JP2005238926A - Platform door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば鉄道等、軌道用車両のプラットホームに設置して、乗客の線路への転落事故防止または乗客と列車の接触事故防止、さらにはプラットホームにおける乗客の監理を容易にする可動柵に関する。 The present invention relates to a movable fence that is installed on a platform of a track vehicle such as a railroad to prevent a passenger from falling onto a track or a passenger and a train from being contacted, and also to facilitate passenger supervision on the platform.
従来、軌道用車両のプラットホームでは、乗客の線路への転落事故及び乗客と列車の接触事故の防止等のために、可動柵としてのプラットホームドアを設置することが多くなっている。通常、プラットホームドアは、プラットホームの線路側端縁部に沿って複数配設して、プラットホーム上面に固定された戸袋の一方の開口部から扉体がスライド移動し、開閉するようになっている。
例えば、図14に示す特許第3306055号公報に記載されたプラットホームドア83は、一対の戸袋82a,82bを隣接して設け、この一対で一組の戸袋82a,82bが間隔を空けて、プラットホームの延在方向に複数設けている。各々の戸袋82a,82b内には、扉体81a,81bが向き合う方向(紙面に向かって左右)に進退移動可能に設けられ、互いの扉体81aと81bがスライドして開閉する。そして、これらの扉体81aと81bの開閉部分が、列車のドア乗降口前に配設され、列車の乗降ドアと連動して開閉する。
2. Description of the Related Art Conventionally, on platforms for track vehicles, platform doors as movable fences are often installed in order to prevent passengers from falling onto railway tracks and preventing passengers from coming into contact with trains. Usually, a plurality of platform doors are arranged along the edge of the platform on the track side, and the door body slides from one opening of a door pocket fixed to the upper surface of the platform to open and close.
For example, the
このようなプラットホームドア83において、一対の隣り合う戸袋間において、戸袋82aの左端から戸袋82bの右端までの間隔が、乗客が乗降するための開口部(乗降口)“W”となる。このようなプラットホームドア83構造によれば、1つの戸袋82a,82bに各々1つの扉体81a,81bを設け、各々の戸袋82a,82bに1つの開口が設けられている。そして、扉体81a,81bは、戸袋82a,82bの一つの開口部からスライド移動するようになっており、扉体81a,81bを開放したとき、これを戸袋82a,82b内に収納する構造となっている。
In such a
プラットホームドア83には、扉体81a,81bの支持装置及び駆動装置が、戸袋82a,82b内に配設してある。このため、扉体81a,81bのスライド方向の長さより、戸袋82a,82bの長さが長くなる。したがって、プラットホーム80上には、横方向(線路の長手方向)に寸法の長い戸袋82a,82bが立ち並ぶことになる。このようなプラットホームドア83が配設されたプラットホーム80に、編成や型式の異なる列車または他社の路線との相互乗入れ等により、ドア位置やドアの数の異なる列車が入線することがある。このような場合、各々列車の乗降口とプラットホームドア83の扉体81a,81bの開口部“l”の位置が一致せず、プラットホームドア83が乗客の乗降の妨げとなる。
In the
他の従来技術として、図15及び図16に特開2002−308089号公報に開示されたプラットホームドアを示す。このプラットホームドアは、戸袋90の長さを短くして、ドアを相対的に長くする工夫がなされている。
すなわち、戸袋90の内部側面に左側扉体97、右側扉体98用のリニアレール93,94が上下に重なるようにして間隔を隔てて設けている。上下のリニアレール93,94には、これに沿って移動自在に設けた2つのスライドブロック95が嵌合している。スライドブロック95は、左右の扉体97,98の後方に設けられ、他の扉体と水平方向に互いに間隔を隔てて重なり合うように配置された支持部材100に固定してある。そして、戸袋90の側面にプーリ99が回転自在に固定され、一方のプーリ99には駆動モータ101が連結され、一対のプーリ99間に掛け渡されたベルト103と支持部材100は、ベルトつかみ105によって結合されている。当該技術によると、左右の扉体97,98の支持部材100が重なり合う部分だけ扉体の長さ(R)を長くすることができる。逆に、扉体の長さが同じ場合は戸袋の長さを短くできるようになっている。
That is, the left
