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JP2005301538A - 電子機器 - Google Patents

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JP2005301538A
JP2005301538A JP2004114907A JP2004114907A JP2005301538A JP 2005301538 A JP2005301538 A JP 2005301538A JP 2004114907 A JP2004114907 A JP 2004114907A JP 2004114907 A JP2004114907 A JP 2004114907A JP 2005301538 A JP2005301538 A JP 2005301538A
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Abstract

【課題】
従来から、利用者が予め決められたアイコンの中から任意に設定し、表示を変更させることは行われている。しかし、利用者による変更処理を経た後にしかアイコンが変更されないため、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することは難しい。
【解決手段】
本発明は、複数のアイコンの候補情報の中からアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定し、表示アイコンとする電子機器である。このとき、時間情報、場所情報、電子機器の動作履歴情報、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することができる。さらに、撮影等することで取得したアイコン候補情報を、少なくとも一の処理実行と対応させて、表示アイコンとする。加えて、時間情報などの特定条件とも関連付けて表示アイコンとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アイコンを表示する電子機器に関するものである。
従来から、利用者が予め決められたアイコンの中から任意に設定し、表示を変更させることは行われている(特許文献1参照。)。
特開平05−150933号公報
しかしながら、上記手法においては、利用者による変更処理を経た後にしかアイコンが変更されないため、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することは難しいという課題がある。
本発明は、かかる実情に鑑み、複数のアイコンの候補情報の中からアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定し、表示アイコンとする電子機器である。このとき、選択された選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンを表示することや、選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンを表示することができる。 さらに、時間情報、場所情報、電子機器の動作履歴情報、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することができる。 また、アイコン候補情報を取得し、取得されたアイコン候補情報を少なくとも一の処理実行と対応させて前記アイコン候補情報保持部に記録することができる。このとき、アイコン候補情報の記録に際して、さらにアイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件である特定条件とも関連付けて記録するとしてもよい。
以上、説明したように本件発明のいずれか一又は二以上の発明に係る電子機器は、アイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報や、表示のタイミングなどを指定できるため、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することが可能となる。したがって、電子機器の画面上に表示されるアイコンを例えば仕事用と、プライベート用に切り替えることが容易にできる。また、このときアイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報などを指定しておくことで、最小限の作業にてアイコンを切り替えて使用することが可能となる。 さらに、時間情報、場所情報、電子機器の動作履歴情報、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する場合には、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わり便利である。 また、電子機器で撮影等して取得した画像を用いて、利用者が自由にアイコンを作成することができる場合には、利用者を飽きさせることなく電子機器の利用度を高める効果を有する。
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は、主に請求項1などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。実施形態6は、主に請求項6などについて説明する。実施形態7は、主に請求項7などについて説明する。実施形態8は、主に請求項8などについて説明する。実施形態9は、主に請求項9などについて説明する。実施形態10は、主に請求項10などについて説明する。実施形態11は、主に請求項11などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要> 実施形態1について説明する。本実施形態は、複数のアイコンの候補情報の中からアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定し、表示アイコンとする電子機器である。
図1は、本実施形態の概念の一例を示すものである。図で示した電子機器の画面上には、4つのアイコンが表示されている。表示されたアイコンは、電子機器をボタン操作等することで選択動作ができ、それぞれの表示アイコンに対応した所定の処理を実行する。例えば、現在表示されているカメラのアイコンを選択すると、電子機器のモードがカメラ機能に切り替わり、撮影することが可能となる。 ここで、撮影処理に対応する表示アイコンを表示するためにアイコン候補情報としてカメラのアイコンのほかに、猫のアイコンと、英文字のアイコンが保持されている。今、これら複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報を取得する(1)。アイコン候補情報特定情報は、例えば、アイコンの切り替え命令や、アイコン候補情報の指定などが含まれる場合がある。ここでは、プライベート用のアイコンへの切り替え命令が行われたとする。 次に、取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する(2)。プライベート用のアイコンが、猫のアイコンであるとすると、猫のアイコンが特定アイコン候補情報となる。この特定アイコン候補情報を電子機器の画面上に表示し、表示アイコンとする(3)。先のカメラのアイコンに代わり、猫のアイコンが表示される。
