JP2005325959A - 電気油圧アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧シリンダ1と、油圧シリンダ1のピストンロッド3に連結され、ピストンロッド3を進退させるネジ棒・ナット式螺進機構と、ネジ棒5を回転させるサーボモータ9とからなる。サーボモータ9でネジ棒5を正逆回転させると、ピストンロッド3が進退し、この動作はサーボモータ9で行うので動きが速く、位置制御も正確に行える。油圧シリンダ1のピストンロッド3を油圧動作でも進退させうるが、この動作は低速であっても大きな出力が得られる。よって、高速低出力動作も低速高出力動作も可能であり、しかもサーボモータ駆動の場合は、外付けの位置検出器を用いることなく正確な位置制御が行える。
【選択図】図1
Description
例えば、対抗成形を行う装置では、対抗する金型を、2台の2段シリンダ100を左右対称に配置し、2本の子シリンダ102のロッドにそれぞれ金型103,103を取付け、2個の金型103,103同士を向き合うように配置して構成されている。中心線104は成形位置であるが、待機位置から成形位置直前までは、金型103,103を早く接近させ、金型間に素材を挟んだ後は、低速で高い出力で金型103同士を押し付け合うといった使い方がされる。
上記のごとき使い方をする場合、高速モードと低速モードの切替え点や最終到達点位置を正確に制御しなければならないが、油圧を介在しているため、油圧の圧縮性などの問題があって、位置制御はかなり困難であり、その精度は満足できるものではない。
したがって、これまで、シリンダピストンの位置を測定し、進みの速い側のシリンダへの給油量を絞り、逆に遅い方のシリンダへの給油量を多くして同調制御を行っている。このような油圧制御は、例えば、サーボバルブを使用して実施され、その応答速度やバルブサイズからくる許容流量などの制限により、さまざまな問題が出てくる。例えば、つぎのとおりである。
1)位置制御から加圧力制御への切替え
成形初期(ソフトタッチタイミング)の摩擦の影響が大きい段階での位置制御が重要で、この制御を正確に行い、摩擦の影響が無視できる程度に成形負荷が大きくなれば、低速・高荷重モードに切替えるが、これには複雑な制御を要する。
2)シリンダの圧力による加圧制御
摩擦などの力が成形力に対して小さくなった際に、複数台の油圧シリンダに同一の油圧源から油を供給した場合、配管抵抗差などによりそのストロークにはバラツキが出てくる。したがって、一般的には、個別にサーボバルブなどを設け供給流量制御による位置制御が必要であった。
この従来技術は、シリンダ201内に単ロッド型のピストンロッド202を入れ、ピストン203内に3ポート型のスプール204を組み込んでいる。そして、スプール204のポートaはロッド側油室Aに通じ、さらにシリンダに形成された供給ポートPsに通じている。ポートbはピストン側油室Bに通じている。ポートcはシリンダに形成された戻りポートPtに通じている。スプール204には送りネジ205を介してパルスモータ206に連結されており、スプール204はこのパルスモータ206で移動される。
A部には常に供給圧PSがかかり、B部にはメカニカルフィードバック機構によってA部で発生した力、および負荷にバランスするように制御圧が発生する。
この電気油圧ステッピングシリンダ200において、前進指令の電気パルス1つをパルスモータ206に加えると、送りネジ205が回転しスプール204は分解能(0.1mm)だけ移動する。そうするとポートaが僅かに開き、A部の圧力(Ps)はポートa→ポートbを通じB部に流れる。その結果、B部の圧力はバランス点よりも増大して、ピストンロッド202は前進方向に押されスプール204のポートを閉じて、再びバランスして停止する。
後退時は、ポートcを開き、B部の制御圧(PB)がポートb→ポートcを通じ戻り側に逃げる。その結果、B部の圧力はバランス点よりも減少してピストンロッド202は後退方向に戻され、スプール204のポートを閉じて再びバランスして停止する。
1)ピストンロッドの停止位置は油圧のバランスで決まるので、位置決め精度が低く、位置制御を実施しようとする場合、外付けの検出器が必要である。
2)スプールを作動させてピストンを作動させる機構であるため、加圧力の同調が非常に難しい。
3)流体の制御をスプールの位置で制御しているため、作動圧力を大きくすると漏れの影響が大きくなる。また、ロッド側には常に供給圧力が作用しているため、大出力のシリンダには不向きである。
4)シリンダのピストン内部にサーボバルブを組み込んだ機構であるため、構造が複雑でメンテナンス性が非常に悪く、スプール摺動部の隙間の確保のため油の汚れの管理が必要である。