しかしながら、図15及び図16に示すプラットホームドアは、各々の支持部材100を水平方向に変形させて支持する構造であるため、両者間に相当量のギャップ(Z)が必要であり、戸袋90の全長(Y)に対し、収納される扉体97,98の長さ(R)に制約が有る。即ち、扉体97、98の長さ(R)は、「(戸袋90の全長(Y)−ギャップ(Z))×0.5」を超えることはできない。このことから、最近の多種多様なドア位置の列車に対し十分に対応できないため、図14に示すプラットホームドアと同様な課題がある。
However, since the platform door shown in FIGS. 15 and 16 has a structure in which each
本発明は上記事情に鑑み、長さの短い支持装置によって支持された、任意の長さの扉体を配設し、扉体の開閉を各々独立、且つ、ストローク可変に制御することにより、例えば、ドア位置の異なる列車の乗降口とプラットホームドアの開放部を一致させて、乗客を安全、かつスムーズに乗降させる可動柵を提供することにある。 In view of the above circumstances, the present invention provides a door body of an arbitrary length supported by a support device having a short length, and controls the opening and closing of the door bodies independently and with variable stroke, for example, An object of the present invention is to provide a movable fence that allows passengers to get on and off safely and smoothly by matching the entrances and exits of trains with different door positions and the opening portions of platform doors.
本発明の可動柵は、前記課題を解決するために、車輌が入線するプラットホームに設けられた駆動源を有する支持装置と、支持装置により支持されるとともに、該支持装置の駆動により前記車輌の入線方向に進退移動する扉体を備えた可動柵において、前記支持装置の周囲に扉体を設け、前記車輌の乗降口に対応させて、前記扉体を開放するようにした。
上記可動柵は、前記車輌の乗降口の配置情報によって、各々の扉体の開閉を制御器により制御することができる。
本発明の別の可動柵は、駆動源を備えた支持装置により支持されるとともに、該支持装置の駆動により一方向へ進退移動する扉体を備えた可動柵において、前記支持装置の周囲に扉体を設け、該扉体を施設の出入り口に対応させて、開放するようにした。
また、上記可動柵は、前記扉体の進退方向に沿って任意的に表示又は非表示の変更が可能な表示器を設け、該表示器の表示を扉体の開放位置に対応させて表示させるようにした。
In order to solve the above-mentioned problem, the movable fence of the present invention is supported by a support device having a drive source provided on a platform into which a vehicle enters, and supported by the support device, and the vehicle is connected by driving the support device. In the movable fence provided with the door body that moves forward and backward in the direction, a door body is provided around the support device, and the door body is opened in correspondence with the entrance / exit of the vehicle.
The movable fence can be controlled by a controller to open and close each door body according to the arrangement information of the entrance / exit of the vehicle.
Another movable fence of the present invention is a movable fence provided with a door body that is supported by a support device having a drive source and moves forward and backward in one direction by driving of the support device. A body was provided, and the door was opened corresponding to the entrance of the facility.
The movable fence is provided with an indicator that can be arbitrarily changed between display and non-display along the advancing / retreating direction of the door body, and the display of the indicator is displayed corresponding to the open position of the door body. I did it.
