレンゴムを主成分とし、ロジンやその誘導体等の粘着付与樹脂、鉱油等可塑剤に石油系オイル等を溶剤としたものであり、これに対しアクリル系の粘着剤は、カーボン数2〜12の脂肪族アルコールのアクリルエステルを主体とし、アクリル酸、アクリルアマイド等極性基を有するモノマーを少量共重合させた共重合体を主成分としたもので、前者ゴム系の粘着剤に比べ、粘着付与樹脂や可塑剤あるいは老化防止剤などの添加物を必要とせず、ほぼ一成分系なので相分離や移行のおそれがなく、耐候性、耐油性にも優れているものである。
上記粘着剤層(22)の剥離強度は、3N/15mm巾以上が好ましく、手では剥がし難く、本(30)の表紙あるいは裏表紙の表面性にもよるが無理に剥がそうとすると紙剥けする程度とし、購買した顧客が丁寧に剥がせば剥がせないこともない程度であればなお好ましい。
このように購買した顧客が丁寧に剥がせば剥がせないこともない程度とする剥離強度の管理は、困難なことから、3N/15mm巾以上で、購買した顧客は、鋏などで切断するようにしてもよく、そのため透明基材の裏面にその旨の印刷を施したシール用ラベル(20)とすることもできる。
また、透明基材の裏面に出版社などのロゴや花柄模様等デザインを施したシール用ラベル(20)とすることもできる。
本発明のシール用ラベル貼着装置の一実施の形態を示すもので、(a)は、その側面図であり、(b)は、その正面図である。 本発明のシール用ラベル貼着装置の一事例を用いて、シール用ラベルを貼着する過程を示すもので、(a)は、貼着前の側面図であり、(b)は、仮貼着した時の側面図であり、(c)は、貼着後の側面図である。 本発明のシール用ラベル貼着装置の他の一実施の形態を示すもので、(a)は、その側面図であり、(b)は、その正面図である。 本発明のシール用ラベル貼着装置の他の一事例を用いて、シール用ラベルを貼着する過程を示すもので、(a)は、貼着前の側面図であり、(b)は、貼着後の側面図である。 本発明のシール用ラベル貼着装置で貼着された一事例を示す斜視図である。 本発明のシール用ラベル貼着装置の他の一事例を用いて、シール用ラベルを貼着する過程を示すもので、(a)は、貼着前の側面図であり、(b)は、貼着後の側面図である。
符号の説明
1‥‥シール用ラベル貼着装置
10‥‥巻取りリール部
11‥‥送りローラー
12‥‥剥離ローラー
13‥‥押さえローラー
14‥‥上刃
15‥‥下刃
16‥‥折曲げガイド部
16A‥‥折曲げガイド部の内側の板
16B‥‥折曲げガイド部の外側の板
16a‥‥下縁端の鈍角の折曲げ片
16b‥‥上縁端の鈍角の折曲げ片
17‥‥折曲げガイド部の窓孔
17a‥‥窓孔の上側端縁の鋭角折曲げ片
17b‥‥窓孔の下側端縁の鋭角折曲げ片
18‥‥フレーム
20‥‥シール用ラベル
22‥‥粘着剤層
24‥‥ちょうボルト
26‥‥スプリング
27‥‥スプリング付押付けローラー
30‥‥本
30a‥‥小口
30b‥‥背
L‥‥シール用ラベルの長さ
L1‥‥本の側面に貼られるシール用ラベルの長さ
W‥‥折曲げガイド部の幅

Claims (7)

  1. テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の下部剥離ローラーと上部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、下部には上下動する下刃と上部には固定している上刃とでなるカッター部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて下部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで構成されていることを特徴とするシール用ラベル貼着装置。
  2. 前記四角形状の窓孔を構成する、少なくとも上側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項1記載のシール用ラベル貼着装置。
  3. 前記2枚の板で中空を形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の下端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置。
  4. テープ状のシール用ラベルが粘着剤層を内側にして捲回されている巻取りリール部と、該粘着剤層を表面に粘着させながら前記テープ状のシール用ラベルを送り出す送りローラーと、該送りローラーで送り出されたテープ状のシール用ラベルの先端を略水平に送り出す1対の上部剥離ローラーと下部押さえローラーとでなる水平送り出し部と、上部には上下動する下刃と下部には固定している上刃とでなるカッター部と、略中央に前記テープ状のシール用ラベルが通過し、通過したテープ状のシール用ラベルを折り曲げて上部から挿入される被貼着物へ貼着する四角形状の窓孔を有し、内部が2枚の板で中空を形成している折曲げガイド部とで順に構成されていることを特徴とするシール用ラベル貼着装置。
  5. 前記四角形状の窓孔を構成する、少なくとも下側端縁が外側に鋭角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項4記載のシール用ラベル貼着装置。
  6. 前記2枚の板で形成する折曲げガイド部の、少なくとも外側の板の上端縁が外側に鈍角の折曲げ片を有していることを特徴とする請求項4乃至5のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置。
  7. 前記被貼着物は、雑誌で代表される本であり、その貼着位置は、該本の小口の略中央で、該小口を巻くようにしてシールすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のシール用ラベル貼着装置。
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