第2発明の電気油圧アクチュエータは、第1発明において、前記油圧シリンダが、出力側のロッドと非出力側のロッドがピストンに連結された両ロッド型であり、前記非出力側のロッドに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のナットが結合され、該ナットに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のネジ棒が螺合されていることを特徴とする。
第3発明の電気油圧アクチュエータは、第2発明において、前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室およびロッド側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、該切換弁は、四ポート3位置の方向制御弁であって、中心位置において2ポート連結型であることを特徴とする。
第4発明の電気油圧アクチュエータは、第2発明において、前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室およびロッド側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、該切換弁は、四ポート3位置の方向制御弁でり、前記ピストン側油室とタンク間に接続されたバイバス路と前記ロッド側油室とタンク間に接続されたバイバス路のそれぞれに、パイロット操作型の逆止弁を介装していることを特徴とする。
第5発明の電気油圧アクチュエータは、第1発明において、前記油圧シリンダが、出力側のラムに非出力側のロッドが連結された両ロッド型であり、前記非出力側のロッドに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のナットが結合され、該ナットに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のネジ棒が螺合されていることを特徴とする。
第6発明の電気油圧アクチュエータは、第5発明において、前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、該切換弁は、3ポート2位置の方向制御弁であることを特徴とする。
第2発明によれば、サーボモータで回転されるネジ棒の動きはナットでピストンロッドの進退動作に変換される。したがって、サーボモータの回転数とピストンロッドの進退量は機械的な比例関係が成立するので、ピストンロッドの移動量を正確に制御でき、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御も正確で、複数の油圧シリンダの同調制御も正確に行える。
第3発明によれば、切換弁の操作によって、油圧シリンダの伸長動作と縮小動作における低速高駆動動作が行え、かつサーボモータによる高速駆動時に、切換弁の中立位置を通じて油圧シリンダのピストン側油室とロッド側油室との間で作動油の交換ができ、またタンクからの作動油を吸引することもできるので、油圧シリンダの伸縮動作が円滑に行える。
第4発明によれば、切換弁の操作によって、油圧シリンダの伸長動作と縮小動作における低速高駆動動作が行え、かつサーボモータによる高速駆動時に、パイロット逆止弁を開いておけば、油圧シリンダのピストン側油室からもロッド側油室からもタンクへ排油できるので、油圧シリンダの伸縮動作が円滑に行える。
第5発明によれば、サーボモータで回転されるネジ棒の動きはナットでラムの進退動作に変換される。したがって、サーボモータの回転数とラムの進退量は機械的な比例関係が成立するので、ラムの移動量を正確に制御でき、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御も正確で、複数の油圧シリンダの同調制御も正確に行える。
第6発明によれば、切換弁の操作によって、ラム型の油圧シリンダの伸長動作における低速高駆動動作が行え、かつサーボモータによる高速駆動時に、油圧シリンダのピストン側油室とタンク間で作動油の給排ができるので、油圧シリンダの伸縮動作が円滑に行える。
図1は本発明の一実施形態に係る電気油圧アクチュエータの構成説明図である。図2は同電気油圧アクチュエータの伸長時動作説明図である。図3は同電気油圧アクチュエータの縮小時動作説明図である。
前記非出力側のロッド3Cの先端には、同軸にナット4が固定されており、ネジ棒5がナット4に螺合されている。このナット4とネジ棒5は、特許請求の範囲にいうネジ棒・ナット式螺進機構を構成している。なお、非出力側のロッド3Cの内部には、ネジ棒5の一端部が進入する中空部31が形成されている。
前記ネジ棒5はベアリング6を介して軸受部7で支持されている。またネジ棒5の他端部は、カップリング8を介してサーボモータ9に結合されている。サーボモータ9の出力軸には、必要に応じ、減速機10が取付けられる。
(1)伸長動作を図2に基づき説明する。
ピストンロッド3の伸長動作は、油圧による動作か、サーボモータ9による動作のいずれかによって行われ、動作モードの使い分けが可能である。
a)低速高荷重モード