本発明の可動柵は、車輌が入線するプラットホームに設けられた駆動源を有する支持装置と、支持装置により支持されるとともに、該支持装置の駆動により前記車輌の入線方向に進退移動する扉体を備えた可動柵において、前記支持装置の周囲に扉体を設け、前記車輌の乗降口に対応させて、前記扉体を開放するようにしたので、戸袋を必要としないので、扉体の大きさに対して自由度が増す。また、支持装置の左右にスライドが可能であり、乗降口の変化に対して、十分な対応が可能になる。
上記可動柵は、前記車輌の乗降口の配置情報によって、各々の扉体の開閉を制御器により制御することにより、駅員の負担を軽減させることができる。
本発明の別の可動柵は、駆動源を備えた支持装置により支持されるとともに、該支持装置の駆動により一方向へ進退移動する扉体を備えた可動柵において、前記支持装置の周囲に扉体を設け、該扉体を施設の出入り口に対応させて、開放するようにしたので、入場者の数などに対応させて、扉体の開度を調整することができる。
また、上記の各可動柵は、前記扉体の進退方向に沿って任意的に表示又は非表示の変更が可能な表示器を設け、該表示器の表示を扉体の開放位置に対応させて表示させるようにしたので、扉体の開放位置を事前に入場者などに知らせることができる。
A movable fence according to the present invention includes a support device having a drive source provided on a platform into which a vehicle enters, and a door body that is supported by the support device and moves forward and backward in the vehicle entry direction by driving the support device. In the movable fence provided, a door body is provided around the support device, and the door body is opened in correspondence with the entrance / exit of the vehicle. The degree of freedom increases. Further, the support device can be slid to the left and right, and a sufficient response can be made to changes in the entrance / exit.
The movable fence can reduce the burden on the station staff by controlling the opening / closing of each door body by a controller based on the arrangement information of the entrance / exit of the vehicle.
Another movable fence of the present invention is a movable fence provided with a door body that is supported by a support device having a drive source and moves forward and backward in one direction by driving of the support device. Since the body is provided and the door is opened corresponding to the entrance of the facility, the opening degree of the door can be adjusted according to the number of visitors.
Each movable fence is provided with an indicator that can be arbitrarily changed between display and non-display along the advancing and retreating direction of the door body, and the display on the indicator corresponds to the open position of the door body. Since it is displayed, it is possible to inform the attendees of the opening position of the door in advance.
以下、本発明の可動柵の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書で左右とはプラットホームの長手方向(車輌の入線方向)をいい、前後とはプラットホームの長手方向に対して交差する方向であり、プラットホーム側を前側とし、線路側を後側として説明する。
図1〜図3は、本発明に係るプラットホームドア1を示し、図1は本発明に係わる可動柵としてのプラットホームドアの正面図であり、図2は図1のA−A線方向の断面図であり、図3は図1のB−B線方向の断面図である。
プラットホームドア1は、プラットホーム80の端縁部3に沿って立設された支持装置5によって支持され、このプラットホームドア1がプラットホーム80の線路に沿って、複数箇所に設置されている。支持装置5は、四隅に立設された支柱7がプラットホーム80の上面に固定され、各々の支柱7の最上端はフレーム9によって結合されている。
Hereinafter, embodiments of the movable fence of the present invention will be described with reference to the drawings. In this specification, left and right refer to the longitudinal direction of the platform (vehicle entry direction), and front and rear are directions that intersect the longitudinal direction of the platform, with the platform side as the front side and the track side as the rear side. explain.