<実施形態1:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図2に示した。 図2に示す本実施形態の「電子機器」(0200)は、「処理実行部」(0201)と、「アイコン候補情報保持部」(0202)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(0203)と、「アイコン候補情報特定部」(0204)と、「アイコン表示部」(0205)と、「表示アイコン選択動作部」(0206)とからなる。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。 具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。(本明細書の全体を通じて同様である。)
「電子機器」(0200)は、アイコンを表示することが可能な情報端末のことである。電子機器には、パソコン、携帯電話、PDAなどが広く含まれる場合がある。
「処理実行部」(0201)は、表示アイコンの選択動作により所定の処理実行をする。「表示アイコン」は、処理の対象や内容を記号などで表したものであり、後述するアイコン候補情報を表示することで表示アイコンとなる。アイコンは、jpg、gifなどのファイルによって画像表示が実現でき、先の例ではカメラなどのイメージが該当する。 表示アイコンを選択することで、所定の処理実行がなされ、例えば、カメラのアイコンを選択すれば、撮影処理の実行が可能となり、手紙のアイコンを選択すれば、メールの送受信処理の実行が可能となる。したがって、表示アイコンと対応する電子機器の機能に相当する数の処理実行部が必要である。ただし、図2では処理実行部は一のみを記載し、後は省略した。
「アイコン候補情報保持部」(0202)は、少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持する。「アイコン候補情報」は、表示アイコンを変更する際の候補となるアイコンの情報である。一の処理実行について一以上のアイコンが対応しており、先の例では撮影処理について、カメラのアイコンと、猫のアイコンと、英文字のアイコンが対応している。
「アイコン候補情報特定情報取得部」(0203)は、アイコン候補情報特定情報を取得する。「アイコン候補情報特定情報」は、前記複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報である。アイコン候補情報特定情報は、例えば、アイコンの切り替え命令や、アイコン候補情報の指定などが含まれる場合がある。例えば、プライベート用のアイコンへの切り替え命令や、アイコン候補情報の識別番号などを指定することなどが該当する。また、アイコン候補情報特定情報は、時間、場所、電子機器の動作履歴などに応じてアイコンの特定が行われるような情報である場合もある。これについては、実施形態4から7にて詳述する。 一方、アイコン候補情報特定情報は、利用者がボタン操作など行って入力等されることにより取得する場合や、外部から送信されたものを受信することで取得する場合などがある。また、電子機器の内部においてアイコン候補情報特定情報を生成することにより取得する場合もある。
「アイコン候補情報特定部」(0204)は、前記アイコン候補情報特定情報取得部(0203)で取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する。先の例では、アイコン候補情報として、カメラ、猫、英文字のアイコンが保持されているが、アイコン候補情報特定情報が、プライベート用のアイコンへの切り替え命令であったとすると、これに基づいて猫のアイコンのアイコン候補情報を特定する。
「アイコン表示部」(0205)は、前記アイコン候補情報特定部(0204)で特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う。特定アイコン候補情報は、先の例では、猫のアイコンのアイコン候補情報が該当する。特定アイコン候補情報が表示されることで表示アイコンとなる。先のカメラのアイコンに代わり、猫のアイコンが電子機器の画面上に表示される。
「表示アイコン選択動作部」(0206)は、前記アイコン表示部(0205)で表示された表示アイコンの選択動作をするための処理を行う。アイコンの選択は、電子機器のボタン操作などにより行われる。アイコンが選択されれば、処理実行部(0201)にて所定の処理が実行される。
<実施形態1:処理の流れ> 図3は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S0301)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S0301)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて、複数の中から一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S0302)。最後に、アイコン候補情報特定ステップ(S0302)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S0303)。 なお、電子機器の通常時の動作方法としては、表示された表示アイコンの選択動作をするための処理を行い、この表示アイコンの選択動作により所定の処理実行をするというステップよりなる。 以上の処理は、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、また、このプログラムを計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書の全体を通して同様である。)
<実施形態1:効果> 本実施形態は、複数のアイコンの候補情報の中からアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定し、表示アイコンとする電子機器である。アイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報や、表示のタイミングなどを指定できるため、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することが可能となる。したがって、電子機器の画面上に表示されるアイコンを例えば仕事用と、プライベート用に切り替えることが容易にできる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要> 実施形態2について説明する。本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態2:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図4に示した。 図4に示す本実施形態の「電子機器」(0400)は、「処理実行部」(0401)と、「アイコン候補情報保持部」(0402)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(0403)と、「アイコン候補情報特定部」(0404)と、「アイコン表示部」(0405)と、「表示アイコン選択動作部」(0406)とからなり、さらに、アイコン表示部(0405)は「選択アイコン変更手段」(0407)を有する。