(A)図に示すように、切換弁VaをI位置にし、ポンプPの吐出した高圧油を油圧シリンダ1のピストン側油室2Aに供給すると、ピストンロッド3が低速で伸長する。この場合、高い出力が得られる。なお、ロッド側油室2B内の作動油はタンクTに返される。
このとき、サーボモータ9を低速回転させてネジ棒5に回転トルクを加え、ピストンロッド3の伸長動作を妨げないようにする。このときの回転は、ピストンロッド3の伸長動作に追従する回転数であればよい。
b)高速低荷重モード
(B)図に示すように、サーボモータ9を高速回転させ、ネジ棒5を高速回転させて、ピストンロッド3を高速伸長させる。この場合、出力は低いが伸長速度は速くなる。
このとき、切換弁Vaを中立のII位置にしておくと、ロッド側油室2B内の作動油が、切換弁Vの中立位置における連通路を通ってピストン側油室2Aに送られ、またタンクT内の作動油をビストン側油室2Aが吸引するので、油圧シリンダ1の伸長動作を阻害することはない。
c)位置制御と同調
サーボモータ9によって駆動するときは、外付けの位置検出器を用いることなく正確な位置制御が行えるので、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御も正確で、複数の油圧シリンダの同調制御も正確に行える。
ピストンロッド3の縮小動作も、油圧による動作か、サーボモータ9による動作のいずれかによって行え、動作モードの使い分けが可能である。
a)低速高荷重モード
(A)図に示すように、切換弁VaをIII位置にし、ポンプPの吐出した高圧油を油圧シリンダ1のロッド側油室2Bに供給すると、ピストンロッド3が低速で縮小する。この場合、高い出力が得られる。なお、ピストン側油室2A内の作動油はタンクTに返される。
このとき、サーボモータ9を低速回転させてネジ棒5に回転トルクを加え、ピストンロッド3の縮小動作を妨げないようにする。このときの回転は、ピストンロッド3の縮小動作に追従する回転数であればよい。
b)高速低荷重モード
(B)図に示すように、サーボモータ9を高速回転させ、ネジ棒5を高速回転させて、ピストンロッド3を高速縮小させる。この場合、出力は低いが縮小速度は速くなる。
このとき、切換弁Vaを中立のII位置にしておくと、ピストン側油室2A内の作動油が、切換弁Vaの中立位置における連通路を通ってロッド側油室2Bに送られるので、油圧シリンダ1の縮小動作を阻害することはない。
c)位置制御と同調
サーボモータ駆動の場合に、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御と、複数の油圧シリンダの同調制御を正確に行えることは伸長動作時と同様である。
この実施形態において、油圧シリンダ1とサーボモータ9の構成は、図1の実施形態と実質同様である。また、油圧制御回路において、給排管23,24,25,26を用い、ポンプP、タンクTを備える点も図1と同様である。そして、次の点で異なっている。
切換弁Vaは、中立位置で2ポート連通タイプである必要はなく、2ポート非連通タイプであってよい。
給排管23にはバイパス路27を設けパイロット逆止弁PV1を入れている。SV1はパイロット逆止弁PV1を開閉制御する操作弁である。図示のI位置では、パイロット逆止弁PV1にパイロット圧をかけて開弁させ、II位置に切換えると、パイロット圧が抜けてパイロット逆止弁PV1が閉弁するようになっている。
このパイロット逆止弁PV1が開いていると、油圧シリンダ1のピストン側油室2A内の作動油をタンクTに軽い抵抗で返油することができる。
また、給排管24にはバイパス路28を設けパイロット逆止弁PV2を入れている。SV2はパイロット逆止弁PV2を開閉制御する操作弁である。図示のI位置では、パイロット逆止弁PV2にパイロット圧をかけて開弁させ、II位置に切換えると、パイロット圧が抜けてパイロット逆止弁PV2が閉弁するようになっている。
このパイロット逆止弁PV2が開いていると、油圧シリンダ1のロッド側油室2B内の作動油をタンクTに軽い抵抗で返油することができる。
したがって、この実施形態では、伸長・縮小動作ともサーボモータ9による高速駆動が円滑に行える。
油圧シリンダ1のピストンロッド3は、ラムタイプであり、ラム3Dに非出力側のロッド3Cを設けたものである。本明細書における両ロッド型には、このようなラムタイプも含まれる。前記ロッド3Cにはナット4を取付け、このナット4にネジ棒5を螺合しており、このネジ棒5をサーボモータ9で回転させるようにした構成は図1と同様である。
ラムタイプの油圧シリンダ1は、ピストン側油室2Aしか有しないので、油圧制御回路は、つぎの構成となっている。
ピストン側油室2Aのポート21には給排管23が接続され切換弁Vbが介装されている。この切換弁Vbは3ポート2位置の方向制御弁で、ポンプを有する給排管25とタンクTに直結する給排管26が接続されている。
