JP2005311615A - 携帯電話端末、携帯電話端末の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯して使用する携帯電話端末およびその制御方法において、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けること。
【解決手段】送受信部を含む処理部と、処理部により処理され得る情報および処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、処理部とハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、処理部からの情報をハードディスクドライブに転送する制御およびハードディスクドライブからの情報を処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部と、ハードディスクドライブ制御部に付設され、処理部からハードディスクドライブに転送されるべき情報がハードディスクドライブに記録されるのを防止する記録防止部とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】送受信部を含む処理部と、処理部により処理され得る情報および処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、処理部とハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、処理部からの情報をハードディスクドライブに転送する制御およびハードディスクドライブからの情報を処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部と、ハードディスクドライブ制御部に付設され、処理部からハードディスクドライブに転送されるべき情報がハードディスクドライブに記録されるのを防止する記録防止部とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯して使用する携帯電話端末およびその制御方法に係り、特に、記憶部としてハードディスクドライブを内蔵する携帯電話端末およびその制御方法に関する。
携帯電話端末の分野では通話以外の機能を搭載する多機能化が進んでいる。すでにデータ通信によるブラウザフォンとしての機能はごく一般的であり、これに伴い扱う情報、例えば音声や画像の容量も増加の一途である。したがって、携帯電話端末に求められる記憶メモリ容量も必然的に大容量が必要になっている。
メモリへの書き込みおよび読み出しは、一般的に、容量が許容する限りユーザの自由になされるが、一方である種の制限を設けた方がよい場合もある。携帯電話端末とは少し異なる装置であるがこのような制限を設けるための技術として下記特許文献1に記載のものがある。この装置では、本体の電源オフに伴ってメモリモジュールへの書き込みを禁止するフラグが立つようにされている。これにより再度電源オンになった場合に不用意に書き込みがなされてもとのデータを消去されることがないようにしている。
特公平3−15212号公報
携帯電話端末に大容量メモリを備えるためには、端末の可搬性に鑑みて現状では小型のハードディスクドライブを内蔵することが有力である。このようなハードディスクドライブが内蔵された場合においても情報の書き込みを制限することが求められる場合があると考えられる。
本発明は、上記の状況を考慮してなされたもので、携帯して使用する携帯電話端末およびその制御方法において、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けることが可能な携帯電話端末およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る携帯電話端末は、送受信部を含む処理部と、前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部と、前記ハードディスクドライブ制御部に付設され、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止する記録防止部とを具備することを特徴とする。
すなわち、送受信部を含む処理部とハードディスクドライブとの間に介在するハードディスクドライブ制御部に、記録防止部を設ける。記録防止部は、処理部からハードディスクドライブに転送されるべき情報がハードディスクドライブに記録されるのを防止する。「処理部からハードディスクドライブに転送されるべき情報」は本来であればハードディスクドライブに記録される情報であるが、この情報の記録が防止されるように記録防止部は機能する。したがって、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けることが可能である。
また、本発明に係る携帯電話端末の制御方法は、送受信部を含む処理部と、前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部とを有し、前記ハードディスクドライブ制御部が、前記ハードディスクドライブに対する記録コマンド発行を伴って前記処理部から前記ハードディスクドライブに情報を転送する携帯電話端末において、前記ハードディスクドライブ制御部が、前記記録コマンド発行に際してあらかじめ記録コマンド発行禁止フラグが立っているか否かを確認し、前記記録コマンド発行禁止フラグが立っている場合に前記記録コマンドの発行を取り止めることを特徴とする。