「選択アイコン変更手段」(0407)は、前記表示アイコン選択動作部(0406)にて選択された選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである選択後表示アイコンを表示する。図7(a)に一例として、カメラで示されるアイコンを選択することで、カメラのアイコンが猫のアイコンへと表示が変更する態様を示した。この場合には、カメラのアイコンが選択前アイコンに該当し、猫のアイコンが選択後表示アイコンに該当する。また前提として、表示アイコンをどのアイコンに変更するかを、アイコン候補情報特定情報取得部(0403)にて取得したアイコン候補情報特定情報によって特定することができる。 その他各部の処理については、実施形態1と同様である。
<実施形態2:処理の流れ> 図5は、実施形態2での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S0501)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S0501)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて、複数の中から一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S0502)。最後に、選択された選択前表示アイコンに代えて、アイコン候補情報特定ステップ(S0502)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を選択後表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S0503)。なお、アイコン候補情報特定ステップ(S0502)におけるアイコン候補情報の特定処理と、アイコン表示ステップ(S0503)におけるアイコンの表示処理は同時になされる場合もある。
<実施形態2:効果> 本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。電子機器の画面上に表示されるアイコンを選択することでその表示を変更できるため、一部の表示アイコンのみを変更したい場合に便利である。また、このときアイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報などを指定しておくことで、最小限の作業にてアイコンを切り替えて使用することが可能となる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要> 実施形態3について説明する。本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである非選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態3:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図5に示した。 図6に示す本実施形態の「電子機器」(0600)は、「処理実行部」(0601)と、「アイコン候補情報保持部」(0602)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(0603)と、「アイコン候補情報特定部」(0604)と、「アイコン表示部」(0605)と、「表示アイコン選択動作部」(0606)とからなり、さらに、アイコン表示部(0605)は「非選択アイコン変更手段」(0607)を有する。
「非選択アイコン変更手段」(0607)は、前記表示アイコン選択動作部(0606)にて選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである非選択後表示アイコンを表示する。非選択前表示アイコンは、選択動作がされなかった表示アイコンのことをいい、非選択後表示アイコンは、非選択前表示アイコンの表示を変更した後の表示アイコンをいう。図7(b)に一例として、手紙で示されるアイコンを選択することで、それ以外のアイコンである時計のアイコンが猫のアイコンに表示が変更する態様を示した。この場合には、時計のアイコンが非選択前アイコンに該当し、猫のアイコンが非選択後表示アイコンに該当する。なお、図7においては、一部のアイコンのみが変更する態様を示したが、全てのアイコンの表示が変更する場合もある。またこのとき、表示アイコンをどのアイコンに変更するかは、アイコン候補情報特定情報取得部(0603)にて取得したアイコン候補情報特定情報によって特定することができるとしてもよい。 その他各部の処理については、実施形態1又は2と同様である。
<実施形態3:処理の流れ> 図8は、実施形態3での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S0801)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S0801)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて、複数の中から一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S0802)。最後に、選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて、アイコン候補情報特定ステップ(S0802)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を非選択後表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S0803)。なお、アイコン候補情報特定ステップ(S0802)におけるアイコン候補情報の特定処理と、アイコン表示ステップ(S0803)におけるアイコンの表示処理は同時になされる場合もある。
<実施形態3:効果> 本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである非選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。電子機器の画面上に表示されるアイコンを選択することにより、選択されたアイコン以外のアイコンの表示を変更できることで、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することが可能となる。例えば、手紙のアイコンを選択してメールを送受信する処理を実行した後は、スケジュール帳の表示処理の実行に対応する時計のアイコンをプライベート用のアイコンの表示へ切り替えることができる。仕事が終わって帰宅する旨のメールを送信後は、特段の切り替え処理を行わなくても電子機器の画面上のアイコンがプライベート用に切り替えわっているとすれば便利である。また、このときアイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報などを指定しておくことで、最小限の作業にてアイコンを切り替えて使用することが可能となる。
