JP2005229869A - ヒト角膜内皮細胞の培養物層積層体及びその作製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明コラーゲンタイプIシート及びこのシート上に設けられたヒト角膜内皮細胞の培養物層を含む積層体。
【選択図】図1
Description
(1)透明コラーゲンタイプIシート及びこのシート上に設けられたヒト角膜内皮細胞の培養物層を含む積層体。
(2)前記透明コラーゲンタイプIシートが、生理条件下で透明性を維持し得るものである(1)に記載の積層体。
(3)前記透明コラーゲンタイプIシートの前記ヒト角膜内皮細胞の培養物層とは反対側の面に接着因子または生体接着剤の層を有する(1)または(2)に記載の積層体。
(4)前記透明コラーゲンタイプIシートと前記ヒト角膜内皮細胞の培養物層との間に接着因子または生体接着剤の層を有する(1)〜(3)のいずれかに記載の積層体。
(5)接着因子がヒト血漿フィブロネクチンである(3)または(4)に記載の積層体。
(6)透明コラーゲンタイプIシートを作製し、かつ上記シート上でヒト角膜内皮細胞を培養してヒト角膜内皮細胞の培養物層を形成することを含む、ヒト角膜内皮細胞の培養物層積層体の作製方法。
(7)前記透明コラーゲンタイプIシートが生理条件下で透明性を維持し得るものであるである(6)に記載の方法。
(8)前記ヒト角膜内皮細胞の培養を、接着因子または生体接着剤をコートした透明コラーゲンタイプIシート上で行う(6)または(7)に記載の方法。
(9)接着因子がヒト血漿フィブロネクチンである(8)に記載の方法。
(10)前記ヒト角膜内皮細胞の培養を、ヒト角膜内皮細胞を含む培養液を透明コラーゲンタイプIシート上に供給し、透明コラーゲンタイプIシート方向に遠心力を掛けた後に行う、(6)〜(9)のいずれかに記載の方法。
(11)前記ヒト角膜内皮細胞の培養における、培養液中のヒト角膜内皮細胞の濃度を1×105〜1×107個/mlの範囲とする(7)〜(11)のいずれかに記載の方法。
(12) 角膜内皮細胞が継代されたものである(6)〜(11)のいずれかに記載の方法。
(13) 継代が2〜10代である(12)に記載の方法。
(14) 角膜内皮細胞の培養が、37℃、10%CO2の条件で行われるものである(6)〜(13)のいずれかに記載の方法。
(15) 培養が、低グルコース濃度の培地にウシ胎児血清、成長因子及びヒアルロン酸を含有する細胞培養液を用いて行われる(6)〜(14)のいずれかに記載の方法。
また、透明コラーゲンタイプIシートの厚みには特に制限はないが、移植を考慮すると5〜500μmの範囲であればよく、角膜内皮付近のみを移植する場合には5〜50μmの範囲であることが適当である。
本発明の積層体は、前述のように透明コラーゲンタイプIシートを作製し、このシート上でヒト角膜内皮細胞を培養してヒト角膜内皮細胞の培養物層を形成することを含む。透明コラーゲンタイプIシートは、接着因子または生体接着剤をコートした透明コラーゲンタイプIシートであることができる。培養に用いるヒト角膜内皮細胞は、特開2002−78723号公報に記載の方法により入手することができる。
15%ウシ胎児血清(FBS)、2.5mg/Lのファンギゾン(fungizone)(ギブコ(Gibco) BRL、グランドアイランド(Grand Island)、NY)、2.5mg/Lのドキシサイクリン、および2ng/mlの塩基性(basic)線維芽細胞増殖因子(bFGF)(シグマ(Sigma)、セントルイス(St. Louis)、MO)を添加した、低グルコース濃度(Low glucose)ダルベッコ変性イーグル培地(Dulbecco's modified Eagle medium)(DMEM)からなる成長培地中で、ヒト角膜内皮細胞のすべての初代培養および継代培養を行った。細胞を、加湿インキュベーター中で、37℃、10%CO2に保った。ウシ細胞外基質(ECM)の生成のために使用した培地は、10%FBS、5%子牛血清(ギブコ(Gibco) BRL)、2.5mg/lのファンギゾン、2.5mg/lのドキシサイクリン、2ng/mlのbFGF、および2%デキストラン(シグマ(Sigma))を含む、低グルコース濃度DMEMからなるものであった。ヒト角膜内皮細胞およびウシ角膜内皮細胞の培養のための培地は、2〜3日毎に交換した。