1 to 3 show a
The
フレーム9上面には、扉体13を支持する支持案内装置11が設けられ、扉体13が、プラットホーム80の端縁部3に向かって左右に移動可能に取付けられている。扉体13は、上板15の前後に外板17a,17b、左右に側板19を固定しており、底のない箱状になっている。なお、図1においては、内部の構成の理解を容易にするために紙面手前側の外板17aの図示を省略している。
支持案内装置11の下方には、適当な間隔を保って駆動装置27が配設され、扉体13の略下端にはガイド装置28が設けてある。このような扉体13は、上端に設けた支持案内装置11を介して支持装置5によって支持されて、下端部に設けたガイド装置28でガイドされながら、支柱7間に取付けられた制御装置22により制御された駆動装置27によって左右方向にスライド移動可能に構成されている。
A
A
図4および図5に、支持案内装置11の詳細を示す。
支持案内装置11は、扉体13の上板15の長手方向下面に適当なレール取付部材21を固定し、さらにレール取付部材21の長手方向、下面に略I断面形状のリニアレール23が適当な手段によって固定されている。リニアレール23は、左右側板19間に配設される。一方、支柱7の上端に固定されたフレーム9上には、扉体13の長手方向に適当な間隔を保って、2組のリニアガイド24が左右方向に配設されている。そして、略凹形状(アリ溝形状)のリニアガイド24は、リニアレール23の外周部に対応する形状に形成され、リニアレール23はリニアガイド24に挿通している。こうした構成により、支持案内装置11が、扉体13を載置するように支持案内しながら、左右方向にスライド移動するようにしている。
なお、レール取付部材21の断面形状は図示したものに限定するものではなく、長尺の扉体13に所定量以上に歪が発生しないものであるとともに、リニアレール23と扉体13の位置関係を補完するものであればよい。扉体が十分な剛性を持っている場合は、レール取付部材21を省略して、上板15に直接リニアレール23を固定することも有効である。さらに、レール取付部材21は、外板17a,17bの左右方向に取付けてもよい。
4 and 5 show details of the
In the
Note that the cross-sectional shape of the
図6および図7によって、駆動装置27の詳細を説明する。
図において、扉体13の内面には、外板17aの長手方向に、外板17aの一端から他端へ水平にラック31が取付けられている。一方、各々の支柱7の間に固定された矩形のフレーム33には、外板17a側に駆動モータ34および減速機35が相互に連結して取付けられ、減速機35の出力軸にはピニオン37が固定されている。そして、ラック31とピニオン37が噛合しており、駆動モータ34の正逆転方向の回転駆動により扉体13が左右にスライド移動できる構成になっている。
なお、駆動源として減速機を連結した駆動モータを図示しているが、駆動モータ34とピニオン37を直結してもよく、減圧や空気圧を用いたアクチュエータであってもよい。また、ラック31は外板17aの側部に配置してあるが、支柱7の中間部に設けるものであってもよい。駆動方式としては、ラックピニオンの組合せの他に、チェーンとスプロケットによる組合せ、更には歯付きベルトと歯付きプーリによる駆動でも良い。
Details of the driving
In the figure, a
In addition, although the drive motor which connected the reduction gear as a drive source is illustrated, the drive motor 34 and the pinion 37 may be directly connected, and the actuator using pressure reduction or air pressure may be sufficient. Moreover, although the
駆動装置の変形例として、図8及び図9にその歯付きベルトと歯付きプーリによるプラットホームドア1の駆動装置27を示す。駆動装置27は、歯付きベルト51と、2個のガイドローラ52と、該ガイドローラ52間に配置されている歯付きプーリ53を備えている。
歯付きベルト51は、一方の先端を止め具54によって左側の側板19に固定され、他端はガイドローラ52を経て歯付きプーリ53に噛合して、再びガイドローラ52を経て、止め具54によって右側の側板19に固定されている。ガイドローラ52は、支柱7間に固定されたフレーム55に取付けられた垂直プレート56に軸受を介して回動自在に取付けられている。歯付きプーリ53は、垂直プレート56に取付けられた減速機57の出力軸に連結されている。
As a modified example of the driving device, FIGS. 8 and 9 show a driving
The
さらに減速機57は、駆動モータ58に連結されており、駆動モータ58の正逆転方向の回転駆動により、歯付きプーリ53が正逆転方向に回転して扉体13が左右にスライド移動する構成になっている。なお、水平部材59は扉体13の補強部材であるが省略してもよい。駆動源としては、減速機57を連結した駆動モータ58としているが、直結のモータ、液圧や空圧式のアクチュエータで有っても良い。
Further, the
図10および図11にガイド装置28の詳細を示す。