<<実施形態4>>
<実施形態4:概要> 実施形態4について説明する。本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択表示アイコンを表示するための特定アイコン候補情報に関連付けて、前記非選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態4:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図9に示した。 図9に示す本実施形態の「電子機器」(0900)は、「処理実行部」(0901)と、「アイコン候補情報保持部」(0902)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(0903)と、「アイコン候補情報特定部」(0904)と、「アイコン表示部」(0905)と、「表示アイコン選択動作部」(0906)とからなり、アイコン表示部(0905)は「非選択アイコン変更手段」(0907)を有し、さらに、非選択アイコン変更手段(0907)は「選択アイコン依存非選択アイコン変更器」(0908)を有する。
「選択アイコン依存非選択アイコン変更器」(0908)は、前記表示アイコン選択動作部(0906)にて選択された選択表示アイコンを表示するための特定アイコン候補情報に関連付けて、前記非選択後表示アイコンを表示する。特定アイコン候補情報に関連付けるということは、アイコン候補情報特定情報にも関連付けられることをも含む場合がある。
図10に非選択後表示アイコンを表示する一例を示した。まず、手紙のアイコンを選択したとする(1)。これが選択表示アイコンである。今、選択表示アイコンを表示するための特定アイコン候補情報が、選択した手紙のアイコンを識別するための情報(「04001」)を含んでいたとする。このとき、例えば、上2桁がアイコンの画面上での位置を示す情報(「04」)であるであるとする。一方、この特定アイコン候補情報に関連付けて、選択された手紙のアイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて非選択後表示アイコンを表示する(2)。ここでは、カメラのアイコンが非選択前表示アイコンに該当し、猫のアイコンが非選択後表示アイコンに該当する。非選択後表示アイコンの特定の際には、例えば、特定アイコン候補情報に含まれるアイコンの画面上での位置を示す情報(「04」)に関連付けて、これが偶数であることから、2つのアイコン候補情報のうち偶数の番号が割り当てられている方のアイコン候補情報である猫のアイコン(「002」)を非選択後表示アイコンとすることができる。なお、図10においては、一部のアイコンのみが変更する態様を示したが、全てのアイコンの表示が変更する場合もある。 その他各部の処理については、実施形態3と同様である。
<実施形態4:効果> 本実施形態は、表示アイコン選択動作部にて選択された選択表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報特定情報に関連付けて、前記非選択後表示アイコンを表示することに特徴を有する電子機器である。電子機器の画面上に表示されるアイコンを選択することにより、選択されたアイコン以外のアイコンの表示を変更できることで、状況に応じて即座にアイコンを切り替えて使用することが可能となる。このとき、アイコン候補情報特定情報によって、特定すべきアイコン候補情報などを指定しておくことで、最小限の作業にてアイコンを切り替えて使用することが可能となる。このとき、一部のみでなく全てのアイコンを変更する場合には、効率がよい。また、例えば、選択したアイコンの位置を示す情報に関連付けて、非選択後表示アイコンを切り替える場合には、偏ることなくアイコンを切り替えることができ便利である。
<<実施形態5>>
<実施形態5:概要> 実施形態5について説明する。本実施形態は、時間情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態5:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図11に示した。 図11に示す本実施形態の「電子機器」(1100)は、「処理実行部」(1101)と、「アイコン候補情報保持部」(1102)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(1103)と、「アイコン候補情報特定部」(1104)と、「アイコン表示部」(1105)と、「表示アイコン選択動作部」(1106)とからなり、さらに、アイコン候補情報特定情報取得部(1103)は「時間情報取得手段」(1107)を有し、アイコン候補情報特定部(1104)は「時間情報依存アイコン候補情報特定手段」(1108)を有する。
「時間情報取得手段」(1107)は、アイコン候補情報特定情報として、時間情報を取得する。「時間情報」は、アイコン候補情報を特定する処理を行う時間を示すための情報である。時間情報は、例えば、特定の時刻(9時など)や、アイコン候補情報を特定するまでの残り時間(あと2時間など)等が該当する。時間情報は、電子機器の利用者がボタン操作などを行い、入力、設定する場合などが想定される。
「時間情報依存アイコン候補情報特定手段」(1108)は、時間情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する。電子機器の時計機能を用いて、時間情報で示される特定の時刻にアイコン候補情報が特定され、特定された特定アイコン候補情報は表示アイコンとして表示される。例えば、朝の9時に仕事用の表示アイコンを、夕方5時にプライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わる。また、新たな表示アイコンは、一部の表示アイコンの代わりに表示されるとしてもよいし、全部の表示アイコンが切り替わるとしてもよい。さらに、アイコン候補情報特定情報に含まれる時間情報以外の情報に基づいて、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報が特定されるとしてもよい。 その他各部の処理については、実施形態1から4と同様である。
<実施形態5:処理の流れ> 図12は、実施形態5での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報として時間情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S1201)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1201)にて取得した時間情報に基づいて、所定の時間か判断する(判断ステップ S1002)。このとき、所定の時間になるまで判断ステップ(S1202)を繰り返すとしてもよい。判断ステップ(S1202)にて、所定の時間が経過したとの判断結果が得られた場合には、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1201)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S1203)。最後に、アイコン候補情報特定ステップ(S1203)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S1204)。