ヒト角膜内皮細胞の初代培養物を、他文献(Miyata K, Osakabe Y et al., Cornea, 2001; 29:59-63)に記載されているように調製した。簡単に言うと、全層(full-thickness)角膜移植後のドナーの角膜の残りから、培養物を得た。ドナーの角膜はすべて、ロッキー・マウンテン・ライオンズ・アイバンク(Rocky Mountain Lions' Eye Bank)から得た。滅菌した外科手術用鉗子を用いて、デスメ膜を含む内皮細胞層から、小さな移植片を採取した。角膜当たり、約200個の移植片を、子牛の角膜内皮細胞が作った細胞外基質で被覆した、4つの35mm培養皿上に、内皮細胞側を下にして置き、それらの皿を、インキュベーター中に注意深く置いた。培地を、3日後に交換し、その後、一日おきに交換した。十分な増殖細胞密度に達したら、ヒト角膜内皮細胞を、1:1〜1:4の割合で継代させた。その後の継代を、割合を1:16にした以外は同じ方法で行った。4回目および5回目の継代からの培養細胞を使用した。
細胞担体は、ニッピ・リサーチ・インスティテュート・オブ・バイオマトリクス(Nippi Research Institute of Biomatrix)(東京、日本)から得たコラーゲンシートであった。このコラーゲンシートは、乾燥状態での厚さ15μmのコラーゲンシートであり、0.5%濃度に無菌調製したアルカリ可溶化コラーゲン(ブタ豚皮由来)12gを5cm×7.5cmのアクリル板に流涎し、クリーンベンチ内で風乾した。乾燥後、表裏30分ずつ紫外線照射して得た。このコラーゲンシートは、緩く架橋した(loosely cross-linked)タイプIコラーゲンのネットワークからなる(例えば、Stenzel KH, Dunn MW, Rubin AL, Miyata T, Science,1969;164:1282:1283)。
ウッシング(Ussing)チャンバー中で、既に報告されている方法(Hodson S, Wigham C., J Physiol 1983;342:409-419, Wigham C, Hodson S., Curr Eye Res., 1981;1:37-41, Wigham CG, Turner HC, Swan J, Hodson SA., Pflugers Arch., 2000;440:866-870)に多少修正を加えて、4つのヒト角膜内皮細胞コラーゲンシートのポンプ機能を測定した。内皮が機械的に廃棄されたドナーの角膜の周辺領域において、緩和放射状切開(relaxing radial incisions)を6回行った。ドナーの角膜(n=4)、コラーゲンシートのみ(n=4)、およびヒト角膜内皮細胞コラーゲンシート(n=4)を、ウッシング(Ussing)チャンバー中に置いた。NaCl、117.5;NaHCO2、24;KCl、4;Na2HPO4、1;MgSO4、1;グルコース、4.45;還元(reduced)グルタチオン、1;CaCl2、2.54(mM)を含み、5%CO2、7%O2、88%N2ガス混合物によって泡立たせてpH7.38にしたリンガー(Ringer)溶液中で、角膜をインキュベートした。電位差および短路電流が安定な状態の値に達した後、ウアベイン(0.1mM)、Na+-K+ATPase阻害剤、をチャンバーへ添加し、電位差および短路電流を再測定した。
オファルミック・アンド・ビジョン・リサーチ(Ophthalmic and Vision Research)中の動物の使用に関するARVOステートメントに従い、処理を行った。すべてのウサギは、サイタマ・エクスペリメンタル・アニマルズ・インコーポレイテッド・ジャパン(Saitama Experimental Animals Inc Japan)(埼玉、日本)からのものであった。体重2.0〜2.4kgの8匹のニュージーランドホワイトラビットを、ケタミンヒドロクロリド(60mg/kg、三共、東京、日本)およびキシラジン(xylazine)(10mg/kg、バイエル(Bayer)、ドイツ)を筋内投与して麻痺させた。手術部位を消毒し、滅菌した布で包んだ後、スリットナイフ(アルコン・サージカル(Alcon Surgical)、東京、日本)を用いて、12時の位置を中心にして(centered at 12 o'clock)、6mmの強角膜切開を行い、粘弾性剤(ヒアロン(Healon)、アマシャム・ファルマシア・バイオテク(Amersham Pharmacia Biotech) ABを、前房へ注入した(図3A)。マーキングペン(デボン・インダストリーズ社(Devon Industries Inc)、マドリッド、スペイン)で角膜表面に線を引いた後、30ゲージの針(テルモ、東京、日本)を用いて、角膜の中心で、直径6.0mmの円形デスメ膜破壊(Descemeto rhexis)を形成し(図3B)、 眼の前房から、デスメ膜を除去した(図3C)。1.0μg/μlのフィブロネクチンを滴下した、再構築したヒト角膜内皮細胞の培養物層を、鉗子によって前房へ運び、デスメ膜を取り去った実質後面へ接着して固定した(図3D)。PBSによって前房を3回洗浄した後、再構築したヒト角膜内皮細胞の培養物層の受容体(recipient)実質への接着を確認した。ヒト角膜内皮細胞の培養物層の接着が困難な場合には、気泡を前房へ注入した。強角膜の傷を、2〜3本の断続10−0ナイロン縫合糸(マニ(Mani)、栃木、日本)によって閉じ、その直後に、オフロキサシン(ofloxacine)眼科用軟膏(サンテン(Santen)、大阪、日本)を点眼した。