すなわち、この制御方法は、ハードディスクドライブに情報を記録する場合に記録コマンド発行がなされるが、その際にあらかじめ記録コマンド発行禁止フラグが立っているか否かを確認し、記録コマンド発行禁止フラグが立っている場合には記録コマンドの発行を取り止める。記録コマンド発行禁止フラグが立っている場合に記録コマンドの発行を取りやめるので情報の記録はなされない。よって、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けることが可能である。
また、本発明に係る別の携帯電話端末は、送受信部を含む処理部と、前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行い、かつ前記ハードディスクドライブに対する記録コマンド発行を伴って前記処理部から前記ハードディスクドライブに情報を転送するハードディスクドライブ制御部と、前記ハードディスクドライブ制御部に付設され、前記ハードディスクドライブ制御部による前記記録コマンド発行を禁止する旨の情報を記録可能で、かつ前記ハードディスクドライブ制御部の前記記録コマンド発行に際してあらかじめ前記ハードディスクドライブ制御部に記録コマンド発行を禁止する旨の前記情報を提供する記録コマンド発行禁止フラグ保持部とを具備することを特徴とする。
この端末は、上記の制御方法が利用可能になるように記録コマンド発行禁止フラグ保持部を設けたものである。
本発明によれば、携帯して使用する携帯電話端末およびその制御方法において、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けることが可能になる。
本発明の実施態様として、前記ハードディスクドライブが、記録ヘッドと、前記記録ヘッドの健全性を検知するヘッドアンセーフ検知部と、前記ヘッドアンセーフ検知部の検知結果に基づいて前記処理部からの情報の記録/非記録を切り替えるローカル制御部とを有し、前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに、前記ハードディスクドライブの前記ローカル制御部を利用する、とし得る。ハードディスクドライブのローカル制御部は、ヘッドアンセーフであることがわかると記録モードであっても記録しないようにはたらく。そこで記録防止部がこの機能を利用して情報の記録を防止するように構成したものである。
また、実施態様として、携帯電話端末としての契約解除の旨の情報の保持および/または契約中である旨の情報の保持が可能な契約情報保持部をさらに具備し、前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに前記契約情報保持部の内容に基づいてこれを行う、とすることができる。携帯電話端末として契約中であるか否かによりハードディスクドライブに対し必要なアクセスは異なると考えられる。そこで契約中であるか否かの情報を契約情報保持部から得て、これに基づき記録防止部はハードディスクドライブに情報が記録されるのを防止する。
また、実施態様として、前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに、記録防止の旨の入力がハードディスクドライブ制御部になされたことに基づいてこれを行う、とすることができる。これは記録防止の旨が外部から意図的に入力されるようにした場合の構成である。
また、実施態様として、前記処理部が、撮像部および画像表示部を含み、前記ハードディスクドライブが、前記処理部の前記撮像部により撮像された画像情報および前記処理部の前記画像表示部に表示させるべき画像情報を保持可能である、とすることができる。これはいわゆるカメラ付携帯電話端末とする場合の構成である。画像情報も処理部で処理され得る情報の一種である。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話端末の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この携帯電話端末1は、処理部10、ハードディスクドライブ(以下、HDDと記す)20、HDD制御部30を有する。
処理部10は、携帯電話端末1の大容量記憶部を除く本体部分であり、送受信部11、ボタン入力部12、表示部/撮像部13、契約情報保持部14aを含むメモリ14、送受話部15、制御部16、インターフェース17を有する。HDD20は、携帯電話端末1の大容量記憶部として機能するものであり、ハードディスク21、記録再生ヘッド22、記録再生アンプ23、R/Wチャネル(リード/ライトチャネル)24、HDC/CPU(hard disc controller / central processing unit)25、プルアップ抵抗26を有する。HDD制御部30は、処理部10とHDD20との間に仲介して接続され、処理部10からの情報をHDD20に転送する制御およびHDD20からの情報を処理部10に転送する制御を行う。コントローラ31、FROM(flash ROM(read only memory))32、トランジスタスイッチ33を有する。