<実施形態5:効果> 本実施形態は、時間情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。朝の9時に仕事用の表示アイコンを、夕方5時にプライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者が特段の作業をすることなく、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わり便利である。
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要> 実施形態6について説明する。本実施形態は、場所情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態6:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図13に示した。 図13に示す本実施形態の「電子機器」(1300)は、「処理実行部」(1301)と、「アイコン候補情報保持部」(1302)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(1303)と、「アイコン候補情報特定部」(1304)と、「アイコン表示部」(1305)と、「表示アイコン選択動作部」(1306)とからなり、さらに、アイコン候補情報特定情報取得部(1303)は「場所情報取得手段」(1307)を有し、アイコン候補情報特定部(1304)は「場所情報依存アイコン候補情報特定手段」(1308)を有する。
「場所情報取得手段」(1307)は、アイコン候補情報特定情報として、場所情報を取得する。「場所情報」は、アイコン候補情報を特定する処理を実行すべき場合の電子機器の位置する場所を示す情報である。場所情報は、例えば、特定のエリア(東京駅周辺など)や、境界(県境など)等が該当し、電子機器の利用者がボタン操作などを行い、入力、設定する場合などが想定される。
「場所情報依存アイコン候補情報特定手段」(1308)は、場所情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する。電子機器は、GPSの衛星や、携帯電話の基地局などから発せられる信号をもとに現在地の情報を生成等し、場所情報で示される特定のエリア内に電子機器が侵入した場合にはアイコン候補情報が特定され、特定された特定アイコン候補情報は表示アイコンとして表示される。図14には、電子機器を所持する利用者が通勤する途中、会社から所定の範囲内に近づいたときに表示アイコンが切り替わる態様を示した。図左上の会社から比較的離れた(a)の位置にいるときには、電子機器の画面にはプライベート用の表示アイコンである猫のアイコンが表示されたままである。一方、会社から破線で示す所定の範囲内に近づいた(b)の位置まで到達した場合には、仕事用の表示アイコンであるカメラのアイコンへと切り替わる。このように、例えば、会社周辺に近づいたときに仕事用の表示アイコンを、自宅周辺に近づいたときにプライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わる。また、新たな表示アイコンは、一部の表示アイコンの代わりに表示されるとしてもよいし、全部の表示アイコンが切り替わるとしてもよい。さらに、アイコン候補情報特定情報に含まれる場所情報以外の情報に基づいて、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報が特定されるとしてもよい。 その他各部の処理については、実施形態1から5と同様である。
<実施形態6:処理の流れ> 図15は、実施形態6での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報として場所情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S1501)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1501)にて取得した場所情報に基づいて、所定の場所に到達したか判断する(判断ステップ S1502)。このとき、所定の場所を検知するまで判断ステップ(S1502)を繰り返すとしてもよい。判断ステップ(S1502)にて、所定の場所に到達したとの判断結果が得られた場合には、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1501)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S1503)。最後に、アイコン候補情報特定ステップ(S1503)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S1504)。
<実施形態6:効果> 本実施形態は、場所情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。会社周辺に近づいたときに仕事用の表示アイコンを、自宅周辺に近づいたときにプライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者が特段の作業をすることなく、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わり便利である。
<<実施形態7>>
<実施形態7:概要> 実施形態7について説明する。本実施形態は、電子機器の動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態7:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図16に示した。 図16に示す本実施形態の「電子機器」(1600)は、「処理実行部」(1601)と、「アイコン候補情報保持部」(1602)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(1603)と、「アイコン候補情報特定部」(1604)と、「アイコン表示部」(1605)と、「表示アイコン選択動作部」(1606)とからなり、さらに、アイコン候補情報特定情報取得部(1603)は「動作履歴情報取得手段」(1607)を有し、アイコン候補情報特定部(1604)は「動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段」(1608)を有する。
「動作履歴情報取得手段」(1607)は、アイコン候補情報特定情報として、動作履歴情報を取得する。「動作履歴情報」は、電子機器の動作履歴を表す情報である。動作履歴情報は、例えば、通話履歴(かける場合、受ける場合)や、メールの受信履歴等が該当し、通話相手などを特定してもよい。動作履歴情報は、電子機器の利用者がボタン操作などを行い、入力、設定する場合などが想定される。