ガイド装置28は、支柱7の下側に配置され、ガイド装置28は、支持装置5の各々の支柱7の間に固定された矩形のフレーム41の前後方向の両端に、外板17a,17bに近接させて設けられ、各々2組のカムフォロア43が適当な間隔を保って取付けられている。前後のカムフォロア43は、各々扉体13の外板17a,17bと適当な微小隙間を保って取付けボルト42によって固定されており、隙間調整のために、フレーム41に穿設された取付け穴44が、前後方向に長穴になっている。このガイド装置28は扉体13の下端側の安定を図っている。
10 and 11 show details of the
The
以上、説明したように、本発明に係るプラットホームドア1によると、支持装置5は支持案内装置11、駆動装置27、制御装置22およびガイド装置28を収納するに必要な最小の巾および長さでよいため、設置面積が非常に小さく、かつ軽量にすることが可能である。
他方、扉体13の長さには制限が無く任意の長さのものが製作可能である。また、扉体13は左右に全巾にわたってスライド移動させたり、任意のストロークだけ移動することが可能である。さらに、扉体13は上板15、外板17a,17bおよび側板19で覆われており、美観の向上と信頼性の向上、安心感の向上が図れる。
このように、本発明に係るプラットホームドア1は設置面積が小さく軽量であることから、プラットホーム80上への設置工事が容易で短時間に施工可能であり、既設のプラットホーム80に設置する場合でも、列車運行の妨げとならない。また、フレキシブルな構成であり、多種類のドア位置の列車に対して容易に対応できる。
As described above, according to the
On the other hand, the length of the
Thus, since the
次に、プラットホームドア1を開閉するドア開閉システムについて説明する。
図13は、本発明によるプラットホームドアのドア開閉システムを示し、このシステムは、主として運転指令所70、駅監視盤71,総合制御板72が備えられている。これらの装置は、相互に若しくは間接的に送受信が可能である。すなわち、総合制御板72は、駅監視盤71及び地上側送受信器74と双方向に送受信が可能であり、運転司令所70は駅監視盤71と双方向に送受信が可能である。この運転指令所70は、全駅に設けられ、路線上の列車の編成、形式、位置などを把握している。また、列車には、列車側送受信器73が設けられ、プラットホーム側に配設された地上側送受信器74に無線により双方向に送受信が可能である。
地上側送受信器74は、総合制御盤72を介して、駅監視盤71に双方向に接続している。運転指令所70は、特定される駅に次に到着する列車の列車情報を駅監視盤71に送信する。列車情報は、既述の列車固有番号を含み、次期到着列車の列車情報は、駅監視盤71に表示される。その列車情報は、同時に総合制御盤72に表示される。
Next, a door opening and closing system for opening and closing the
FIG. 13 shows a door opening / closing system for a platform door according to the present invention. This system mainly includes an
The ground side transmitter /
例えば、当該S駅より下り側にある隣りのT駅の運転指令所70から、当該S駅の駅監視盤71に、隣りのT駅を発車して当該S駅に向かう列車の列車情報76aが送信される。列車情報76aを受信した当該S駅の総合制御盤72は、列車情報76aに基づいて、集合的開閉信号76bを全個別操作盤75a〜75dなど(総括的に符号75とする)に送信する。
総合制御盤72は、列車情報76aに含まれる列車固有番号に基づいて、全扉体7a,7bのうちで開かれる複数の扉体7a,7aに対応する集合的開閉信号76bに含ませている。個別操作盤75は、集合的開閉信号76bにより選択的に扉体7a,7bの開動作信号78を受信する。そして、その開動作信号78が出力された扉体7a,7bに対応する表示器53a〜53dなど(総括的な符号を53とする)が列車到着前に点灯する。当該列車に乗ることを予定している乗客は、点灯している表示器53に位置対応する扉体7a,7bの前で待機する。
For example, the
Based on the train unique number included in the
当該駅に到着した列車が所定位置に停止すれば、運転士又は車掌は列車側送受信器73の動作スイッチをオンにする。そのオン状態値は、無線信号として列車側送受信器73から出力されて地上側送受信器74に入力される。地上側送受信器74は、オン状態値に基づいて、扉体動作開始信号76cを総合制御盤72に対して出力する。総合制御盤72は、扉体動作開始信号76cの受信をAND条件とし、列車情報76aに含まれる列車固有番号に対応する集合的開閉信号76bを出力する。
When the train arriving at the station stops at a predetermined position, the driver or the conductor turns on the operation switch of the
開動作信号78は、集合的開閉信号76bにしたがって、複数ある扉体7を選択して任意に開動作させる集合信号である。開動作信号78は、バス線を介して選択的に個別操作盤75で受信され、個別操作盤75は開動作信号78に対応する個別的開閉信号79aを扉体7a,7bの制御装置22(図1参照)に送信する。