この携帯電話端末1の構成上の特徴として、HDD制御部30に、トランジスタスイッチ33を有することが挙げられる。トランジスタスイッチ33のベースはコントローラ31に、エミッタはグラウンドに、コレクタはHDD20内にあるHDC/CPU25の特定の入力端子(後述する)にそれぞれ接続されている。トランジスタスイッチ33は記録防止部として機能する。
各部の機能を以下述べる。まず処理部10については、送受信部11は、アンテナを含み、制御部16の制御の下、所定の電波を送信すべき音声、データ、画像などの情報で変調して放射し、また受信すべきそれらの情報を放射された電波を受信して復調し取得するものである。ボタン入力部12は、ユーザがこの携帯電話端末1に操作を入力するマンマシンインターフェースである。操作入力は制御部16により受け取られて各部へ送られる。
表示部/撮像部13は、制御部16の制御の下、表示部として各種の情報の表示を行うものである。また、撮像部として、カメラを含み、制御部13の制御の下、光学入力される像を電気信号に変換するものである。表示部/撮像部13の撮像で得られた情報(画像情報)は制御部16、HDD制御部30を介してHDD20のハードディスク21に記録可能である。また、ハードディスク21に記録された画像情報は、HDD制御部30、制御部16を介して表示部/撮像部13に表示させることが可能である。
メモリ14は、処理部10全体としての動作に必要な情報を保持しておく記憶領域である。記憶内容は必要に応じて制御部16により参照され、またHDD制御部30に送られる。また、メモリ14には、制御部16を介して、送受信部11、ボタン入力部12、表示部/撮像部13、送受話部15、インターフェース17、HDD制御部30などから記憶すべき情報の入力がある。送受話部15は、電話機として送話するためのマイクロフォンおよび受話するためのスピーカを含む。制御部16は、処理部10全体を統括的に制御するものであり、CPUを含む。インターフェース17は、コネクタを含み、有線で各種のデータをやり取りするための接続部である。
HDD20については、ハードディスク21は、円盤状の形状を有し周方向の磁気パターンとして大容量の情報を記憶する記録メディアである。ハードディスク21に記憶される情報には、例えば文字情報、音声情報、画像情報など各種の情報があり得る。記憶される情報の入力口としては、送受信部11、ボタン入力部12、表示部/撮像部13、送受話部15、インターフェース17が挙げられる。これらの入力口から入力された情報ははそれぞれ各所で処理がされ、HDD20のハードディスク21に記録され得る。また、ハードディスク20に記録された情報は、読み出されてHDD制御部30を介して処理部10の各所に送られ処理され得る。
記録再生ヘッド22は、ハードディスク21に情報を書き込むための電気磁気変換素子である記録ヘッドと、ハードディスク21から情報を読み出すための磁気電気変換素子である再生ヘッドとからなる。記録再生アンプ23は、記録ヘッドへの記録電流を生成する記録アンプと、再生ヘッドからの再生電気信号を増幅する再生アンプとを有する。また、記録再生ヘッド22は、記録ヘッドとの接続においてその健全性を検知するヘッドアンセーフ検知部(図示せず)を有する。ヘッドアンセーフ検知部は、例えば記録電流の周波数や電圧と電流の関係を見ることにより記録ヘッドが壊れていないかを検知するものである。検知結果は、ヘッドアンセーフ信号として生成され、図示するように、プルアップ抵抗26にプルアップされてHDC/CPU25の所定入力端子に入力される。
R/Wチャネル24は、HDC/CPU25からの記録データに対してハードディスク21に記録するための変調を行い、また記録再生ヘッド23からの再生データに対して復調などの処理を行うものである。HDC/CPU25は、HDD制御部30のコントローラ31からのコマンドに従い、HDD20全体としてのローカル制御を行うものである。記録すべきデータおよび再生されたデータの、HDD20からの出入りの制御を含む。ここでHDC/CPU25は、上記のように入力されるヘッドアンセーフ信号がローレベルである場合には、記録ヘッドに何らかの異常が生じているので、信頼性を維持するため、コントローラ31のコマンドにかかわらず記録を行わないように制御を行う。
HDD制御部30については、コントローラ31は、HDD20に対して記録または再生のコマンド発行を行いHDD20の記録または再生の動作を制御するものである。FROM32に不揮発に保持されたソフトウエアに従ってこれを行う。FROM32は、コントローラ31が行うコントロール動作に必要なソフトウエアやデータを保持する記憶領域である。トランジスタスイッチ33は、上記のようにコントローラ31からの入力がハイレベルのときオンとされ、このとき上記説明のヘッドアンセーフ信号の出力をローレベルとすることができるように接続がされている。