「動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段」(1608)は、動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する。電子機器は、自身の動作履歴と、動作履歴情報取得手段(1607)にて取得された動作履歴情報とを対比し合致する場合には、アイコン候補情報が特定され、特定された特定アイコン候補情報は表示アイコンとして表示される。例えば、自宅へと電話をかけた後は、プライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わる。また、新たな表示アイコンは、一部の表示アイコンの代わりに表示されるとしてもよいし、全部の表示アイコンが切り替わるとしてもよい。さらに、アイコン候補情報特定情報に含まれる動作履歴情報以外の情報に基づいて、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報が特定されるとしてもよい。 その他各部の処理については、実施形態1から6と同様である。
<実施形態7:処理の流れ> 図17は、実施形態7での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報として動作履歴情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S1701)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1701)にて取得した動作履歴情報に基づいて、所定の動作を行ったか判断する(判断ステップ S1702)。このとき、所定の動作を検知するまで判断ステップ(S1702)を繰り返すとしてもよい。判断ステップ(S1702)にて、所定の動作を行ったとの判断結果が得られた場合には、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1701)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S1703)。最後に、アイコン候補情報特定ステップ(S1703)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S1704)。
<実施形態7:効果> 本実施形態は、動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。自宅へと電話をかけた後は、プライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者が特段の作業をすることなく、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わり便利である。
<<実施形態8>>
<実施形態8:概要> 実施形態8について説明する。本実施形態は、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態8:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図18に示した。 図18に示す本実施形態の「電子機器」(1800)は、「処理実行部」(1801)と、「アイコン候補情報保持部」(1802)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(1803)と、「アイコン候補情報特定部」(1804)と、「アイコン表示部」(1805)と、「表示アイコン選択動作部」(1806)とからなり、さらに、アイコン候補情報特定情報取得部(1803)は「アイコン選択動作履歴情報取得手段」(1807)を有し、アイコン候補情報特定部(1804)は「アイコン選択動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段」(1808)を有する。
「アイコン選択動作履歴情報取得手段」(1807)は、アイコン候補情報特定情報として、アイコン選択動作履歴情報を取得する。「アイコン選択動作履歴情報」は、表示アイコン選択動作部(1806)でのアイコン選択動作履歴を示す情報である。アイコン選択動作履歴情報は、例えば、どの表示アイコンを選択して、どのような処理を実行したかの履歴などが該当する。さらに、表示アイコンを選択し、各処理モードへ切り替わった後のボタン操作(例えば、時計のアイコンを選択してスケジュールモードへ切り替わった後、スケジュール項目を削除する操作等)などが含まれるとしてもよい。アイコン選択動作履歴情報は、電子機器の利用者がボタン操作などを行い、入力、設定する場合などが想定される。
「アイコン選択動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段」(1808)は、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する。電子機器は、自身の画面上に表示される表示アイコンの選択動作履歴と、アイコン選択動作履歴情報取得手段(1807)にて取得された動作履歴情報とを対比し合致する場合には、アイコン候補情報が特定され、特定された特定アイコン候補情報は表示アイコンとして表示される。例えば、自宅へとメールを送信した後は、プライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わる。また、新たな表示アイコンは、一部の表示アイコンの代わりに表示されるとしてもよいし、全部の表示アイコンが切り替わるとしてもよい。さらに、アイコン候補情報特定情報に含まれる動作履歴情報以外の情報に基づいて、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報が特定されるとしてもよい。 その他各部の処理については、実施形態1から7と同様である。
<実施形態8:処理の流れ> 図19は、実施形態8での処理の流れの一例を示したものである。少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部を有する電子機器のアイコンの表示方法は、以下に示すステップよりなる。 まず、複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報としてアイコン選択動作履歴情報を取得する(アイコン候補情報特定情報取得ステップ S1901)。次に、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1901)にて取得したアイコン選択動作履歴情報に基づいて、所定のアイコン選択動作を行ったか判断する(判断ステップ S1902)。このとき、所定のアイコン選択動作を検知するまで判断ステップ(S1902)を繰り返すとしてもよい。判断ステップ(S1902)にて、所定のアイコン選択動作を行ったとの判断結果が得られた場合には、アイコン候補情報特定情報取得ステップ(S1901)にて取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する(アイコン候補情報特定ステップ S1903)。最後に、アイコン候補情報特定ステップ(S1903)にて特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするための処理を行う(アイコン表示ステップ S1904)。