個別的開閉信号79aに基づいて、個別的開閉信号79aに応答する扉体7a,7bが開動作する。その開動作に基づいて、扉体7間に対応して表示させた表示器53が消灯する。なお、表示器53の点灯は、扉体7を閉じた後でもよい。
The
Based on the individual opening /
扉体動作開始信号76cを受信した総合制御盤72は、扉体動作開始信号76cを受信したことを確認する確認信号76dを地上側送受信器74を介して列車側送受信器73に送信する。しかし、列車側送受信器73が確認信号76dを受けない場合、運転士又は車掌は、駅員にそのことを通知し、車掌又は駅員はプラットホーム80に装備されている扉体開閉操作器を操作して、扉体7の開信号を個別操作盤75に手動操作で送信する。
乗客の乗降が終了した後は、列車のドアが閉じられ、列車の発車信号が確認されると、この信号が、列車側送受信器73から地上側送受信器74を介して総合制御盤72へ送られる。総合制御盤72は、全扉体7を閉じる信号を個別制御盤75に送信し、扉体7が閉じられる。次いで、その発車信号は、総合制御盤72から駅監視盤71を介して運転指令所70に送信され、その発車信号は隣りのU駅の駅監視盤71に運転指令所70から送信される。同様の操作が、列車が到着する駅毎に繰り返される。
このように、本発明のプラットホームドア1は、制御装置による制御により、駅員の負担を軽減できる。
The
After the passengers get on and off, when the train door is closed and the train departure signal is confirmed, this signal is sent from the
Thus, the
図12(a)〜図12(d)は、同一プラットホーム80に多種類の異なるドア位置の列車が往来する場合に、本発明に係るプラットホームドア1を適用した例を示している。
図12の(a)は、プラットホーム80に列車がいない場合であり、図12の(b)〜図12の(d)は、同一プラットホーム80にドア位置の異なる列車が停車した状態を示している。
図12の(a)に示すように、プラットホームドア1は、ホームの前後に2列設置され、プラットホーム80の長手方向に多数配設されている。本実施の形態では、支持装置5は前後に同じ位置に配設され、プラットホームドア1cと1fに示すように、扉体13の左右方向の長さを変えてもよいし、反対に全ての扉体13の長さを一致させてもよく、数組の扉体13だけ一致させてもよく、さらには全ての扉体13の長さを変えてもよい。
12 (a) to 12 (d) show an example in which the
12A shows a case where there is no train on the
As shown in FIG. 12A, the
ドア位置の異なる列車61の乗降口とプラットホームドアの開放部を一致させ、そこに乗客を誘導することが必要である。そこで、乗客に対して次に入線する列車のドアが何処なのか、情報を提供するための表示器53を、プラットホーム80に設けることが好ましい。
表示器53は、発光器を埋設した分割タイルであり、プラットホーム80に列車の乗降口が位置する可能性がある場所に配置すればよいが、プラットホーム80の長手方向に沿って、列車が停車61する位置の全体に設けてもよい。
図12の(b)のように、一車輌当たり、4ドアの列車61が到着する場合は、扉体13を閉じた状態で、乗降口52に対応する表示器53aの部分(縦ハッチ部分)だけ点灯させ、乗降口52に対応しない表示器53bに示す部分(白抜き)は、点灯させない。これにより、乗客はどの位置で整列すればよいのか判断ができる。表示器53は、プラットホーム80の床面に表示器53を埋設したが、扉体13に設けてもよく、乗降口52となる部分の上部に設けるのも好ましい
It is necessary to make the entrance / exit of the
The
As shown in FIG. 12B, when a four-
図12の(b)のように、一車輌当り4ドアの列車51の乗降口52に対応して、扉体7を開放するときは、上述したように、あらかじめインプットされた列車51のドア位置等のデータ、列車51の運転手による無線指示、若しくは手動操作によって、扉体13内に設置されている制御装置22によって行われ、列車51の乗降口52の位置に一致させている。すなわち、その乗降口52に対向するプラットホームドア1の扉体13を、開放または必要な長さを進退(ストローク)させて、乗降のための通路を確保することができる。
図12の(c)は、3ドアの列車51に対応した場合であり、例えば、プラットホームドア1dの扉体13は、図12(b)の状態から右側にスライドされ、同じくプラットホームドア1eの扉体13を右側にスライドさせて乗降口52の位置を開放するようにしている。
As shown in FIG. 12B, when the
FIG. 12C shows a case corresponding to a three-
図12(d)は、2ドアの列車51に対応してプラットホームドア1を作動させた例である。2ドアの列車では、例えば、プラットホームドア1dの扉体13は、図12の(c)で示す位置に留まり、プラットホームドア1eの扉体13を左側にスライドさせて、各々扉体13で安全柵を形成している。いずれの場合にも、プラットホームドア1の扉体13を各々独立にスライドさせて、各々の列車51の乗降口に対応して開閉することができ、また、乗降口のない場所のプラットホームを扉体13でブロックし、乗客の安全を確保しつつ、乗降の乗降をスムーズに行うことができる。