このような構成を有する携帯電話端末1では、ハードディスク21への記録防止を意図的に設定することができる。例えば、コントローラ31からトランジスタスイッチ33への入力が、FROM32のある特定の記憶領域の内容に従うようにコントローラ31が構成されるようにすれば、その内容の書き換えにより意図的な記録防止がされた状態になる。このような書き換えには、例えば、インターフェース17からその旨の入力を行い、これを制御部16、HDD制御部30のコントローラ31を介して送るようにすればよい。または、送受信部11を入力に用いてもあるいはボタン入力部12を入力に用いてもよい。
また、この携帯電話端末1が端末として契約状態にあるのかないのかに依存して、自動的に記録防止を設定することもできる。これは、例えば、契約状態にある場合には、HDD20に容量が許容する限り制限なく記録および再生ができるが、契約状態ではない場合にはもはや記録すべき情報はないものとみなして記録防止の状態にするものである。このようにするには、例えば、メモリ14にある契約情報保持部14aの内容に連動して、FROM32における上記説明のある特定の記憶領域の内容の書き換えが行われるようにしておき、コントローラ31については上記と同様に、FROM32のそのある特定の記憶領域の内容に従うように構成しておく。この場合、契約情報保持部14aは、契約解除の旨の情報を保持するものであっても、または契約中である旨の情報の保持をするものであっても、またはその両方の情報を保持するものであってもよい。
また、記録防止部としてのトランジスタスイッチ33の入力がコントローラ31に接続されてない構成も考えられる。この場合には、記録防止の状態とするためにトランジスタスイッチ33のベースに直接トランジスタスイッチ33をオンとするような入力電圧を加える。
次に、本発明の別の実施形態に係る携帯電話端末について図2ないし図5を参照して説明する。まず図2は、本発明の別の実施形態に係る携帯電話端末1Aの構成を示すブロック図である。図2において、図1に示した構成要素と同一のものには同一の符号を付してある。その部分については特に加える事項がない限り説明を省略する。
この実施形態は、図示するように、記録防止部としてのトランジスタスイッチ33を具備せず、代わりにFROM32に記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aを有する。トランジスタスイッチ33によらず、ソフトウエア的にハードディスク21に記録がされないようにすることが可能な構成である。
図3は、図2に示す携帯電話端末におけるHDD制御部30の記録防止入力検知時動作を示す流れ図である。すなわち携帯電話端末1Aを記録防止の状態にするときのフローである。HDD制御部30は通常、記録防止の入力を検知し得る状態にある(ステップ41)。記録防止の旨の情報が入力される入口には、送受信部11、ボタン入力部12、表示部/撮像部13、送受話部15、インターフェース17が挙げられる。これらの入口からその情報が入力されると、HDD制御部30のコントローラ31は、FROM32中の記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aに禁止フラグを保持させる(ステップ42)。
図4は、図2に示す携帯電話端末の契約解除時におけるHDD制御部30の動作を示す流れ図である。すなわち、携帯電話端末1Aが端末として契約状態にあるのかないのかに依存して携帯電話端末1Aを自動的にまたは意図的に記録防止の状態にするときのフローである。まず、契約解除に伴い、HDD20に保持された情報を読み出し外部に出力する(ステップ43)。これは例えば次に契約し使用する携帯電話端末にその情報を移行して保持させるためである。
次に、HDD制御部30は、記録防止の入力を検知し得る状態になる(ステップ41)。記録防止の旨の情報が入力される入口には、送受信部11、ボタン入力部12、表示部/撮像部13、送受話部15、インターフェース17が挙げられる。これらの入口からその情報が入力されると、HDD制御部30のコントローラ31は、FROM32中の記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aに禁止フラグを保持させる(ステップ42)。または、図1において説明したように契約解除に伴いメモリ14の内容が書き換えられるのであれば、これに連動してまたはこの内容に連動してFROM32中の記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aに禁止フラグを保持させるようにしてもよい。
図5は、図2に示す携帯電話端末において記録防止がされた後のHDD制御部30の動作(記録動作)を示す流れ図である。HDD制御部30として記録コマンドが発行される状態になったときには、コントローラ31としてまず、FROM32の記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aにアクセスする(ステップ51)。記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aに記録コマンド発行禁止フラグが立っていなければ(ステップ52のN)、記録コマンドを発行する(ステップ53)。これによりHDD20は通常どおり記録動作を行う。一方、記録コマンド発行禁止フラグ保持部32aに記録コマンド発行禁止フラグが立っている場合には記録コマンドの発行をせず(すなわち取り止めて)、制御をもとに戻す。