<実施形態8:効果> 本実施形態は、アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定することに特徴を有する電子機器である。自宅へとメールを送信した後は、プライベート用の表示アイコンを表示するように設定しておけば、利用者が特段の作業をすることなく、利用者の生活習慣に合わせてアイコンが自動的に切り替わり便利である。また、アイコン選択動作履歴情報を一の表示アイコンの選択動作のみとするのではなく、一連の選択動作を指定する(自宅へのメール送信、スケジュール項目の削除の処理の後、表示を切り替えるなど)ことで、利用者が表示アイコンの切り替えを望まない場合にまで表示が切り替わることを防ぐこともできる。
<<実施形態9>>
<実施形態9:概要> 実施形態9について説明する。本実施形態は、アイコン候補情報を取得し、取得されたアイコン候補情報を少なくとも一の処理実行と対応させて前記アイコン候補情報保持部に記録することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態9:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図20に示した。 図20に示す本実施形態の「電子機器」(2000)は、「処理実行部」(2001)と、「アイコン候補情報保持部」(2002)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(2003)と、「アイコン候補情報特定部」(2004)と、「アイコン表示部」(2005)と、「表示アイコン選択動作部」(2006)と、さらに、「アイコン候補情報取得部」(2007)と、「アイコン候補情報記録部」(2008)と、からなる。
「アイコン候補情報取得部」(2007)は、アイコン候補情報を取得するための処理を行う。アイコンの画像は、電子機器に備えられたカメラ機能などを用いての撮影や、電子機器の機能を用いての作成、画像が添付されたメールの受信などによって入手することが想定できる。これらの画像からアイコンを表示するためのアイコン候補情報を取得する。
「アイコン候補情報記録部」(2008)は、アイコン候補情報取得部(2007)で取得されたアイコン候補情報を少なくとも一の処理実行と対応させて前記アイコン候補情報保持部(2002)に記録する。例えば、猫を撮影することで猫のアイコン候補情報を取得した場合、この猫のアイコンをメール送受信処理の実行と対応させて記録しておくことで、表示アイコンが切り替わった際に、手紙のアイコンに代わり猫のアイコンが表示される。また、猫のアイコンを選択すると、メールの送受信処理の実行のためのモードに切り替わり、メールの送受信が可能となる。なお、取得したアイコン候補情報と、実行処理とを対応させるためには、例えば、電子機器にて実行が可能な処理に個別の識別番号等を付加し、これを取得したアイコン候補情報と関連付けるなどの手法にて行う。 その他各部の処理は、実施形態1から8と同様である。
<実施形態9:効果> 本実施形態は、アイコン候補情報を取得し、取得されたアイコン候補情報を少なくとも一の処理実行と対応させて前記アイコン候補情報保持部に記録することに特徴を有する電子機器である。電子機器で撮影等して取得した画像を用いて、利用者が自由にアイコンを作成することができ、利用者を飽きさせることなく電子機器の利用度を高める効果を有する。
<<実施形態10>>
<実施形態10:概要> 実施形態10について説明する。本実施形態は、アイコン候補情報の記録に際して、さらにアイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件である特定条件とも関連付けて記録することに特徴を有する電子機器である。
<実施形態10:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図21に示した。 図21に示す本実施形態の「電子機器」(2100)は、「処理実行部」(2101)と、「アイコン候補情報保持部」(2102)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(2103)と、「アイコン候補情報特定部」(2104)と、「アイコン表示部」(2105)と、「表示アイコン選択動作部」(2106)と、「アイコン候補情報取得部」(2107)と、「アイコン候補情報記録部」(2108)と、からなり、さらに、アイコン候補情報記録部(2108)は「特定条件依存記録手段」(2109)を有する。
「特定条件依存記録手段」(2109)は、前記アイコン候補情報の記録に際して、さらにアイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件である特定条件とも関連付けて記録する。アイコン候補情報特定情報は、アイコン候補情報特定情報取得部(2103)にて取得したものなどが想定される。アイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件は、すでに実施形態5から8までで説明した時間情報、場所情報、動作履歴情報、アイコン選択動作履歴情報などが該当する。したがって、アイコン候補情報取得部(2107)にて取得されたアイコン候補情報は、対応する実行処理と、特定条件とに関連付けられることになる。つまり、先の例では猫のアイコンについてメール送受信処理の実行と対応づけられ、さらに、17時以降はプライベート用のアイコンに切り替えるとの時間情報に関連付けられるとすると、手紙のアイコンに代わり、17時以降は猫のアイコンが表示される。このとき、猫のアイコンを選択すると、メールの送受信処理の実行のためのモードに切り替わり、メールの送受信が可能となる。なお、特定条件は、ここでは一のみと関連付けられる場合を示したが、複数の特定条件と関連付けられる場合もある。 その他各部の処理は、実施形態9と同様である。
<実施形態10:効果> 本実施形態は、アイコン候補情報の記録に際して、さらにアイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件である特定条件とも関連付けて記録することに特徴を有する電子機器である。電子機器で撮影等して取得した画像を用いて、利用者が自由にアイコンを作成することができ、便利である。さらに、利用者によるオリジナルアイコンが、時間、場所、電子機器の動作履歴、表示アイコンの選択履歴などに応じて自動的に切り替わり表示されることで、電子機器の利用度を高められる。
<<実施形態11>>
<実施形態11:概要> 実施形態11について説明する。本実施形態は、複数の処理実行部の中には、携帯電話機能を実行するための携帯電話処理実行部が含まれることに特徴を有する電子機器である。
<実施形態11:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図22に示した。 図22に示す本実施形態の「電子機器」(2200)は、「処理実行部」(2201)と、「アイコン候補情報保持部」(2202)と、「アイコン候補情報特定情報取得部」(2203)と、「アイコン候補情報特定部」(2204)と、「アイコン表示部」(2205)と、「表示アイコン選択動作部」(2206)と、「アイコン候補情報取得部」(2207)と、「アイコン候補情報記録部」(2208)と、さらに、「携帯電話処理実行部」(2209)と、からなる。