FIG. 12D shows an example in which the
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基いて種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態では、1つの支持装置5で、1つの扉体13を支持するようにしたが、2個以上の支持装置5で1つの扉体13を支持するようにしてもよい。但し、扉体13のスライド量が1個のものよりも制限される。
また、本各実施の形態のプラットホームドア1を、他の固定柵とを適宜組み合わせ、固定柵の間(若しくはこの反対)にプラットホームドア1を配設してもよい。
支持装置5の位置を前後に並列したが、左右方向にランダムに配置してもよい。
さらに、可動柵13は、通常の1つの出入り口の単なる扉としても勿論使用することができる。
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is of course not limited thereto, and various modifications and changes can be made based on the technical idea of the present invention.
For example, in each of the above embodiments, one
Further, the
Although the positions of the
Furthermore, the
本発明の活用例として、列車のプラットホーム以外に、バス停の停車場や、その他競技場の施設の出入り口など、人の出入りが一度に集中するようなときに、施設の出入り口に用いれば、出入り口の開度を調節することができ、プラットホームドア以外の可動柵として幅広く産業上の利用性が可能である。 As an example of use of the present invention, in addition to a train platform, when the entrances and exits of people are concentrated at the same time, such as bus stop stops and other stadium facility entrances and exits, opening and closing of the entrance is possible. The degree can be adjusted, and it can be widely used as a movable fence other than platform doors.
1 プラットホームドア
3 端縁部
5 支持装置
7 支柱
9 フレーム
11 支持案内装置
13 扉体
15 上板
17a、17b 外板
19 側板
21 レール取付部材
22 制御装置
23 リニアレール
24 リニアガイド
27 駆動装置
28 ガイド装置
31 ラック
33 フレーム
34 駆動モータ
35 減速機
37 ピニオン
41 フレーム
42 取付ボルト
43 カムフォロア
44 取付け穴
61 列車
62 乗降口
63 表示器
80 プラットホーム
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記支持装置の周囲に扉体を設け、前記車輌の乗降口に対応させて、前記扉体を開放するようにしたことを特徴とする可動柵。 A support device having a drive source provided on a platform into which a vehicle enters, and a movable fence provided with a door body that is supported by the support device and moves forward and backward in the entry direction of the vehicle by driving the support device.
A movable fence characterized in that a door is provided around the support device, and the door is opened in correspondence with the entrance of the vehicle.
前記支持装置の周囲に扉体を設け、該扉体を施設の出入り口に対応させて、開放するようにしたことを特徴とする可動柵。 In a movable fence provided with a door body that is supported by a support device having a drive source and moves forward and backward in one direction by driving the support device,
A movable fence characterized in that a door body is provided around the support device, and the door body is opened corresponding to an entrance / exit of a facility.
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