スリットランプ顕微鏡を用いた外観検査により、それぞれの手術した眼を確認し、手術から7、14、および28日後に写真を撮った。超音波厚み計(トーメイ(Tomey)、名古屋、日本)を用いて、角膜中央部の厚さを測定し、手術から1、3、7、14、21、および28日後に、空気眼圧計(モデル30クラシック、MENTOR O & O、ノルウェル(Norwell)、MA)によって、眼内厚を測定した。3回の読み取りの平均値を求めた。
移植の1ヶ月後、強く麻酔をかけたウサギを、過剰量のペントバルビタールナトリウム(ダイニッポン・ファーマシューティカルズ(Dainippon Pharmaceuticals)、大阪、日本)を静脈内注射することによって殺した。それらの角膜を切除し、正確に2つに切断した。分割した角膜の一方において、ヒト角膜内皮細胞の形態と構造を評価した。すべてのプレートを、光学顕微鏡(モデルBX-50、オリンパス、東京、日本)の下で検査し、イメージをパソコンに保存した。4つの再構築した角膜中の4つの異なる部位で、0.1mm×0.1mm平方中の細胞数を数えた。蛍光顕微鏡(モデルBH2−RFL−T3およびBX50、オリンパス、東京、日本)下、励起波長420nmおよび発光波長480nmで、DiIで標識したヒト角膜内皮細胞の蛍光を測定し、HCECグループの角膜の検鏡用(mount)試料全体も検査した。次いで、それらを、pH7.4で、4%パラホルムアルデヒド(ワコー(Wako))含有0.1M PBSからなる固定剤中に浸漬した後、−20℃で、OCT化合物中に包埋した。凍結したOCT包埋片を、8μm厚に切り、薄片を、顕微鏡スライド上に置き、その後、DiIで標識したヒト角膜内皮細胞の蛍光を、蛍光顕微鏡下で確認した。
電位差および短路電流の測定のために、分散の一方向分析およびシェフェ多重比較(Scheffe's multiple comparison)を用いた。対応のない(unpaired)t−検定を用いて、角膜厚の平均値を比較した。すべての分析は、スタット・ビュー・スタティスティカル・ソフトウェア・パッケージ(Stat View statistical software package)(アバカス・コンセプツ(Abacus Concepts)、バークレイ、CA)を用いて行った。
ドナー角膜およびヒト角膜内皮細胞コラーゲンシートにおける、電位差の平均および標準偏差の経時変化を、図2Aに示す(コラーゲンシートおよび角膜実質側、プラス)。測定から1、5、および10分後のヒト角膜内皮細胞コラーゲンシートの平均電位差は、上皮を取り除いたヒトドナー角膜の85、80、および95%の値であった。コラーゲンシートのみ(図2A)ならびに上皮および内皮を取り除いたヒトドナー角膜(データは示さず)の電位差は、各時点で0mVであった。Na+-K+ATPase阻害剤ウアベインをチャンバーに添加した後、5分以内に、すべてのテスト試料において、電位差が0mVになった。
ヒト角膜内皮細胞の培養物層移植後、HCECグループにおいて、角膜浮腫は、対照グループよりもはるかに早く減少した。対照グループでは、28日間の観察中ずっと、平均角膜厚は約1000μmであった。それに対して、HCECグループでは、平均角膜厚はすぐに減少し、術後1日後(p<0.05)、3日後(P<0.01)、7、14、21、および28日後(p<0.001)には、対照グループよりもはるかに薄くなった。図5は、各グループの代表的な前面(anterior segment)写真を示す。対照グループでは、深刻な実質浮腫によって角膜が不透明になったのに比べ、HCECグループでは、28日目に、培養したヒト角膜内皮細胞の培養物層の移植により再構築した角膜は、実質浮腫はなく、透明であった。スリットランプ検査では、コラーゲンシートを接着した実質後面に、わずかな濁りが見られた。いずれのグループでも、観察中ずっと、眼内圧は上昇しなかった。コラーゲンシートのみを移植することにより再構築した角膜は、対照グループの前面で見られたのと同様に、顕著な角膜浮腫を有し、不透明であった(データは示さず)。
すべての検鏡用(mount)角膜の蛍光顕微鏡による検査によって、移植から28日後に、DiIポジティブ(DiI-positive)細胞が、コラーゲンシート上に局在していること、および、移植したヒト角膜内皮細胞の培養物層上に、明らかな縁(margin)があることが示された(図6A)。図6Bに示すように、コラーゲンシート上のヒト角膜内皮細胞は、輪郭のはっきりした(well-defined)細胞境界を有する正常に近い形状(quasi-regular forms)を有していた。コラーゲンシート上では、細胞不足(cell defects)は見られなかった。コラーゲンシート上のほとんどの細胞は、角膜の後面上で、DiIポジティブであった(図6C)。HCECグループの他の3つの角膜での知見も、同様であった。術後28日目のHCECグループにおける、4つの移植片の内皮細胞密度は、2325〜2900細胞/mm2(平均±標準偏差、2531±290細胞/mm2)の範囲であった。対照グループでは、デスメ膜破壊を行った実質上には、角膜内皮細胞は存在していなかった(データは示さず)。