ピストンロッド3の伸長動作は、油圧による動作か、サーボモータ9による動作のいずれかによって行われ、動作モードの使い分けが可能である。
(1)伸長動作
a)低速高荷重モード
切換弁VbをI位置にし、ポンプPの吐出した高圧油を油圧シリンダ1のピストン側油室2Aに供給すると、ピストンロッド3が低速で伸長する。この場合、高い出力が得られる。
このとき、サーボモータ9を低速回転させてネジ棒5に回転トルクを加え、ピストンロッド3の伸長動作を妨げないようにする。このときの回転は、ピストンロッド3の伸長動作に追従する回転数であればよい。
b)高速低荷重モード
サーボモータ9を高速回転させ、ネジ棒5を高速回転させて、ピストンロッド3を高速伸長させる。この場合、出力は低いが伸長速度は速くなる。
このとき、切換弁Vを中立のII位置にしておくと、タンクT内の作動油をビストン側油室2Aが吸引するので、油圧シリンダ1の伸長動作を阻害することはない。
c)位置制御と同調
サーボモータ9によって駆動するときは、外付けの位置検出器を用いることなく正確な位置制御が行えるので、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御も正確で、複数の油圧シリンダの同調制御も正確に行える。
縮小動作はサーボモータ9によって行う。つまり、サーボモータ9を回転させ、ネジ棒5を回転させると、ピストンロッド3は縮小する。そして、サーボモータ9を低速で回転させれば低速動作になり、高速で回転させれば高速動作となる。
このとき、切換弁Vを中立のII位置にしておくと、ピストン側油内の作動油をタンクTに返すので、油圧シリンダ1の縮小動作を阻害することはない。
上記のようにサーボモータ9によって駆動するときは、外付けの位置検出器を用いることなく正確な位置制御が行えるので、高速低駆動力と低速高駆動力の切替え位置の制御も正確で、複数の油圧シリンダの同調制御も正確に行える。
2 シリンダ
3 ピストンロッド
4 ナット
5 ネジ棒
9 サーボモータ
2A ピストン側油室
2B ロッド側油室
Va,Vb 切換弁
Claims (6)
- 油圧シリンダと、
該油圧シリンダのピストンロッドに連結され、該ピストンロッドを進退させるネジ棒・ナット式螺進機構と、
前記ネジ棒・ナット式螺進機構の前記ネジ棒を回転させるサーボモータとからなる
ことを特徴とする電気油圧アクチュエータ。 - 前記油圧シリンダが、出力側のロッドと非出力側のロッドがピストンに連結された両ロッド型であり、
前記非出力側のロッドに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のナットが結合され、該ナットに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のネジ棒が螺合されている
ことを特徴とする請求項1記載の電気油圧アクチュエータ。 - 前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、
該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室およびロッド側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、
該切換弁は、4ポート3位置の方向制御弁であって、中心位置において2ポート連結型である
ことを特徴とする請求項2記載の電気油圧アクチュエータ。 - 前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、
該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室およびロッド側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、
該切換弁は、4ポート3位置の方向制御弁であり、前記ピストン側油室とタンク間に接続されたバイバス路と前記ロッド側油室とタンク間に接続されたバイバス路のそれぞれに、パイロット操作型の逆止弁を介装している
ことを特徴とする請求項2記載の電気油圧アクチュエータ。 - 前記油圧シリンダが、出力側のラムに非出力側のロッドが連結された両ロッド型であり、
前記非出力側のロッドに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のナットが結合され、該ナットに前記ネジ棒・ナット式螺進機構のネジ棒が螺合されている
ことを特徴とする請求項1記載の電気油圧アクチュエータ。 - 前記油圧シリンダに油圧制御回路が設けられており、該油圧制御回路が、前記油圧シリンダのピストン側油室と、油圧ポンプおよびタンクとの間の給排管に切換弁を介装したものであり、
該切換弁は、3ポート2位置の方向制御弁である
ことを特徴とする請求項5記載の電気油圧アクチュエータ。
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