「携帯電話処理実行部」(2209)は、携帯電話機能を実行するための処理を行う。電子機器が電話機能を有することで、電話機能に由来するメールなどの通信手段を用いてアイコン画像のやり取りを行うことができる。アイコン画像情報をメールなどに添付することができれば、通信相手から送られたメールを受信し、アイコン候補情報取得部(2207)にて、メールからアイコン候補情報を取得する。 その他各部の処理は、実施形態1から10と同様である。
<実施形態11:効果> 本実施形態は、複数の処理実行部の中には、携帯電話機能を実行するための携帯電話処理実行部が含まれることに特徴を有する電子機器である。電話機能に由来するメールなどの通信手段を用いて、他者とアイコン画像のやり取りができれば、アイコンのバリエーションが広がり、電子機器自体の利用度も高まることが期待できる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2の処理の流れを説明する図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態2、3の表示態様を説明するための図 実施形態3の処理の流れを説明する図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4の表示態様を説明するための図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の処理の流れを説明する図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態6における表示の切り替えタイミングを説明するための図 実施形態6の処理の流れを説明する図 実施形態7を説明するための機能ブロック図 実施形態7の処理の流れを説明する図 実施形態8を説明するための機能ブロック図 実施形態8の処理の流れを説明する図 実施形態9を説明するための機能ブロック図 実施形態10を説明するための機能ブロック図 実施形態11を説明するための機能ブロック図
符号の説明
0200 電子機器
0201 処理実行部
0202 アイコン候補情報保持部
0203 アイコン候補情報特定情報取得部
0204 アイコン候補情報特定部
0204 アイコン表示部
0205 表示アイコン選択動作部

Claims (11)

  1. 表示アイコンの選択動作により所定の処理実行をするための複数の処理実行部と、
    少なくとも一の処理実行に対応する表示アイコンを表示するためのアイコン候補情報を複数保持するアイコン候補情報保持部と、
    前記複数のアイコン候補情報の中から一のアイコン候補情報を特定するための情報であるアイコン候補情報特定情報を取得するアイコン候補情報特定情報取得部と、
    前記アイコン候補情報特定情報取得部で取得したアイコン候補情報特定情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定するアイコン候補情報特定部と、
    前記アイコン候補情報特定部で特定されたアイコン候補情報である特定アイコン候補情報を表示して表示アイコンとするためのアイコン表示部と、
    前記アイコン表示部で表示された表示アイコンの選択動作をするための表示アイコン選択動作部と、
    を有する電子機器。
  2. 前記アイコン表示部は、前記表示アイコン選択動作部にて選択された選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである選択後表示アイコンを表示する選択アイコン変更手段を有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記アイコン表示部は、前記表示アイコン選択動作部にて選択された選択表示アイコン以外のアイコンである非選択前表示アイコンに代えて新たな表示アイコンである非選択後表示アイコンを表示する非選択アイコン変更手段を有する請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記アイコン表示部の前記非選択アイコン変更手段は、
    前記表示アイコン選択部にて選択された選択表示アイコンを表示するための特定アイコン候補情報に関連付けて、前記非選択後表示アイコンを表示する選択アイコン依存非選択アイコン変更器を有する請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記アイコン候補情報特定情報取得部は、アイコン候補情報特定情報として、時間情報を取得する時間情報取得手段を有し、
    前記アイコン候補情報特定部は、前記時間情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する時間情報依存アイコン候補情報特定手段を有する、
    請求項1から4のいずれか一に記載の電子機器。
  6. 前記アイコン候補情報特定情報取得部は、アイコン候補情報特定情報として、場所情報を取得する場所情報取得手段を有し、
    前記アイコン候補情報特定部は、前記場所情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する場所情報依存アイコン候補情報特定手段を有する、
    請求項1から5のいずれか一に記載の電子機器。
  7. 前記アイコン候補情報特定情報取得部は、アイコン候補情報特定情報として、電子機器の動作履歴を示す情報である動作履歴情報を取得する動作履歴情報取得手段を有し、
    前記アイコン候補情報特定部は、前記動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定する動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段を有する、
    請求項1から6のいずれか一に記載の電子機器。
  8. 前記アイコン候補情報特定情報取得部は、アイコン候補情報特定情報として、前記表示アイコン選択動作部でのアイコン選択動作履歴を示す情報であるアイコン選択動作履歴情報を取得するアイコン選択動作履歴情報取得手段を有し、
    前記アイコン候補情報特定部は、前記アイコン選択動作履歴情報に基づいて一のアイコン候補情報を特定するアイコン選択動作履歴情報依存アイコン候補情報特定手段を有する、
    請求項1から7のいずれか一に記載の電子機器。
  9. アイコン候補情報を取得するためのアイコン候補情報取得部と、
    前記アイコン候補情報取得部で取得されたアイコン候補情報を少なくとも一の処理実行と対応させて前記アイコン候補情報保持部に記録するアイコン候補情報記録部と、
    をさらに有する請求項1から8のいずれか一に記載の電子機器。
  10. 前記アイコン候補情報記録部は、前記アイコン候補情報の記録に際して、さらにアイコン候補情報特定情報に基づく特定の条件である特定条件とも関連付けて記録する特定条件依存記録手段を有する請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記複数の処理実行部の中には、携帯電話機能を実行するための携帯電話処理実行部が含まれる請求項1から10のいずれか一に記載の電子機器。
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