移植から28日後のHE染色を、図7に示す。対照グループでは、実質浮腫および拡散細胞の実質への浸潤が見られた(図7A)。デスメ膜なしの角膜実質後面には、顕著な浮腫がある(図7B)。それに対し、HCECグループでの組織学的観察は、コラーゲンシート上には、明らかな実質浮腫がないことを示す(図7C)。HCECグループでの角膜厚は、対照グループより明らかに薄かった。図7Dに示すように、ヒト角膜内皮細胞単層は、コラーゲンシートの後面上に存在する。HCECグループでは、コラーゲンシートが接着した実質後面に、線維芽細胞様細胞が見られる(図7D)。HCECなしのコラーゲンシートを移植した、再構築した角膜の実質後面でも、同様の知見が得られた(データは示さず)。
フックス角膜変性症および擬似有水晶体(pseudophakic)または無水晶体水疱性角膜症のような角膜内皮細胞の病気に対し、全厚角膜移植が臨床的に行われている。しかし、この技術は、オープンスカイ(open-sky)手術による深刻な合併症が起こり、かつ、高度乱視または不正乱視の合併症が頻発し、屈折エラー、および縫合に関連する問題が起こる。深表層内皮角膜移植(deep lamellar endothelial keratoplasy)(DLEK)、実質後面、デスメ膜、および角膜内皮細胞からなる移植片による角膜後層の置換、は、内皮細胞の機能障害の治療のために使用されている。更に、メレス(Melles)および同僚は、エクスビボでドナー角膜から得られたデスメ膜を移植するための手術の技術を紹介した。DLEKおよびデスメ膜移植は、角膜表面の円形切開および縫合に伴う問題を解決する。これらの技術は、ヒトドナー角膜を用いるが、世界中では、ドナー角膜不足の問題がある。
Claims (15)
- 透明コラーゲンタイプIシート及びこのシート上に設けられたヒト角膜内皮細胞の培養物層を含む積層体。
- 前記透明コラーゲンタイプIシートが、生理条件下で透明性を維持し得るものである請求項1に記載の積層体。
- 前記透明コラーゲンタイプIシートの前記ヒト角膜内皮細胞の培養物層とは反対側の面に接着因子または生体接着剤の層を有する請求項1または2に記載の積層体。
- 前記透明コラーゲンタイプIシートと前記ヒト角膜内皮細胞の培養物層との間に接着因子または生体接着剤の層を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層体。
- 接着因子がヒト血漿フィブロネクチンである請求項3または4に記載の積層体。
- 透明コラーゲンタイプIシートを作製し、かつ
上記シート上でヒト角膜内皮細胞を培養してヒト角膜内皮細胞の培養物層を形成することを含む、
ヒト角膜内皮細胞の培養物層積層体の作製方法。 - 前記透明コラーゲンタイプIシートが生理条件下で透明性を維持し得るものであるである請求項6に記載の方法。
- 前記ヒト角膜内皮細胞の培養を、接着因子または生体接着剤をコートした透明コラーゲンタイプIシート上で行う請求項6または7に記載の方法。
- 接着因子がヒト血漿フィブロネクチンである請求項8に記載の方法。
- 前記ヒト角膜内皮細胞の培養を、ヒト角膜内皮細胞を含む培養液を透明コラーゲンタイプIシート上に供給し、透明コラーゲンタイプIシート方向に遠心力を掛けた後に行う、請求項6〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ヒト角膜内皮細胞の培養における、培養液中のヒト角膜内皮細胞の濃度を1×105〜1×107個/mlの範囲とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 角膜内皮細胞が継代されたものである請求項6〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 継代が2〜10代である請求項12に記載の方法。
- 角膜内皮細胞の培養が、37℃、10%CO2の条件で行われるものである請求項6〜13のいずれか1項に記載の方法。
- 培養が、低グルコース濃度の培地にウシ胎児血清、成長因子及びヒアルロン酸を含有する細胞培養液を用いて行われる請求項6〜14のいずれか1項に記載の方法。
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