以上のように図2に示す実施形態では、トランジスタスイッチ33のような付加構成要素を必要とせず、携帯電話端末として記録防止の状態に移行させることができる。
なお、以上の説明では、内蔵するハードディスクドライブへの書き込みの制限を端末として設けることを述べたが、同様の考え方により、例えば、カメラ機能付携帯電話であれば解約情報によりカメラ機能停止、TVチューナ付き携帯電話であればTV受信禁止、FMチューナ付き携帯電話であればFM受信禁止などの使用制限をすることができる。
1,1A…携帯電話端末、10…処理部、11…送受信部、12…ボタン入力部、13…表示部/撮像部、14…メモリ、14a…契約情報保持部、15…送受話部、16…制御部、17…インターフェース、20…ハードディスクドライブ(HDD)、21…ハードディスク、22…記録再生ヘッド、23…記録再生アンプ、24…R/Wチャネル、25…HDC/CPU、26…プルアップ抵抗、30…HDD制御部、31…コントローラ、32…FROM、32a…記録コマンド発行禁止フラグ保持部、33…トランジスタスイッチ。
Claims (7)
- 送受信部を含む処理部と、
前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、
前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部と、
前記ハードディスクドライブ制御部に付設され、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止する記録防止部と
を具備することを特徴とする携帯電話端末。 - 前記ハードディスクドライブが、記録ヘッドと、前記記録ヘッドの健全性を検知するヘッドアンセーフ検知部と、前記ヘッドアンセーフ検知部の検知結果に基づいて前記処理部からの情報の記録/非記録を切り替えるローカル制御部とを有し、
前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに、前記ハードディスクドライブの前記ローカル制御部を利用すること
を特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。 - 携帯電話端末としての契約解除の旨の情報の保持および/または契約中である旨の情報の保持が可能な契約情報保持部をさらに具備し、
前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに前記契約情報保持部の内容に基づいてこれを行うこと
を特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。 - 前記記録防止部が、前記処理部から前記ハードディスクドライブに転送されるべき情報が前記ハードディスクドライブに記録されるのを防止するのに、記録防止の旨の入力がハードディスクドライブ制御部になされたことに基づいてこれを行うこと
を特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。 - 前記処理部が、撮像部および画像表示部を含み、
前記ハードディスクドライブが、前記処理部の前記撮像部により撮像された画像情報および前記処理部の前記画像表示部に表示させるべき画像情報を保持可能であること
を特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。 - 送受信部を含む処理部と、前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行うハードディスクドライブ制御部とを有し、前記ハードディスクドライブ制御部が、前記ハードディスクドライブに対する記録コマンド発行を伴って前記処理部から前記ハードディスクドライブに情報を転送する携帯電話端末において、
前記ハードディスクドライブ制御部が、
前記記録コマンド発行に際してあらかじめ記録コマンド発行禁止フラグが立っているか否かを確認し、
前記記録コマンド発行禁止フラグが立っている場合に前記記録コマンドの発行を取り止めること
を特徴とする携帯電話端末の制御方法。 - 送受信部を含む処理部と、
前記処理部により処理され得る情報および前記処理部により処理された情報を保持可能なハードディスクドライブと、
前記処理部と前記ハードディスクドライブとの間に仲介して接続され、前記処理部からの情報を前記ハードディスクドライブに転送する制御および前記ハードディスクドライブからの情報を前記処理部に転送する制御を行い、かつ前記ハードディスクドライブに対する記録コマンド発行を伴って前記処理部から前記ハードディスクドライブに情報を転送するハードディスクドライブ制御部と、
前記ハードディスクドライブ制御部に付設され、前記ハードディスクドライブ制御部による前記記録コマンド発行を禁止する旨の情報を記録可能で、かつ前記ハードディスクドライブ制御部の前記記録コマンド発行に際してあらかじめ前記ハードディスクドライブ制御部に記録コマンド発行を禁止する旨の前記情報を提供する記録コマンド発行禁止フラグ保持部と
を具備することを特徴とする携帯電話端末。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060816 |